JP2000039002A - 細状部品固定装置 - Google Patents
細状部品固定装置Info
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- JP2000039002A JP2000039002A JP10207745A JP20774598A JP2000039002A JP 2000039002 A JP2000039002 A JP 2000039002A JP 10207745 A JP10207745 A JP 10207745A JP 20774598 A JP20774598 A JP 20774598A JP 2000039002 A JP2000039002 A JP 2000039002A
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- fixing
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- hinge base
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/40—Refrigerating devices characterised by electrical wiring
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- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リード線やチューブ、パイプ等の細状部品
を、簡単に、しかも確実に固定できるようにする。 【解決手段】 本体17に扉を枢支する扉枢支機構のヒ
ンジベース板18に、谷部31と、その両側の山部と
を、ねじ19の頭部19aによって設け、これに対し、
自然状態で断面ほゞU字状を成す固定具24の内部にリ
ード線23を収容し、この状態の固定具24を上記谷部
31に圧入することにより、固定具24の両側壁部26
がリブ29により山部(ねじ19の頭部19a)に接し
て内側に倒れ込まされ、該両側壁部26上端間の開放部
25の幅を狭めて、リード線23の抜け出しを阻止する
ようにした。
を、簡単に、しかも確実に固定できるようにする。 【解決手段】 本体17に扉を枢支する扉枢支機構のヒ
ンジベース板18に、谷部31と、その両側の山部と
を、ねじ19の頭部19aによって設け、これに対し、
自然状態で断面ほゞU字状を成す固定具24の内部にリ
ード線23を収容し、この状態の固定具24を上記谷部
31に圧入することにより、固定具24の両側壁部26
がリブ29により山部(ねじ19の頭部19a)に接し
て内側に倒れ込まされ、該両側壁部26上端間の開放部
25の幅を狭めて、リード線23の抜け出しを阻止する
ようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリード線やチュー
ブ、パイプ等の細状部品を固定するための細状部品固定
装置に関する。
ブ、パイプ等の細状部品を固定するための細状部品固定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば冷蔵庫においては、本
体に扉を開閉可能に枢支する扉枢支機構のヒンジベース
板上に、扉側と本体側との間で、リード線を配設したも
のが供されている。
体に扉を開閉可能に枢支する扉枢支機構のヒンジベース
板上に、扉側と本体側との間で、リード線を配設したも
のが供されている。
【0003】図7及び図8はこのものの構造を具体的に
表しており、本体1上にヒンジベース板2が複数個のね
じ3によって取付けられ、このヒンジベース板2上に、
図示しない扉側と本体1側との間(図中、上下)で、リ
ード線4が配設されている。このリード線4は、扉に具
えられた電気部品(例えば操作スイッチや表示素子な
ど)と、本体1側の電気部品(例えば制御回路装置)と
を電気接続するためのもので、外周に保護用のスパイラ
ルチューブ5が巻き付けられ、その上からヒンジベース
板2の孔2aに通した縛りひも6によりヒンジベース板
2に縛り付けることによって、ヒンジベース板2に固定
されている。
表しており、本体1上にヒンジベース板2が複数個のね
じ3によって取付けられ、このヒンジベース板2上に、
図示しない扉側と本体1側との間(図中、上下)で、リ
ード線4が配設されている。このリード線4は、扉に具
えられた電気部品(例えば操作スイッチや表示素子な
ど)と、本体1側の電気部品(例えば制御回路装置)と
を電気接続するためのもので、外周に保護用のスパイラ
ルチューブ5が巻き付けられ、その上からヒンジベース
板2の孔2aに通した縛りひも6によりヒンジベース板
2に縛り付けることによって、ヒンジベース板2に固定
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のものの場合、リ
