JP2002359810A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

Info

Publication number
JP2002359810A
JP2002359810A JP2002053084A JP2002053084A JP2002359810A JP 2002359810 A JP2002359810 A JP 2002359810A JP 2002053084 A JP2002053084 A JP 2002053084A JP 2002053084 A JP2002053084 A JP 2002053084A JP 2002359810 A JP2002359810 A JP 2002359810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
electronic camera
personal computer
storage device
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002053084A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaaki Yoneda
忠明 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2002053084A priority Critical patent/JP2002359810A/ja
Publication of JP2002359810A publication Critical patent/JP2002359810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手に優れた電子カメラを提供することが
できる。 【解決手段】パーソナルコンピュータ20に電子カメラ
を接続するだけで、パーソナルコンピュータ20に、電
子カメラをCD−ROMドライブのごときストレージ機
器として認識させ、それにより第一の記憶領域からプロ
グラムを読み出すことができ、且つ読み出されたプログ
ラムに基づいて、電子カメラをストレージ機器と異なる
機器として認識させ、それにより画像データの読み込み
などの動作を自動的に行わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学画像を電気画
像信号に変換して画像データを得る電子カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】被写体からの光学画像を撮像素子により
電気画像信号に変換し、該電気画像信号をフィルムに相
当する外部メモリに記憶する構成のデジタルスチルカメ
ラなどの電子カメラが普及してきている。このようなデ
ジタルスチルカメラでは、外部メモリに記憶した電気画
像信号を取り付け液晶モニタや外部TV出力で再生して
見たり、あるいは、パーソナルコンピュータへ外部イン
ターフェイスやメモリカードを介して画像データを送付
しPC上の高精細モニターで一時的に閲覧することが可
能になっている。
【0003】一方、近年では、パーソナルコンピュータ
の外部機器接続にUSBインターフェイスが使用される
ことが一般的になり、接続の手間が従来のインターフェ
イスに比べて飛躍的に向上してきている。特に、最近で
は周辺機器の分類毎にUSBデバイスクラス化が進み、
パーソナルコンピュータ上の共通デバイスドライバの実
装が始まってきているため、インターフェイス上のプロ
トコル共通化の動向が顕著である。しかし、共通デバイ
スドライバの標準化には多大な労力を必要とするためそ
の標準実装には時間を要し、複数のOS履歴を経ながら
1つずつ対応するUSBデバイスクラスが拡大している
のが実情である。
【0004】従って、デバイスドライバの共通化過渡期
においては同一の機器であってもOSのバージョンの違
いにより標準対応できているものと対応できていないも
のが出てきており、対応できていないOSに対しては、
その都度、必要な機器制御用デバイスドライバをインス
トールしなければならず不便である。特に、デジタルス
チルカメラの場合には、携帯用途がその使用形態の多く
を占めているため、身近にあるパーソナルコンピュータ
で接続が可能であるとは限らず、色々な場所で画像をパ
ーソナルコンピュータに取り込む必要がある場合には、
必要なデバイスドライバが組み込まれた例えばノート型
のパーソナルコンピュータを、デジタルスチルカメラと
一緒に特ち歩くか、あるいは、必要なデバイスドライバ
を組み込むためのソフトウェアが記録されている記録メ
ディアを持ち歩かなければならない。
【0005】また、近年、半導体技術の向上により比較
的安価な値段で高容量の半導体メモリが入手可能になっ
てきている。特に、フラッシュメモリの技術革新には目
を見張るものがあり、数年後には数百メガバイトのデバ
イスが民生用機器の中に入ってくる状況にすらなってい
る。一方、デジタルスチルカメラの高画素化は、既にL
