JP2001227206A - 自動車のハンドル装置 - Google Patents

自動車のハンドル装置

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JP2001227206A
JP2001227206A JP2000041943A JP2000041943A JP2001227206A JP 2001227206 A JP2001227206 A JP 2001227206A JP 2000041943 A JP2000041943 A JP 2000041943A JP 2000041943 A JP2000041943 A JP 2000041943A JP 2001227206 A JP2001227206 A JP 2001227206A
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handle
torsion spring
weight
arm
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JP2000041943A
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Inventor
Kenji Mizushima
賢治 水島
Atsushi Miyakoshi
淳 宮越
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Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カウンタウエイトを容易に固定することができ
るようにして組立作業性を向上させた車両用ドアハンド
ル装置の提供を目的とする。 【解決手段】ハンドルベース1に回転自在に装着され、
トーションスプリング2により初期回転姿勢側に付勢さ
れるハンドル本体3と、ハンドル本体3のハンドルアー
ム4に各々設けたウエイト挿通孔5、5間を貫通し、ト
ーションスプリング2により抜け止めされてハンドルア
ーム4、4間に架設されるカウンタウエイト6を備え、
前記カウンタウエイト6は挿入後尾側端部がトーション
スプリング2によりカウンタウエイト6の側方から押圧
されるとともに、挿入先頭側端部とハンドルアーム4と
は、カウンタウエイト6の軸中心周りの回転操作に伴っ
て接触圧が高くなる圧接部7を介して接触し、かつ、ト
ーションスプリング2はカウンタウエイト6に係止して
圧接部7における高接触圧回転位置を維持するように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のハンドル装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カウンタウエイトを備えた車両用ドアハ
ンドル装置としては、特開平10-299297号公報
記載のものが知られている。この従来例において、ハン
ドル本体には一対のハンドルアームが設けられ、ハンド
ルアーム間に架設するようにしてカウンタウエイトが取
り付けられる。カウンタウエイトは一端部に余長部を備
えた軸部を、他端に挿通取付軸を有し、軸部の余長部を
ハンドルアームの嵌合部に嵌合させた後、カウンタウエ
イトを長手方向に移動させて挿通取付軸をハンドルアー
ムに挿通させ、この後、余長部にクリップを嵌合させて
抜け止めして固定される。
【0003】しかし、上述した従来例においてカウンタ
ウエイトを固定するためには、カウンタウエイトの装着
に加えてクリップによる抜け止め作業を要するために、
作業性が悪い上に、部品点数も多くなるという欠点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の欠点を
解消すべくなされたもので、カウンタウエイトを容易に
固定することができるようにして組立作業性を向上させ
た車両用ドアハンドル装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、ハンドルベース1に回転自在に装着され、トーショ
ンスプリング2により初期回転姿勢側に付勢されるハン
ドル本体3と、ハンドル本体3のハンドルアーム4に各