ード線4の固定をするのに、リード線4の外周に保護用
のスパイラルチューブ5を巻き付け、その上から縛りひ
も6をヒンジベース板2の孔2aに通してリード線4を
ヒンジベース板2に縛り付けるという作業が必要であ
り、面倒であった。又、その割りに、リード線4の固定
は、縛りひも6でヒンジベース板2に縛り付けただけで
あり、確実ではなかった。
ード線4の固定をするのに、リード線4の外周に保護用
のスパイラルチューブ5を巻き付け、その上から縛りひ
も6をヒンジベース板2の孔2aに通してリード線4を
ヒンジベース板2に縛り付けるという作業が必要であ
り、面倒であった。又、その割りに、リード線4の固定
は、縛りひも6でヒンジベース板2に縛り付けただけで
あり、確実ではなかった。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、リード線やチューブ、パイ
プ等の細状部品を、簡単に、しかも確実に固定すること
のできる細状部品固定装置を提供するにあって、更に、
それを極力合理的な構成で実現できる細状部品固定装置
を提供するにある。
であり、従ってその目的は、リード線やチューブ、パイ
プ等の細状部品を、簡単に、しかも確実に固定すること
のできる細状部品固定装置を提供するにあって、更に、
それを極力合理的な構成で実現できる細状部品固定装置
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の細状部品固定装置は、細状部品を固定する
ための固定相手部材に設けられた谷部、及びその両側の
山部と、断面ほゞU字状を成し、その内部に細状部品を
収容して、前記谷部に圧入されることにより、両側壁部
が前記山部により内側に倒れ込まされ、該両側壁部上端
間の開放部の幅を狭めて、前記細状部品の抜け出しを阻
止する固定具とを具備して成ることを特徴とする(請求
項1の発明)。
に、本発明の細状部品固定装置は、細状部品を固定する
ための固定相手部材に設けられた谷部、及びその両側の
山部と、断面ほゞU字状を成し、その内部に細状部品を
収容して、前記谷部に圧入されることにより、両側壁部
が前記山部により内側に倒れ込まされ、該両側壁部上端
間の開放部の幅を狭めて、前記細状部品の抜け出しを阻
止する固定具とを具備して成ることを特徴とする(請求
項1の発明)。
【0007】このものによれば、固定具の内部に細状部
品を収容し、この状態の固定具を固定相手部材に設けら
れた谷部に圧入するだけのことで、細状部品の固定がで
きる。又、圧入した固定具は、両側壁部が山部により内
側に倒れ込まされ、該両側壁部上端間の開放部の幅が狭
められて、細状部品の抜け出しを阻止するもので、それ
により、細状部品の固定が確実になされる。
品を収容し、この状態の固定具を固定相手部材に設けら
れた谷部に圧入するだけのことで、細状部品の固定がで
きる。又、圧入した固定具は、両側壁部が山部により内
側に倒れ込まされ、該両側壁部上端間の開放部の幅が狭
められて、細状部品の抜け出しを阻止するもので、それ
により、細状部品の固定が確実になされる。
【0008】この場合、固定具は、山部の摩擦力によ
り、谷部に固定されるものであると良い(請求項2の発
明)。このものでは、固定具の固定自体、別の固定手段
を要することなくできる。又、固定具は、両側壁部にリ
ブを有し、このリブにより山部に圧接して、両側壁部を
内側に倒れ込ませるものであると良い(請求項3の発
明)。このものでは、固定具の両側壁部をリブの突出量
相当まで厚くする必要がない。
り、谷部に固定されるものであると良い(請求項2の発
明)。このものでは、固定具の固定自体、別の固定手段
を要することなくできる。又、固定具は、両側壁部にリ
ブを有し、このリブにより山部に圧接して、両側壁部を
内側に倒れ込ませるものであると良い(請求項3の発
明)。このものでは、固定具の両側壁部をリブの突出量
相当まで厚くする必要がない。
【0009】更に、固定具は、両側壁部の上端からそれ
ぞれ外側方に延びるフランジ部を有すると良い(請求項
4の発明)。このものでは、谷部からの固定具の取出し
が、フランジ部を持つことで容易にできる。
ぞれ外側方に延びるフランジ部を有すると良い(請求項
4の発明)。このものでは、谷部からの固定具の取出し
が、フランジ部を持つことで容易にできる。
【0010】加えて、固定相手部材は扉を本体に開閉可
能に枢支する扉枢支機構のヒンジベース板であり、細状
部品がそのヒンジベース板上に扉側と本体側との間で配
設される部品であると良い(請求項5の発明)。このも
のでは、ヒンジベース板上に扉側と本体側との間で配設
される細状部品の、ヒンジベース板に対する固定ができ
ることになる。
能に枢支する扉枢支機構のヒンジベース板であり、細状
部品がそのヒンジベース板上に扉側と本体側との間で配
設される部品であると良い(請求項5の発明)。このも
