JP2002359910A - 配線ダクト - Google Patents

配線ダクト

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JP2002359910A
JP2002359910A JP2001166084A JP2001166084A JP2002359910A JP 2002359910 A JP2002359910 A JP 2002359910A JP 2001166084 A JP2001166084 A JP 2001166084A JP 2001166084 A JP2001166084 A JP 2001166084A JP 2002359910 A JP2002359910 A JP 2002359910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーを紛失したり落下させるおそれがな
く、配線収納後の作業性がよく、特別な部材を取り付け
る必要もない配線ダクトを提供する。 【解決手段】断面がコ字状のダクト本体1とそのカバー
2とからなる配線ダクトであり、ダクト本体1の腕部7
とカバー2の端部とを係合させてヒンジ部を構成し、こ
のヒンジ部によりダクト本体1にカバーを回転自在に保
持させる。上下にヒンジ部を構成すれば、カバー2を上
下何れの方向にも開くことができる。なお腕部7は腕板
5,6を備え、腕板5の先端の凹部10に過回転防止フ
ランジ8としての機能を持たせることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線用の電線を収
容するために主として配電盤や制御盤等の盤内に取り付
けられる配線ダクトの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配電盤や制御盤等の盤内には、盤内の配
線用の電線を収容するための配線ダクトが取り付けられ
ている。図6、図7に示されるように、配線用ダクトは
断面がコ字状のダクト本体21とカバー22とから構成
されており、図6に示すようにカバー22をビス23で
取り付けたり、図7に示すようにカバー22の上下端部
の屈曲部24を形成し、ダクト本体21に弾性的に嵌め
込むようにした構造のものが知られている。
【0003】しかしこのような構造のものは、配線を収
納する際にカバー22を取り外す必要があるため、取り
外したカバー22を紛失したり、取り外しの際にカバー
22を落下させたりするおそれがあった。また、配線収
納後に配線が外側にはみ出さないように片手で押さえな
がら、カバー22をダクト本体21に装着する作業が容
易ではないという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、カバー
22を蝶番によりダクト本体21に取り付けた構造のも
のもある。しかしカバー22とダクト本体21に蝶番の
役目をする特別な部材を取り付ける必要があるため、部
品点数が増え、コストを上昇させるという問題があっ
た。またカバー22の開き方向が制限されるという問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、配線収納の際にもカバーを紛失し
たり落下させるおそれがなく、配線収納後の作業性がよ
く、しかも特別な部材を取り付ける必要もない配線ダク
トを提供するためになされたものである。また本発明の
他の目的は、カバーを上下両方向に開くことができるよ
うにした配線ダクトを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、断面がコ字状のダクト本体とそ
のカバーとからなる配線ダクトにおいて、ダクト本体の
腕部とカバーの端部とを係合させてヒンジ部を構成し、
このヒンジ部によりダクト本体にカバーを回転自在に保
持させたことを特徴とするものである。請求項2の発明
では、ダクト本体の腕部が、端部に凹部を有する腕板
と、端部に起立片部を有する腕板とを備え、これらとカ
バーの端部とを係合させてヒンジ部を構成する。また請
求項3の発明では、凹部とカバーの端部の折り曲げ部と
を係合させるとともに、起立片部とカバーの端部とを係
合させてヒンジ部を構成する。請求項4の発明では、ヒ
ンジ部をダクト本体の上下端部に形成し、カバーを上下
開き可能とすることができるようにする。更に請求項5
の発明では、ダクト本体にカバーの過度の回転を防ぐ過
回転防止フランジが設けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の好ましい実施形態を
説明する。図1は本発明の配線ダクトの外観を示すもの
であり、1はダクト本体、2はダクト本体1の開口端を
覆う金属板製のカバーである。ダクト本体1は上下方向
に延びる金属製の基板3とその上下から水平方向に延び
る樹脂製の腕部7,7とを備え、垂直断面がコ字状とな
っている。図1に示すように、腕部7にはU字状の多数
の凹部4が設けられ、それらの間に可撓性の腕板5が形
成されているとともに、両端部には腕板5よりも長い腕
板6が形成されている。
【0008】腕板6の端部には、直角に起立する起立片
部12が設けられている。上側の起立片部12は下向き
に、下側の起立片部12は上向きに起立されており、そ
の外面は傾斜面であるが、内面は垂直面となっている。
また各起立片部12の側方には止め部13が一体に形成
されている。一方、カバー2は平板の上下に曲げ部9、
9を形成したものであるが、その上下左右の端部は図示
のように段状に切欠かれて、第1段部14と第2段部1
5とが形成されている。
【0009】カバー2の第1段部14は、図5に示すよ
うに腕板6の先端に形成された起立片部12の内側に嵌
り込む。またその左右方向の動きは、カバー2の第1段
部14と第2段部15との間の垂直部が、前記の止め部
13に当たることによって防止されている。また腕板5
の端部には凹部10が形成されており、カバー2を開く
とその端部の折り曲げ部9の先端が凹部10に入り込
む。このように、端部に凹部10を有する腕板5とカバ
ー2の端部の折り曲げ部9とを係合させるとともに、腕
板6の端部から起立する起立片部12とカバー2の端部
とを係合させることにより、他の部材を用いることなく
ダクト本体1とカバー2とにヒンジ部が形成される。
【0010】上記したようにこれらの起立片部12はダ
クト本体1の両端部の腕板6の先端に形成されたもので
あるから、外力を加えて腕板6を撓ませることにより、
カバー2の端部との係合を容易に解除することができ
る。そこで、カバー2の上側両端をダクト本体1の起立
