JP3503503B2 - 配線器具用プレート - Google Patents

配線器具用プレート

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面等の造営面に
設けた埋込孔に配線器具を配設するための配線器具用プ
レートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、壁面等の造営面に設けた埋込
孔に埋込ボックス(スイッチボックス)を埋設し、スイ
ッチやコンセント等の配線器具が着脱自在に取り付けら
れるプレート枠を埋込孔の前面側から埋込ボックスに取
り付け、さらにプレート枠の前面に化粧プレートを取着
することで配線器具を壁等に見栄え良く埋込配設するよ
うにした配線器具用プレートが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数個のプ
レートを隣同士並べて連設する場合、従来のものでは隣
り合うプレート同士を位置合わせして見栄え良く連設す
ることが難しかった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、容易に連設することができる配線器具用プレ
ートを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、埋込型の配線器具の機能面を露
出させる開口部を有するとともに該開口部を挟んで対向
する側枠片に前記配線器具を取り付けるための取付手段
を具備して造営面に設けられた埋込孔の開口面側を覆う
プレート枠と、前記配線器具の機能面を露出させる開口
窓を有するとともに前記プレート枠に取着されて該プレ
ート枠の前面を覆う化粧プレートとを備え、前記プレー
ト枠の少なくとも1つの側枠片側面に1乃至複数の連設
用突起を突設するとともに前記連設用突起が突設されて
いない側枠片側面に他のプレート枠の連設用突起と凹凸
係合する1乃至複数の連設用溝部を設け、前記取付手段
は、前記配線器具が備える係止爪を係止する係止溝を有
し前記プレート枠の開口部の周縁に設けられる固定梁部
と、前記係止爪を係止する係止溝を有し前記プレート枠
の開口部の周縁に撓み自在に設けられる可動梁部とから
成り、該可動梁部と側枠片との間に形成されるスリット
に嵌入して可動梁部の撓みを規制する規制リブを前記化
粧プレートの背面側に突設して成ることを特徴とし、複
数個のプレートを隣同士並べて連設する場合、隣り合う
プレート枠の連設用突起を連設用溝部に凹凸係合させる
ことにより、隣り合うプレート同士を位置合わせして見
栄え良く連設することができ、さらに、固定梁部の係止
溝に一方の係止爪を係止した後、他方の係止爪を可動梁
部を撓ませて係止溝に係止させることで配線器具を容易
にプレート枠に取り付けることができるとともに、規制
リブによって可動梁部の動きが規制されるために配線器
具に大きな衝撃等が加えられた場合でも、配線器具の係
止爪と可動梁部の係止溝との係止が外れ難くなる。
【0006】 請求項2の発明は、上記目的を達成する
ために、埋込型の配線器具の機能面を露出させる開口部
を有するとともに該開口部を挟んで対向する側枠片に前
記配線器具を取り付けるための取付手段を具備して造営
面に設けられた埋込孔の開口面側を覆うプレート枠と、
前記配線器具の機能面を露出させる開口窓を有するとと
もに前記プレート枠に取着されて該プレート枠の前面を
覆う化粧プレートとを備え、前記プレート枠の少なくと
も1つの側枠片側面に1乃至複数の連設用突起を突設す
るとともに前記連設用突起が突設されていない側枠片側
面に他のプレート枠の連設用突起と凹凸係合する1乃至
複数の連設用溝部を設け、前記取付手段は、前記配線器
具が備える係合突起に係脱自在に係合する係合爪を設け
た先端部が前記プレート枠の開口部の開口端近傍に揺動
自在に配設された取付片と、前記プレート枠の開口部の
開口端周縁に設けられ前記配線器具の少なくとも一部が
載置される載置部とから成り、前記係合爪と前記開口部
の周面との間に形成されるスリットに嵌入して係合片の
変位を規制する規制リブを前記化粧プレートの背面側に
突設して成ることを特徴とし、複数個のプレートを隣同
士並べて連設する場合、隣り合うプレート枠の連設用突
起を連設用溝部に凹凸係合させることにより、隣り合う
プレート同士を位置合わせして見栄え良く連設すること
ができ、さらに、配線器具をプレート枠の前面側から開
口部に挿入すれば、取付片が揺動して先端部の係合爪が
配線器具の係合突起に係合するとともにプレート枠の載
置部に配線器具の一部が載置されることで配線器具を前
面側からプレート枠に取り付けることができ、配線器具
をプレート枠の背面側から取り付ける場合に比較して配
線器具の形状や寸法の制約が減らせるとともに、プレー
ト枠の開口部近傍に強固な周壁を設けることができ、し
かも規制リブによって取付片の動きが規制されるために
配線器具に大きな衝撃等が加えられた場合でも、配線器
具の係合突起と係合爪との係合が外れ難くなる。
【0007】 請求項3の発明は、請求項1又は2の発
明において、前記化粧プレートの背面側に係止突起を突
設するとともに該係止突起が係止する係止孔を前記プレ
ート枠の前面に設け、前記化粧プレートの側壁に化粧プ
レート取外し用の治具を挿入する切欠部を設け、該切欠
部に対応する位置で化粧プレート取外し用の治具が当接
し且つ前記化粧プレートの切欠部から突出しないリブを
延設して成ることを特徴とし、切欠部に治具を挿入して
梃子の原理を用いて化粧プレートを持ち上げることによ
り、係止突起と係止孔との係止を解いて化粧プレートを
プレート枠から容易に取り外すことができ、切欠部に差
し込まれた治具がリブに当接することにより、化粧プレ
ートをプレート枠から取り外す際に治具によって造営面
に傷が付くのを防ぐことができ、さらにこのリブを連設
用突起に兼用することでプレート枠の形状が簡素化でき
てコストダウンが図れる。
【0008】 請求項4の発明は、請求項1又は2の発
明において、前記可動梁部の支点部を可動梁部が有する
係止溝よりも前記開口部寄りに設けたことを特徴とし、
固定梁部の係止溝に一方の係止爪を係止した後、他方の
係止爪を可動梁部を撓ませて係止溝に係止させることで
配線器具を容易にプレート枠に取り付けることができる
とともに、プレート枠に取り付けた配線器具に前面側か
ら背面方向への強い押圧力が加えられたときに可動梁部
が開口部側へ倒れるように撓むこととなり、可動梁部の
係止溝から配線器具の係止爪が外れることがなく、プレ
ート枠からの配線器具の脱落を防止することができる。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】 請求項の発明は、請求項1又は2の発
明において、前記埋込孔内に配設される埋込ボックスに
前記プレート枠を取り付けるためのボックスねじが挿通
されるボックスねじ挿通孔を前記プレート枠の開口部を
挟んで対向する側枠片に設け、該ボックスねじ挿通孔の
周縁部のうちでボックスねじ挿通孔を挟んで前記開口部
に略対向する部位の少なくとも一部を前記周縁部の他の
部位よりも厚く形成して成ることを特徴とし、この厚く
形成された部位にボックスねじの頭部下面が先に当接
し、ボックスねじの締め付けによりプレート枠に作用す
る力の作用点が上記厚く形成された部位だけとなり、ボ
ックスねじ挿通孔の周縁部が同じ厚みで形成されている
場合に比較して、同じ締結力に対してプレート枠の変形
を軽減することができる。
【0013】 請求項の発明は、請求項1又は2の発
明において、前記プレート枠を前記埋込孔内に配設され
る埋込ボックスに取り付けるためのボックスねじが挿通
され、略鍵穴状に形成されるボックスねじ挿通孔を前記
プレート枠に設けたことを特徴とし、略鍵穴状に形成さ
れたボックスねじ挿通孔の大径部からボックスねじを抜
いたり入れたりすることにより、埋込ボックスからボッ
クスねじを外さずに緩めるだけでプレート枠を埋込ボッ
クスに取り付けることができる。
【0014】 請求項の発明は、請求項1又は2の発
明において、前記プレート枠の背面側に突設された凹字
形の突台と、該突台の凹部底面からプレート枠の前面側
に貫通する取付ねじ挿通孔と、埋込ボックスの壁面ある
いは造営材に突き立つ爪が先端に設けられた一対の脚片
を連結片で連結して略コ字形に形成される取付金具と、
前記プレート枠の前面側から前記取付ねじ挿通孔に挿通
されるとともに前記取付金具の連結片に設けた挿通孔に
挿通される取付ねじと、該取付ねじの先端に螺合されて
前記突台の凹部内に配置されるとともに取付ねじを締め
付けたときに前記プレート枠の背面側から前面側へ前記
突台に近づく向きに螺進して前記取付金具の連結片を突
台の前記凹部底面に近づく方へ押す引締座金とを備え、
前記連結片が前記引締座金により突台の凹部底面に押し
付けられることで前記取付金具の一対の脚片を外側へ倒
れ込ませることを特徴とし、プレート枠を埋込孔の開口
面側に配置して取付ねじを締め付ければ、引締座金が螺
進して取付金具の連結片を突台の前記凹部底面に近づく