のでは、ヒンジベース板上に扉側と本体側との間で配設
される細状部品の、ヒンジベース板に対する固定ができ
ることになる。
【0011】そして、山部が上述のヒンジベース板を本
体に取付けるねじの頭部であると良い(請求項6の発
明)。このものでは、ヒンジベース板を本体に取付ける
ねじの頭部をそのまま利用して細状部品の固定ができ
る。
体に取付けるねじの頭部であると良い(請求項6の発
明)。このものでは、ヒンジベース板を本体に取付ける
ねじの頭部をそのまま利用して細状部品の固定ができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を冷蔵庫の扉枢支機
構部分におけるリード線固定装置に適用した一実施例に
つき、図1ないし図6を参照して説明する。まず図3に
は、冷蔵庫の全体構成を示しており、上下4段に扉1
1,12,13,14を有している。このうち、最上部
の扉11は、前面部の下部に、例えば庫内の各種設定を
行うための操作スイッチや、その設定内容を表示する表
示素子等の電気部品15を有すると共に、取手16を有
している。
構部分におけるリード線固定装置に適用した一実施例に
つき、図1ないし図6を参照して説明する。まず図3に
は、冷蔵庫の全体構成を示しており、上下4段に扉1
1,12,13,14を有している。このうち、最上部
の扉11は、前面部の下部に、例えば庫内の各種設定を
行うための操作スイッチや、その設定内容を表示する表
示素子等の電気部品15を有すると共に、取手16を有
している。
【0013】これに対して、図4には、制御回路装置等
の電気部品(図示せず)を有する冷蔵庫の本体(キャビ
ネット)17の一部を示しており、これには、上面の、
前記扉11の取手16側とは反対側の右側前部に、ヒン
ジベース板18の後部18aを、4個のねじ19によっ
て取付けている。この場合、ねじ19は2個ずつを左右
に等間隔に配置し、前後にも等間隔に配置している。
又、これらのねじ19は、いずれも、平頭状を成す頭部
19aにつば20を一体に有するものである。
の電気部品(図示せず)を有する冷蔵庫の本体(キャビ
ネット)17の一部を示しており、これには、上面の、
前記扉11の取手16側とは反対側の右側前部に、ヒン
ジベース板18の後部18aを、4個のねじ19によっ
て取付けている。この場合、ねじ19は2個ずつを左右
に等間隔に配置し、前後にも等間隔に配置している。
又、これらのねじ19は、いずれも、平頭状を成す頭部
19aにつば20を一体に有するものである。
【0014】又、ヒンジベース板18の前部18bに
は、孔21を形成すると共に、この孔21の周縁部から
下方に中空の軸22を溶接等により一体化して設けてお
り、この軸22に、前記扉11の右端部の上部に形成し
た軸受孔(図示せず)を嵌合している。なお、扉11は
右端部の下部にも軸受孔(これも図示せず)を形成して
おり、この軸受孔を本体17の前方部に上記軸22と中
心を合わせて設けた軸に嵌合し、これらによって、扉1
1を開閉可能に枢支している。なお、図4には開放した
扉11を二点鎖線で表している。
は、孔21を形成すると共に、この孔21の周縁部から
下方に中空の軸22を溶接等により一体化して設けてお
り、この軸22に、前記扉11の右端部の上部に形成し
た軸受孔(図示せず)を嵌合している。なお、扉11は
右端部の下部にも軸受孔(これも図示せず)を形成して
おり、この軸受孔を本体17の前方部に上記軸22と中
心を合わせて設けた軸に嵌合し、これらによって、扉1
1を開閉可能に枢支している。なお、図4には開放した
扉11を二点鎖線で表している。
【0015】ここで、上記ヒンジベース板18上には、
細状部品であるリード線23と固定具24とを配設して
いる。このうち、固定具24は、図5に示すように、断
面ほぼU字状を成すもので、開放部25で示すように上
面が開放し、所定の長さを有している。又、この固定具
24の両側壁部26は、自然状態では底部27からほぼ
直角に起立しており、その上端にはそれぞれ斜め下方の
外側方に延びるフランジ部28を一体に有している。更
に、この固定具24の両側壁部26の外面には、フラン
ジ部28の各下面との間において、三角形状のリブ29
を前記ねじ19の位置に合わせて前後に1個ずつ、計2
個ずつ一体に突設している。
細状部品であるリード線23と固定具24とを配設して
いる。このうち、固定具24は、図5に示すように、断
面ほぼU字状を成すもので、開放部25で示すように上
面が開放し、所定の長さを有している。又、この固定具
24の両側壁部26は、自然状態では底部27からほぼ
直角に起立しており、その上端にはそれぞれ斜め下方の
外側方に延びるフランジ部28を一体に有している。更
に、この固定具24の両側壁部26の外面には、フラン
ジ部28の各下面との間において、三角形状のリブ29
を前記ねじ19の位置に合わせて前後に1個ずつ、計2
個ずつ一体に突設している。