片部12から外せば、図4のようにカバー2を上開きす
ることができ、逆にカバー2の下側両端をダクト本体1
の起立片部12から外せば、カバー2を下開きすること
ができる。
【0011】なお、ダクト本体1の腕板5の端部に設け
られた凹部10は、カバー2の端部の折り曲げ部9と係
合してカバー2の過度の回転を防ぐ過回転防止フランジ
8を構成する。この凹部10の先端には湾曲部11が形
成され、全体としては数字の2を横向きにしたような断
面形状となっている。そしてカバー2を取り付けた状態
においては、図3に示すようにカバー2の上下端部の折
り曲げ部9が湾曲部11の外側に当たるようになってい
る。
【0012】この過回転防止フランジ8は、図4のよう
にカバー2を開くとその端部の折り曲げ部9の先端が凹
部10に入り込み、折り曲げ部9と凹部10とが密着す
るとそれ以上カバー2を開けないようにする過回転防止
機能を発揮する。またこの部分は、湾曲部11の先端を
カバー2の内面に当てることにより、カバー2がダクト
本体1の内部に入らないようにする機能を持つ。前記し
た起立片部12はカバー2が外側に外れないようにする
構造のものであるから、この過回転防止フランジ8の部
分の機能とあいまって、より完全なヒンジとなる。
【0013】上記のように構成された配線ダクトにおい
ては、カバー2を図2のようにダクト本体1に接近させ
たうえ、ダクト本体1の可撓性の腕板6の先端に外力を
加えて撓ませ、カバー2の端部に形成された第1段部1
4をダクト本体1の起立片部12の内側に嵌り込む。こ
の状態では、カバー2の左右方向の動きは止め部13に
当たることによって防止される。またこれと同時にカバ
ー2の端部の折り曲げ部9の先端が腕板5の先端の凹部
10に入り込み、折り曲げ部9と凹部10とが密着係合
する。このようにしてカバー2の上下とダクト本体1の
上下の腕部7との間に形成されたヒンジにより、カバー
2は対し確実に保持される。
【0014】また配線を収納する場合には、外力を加え
てダクト本体1の上下何れかの腕部7を撓ませることに
より、カバー2の端部との係合を解除すれば、カバー2
は反対側のヒンジ部により支持された状態となり、上開
きまたは下開きすることができる。上開きとした場合に
も過回転防止フランジ8の機能によってカバー2の過回
転は防止され、カバー2は図4の状態で保持される。こ
のためカバー2を落下させたり、紛失するおそれはな
い。
【0015】なお、本発明ではダクト本体1の腕部7と
カバー2の端部との係合によってヒンジ部を形成するこ
とができればよく、必ずしも前記の実施形態に限定され
るものではない。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の配線ダ
クトはダクト本体の腕部とカバーの端部とを係合させて
ヒンジ部を形成させたので、従来のような特別な部材を
用いることなく、カバーを回転自在に保持させることが
できる。このためコストダウンを図ることができるう
え、配線収納の際にもカバーを紛失したり落下させるお
それがない。またカバーを容易に閉じることができるの
で、配線収納後の作業性がよい。さらにヒンジ部をダク
ト本体の上下端部に形成すれば、カバーを上下両方向に
開くことができ、腕板の先端の凹部に過回転防止フラン
ジとしての機能を持たせれば、蓋が過度に開いて外れた
りすることもない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】カバーを分離した状態の側面図である。
【図3】カバーを閉じて固定した状態を示す断面図であ
る。
【図4】カバーを開いた状態を示す断面図である。
【図5】カバーの端部と起立片部との係合状態を示す断
面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【図7】他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ダクト本体 2 カバー 3 基板 4 凹部 5 腕板 6 腕板 7 腕部 8 過回転防止フランジ 9 曲げ部 10 凹部 11 湾曲部 12 起立片部 13 止め部 14 第1段部 15 第2段部 21 従来のダクト本体 22 カバー 23 ビス 24 屈曲部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面がコ字状のダクト本体とそのカバー
    とからなる配線ダクトにおいて、ダクト本体の腕部とカ
    バーの端部とを係合させてヒンジ部を構成し、このヒン
    ジ部によりダクト本体にカバーを回転自在に保持させた
    ことを特徴とする配線ダクト。
  2. 【請求項2】 ダクト本体の腕部が、端部に凹部を有す
    る腕板と、端部に起立片部を有する腕板とを備え、これ
    らとカバーの端部とを係合させてヒンジ部を構成した請
    求項1記載の配線ダクト。
  3. 【請求項3】 凹部とカバーの端部の折り曲げ部とを係
    合させるとともに、起立片部とカバーの端部とを係合さ
    せてヒンジ部を構成した請求項2記載の配線ダクト。
  4. 【請求項4】ヒンジ部をダクト本体の上下端部に形成
    し、カバーを上下開き可能とした請求項1〜3の何れか
    に記載の配線ダクト。
  5. 【請求項5】 ダクト本体に、カバーの過度の回転を防
    ぐ過回転防止フランジを設けた請求項1〜4の何れかに
    記載の配線ダクト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008253047A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Respect:Kk 配線支持具および電気装置
JP2017192253A (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 スガツネ工業株式会社 ケーブル保持具
JP2018038100A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 日東工業株式会社 ケーブルダクト

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JP2017192253A (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 スガツネ工業株式会社 ケーブル保持具
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