JP2019202685A - 開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋部をしっかりと開くことができる開閉装置を提供する。【解決手段】開閉装置は、ベース部と、ベース部に回転可能に設けられ、ベース部の開口を閉じた閉状態と、ベース部の開口を開けた蓋部32と、操作を受けて回転するように動く操作部34と、操作部34への操作に連動して蓋部32を開方向に持ち上げる持ち上げ片48と、を備える。ベース部と操作部34と持ち上げ片48とは、一体に成形されている。操作部34は、蓋部32の閉状態において露出する操作面62を有する。持ち上げ片48と操作面62は、互いに逆方向に延出する。【選択図】図7

Description

本発明は、開閉可能な蓋部を備える開閉装置に関する。
特許文献1には、車両の荷室に配設されるボードに取り付けられるハンドル装置が開示されている。このハンドル装置は、凹み形状に形成される基部と、基部に回転可能に連結される蓋部と、基部および蓋部を連結して蓋部を開き方向に付勢するヒンジ部とを備える。
特開2014−162288号公報
特許文献1に開示されるハンドル装置では、蓋部がヒンジ部の付勢によって開くが、経時的にヒンジ部の付勢力が弱まると、蓋部が十分に開かないおそれがある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、蓋部をしっかりと開くことができる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の開閉装置は、ベース部と、ベース部に回転可能に設けられ、ベース部の開口を閉じた閉状態と、ベース部の開口を開いた開状態とをとる蓋部と、操作を受けて回転するように動く操作部と、操作部への操作に連動して蓋部を開方向に持ち上げる持ち上げ片と、を備える。ベース部と操作部と持ち上げ片とは、一体に成形されており、操作部は、蓋部の閉状態において露出する操作面を有する。持ち上げ片と操作面は、互いに逆方向に延出する。
本発明の別の態様もまた、開閉装置である。この開閉装置は、ベース部と、ベース部に回転可能に設けられ、ベース部の開口を閉じた閉状態と、ベース部の開口を開いた開状態とをとる蓋部と、操作を受けて回転するように動く操作部と、操作部への操作に連動して蓋部を開方向に持ち上げる持ち上げ片と、を備える。操作部は、蓋部の閉状態において露出する操作面を有する。持ち上げ片と操作面は、互いに逆方向に延出し、持ち上げ片は、操作部への操作に連動して蓋部の先端側を持ち上げる。
本発明によれば、蓋部をしっかりと開くことができる開閉装置を提供できる。
実施例の開閉装置の斜視図である。 開状態の本体部材について説明するための図である。 蓋部の裏面およびベース部の表面を示す本体部材の平面図である。 図2(a)に示す本体部材の線分A−A断面図である。 カバー部材の斜視図である。 取付部材に取り付けた開閉装置の断面図である。 操作部への操作により蓋部の開く動作について説明するための図である。 取付部材に取り付ける前の開閉装置を示す図である。 開閉装置の裏側の斜視図である。
図1は、実施例の開閉装置10の斜視図である。図1(a)は開閉装置10の蓋部32をロックして閉じた状態を示し、図1(a)は蓋部32をロック解除して開いた状態を示す。このように開閉装置10の蓋部32は、開閉可能に設けられる。
例えば、開閉装置10は平板状のボードに取り付けられる。平板状のボードは、車両の後部に設けられるトランクルームを上下に仕切るために、トランクルームに設けられる。トランクルームの下室には例えばスペアタイヤが載置される。
トランクルームの下室の荷物を出し入れする場合に、ユーザによってボードが持ち上げられるが、開閉装置10は、ユーザによってボードを把持するための取っ手としても用いられる。開閉装置10にはフック70が形成され、後部座席裏側にフック70を引っ掛けることで、ボードを持ち上げた状態で静止させて、トランクルームの下室の荷物を出し入れできる。このように、開閉装置10はボードに取り付けられるハンドル装置としても機能する。
開閉装置10は、本体部材20およびカバー部材22により構成される。本体部材20は、ボードなどの取付部材の取付孔に取付部材の表側から取り付けられる。カバー部材22は、本体部材20に回転可能に連結され、本体部材20の裏側から本体部材20の底部42を覆う。カバー部材22は、本体部材20のフランジ部46と取付孔の縁を挟み、本体部材20を取付部材に取り付けるために設けられる。