々設けたウエイト挿通孔5、5間を貫通し、トーション
スプリング2により抜け止めされてハンドルアーム4、
4間に架設されるカウンタウエイト6を備え、前記カウ
ンタウエイト6は挿入後尾側端部がトーションスプリン
グ2によりカウンタウエイト6の側方から押圧されると
ともに、挿入先頭側端部とハンドルアーム4とは、カウ
ンタウエイト6の軸中心周りの回転操作に伴って接触圧
が高くなる圧接部7を介して接触し、かつ、トーション
スプリング2はカウンタウエイト6に係止して圧接部7
における高接触圧回転位置を維持する自動車のハンドル
装置を提供することにより達成される。
【0006】杆状に形成されるカウンタウエイト6はハ
ンドルアーム4に各々設けられたウエイト挿通孔5を貫
通するようにしてハンドルアーム4、4間に架設され
る。カウンタウエイト6の装着は、ウエイト挿通孔5に
カウンタウエイト6の両端を挿通させるように該カウン
タウエイト6を中心軸(C6)方向に移動させて行わ
れ、装着状態においてトーションスプリング2の脚12
はカウンタウエイト6に係止して離脱方向の移動が防止
される。
【0007】したがってこの発明において、カウンタウ
エイト6の装着に際して例えばクリップ等の抜け止め用
部品を要しないために、部品点数が減少し、かつ、組み
立て作業性も向上する。
【0008】また、カウンタウエイト6は、装着状態に
おいてトーションスプリング2の脚12により側方から
押し付けられるために、挿入後尾側端部が対応するハン
ドルアーム4のウエイト挿通孔5の壁面に圧接し、当該
箇所でのがたつきが防止される。一方、挿入先端側は他
方のハンドルアーム4のウエイト挿通孔5に挿入された
状態であるために、がたつき発生の可能性があるが、本
発明において、カウンタウエイト6の挿入先頭側端部と
ハンドルアーム4とを圧接部7を介して接触させてがた
つきを防止する。圧接部7としては、後述するように、
ウエイト挿通孔5内に斜面13aを備えた突起13を設
けたり、あるいはカウンタウエイト6のウエイト挿通孔
5への挿入部の断面形状を偏心円にしてカウンタウエイ
ト6を回転させると外周の一部がウエイト挿通孔5の内
周壁に圧接するようにしたり、適宜の手段を採用でき
る。
【0009】一方、トーションスプリング2はカウンタ
ウエイト6に係止してカウンタウエイト6に発生する圧
接解除方向の回転力に抗し、カウンタウエイト6は圧接
部7における高接触圧回転位置に維持される。
【0010】したがってこの発明において、カウンタウ
エイト6の挿入後尾側端部はトーションスプリング2に
より、挿通先頭側は圧接部7を介して各々対応するハン
ドルアーム4に圧接するために、両端部でのがたつきが
発生することがなく、自動車の走行中のガタ音等が防止
できる。
【0011】また、自動車のハンドル装置は、ハンドル
ベース1に回転自在に装着され、トーションスプリング
2により初期回転姿勢側に付勢されるハンドル本体3
と、トーションスプリング2により抜け止めされてハン
ドルアーム4間に架設されるカウンタウエイト6を備
え、前記いずれか一方のハンドルアーム4のウエイト保
持部5は外方に開放されてカウンタウエイト6が脱離可
能な切欠形状に形成されるとともに、該ウエイト保持部
5に保持されたカウンタウエイト6はトーションスプリ
ング2に設けられたウエイト押さえ部8により脱離方向
への移動が禁止されるように構成することができる。
【0012】本発明において、一方のハンドルアーム4
のウエイト保持部5は外方に開放される切欠形状に形成
され、当該開放部からカウンタウエイト6を所定位置に
セットすることができる。装着状態においてカウンタウ
エイト6はトーションスプリング2のウエイト押さえ部
8により押さえられ、開放部からの脱離が防止される。
【0013】したがってこの発明において、中央部が太
径なカウンタウエイト6であってもハンドルアーム4、
4間に架設、固定することができる。太径部6aをハン
ドルアーム4、4間に配置することにより、車両側方か
らの衝撃が加わってもカウンタウエイト6の慣性力は両
ハンドルアーム4にほぼ均等に負荷されることとなるた
めに、ハンドルアーム4への捻り力の発生を可及的に小
さくすることができる。