方へ押すことにより連結片が引締座金により突台の凹部
底面に押し付けられて取付金具の一対の脚片を倒れ込ま
せるため、脚片の先端に設けた爪が埋込ボックスや造営
材に突き立って係止し、ボックスねじを使わずにプレー
ト枠を造営面に配設することができる。
【0015】 請求項の発明は、請求項の発明にお
いて、前記脚片の外側面に保持突起が突設され、前記取
付ねじを締め付けていない状態で該保持突起と圧接して
前記取付金具を仮保持する仮保持リブが前記取付金具の
凹部内側面に設けられたことを特徴とし、レート枠に
取り付けた配線器具を埋込孔から埋込ボックス内に挿入
する際に取付金具が倒れ込んで邪魔に成ることがなく挿
入がし易い。
【0016】 請求項の発明は、請求項1又は2の発
明において、前記化粧プレートが、前記開口窓を有し前
記プレート枠の前面を覆う主部と、該主部の略全周縁よ
り突出される側壁とを備え、対向する側壁間の幅寸法を
前記プレート枠の各幅寸法よりも大きくして成ることを
特徴とし、プレート枠の前面側に化粧プレートを取着し
たときにプレート枠が化粧プレートの内側に収まり、化
粧プレートの側壁の先端縁が造営面にほぼ当接すること
になるため、プレート枠と化粧プレートとの突き合わせ
面が造営面よりも前方へ出ることがなく、両者の突き合
わせの線が側面からはほとんど見えないようにして見栄
えを良くすることができる。
【0017】 請求項10の発明は、請求項1又は2
発明において、前記化粧プレートが、絶縁部材で形成さ
れ前記配線器具の機能面を露出させる開口窓を有し前記
プレート枠の前面を覆う中プレートと、前記配線器具の
機能面を露出させる開口窓を有して前記中プレートの前
面を覆う金属プレートとから成ることを特徴とし、金属
プレートを用いることで化粧プレートのデザイン上の自
由度を広げることができ、しかも金属プレートの背面側
は絶縁部材で形成された中プレートによってプレート枠
側と絶縁することができる。
【0018】 請求項11の発明は、請求項1又は2
発明において、前記プレート枠の開口部及び前記化粧プ
レートの開口窓の各長手方向寸法を、所定の単位寸法に
形成される前記配線器具の短幅方向寸法と略一致させて
成ることを特徴とし、所定の単位寸法に形成された配線
器具を1個ずつ配設することができる。
【0019】 請求項12の発明は、請求項1又は2
発明において、前記プレート枠の開口部及び前記化粧プ
レートの開口窓の各長手方向寸法を、所定の単位寸法に
形成される前記配線器具の短幅方向寸法の略2倍として
成ることを特徴とし、所定の単位寸法に形成された配線
器具を2個ずつ配設することができる。
【0020】
【0021】 請求項13の発明は、請求項7又は8
発明において、前記取付ねじの先端部に引締座金の脱落
を防止する幅広部を設けて成ることを特徴とし、施工時
における落下や輸送時における振動等によって引締座金
が取付ねじから脱落することがなく、施工時や輸送時に
おける取り扱いが容易になる。
【0022】 請求項14の発明は、請求項1又は2
発明において、配線器具に接続される電線の少なくとも
一部を支持する支持部をプレート枠の背面側に設けたこ
とを特徴とし、電線を支持部で支持することにより、配
線器具に対する電線の接続方向に制約がなくなって施工
性が向上する。
【0023】 請求項15の発明は、請求項1又は2
発明において、配線器具の器体に圧接する突部を前記プ
レート枠の開口部の内周面に複数設けたことを特徴と
し、前記突部を配線器具の器体に圧接することによって
プレート枠と配線器具とのがたつきを防止することがで
きる。
【0024】 請求項16の発明は、請求項1又は2
発明において、前記プレート枠の前面に設けた凹部に挿
入されてプレート枠に対する前記化粧プレートの取着方
向を規制する規制突起を該化粧プレートの背面に突設し
たことを特徴とし、プレート枠に対して化粧プレートが
誤った向きに取着されるのを防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図10を参
照して本発明の実施形態1を説明する。
【0026】本発明の配線器具用プレートはプレート枠
Aと化粧プレートBとから成る。矩形枠状のプレート枠
本体1は絶縁性を有する合成樹脂(ABS樹脂のような
熱可塑性樹脂又は弾性を有する熱硬化性樹脂)により各
部材が一体に形成されており、その中央部には図2に示
すようなスイッチやコンセント等の配線器具Cの器体6
0の機能面(スイッチの操作体が設けられた面やコンセ
ントの差込み口が設けられた面)を前面側へ露出させる
ために矩形の開口部2が設けてある。
【0027】この開口部2の周縁背面側には、互いに対
向するように帯状の固定梁部4並びに可動梁部5が設け
てある。可動梁部5は、図2に示すようにプレート枠本
体1の対向する一対の側枠片3a,3bの一方の側枠片
3bから離間し、その両端において支点部6とともに側
枠片3bに一体且つ揺動自在に形成してある。ここで、
可動梁部5並びに支点部6を含めてプレート枠本体1を
形成している合成樹脂は可撓性材料であり、プレート枠
本体1に対して可動梁部5が支点部6を支点に撓み自在
となっている。
【0028】また、側枠片3bから一体に延設された幅
狭の一対のリブ7によって可動梁部5が支持されてお
り、可動梁部5と側枠片3bとの間にできる隙間が上記
リブ7によって3つの部分(以下、各部分をスリット8
a〜8cと呼ぶ。)に分割されることになる。このう
ち、両側のスリット8a,8cは外側端部が開口部2の
方へ略クランク状に屈曲させてある。さらに側枠片3b
の各リブ7近傍の部位には、可動梁部5を撓み易くさせ
るために長孔状の溝9が一対設けてある。
【0029】一方、固定梁部4並びに可動梁部5の開口
部2側の面には、配線器具Cの器体60の両側面から一
対ずつ突設された係止爪61が係止する係止溝4a,5
aが各々2対ずつ設けてある。従って、配線器具Cの器
体60に設けた係止爪61を各係止溝4a,5aに係止
することにより、器体60の上記機能面を開口部2から
露出させた状態でプレート枠本体1に配線器具Cの器体
60を取着することができる。ここで固定梁部4並びに
可動梁部5の先端部分には、配線器具Cの係止爪61を
プレート枠本体1の背面側から係止溝4a,5aに係止
する際に、各係止爪61を係止溝4a,5aにガイドす
るため、各々外側に向けて傾斜したテーパ面を有するガ
イド部4b,5bが設けてある。すなわち、図6に示す
ようにプレート枠Aに配線器具Cを取り付ける際に、係
止爪61をガイド部4b,5bのテーパ面に当接した状
態で配線器具Cの器体60をプレート枠本体1の背面側
から前面側に押し込めば、係止爪61がガイド部4b,
5bのテーパ面に沿って移動することにより、ガイド部
4b,5bにガイドされてスムーズに係止溝4a,5a
に係止することができるものである。
【0030】また、固定梁部4並びに可動梁部5の基部
とプレート枠本体1の開口部2の端縁との間には、図6
に示すように係止爪61を各係止溝4a,5aに係止さ
せた状態で配線器具Cの器体60の前面側の一部に当接
する当接部4d,5dが設けてある。このため、プレー
ト枠Aに取り付けた状態で配線器具Cの器体60にプレ
ート枠Aの前面方向へ力が加わった場合に、器体60が
前面側へ移動するのを当接部4d,5dによって規制す
ることができる。同様に、配線器具Cの器体60にプレ
ート枠Aの背面方向へ力が加わった場合には、係止爪6
1と係止溝4a,5aとが当接しているために器体60
の移動が規制できる。しかもプレート枠本体1の可動梁
部5を側枠片3bに揺動自在に支持している支点部6
が、スリット8a,8cの外側端部を屈曲して形成する
ことで係止溝5aよりも開口部2寄りに位置しており、
その結果配線器具Cの器体60に前面側から背面方向へ
の強い押圧力が加えられたときに可動梁部5が開口部2
側へ倒れるように撓むので、可動梁部5の係止溝5aか
ら配線器具Cの器体60に設けた係止爪61が外れるこ
とがなく、プレート枠Aからの配線器具Cの脱落を防止
することができる。
【0031】さらに固定梁部4には各係止溝4aの間に
プレート枠本体1の前面側から貫通する器具外し孔4c
が穿設してあって、ドライバや取外し専用の治具等の先
端部分をこの器具外し孔4cに挿入し、治具の先端部分
で器体60を可動梁部5側へ押してやれば、梃子の原理
によって僅かな力で可動梁部5を撓ますことができ、固
定梁部4側の係止溝4aと器体60の係止爪61との係
止を解いてプレート枠本体1から配線器具Cの器体60
を取り外すことができるようになっている。
【0032】ところで、開口部2の寸法は図2に示す配
線器具Cの寸法を基準寸法(以下、この寸法を「1個モ
ジュール寸法」と呼ぶ。)としたときに、1個モジュー
ル寸法の配線器具Cの短幅方向寸法の略2倍に等しい寸
法、言い換えれば、1個モジュール寸法の配線器具Cを
短幅方向に2個並べて取り付けることのできる寸法(以
下、この寸法を「2個モジュール寸法」と呼ぶ。)にし
てある。同様にプレート枠本体1の固定梁部4及び可動
梁部5に設けた各係止溝4a,5aのピッチは、1個モ
