JP4907692B2 - 車両用ドアハンドル装置、及びその組付け方法 - Google Patents

車両用ドアハンドル装置、及びその組付け方法 Download PDF

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本発明は、車両用ドアハンドル装置、及びその組付け方法に関する。
車両のドア部分には、ドアを開く操作をするために、各種形態のドアハンドル装置が取り付けられている。例えば、ドアハンドル装置のハンドル本体を把持して手前側に引き起こすとドアのロック機構が解除され、更にそのままハンドル本体を引き起こすことによりドアが開けられる構成のものが存している。この種のドアハンドル装置として、特許文献1に開示されるものがある。
このドアハンドル装置は、ドアに固定されるベース部材と、このベース部材に対し、一端部を回動支点として他端部が回動方向に沿って引起し可能に連結されたハンドル本体とを備えている。ハンドル本体の一端部に設けられた支点アーム部は、ベース部材の回動ガイド部に連結されていて、ハンドル本体は、回動ガイド部を中心として引起し方向に回動される。このとき、ハンドル本体の他端部に設けられたガイドアーム部は、ベース部材の動作ガイド部にガイドされ、ベース部材に取り付けられるベルクランクに巻回されたねじりコイルばねのねじり力(弾性復元力)に抗して回動される。
特開2003−41811号公報
車両用ドアハンドル装置には、ハンドル本体とベース部材とをベルクランク等を介して組付けておいてから、それら全体を車両ドアの外方からアウターパネルへ装着するタイプのものがある。従来このタイプのドアハンドル装置では、構造上の理由から、ベルクランクの回動軸をベース部材に組付ける際に、同回動軸とベース部材に貫通孔を形成して、その貫通孔にピンを挿入して組みつけていた。
その様子が図9に示されている。図9では、ハンドル本体2、前方ベース部材5、後方ベース部材6を備えた従来の車両用ドアハンドル装置1aにおいて、伝動部4におけるベルクランクの回動軸部はピン9によって回動可能に支持されている。
これ以外のタイプのドアハンドル装置ではピンを用いていないことを考慮すると、このタイプのドアハンドル装置におけるピンの使用は部品点数を増加させており、それによりコスト増加も招いている。またピンを挿入して組付ける工程は作業工数の増加となり、さらに金属ピンの場合には、組付けるために加締め工程やE−RINGが必要となる。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、部品点数やコストを削減し、簡易な作業工程により組付けることが可能な車両用ドアハンドル装置、及びその組付け方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を達成するために、本発明に係る車両用ドアハンドル装置は、車両のドアの取手部位として機能するハンドル本体部の引き起し方向及びその逆方向の往復動作につれて回動するように配置されて、その回動軸が一体に形成されたベルクランク部と、前記ハンドル本体部を前記往復動作可能に支持するベース部に形成されて、前記ベルクランク部の回動軸を回動可能に支持する支持部と、前記ベルクランク部の回動軸の軸方向両端に形成された二面幅形状部と、前記二面幅形状部を、前記ベルクランク部を過回転させた状態で前記支持部に挿入可能なように、前記支持部に形成された溝部と、前記二面幅形状部が前記溝部へ挿入されて前記過回転が解消された状態で組み付けられて、前記ベルクランク部が前記過回転の角度まで回動しようとすると前記ベルクランク部の回動軸から突出した突起部に当接して回動を停止させる停止部と、を備えたことを特徴とする。
これにより本発明に係る車両用ドアハンドル装置では、ベルクランク部の回動軸の軸方向両端に形成された二面幅形状部を、ベルクランク部を過回転させた状態で前記支持部の溝部に挿入して、その後過回転を解消して、ベルクランク部の突起部に当接してベルクランク部が過回転となることを抑制する停止部を装着するので、簡易な組付け工程によってベルクランク部を組付けることができ、ベルクランク部の脱落も確実に抑制できる。またベルクランク部の回動軸を従来のようにピンで固定しないので、部品点数や、ピンの加締め工程が削減できる。またE−RING等も不要である。