【0016】なお、固定具24は、全体には例えばプラ
スチックにより型成形して形成している。又、リブ29
の外側面は斜面状を成しており、左右のリブ29では、
その外側面の間隔は、最下部がねじ19の左右間の間隔
と同程度であり、それより上方になるに従いねじ19の
左右間の間隔より漸次大きくなるようになっている。
スチックにより型成形して形成している。又、リブ29
の外側面は斜面状を成しており、左右のリブ29では、
その外側面の間隔は、最下部がねじ19の左右間の間隔
と同程度であり、それより上方になるに従いねじ19の
左右間の間隔より漸次大きくなるようになっている。
【0017】これに対して、リード線23は、前記扉1
1が具えた電気部品15と、前記本体17が具えた電気
部品とを電気接続するためのもので、図4に示すよう
に、扉11内から前記軸22の内部及び孔21を貫通し
てヒンジベース板18上に突出しており、このヒンジベ
ース板18上で固定具24内を通し、扉11側から本体
17側へ、すなわち、扉11側と本体17側との間で配
設し、本体17の上面部に形成した孔30から本体17
内に導入している。
1が具えた電気部品15と、前記本体17が具えた電気
部品とを電気接続するためのもので、図4に示すよう
に、扉11内から前記軸22の内部及び孔21を貫通し
てヒンジベース板18上に突出しており、このヒンジベ
ース板18上で固定具24内を通し、扉11側から本体
17側へ、すなわち、扉11側と本体17側との間で配
設し、本体17の上面部に形成した孔30から本体17
内に導入している。
【0018】さて、固定具24内を通したリード線23
は、固定具24をヒンジベース板18に取付ける前に、
図6に示すように、固定具24内に上方より収容してお
り、この状態で、その後、固定具24を、矢印Aで示す
ように、ヒンジベース板18上の左右のねじ19の頭部
19a間に挿入している。この左右のねじ19の頭部1
9a間は、ヒンジベース板18上において、頭部19a
の各上面よりもくぼんだ谷部31となっており、相対的
に、頭部19aはその両側の山部となっている。
は、固定具24をヒンジベース板18に取付ける前に、
図6に示すように、固定具24内に上方より収容してお
り、この状態で、その後、固定具24を、矢印Aで示す
ように、ヒンジベース板18上の左右のねじ19の頭部
19a間に挿入している。この左右のねじ19の頭部1
9a間は、ヒンジベース板18上において、頭部19a
の各上面よりもくぼんだ谷部31となっており、相対的
に、頭部19aはその両側の山部となっている。
【0019】従って、上述の頭部19a間に挿入した固
定具24は、谷部31に挿入されているもので、それに
より、リブ29の各外側面が頭部(山部)19aの上縁
部に圧接している。このため、谷部31に対する固定具
24の挿入は、リブ29の各外側面を頭部19aの上縁
部に圧接させつつ押し入れる、圧入となっており、それ
によって、固定具24は、図1及び図2に示すように、
両側壁部26が、リブ29の各突出量相当寸法、内側に
倒れ込まされ、両側壁部26の上端間の開放部25の幅
が狭められて、リード線23の抜け出しを阻止するよう
になっており、もって、リード線23の固定をしてい
る。
定具24は、谷部31に挿入されているもので、それに
より、リブ29の各外側面が頭部(山部)19aの上縁
部に圧接している。このため、谷部31に対する固定具
24の挿入は、リブ29の各外側面を頭部19aの上縁
部に圧接させつつ押し入れる、圧入となっており、それ
によって、固定具24は、図1及び図2に示すように、
両側壁部26が、リブ29の各突出量相当寸法、内側に
倒れ込まされ、両側壁部26の上端間の開放部25の幅
が狭められて、リード線23の抜け出しを阻止するよう
になっており、もって、リード線23の固定をしてい
る。
【0020】又、その固定状態で、固定具24自体は、
リブ29に対する頭部19aの摩擦力により、谷部31
に固定されている。更に、その固定状態で、フランジ部
28はヒンジベース板18の上面と平行な水平状を成す
ようになっている。なお、上述にて明らかなように、ヒ
ンジベース板18は、リード線23を固定するための固
定相手部材であり、リード線23の固定をした該ヒンジ
ベース板18には、ヒンジベース板18の全部とリード
線23とを上方より覆い隠すカバー32(図3参照)を
取付けている。
リブ29に対する頭部19aの摩擦力により、谷部31
に固定されている。更に、その固定状態で、フランジ部
28はヒンジベース板18の上面と平行な水平状を成す
ようになっている。なお、上述にて明らかなように、ヒ
ンジベース板18は、リード線23を固定するための固
定相手部材であり、リード線23の固定をした該ヒンジ
ベース板18には、ヒンジベース板18の全部とリード
線23とを上方より覆い隠すカバー32(図3参照)を
取付けている。
【0021】このように本構成のものでは、リード線2