【0014】この場合、前記ウエイト押さえ部8を、カ
ウンタウエイト6のウエイト保持部5への収容操作時に
該収容操作を許容する退避位置まで弾性変形して退避可
能とすることにより、カウンタウエイト6をウエイト保
持部5に押し込むだけでカウンタウエイト6をウエイト
保持部5にセットすることが可能になり、作業効率が向
上する。
【0015】また、以上においてカウンタウエイト6の
中心軸(C6)方向への移動は例えばカウンタウエイト
6に設けられたスプリング嵌合溝6bにトーションスプ
リング2の脚12を嵌合させて防止しているが、カウン
タウエイト6の中心軸(C6)周りの回転操作を利用し
て抜け止めを行うことができる。この場合、カウンタウ
エイト6には、該カウンタウエイト6を中心軸(C6)
周りに回転させた際にハンドルアーム4の壁面に当接し
て長手方向の移動を禁止するストッパ9が設けられ、ス
トッパ9により抜け止めされたカウンタウエイト6の回
転位置は、トーションスプリング2により維持される。
【0016】さらに、自動車のハンドル装置は、ハンド
ルベース1に回転自在に装着され、トーションスプリン
グ2により初期回転姿勢側に付勢されるハンドル本体3
と、ハンドルアーム4間に架設されるカウンタウエイト
6を備え、前記いずれか一方のハンドルアーム4のウエ
イト保持部5は外方に開放されてカウンタウエイト6が
脱離可能な切欠形状に形成されるとともに、カウンタウ
エイト6を軸方向に移動させた際にカウンタウエイト6
の終端に形成された脱離防止部10に係止して脱離方向
への移動を禁止する庇部11が設けられ、かつ、前記カ
ウンタウエイト6には、回転時にハンドルアーム4の壁
面に当接して長手方向の移動を禁止するストッパ9が設
けられ、トーションスプリング2はカウンタウエイト6
に係止して移動禁止回転位置を維持するように構成する
ことができる。
【0017】この発明において、カウンタウエイト6は
切欠形状のウエイト保持部5に一端部を落とし込んだ
後、中心軸(C6)方向に移動させ、さらに中心軸(C
6)回りに回転させることによりハンドルアーム4間に
装着される。中心軸(C6)方向への移動操作によりカ
ウンタウエイト6の係止部はハンドルアーム4の庇部1
1に係止して開放部方向への脱離が防止され、カウンタ
ウエイト6の回転操作によりストッパ9がハンドルアー
ム4の壁面に当接して中心軸(C6)方向への移動が禁
止される。この状態において、トーションスプリング2
はカウンタウエイト6に圧接してカウンタウエイト6の
中心軸(C6)回りの回転を阻止し、ストッパ9による
係止状態が維持される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1ないし4に本発明の実施の形
態を示す。この実施の形態における車両用ドアハンドル
装置は、車両長手方向に軸方向が向く支軸14によりハ
ンドル本体3を回転自在に連結し、ハンドル本体3を上
方に引き上げるようにして回転させてドア開閉操作を行
ういわゆるプルアップタイプのハンドル装置であり、車
両のドアパネル15に固定されるハンドルベース1と、
ハンドルベース1に連結されるハンドル本体3とを有す
る。
【0019】ハンドルベース1は主体部の裏面から突設
される一対のベースアーム1a、1aを備え、該ベース
アーム1a間に支軸14が架設される。支軸14は長寸
の有頭杆体であり、挿入先端側端部にカシメ加工等が施
されて脱離が防止される。
【0020】ハンドル本体3は手掛け部3aの裏面から
突設される一対のハンドルアーム4、4を備え、ハンド
ルアーム4に上記支軸14が挿通されてハンドルベース
1に回転自在に支持される。また、支軸14にはコイル
部2aの両端から脚12が延設されたトーションスプリ
ング2が巻装され、一方の脚12を後述するカウンタウ
エイト6に、他方の脚12をハンドルベース1の背面に
それぞれ係止させてハンドル本体3を図1、2に示す初
期回転位置に付勢する。このトーションスプリング2は
一方の脚12(以下、「ウエイト対応脚12a」)を一
方のハンドルアーム4(以下、「挿入後尾側アーム4
a」)に沿わせ、他方の脚12(以下、「ベース対応脚
12b」)がハンドルベース1の幅方向中心近傍に位置