また前記停止部は、前記ベース部と前記ドアとの間に配置される緩衝部材と一体に成形されたとしてもよい。
これにより停止部をベース部と前記ドアとの間に配置される緩衝部材と一体に成形するので、ベルクランク部の抜け止めのために、部品点数を増加させることがない。
また前記ハンドル本体部と前記ベース部とが前記ベルクランク部を介して組みつけられた状態で、車両のドアに固定されるとしてもよい。
これによりハンドル本体部とベース部とがベルクランク部を介して組みつけられた状態で、車両のドアに固定されるタイプの車両用ドアハンドル装置においては、従来はピンを用いてベルクランク部を固定していたが、本発明によりピンを使用せずに、部品点数やコストを削減し、組付け工程も簡易化することができる。
また前記停止部は、硬質ゴム樹脂材料により形成されたとしてもよい。
これにより硬質ゴム樹脂材料がベルクランク部の突起部を停止させるので、ベルクランク部の確実な抜け防止が達成できる。
また前記停止部は、軟質ゴム樹脂材料により形成されたとしてもよい。
これにより軟質ゴム樹脂材料がベルクランク部の突起部を停止させるので、突起部が停止部を打つときの音の発生が抑制できる。
また本発明に係る車両用ドアハンドル装置の組付け方法は、車両のドアの取手部位として機能するハンドル本体部の引き起し方向及びその逆方向の往復動作につれて回動するように配置されて、その回動軸が一体に形成されたベルクランク部と、前記ハンドル本体部を前記往復動作可能に支持するベース部に形成されて、前記ベルクランク部の回動軸を回動可能に支持する支持部と、を備えた車両用ドアハンドル装置の組付け方法であって、前記ベルクランク部の回動軸の軸方向両端に形成された二面幅形状部を、前記支持部に形成された挿入部に、前記ベルクランク部を過回転させた状態で挿入する挿入工程と、前記二面幅形状部を前記挿入部へ挿入した状態で前記過回転を解消するように回動する回動工程と、前記ベルクランクが前記過回転の角度まで回動すると前記ベルクランク部の回動軸から突出した突起部が当接する位置に停止部を配置する配置工程と、をこの順序で実行することを特徴とする。
これにより本発明に係る車両用ドアハンドル装置の組付け方法では、ベルクランク部の回動軸の軸方向両端に形成された二面幅形状部を、ベルクランク部を過回転させた状態で前記支持部の溝部に挿入して、その後過回転を解消して、ベルクランク部の突起部に当接してベルクランク部が過回転となることを抑制する停止部を装着するので、簡易な組付け工程によってベルクランク部を組付けることができ、ベルクランク部の脱落も確実に抑制できる。またベルクランク部の回動軸を従来のようにピンで固定しないので、部品点数や、ピンの加締め工程が削減できる。またE−RING等も不要である。
本発明の実施例における車両用ドアハンドル装置の斜視図である。 同じく正面図である。 同じく平面図である。 同じく裏面図である。 同じく部品構成図である。 ベルクランクの拡大図である。 ベース部材の部分拡大図である。 組付け工程の説明図である。 従来の車両用ドアハンドル装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施例における車両用ドアハンドル装置1(ドアハンドル装置)の斜視図、図2は同じく正面図、図3は同じく平面図、図4は同じく裏面図、図5は各部品に分解した図、図6はベルクランクの拡大図、図7はベース部材の部分拡大図である。これらの図を参照しつつ以下でまず車両用ドアハンドル装置1の構成を説明する。
ドアハンドル装置1は、車両のドアの外側表面に固定されるアウターハンドルである。図1から4に示されているように、ドアハンドル装置1は基本的な構成として、ハンドル本体2、ベース部材3、伝動部4、ロック機構(図示なし)を備える。ベース部材3は、車両ドアの外側表面のアウターパネル(図示なし)に固定される。