3を固定具24の内部に収容し、この状態の固定具24
をヒンジベース板18に設けられた谷部31に圧入する
だけのことで、リード線23の固定ができるもので、従
来の、リード線4の外周に保護用のスパイラルチューブ
5を巻き付け、その上から縛りひも6をヒンジベース板
2の孔2aに通してリード線4をヒンジベース板2に縛
り付けるというような面倒な作業を必要とせず、簡単に
リード線23の固定ができる。
3を固定具24の内部に収容し、この状態の固定具24
をヒンジベース板18に設けられた谷部31に圧入する
だけのことで、リード線23の固定ができるもので、従
来の、リード線4の外周に保護用のスパイラルチューブ
5を巻き付け、その上から縛りひも6をヒンジベース板
2の孔2aに通してリード線4をヒンジベース板2に縛
り付けるというような面倒な作業を必要とせず、簡単に
リード線23の固定ができる。
【0022】又、圧入した固定具24は、両側壁部26
がねじ19の頭部19aにより内側に倒れ込まされ、該
両側壁部26上端間の開放部25の幅が狭められて、リ
ード線23の抜け出しを阻止するもので、それにより、
リード線23の固定が、従来の、リード線4を縛りひも
6でヒンジベース板2に縛り付けただけのものより、確
実にできる。
がねじ19の頭部19aにより内側に倒れ込まされ、該
両側壁部26上端間の開放部25の幅が狭められて、リ
ード線23の抜け出しを阻止するもので、それにより、
リード線23の固定が、従来の、リード線4を縛りひも
6でヒンジベース板2に縛り付けただけのものより、確
実にできる。
【0023】加えて、上記構成のものの場合、固定具2
4自体の固定は、ねじ19の頭部19aの摩擦力によっ
て行うようにしており、それによって、固定具24の固
定に、更にねじなど別の固定手段を要することがなく、
それだけ合理的な構成で、上述の固定具24によるリー
ド線23の固定が実現できる。
4自体の固定は、ねじ19の頭部19aの摩擦力によっ
て行うようにしており、それによって、固定具24の固
定に、更にねじなど別の固定手段を要することがなく、
それだけ合理的な構成で、上述の固定具24によるリー
ド線23の固定が実現できる。
【0024】又、固定具24は、両側壁部25にリブ2
9を有し、このリブ29によりねじ19の頭部19aに
圧接して、両側壁部25を内側に倒れ込ませるものであ
るから、固定具24の両側壁部26の全体をリブ29の
突出量相当まで厚くする必要がなく、これによっても、
合理的な構成で、上述の固定具24によるリード線23
の固定が実現できる。
9を有し、このリブ29によりねじ19の頭部19aに
圧接して、両側壁部25を内側に倒れ込ませるものであ
るから、固定具24の両側壁部26の全体をリブ29の
突出量相当まで厚くする必要がなく、これによっても、
合理的な構成で、上述の固定具24によるリード線23
の固定が実現できる。
【0025】更に、固定具24は、両側壁部26の上端
からそれぞれ外側方に延びるフランジ部28を有してお
り、これによって、メンテナンス時など、リード線23
の固定を解除する必要が生じたときの、谷部31からの
固定具24の取出しが、フランジ部28を持つことで容
易にできる。
からそれぞれ外側方に延びるフランジ部28を有してお
り、これによって、メンテナンス時など、リード線23
の固定を解除する必要が生じたときの、谷部31からの
固定具24の取出しが、フランジ部28を持つことで容
易にできる。
【0026】このほか、上記構成のものにおいては、扉
11を本体17に開閉可能に枢支する扉枢支機構のヒン
ジベース板18を固定相手部材として、それに固定具2
4で固定される細状部品を、そのヒンジベース板18上
に扉11側と本体17側との間で配設されるリード線2
3としており、これによって、そのヒンジベース板18
上に扉11側と本体17側との間で配設される細状部品
(リード線23)の、ヒンジベース板18に対する固定
が容易且つ確実にできる。
11を本体17に開閉可能に枢支する扉枢支機構のヒン
ジベース板18を固定相手部材として、それに固定具2
4で固定される細状部品を、そのヒンジベース板18上
に扉11側と本体17側との間で配設されるリード線2
3としており、これによって、そのヒンジベース板18
上に扉11側と本体17側との間で配設される細状部品
(リード線23)の、ヒンジベース板18に対する固定
が容易且つ確実にできる。
【0027】そして更に、その場合、固定具24が圧接
する山部を、ヒンジベース板18を本体17に取付ける
ねじ19の頭部19aとしており、それによって、ヒン
ジベース板18を本体17に取付けるねじ19の頭部1
9aをそのまま利用して細状部品(リード線23)の固
定ができるから、これによっても、合理的な構成で、上
述の固定具24によるリード線23の固定が実現でき
る。
する山部を、ヒンジベース板18を本体17に取付ける
