JP3114695U - 蓋付き容器 - Google Patents

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利行 古茂田
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古茂田製罐 株式会社
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Abstract

【課題】蓋体を容器本体に確実に固定することができ、取り扱いが安全な固定具を有する蓋付き容器を提供することにある。
【解決手段】、容器本体と蓋体とが蝶番によって連結され、蝶番とは反対側において容器本体に軸着された固定具によって蓋体を固定する容器であって、前記固定具は、ベース部に折り曲げ部を介して係合部を連設することによって略逆L字状に形成し、係合部には突部を形成するとともに、先端を起立させて狭幅の指掛け部を設け、ベース部と係合部の側端縁には折り返し片を設けて折り畳んでなり、蓋体の上面端縁部には前記突部が係合する凹部を形成したことを特徴とする。前記指掛け部は、起立させた先端部に形成したカールによって構成することが好ましい。
【選択図】図3

Description

この考案は、蓋付き容器に係り、特にクッキー、チョコレート等の収納に好適な金属製の蓋付き容器に関するものである。
箱型状容器本体の上部開口部に嵌着する蓋体を固定するには、容器本体に回動自在に軸支してなる略L字状掛け止め体の先端部を蓋体の上面に係止させる構造のものが知られている。これらの掛け止め体は、支点軸を中心にして回動させるだけで確実にロック状態とすることができるばかりでなく、開蓋時には容易にロック状態を解除することができる必要がある。
このような容器に、例えば、特開2001−253455号公報及び特開2004−115067号公報記載のものがある。特開2001−253455号公報記載の容器は、逆L字状の固定具が容器本体の側壁の外面に取着されており、固定具には把手が一体に設けられている。蓋体は、前記固定具によって容器本体に封止可能であり、固定具に設けた把手により容易に移動させることができる。しかしながら、把手が外方に突出しているために、互いに側壁を接触させた状態で並べることができないとともに、把手が破損するおそれがある。また、蓋体の周縁には、固定具を係止させるための突部を形成する必要がある。
一方、特開2004−115067号公報記載の容器は、パッチン錠であって、固定体と付属体に分離し、付属体の掛け止め部を蓋体の周縁突部に係止するようにしたものである。しかしながら、掛け止め部を有する付属体は、固定体から分離されており操作が面倒である。また、蓋体の周縁には、掛け止め部を係止させるための突部を形成する必要がある。
特開2001−253455号公報 特開2004−115067号公報
解決しようとする問題点は、上記公知の容器は、固定具が外方に突出して嵩張ることによって邪魔になる不便さがあり、金属製とした場合には安全に操作できない点である。そこで、この考案の目的は、蓋体を容器本体に確実に固定することができ、取り扱いが安全な固定具を有する蓋付き容器を提供することにある。
この考案に係る蓋付き容器は、容器本体と蓋体とが蝶番によって連結され、蝶番とは反対側において容器本体に軸着された固定具によって蓋体を固定する容器であって、前記固定具は、ベース部に折り曲げ部を介して係合部を連設することによって略逆L字状に形成し、係合部には突部を形成するとともに、先端を起立させて狭幅の指掛け部を設け、ベース部と係合部の側端縁には折り返し片を設けて折り畳んでなり、蓋体の上面端縁部には前記突部が係合する凹部を形成したことを特徴とする。
前記指掛け部は、起立させた先端部に形成したカールによって構成することが好ましい。また、容器本体、蓋体及び固定具は、金属製であってもよい。さらに、蓋体の上面周縁部は、上面を突出させる傾斜面によって形成されており、前記傾斜面に固定具の突部が係合する凹部が形成されている構成とすることが好ましい。
この考案に係る容器の固定具は、外方に湾曲させて形成しているために嵩張って邪魔になることがない。また、固定部は金属板によって形成した場合でも、縁部に折り返し片を設け、先端の指掛け部はカールさせて形成しているために取り扱い中に手を切るなどの危険はない。
次に、この考案に係る容器の実施形態を図面に基づいて説明する。容器1は、箱型状容器本体2と、前記容器本体2の上部開口部に嵌着する蓋体3とからなり、ともに金属板によって形成されている。図示する実施形態では、前記容器本体2と蓋体3はともに平面方形状の箱型に形成されているが、これに限定されるものではなく、平面多角形状あるいは円形状、楕円形状に形成することもできる。
