JP2002361962A - 印字装置、並びに、被印字体カートリッジ - Google Patents
印字装置、並びに、被印字体カートリッジInfo
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- Handling Of Sheets (AREA)
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Abstract
する被印字体カートリッジを装着可能な印字装置を提供
することにある。 【解決手段】 テープ印字装置100には、その表面を
内側に凹ませたカートリッジ格納領域120が形成され
ている。通常のカートリッジ1の外郭形状よりも広い外
郭形状の大型のカートリッジ200を通過せしめるよう
に、カートリッジ格納領域120が形成されている。カ
ートリッジ装着部140の底面には、固定印字ヘッド1
02、駆動軸100a,100bが配置されている。
Description
巻回された状態で格納する被印字体カートリッジを装着
する印字装置、並びにその被印字体カートリッジに関す
るものである。
字テープ等)は巻回された状態で被印字体カートリッジ
に格納され、その被印字体カートリッジが印字ヘッド等
を含む印字装置に装着される。また、その印字装置は、
幅の異なる被印字体を格納した被印字体カートリッジを
選択的に使用者が装着可能に構成されている。格納され
る被印字体の幅が異なっても、その被印字体の巻回の軸
方向に厚く被印字体カートリッジを作れば、抜本的な設
計変更が少ないので、被印字体の幅が異なっても、被印
字体の巻回の軸方向に直交する断面の外郭形状は、ほぼ
同じように形成されていた。
る格納部分は、上記外郭形状がほぼ唯一であるとの思想
のもとに、被印字体の幅方向の大きさは考慮されるが、
印字装置の小型化のため、上記外郭形状についてはその
唯一の被印字体カートリッジを囲むように構成されてい
た。従って、上記外郭形状が異なる被印字体カートリッ
ジが1つの印字装置に用いることなど到底考えられてい
なかった。
体カートリッジの外郭形状を唯一としてしまうと、外郭
形状の大きさによって巻回部分の大きさ(回巻半径の上
限)が制限され、巻回される被印字体の長さも制限され
るにもかからわず、外郭形状については被印字体カート
リッジ内に全く余裕を考慮されておらず、印字装置や被
印字体カートリッジの小型化だけが優先され、巻回され
る被印字体をあまり長くできなかった。そのため、大量
に印字を行うという場合には、頻繁に被印字体カートリ
ッジを交換する手間を生じていた。
長さ或いは単位長さ当たりの厚さの異なる被印字体を格
納する被印字体カートリッジを装着できる印字装置並び
に被印字体カートリッジを提供することにある。
の印字装置は、被印字体を印字する印字ヘッドと、前記
印字ヘッドに対して被印字体を相対的に移動する被印字
体移動機構と、前記第1の被印字体カートリッジと前記
第2の被印字体カートリッジとのいずれの被印字体カー
トリッジも選択的に格納する格納領域とを有し、前記格
納領域に格納された被印字体カートリッジの被印字体に
対して印字可能に前記印字ヘッドが配置されていると共
に、前記格納領域に格納された被印字体カートリッジの
被印字体を移動するように前記被印字体移動機構が配置
されている装着部とを備えている。
が異なる被印字体カートリッジが共通して選択的に格納
される。
納された被印字体カートリッジについて、被印字体若し
くは被印字体カートリッジの有無或いは種類の少なくと
も一方の検出を行うための検出器を装着部に備えてい
る。
格納された被印字体カートリッジについて、被印字体若
しくは被印字体カートリッジの有無或いは種類の少なく
とも一方の検出を行うための検出器が配置されている。
納された被印字体カートリッジにおける被印字体の排出
部側に設けられた切断手段とは反対方向に伸展している
格納領域を備えている。
うに、格納領域が設けられている。
字する印字ヘッドと、前記印字ヘッドに対して被印字体