本体部材20は、ベース部30、蓋部32、操作部34、持ち上げ片、連結部および回転軸部66を有し、ベース部30、蓋部32、操作部34、持ち上げ片、連結部53および回転軸部66が樹脂材料により一体に成形されている。ベース部30は、箱形状に形成され、蓋部32により開閉される開口31を有する。
蓋部32は、回転軸部66によりベース部30に回転可能に設けられ、ベース部30にロックされた閉状態と、ロック解除された開状態とをとる。回転軸部66は、ベース部30の一端に位置し、薄肉に形成されて撓み可能である。回転軸部66は、蓋部32を開くように付勢手段として機能してよく、付勢しなくてもよい。操作部34は、ベース部30に立設し、回転するように撓み可能に設けられる。
蓋部32には、図1(a)に示す閉状態において操作部34を露出させる開口部72を有する。操作部34の凸状のロック部64が、蓋部32の凹状の被ロック部68aに入り込み、蓋部32を閉状態にロックしている。
図1(a)に示す操作部34をユーザが押すと、操作部34が撓んでロック部64および被ロック部68aのロックが解除され、蓋部32が閉状態から図1(b)示す開状態になる。
図2は、開状態の本体部材20について説明するための図である。図2(a)は蓋部32の表面およびベース部30の裏面を示し、図2(b)は本体部材20の側面を示す。また、図3は、蓋部32の裏面およびベース部30の表面を示す本体部材20の平面図である。図4は、図2(a)に示す本体部材20の線分A−A断面図である。
ベース部30は、剛体爪36、第1軸部38a、第2軸部38b、軸支持部40、底部42、側部44、フランジ部46、スリット50、第1被係止部52a、第2被係止部52b、第3被係止部52c、底孔部56、第1リブ58aおよび第2リブ58bを有する。
底部42の外周端から立設して側部44が壁状に形成される。フランジ部46は、側部44の上端から外向きに張り出す。フランジ部46の一端に回転軸部66が形成され、フランジ部46の他端部46aは、他のフランジ部46より厚肉に形成される。
図2(b)には、剛体爪36が一端側のフランジ部46の下側に、フランジ部46と対向して設けられる。剛体爪36は、側部44の一端面の中途から外向きに張り出す。剛体爪36は、フランジ部46と取付孔の縁を挟んで、開閉装置10を取付部材に固定する。剛体爪36は、板状に形成されており、取付孔の縁に差し込む際に、剛体爪36は撓み可能である。
軸支持部40は、剛体爪36より底部42側で剛体爪36を支持するように形成され、側部44の一端面に形成される。軸支持部40の両端には、第1軸部38aおよび第2軸部38bが突出するように形成される。図2(a)に示すように、第1軸部38aおよび第2軸部38bは外径が異なるように形成されており、カバー部材22の誤組み付けを防ぐように構成されている。第1軸部38aおよび第2軸部38bは、カバー部材22を回転可能に支持する。
側部44の外側面には、第1被係止部52a、第2被係止部52bおよび第3被係止部52c(これらを区別しない場合、「被係止部52」という)が形成される。被係止部52は、カバー部材22に係止され、ベース部30の外側面に一端から他端に向かって離れて形成される。第1被係止部52aおよび第2被係止部52bは、凹状に形成され、第3被係止部52cは凸状に形成される。側部44の他端面には、カバー部材22に係止される被係止孔部47が形成される。
底部42には、操作部34を成形するための底孔部56と、略U字状のスリット50と、スリット50により形成された持ち上げ片48と、ロック部64を成形するための抜き孔43が形成される。底孔部56は、操作部34の底側に位置する貫通孔である。
持ち上げ片48は、底部42を切り欠くように形成され、操作部34側から他端部46a側に延出し、他端部46a側が自由端となっている。持ち上げ片48は、操作部34への操作に連動して底部42から上方のフランジ部46側へ動く。持ち上げ片48は、底部42の幅より少し小さく、操作部34の幅と略同じ長さに設定される。
図3に示すように、持ち上げ片48と操作部34の間には、一対の第1リブ58aと、一対の第2リブ58bとが設けられる。第1リブ58aは、底部42と操作部34をつなげるように設けられ、持ち上げ片48を操作部34に連動しやすくする。第1リブ58aは、第2リブ58bより幅方向W内側に位置し、第2リブ58bより他端部46a側に長くなるように形成される。連結部53は、底部42に形成され、ベース部30および操作部34を一体に連結し、撓み可能である。連結部53より、底部42の第1リブ58aおよび第2リブ58bを設けられた部分の剛性が増し、操作部34の操作時に連結部53が撓みやすく、持ち上げ片48につながる部分は撓みにくくなって、持ち上げ片48が操作部34に連動して回転するように動くように構成できる。