させて配置され、ベース対応脚12bはハンドルベース
1の規制壁1bに挟まれて、コイル部2aの中心軸(C
6)方向へのずれが防止される(図2(b)参照)。
【0021】各々のハンドルアーム4にはウエイト挿通
孔(ウエイト保持部5)が穿孔されており、該ウエイト
挿通孔5を貫通するようにしてカウンタウエイト6が装
着される。カウンタウエイト6は、所定の比重を有する
金属材料により形成される断面円形の杆体で、図3
(a)に示すように、一端部に挿入先頭部6cを有し、
他端部(挿入後尾側)には挿入後尾側アーム4aのウエ
イト挿通孔5とほぼ同じ径のアーム被受容部16が形成
される。アーム被受容部16はさらに後端方向に延設さ
れて太径部6aとされる。以上のように構成されるカウ
ンタウエイト6は、図3(a)に示すように、挿入先頭
部6cを挿入後尾側アーム4aのウエイト挿通孔5に挿
通させた後、カウンタウエイト6を中心軸(C6)方向
に移動させて挿入先頭側アーム4bのウエイト挿通孔5
に挿通させることにより装着され、カウンタウエイト6
の挿通操作が可能なように、カウンタウエイト6のアー
ム被受容部16から挿入先頭部6cまでの間は挿入後尾
側アーム4aのウエイト挿通孔5を挿通可能な断面積に
形成される。
【0022】上記カウンタウエイト6とハンドルアーム
4との間には、抜け止め部17、回り止め部18、およ
び圧接部7が構成される。抜け止め部17は上述したよ
うに両ハンドルアーム4a、4b間に架設したカウンタ
ウエイト6の抜去方向への移動を禁止するために設けら
れ、トーションスプリング2のウエイト対応脚12a
と、カウンタウエイト6に設けられるスプリング嵌合溝
6bにより構成される。スプリング嵌合溝6bはアーム
被受容部16と中間部6dとの境界に形成され、カウン
タウエイト6を装着した状態でウエイト対応脚12aは
弾性復元力によりスプリング嵌合溝6bに落ち込んで、
以降、カウンタウエイト6の中心軸(C6)方向への移
動が禁止される。
【0023】圧接部7はカウンタウエイト6を装着した
状態において挿入先頭部6cとハンドルアーム4とを圧
接状態とし、がたつきを防止するために設けられるもの
で、この実施の形態において、ウエイト挿通孔5の内周
壁に突設される突起13と、カウンタウエイト6側に設
けられる圧接面から構成される。突起13は、図4
(a)、(b)に示すように、残余の領域に真円孔部分
が残留するように、ウエイト挿通孔5の挿入始端側に所
定の厚さで形成され、ハンドルアーム4の外側壁面側の
壁面に斜面13aを備える。斜面13aは、円周方向に
移動するにつれて壁面が漸次ハンドルアーム4の外側壁
面に近付く形状とされる。一方、カウンタウエイト6の
挿入先頭部6cと中間部6dとの境界には、細径部7a
が形成され、該細径部7aの両端壁面が圧接面7b、7
bとされる。また、カウンタウエイト6の挿入先頭部6
cには、上記突起13が挿通可能なノッチ状の切欠部6
eが設けられる。
【0024】したがってこの実施の形態において、装着
状態からカウンタウエイト6を中心軸(C6)回りに回
転させると、斜面13aに対応する圧接面7bが斜面1
3aに接触し、さらに、回転操作を続けると、斜面13
aによりカウンタウエイト6は挿入先頭部6c側(図4
(b)において矢印B4方向に移動し、他方の圧接面7
bがハンドルアーム4の内側壁面に圧接する。
【0025】回り止め部18は、上記圧接部7において
生じるカウンタウエイト6の圧接解除方向の回転力に抗
し、カウンタウエイト6を圧接回転位置に維持するため
に設けられるもので、トーションスプリング2のウエイ
ト対応脚12aに設けられるフック状折り曲げ部18a
と、カウンタウエイト6のスプリング嵌合溝6bの外周
に形成されるスプリング係止切欠18bから構成され
る。スプリング係止切欠18bはフック状折り曲げ部1
8aが係止可能なVノッチ形状に形成され、圧接部7に
おける接触圧が適当値となる回転位置においてフック状
折り曲げ部18aはスプリング係止切欠18b内に弾性
復元力により落ち込んで、以降、カウンタウエイト6の
中心軸(C6)周りの回転を禁止する。
【0026】したがってこの実施の形態において、カウ
ンタウエイト6を装着する前に、トーションスプリング