ベース部材3は、車両前方の位置に固定される前方ベース部材5と、車両後方の位置に固定される後方ベース部材6とからなる。このドアハンドル装置1は、ハンドル本体2とベース部材3とが伝動部4を介して組み付けられた状態で、車両外側からアウターパネル(図示なし)に固定される。
ハンドル本体2は、車両の運転者、乗員等である使用者(ユーザ)の取手部位となる部分であり、グリップ部21、支点アーム部22、ガイドアーム部23、パッド24を備える。グリップ部21は使用者が持つ(握る)部位であり、弓なり形状である。支点アーム部22は、グリップ部21における車両前側の端部から突出して形成される。
ガイドアーム部23は、グリップ部21における車両後側の部位から突出して形成される。ガイドアーム部23は、アウターパネルへの組付け後において車両内方に向けて突出するように配置される。さらにガイドアーム部23には、後述するベルクランク4のレバー体44の先端部が挿入される孔部23aが形成されている。パッド24は、貫通孔部を有する板状に形成されて、その貫通孔部にガイドアーム部23が挿入されるように配置されて、ハンドル本体2と後方ベース部材6の間の緩衝部材として機能する。
グリップ部21は、ポリカーボネート系樹脂、ポリブチレンテレフタレート系樹脂、ナイロン系樹脂等の単一又は複数種類の樹脂材より成形されたとすればよい。またグリップ部21は、全体が滑らかな曲面形状とされている。これらにより使用者がグリップ部21を把持したときの感触が良好になる。またパッド24は、例えば弾性を有するゴム又は樹脂材料によって形成すれば緩衝機能にとって好適である。
次に伝動部4を説明する。伝動部4は、ベルクランク40、ばね41を備える。図6に示されているように、ベルクランク40は、円筒形状の軸部42から、径方向に突出した2つのレバー体43、44を備える。軸部42の軸方向両端には、平行な2つの平面部が軸部42の直径よりも短い間隔で形成された二面幅部45、46が形成されている。ばね41は、ばね41が軸部42を巻回する(軸部42がばね41に挿入される)かたちで配置される。
軸部42、レバー体43、44は例えば一体成形により形成すればよい。これにより従来技術のように軸部をピン等の別部材としていた場合よりも部品点数を削減できる。またベルクランク40を軸部42も含めて例えば樹脂製等とすれば、回動軸を金属ピンとした場合等よりもコストが削減できる。また従来技術においては回動軸として例えば先端が三つ又形状等の特殊なピンを用いる場合もあるが、上記ベルクランク40ではそのような部品を作成する必要もない。またE―RING等の使用も必要ない。
次に、前方ベース部5は基材50、軸部51、パッド52、溶着ナット53からなる。基材50に形成された孔部に溶着ナット53が溶着される。溶着ナット53の内周面に形成されたねじ溝を利用して、基材50、さらには前方ベース部材5はアウターパネルにねじ固定される。軸部51は、基材50の孔部とハンドル本体部2の支点アーム部22の孔部とを貫通して、ハンドル本体2の円弧状の回動における回動軸として機能する。パッド52は基材50とアウターパネルとの間の緩衝材として配置される。
また後方ベース部材6は、基材60、溶着ナット61、パッド62を備える。基材60に形成された孔部に溶着ナット61が溶着される。溶着ナット61の内周面に形成されたねじ溝を利用して、基材60、さらには後方ベース部材6はアウターパネルにねじ固定される。基材60には、ハンドル本体2のガイドアーム部23を案内する開口部63が形成されている。
開口部63にはガイドアーム部23が挿入されて、グリップ部21及びハンドル本体2の円弧状の回動の際に、ガイドアーム部23は開口部34内を往復運動する。さらに基材60には、後述するようにベルクランク40を回動可能に支持する支持部64が形成されている。またパッド62には舌形状をした舌部62a、62bが形成されている。舌部62a、62bを含めて、パッド62は一体に成形されて作成されるとすればよい。