ジュール寸法の配線器具Cの器体60側面に突設されて
いる係止爪61のピッチと等しくなっている。なお、上
記1個モジュール寸法は適当な値に設定すればよく、こ
のようなモジュール寸法に適合した配線器具であれば、
共通にプレート枠Aに取り付けることができるものであ
る。
【0033】また、プレート枠本体1の側枠片3a,3
bの両端に跨る両側枠片3c,3dには、プレート枠A
を埋込ボックス(図示せず)に取り付けるためのボック
スねじ(図示せず)を挿通する略長円形のボックスねじ
挿通孔12が略中央に設けてある。図3(b)に示すよ
うに、ボックスねじ挿通孔12の周縁部のうちでボック
スねじ挿通孔12を挟んで開口部2に略対向する部位
(具体的には、略長円形のボックスねじ挿通孔12の略
中心を通りボックスねじ挿通孔12を長手方向に沿って
2分割するような直線に対して外側の部位)12aに肉
付けして、ボックスねじ挿通孔12の周縁部の他の部位
(上記直線に対して内側の部位)12bよりも厚みを厚
く形成している。つまり、ボックスねじ挿通孔12の周
縁部にはボックスねじ挿通孔12の前面側開口縁から内
周面にかけてボックスねじをガイドするためのテーパ面
が形成されているが、上記内側部位12bにおけるテー
パ面12dに比較して上記外側部位12aにおけるテー
パ面12cの方が狭くなっている。従って、ボックスね
じ挿通孔12にボックスねじを挿通した場合には、肉厚
の上記外側部位12aにボックスねじの頭部下面が先に
当接するため、ボックスねじの締め付けによりプレート
枠Aに作用する力の作用点が上記外側部位12aとな
り、上記内側部位12bには殆ど力が作用しない。つま
り、上記外側部位12aと内側部位12bが同じ厚みで
あるとボックスねじを締め付けたときに生じるプレート
枠の変形が大きいが、本実施形態によれば、ボックスね
じ挿通孔12の周縁部が同じ厚みで形成されている場合
に比較して、同じ締結力に対してプレート枠Aの変形を
軽減することができ、プレート枠Aに化粧プレートBを
取り付けた状態で化粧プレートBの表面から配線器具C
が沈み込むことがなく、見栄えを良くすることができる
のである。
【0034】ところで本実施形態のプレート枠Aは、開
口部が略円形である図示しない丸型の埋込ボックス(所
謂C型丸ボックス)に取り付けられる。このような埋込
ボックスの中にはボックスねじを用いてプレート枠Aを
取り付けることができないものもある。そこで、ボック
スねじを使用せずにプレート枠Aを埋込ボックスに取り
付けるため、本実施形態ではプレート枠本体1に適宜取
り付けてプレート枠本体1を埋込ボックスあるいは埋込
ボックスが埋め込まれた造営材にプレート枠本体1を取
り付ける取付金具21を備えている。
【0035】この取付金具21は、図1及び図2に示す
ように一対の脚片21a,21aが連結片21bで連結
されて略コ字形に形成されている。連結片21bには取
付ねじ23が挿通される挿通孔21cが設けてある。ま
た、各脚片21aは略中央部にて外側に折曲されてお
り、先端には埋込ボックスの壁面あるいは造営材に突き
立つ爪21dが設けられるとともに、上記折曲部分より
も基端側(連結片21b側)の外側面に保持突起21e
がそれぞれ突設されている。なお、各脚片21aは、連
結片21bに対して連結片21bの法線方向から外側
(爪21dの設けてある側)に傾斜させてある(図10
(a)参照)。
【0036】一方、プレート枠本体1の両側枠片3c,
3dの背面側には、凹字形の突台11が突設されてお
り、これら突台11の外側面が図4(a)に示すように
C型丸ボックスの内半径よりも大きくない曲率半径を有
する曲面に形成されている。また、突台11の凹部11
a底面にはプレート枠本体1の前面側に貫通し且つ取付
ねじ23が挿通される取付ねじ挿通孔13が穿設される
とともに、凹部11aの内側面には取付金具21の保持
突起21eと圧接して取付金具21を仮保持する仮保持
リブ14が設けてある(図1参照)。
【0037】而して、取付ねじ23をプレート枠本体1
の前面側から取付ねじ挿通孔13に挿通し、さらに取付
金具21の連結片21bに設けた挿通孔21cに挿通し
た後、矩形板状の引締座金22に設けたねじ孔22aに
螺合させることにより、取付金具21がプレート枠本体
1に取り付けられる。取付ねじ23を締め付ける前の状
態では、図10(a)に示すように引締座金22と突台
11の凹部11a底面との間に隙間が生じるため、取付
金具21の両脚片21aの長手方向が取付ねじ23の軸
方向に略一致するように取付金具21の連結片21bを
傾けさせることができ、さらに両脚片21aの外側面に
突設した保持突起21eを仮保持リブ14に圧接させる
ことで取付金具21を上記状態でプレート枠本体1に仮
保持させることができる。
【0038】次に取付金具21を用いてプレート枠Aを
埋込孔の開口面側に配設する手順を説明する。まず配線
器具Cを取り付けたプレート枠Aに上述のようにして取
付金具21を取り付けて仮保持状態とする。そして、配
線器具C並びにプレート枠本体1の突台11を埋込孔内
に埋め込まれている埋込ボックス(C型丸ボックス)内
に挿入する。このときに取付金具21が上述のように仮
保持されているので、取付金具21の爪21dが突台1
1の外側面よりも外側へ突出することがなく、突台11
を埋込ボックス内に挿入し易いものである。
【0039】そして、プレート枠本体1の背面を造営面
に当接した状態で取付ねじ23を締め付けると、引締座
金22がプレート枠本体1の背面側から前面側へ突台1
1に近づく向きに螺進し、取付金具21の連結片21b
が引締座金22によって突台11の凹部11a底面に近
づく方へ押される。そして、図10(b)に示すように
最終的には連結片21bが引締座金22により突台11
の凹部11a底面に押し付けられ、取付金具21の両脚
片21aが外側へ倒れ込み、脚片21aの爪21dが突
台11の外側面よりも外側へ突出することになる。而し
て、突台11の外側面よりも外側へ突出した両脚片21
aの爪21dが埋込ボックスの内周面に突き立ち、これ
によってプレート枠Aが取付金具21により埋込ボック
スに取り付けられるのである。なお、埋込ボックスの周
壁の厚みが薄いような場合には、上記爪21dが周壁を
突き破って埋込孔の内周面(造営材)に突き立つことと
なる。
【0040】このように取付金具21を用いることで、
ボックスねじを使わずにプレート枠Aを埋込ボックスに
取り付けて造営面に配設することができる。
【0041】ところで、プレート枠本体1の四隅には、
化粧プレートBのプレート本体50背面から突設した係
止突起53を係止する化粧プレート係止孔15が設けて
あり、これらの化粧プレート係止孔15に係止突起53
を挿入係止することでプレート枠Aの前面側に化粧プレ
ートBを着脱自在に取り付けることができるようになっ
ている。
【0042】一方、化粧プレートBのプレート本体50
は、絶縁性を有する合成樹脂(ABS樹脂のような熱可
塑性樹脂又は弾性を有する熱硬化性樹脂)により、プレ
ート枠Aの前面を覆う矩形の主部51と、主部51の全
周縁から背面側に突出する側壁52とを一体に形成した
略箱形としてある。上記係止突起53は主部51の背面
側の四隅に突設してある。また主部51の略中央には、
プレート枠Aに取り付けた配線器具Cの機能面を露出す
る開口窓51aが設けてある。ここで、プレート本体5
0の対向する側壁52間の幅寸法がプレート枠本体1の
各幅寸法よりも大きくしてある。すなわち、造営面に配
設したプレート枠Aの前面側に化粧プレートBを取着し
たとき、プレート枠本体1が化粧プレートBのプレート
本体50の内側に収まり、プレート本体50の側壁52
の先端縁が造営面にほぼ当接することになる。その結
果、プレート枠Aと化粧プレートBとの突き合わせ面が
造営面よりも前方へ出ることがなく、両者の突き合わせ
の線が側面からはほとんど見えないようにして見栄えを
良くすることができる。
【0043】また、プレート本体50の各側壁52に
は、図5に示すように造営面に当接する端縁から主部5
1の方へ傾斜する傾斜面52aを設けるとともに、それ
ぞれプレート枠本体1の側面上部に造営面に沿った方向
から当接して化粧プレートBの動きを規制するリブ54
を複数列設している。すなわち、プレート枠Aに化粧プ
レートBを取り付けたときにリブ54がプレート枠本体
1の側面上部に当接し、プレート枠本体1に対する化粧
プレートBのがたつきを防止することができる。
【0044】プレート本体50の一辺に対応する側壁5
2には一対の切欠部56が設けてあり、この切欠部56
に治具(ドライバの先端等)を差し込んでプレート本体
50に前面側への力を加えることにより、プレート本体
50の係止突起53とプレート枠本体1の化粧プレート
係止孔15との係止を解除し、化粧プレートBをプレー
ト枠Aから取り外すことができるようにしてある。ここ
で、プレート枠本体1の側枠片3bの切欠部56に対応
する位置には、化粧プレートBの切欠部56から突出し
ない程度まで造営面に沿って延びるリブ17が設けてあ
る。すなわち、切欠部56に差し込んだ治具に造営面に