2のウエイト対応脚12aを、図3(b)に示すよう
に、挿入後尾側アーム4aの内側壁面に突設されるスプ
リング係止部19に係止させておく。この状態で、トー
ションスプリング2のコイル部2aには、適度の撓み角
が付与されている。この後、図3(a)において鎖線で
示すように、カウンタウエイト6を挿通させると、やが
てトーションスプリング2のウエイト対応脚12aは、
図4(c)に示すように、スプリング嵌合溝6bに落ち
込んで脱離方向への移動が禁止される。次いで、カウン
タウエイト6を中心軸(C6)周りに回転させると、圧
接部7における接触圧が高まり、適当な回転角度に達す
ると、図1(a)に示すように、フック状折り曲げ部1
8aがスプリング係止切欠18b内に落ち込んで、当該
回転角度が維持される。
【0027】この装着状態において、カウンタウエイト
6のアーム被受容部16はトーションスプリング2がカ
ウンタウエイト6を側方に押し付ける弾性力によりウエ
イト挿通孔5の周壁に押し付けられるとともに、挿入先
頭部6cは圧接部7を介して挿入先頭側アーム4bに圧
接しており、車両走行中のがたつきが完全に防止でき
る。
【0028】なお、上述した実施の形態において、回り
止め部18を構成するために、トーションスプリング2
のウエイト対応脚12aにフック状折り曲げ部18aを
形成する場合を示したが、図13(b)に示すように、
ウエイト対応脚12aを直杆形状とし、スプリング嵌合
溝6bの周壁に平面状のスプリング係止切欠18bを形
成してもよい。
【0029】図5ないし7に本発明の第2の実施の形態
を示す。この実施の形態は、主としてカウンタウエイト
6の太径部6aをハンドルアーム4、4間に配置させて
車両前後方向の重量バランスを取る必要がある際に有効
な変形を示す。なお、以下の実施の形態に説明におい
て、特に断りのない限り、変更部分のみを図示し、さら
に、上述した実施の形態と実質的に同一の構成部分は図
中に同一符号を付して説明を省略する。
【0030】この実施の形態において、挿入先頭側アー
ム4bにはウエイト挿通孔5が穿孔されるのに対し、挿
入後尾側アーム4aのウエイト保持部5は切欠形状に形
成され、切欠開放部5aから外方に開放される。カウン
タウエイト6は一端に挿入先頭部6cを有するととも
に、他端部に上記ウエイト保持部5の切欠開放部5aと
嵌合が可能なアーム被受容部16を有し、中間部6dに
太径部6aが形成される。アーム被受容部16はさらに
後端方向に延設されて太径部6aとされる。
【0031】一方、トーションスプリング2のウエイト
対応脚12aは、一旦挿入後尾側アーム4aの背面に沿
って折り曲げられた後、その先端部をさらに折り曲げて
ウエイト押さえ部8が形成される。ウエイト押さえ部8
は、図5(b)に示すように、側面視においてウエイト
保持部5の切欠開放部5aを閉塞する位置に配置され
る。このウエイト押さえ部8は、アーム被受容部16と
カウンタウエイト6の先端の太径部6aとの境界に形成
されるスプリング嵌合溝6bと共働して抜け止め部17
を構成する。
【0032】カウンタウエイト6未装着状態において、
トーションスプリング2は、図6(b)に示すように、
挿入後尾側アーム4aの背面をスプリング係止部19と
して所定の初期撓みを付与されてセットされる。この状
態で、ウエイト押さえ部8は上述のように、側面視にお
いて切欠開放部5aを閉塞する位置を占め、切欠開放部
5aとウエイト押さえ部8との間には、少なくともカウ
ンタウエイト6のアーム被受容部16の径より狭い挿入
スペース20が形成される。また、ウエイト押さえ部8
はさらに挿入スペース20を広げる方向に折り曲げられ
てガイド部8aが形成される。
【0033】カウンタウエイト6の装着は、まず、図6
(a)に示すように、挿入先頭部6cを挿入先頭側アー
ム4bのウエイト挿通孔5に臨ませた状態で、アーム被
受容部16を切欠開放部5aからウエイト保持部5に嵌
合させることにより行われる。アーム被受容部16は図
6(a)の状態、すなわち、挿入先頭部6cが完全にウ
エイト挿通孔5に挿入されない状態でも挿入先頭側アー
ム4bに対応するように、挿入先頭部6c側に所定長延
長されており、アーム被受容部16の嵌合操作により、