基材60のパッド装着面65には、パッド62がはめ込まれる。その際、基材60に複数形成された突起部66を、パッド62に形成された孔部62cにはめ込めばよい。これにより装着が確実となる。パッド62は、後方ベース部材6と車両のドアとの間の緩衝部材の役割とともに、ベルクランク40の回動へのストッパ部材としての役割も果す。
図7には支持部64の拡大図が示されている。同図のとおり、支持部64は、軸方向に対向した溝部64a、64b、同じく軸方向に対向した孔部64c、64d、径方向に対向した壁部64e、64fを有する。後述するように、溝部64a、64b内にベルクランク40の軸部42の二面幅部45、46が挿入される。ベルクランク40は、二面幅部45、46が孔部64c、64d内に入る位置まで案内される。こうして支持部64内にベルクランク40(ばね41を備えた)が収容される。
二面幅部45、46は孔部64c、64d内で回動可能となる。こうしてベルクランク40は支持部64によって回動可能に支持される。その際、軸部42のうちで、ばね41を巻回した部分は、壁部64e、64fに挟まれた空間内に挿入される。この位置でベルクランク40は、ばね41によって軸周りに付勢される。
ベルクランク40は、その軸部42を後方ベース部材6の長手方向にほぼ沿わせた状態で、後方ベース部材6に取り付けられて、軸部42の軸中心線を中心に回動自在とされる。ベルクランク40のレバー体44がガイドアーム部23の孔部23aに挿入される。またベルクランク40の軸部42にはばね41が巻回されて、ばね41の弾性復元力によって後述する図8における時計方向にベルクランク4を付勢する。これによりガイドアーム部23を、図8における図示左方へ向けて付勢する。車両のユーザ(例えば、運転者)は、ハンドル本体2を引き起こすときには、この弾性復元力に抗して引き起こす。
ベルクランク40の他方側のレバー体43は、ドアのロック機構(図示せず)に連結されている。このロック機構により、車両のドアは、ハンドル本体2の閉状態でロックされて保持される。ユーザによってハンドル本体2が引き起こされたとき、ベルクランク40は、軸中心線を中心に、図8では反時計回りに回動する。これにより、ベルクランク40のレバー体43が同方向に回動する。レバー体43が一定角度以上回動することにより、ロック機構におけるドアのロック状態が解除され、ドアが開かれる。
次に図8には、ベルクランク40を含めたドアハンドル装置1の組付け手順が示されている。図8(a)から(d)は、図5のA―A断面図に対応する。まず図8(a)のように、ハンドル本体2を後方ベース部材6に押し込んだ状態にする。そしてベルクランク40を、二面幅部45、46を形成する平面が溝部64a、64bと平行になる姿勢で、レバー体44をガイドアーム部23の孔部23a内に挿入する。この姿勢でのベルクランク40の回動角度を、図8(b)に示したように90度とする。ベルクランク40の軸部42にはばね41が既に装着されているとする。
次に、図8(b)のように、この姿勢のままでベルクランク40とガイドアーム部23(さらにはハンドル本体2)を平行移動して、二面幅部45、46を溝部64a、64b、さらには孔部64c、64d内に挿入する。
次に図8(c)のように、二面幅部45、46が孔部64c、64d内に収容された状態で、ベルクランク40を図示時計周りに回動して、ベルクランク40の回動角度を例えば75度にする。これによりレバー体44が後方ベース部材6のパッド装着面65と平行となる。この状態でパッド62をパッド装着面65に装着する。これにより組付けは終了となる。
図8の例では、組付け終了後のベルクランク40の回動角度は、図8(c)の75度から図8(d)の15度までとされている。ベルクランク40が75度以上に回動しようとすると、図8(c)に示されているように、パッド62の舌部62a、62bがレバー体44をストップさせる。これにより回動角度が90度にはならないので、二面幅部45、46が溝部64a、64bから抜けることが防止される。
以上述べたとおり、ベルクランク40は過回転の状態で後方ベース部材6に組付け、その後過回転を解消するように回動した後に、後方ベース部材6にパッド62を装着して、ベルクランク40の抜け止めの機能を持たせる。上記組付けでは、従来技術のように回動軸がピンではないので、ピンの挿入工程やその後の加締め工程等が不要である。