当接する部分を支点として力を加えることで造営面に傷
が付く虞があるが、リブ17を設けることで切欠部56
に差し込んだ治具がリブ17に当接することになり、化
粧プレートBをプレート枠Aから取り外す際に治具によ
って造営面に傷が付くのを防ぐことができる。
【0045】ところで、リブ17が延設されている側枠
片3bに隣り合う一方の側枠片3cには、リブ17と形
状及び寸法が異なる一対の連設用突起18が化粧プレー
トBに当接しない程度まで造営面に沿って延設されてい
る。また、側枠片3b,3cに各々対向する側枠片3
a,3dには、他のプレート枠本体1のリブ(連設用突
起)17及び連設用突起18と凹凸係合する各一対の連
設用溝部19,20が設けてある。
【0046】例えば、2つのプレート枠A1,A2を上
下に並べて造営面に配設する場合、一方のプレート枠A
1の側枠片3bに延設された一対のリブ(連設用突起)
17を他方のプレート枠A2の側枠片3aに設けた一対
の連設用溝部19に係合することにより、図7に示すよ
うにプレート枠A1の側枠片3bとプレート枠A2の側
枠片3aとをつき合わせて、隣り合うプレート枠A1,
A2同士を位置合わせして見栄え良く連設することがで
きる。しかも、連設用突起17と連設用溝部19との凹
凸係合によって2つのプレート枠A1,A2が連結され
るため、施工時や使用中にプレート枠A1,A2がずれ
たりすることがないものである。また、図8に示すよう
に2つのプレート枠A1,A2を左右に並べて連設する
場合には、一方のプレート枠A1の側枠片3cに延設さ
れた一対の連設用突起18を他方のプレート枠A2の側
枠片3dに設けた一対の連設用溝部20に係合すれば良
い。なお、このように複数のプレート枠A1,A2を連
設した場合には、2個分のプレート枠A1,A2に対応
した寸法を有し且つ各プレート枠A1,A2の開口部
2,2に対応して2つの開口窓を有する化粧プレート
(図示せず)をプレート枠A1,A2に取り付けてプレ
ート枠A1,A2の前面を覆うようにすれば良い。
【0047】而して、上述のように連設用突起17,1
8と、これらの連設用突起17,18にそれぞれ選択的
に凹凸係合する連設用溝部19,20とをプレート枠本
体1に設けたので、複数個のプレートを隣同士並べて連
設する場合、隣り合うプレート同士を容易に位置合わせ
して見栄え良く連設することができる。しかも、本実施
形態ではプレート枠Aから化粧プレートBを外す際に利
用されるリブ17を連設用突起に兼用するようにしてい
るので、プレート枠本体1の形状が簡素化できてコスト
ダウンが図れるという利点がある。
【0048】ところで、プレート本体50の背面側に
は、図1に示すようにプレート枠Aに取着したときにプ
レート枠本体1に設けた3つのスリット8a〜8cのう
ちの真中のスリット8bに嵌入される一対の規制リブ5
8が列設してある。ここで、規制リブ58の寸法は、プ
レート枠本体1のスリット8bに嵌入された状態で、ス
リット8bの内周面と規制リブ58との間に僅かな隙間
しか生じないような寸法に設定してある。すなわち、配
線器具Cを取り付けたプレート枠Aに化粧プレートBを
取着した状態では、規制リブ58がプレート枠本体1の
スリット8bに嵌入され、スリット8bの内周面と規制
リブ58との間には僅かな隙間しか生じないことから、
プレート枠本体1の可動梁部5の動き(撓み)が規制さ
れることになる。その結果、配線器具Cとしてコンセン
トを使用しているときにコンセントに差し込まれたプラ
グを異常に大きな力で引き抜く等の衝撃が加えられた場
合でも、上記の如く可動梁部5の動きが規制されている
ために配線器具Cの係止爪61と可動梁部5及び固定梁
部4の係止溝5a,4aとの係止が外れ難くなるもので
ある。
【0049】(実施形態2)本発明の実施形態2を図1
1〜図15を参照して説明する。但し、本実施形態はプ
レート枠本体1の開口部2並びに化粧プレートBのプレ
ート本体50の開口窓51aの寸法が1個モジュール寸
法である点を除き、基本的な構成が実施形態1と共通で
あるから、共通する部分については同一の符号を付して
説明を省略する。
【0050】本実施形態においても、1個モジュール寸
法に形成されたプレート枠本体1の開口部2の周縁背面
側には、固定梁部4並びに可動梁部5が設けてある。可
動梁部5は、図11に示すようにほぼ実施形態1と共通
の構造を有するものであるが、開口部2の短幅方向の寸
法が実施形態1に比較して短いことから、支点部6の形
状や可動梁部5と側枠片3bとの間にできるスリット8
a〜8cの形状が若干異なっているが、機能的には実施
形態1と全く共通である。而して、固定梁部4に設けた
一対の係止溝4aと可動梁部5に設けた一対の係止溝5
aに配線器具Cの係止爪61を係止することで、1個モ
ジュール寸法の配線器具Cがプレート枠Aに取り付けら
れる。
【0051】なお、連設用突起17,18並びに連設用
溝部19,20を利用して、本実施形態の1個用のプレ
ート枠1を実施形態1の2個用のプレート枠Aに連設す
ることができることはいうまでもない。
【0052】(実施形態3)本発明の実施形態3は、図
16に示すようにプレート枠Aを埋込ボックスに取り付
けるためのボックスねじ70が挿通されるボックスねじ
挿通孔12’を鍵穴状に形成した点に特徴があり、その
他の構成については実施形態1並びに実施形態2と共通
するので説明は省略する。
【0053】プレート枠本体1の両側枠片3c,3dの
略中央には凹所24が設けてあり、この凹所24内に鍵
穴状のボックスねじ挿通孔12’が設けてある。このボ
ックスねじ挿通孔12’はボックスねじ70のねじ頭部
70aよりも径の大きな大径部12a’と、幅寸法がね
じ頭部70aよりも小さく且つボックスねじ70の胴部
の直径よりも大きく、大径部12a’に連通する長孔部
12b’とで構成されている。
【0054】而して、図16(a)に示すようにボック
スねじ70を埋込ボックスから外さずに緩めるだけで大
径部12a’を通してプレート枠本体1からボックスね
じ70を抜くことができ、またプレート枠Aの取付時に
は大径部12a’からボックスねじ70をボックスねじ
挿通孔12’に挿通した後、プレート枠Aを僅かに回転
させればボックスねじ70が大径部12a’から小径部
12b’に移動してプレート枠Aがボックスねじ70に
仮止めされる。
【0055】上述のように、本実施形態はボックスねじ
挿通孔12’を鍵穴状に形成しているので、埋込ボック
スからボックスねじ70を外さずに緩めるだけでプレー
ト枠Aを埋込ボックスから取り外したり取り付けたりす
ることができ、施工作業の簡素化が図れるという利点が
ある。
【0056】(実施形態4)本発明の実施形態4は化粧
プレートB’の構造に特徴があるので、プレート枠Aに
ついては図示並びに説明を省略する。また、化粧プレー
トB’の基本的な構成も実施形態1あるいは2とほぼ共
通するから、共通する部分については同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0057】図17に示すように本実施形態では、絶縁
部材で形成され、配線器具Cの器体60の機能面を露出
させる開口窓81を有し、プレート枠Aの前面を覆う中
プレートDと、配線器具Cの器体60の機能面を露出さ
せる開口窓91を有して中プレートDの前面を覆う金属
プレートEとで化粧プレートB’が構成されている。
【0058】絶縁性を有する合成樹脂製の中プレートD
は実施形態2の化粧プレートBとほぼ共通の形状並びに
構造を有するが、前面に金属製の金属プレートEが取着
される取着凹所(図示せず)が形成されている点が異な
る。
【0059】中プレートDの前面に取着される金属プレ
ートEは、プレートの装飾あるいはデザイン上の見栄え
並びに耐火性能の向上などの機能を有するものである。
【0060】なお、金属プレートEを中プレートDの前
面に取着するには、金属プレートEに設けた係止部と中
プレートDに設けた係合片との凹凸係合を利用したり、
中プレートDに設けた挿入溝に金属プレートEの両側部
の先端部分を圧入して固定するようにしてもよい。ある
いは、両面テープを使って金属プレートEを中プレート
Dの前面に貼着したり、合成樹脂製の中プレートDの前
面に金属プレートEを熱着したり、さらには中プレート
Dに設けたスリットに金属プレートEの両側部の先端部
分を挿通し、その先端部分を中プレートDの背面側に折
り返すことで金属プレートEを中プレートDに固定する
ようにしてもよい。
【0061】(実施形態5)本発明の実施形態5を図1
8〜図23を参照して詳細に説明する。但し、本実施形
態は、配線器具をプレート枠に取り付ける取付手段の構
成に特徴を有するものであり、それ以外の基本的な構成
については実施形態1と共通するので、共通する部分に
ついては同一の符号を付して説明を省略する。
【0062】まず本実施形態における配線器具Cについ
て説明する。この配線器具Cはコンセントであって、2
本の丸ピン形の接触子を有するプラグ(図示せず)が抜
き差し自在に接続されるものである。
【0063】コンセント本体30は合成樹脂製であっ