図3には、スリット50のスリット端50aと、底孔部56の縁をつなぐ底部42の連結部53を破線で示しており、操作部34を操作した際に撓む。底部42の連結部53は、操作部34の根元の両端側に位置し、持ち上げ片48より幅方向外側に位置する。連結部53に近い第2リブ58bを第1リブ58aより短くすることで、連結部53の撓みやすさを確保でき、操作部34に連動して持ち上げ片48を動かすことができる。
図3に示すように、ベース部30の一端から他端に向かう長さ方向Lにおいて、第1リブ58aは、スリット端50aとほぼ同じ位置まで延びる。これにより、持ち上げ片48を操作部34と連動しやすくできる。第2リブ58bは、幅方向Wにおいて、持ち上げ片48の側縁と略同じ位置に設けられる。これにより、持ち上げ片48を操作部34と連動しやすくできる。操作側リブ63により、支持部60が屈曲しづらくなり、連結部53が撓みやすくなり、持ち上げ片48を操作部34と連動しやすくできる。
蓋部32は、壁部68、フック70および開口部72を有する。フック70は、図2(b)に示すように、蓋部32の先端側に形成され、鉤爪状に形成される。壁部68は、図4に示すように先端側の開口部72の縁から垂下するように設けられ、孔状の被ロック部68aを有する。
操作部34は、ベース部30の底部42から立設する支持部60と、蓋部32の閉状態において開口部72から露出する操作面62と、操作面62および支持部60に渡って形成される操作側リブ63と、蓋部32の被ロック部68aに出入り可能なロック部64とを有する。支持部60は幅方向に延在するように壁状に形成され、操作面62およびロック部64を支持し、操作面62の移動に応じて回転するように動く。
操作面62は、支持部60と直交するように支持部60の上端に形成され、長さ方向Lにおいて回転軸部66に向かって、つまりベース部30の一端に向かって延出する。操作面62は、蓋部32の閉状態において、開口部72に収まり、開閉装置10の表面を一様にする。
操作面62はベース部30の一端に向かって延出するのに対し、持ち上げ片48は逆方向である他端に向かって延出する。これにより、ユーザが操作面62を押せば、揺動して持ち上げ片48が上方に上がる。つまり、操作面62が下がると持ち上げ片48が上がるように構成される。
図5は、カバー部材22の斜視図である。カバー部材22は、第1軸受部74a、第2軸受部74b、ストッパ部76、側壁部78、第1係止部80a、第2係止部80b、第3係止部80c、カバー係止部84および挟持部86を有する。カバー部材22は、略平板状に形成される。
第1軸受部74aおよび第2軸受部74bは、C字状に形成され、第1軸部38aおよび第2軸部38bにそれぞれ連結される。第1軸受部74aは、第2軸受部74bより小径に形成される。第1軸受部74aおよび第2軸受部74bをC字状に形成することで、棒状の第1軸部38aおよび第2軸部38bに容易に取り付けることができる。
ストッパ部76は、ベース部30の底孔部56から突出して操作部34の過度な撓みを制限する。また、ストッパ部76は、底孔部56を塞ぐ。側壁部78は、カバー部材22の基端側、すなわち回転軸側に形成される。挟持部86の両端に側壁部78を設けることで、挟持部86の剛性を高めることができる。
第1係止部80a、第2係止部80bおよび第3係止部80cは、本体部材20の第1被係止部52a、第2被係止部52bおよび第3被係止部52cにそれぞれ係止可能である。第1係止部80aおよび第2係止部80bはカバー部材22の側部79に凸状に形成され、第3係止部80cは側壁部78に凹状に形成される。第1係止部80aおよび第2係止部80bと、第3係止部80cとは、高さが異なっており、第3係止部80cが第1係止部80aおよび第2係止部80bより上方の位置に形成される。第4係止部80dは、挟持部86から回転軸側に向かって突出し、本体部材20の被係止孔部47に係止可能である。第1係止部80a、第2係止部80b、第3係止部80cおよび第4係止部80dは、区別しない場合「係止部80」といい、いずれも本体部材20に係止する。
挟持部86は、カバー部材22の先端に設けられ、平板状のカバー部材22から立設するように設けられ、剛性が高められている。挟持部86は、係止部80が本体部材20に係止した状態で、フランジ部46の他端部46aと取付孔の縁を挟む。