図7(a)に示すように、ウエイト押さえ部8、および
ガイド部8aはアーム被受容部16に押し付けられてコ
イル部2aの撓み方向に変形した後、図7(b)に示す
ように、アーム被受容部16のウエイト保持部5への嵌
合状態においてアーム被受容部16をウエイト保持部5
の底壁側に付勢する。
【0034】次いで、カウンタウエイト6を中心軸(C
6)方向にスライドさせると、ウエイト押さえ部8は図
5(b)に示すように、スプリング嵌合溝6bに落ち込
んで、以降、カウンタウエイト6の中心軸(C6)方向
への移動を禁止する。この状態において、カウンタウエ
イト6の切欠開放部5aからの脱離はウエイト押さえ部
8によって阻止されるために、ハンドルアーム4への装
着状態が維持される。
【0035】したがって、この実施の形態においては、
ハンドルアーム4間の中間部6dの太さは自由に設定で
きるために、重量の設定時の設計自由度が飛躍的に向上
する。
【0036】図8にこの実施の形態の変形例を示す。こ
の変形例は、トーションスプリング2のウエイト対応脚
12aの形状を簡単にすることによってコスト低減を図
るための変形を示す。この変形例において、カウンタウ
エイト6のスプリング嵌合溝6bは中間部6dとアーム
被受容部16との境界に形成され、トーションスプリン
グ2のウエイト対応脚12aは、挿入後尾側アーム4a
の内側壁面に沿って配置される。ウエイト対応脚12a
は、カウンタウエイト6を装着しない状態においては、
挿入後尾側アーム4aに突設されるスプリング係止部1
9に係止されており、カウンタウエイト6は、上述した
手順によりハンドルアーム4間に架設される。
【0037】図9に上記第2の実施の形態の他の変形例
を示す。この変形例は、カウンタウエイト6の保持力を
高めるための変形であり、挿入後尾側アーム4aの外側
壁面にはコイル変形規制用突起21が設けられる。コイ
ル変形規制用突起21は、トーションスプリング2のコ
イル部2aが所定角度以上撓み方向に撓んだ際にウエイ
ト対応脚12aの中央部に衝接し、以降のコイル部2a
の変形を防止する。したがってこの変形例において、図
9(b)に示すように、カウンタウエイト6をウエイト
保持部5に嵌合させる際、トーションスプリング2はコ
イル変形規制用突起21から先端方部分、主としてウエ
イト押さえ部8が弾性変形してカウンタウエイト6を受
容する。カウンタウエイト6の受容に際してコイル部2
aの変形を伴わないために、ウエイト押さえ部8の見か
けの弾性係数は向上することとなり、カウンタウエイト
6に大きな衝撃が加わっても、不用意にウエイト保持部
5から脱離することがなくなる。
【0038】なお、図9は図5に示した実施の形態に対
応するものであるが、図8に示した変形例に対応させて
図10のように構成することもできる。さらに、以上の
第2の実施の形態、およびその変形例に、第1の実施の
形態における圧接部7、および回り止め部18を加える
ことにより、がたつきを完全に防止することもできる。
【0039】図11ないし13に本発明の第3の実施の
形態を示す。この実施の形態において、一方のハンドル
アーム4(挿入後尾側アーム4a)には上述した実施の
形態と同様に切欠状のウエイト保持部5が形成され、カ
ウンタウエイト6は、図13に示すように、まず、挿入
先頭部6cを他方のハンドルアーム4、すなわち、挿入
先頭側アーム4bのウエイト挿通孔5に臨ませた状態で
ウエイト保持部5に嵌合させた後、カウンタウエイト6
を中心軸(C6)方向にスライドさせ、次いで、中心軸
(C6)周りに回転させて行われる。
【0040】以上のようにして装着されたカウンタウエ
イト6は、中心軸(C6)方向、および、切欠状のウエ
イト保持部5からの脱離方向への自由度を有しており、
これら自由度をなくしてカウンタウエイト6を所定位置
に保持するために、抜け止め部17、庇部11、および
回り止め部18が形成される。
【0041】まず、カウンタウエイト6は中間部6dに
太径部6aを有するとともに、一端部にアーム被受容部
16を有する。アーム被受容部16は、図13(a)に
おいてカウンタウエイト6を矢印A13方向に移動さ
せ、挿入先頭部6cがウエイト挿通孔5を臨ませた状態