て、略円筒形のプラグ本体が前方から嵌合される凹所3
1が形成され、凹所31の底面にはプラグ本体から突出
した2本の接触子が差し込まれる一対の差込孔31aが
設けてある。なお、凹所31の内側面にはプラグ本体の
挿入方向と略平行にその周面に一対の突条部(図示せ
ず)をガイドするガイド溝31bが形成されている。ま
た、プラグ本体には接地極が設けてあり、この接地極に
接触導通する接地極接触片31dが、コンセント本体3
0の凹所31内周面に形成されたスリット31c内に揺
動自在に配設されている。さらにコンセント本体30内
には差込孔31aから差し込まれる接触子と接触導通す
る受け刃(図示せず)と、コンセント本体30背面に開
口する電線挿入孔30aから挿入される電線を上記受け
刃並びに接地極接触片31dと各々電気的に接続するた
めの端子部(図示せず)とが収納されている。
【0064】コンセント本体30の前面側にはフランジ
部32が設けてある。コンセント本体30の背向する両
側面のフランジ部32近傍には一対の係合突起33が突
設され、さらにフランジ部32の側面には各係合突起3
3を挟むようにして各一対の位置決め突起34が突設さ
れている。係合突起33は前端縁がフランジ部32の後
端縁に略一致させてあり、さらにその側面がコンセント
本体30の前面から背面に向けて傾斜するテーパ面33
aとしてある。
【0065】一方、プレート枠本体1の略中央にはコン
セント本体30の機能面(凹所31が形成されている前
面)を露出させる開口部2が設けてある。この開口部2
を挟んで対向する一対の側枠片3a,3b(開口部2内
周面)には、コンセント本体30の係合突起33に係脱
自在に係合する係合爪26を設けた先端部が開口部2の
開口端近傍に揺動自在に配設された取付片25と、コン
セント本体30の位置決め突起34が嵌合してコンセン
ト本体30が位置決めされる溝部28とが設けられてい
る。また、開口部2の開口端周縁には、コンセント本体
30のフランジ部32が載置される載置部27が設けて
ある。
【0066】取付片25は、開口部2の内周壁に凹設さ
れた樋状の凹溝2aに沿って設けてあり、取付片25の
取付爪26の背面と凹溝2aの底面との間には取付片2
5が揺動可能なように隙間29が形成してある。また、
取付爪26は開口部2に臨む面が前面側から背面側に向
けて傾斜させてある。
【0067】而して、プレート枠本体1の開口部2に前
面側よりコンセント本体30を挿入すれば、図23に示
すようにコンセント本体30の位置決め突起34がプレ
ート枠本体1の溝部28に嵌合してコンセント本体30
が位置決めされるとともに、コンセント本体30の係合
突起33のテーパ面33aが取付爪26の傾斜面に当接
して取付片25が凹溝2aの底面側に撓み、やがて取付
爪26が係合突起33を乗り越えて互いに凹凸係合する
と同時に、コンセント本体30のフランジ部32がプレ
ート枠本体1に設けた載置部27に載置され、プレート
枠本体1に配線器具(コンセント)Cが取り付けられ
る。
【0068】すなわち、実施形態1〜4では配線器具C
をプレート枠本体1の背面側からしか取り付けることが
できず、配線器具Cの形状や寸法に制約があったが、本
実施形態のようにプレート枠本体1に前面側から取り付
けることができるようにすれば、配線器具Cの形状や寸
法の制約が減らせるという利点がある。しかも、本実施
形態においては、プレート枠本体1の開口部2の開口端
近傍に、コンセント本体30のフランジ部32を囲むよ
うにして強固な周壁16を設けることができるという利
点もある(図18参照)。
【0069】一方、化粧プレートBのプレート本体50
背面側には、図19に示すようにプレート枠Aに取着し
たときに係止爪26の背面と凹溝2aの底面との間に形
成された隙間29に嵌入される規制リブ59が列設して
ある。ここで、規制リブ59の寸法は、上記隙間29に
嵌入された状態で、隙間29の内周面と規制リブ59と
の間に僅かな隙間しか生じないような寸法に設定してあ
る。すなわち、配線器具Cを取り付けたプレート枠Aに
化粧プレートBを取着した状態では、規制リブ59がプ
レート枠本体1の上記隙間29に嵌入され、隙間29の
内周面と規制リブ59との間には僅かな隙間しか生じな
いことから、プレート枠本体1の取付片25の揺動が規
制されることになる。その結果、配線器具(コンセン
ト)Cに差し込まれたプラグを異常に大きな力で引き抜
く等の衝撃が加えられた場合でも、上記の如く取付片2
5の揺動が規制されているために配線器具Cの係合突起
33と取付片25の係合爪26との係合が外れ難くなる
ものである。
【0070】(実施形態6)本発明の実施形態6を図2
4〜図34を参照して説明する。但し、本実施形態の基
本的な構成は実施形態1並びに2と共通であるから、共
通する部分については同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0071】実施形態1並びに2においては、仮保持リ
ブ14の長さ寸法(取付金具21の脚片21aの長手方
向に沿った寸法。以下同じ)が短いために、取付ねじ2
3の締め付け時に取付金具21がぐらつきやすい。
【0072】そこで、本実施形態では、図24〜図27
に示すように仮保持リブ14を突台11の背面よりも突
出させて仮保持リブ14の長さ寸法を長くしている。こ
れにより、上述のような取付金具21のぐらつきを抑え
ることができ、プレート枠Aの配設作業がさらに容易に
なる。
【0073】また、本実施形態においては、図28及び
図29に示すように取付ねじ23の先端部を潰すことで
引締座金22のねじ孔22aの径よりも大きい幅広部2
3aを形成している。すなわち、実施形態1あるいは2
のように引締座金22を取付ねじ23の先端部に螺合さ
せているだけでは輸送中の振動などによって引締座金2
2と取付ねじ23とが分離しやすいものであるが、本実
施形態のように取付ねじ23の先端部に幅広部23aを
形成することによって引締座金22が取付ねじ23から
分離しなくなる。その結果、落下や振動などによって引
締座金22が取付ねじ23から外れてしまうことがな
く、輸送時や施工時における取り扱いが容易になる。
【0074】ところで、配線器具Cに同軸ケーブルのよ
うな比較的に太い(直径の大きい)電線を接続する場
合、プレート枠Aの突台11に電線が当たってしまうた
めに電線や配線器具Cの端子部に無理な力がかかってし
まう。また、このような無理な力ができるだけかからな
いようにするためには、配線器具Cに対する電線の接続
方向が制約されることになる。
【0075】そこで本実施形態においては、図24に示
すようにプレート枠本体1の突台11の内側後端部に凹
溝状の支持部35を設け、図31に示すように配線器具
Cに接続される電線36の一部を支持部35にて支持す
るようにしている。これにより、電線36や配線器具C
の端子部に無理な力がかかるのを防ぐことができるとと
もに、配線器具Cの端子部に対する電線36の接続方向
の制約もなくすことができて施工性が向上できる。
【0076】ところで、本発明に係る配線器具用プレー
トは取付金具21をプレート枠Aに取着した状態で包装
されて工場から出荷されるのであるが、包装時や輸送時
に取付金具21の両脚片21aに設けられた爪21dが
プレート枠Aや化粧プレートBに当たって傷を付けてし
まう虞がある。
【0077】そこで本実施形態においては、プレート枠
Aの背面側に着脱自在に装着されて取付金具21を含む
突台11全体を覆う保護カバー37を設けている。この
保護カバー37は、図32(a)に示すように紙のよう
な可撓性を有する部材を短冊形に形成し、両端近傍に設
けた切り込み37a同士を嵌合するようにして円筒形に
丸めることで形成されている(図32(b)参照)。
【0078】而して、保護カバー37によって取付金具
21の爪21dがプレート枠Aや化粧プレートBに当た
って傷を付けるのを防ぐことができる。ここで、図33
に示すようにプレート枠Aの背面側に保護カバー37を
装着し、保護カバー37の反対側の端部を化粧プレート
Bの背面側に挿入した状態で包装用の袋38に挿入すれ
ば、図34に示すように保護カバー37によって取付金
具21の爪21dが覆われると同時にプレート枠Aと化
粧プレートBとの距離が離されるから、包装時や輸送時
の取り扱いが楽になるとともに、保護カバー37の内部
に注意書や説明書などを入れることができる。
【0079】なお、本実施形態ではプレート枠本体1の
開口部2並びに化粧プレートBのプレート本体50の開
口窓51aの寸法が1個モジュール寸法の場合について
説明したが、図35及び図36に示すように2個モジュ
ール寸法の場合でも同様の効果を奏することが可能であ
る。
【0080】(実施形態7)本発明の実施形態7を図3
7〜図43を参照して説明する。但し、本実施形態の基
本的な構成は実施形態5と共通であるから、共通する部
分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0081】実施形態5においては、コンセント本体3