ねじ19の頭部19aとしており、それによって、ヒン
ジベース板18を本体17に取付けるねじ19の頭部1
9aをそのまま利用して細状部品(リード線23)の固
定ができるから、これによっても、合理的な構成で、上
述の固定具24によるリード線23の固定が実現でき
る。
【0028】なお、固定具24で固定する細状部品とし
ては、リード線23以外に、チューブ、パイプ等であっ
ても良い。又、全体も、冷蔵庫には限られず、それと同
様の事情を有する他の機器にも同様に適用できる。更
に、その適用箇所も、扉枢支機構のヒンジベース板以外
の部分であっても良く、谷部、山部は細状部品の固定専
用に形成されたものであっても良い。そのほか、本発明
は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施
し得る。
ては、リード線23以外に、チューブ、パイプ等であっ
ても良い。又、全体も、冷蔵庫には限られず、それと同
様の事情を有する他の機器にも同様に適用できる。更
に、その適用箇所も、扉枢支機構のヒンジベース板以外
の部分であっても良く、谷部、山部は細状部品の固定専
用に形成されたものであっても良い。そのほか、本発明
は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施
し得る。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の細状部品固定装置によ
れば、リード線やチューブ、パイプ等の細状部品の固定
が、固定相手部材の谷部に圧入される固定具を使用し
て、簡単に、しかも確実にできる。請求項2の細状部品
固定装置によれば、固定具の固定に、ねじなど別の固定
手段を要せずに、合理的な構成で、上述の固定具による
細状部品の固定が実現できる。
下記の効果を奏する。請求項1の細状部品固定装置によ
れば、リード線やチューブ、パイプ等の細状部品の固定
が、固定相手部材の谷部に圧入される固定具を使用し
て、簡単に、しかも確実にできる。請求項2の細状部品
固定装置によれば、固定具の固定に、ねじなど別の固定
手段を要せずに、合理的な構成で、上述の固定具による
細状部品の固定が実現できる。
【0030】請求項3の細状部品固定装置によれば、固
定具の両側壁部をリブの突出量相当まで厚くする必要が
なくて、合理的な構成で、上述の固定具による細状部品
の固定が実現できる。請求項4の細状部品固定装置によ
れば、メンテナンス時など、細状部品の固定を解除する
必要が生じたときの、谷部からの固定具の取出しが、固
定具のフランジ部を持つことで容易にできる。
定具の両側壁部をリブの突出量相当まで厚くする必要が
なくて、合理的な構成で、上述の固定具による細状部品
の固定が実現できる。請求項4の細状部品固定装置によ
れば、メンテナンス時など、細状部品の固定を解除する
必要が生じたときの、谷部からの固定具の取出しが、固
定具のフランジ部を持つことで容易にできる。
【0031】請求項5の細状部品固定装置によれば、扉
枢支機構のヒンジベース板上に扉側と本体側との間で配
設される細状部品の、ヒンジベース板に対する固定が容
易且つ確実にできる。請求項6の細状部品固定装置によ
れば、上述のヒンジベース板を本体に取付けるねじの頭
部をそのまま利用する合理的な構成で、前述の固定具に
よる細状部品の固定が実現できる。
枢支機構のヒンジベース板上に扉側と本体側との間で配
設される細状部品の、ヒンジベース板に対する固定が容
易且つ確実にできる。請求項6の細状部品固定装置によ
れば、上述のヒンジベース板を本体に取付けるねじの頭
部をそのまま利用する合理的な構成で、前述の固定具に
よる細状部品の固定が実現できる。
【図1】本発明の一実施例を示す、図2のB−B線に沿
う主要部分の縦断正面図
う主要部分の縦断正面図
【図2】主要部分の平面図
【図3】冷蔵庫の正面図
【図4】扉枢支機構部分の平面図
【図5】固定具単体の斜視図
【図6】主要部分の組立て途中状態の縦断正面図
【図7】従来例を示す図2相当図
【図8】図7のC−C線に沿う縦断正面図
11は扉、17は本体、18はヒンジベース板(固定相
手部材)、19はねじ、19aは頭部(山部)、23は
リード線(細状部品)、24は固定具、25は開放部、
26は両側壁部、28はフランジ部、29はリブ、31
は谷部を示す。
手部材)、19はねじ、19aは頭部(山部)、23は
リード線(細状部品)、24は固定具、25は開放部、
26は両側壁部、28はフランジ部、29はリブ、31
は谷部を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 3J001 AA06 CA04 DC03 DD03 EA00 3J022 DA04 DA11 EA15 EB06 EC02 EC12 EC22 ED25 FA05 FB08 HB06
Claims (6)
- 【請求項1】 細状部品を固定するための固定相手部材