版やA6版程度の出力に対しては十分な解像度に達して
きており、さらなる高画素化の要求は少なくなってきて
いる状況にある。
【0006】高画素化の傾向が落ち着く中で、記録媒体
であるフラッシュメモリの高容量化が進むことにより、
従来小容量の外部メモリカードに少数の画像を蓄積し
て、画像が一杯になるとその都度パーソナルコンピュー
タのハードディスクやCD−RWなどに画像を保存して
いた利用形態が、カメラ自体に画像を蓄積して画像アル
バムとして用い、自分の所有する画像を相手と交換し合
うなどコミュニケーションツールとして利用する形態に
移行する可能性が考えられる。あるいは、画像圧縮技術
の進歩によっては、何千コマという大量の画像データを
内蔵メモリに十分に記録できるようになることも考えら
れる。このような状況においては、撮影した本人さえ忘
れている画像が数多く存在するようになり、画像を1枚
ずつ選択して消去している従来の手法では手間がかかる
のみで、その機能が利用形態に適さないことが予想され
る。
【0007】更に、最近ではデジタルスチルカメラの制
御用プログラムメモリは、機能拡張性や開発サイクルの
短縮化に対応するためフラッシュメモリが採用されるケ
ースが増えてきており、外部メモリカードを内蔵メモリ
で置き換えるような状態になった場合には、カメラ制御
のプログラム用デバイス以外に同様なデバイスを内蔵す
ることになり経済的でない。
【0008】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものである。すなわち、その問題の一つ
は、インターフェイスのプロトコル共通化が進む中での
共通デバイスドライバ化の過渡期において、カメラを携
帯するだけでは必ずしもパーソナルコンピュータに接続
できるとは限らないことである。その問題の二つ目は、
画像記憶用のメモリ素子の高容量低価格化が進むと予想
される中で、従来の画像消去確認方法では、大量の画像
の中から必要な画像だけを残して不要な画像を消去する
ことがわずらわしいということである。問題の三つ目
は、画像記憶用メモリがカメラに内蔵される場合に、同
様なデバイスを複数個内蔵しなくてはならないことによ
る不経済さと小型化ヘの障害である。
【0009】従って、本発明は、上述した課題を解決で
きる使い勝手に優れた電子カメラを提供することを目的
とする。
【0010】具体的には、第1及び第2の本発明の目的
は、パーソナルコンピュータにドライバが組み込まれて
いないような場合でも、電子カメラをパーソナルコンピ
ュータに接続可能とすることにある。
【0011】また、第3の本発明の目的は、メモリが大
容量化した場合でも撮影しやすい使い勝手に優れた電子
カメラの提供にある。
【0012】更に第4〜6の本発明の目的は、ボディの
小型化及び低消費電力によるコスト低下を実現可能な電
子カメラを提供することにある。
【0013】第1の本発明の電子カメラは、外部のパー
ソナルコンピュータと接続可能なインターフェイスを有
する電子カメラにおいて、前記パーソナルコンピュータ
のアクセスに応じて提供されるプログラムが格納された
第一の格納領域と、前記パーソナルコンピュータに接続
されたとき、前記パーソナルコンピュータにストレージ
機器として認識させることによって、前記第一の格納領
域に自動的にアクセスさせる動作手段と、を有し、前記
パーソナルコンピュータは、前記アクセスを介して前記
第一の格納領域に格納された前記プログラムを提供され
且つ実行することで、前記電子カメラを前記ストレージ
機器とは異なる機器として認識するようになっているこ
とを特徴とする。
【0014】この構成により、前記パーソナルコンピュ
ータに前記電子カメラを接続するだけで、前記パーソナ
ルコンピュータに、前記電子カメラをCD−ROMドラ
イブのごときデータを記録/再生可能な機器すなわちス
トレージ機器として認識させ、それにより前記第一の記
憶領域からプログラムを読み出すことができ、且つ読み
出されたデバイスドライバのごときプログラムに基づい
て、前記電子カメラを前記ストレージ機器と異なる機器
(例えば本来の電子カメラ)として認識させ、それによ
り画像データの読み込み(例えば、撮像)などの動作を
自動的に行わせることができる。
【0015】第2の本発明の電子カメラは、外部のパー
ソナルコンピュータと接続可能なインターフェイスを有
する電子カメラにおいて、前記パーソナルコンピュータ
に接続された際に、前記パーソナルコンピュータが認識
できる少なくとも1つ以上のストレージ機器として動作
する動作手段であって、前記パーソナルコンピュータが
認識できるストレージ機器のうち、少なくとも1つのも
のは、該パーソナルコンピュータが認識した際に、所定
の処理をパーソナルコンピュータ上で自動的に実行可能
な機能を有するストレージ機器として動作するようにな
っている動作手段と、該ストレージ機器のデータ領域と
して、前記電子カメラに内在する第一の記憶領域に該パ
ーソナルコンピュータからのアクセスを可能とする許可
手段と、前記パーソナルコンピュータが、前記第一の記
憶領域にアクセスしたときに、そこに格納されているデ