0とプレート枠本体1の開口部2の内周面との間に生じ
る隙間の調整が困難であり、配線器具(コンセント)C
がプレート枠Aに対してがたついてしまう虞がある。
【0082】そこで本実施形態では、図37〜図39に
示すようにコンセント本体30に圧接する突部39が、
プレート枠本体1が有する略矩形の開口部2の各辺内周
面にそれぞれ一対ずつ突設してある。而して、実施形態
5と同様にプレート枠本体1の開口部2内にコンセント
本体30を装着すると、図40に示すように各突部39
がコンセント本体30の側面に圧接することによって開
口部2に対するコンセント本体1のがたつきがなくな
り、コンセント本体30を開口部2の略中央に配置する
ことができる。
【0083】ところで、図41に示すように、化粧プレ
ートBの表面にはメーカ名やブランド名あるいは製品名
等のマーク(商標等)が付される場合が多いため、プレ
ート枠Aに対する化粧プレートBの取着方向も上記マー
クの向きに合わせて一義的に決まってしまうことにな
り、正規の向き以外の向きで取着されると見栄えが悪く
なってしまう。
【0084】そこで本実施形態では、プレート枠本体1
の前面に設けた凹部40に挿入されてプレート枠Aに対
する化粧プレートBの取着方向を規制する規制突起57
を、化粧プレートBのプレート本体50裏面に突設して
ある。上記凹部40は、図37に示すようにプレート枠
本体1の取付ねじ挿通孔13の両側に設けられた凹所の
片側(上側)が利用され、もう片側(下側)の凹所41
にはリブ42が設けられている。すなわち、化粧プレー
トBは、プレート本体50の規制突起57がリブ42に
当たって凹所41に挿入されることがなく、図42及び
図43に示すように規制突起57が凹部40に挿入され
る向きにのみプレート枠Aに取着される。その結果、プ
レート枠Aに対して化粧プレートBが誤った向きに取着
されるのを防止することができる。
【0085】
【発明の効果】請求項1の発明は、埋込型の配線器具の
機能面を露出させる開口部を有するとともに該開口部を
挟んで対向する側枠片に前記配線器具を取り付けるため
の取付手段を具備して造営面に設けられた埋込孔の開口
面側を覆うプレート枠と、前記配線器具の機能面を露出
させる開口窓を有するとともに前記プレート枠に取着さ
れて該プレート枠の前面を覆う化粧プレートとを備え、
前記プレート枠の少なくとも1つの側枠片側面に1乃至
複数の連設用突起を突設するとともに前記連設用突起が
突設されていない側枠片側面に他のプレート枠の連設用
突起と凹凸係合する1乃至複数の連設用溝部を設け、前
記取付手段は、前記配線器具が備える係止爪を係止する
係止溝を有し前記プレート枠の開口部の周縁に設けられ
る固定梁部と、前記係止爪を係止する係止溝を有し前記
プレート枠の開口部の周縁に撓み自在に設けられる可動
梁部とから成り、該可動梁部と側枠片との間に形成され
るスリットに嵌入して可動梁部の撓みを規制する規制リ
ブを前記化粧プレートの背面側に突設して成るので、複
数個のプレートを隣同士並べて連設する場合、隣り合う
プレート枠の連設用突起を連設用溝部に凹凸係合させる
ことにより、隣り合うプレート同士を位置合わせして見
栄え良く連設することができ、さらに、固定梁部の係止
溝に一方の係止爪を係止した後、他方の係止爪を可動梁
部を撓ませて係止溝に係止させることで配線器具を容易
にプレート枠に取り付けることができるとともに、規制
リブによって可動梁部の動きが規制されるために配線器
具に大きな衝撃等が加えられた場合でも、配線器具の係
止爪と可動梁部の係止溝との係止が外れ難くなるという
効果がある。
【0086】 請求項2の発明は、埋込型の配線器具の
機能面を露出させる開口部を有するとともに該開口部を
挟んで対向する側枠片に前記配線器具を取り付けるため
の取付手段を具備して造営面に設けられた埋込孔の開口
面側を覆うプレート枠と、前記配線器具の機能面を露出
させる開口窓を有するとともに前記プレート枠に取着さ
れて該プレート枠の前面を覆う化粧プレートとを備え、
前記プレート枠の少なくとも1つの側枠片側面に1乃至
複数の連設用突起を突設するとともに前記連設用突起が
突設されていない側枠片側面に他のプレート枠の連設用
突起と凹凸係合する1乃至複数の連設用溝部を設け、前
記取付手段は、前記配線器具が備える係合突起に係脱自
在に係合する係合爪を設けた先端部が前記プレート枠の
開口部の開口端近傍に揺動自在に配設された取付片と、
前記プレート枠の開口部の開口端周縁に設けられ前記配
線器具の少なくとも一部が載置される載置部とから成
り、前記係合爪と前記開口部の周面との間に形成される
スリットに嵌入して係合片の変位を規制する規制リブを
前記化粧プレートの背面側に突設して成るので、複数個
のプレートを隣同士並べて連設する場合、隣り合うプレ
ート枠の連設用突起を連設用溝部に凹凸係合させること
により、隣り合うプレート同士を位置合わせして見栄え
良く連設することができ、さらに、配線器具をプレート
枠の前面側から開口部に挿入すれば、取付片が揺動して
先端部の係合爪が配線器具の係合突起に係合するととも
にプレート枠の載置部に配線器具の一部が載置されるこ
とで配線器具を前面側からプレート枠に取り付けること
ができ、配線器具をプレート枠の背面側から取り付ける
場合に比較して配線器具の形状や寸法の制約が減らせる
とともに、プレート枠の開口部近傍に強固な周壁を設け
ることができ、しかも規制リブによって取付片の動きが
規制されるために配線器具に大きな衝撃等が加えられた
場合でも、配線器具の係合突起と係合爪との係合が外れ
難くなるという効果がある。
【0087】 請求項3の発明は、前記化粧プレートの
背面側に係止突起を突設するとともに該係止突起が係止
する係止孔を前記プレート枠の前面に設け、前記化粧プ
レートの側壁に化粧プレート取外し用の治具を挿入する
切欠部を設け、該切欠部に対応する位置で化粧プレート
取外し用の治具が当接し且つ前記化粧プレートの切欠部
から突出しないリブを延設して成るので、切欠部に治具
を挿入して梃子の原理を用いて化粧プレートを持ち上げ
ることにより、係止突起と係止孔との係止を解いて化粧
プレートをプレート枠から容易に取り外すことができ、
切欠部に差し込まれた治具がリブに当接することによ
り、化粧プレートをプレート枠から取り外す際に治具に
よって造営面に傷が付くのを防ぐことができ、さらにこ
のリブを連設用突起に兼用することでプレート枠の形状
が簡素化できてコストダウンが図れるという効果があ
る。
【0088】 請求項4の発明は、前記可動梁部の支点
部を可動梁部が有する係止溝よりも前記開口部寄りに設
けたので、固定梁部の係止溝に一方の係止爪を係止した
後、他方の係止爪を可動梁部を撓ませて係止溝に係止さ
せることで配線器具を容易にプレート枠に取り付けるこ
とができるとともに、プレート枠に取り付けた配線器具
に前面側から背面方向への強い押圧力が加えられたとき
に可動梁部が開口部側へ倒れるように撓むこととなり、
可動梁部の係止溝から配線器具の係止爪が外れることが
なく、プレート枠からの配線器具の脱落を防止すること
ができるという効果がある。
【0089】
【0090】
【0091】
【0092】 請求項の発明は、前記埋込孔内に配設
される埋込ボックスに前記プレート枠を取り付けるため
のボックスねじが挿通されるボックスねじ挿通孔を前記
プレート枠の開口部を挟んで対向する側枠片に設け、該
ボックスねじ挿通孔の周縁部のうちでボックスねじ挿通
孔を挟んで前記開口部に略対向する部位の少なくとも一
部を前記周縁部の他の部位よりも厚く形成して成るの
で、この厚く形成された部位にボックスねじの頭部下面
が先に当接し、ボックスねじの締め付けによりプレート
枠に作用する力の作用点が上記厚く形成された部位だけ
となり、ボックスねじ挿通孔の周縁部が同じ厚みで形成
されている場合に比較して、同じ締結力に対してプレー
ト枠の変形を軽減することができるという効果がある。
【0093】 請求項の発明は、前記プレート枠を前
記埋込孔内に配設される埋込ボックスに取り付けるため
のボックスねじが挿通され、略鍵穴状に形成されるボッ
クスねじ挿通孔を前記プレート枠に設けたので、略鍵穴
状に形成されたボックスねじ挿通孔の大径部からボック
スねじを抜いたり入れたりすることにより、埋込ボック
スからボックスねじを外さずに緩めるだけでプレート枠
を埋込ボックスに取り付けることができるという効果が
ある。
【0094】 請求項の発明は、前記プレート枠の背
面側に突設された凹字形の突台と、該突台の凹部底面か
らプレート枠の前面側に貫通する取付ねじ挿通孔と、埋
込ボックスの壁面あるいは造営材に突き立つ爪が先端に
設けられた一対の脚片を連結片で連結して略コ字形に形
成される取付金具と、前記プレート枠の前面側から前記
取付ねじ挿通孔に挿通されるとともに前記取付金具の連
結片に設けた挿通孔に挿通される取付ねじと、該取付ね
じの先端に螺合されて前記突台の凹部内に配置されると
ともに取付ねじを締め付けたときに前記プレート枠の背
面側から前面側へ前記突台に近づく向きに螺進して前記
取付金具の連結片を突台の前記凹部底面に近づく方へ押
