JP2000278851A - 取付具 - Google Patents

取付具

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JP2000278851A
JP2000278851A JP8186499A JP8186499A JP2000278851A JP 2000278851 A JP2000278851 A JP 2000278851A JP 8186499 A JP8186499 A JP 8186499A JP 8186499 A JP8186499 A JP 8186499A JP 2000278851 A JP2000278851 A JP 2000278851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
fixture
electric device
present
fixing plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8186499A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yagisawa
博史 八木沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コードをコンセントに差し込んだときの余剰
部分を収納することができる電気機器の取付具を提供す
る。 【解決手段】 固定板1には、機器保持部2,2を取り
囲んでコード巻付部3aが設けてあり、その上端部に外
側に向けて折返片31aが設けてある。取付具Aを壁に
取り付け、機器保持部2,2に電気機器を取り付けた
後、コードをコード巻付部3aに巻き付けて収納するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器を壁等に固定
するための取付具に関し、詳述すれば、電気機器を固定
するに際し、電気機器のコードの余剰部分を収納するこ
とができる取付具に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器には電源コードや通信コードが
設けられているが、それらのコードをコンセントに差し
込んだときに、余剰部分が長いと弛みによりコードどう
しが絡み合ったり、通行人がコードに引っかかったりす
るという問題があり、また、コードの余剰部分をひも等
で束ねても美観を損なうという問題があった。それらの
問題を解決するための電気機器として、例えば特開平1
0−285495号公報において、電気機器の内部に電
源コードの収納部を設けたものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−285495号公報における電気機器の場
合、その内部に電源コードの収納部を設けているため、
電気機器の筐体が大きくなり、電気機器を小型化できな
いという問題点があった。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであって、電気機器の電源コードや通信コードをコン
セントに差し込んだときの余剰部分を、コード巻付部に
巻き付けて収納することができる取付具を提供すること
を目的としている。また、取付具を壁に固定するに際
し、位置合わせや固定作業を一人で簡単に行うことがで
きる取付具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、固定板の表面に機器保持部を有
する取付具であって、その機器保持部の外側に固定板に
沿ってコード巻付部を設け、前記機器保持部は対象とな
る機器を前記コード巻付部より突出して保持できるよう
になされたことを特徴とする取付具である。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
おいて、前記固定板の裏面に粘着層を設けたことを特徴
とする取付具である。
【0007】本発明における機器保持部とは、機器の凹
部に嵌合する係合部を有する突起や頂部にねじ孔を有
し、機器をねじ等で固定できる突起等のことである。
【0008】本発明におけるコード巻付部は、その上端
部に外側に向けた折返片を設けるとコードをきれいに巻
き付けることができるので効果的である。また、コード
巻付部は、機器保持部の外側周辺に固定板の表面に沿っ
て連続的に設けてもよいし、独立した突起を複数設けて
もよい。さらに、機器保持部に一体的に設けてもよい。
【0009】本発明における粘着層は、特に限定されな
いが、弱粘着性で繰返し貼ったり剥がしたりできるもの
が取り付けの手直しができるので好適である。特に、微
球体の粘着剤からなる粘着層が上記性能に優れており好
ましい。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明の取付具においては、機器
保持部の外側に固定板の表面に沿ってコード巻付部を設