図6は、取付部材12に取り付けた開閉装置10の断面図である。開閉装置10は、取付部材12の取付孔12aに取り付けられる。フランジ部46と剛体爪36が取付孔12aの一端側の縁を挟み、フランジ部46の他端部46aとカバー部材22の挟持部86が取付孔12aの他端側の縁を挟んで、開閉装置10が取付部材12に固定される。
操作部34のロック部64が蓋部32の被ロック部68aに入って、蓋部32が閉状態に維持されている。閉状態の蓋部32のフック70は、ベース部30に収容され、持ち上げ片48の先端部分に当接または近接している。カバー部材22のストッパ部76は、底孔部56に入って操作面62の下に位置し、操作部34の過度な撓みを制限している。
図7は、操作部34への操作により蓋部32の開く動作について説明するための図である。ユーザは、蓋部32の開口部72から露出した操作部34の操作面62を底部42に向かって押す。操作面62が底部42に向かって沈み込み、支持部60の下端を支点88として回転するように撓む。これは、操作面62および支持部60が操作側リブ63により撓みにくくなっており、図3に示す連結部53が主に撓むためである。
操作部34が支持部60の下端を支点88として回転するように動くことで、ロック部64が被ロック部68aから離脱し、ロック解除される。そして操作部34の動きに連動した持ち上げ片48が蓋部32のフック70を持ち上げて、蓋部32が開方向に回転し、蓋部32がベース部30から出た状態となる。これにより、ユーザは蓋部32の開口部72に指を挿入して蓋部32を把持し、取付部材12を引き上げることができる。また、持ち上げ片48の先端部分で蓋部32を持ち上げることで、操作部34の移動量に対する蓋部32の持ち上げ量を大きくできる。また、持ち上げ片48が底部42に設けられることで、操作面62の移動量に対する蓋部32の持ち上げ量を大きくできる。また、ロック部64が支持部60の上端に設けられることで、操作面62の移動量に対する被ロック部68aから離れる方向の移動量を大きくとることができる。
ユーザが操作部34を押すだけで、持ち上げ片48により蓋部32が持ち上げられるため、蓋部32を確実に開くことができる。ユーザが操作部34から手を離せば、操作部34は復元力により元の位置に戻る。また、ユーザが蓋部32を閉方向に回転すると、壁部68がロック部64に当たって操作部34を回転させて蓋部32を閉じ、操作部34が復元力により元の位置に戻りロック部64が被ロック部68aに入ってロックされる。このように、連結部53の復元力で操作部34を元の位置に移動できるため、別部材のバネを用いる場合と比べて安価に製造できる。
支持部60の立設方向の先端側に操作面62が位置し、支持部60の基端側、すなわち根元側に持ち上げ片48が位置する。これにより、操作面62の移動量に対する持ち上げ片48の先端の移動量が増すことができる。操作部34が過度に押し込まれた場合にはストッパ部76に当たって、ストッパ部76が操作部34の回転を制限できる。
図8は、取付部材12に取り付ける前の開閉装置10を示す図である。カバー部材22は、基端側が第1軸部38aおよび第2軸部38bに回転可能に連結されている。取付部材12に取り付ける際、ユーザは、カバー部材22から取付孔12aに挿入させ、本体部材20のフランジ部46を取付孔12aの表側の縁に引っ掛け、一端側のフランジ部46と剛体爪36で取付孔12aの縁を挟ませる。次に、ユーザが挟持部86を他端部46aに近づけるようにカバー部材22を回転させると、係止部80が被係止部52にそれぞれ係止して、挟持部86とフランジ部46の他端部46aとが取付孔12aの縁を挟み、取付作業が完了する。
軸支持部40をベース部30の一端で剛体爪36の底部側に連接または近接して設けることで、カバー部材22が本体部材20の裏側の底を全て覆うように構成できる。剛体爪36の下側は、取付部材12の裏面から剛体爪36より離れた位置である。また、カバー部材22を軸支する構成を剛体爪36の下側に設けることで、剛体爪36の過度な撓みを制限できる。
図9は、開閉装置10の裏側の斜視図である。カバー部材22の側壁部78は、本体部材20の側部44の外側に位置し、側壁部78より回転軸側のカバー部材22の側部79は本体部材20の側部44の内側に位置する。側壁部78を本体部材20の外側に配置して、挟持部86の剛性を高めることができる。
複数の係止部80のうち、本体部材20の外側から係止する係止部80と、本体部材20の内側から係止する係止部80を設けることで、仮に一対の側部44が幅方向に拡開するように撓んでも、本体部材20の外側から係止する係止部80の係止が外れないため、カバー部材22が本体部材20から外れにくくなっている。