を相対的に移動する被印字体移動機構と、前記第1の被
印字体カートリッジと前記第2の被印字体カートリッジ
とのいずれの被印字体カートリッジも選択的に取り付け
ることが可能な取付部を有し、前記取付部に取り付けら
れた被印字体カートリッジを当該印字装置外に突出して
配置させる開口部と、前記取付部に取り付けられた被印
字体のカートリッジの被印字体に対して印字可能なよう
に前記印字ヘッドが配置されていると共に、前記取付部
に取り付けられた被印字体カートリッジの被印字体を移
動するように前記被印字体移動機構が配置されている装
着部とを備えている。
異なる被印字体カートリッジが共通して選択的に格納さ
れる。
体を巻回された状態で格納する第1の被印字体カートリ
ッジと、前記第1の被印字体よりも長い或いは単位長さ
当たり厚い帯状の被印字体を巻回された状態で格納し、
その格納した被印字体の巻回の軸方向に直交する断面の
外郭形状が前記第1の被印字体カートリッジと異なる第
2の被印字体カートリッジと、被印字体を印字する印字
ヘッドと、前記印字ヘッドに対して被印字体を相対的に
移動する被印字体移動機構と、前記第1の被印字体カー
トリッジと前記第2の被印字体カートリッジとのいずれ
の被印字体カートリッジも選択的に格納する格納領域を
有し、前記格納領域に格納された被印字体カートリッジ
の被印字体に対して印字可能に前記印字ヘッドが配置さ
れていると共に、前記格納領域に格納された被印字体カ
ートリッジの被印字体を移動するように前記被印字体移
動機構が配置されている装着部とを備えている。
が異なる被印字体カートリッジが共通して選択的に格納
される。
印字装置の印字ヘッドによって被印字体が印字されるよ
うに、且つ、前記印字ヘッドに対して被印字体が相対的
に前記印字装置の被印字体移動機構によって移動される
ように前記印字装置に選択的に着脱され、帯状の被印字
体を巻回された状態で格納する被印字体カートリッジで
あって、印字装置に装着可能である別の被印字体カート
リッジよりも長い或いは単位長さ当たり厚い帯状の被印
字体を巻回された状態で格納し、その格納した被印字体
の巻回の軸方向に直交する断面の外郭形状が当該別の被
印字体カートリッジと異なっている。
の被印字体カートリッジとは選択的に前記印字装置に装
着可能であり、前記別の被印字体カートリッジよりも長
い或いは単位長さ当たり厚い帯状の被印字体を格納す
る。
て図面を参照しながら説明する。
ッジを、テープに印字を行うテープ印字装置にテープを
供給するカートリッジに適用した実施の形態について図
面に基づき説明する。
字するサーマルヘッドと、前記印字ヘッドに対して被印
字体を相対的に移動する被印字体移動機構としての駆動
ローラ等とを備え、そのサーマルヘッドにて、印字用テ
ープに裏返しパターンの反転印字を行った後、この印字
用テープの被反転印字面と、片面にのみ剥離紙が粘着さ
れた剥離紙付両面粘着テープ(以下、単に両面テープと
いう)の剥離紙が粘着されていない粘着面とを圧着して
粘着させ、多層のラベル用テープを作成するものであ
る。
ッジ1は、両面テープスプール3aに粘着面を内側、剥
離紙の貼付けられた剥離紙面を外側にして巻装された両
面テープ3、印字用テープスプール5aに巻装された印
字用テープ5、及びリボン供給スプール7aにインク面
を内側にして巻装され印字される度に鍔付きのリボン巻
取りスプール7bに巻取られる印字熱転写インクリボン
(以下、単にインクリボンという)7の各テープと後述
する各部材を、底壁及び側壁を備えるカセット本体9の
所定収納位置に収納、配置し、このカセット本体9にカ
セットの上壁となる蓋体10を被せたものであり、以下
のように構成されている。
方中央部(図2参照)に突設された中空のボス11と蓋
体10のボス12とで両端を軸支された両面テープスプ
ール3aに巻装した状態で収納され、次のような経路で
カートリッジ1外へ送り出される。即ち、カセット本体
9の上部側壁を開口して形成された、テープ露出部とな
る送り出し開口部13を経由し、更に、送り出し開口部
13左方の上部側壁の外周面上に架設したテープ押え1