す引締座金とを備え、前記連結片が前記引締座金により
突台の凹部底面に押し付けられることで前記取付金具の
一対の脚片を外側へ倒れ込ませるので、プレート枠を埋
込孔の開口面側に配置して取付ねじを締め付ければ、引
締座金が螺進して取付金具の連結片を突台の前記凹部底
面に近づく方へ押すことにより連結片が引締座金により
突台の凹部底面に押し付けられて取付金具の一対の脚片
を倒れ込ませるため、脚片の先端に設けた爪が埋込ボッ
クスや造営材に突き立って係止し、ボックスねじを使わ
ずにプレート枠を造営面に配設することができるという
効果がある。
【0095】 請求項の発明は、前記脚片の外側面に
保持突起が突設され、前記取付ねじを締め付けていない
状態で該保持突起と圧接して前記取付金具を仮保持する
仮保持リブが前記取付金具の凹部内側面に設けられた
で、レート枠に取り付けた配線器具を埋込孔から埋込
ボックス内に挿入する際に取付金具が倒れ込んで邪魔に
成ることがなく挿入がし易い。
【0096】 請求項の発明は、前記化粧プレート
が、前記開口窓を有し前記プレート枠の前面を覆う主部
と、該主部の略全周縁より突出される側壁とを備え、対
向する側壁間の幅寸法を前記プレート枠の各幅寸法より
も大きくして成るので、プレート枠の前面側に化粧プレ
ートを取着したときにプレート枠が化粧プレートの内側
に収まり、化粧プレートの側壁の先端縁が造営面にほぼ
当接することになるため、プレート枠と化粧プレートと
の突き合わせ面が造営面よりも前方へ出ることがなく、
両者の突き合わせの線が側面からはほとんど見えないよ
うにして見栄えを良くすることができるという効果があ
る。
【0097】 請求項10の発明は、前記化粧プレート
が、絶縁部材で形成され前記配線器具の機能面を露出さ
せる開口窓を有し前記プレート枠の前面を覆う中プレー
トと、前記配線器具の機能面を露出させる開口窓を有し
て前記中プレートの前面を覆う金属プレートとから成る
ので、金属プレートを用いることで化粧プレートのデザ
イン上の自由度を広げることができ、しかも金属プレー
トの背面側は絶縁部材で形成された中プレートによって
プレート枠側と絶縁することができるという効果があ
る。
【0098】 請求項11の発明は、前記プレート枠の
開口部及び前記化粧プレートの開口窓の各長手方向寸法
を、所定の単位寸法に形成される前記配線器具の短幅方
向寸法と略一致させて成るので、所定の単位寸法に形成
された配線器具を1個ずつ配設することができるという
効果がある。
【0099】 請求項12の発明は、前記プレート枠の
開口部及び前記化粧プレートの開口窓の各長手方向寸法
を、所定の単位寸法に形成される前記配線器具の短幅方
向寸法の略2倍として成るので、所定の単位寸法に形成
された配線器具を2個ずつ配設することができるという
効果がある。
【0100】
【0101】 請求項13の発明は、前記取付ねじの先
端部に引締座金の脱落を防止する幅広部を設けて成る
で、施工時における落下や輸送時における振動等によっ
て引締座金が取付ねじから脱落することがなく、施工時
や輸送時における取り扱いが容易になるという効果があ
る。
【0102】 請求項14の発明は、配線器具に接続さ
れる電線の少なくとも一部を支持する支持部をプレート
枠の背面側に設けたので、電線を支持部で支持すること
により、配線器具に対する電線の接続方向に制約がなく
なって施工性が向上するという効果がある。
【0103】 請求項15の発明は、配線器具の器体に
圧接する突部を前記プレート枠の開口部の内周面に複数
設けたので、前記突部を配線器具の器体に圧接すること
によってプレート枠と配線器具とのがたつきを防止する
ことができるという効果がある。
【0104】 請求項16の発明は、前記プレート枠の
前面に設けた凹部に挿入されてプレート枠に対する前記
化粧プレートの取着方向を規制する規制突起を該化粧プ
レートの背面に突設したので、プレート枠に対して化粧
プレートが誤った向きに取着されるのを防止することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の背面側から見た分解斜視図であ
る。
【図2】同上の前面側から見た分解斜視図である。
【図3】同上のプレート枠を示し、(a)は正面図、
(b)は左方向から見た側面断面図、(c)は右方向か
ら見た側面断面図、(d)は下方向から見た半断面図で
ある。
【図4】同上のプレート枠を示し、(a)は背面図、
(b)は上方向から見た側面断面図である。
【図5】同上の化粧プレートを示し、(a)は正面図、
(b)は右方向から見た側面断面図、(c)は背面図、
(d)は上方向から見た側面断面図である。
【図6】同上のプレート枠に配線器具を取り付けた状態
の側面断面図である。
【図7】同上のプレート枠を上下に連設した状態を示す
正面図である。
【図8】同上のプレート枠を左右に連設した状態を示す
正面図である。
【図9】同上の取付金具を取り付けた状態を示し、
(a)は背面図、(b)は側面図である。
【図10】(a)は取付ねじを締め付ける前の状態のプ
レート枠の側面半断面図、(b)は取付ねじを締め付け
た後の状態のプレート枠の側面半断面図である。
【図11】実施形態2の背面側から見た分解斜視図であ
る。
【図12】同上の前面側から見た分解斜視図である。
【図13】同上のプレート枠を示し、(a)は正面図、
(b)は左方向から見た側面断面図、(c)は右方向か
ら見た側面断面図、(d)は下方向から見た半断面図で
ある。
【図14】同上のプレート枠を示し、(a)は背面図、
(b)は上方向から見た側面断面図である。
【図15】同上の化粧プレートを示し、(a)は正面
図、(b)は右方向から見た側面断面図、(c)は背面
図、(d)は上方向から見た側面断面図である。
【図16】実施形態3を示し、(a)はボックスねじか
らプレート枠を取り外す又は取り付けるときの正面図、
(b)はボックスねじにプレート枠を取り付けた状態の
正面図である。
【図17】実施形態4の化粧プレートを示す斜視図であ
る。
【図18】実施形態5の前面側から見た分解斜視図であ
る。
【図19】同上の背面側から見た分解斜視図である。
【図20】同上のプレート枠を示し、(a)は正面図、
(b)は左方向から見た側面断面図、(c)は右方向か
ら見た側面断面図、(d)は下方向から見た半断面図で
ある。
【図21】同上のプレート枠を示し、(a)は背面図、
(b)は上方向から見た側面断面図である。
【図22】同上の化粧プレートを示し、(a)は正面
図、(b)は右方向から見た側面断面図、(c)は背面
図、(d)は上方向から見た側面断面図である。
【図23】同上のプレート枠に配線器具を取り付けた状
態の側面断面図である。
【図24】実施形態6のプレート枠を示し、(a)は正
面図、(b)は左方向から見た側面断面図、(c)は右
方向から見た側面断面図、(d)は下方向から見た半断
面図である。
【図25】同上のプレート枠を示し、(a)は背面図、
(b)は上方向から見た側面断面図である。
【図26】(a)は正面図、(b)は右方向から見た側
面図、(c)は背面図、(d)は下方向から見た半断面
図である。
【図27】同上におけるプレート枠の要部断面図であ
る。
【図28】同上におけるプレート枠の要部断面図であ
る。
【図29】同上におけるプレート枠の要部を示し、
(a)は側面図、(b)は側面断面図である。
【図30】同上におけるプレート枠に配線器具を取り付
けた状態の背面図である。
【図31】(a)は同上の配線器具に電線を接続した状
態の背面図、(b)はプレート枠の側面断面図である。
【図32】同上における保護カバーを示し、(a)は展
開図、(b)は斜視図である。
【図33】同上の包装形態を説明するための図である。
【図34】同上の包装状態を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図35】同上の他のプレート枠を示し、(a)は正面
図、(b)は左方向から見た側面断面図、(c)は右方
向から見た側面断面図、(d)は下方向から見た半断面
図である。
【図36】同上の他のプレート枠を示し、(a)は背面
図、(b)は上方向から見た側面断面図である。
【図37】実施形態7のプレート枠を示し、(a)は正
面図、(b)は左方向から見た側面断面図、(c)は右
方向から見た側面断面図、(d)は下方向から見た半断
面図である。
【図38】同上のプレート枠を示し、(a)は背面図、
(b)は上方向から見た側面断面図である。
【図39】同上のプレート枠の要部を示す正面図であ
る。
【図40】同上のコンセント本体を取り付けた状態にお
ける要部背面図である。
【図41】同上の化粧プレートを示し、(a)は正面
図、(b)は右方向から見た側面断面図、(c)は背面
図、(d)は上方向から見た側面断面図である。
【図42】同上の正面図である。
【図43】同上の要部測面断面図である。
【符号の説明】
A プレート枠 B 化粧プレート 1 プレート枠本体 2 開口部 3 側枠片 4 固定梁部 5 可動梁部 6 支点部 17 リブ(連設用突起) 18 連設用突起 19,20 連設用溝部