に設けられた谷部、及びその両側の山部と、 断面ほゞU字状を成し、その内部に細状部品を収容し
て、前記谷部に圧入されることにより、両側壁部が前記
山部により内側に倒れ込まされ、該両側壁部上端間の開
放部の幅を狭めて、前記細状部品の抜け出しを阻止する
固定具とを具備して成ることを特徴とする細状部品固定
装置。 - 【請求項2】 固定具が、山部の摩擦力により、谷部に
固定されることを特徴とする請求項1記載の細状部品固
定装置。 - 【請求項3】 固定具が、両側壁部にリブを有し、この
リブにより山部に圧接して、両側壁部を内側に倒れ込ま
せることを特徴とする請求項1記載の細状部品固定装
置。 - 【請求項4】 固定具が、両側壁部の上端からそれぞれ
外側方に延びるフランジ部を有することを特徴とする請
求項1記載の細状部品固定装置。 - 【請求項5】 固定相手部材が扉を本体に開閉可能に枢
支する扉枢支機構のヒンジベース板であり、細状部品が
そのヒンジベース板上に扉側と本体側との間で配設され
る部品であることを特徴とする請求項1記載の細状部品
固定装置。 - 【請求項6】 山部がヒンジベース板を本体に取付ける
ねじの頭部であることを特徴とする請求項5記載の細状
部品固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10207745A JP2000039002A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 細状部品固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10207745A JP2000039002A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 細状部品固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000039002A true JP2000039002A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16544844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10207745A Pending JP2000039002A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 細状部品固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000039002A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100458325C (zh) * | 2004-04-30 | 2009-02-04 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 冰箱风扇电机的导线悬挂装置 |
WO2009080531A1 (de) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Ausgabeeinheit eines kältegerätes und zugehöriges kältegerät |
CN108374971A (zh) * | 2018-01-03 | 2018-08-07 | 佛山杰致信息科技有限公司 | 一种用于电子装置的电子元器件的固定装置 |
WO2018164031A1 (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP10207745A patent/JP2000039002A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100458325C (zh) * | 2004-04-30 | 2009-02-04 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 冰箱风扇电机的导线悬挂装置 |
WO2009080531A1 (de) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Ausgabeeinheit eines kältegerätes und zugehöriges kältegerät |
WO2018164031A1 (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
CN108374971A (zh) * | 2018-01-03 | 2018-08-07 | 佛山杰致信息科技有限公司 | 一种用于电子装置的电子元器件的固定装置 |
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