5によって形成されるテープ孔17を通過してカートリ
ッジ1外へ至るのである。
の支持孔19と蓋体10の支持孔21とで両端を軸支さ
れた鍔付きのテープ送りローラ23の外周面に剥離紙面
を沿わせながら湾曲し、テープ孔17を通過している。
このテープ送りローラ23の外周面から離れて走行しよ
うとする両面テープ3の粘着面とその幅にわたって接触
する回転自在なシリコーンゴム製のガイドローラ25
が、カセット本体9底壁から突設したガイドピン27に
貫装されている。また、上記テープ孔17は、両端テー
プ3及び印字用テープ5の幅より僅かに広い幅を有して
おり、上記両テープの走行を規制する。
位置には、内周面に先端の鋭利な複数の突条を備えた円
弧状の分離曲壁29が、支持孔19と同心にカセット本
体9底壁から立設されている。又、先端にいくに従って
底壁からの高さが低くなる円弧状のテープ上方曲壁31
が、ボス11と同心に分離曲壁29の下部端面から連接
されている。
された中空のボス33と蓋体10のボス34とで軸支さ
れた印字用テープスプール5aに巻装した状態で収納さ
れ、その周囲に形成された円弧状の印字用テープ収納壁
35によって両面テープ3から区分けされている。この
印字用テープ5は、印字用テープ収納壁35端部のU字
溝に固着され非インク付着性のある樹脂製のフィルム状
セパレータ37の外周面に沿って、ガイド軸39、上部
スリット41、印字ヘッド挿入穴43の開口部を経由
し、テープ孔17を通過してカートリッジ1外へ送り出
される。
5と両面テープ3とは、テープ送りローラー23の外周
面上でその粘着面を介して装着され、ラベル用テープ4
となり外部へ至る。尚、印字ヘッド挿入穴43は、上部
スリット41下方のボス41aからテープ孔17の方向
に突設された案内片43aとボス41aから突設された
L字状の周壁43bとから構成されている。
を経て収納されている。即ち、周壁43b右方のボス4
5と蓋体10のボス47とで軸支されたリボン供給スプ
ール7aから、セパレータ37の内周面に沿って印字ヘ
ッド挿入穴43の開口部を経由し、周壁43bの先端部
を介してその進行方向を約180゜転換させる。次い
で、周壁43b下面とテープ上方曲壁31上面との間を
通過し、周壁43b下方の支持孔49と蓋体10の支持
孔51とで軸支された鍔付のリボン巻取りスプール7b
に至る。
壁面に取り付けられた押えばね53により、インクリボ
ン7、セパレータ37、印字用テープ5がこの順で押圧
さてれいる。このことによりインクリボン7及び印字用
テープ5に対して互いに独立したバックテンションがか
かる。
3b下面に設けられた押えばね55が作用し、前記押え
ばね53と協動してテープ印字装置100への装着前の
インクリボン7の弛緩を防止している。
けられた孔、凹部に嵌合する突起及び凸部を備えている
ので、カセット本体9と蓋体10とは確実に位置決めさ
れて固定される。
字装置100への装着と、その動作について説明する
(図3参照)。
ープ印字装置100側のテープ送りローラ駆動軸100
aとリボン巻取スプール駆動軸100bとを各々テープ
送りローラ23あるいはリボン巻取スプール7bに嵌合
し、同時にテープ印字装置100側の位置決め突部10
0c,100dをカートリッジ1側の長孔57、59に
嵌合すること及びテープ印字装置100側のカセット受
け片100eをカートリッジ1側の挿入孔61に挿入す
ることによりなされる。この時同時にテープ印字装置1
00の所定位置に固定されている固定印字ヘッド102
が、カートリッジ1側の裏側から印字ヘッド挿入穴43
に進入する。尚、周壁43bの上面に設けられ固定印字
ヘッド102の進入に伴って前記上面に押圧される板ば
ね63によって、インクリボン7が印字用テープ5側に
支持されているため、固定印字ヘッド102の進入時
に、インクリボン7が固定印字ヘッド102の先端に引
っかかることがない。
示しないレバーにて、揺動軸100fを中心にローラホ
ルダー104を揺動させると、テープ搬送ローラである
