JP4887534B2 - フォークリフト用インストルメントパネル - Google Patents
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Description
これら重要機器のメンテナンスを行う際には、その都度インストルメントパネルを取り外している。
このインストルメントパネルを用いることで、それ全体を取り外すことなくメンテナンスを行うことができ、効率的に作業を行うことが可能である。
そのため、蓋体には紛失防止のためのチェーンが取り付けられている。
この公知のヒンジ構造を適用することにより、蓋体を取り外さずに開けることができるため、蓋体に紛失防止のためのチェーンを取り付ける必要がない。
これにより、製造工程が簡素化され、また部品点数も減少する。
また、フォークリフトでの作業中に振動により全閉の状態にあった蓋体が突然開いてしまう場合もある。
すなわち、開口部を塞ぐ蓋体を全開にした状態、または全閉にした状態で保持することができるインストルメントパネルを提供することを目的とする。
るための長溝が形成されている上記(1)記載のインストルメントパネルに存する。
さらに、蓋体は全開または全閉の状態になると同時に、U字状アームに形成された仮固定用の突起によって、その状態で仮固定される。
そのため、蓋体は閉じたり開いたりしない。
そのため、U字状アームを屈曲させることにより、U字状アームをパネル本体に形成されたスリット孔に容易に挿通させることができる。
本実施形態のインストルメントパネルは、フォークリフトの運転席前方に配設される計器類、操作レバー、リザーブタンク等の重要機器の周囲を覆うように配設されるもので、これらの部品に直接、外力が加わったり、或いは風雨に直接晒されることを防止する。
また、このインストルメントパネルは運転席の美観も向上させる。
図1に示すように、本実施形態のインストルメントパネルAは、フォークリフトの運転席前方に配設される種々の部品の周囲を覆うパネル本体1と、パネル本体1に形成された開口部11に対して開閉自在に取り付けられる蓋体2とからなる。
例えば図1に示すように、パネル本体1にネジを挿通するための孔16を複数個形成し、パネル本体1をフォークリフトに螺着させる。
開口部11がパネル本体1に形成されることにより、運転席前方に配設された部品のメンテナンスを、インストルメントパネルAを外すことなく行うことができる。
開口部11の形状及び大きさも特に限定されるものではなく、インストルメントパネルAの設計仕様に応じて適宜決定される。
スリット孔12は挿通されたU字状アーム22がスリット孔12内で摺動可能な大きさに形成される。
その結果、スリット孔12によってU字状アーム22は案内され、ガタつくことなくスリット孔12内を動くことができる。
蓋体2はパネル本体1とは別体で成形されており、そのため、パネル本体1から取り外しが可能である。従って、破損等した場合は、それだけを交換すればよい。
U字状に湾曲したU字状アーム22を用いて蓋体2を枢着させることで、蓋体2を全開にした際の開度が直線状のアームを用いた場合よりも大きくなる。
なお、突軸13はパネル本体1の裏側に形成された立壁に突設されている。
このとき、U字状アーム22はU字状に湾曲しているため、U字状アーム22の全長が長くなり、屈曲性が増す。
そのため、スリット孔12に挿通された状態の一対のU字状アーム22の間隔を狭めることで、受け孔23に突軸13を容易に内挿させることができる。
全開状態の蓋体2を仮固定するための突起24Aは、具体的には、蓋体2が全開状態にあるときに、スリット孔12の周壁に当接するように形成される。
同様に、全閉状態の蓋体2を仮固定するための突起24Bは、蓋体2が全閉状態にあるときに、スリット孔12の周壁に当接するように形成されている。
これら突起24A及び突起24Bが形成されることにより、蓋体2は全開の状態または全閉の状態になると同時にそれらの状態で仮固定される。
図3に示すように、蓋体2が全開状態にあるとき、U字状アーム22の一部がパネル本体1に当接するため、蓋体2はそれ以上開口方向へ移動することができない。