けた。従って、電気機器の電源コードや通信コードをコ
ンセントに差し込んだときの余剰部分をコード巻付部に
巻き付けて収納することができる。また、機器保持部は
対象となる機器を前記コード巻付部より突出して保持で
きるようになされている。従って、コード巻付部を覆う
ように電気機器を取り付けることができるので、巻き付
けたコードを電気機器の裏側に隠蔽することができる。
【0011】請求項2記載の発明の取付具においては、
固定板の裏面に粘着層を設けた。従って、取付具を壁に
取り付けるときに、粘着層によって所定の位置に仮固定
することができ、位置合わせや固定作業を一人で簡単に
行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明の
取付具を示す斜視図であり、図2は本発明の他の取付具
を示す斜視図であり、図3は図1の取付具の使用方法を
示す側断面図であり、図4は本発明の他の取付具の壁へ
の取り付け方法を示す側断面図である。
【0013】図1において、取付具Aは、固定板1の表
面に機器保持部2,2が立設してあり、機器保持部2,
2を取り囲んでコード巻付部3aを設けてある。機器保
持部2,2はコード巻付部3aより突出させてあり、図
3に示すように、電気機器4をコード巻付部3aより突
出して保持できるようにしてある。
【0014】固定板1aには、上部に縦方向の長孔11
aと下部に横方向の長孔11bが設けてある。長孔11
aは縦に長いので木ねじを途中までねじ込んで縦方向の
位置を調整してから最後までねじ込むことができる。ま
た、長孔11bは横に長いので上部を仮固定した後、木
ねじを途中までねじ込んで横方向の位置を調整して傾き
をなくしてから上部と下部の木ねじを最後までねじ込む
ことで固定板1aを壁に固定することができる。つま
り、取付具Aの高さと傾きを容易に調整することができ
る。また、固定板1aの4つの角部には、それぞれピン
孔5が設けられている。例えば、石膏ボードに取付具A
を固定する場合などは、ピンや細い釘をピン孔5に通し
て固定することができる。
【0015】コード巻付部3aは機器保持部2,2を取
り囲んで設けられており、その上端部に外側に向けて折
返片31aが設けてある。折返片31aを設けることに
より、図3に示すように、コード41の先端のプラグ4
3をコンセント44に差し込んだときの余剰部分をコー
ド巻付部3aから外れずにきれいに巻き付けて収納する
ことができる。
【0016】機器保持部2は円柱状とされており、コー
ド巻付部3aの上端より突出して係合溝21が設けてあ
り、図3に示すように電気機器4が係合溝21を利用し
て取り付けてある。すなわち、固定板1aと電気機器4
との間に間隙を設けて電気機器4を取り付けてある。こ
のように電気機器4をコード巻付部3aの上に取り付け
るので、コード巻付部3aにコード41を電気機器4の
裏側で巻き付けて収納することができる。また、巻き付
けたコード41を電気機器4の裏側に隠蔽することがで
きるので、余剰のコード41がじゃまにならず、美観的
にも優れたものにすることができる。特に、取付具Aを
電気機器4よりも小さくすると、巻き付けたコード41
が電気機器4からはみだす恐れがさらになくなるので好
ましい。
【0017】図2に本発明の取付具の他の例を示す。取
付具Bにおいて、コード巻付部は独立した4個の突起3
b,3b,3b,3bから構成され、機器保持部2,2
の外側周辺の固定板1bに設けられている。固定板1b
はステンレス板で形成されている。固定板1bの四隅に
外側の1辺を残して長方形の打ち抜きをし、この打抜片
を垂直に立て起こし、上部を外側に直角に折り曲げてコ
ード巻付部の4個の突起3b,3b,3b,3bを形成
してある。
【0018】取付具Bをこのように形成することによ
り、機能は取付具Aと同様で材料費,加工費を非常に安
くすることができる。
【0019】図3で図1の取付具Aの取り付け方法及び
使用方法を説明する。厚さ12mmの石膏ボードからな
る壁Wの裏面の所定の位置には厚さ15mmの合板から
なる補強材14が接着されて固着してある。まず、所定
の位置をマーカーで表示し、表示に従って取付具Aを壁
Wに当接し、上部の長孔11aの中央部に木ねじ13を
途中までねじ込んで仮固定する。取付具Aの高さを測定
し、高さがずれていれば調整して固定高さを決め、木ね
じ13をある程度取付具Aを動かせる状態になるように
締め込む。次に、取付具Aの傾きを修正して、下部の長
孔11bの中央部に木ねじ13を途中までねじ込んで仮
固定する。取付具Aの傾きを正確に修正した後、木ねじ
を最後までねじ込む。このようにして取付具Aを壁Wへ
固定する。
【0020】次に、取付具Aの機器保持部2,2の係合
溝21,21に電気機器4の係止部42を嵌合すること
により固着する。コード41の長さをコンセント44に
接続する距離に合うように、電気機器4のコード41を
コード巻付部3aに巻き付る回数を調整する。その後、