可動プラテンローラ106及び駆動ローラ108が、カ
ートリッジ1のテープ露出部である印字ヘッド挿入穴4
3の開口部及び送り出し開口部13に一部進入する。
ローラ106は、印字ヘッド挿入穴43の開口部に露出
している印字用テープ5とインクリボン7とを重合し、
更にこれらを固定印字ヘッド102の発熱素子の存在す
る端面102aとの間で挟持することになる。
リッジ1側のテープ送りローラ23の外周面へ圧接され
る。
を操作して印字を実行すると、テープ印字装置100側
の図示しない駆動機構が作動して駆動軸100a、10
0bが回転を開始する。これと同時に固定印字ヘッド1
02の発熱素子が、図示しない印字駆動回路の作動によ
り印字する反転印字のパターンに応じた発熱を開始し、
印字用テープ5の裏面に印字する。
送りローラ23は駆動ローラ108と協動して印字用テ
ープ5の印字面と両面テープ3の粘着面とを接着させつ
つ、テープ印字装置100の外部に、積層体としてのラ
ベル用テープ4をテープ排出孔100gから排出する。
従って、この排出動作と同時にスプール5aからは印字
用テープ5が、スプール3aからは両面テープ3aが、
それぞれ引き出されてくる。
で形成されて排出されるラベル用テープ4は、例えば図
4に示すような構図となる。透明な印字用テープ5の裏
面が被印字面となり、この裏面に両面テープ3の粘着面
3aが接着し、更に最下層は両面テープ3の剥離紙3b
となっている。
100に設けられている切断レバー110を矢印方向に
回転して回転カッター112を矢印方向に回転すること
により、破線で示すごとくその刃112aがカートリッ
ジ1のテープ孔17下流の外面9aに押圧されるため、
押し切りされる。そして、切断レバー110をリリース
すると、刃112aが上昇し元の位置に復帰する。
状の両面テープ3,印字用テープ5を巻回された状態で
収納したカートリッジには、図1及び図2に示すカート
リッジ1(以下、通常のカートリッジ1と称す)と、そ
の通常のカートリッジ1よりも、長い(多い)、或い
は、単位長さ当たりの厚さが厚い両面テープ3及び印字
用テープ5を収納するカートリッジ200(以下、大型
のカートリッジ200と称す:図5参照)が別途存在す
る。尚、通常のカートリッジ1と同じ機能を果たす部分
には同じ番号を付してある。
リッジ200とでは、図2及び図5における左右方向幅
及び上下方向厚さが等しいが、大型のカートリッジ20
0は、通常のカートリッジ1よりも両面テープ3及び印
字用テープ5の格納のために多い収納容積(大きい巻回
半径)が必要であるので、通常のカートリッジ1の図2
及び図5での前部を図2及び図5での前方向(図中の左
斜め手方向)に伸長させたように構成されている。即
ち、通常のカートリッジ1と大型のカートリッジ200
とでは、両面テープ3及び印字用テープ5の巻回の軸方
向(図2及び図5における上下方向)に直交する断面の
外郭形状が互いに異なっている。尚、図2での各方向は
図5乃至図8での方向と同じである。
プ印字装置100の表面を内側(図2での下方)に凹ま
せて、カートリッジ格納領域120が形成されている。
図2における上下方向に直交する平面の開口は、図2に
おける上下方向に直交する平面について通常のカートリ
ッジ1の外郭形状よりも広い(図2における上下方向に
直交する平面の射影面積が広い)大型のカートリッジ2
00を通過せしめるように形成されている。即ち、上記
外郭形状が異なる通常のカートリッジ1と大型のカート
リッジ200が共通して選択的に格納されるだけの大き
さをカートリッジ格納領域120は有している。このカ
ートリッジ格納領域120やその領域を囲んでいる壁面
(4つの垂直な壁面や1つの水平な底面)によって、カ
ートリッジ装着部140が構成されている。このカート
リッジ格納領域120に突出するように、カートリッジ
装着部140の底面に、テープ印字装置100の固定印
字ヘッド102、駆動軸100a,100b等が配置さ
れている。
カートリッジ200とでは、図2での後側面及び左右側
面からの距離が等しい位置に、テープ印字装置100の