従って、蓋体2が全開状態にある場合、蓋体2は開口方向及び閉鎖方向の二つの方向に関して同時に移動が阻止され、仮固定状態になる。
そしてさらに力を加えて、突起24Aをスリット孔12から抜け出させればよい(図4→図5)。
図6に示すように、蓋体2が全閉状態にあるとき、蓋体2がパネル本体1に当接するため、蓋体2のそれ以上の閉鎖方向へ移動は阻止される。
またこのとき、突起24Bもスリット孔12の周壁に当接するため、蓋体2の開口方向への移動も阻止される。
従って、蓋体2が全閉状態にある場合、蓋体2は開口方向及び閉鎖方向の二つの方向に関して同時に移動が阻止され、仮固定状態になる。
そして、さらに力を加えて、突起24Bをスリット孔12から抜け出させればよい。
従って、従来のインストルメントパネルのように、作業中に蓋体が振動等により開いたり閉じたりすることがなく、作業を能率的に行うことができる。
突起が半球状であることで、突起24Aまたは突起24Bがスリット孔12の内側に潜り込みやすくなる。
図7に示すように、スリット孔12の周壁に逃げ溝14が形成されることが好ましい。
逃げ溝14が形成されることで、スリット孔12の周壁が短くなり、突起24A(24B)をスリット孔12に潜り込ませる際の抵抗力が減少する。
その結果、突起24A(24B)はスリット孔12内を簡単に通過できるようになる。
逃げ溝14の形状は特に限定されるものではないが、突起24A(24B)をスリット孔12に潜り込ませる際の抵抗力を小さくする観点から、突起24A(24B)が当接するスリット孔12の周壁の一部を薄肉または切り欠きとすることが好ましい。
また、逃げ溝14の形状を変えることで、仮固定の強さを調節することもできる。
例えば、図8に示すように、開口部11の周囲に長溝15を形成し、蓋体2にリブ25を長溝15に嵌合可能に形成する。
これにより、全閉状態における蓋体2のガタ付きが防止される。
摘み片26を把持することで、蓋体2の開閉を行いやすくなる。
また、窪み17が摘み片26と併せて形成されることで、全閉状態にある蓋体2の摘み片を把持し易くなる。
1…パネル本体
11…開口部
12…スリット孔
13…突軸
14…逃げ溝
15…長溝
16…孔
17…窪み
2…蓋体
21…板状部材
22…U字状アーム
23…受け孔
24A…突起
24B…突起
25…リブ
26…摘み片
Claims (5)
- 開口部を有するパネル本体と、該パネル本体にU字状アームを介して枢着される蓋体とを備えたフォークリフト用のインストルメントパネルにおいて、
前記開口部の周辺にスリット孔が形成され、前記U字状アームが前記スリット孔内を摺動して前記蓋体が前記開口部に対して開閉可能となっており、前記蓋体が全開状態時及び閉鎖状態時に仮固定されるものであって、
前記U字状アームの一方の先端部が、前記パネル本体の裏側の立壁に枢着され、
前記U字状アームの他方の先端部が、前記蓋体に形成されており、
前記蓋体が全開状態にある場合、前記U字状アームの一部がパネル本体の裏側に当接され、蓋体のそれ以上の開放方向への回動が阻止され、更に、U字状アームに形成された一方の突起が、スリット孔の周壁に当接され、蓋体が閉鎖方向に回動することが阻止されるものとし、
前記蓋体が全閉状態にある場合、前記U字状アームに形成された他方の突起が、スリット孔の周壁に当接され、蓋体が開放方向に回動することが阻止されるものとし、
前記突起との当接を回避するための逃げ溝が、前記スリット孔の周壁に形成されていることを特徴とするインストルメントパネル。 - 前記突起の形状が半球状であることを特徴とする、請求項1記載のインストルメントパネル。
- 前記蓋体に摘み片が形成されていることを特徴とする、請求項1記載のインストルメントパネル。
- 前記開口部の周縁に前記蓋体に形成されたリブが嵌合するための長溝が形成されていることを特徴とする、請求項1記載のインストルメントパネル。
- 前記U字状アームの一方の先端部に形成された受け孔に、前記パネル本体の裏側の立壁に形成された突軸が内挿されることにより、前記蓋体が前記パネル本体に枢着されることを特徴とする、請求項1記載のインストルメントパネル。
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