プラグ43をコンセント44に差し込む。
【0021】図4で取付具Cの取り付け方法を説明す
る。取付具Cは、ポリカーボネートで形成してある。固
定板1cの裏面には粘着層14が設けてあり、釘13a
が斜めに差し込めるピン孔とピン孔に垂直な面とを持つ
縦方向に2列の突起部12,12,12が設けてある。
上部4個の突起部12のピン孔は釘13aが下向きに差
し込まれるように設けてあり、下部2個の突起部12の
ピン孔は釘13aが上向きに差し込まれるように設けて
ある。また、施工前には取付具Cの裏面に離型紙が設け
てあり、粘着層14を保護してある。施工に際しては、
この離型紙を取り除き石膏ボードからなる壁Wの所定の
位置に取付具Cを粘着層14によって仮固定する。その
際、所定の位置はマーカーで表示しておくと正確に施工
できる。仮固定した位置を測定して、位置がずれていれ
ば正しい位置に修正する。次に、6個のピン孔5に順次
釘13aを差し込み、金づちで釘を打ち込んでいく。
【0022】突起部12とピン孔5とを上述のように形
成してあるので、下向きに打ち込まれた釘13aと上向
きに打ち込まれた釘13aとにより、取付具Cが上下に
動いたり、壁Wから剥がれたりすることがない。特に、
石膏ボード等木ねじでの固定が困難なところで有効であ
る。
【0023】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、本発明の具体的構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があっても本発明に含まれる。
【0024】例えば、電気機器はホームテレホンのよう
に電源用コードと通信用コードとを有していてもよい。
また、機器保持部は、柱状ではなく、板状でもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明の取付具において
は、機器保持部の外側に固定板の表面に沿ってコード巻
付部を設けた。従って、電気機器の電源コードや通信コ
ードをコンセントに差し込んだときの余剰部分をコード
巻付部に巻き付けて収納することができる。つまり、弛
みによりコードどうしが絡み合ったり、通行人がコード
に引っかかったりするということがない。また、電気機
器の筐体の中にコードの収納部を設ける必要がないので
電気機器を小型化することができる。また、機器保持部
は対象となる機器を前記コード巻付部より突出して保持
できるようにしてある。従って、コード巻付部を覆うよ
うに電気機器を取り付けることができるので、巻き付け
たコードを電気機器の裏側に隠蔽することができる。つ
まり、電気機器を取り付けたときに、余剰のコードによ
り美観を損なうということがない。
【0026】また、請求項2記載の発明の取付具におい
ては、固定板の裏面に粘着層を設けた。従って、取付具
を壁に固定するときに、粘着層によって所定の位置に仮
固定することができ、位置合わせや固定作業を一人で簡
単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付具を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の取付具を示す斜視図である。
【図3】図1の取付具の使用方法を示す側断面図であ
る。
【図4】本発明の他の取付具の壁への取り付け方法を示
す側断面図である。
【符号の説明】
A,B,C 取付具 1a,1b,1c 固定板 14 粘着層 2 機器保持部 3a,3b,3c コード巻付部 4 電気機器(機器)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定板の表面に機器保持部を有する取付
    具であって、その機器保持部の外側に固定板に沿ってコ
    ード巻付部を設け、前記機器保持部は対象となる機器を
    前記コード巻付部より突出して保持できるようになされ
    たことを特徴とする取付具。
  2. 【請求項2】 前記固定板の裏面に粘着層を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の取付具。
JP8186499A 1999-03-25 1999-03-25 取付具 Pending JP2000278851A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122270A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Okuchi Kensan Kk 配線固定金具
CN113285417A (zh) * 2021-05-21 2021-08-20 江苏拓来电子有限公司 一种便于排线的运动器材电线保护装置

Cited By (2)

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