固定印字ヘッド102、駆動軸100a,100bを挿
入するための挿入部が設けられている。
固定印字ヘッド102、駆動軸100a、100bが図
2における上方に突出して、装着される通常のカートリ
ッジ1或いは大型のカートリッジ200に図2における
下面から接近するように構成されている。
のカートリッジ200といずれも、選択的にテープ印字
装置100の固定印字ヘッド102、駆動軸100a,
100bに装着可能である。即ち、上記外郭形状が異な
る通常のカートリッジ1と大型のカートリッジ200が
共通して選択的に印刷に用いれるように構成されてい
る。即ち、固定印字ヘッド102、駆動軸100a,1
00bは、通常のカートリッジ1と大型のカートリッジ
200とのいずれの印刷にも寄与するのである。
ートリッジ200とでは、位置決め突部100c,10
0dのための長孔も共通した位置に設けられている。位
置決め突部100c,100dは、通常のカートリッジ
1と大型のカートリッジ200とのいずれの位置決めに
も寄与するのである。
トリッジ200とは、いずれもその図2における下面は
透明な樹脂で構成されており、カートリッジ格納領域1
20に設けられた光学式センサーによって光学的に、両
面テープ3及び印字用テープ5の有無或いは残量が検出
されるように構成されている。例えば、カートリッジ格
納領域120に装着された通常のカートリッジ1或いは
大型のカートリッジ200に巻回された状態で格納され
た未使用の両面テープ3及び印字用テープ5に対して、
テープ印字装置100の発光素子が光を照射して、その
両面テープ3及び印字用テープ5からの反射光に基づい
て、テープ印字装置100の受光素子が検出を行うよう
に構成されている。この光学式センサー(発光素子及び
受光素子等)は、通常のカートリッジ1と大型のカート
リッジ200とのいずれの検出にも寄与するのである。
トリッジ200の下面の共通位置に、その種別(通常か
大型かの種別や、ラミネートかノンラミネートか等の種
類)を示すマークを設け、上述のような光学式センサー
によってその種別やカートリッジの有無を行うように構
成しても良い。
種類のテープ印字装置100に対して複数種類有り、長
い(多い)或いは、単位長さ当たりの厚さが厚い両面テ
ープ3及び印字用テープ5からなるテープの作成を使用
者が望むときには、通常のカートリッジ1に代えて、大
型のカートリッジ200をテープ印字装置100に装着
して、同様の印字準備(文字選択等)及び印刷を行うの
である。
通常のカートリッジ1或いは大型のカートリッジ200
における被印字体(印字済みのテープ)の排出部(図2
における左側:カートリッジの左側やテープ印字装置1
10の左側のテープ排出孔110g)及び切断装置(切
断レバー110や回転カッター112等)とは別の方向
である前方向に、カートリッジ格納領域120は伸展し
ている。
0a,100bはカートリッジ格納領域120の図2の
後方側に設けられ、通常のカートリッジ1或いは大型の
カートリッジ200では、固定印字ヘッド102、駆動
軸100a,100bを挿入するための挿入部が図2の
後方向側に設けられており、図2の後方向とは反対側の
前方向に、大型のカートリッジ200は通常のカートリ
ッジ1よりも長く伸展している。
状が異なる大型のカートリッジ200を設計する上で、
固定印字ヘッド102、駆動軸100a,100bを挿
入するための挿入部を変更する必要がないので、容易に
大型のカートリッジ200を設計及び製作することがで
きる。また、通常のカートリッジ1と大型のカートリッ
ジ200では、部品の共用化を図ることができる。
記変更形態以外の種々の変更を付加した形態で実施する
ことも可能である。
おいて、大型のカートリッジ200が通常のカートリッ
ジ1よりも長く伸長して、大型のカートリッジ200が
通常のカートリッジ1よりも大きく構成されているが、
図7に示すように、切断装置とは反対側の右方向に、大
型のカートリッジ300が通常のカートリッジ1よりも
長く伸長して、大型のカートリッジ300が通常のカー