で挿入後尾側アーム4aのウエイト保持部5に対応する
ことができるように、中間部6d側に所定長延長され
る。また、アーム被受容部16から先端方にアーム被受
容部16より太径の脱離防止部10が延設される。後述
するように、脱離防止部10を庇部11に係合させた状
態でカウンタウエイト6を回転することができるよう
に、脱離防止部10は円筒形状に形成される。
【0042】一方、挿入後尾側アーム4aは、アーム被
受容部16にほぼ等しい曲率の底壁を備えるウエイト保
持部5と、外側壁面に突設される庇部11とを有する。
庇部11は、ウエイト保持部5の側壁部を後方に延長さ
せるようにして形成され、下端に上記ウエイト保持部5
の底壁の曲率中心と同心で、かつ、上記脱離防止部10
とほぼ同一曲率の湾曲面11aが形成される。
【0043】カウンタウエイト6を図13(a)に示す
位置から矢印B13方向にスライドさせると、脱離防止
部10の上部が庇部11の湾曲面11aに上方から押さ
えられる状態となり、以降、切欠開放部5aからのカウ
ンタウエイト6の脱離が禁止される(図11(c)参
照)。
【0044】庇部11によるカウンタウエイト6の脱離
防止位置を維持するために、カウンタウエイト6にはス
トッパ9が設けられる。ストッパ9は、アーム被受容部
16の外周壁からキー状に突設され、ストッパ9の先端
から脱離防止部10までの間隔Lは、挿入後尾側アーム
4aの厚さ方向寸法Wにほぼ一致する。カウンタウエイ
ト6の脱離防止部10の基端を挿入後尾側アーム4aの
外側壁面に当接させた状態でカウンタウエイト6を中心
軸(C6)周りに回転させると、図11(c)に示すよ
うに、ストッパ9の先端が挿入後尾側アーム4aの内側
壁面に当接し、以降、カウンタウエイト6の中心軸(C
6)方向の移動を阻止することができる。
【0045】さらに、上記ストッパ9による抜け止め姿
勢を維持するために、回り止め部18が設けられる。回
り止め部18は、トーションスプリング2のウエイト対
応脚12aと、カウンタウエイト6に設けられた平面状
のスプリング係止切欠18bにより構成され、カウンタ
ウエイト6を所定の回転角度、正確には、ストッパ9の
端面によりカウンタウエイト6の抜け止めがなされる回
転角度に達した際にウエイト対応脚12aがスプリング
係止切欠18bに係止して、以降の回転を禁止する。
【0046】なお、回り止め部18は、図1に示すよう
に、トーションスプリング2側にフック状折り曲げ部1
8aを形成し、スプリング係止切欠18bをVノッチ形
状に形成することもできる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カウンタウエイトの装着作業が容易になるた
めに、組立作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す図で、(a)は図2(a)の1A
-1A線断面図、(b)は図2(a)の1B-1B線断面
図、(c)は図1(b)の1C-1C線断面図である。
【図2】アウトサイドハンドル装置を示す図で、(a)
は正面図、(b)は裏面図である。
【図3】カウンタウエイトの装着方法を示す図で、
(a)は要部正面図、(b)は(a)の3B方向矢視図
である。
【図4】カウンタウエイトの装着操作途中を示す図で、
(a)は図1(b)に対応する図、(b)は図4(a)
の4B-4B線断面図、(c)は図1(a)に対応する
図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す図で、(a)
は装着完了状態における要部正面図、(b)は(a)の
5B-5B線断面図である。
【図6】カウンタウエイトの装着方法を示す図で、
(a)は要部正面図、(b)は(a)の6B-6B線断
面図である。
【図7】カウンタウエイトの装着操作途中を示す図5
(b)に対応する断面図である。
【図8】図5の変形例を示す図で、(a)は要部正面
図、(b)は(a)の8B-8B線断面図である。
【図9】図5の他の変形例を示す図で、(a)は図5
(b)に対応する断面図、(b)はカウンタウエイトの
装着操作途中を示す断面図である。
【図10】図8の変形例を示す図で、(a)は図8
(b)に対応する断面図、(b)はカウンタウエイトの