フロントページの続き (72)発明者 氏原 秀哲 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−174247(JP,A) 特開 平9−224318(JP,A) 特開 平5−276626(JP,A) 特開 平1−198209(JP,A) 特開 平5−276628(JP,A) 特開 昭58−22509(JP,A) 実開 平3−86722(JP,U) 実開 昭59−55866(JP,U) 実公 昭45−27965(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/02

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋込型の配線器具の機能面を露出させる
    開口部を有するとともに該開口部を挟んで対向する側枠
    片に前記配線器具を取り付けるための取付手段を具備し
    て造営面に設けられた埋込孔の開口面側を覆うプレート
    枠と、前記配線器具の機能面を露出させる開口窓を有す
    るとともに前記プレート枠に取着されて該プレート枠の
    前面を覆う化粧プレートとを備え、前記プレート枠の少
    なくとも1つの側枠片側面に1乃至複数の連設用突起を
    突設するとともに前記連設用突起が突設されていない側
    枠片側面に他のプレート枠の連設用突起と凹凸係合する
    1乃至複数の連設用溝部を設け、前記取付手段は、前記
    配線器具が備える係止爪を係止する係止溝を有し前記プ
    レート枠の開口部の周縁に設けられる固定梁部と、前記
    係止爪を係止する係止溝を有し前記プレート枠の開口部
    の周縁に撓み自在に設けられる可動梁部とから成り、該
    可動梁部と側枠片との間に形成されるスリットに嵌入し
    て可動梁部の撓みを規制する規制リブを前記化粧プレー
    トの背面側に突設して成ることを特徴とする配線器具用
    プレート。
  2. 【請求項2】 埋込型の配線器具の機能面を露出させる
    開口部を有するとともに該開口部を挟んで対向する側枠
    片に前記配線器具を取り付けるための取付手段を具備し
    て造営面に設けられた埋込孔の開口面側を覆うプレート
    枠と、前記配線器具の機能面を露出させる開口窓を有す
    るとともに前記プレート枠に取着されて該プレート枠の
    前面を覆う化粧プレートとを備え、前記プレート枠の少
    なくとも1つの側枠片側面に1乃至複数の連設用突起を
    突設するとともに前記連設用突起が突設されていない側
    枠片側面に他のプレート枠の連設用突起と凹凸係合する
    1乃至複数の連設用溝部を設け、前記取付手段は、前記
    配線器具が備える係合突起に係脱自在に係合する係合爪
    を設けた先端部が前記プレート枠の開口部の開口端近傍
    に揺動自在に配設された取付片と、前記プレート枠の開
    口部の開口端周縁に設けられ前記配線器具の少なくとも
    一部が載置される載置部とから成り、前記係合爪と前記
    開口部の周面との間に形成されるスリットに嵌入して係
    合片の変位を規制する規制リブを前記化粧プレートの背
    面側に突設して成ることを特徴とする配線器具用プレー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記化粧プレートの背面側に係止突起を
    突設するとともに該係止突起が係止する係止孔を前記プ
    レート枠の前面に設け、前記化粧プレートの側壁に化粧
    プレート取外し用の治具を挿入する切欠部を設け、該切
    欠部に対応する位置で化粧プレート取外し用の治具が当
    接し且つ前記化粧プレートの切欠部から突出しないリブ
    を延設して成ることを特徴とする請求項1又は2記載の
    配線器具用プレート。
  4. 【請求項4】 前記可動梁部の支点部を可動梁部が有す
    る係止溝よりも前記開口部寄りに設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の配線器具用プレート。
  5. 【請求項5】 前記埋込孔内に配設される埋込ボックス
    に前記プレート枠を取り付けるためのボックスねじが挿
    通されるボックスねじ挿通孔を前記プレート枠の開口部
    を挟んで対向する側枠片に設け、該ボックスねじ挿通孔
    の周縁部のうちでボックスねじ挿通孔を挟んで前記開口
    部に略対向する部位の少なくとも一部を前記周縁部の他
    の部位よりも厚く形成して成ることを特徴とする請求項
    又は2記載の配線器具用プレート。
  6. 【請求項6】 前記プレート枠を前記埋込孔内に配設さ
    れる埋込ボックスに取り付けるためのボックスねじが挿
    通され、略鍵穴状に形成されるボックスねじ挿通孔を前
    記プレート枠に設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の配線器具用プレート。
  7. 【請求項7】 前記プレート枠の背面側に突設された凹
    字形の突台と、該突台の凹部底面からプレート枠の前面
    側に貫通する取付ねじ挿通孔と、埋込ボックスの壁面あ
    るいは造営材に突き立つ爪が先端に設けられた一対の脚
    片を連結片で連結して略コ字形に形成される取付金具
    と、前記プレート枠の前面側から前記取付ねじ挿通孔に
    挿通されるとともに前記取付金具の連結片に設けた挿通
    孔に挿通される取付ねじと、該取付ねじの先端に螺合さ
    れて前記突台の凹部内に配置されるとともに取付ねじを
    締め付けたときに前記プレート枠の背面側から前面側へ
    前記突台に近づく向きに螺進して前記取付金具の連結片
    を突台の前記凹部底面に近づく方へ押す引締座金とを備
    え、前記連結片が前記引締座金により突台の凹部底面に
    押し付けられることで前記取付金具の一対の脚片を外側
    へ倒れ込ませることを特徴とする請求項1又は2記載の
    配線器具用プレート。
  8. 【請求項8】 前記脚片の外側面に保持突起が突設さ
    れ、前記取付ねじを締め付けていない状態で該保持突起
    と圧接して前記取付金具を仮保持する仮保持リブが前記
    取付金具の凹部内側面に設けられたことを特徴とする請
    求項記載の配線器具用プレート。
  9. 【請求項9】 前記化粧プレートは、前記開口窓を有し
    前記プレート枠の前面を覆う主部と、該主部の略全周縁
    より突出される側壁とを備え、対向する側壁間の幅寸法
    を前記プレート枠の各幅寸法よりも大きくして成ること
    を特徴とする請求項1又は2記載の配線器具用プレー
    ト。
  10. 【請求項10】 前記化粧プレートは、絶縁部材で形成
    され前記配線器具の機能面を露出させる開口窓を有し前
    記プレート枠の前面を覆う中プレートと、前記配線器具
    の機能面を露出させる開口窓を有して前記中プレートの
    前面を覆う金属プレートとから成ることを特徴とする請
    求項1又は2記載の配線器具用プレート。
  11. 【請求項11】 前記プレート枠の開口部及び前記化粧
    プレートの開口窓の各長手方向寸法を、所定の単位寸法
    に形成される前記配線器具の短幅方向寸法と略一致させ
    て成ることを特徴とする請求項1又は2記載の配線器具
    用プレート。
  12. 【請求項12】 前記プレート枠の開口部及び前記化粧
    プレートの開口窓の各長手方向寸法を、所定の単位寸法
    に形成される前記配線器具の短幅方向寸法の略2倍とし
    て成ることを特徴とする請求項1又は2記載の配線器具
    用プレート。
  13. 【請求項13】 前記取付ねじの先端部に引締座金の脱
    落を防止する幅広部を設けて成ることを特徴とする請求
    7又は8記載の配線器具用プレート。
  14. 【請求項14】 配線器具に接続される電線の少なくと
    も一部を支持する支持部をプレート枠の背面側に設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の配線器具用プレ
    ート。
  15. 【請求項15】 配線器具の器体に圧接する突部を前記
    プレート枠の開口部の内周面に複数設けたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の配線器具用プレート。
  16. 【請求項16】 前記プレート枠の前面に設けた凹部に
    挿入されてプレート枠に対する前記化粧プレートの取着
    方向を規制する規制突起を該化粧プレートの背面に突設
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の配線器具用
    プレート
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