前記容器本体2の上端縁には内側へのカール21が形成されており、蓋体3の下端縁には外側へのカール31が形成されている。容器本体2と蓋体3とは、一側面上部に設けた蝶番4によって開閉自在に連結されており、前記蝶番4とは反対側に設けられた固定具5によって蓋体3を閉じた状態で固定するようになっている。
蓋体3の上面周縁部には、上面を突出させるように傾斜面32が形成されており、前記傾斜面32には、後述するように、固定具5が係合する部分には凹部33が形成されている。前記凹部33によって蓋体3を閉じた状態で確実に固定することができる。
前記固定具5は、図2以下に示すように、ベース部51と係合部52とからなる側面視略逆L字状体に形成されており、ベース部51の下端部に設けた回動軸53が容器本体2に設けた軸受22に軸着してなる。前記ベース部51と係止部52は、折り曲げ部54を介して連続しており、この折り曲げ部54によってバネ作用が生じ、蓋体3に確実に係合することができる。
ベース部51の略中間部にも折り曲げ部55が設けられており、わずかに外側に湾曲している。また、ベース部51と係合部52の側端縁は、図4及び図5に示すように、折り返し片56を設けて折り畳まれている。したがって、固定具5を金属板によって形成した場合にも、側端縁は丸みを帯びているので手を切るなどの危険性はない。
さらに、固定具5の係合部52の略中央部には突部57が形成されており、係合部52の先端を起立させて狭幅の指掛け部58が形成されている。前記突部57は、上記蓋体3の傾斜面32に形成した凹部33に係合することによって、十分な係合強度で閉蓋しておくことができる。
また、係合部52の先端に形成した指掛け部58は、起立させた先端部をカール58aとすることによって形成されている。指掛け部58をカール58aとすることによって、固定具5を解除するときに指を確実にしかも安全に引っ掛けることができる。
次に、上記構成に係る容器の使用方法について説明すると、固定具5が解除されているときは、蓋体3は蝶番4を支点にして開くことができる。開いた蓋体3を回動させて閉じると、容器本体2の上端部が蓋体3に嵌合する。
その後、固定具5を回動軸53を支点にして上方に回動させると、係合部52が傾斜面32に当接するとともに、そのまま押圧すれば突部57が凹部33に係合する。
固定部5には、折り曲げ部54とともに、ベース部51にも折り曲げ部55が形成されているから、両折り曲げ部が相俟って弾性変形によるバネ作用を有する。しかも、ベース部51と係合部52の側端縁に設けた折り返し片によって、バネ作用が強められる。したがって、固定具5は、軽く押圧するだけで、蓋体3に係合させることができるばかりでなく、係合状態を確実に保持することができる。
この考案にかかる蓋付き容器の全体の斜視図である。 同じく蓋を閉じた状態の一部を省略した断面図である。 同じく蓋を開いた状態の一部を省略した断面図である。 固定具の正面図である。 固定具の斜視図である。
符号の説明
1:容器
2:容器本体
21:カール
22:軸受
3:蓋体
31:カール
32:傾斜面
33:凹部
4:蝶番
5:固定具
51:ベース部
52:係合部
53:回動軸
54:折り曲げ部
55:折り曲げ部
56:折り返し片
57:突部
58:指掛け部
58a:カール

Claims (4)

  1. 容器本体と蓋体とが蝶番によって連結され、蝶番とは反対側の容器本体に軸着された固定具によって蓋体を固定する蓋付き容器であって、前記固定具は、ベース部に折り曲げ部を介して係合部を連設して略逆L字状に形成し、係合部には突部を形成するとともに、先端を起立させて狭幅の指掛け部を設け、ベース部と係合部の側端縁は折り返し片を設けて折り畳んでなり、蓋体の上面端縁部には前記突部が係合する凹部を形成したことを特徴とする蓋付き容器。
  2. 指掛け部は、起立させた先端部にカールを形成してなることを特徴とする請求項1に記載の蓋付き容器。
  3. 容器本体、蓋体及び固定具は、金属製であることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋付き容器。
  4. 蓋体の上面周縁部は、上面を突出させる傾斜面によって形成されており、前記傾斜面に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓋付き容器。
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