トリッジ1よりも大きく構成されても良い。この場合に
おいても、通常のカートリッジ1と大型のカートリッジ
300とのいずれも、そのテープ印字装置100の固定
印字ヘッド102、駆動軸100a,100bへ選択的
に装着可能である。即ち、上記外郭形状が異なる通常の
カートリッジ1と大型のカートリッジ300が共通して
選択的にテープ印字装置350での印刷に用いられるよ
うに構成されている(請求項3に関わる実施の形態)。
1と大型のカートリッジ300を用いるテープ印字装置
350のカートリッジ格納領域320及び装着部340
は、大型のカートリッジ300を格納可能に図2の右方
に伸長している。
ッジ1と大型のカートリッジ200を囲んで格納するカ
ートリッジ格納領域120、320をテープ印字装置1
00、350が有するが、図8に一点鎖線で示すよう
に、大型のカートリッジ200がテープ印字装置400
外の前方(テープ印字装置100の固定印字ヘッド10
2、駆動軸100a,100bとは反対側)に突出する
ように、カートリッジ格納領域420及びカートリッジ
装着部440を構成しても良い。この場合においても、
通常のカートリッジ1と大型のカートリッジ200との
いずれも、その固定印字ヘッド102、駆動軸100
a,100bへ選択的に装着可能である。即ち、上記外
郭形状が異なる通常のカートリッジ1と大型のカートリ
ッジ200が共通して選択的に印刷に用いられるように
構成されている。尚、この場合には、通常のカートリッ
ジ1は、突出することなくカートリッジ格納領域420
に格納されるように、カートリッジ格納領域420及び
カートリッジ装着部440の図2の前後幅は構成されて
いる。
ジ300を前方に突出させているが、図7のように左右
幅が長い大型のカートリッジ300であれば、テープ印
字装置350右側を短く構成して、その全体装置の左右
方向幅を短くし、大型のカートリッジ300を右方に突
出させるように、そのカートリッジ格納領域320及び
カートリッジ装着部340を構成すれば良い。
0を突出させる構成においては、図9に示すように、必
要に応じて大型のカートリッジ200をテープ印字装置
500外に突出させるための開口を形成するために、テ
ープ印字装置500のカートリッジ格納領域520にお
ける前側の垂直壁面を可倒式の開閉蓋560としても良
い。
印字装置500においては、開閉蓋560の下端の回転
軸を中心に開閉蓋560を後方向に倒れ込み可能に構成
し、開閉蓋560を垂直に立てた状態で通常のカートリ
ッジ1をテープ印字装置500のカートリッジ格納領域
520に装着し、開閉蓋560後方に倒し、開口部を形
成した状態で大型のカートリッジ200をテープ印字装
置500のカートリッジ格納領域520に装着するよう
に構成する。
か、倒すかの操作を、使用者が手で行う。また、開閉蓋
560を立てた状態に保持するためには、開閉蓋560
の左右側面にそれぞれ図2の左右方向に突出する突起を
形成すると共に、テープ印字装置500のカートリッジ
格納領域520の開口する壁面にその突起が挿入される
凹みを形成しても良い。
0内に図2の下向きに進入するように、開閉蓋560の
下方に進入のための空間をテープ印字装置500に形成
しても良い。
装着部540の底面には、開閉蓋560の厚さ分だけ一
段下がった凹みが前方に形成され、その凹みに倒された
開閉蓋560が位置するので、通常のカートリッジ1と
大型のカートリッジ200とのいずれも、カートリッジ
格納領域520に選択的に装着可能である。上記立てた
状態に保持するための突起の軌跡にあわせて円弧状の溝
をカートリッジ装着部540の左右内壁に形成し、その
溝の上終端部に突起のための係合部を形成しても良い。
るか、倒すかの操作を、使用者が手で行うことも考えら
れるが、大型のカートリッジ200の装着に連動するよ
うに構成することも考えられる。例えば、図10に示す
ように、開閉蓋660の左右下端部の一部を切り欠き、
その左右下端部のそれぞれに図2の左右方向に突出する
回転軸662を設けると共に、その回転軸662をカー