パッド62(当然舌部62a、62bも)を、例えばポリプロピレン等の硬質のゴムあるいは樹脂材料で形成した場合、確実な抜け止めが達成できる。またパッド62(当然舌部62a、62bも)を、例えばエチレン―プロピレン―ジエンゴム(EPDM)や熱可塑性ポリウレタン(TPU)等の軟質のゴムあるいは樹脂材料で形成した場合、操作時の打音対策に効果がある。
図5のとおり、舌部62aの部分の厚さをパッド62の他の部分よりも厚くすると、抜け止め性能が向上できる。同じ理由から舌部62bの部分を厚くしてもよい。また舌部62aあるいは62bを軟質材料とした上で厚さを厚くすれば、打音低減に一層効果がある。
1、1a 車両用ドアハンドル装置
2 ハンドル本体(ハンドル本体部)
3 ベース部材(ベース部)
4 伝動部
5 前方ベース部材(ベース部)
6 後方ベース部材(ベース部)
40 ベルクランク(ベルクランク部)
43、44 レバー体(突起部)
45、46 二面幅部
62 パッド
62a、62b 舌部(停止部)
64 支持部
64a、64b 溝部
64c、64d 孔部

Claims (6)

  1. 車両のドアの取手部位として機能するハンドル本体部の引き起し方向及びその逆方向の往復動作につれて回動するように配置されて、その回動軸が一体に形成されたベルクランク部と、
    前記ハンドル本体部を前記往復動作可能に支持するベース部に形成されて、前記ベルクランク部の回動軸を回動可能に支持する支持部と、
    前記ベルクランク部の回動軸の軸方向両端に形成された二面幅形状部と、
    前記二面幅形状部を、前記ベルクランク部を過回転させた状態で前記支持部に挿入可能なように、前記支持部に形成された溝部と、
    前記二面幅形状部が前記溝部へ挿入されて前記過回転が解消された状態で組み付けられて、前記ベルクランク部が前記過回転の角度まで回動しようとすると前記ベルクランク部の回動軸から突出した突起部に当接して回動を停止させる停止部と、
    を備えたことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記停止部は、前記ベース部と前記ドアとの間に配置される緩衝部材と一体に成形された請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記ハンドル本体部と前記ベース部とが前記ベルクランク部を介して組み付けられた状態で車両のドアに固定される請求項1又は2に記載の車両用ドアハンドル装置。
  4. 前記停止部は、硬質ゴム樹脂材料により形成された請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用ドアハンドル装置。
  5. 前記停止部は、軟質ゴム樹脂材料により形成された請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用ドアハンドル装置。
  6. 車両のドアの取手部位として機能するハンドル本体部の引き起し方向及びその逆方向の往復動作につれて回動するように配置されて、その回動軸が一体に形成されたベルクランク部と、
    前記ハンドル本体部を前記往復動作可能に支持するベース部に形成されて、前記ベルクランク部の回動軸を回動可能に支持する支持部と、
    を備えた車両用ドアハンドル装置の組付け方法であって、
    前記ベルクランク部の回動軸の軸方向両端に形成された二面幅形状部を、前記支持部に形成された挿入部に、前記ベルクランク部を過回転させた状態で挿入する挿入工程と、
    前記二面幅形状部を前記挿入部へ挿入した状態で前記過回転を解消するように回動する回動工程と、
    前記ベルクランク部が前記過回転の角度まで回動すると前記ベルクランク部の回動軸から突出した突起部が当接する位置に停止部を配置する配置工程と、
    をこの順序で実行することを特徴とする車両用ドアハンドル装置の組付け方法。
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