装着操作途中を示す断面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す図で、
(a)は正面図、(b)は(a)の11B-11B断面
図、(c)は(a)の11C方向要部矢視図である。
【図12】図11の分解斜視図である。
【図13】カウンタウエイトの装着方法を示す図で、
(a)は要部正面図、(b)は(a)の13B-13B
線断面図、(c)は(a)の13C-13C線断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ハンドルベース 2 トーションスプリング 3 ハンドル本体 4 ハンドルアーム 5 ウエイト挿通孔(ウエイト保持部) 6 カウンタウエイト 7 圧接部 8 ウエイト押さえ部 9 ストッパ 10 脱離防止部 11 庇部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルベースに回転自在に装着され、ト
    ーションスプリングにより初期回転姿勢側に付勢される
    ハンドル本体と、 ハンドル本体のハンドルアームに各々設けたウエイト挿
    通孔間を貫通し、トーションスプリングにより抜け止め
    されてハンドルアーム間に架設されるカウンタウエイト
    を備え、 前記カウンタウエイトは挿入後尾側端部がトーションス
    プリングによりカウンタウエイトの側方から押圧される
    とともに、挿入先頭側端部とハンドルアームとは、カウ
    ンタウエイトの軸中心周りの回転操作に伴って接触圧が
    高くなる圧接部を介して接触し、 かつ、トーションスプリングはカウンタウエイトに係止
    して圧接部における高接触圧回転位置を維持する自動車
    のハンドル装置。
  2. 【請求項2】ハンドルベースに回転自在に装着され、ト
    ーションスプリングにより初期回転姿勢側に付勢される
    ハンドル本体と、 トーションスプリングにより抜け止めされてハンドルア
    ーム間に架設されるカウンタウエイトを備え、 前記いずれか一方のハンドルアームのウエイト保持部は
    外方に開放されてカウンタウエイトが脱離可能な切欠形
    状に形成されるとともに、 該ウエイト保持部に保持されたカウンタウエイトはトー
    ションスプリングに設けられたウエイト押さえ部により
    脱離方向への移動が禁止される自動車のハンドル装置。
  3. 【請求項3】前記ウエイト押さえ部は、カウンタウエイ
    トのウエイト保持部への収容操作時に該収容操作を許容
    する退避位置まで弾性変形して退避可能な請求項2記載
    の自動車のハンドル装置。
  4. 【請求項4】前記カウンタウエイトは、前記トーション
    スプリングに代えて、カウンタウエイトに設けられ、該
    カウンタウエイトを中心軸周りに回転させた際にハンド
    ルアーム4の壁面に当接して長手方向の移動を禁止する
    ストッパにより抜け止めされ、 前記トーションスプリングはカウンタウエイトに係止し
    てカウンタウエイトの移動禁止回転位置を維持する請求
    項1、2または3記載の自動車のハンドル装置。
  5. 【請求項5】ハンドルベースに回転自在に装着され、ト
    ーションスプリングにより初期回転姿勢側に付勢される
    ハンドル本体と、 ハンドルアーム間に架設されるカウンタウエイトを備
    え、 前記いずれか一方のハンドルアームのウエイト保持部は
    外方に開放されてカウンタウエイトが脱離可能な切欠形
    状に形成されるとともに、カウンタウエイトを軸方向に
    移動させた際にカウンタウエイトの終端に形成された脱
    離防止部に係止して脱離方向への移動を禁止する庇部が
    設けられ、 かつ、前記カウンタウエイトには、回転時にハンドルア
    ームの壁面に当接して長手方向の移動を禁止するストッ
    パが設けられ、 トーションスプリングはカウンタウエイトに係止して移
    動禁止回転位置を維持する自動車のハンドル装置。
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