トリッジ装着部540の左右内壁の前側下部に回転可能
に軸支されるように構成する。そして、その回転軸66
2にはねじりバネ664を挿通し、そのねじりバネ66
4の一端を開閉蓋660に掛けると共に、ねじりバネ6
64の他端をカートリッジ装着部540の左右内壁の前
側下部に掛けて、開閉蓋560を図2の右方向から見
て、そのねじりバネが開閉蓋560を反時計回りに回転
させるように付勢するように構成しても良い。この構成
であれば、大型のカートリッジ200が前方より後方へ
移動されるの際して、その大型カートリッジ200の下
面によって開閉蓋560が押されて倒れるので、別途開
閉蓋560を操作する必要がないので使い勝手が良い。
く、テープ印字装置500に対して着脱式の開閉蓋とし
ても良い。尚、可倒式の開閉蓋560であれば、テープ
印字装置500から取り外さないので、開閉蓋560の
紛失のおそれはない。
テープ印字装置400,500外に突出させる構成は、
請求項4に関わる実施の形態であり、カートリッジ格納
部420,520が請求項4のカートリッジのための取
付部に相当する。
ミネート層の下方となる印字用テープ5に印字をする印
字装置100及びそのカートリッジ1,200等につい
て説明しているが、ラミネート層を有さず、最上層が印
字用テープ5となるノンラミネートラベル用テープを作
成する印字装置に用いても良い。更に、両面テープ3及
び印字用テープ5を使い切った場合に両面テープ3及び
印字用テープ5を補充できるカートリッジに対して、上
述のように通常ものと大型のものとの2種類を用意して
も良い。
は、長さの異なる被印字体或いは単位長さ当たり厚い被
印字体を格納した被印字体カートリッジを必要に応じて
用いることができるので、作業効率が良い。
用しているので、印字装置の構成が簡素である。
構に影響されないので、印字装置の格納部を広く取るこ
とが容易である。
前記外郭形状が異なる被印字体カートリッジが共通して
選択的に格納されることを特徴とする印字装置。
体の格納領域に、外郭形状が異なる被印字体カートリッ
ジが共通して選択的に格納され、長さの異なる被印字体
或いは単位長さ当たり厚い被印字体を格納した被印字体
カートリッジを必要に応じて用いることができるので、
作業効率が良い。
は、印字装置に装着可能である別の被印字体カートリッ
ジよりも長い或いは単位長さ当たり厚い帯状の被印字体
を巻回された状態で格納し、長さの異なる被印字体或い
は単位長さ当たり厚い被印字体を格納した被印字体カー
トリッジを必要に応じて用いることができるので、作業
効率が良い。
リッジの斜視図である。
リッジの斜視図である。
リッジをテープ印字装置に装着した状態を示す断面図で
ある。
視図である。
リッジの斜視図である。
大型の被印字体カートリッジ及び通常の被印字体カート
リッジを用いる印字装置を示す斜視図である。
異なる大型の被印字体カートリッジ及び通常の被印字体
カートリッジを用いる印字装置を示す斜視図である。
体カートリッジを突出して装着する印字装置を示す斜視
図である。
閉蓋を備えると共に、大型の被印字体カートリッジを突
出して装着する印字装置を示す斜視図である。
閉蓋及びねじりバネを備えると共に、大型の被印字体カ
ートリッジを突出して装着する印字装置を示す斜視図で
ある。
ある。
字体カートリッジの外郭形状を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 帯状の被印字体を巻回された状態で格納
する第1の被印字体カートリッジと、前記第1の被印字
体よりも長い或いは単位長さ当たり厚い帯状の被印字体
を巻回された状態で格納し、その格納した被印字体の巻
回の軸方向に直交する断面の外郭形状が前記第1の被印
字体カートリッジと異なる第2の被印字体カートリッジ
とを選択的に装着可能な印字装置であって、 被印字体を印字する印字ヘッドと、 前記印字ヘッドに対して被印字体を相対的に移動する被
印字体移動機構と、 前記第1の被印字体カートリッジと前記第2の被印字体