本発明は上述の各実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
実施例では、第1軸部38aおよび第2軸部38bを本体部材20に形成し、第1軸受部74aおよび第2軸受部74bをカバー部材22に形成する態様を示したが、この態様に限られず、第1軸部38aおよび第2軸部38bをカバー部材22に形成し、第1軸受部74aおよび第2軸受部74bを本体部材20に形成してもよい。
また、実施例では連結部53がベース部30の底部42に形成される態様を示したが
、この態様に限られず、ベース部30の側部44から幅方向内向きに突出するように形成されてよい。いずれにしても連結部53は、ベース部30と操作部34を一体に連結し、トーションバーのように機能する。
また、実施例では、持ち上げ片48が底部42に形成される態様を示したが、この態様に限られない。例えば、持ち上げ片48は、支持部60の側面の中途から延出するように形成されてよい。
10 開閉装置、 12 取付部材、 12a 取付孔、 20 本体部材、 22 カバー部材、 30 ベース部、 32 蓋部、 34 操作部、 36 剛体爪、 38a 第1軸部、 38b 第2軸部、 40 軸支持部、 42 底部、 44 側部、 46 フランジ部、 46a 他端部、 47 被係止孔部、 48 持ち上げ片、 50 スリット、 52a 第1被係止部、 52b 第2被係止部、 52c 第3被係止部、 53 連結部、 56 底孔部、 58a 第1リブ、 58b 第2リブ、 60 支持部、 62 操作面、 63 操作側リブ、 64 ロック部、 66 回転軸部、 68 壁部、 68a 被ロック部、 70 フック、 72 開口部、 74a 第1軸受部、 74b 第2軸受部、 76 ストッパ部、 78 側壁部、 79 側部、 80a 第1係止部、 80b 第2係止部、 80c 第3係止部、 80d 第4係止部、 86 挟持部、 88 支点。

Claims (6)

  1. ベース部と、
    前記ベース部に回転可能に設けられ、前記ベース部の開口を閉じた閉状態と、前記ベース部の開口を開いた開状態とをとる蓋部と、
    操作を受けて回転するように動く操作部と、
    前記操作部への操作に連動して前記蓋部を開方向に持ち上げる持ち上げ片と、を備え、
    前記ベース部と前記操作部と前記持ち上げ片とは、一体に成形されており、
    前記操作部は、前記蓋部の閉状態において露出する操作面を有し、
    前記持ち上げ片と前記操作面は、互いに逆方向に延出することを特徴とする開閉装置。
  2. 前記ベース部および前記操作部を一体に連結する連結部をさらに備え、
    前記操作部への操作によって前記連結部が撓んで前記持ち上げ片が前記操作部に連動して回転するように動くことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
  3. 前記持ち上げ片は、前記操作部への操作に連動して前記蓋部の先端側を持ち上げることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉装置。
  4. 前記操作部は、前記ベース部の底部から立設する支持部を有し、
    前記支持部の立設方向の先端側に前記操作面が位置し、前記支持部の基端側に前記持ち上げ片が位置することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の開閉装置。
  5. 前記持ち上げ片は、前記ベース部の底部を切り欠くように形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の開閉装置。
  6. ベース部と、
    前記ベース部に回転可能に設けられ、前記ベース部の開口を閉じた閉状態と、前記ベース部の開口を開いた開状態とをとる蓋部と、
    操作を受けて回転するように動く操作部と、
    前記操作部への操作に連動して前記蓋部を開方向に持ち上げる持ち上げ片と、を備え、
    前記操作部は、前記蓋部の閉状態において露出する操作面を有し、
    前記持ち上げ片と前記操作面は、互いに逆方向に延出し、
    前記持ち上げ片は、前記操作部への操作に連動して前記蓋部の先端側を持ち上げることを特徴とする開閉装置。
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