カートリッジとのいずれの被印字体カートリッジも選択
的に格納する格納領域を有し、前記格納領域に格納され
た被印字体カートリッジの被印字体に対して印字可能に
前記印字ヘッドが配置されていると共に、前記格納領域
に格納された被印字体カートリッジの被印字体を移動す
るように前記被印字体移動機構が配置されている装着部
とを有し、 前記格納領域には、前記外郭形状が異なる被印字体カー
トリッジが共通して選択的に格納されることを特徴とす
る印字装置。 - 【請求項2】 前記装着部に、その格納領域に格納され
た被印字体カートリッジについて、被印字体若しくは被
印字体カートリッジの有無或いは種類の少なくとも一方
の検出を行うための検出器が配置されていることを特徴
とする請求項1記載の印字装置。 - 【請求項3】 前記格納領域が、格納領域に格納された
被印字体カートリッジにおける被印字体の排出部側に設
けられた切断手段とは反対方向に伸展していることを特
徴とする請求項1記載の印字装置。 - 【請求項4】 帯状の被印字体を巻回された状態で格納
する第1の被印字体カートリッジと、前記第1の被印字
体よりも長い或いは単位長さ当たり厚い帯状の被印字体
を巻回された状態で格納し、その格納した被印字体の巻
回の軸方向に直交する断面の外郭形状が前記第1の被印
字体カートリッジと異なる第2の被印字体カートリッジ
とを選択的に装着可能な印字装置であって、 被印字体を印字する印字ヘッドと、 前記印字ヘッドに対して被印字体を相対的に移動する被
印字体移動機構と、 前記第1の被印字体カートリッジと前記第2の被印字体
カートリッジとのいずれの被印字体カートリッジも選択
的に取り付けることが可能な取付部を有し、前記取付部
に取り付けられた被印字体カートリッジを当該印字装置
外に突出して配置させる開口部と、前記取付部に取り付
けられた被印字体のカートリッジの被印字体に対して印
字可能なように前記印字ヘッドが配置されていると共
に、前記取付部に取り付けられた被印字体カートリッジ
の被印字体を移動するように前記被印字体移動機構が配
置されている装着部とを有し、 前記取付部には、前記外郭形状が異なる被印字体カート
リッジが共通して選択的に格納されることを特徴とする
印字装置。 - 【請求項5】 帯状の被印字体を巻回された状態で格納
する第1の被印字体カートリッジと、 前記第1の被印字体よりも長い或いは単位長さ当たり厚
い帯状の被印字体を巻回された状態で格納し、その格納
した被印字体の巻回の軸方向に直交する断面の外郭形状
が前記第1の被印字体カートリッジと異なる第2の被印
字体カートリッジと、 被印字体を印字する印字ヘッドと、前記印字ヘッドに対
して被印字体を相対的に移動する被印字体移動機構と、
前記第1の被印字体カートリッジと前記第2の被印字体
カートリッジとのいずれの被印字体カートリッジも選択
的に格納する格納領域を有し、前記格納領域に格納され
た被印字体カートリッジの被印字体に対して印字可能に
前記印字ヘッドが配置されていると共に、前記格納領域
に格納された被印字体カートリッジの被印字体を移動す
るように前記被印字体移動機構が配置されている装着部
とを有する印字装置本体とから構成され、 前記格納領域には、前記外郭形状が異なる被印字体カー
トリッジが共通して選択的に格納されることを特徴とす
る印字装置。 - 【請求項6】 印字装置の印字ヘッドによって被印字体
が印字されるように、且つ、前記印字ヘッドに対して被
印字体が相対的に前記印字装置の被印字体移動機構によ
って移動されるように前記印字装置に選択的に着脱さ
れ、帯状の被印字体を巻回された状態で格納する被印字
体カートリッジにおいて、 印字装置に装着可能である別の被印字体カートリッジよ
りも長い或いは単位長さ当たり厚い帯状の被印字体を巻
回された状態で格納し、その格納した被印字体の巻回の
軸方向に直交する断面の外郭形状が当該別の被印字体カ
ートリッジと異なることを特徴とする被印字体カートリ
ッジ。
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