ータを前記パーソナルコンピュータに取得させ、前記デ
ータに基づいて前記ストレージ機器とは動作の異なる機
器として認識させる処理手段と、を有することを特徴と
する。
【0016】この構成により、前記パーソナルコンピュ
ータに接続された際に、前記パーソナルコンピュータが
認識できる少なくとも1つ以上のストレージ機器として
動作する動作手段であって、前記パーソナルコンピュー
タが認識できるストレージ機器のうち、少なくとも1つ
のものは、該パーソナルコンピュータが認識した際に、
所定の処理をパーソナルコンピュータ上で自動的に実行
可能な機能を有するストレージ機器として動作するよう
になっている動作手段と、該ストレージ機器のデータ領
域として、前記電子カメラに内在する第一の記憶領域に
該パーソナルコンピュータからのアクセスを可能とする
許可手段と、前記パーソナルコンピュータが、前記第一
の記憶領域にアクセスしたときに、そこに格納されてい
るデータを前記パーソナルコンピュータに取得させ、前
記データに基づいて前記ストレージ機器とは動作の異な
る機器として認識させる処理手段と、を有するので、前
記パーソナルコンピュータに前記電子カメラを接続する
だけで、前記パーソナルコンピュータに、前記電子カメ
ラをCD−ROMドライブのごときデータを記録/再生
可能な機器すなわちストレージ機器として認識させ、そ
れにより前記第一の記憶領域からプログラムを読み出す
ことができ、且つ読み出されたデバイスドライバのごと
きプログラムに基づいて、前記電子カメラを前記ストレ
ージ機器と異なる機器(例えば本来の電子カメラ)とし
て認識させ、それにより画像データの読み込み(例え
ば、撮像)などの動作を自動的に行わせることができ
る。
【0017】更に、前記処理手段は、前記パーソナルコ
ンピュータが、前記第一の記憶領域にアクセスしたとき
に、前記記憶領域に格納されているプログラムを前記パ
ーソナルコンピュータで実行させるための実行手段を有
し、前記プログラムの実行に基づいて前記ストレージ機
器とは動作の異なる機器として動作させると、自動的に
画像データの読み出しなどが行えるので便利である。
【0018】又、前記処理手段は、前記電子カメラを前
記ストレージ機器としてCD−ROMドライブとして前
記パーソナルコンピュータに認識させると、多くのパー
ソナルコンピュータの設定を変えることなく、上述の動
作を行わせることができる。
【0019】更に、前記第一の記憶領域が内蔵メモリで
あると好ましい。
【0020】又、前記第一の記憶領域が前記電子カメラ
に装着された複数のメモリカードのひとつであると好ま
しい。
【0021】更に、前記第一の記憶領域が不揮発性メモ
リ媒体であると好ましい。
【0022】又、前記パーソナルコンピュータが認識で
きるストレージ機器のうち、該パーソナルコンピュータ
がストレージ機器を認識した際に所定の処理を前記パー
ソナルコンピュータ上で自動的に実行可能な機能を有す
るストレージ機器として動作し、該ストレージ機器のデ
ータ領域として前記電子カメラに内在する前記第一の記
憶領域を該パーソナルコンピュータにアクセスさせるか
否かを選択的に設定できる設定手段を有すると、前記パ
ーソナルコンピュータと前記電子カメラとを接続しても
自動的に画像データを読み出さないなど、ユーザーの好
みに応じた選択が可能となる。尚、所定の処理とは、例
えばデバイスドライバのインストール処理などをいう
が、これに限られない。
【0023】更に、前記パーソナルコンピュータに接続
した時に、前記パーソナルコンピュータが認識する際、
ストレージ機器と認識させる際の機器特定コードと、前
記処理手段によって前記ストレージ機器とは異なる機器
として認識させる際の機器特定コードとが異なると好ま
しい。
【0024】又、前記パーソナルコンピュータに接続し
た時に、前記パーソナルコンピュータが認識する際、ス
トレージ機器と認識させるか、前記処理手段によって前
記ストレージ機器とは異なる機器として認識させるかを
選択する選択手段を有すると、前記パーソナルコンピュ
ータと前記電子カメラとを接続しても自動的に画像デー
タを読み出さないなど、ユーザーの好みに応じた選択が
可能となる。更に、ストレージ機器として前記パーソナ
ルコンピュータに認識させ、前記ストレージ機器とは異
なる機器として認識させるためのデータを、前記パーソ
ナルコンピュータに取り込ませるための接続終了を検出
する手段と、前記ストレージ機器とは異なる機器として
動作するように自動的に変更する手段と、を有し、再接
続の際には、前記ストレージ機器とは異なる機器として
動作するようにすると、再接続の際に、前記パーソナル
コンピュータと前記電子カメラとを接続することで自動
的に画像データを読み出すようにできるため便利であ
る。尚、再接続の際に、前記パーソナルコンピュータと
前記電子カメラとを接続しても自動的に画像データを読
み出さないようにすることもできる。
【0025】又、前記インタフェースの接続状態を切断
したり接続したりするためのスイッチ手段と、ストレー
ジ機器として前記パーソナルコンピュータに認識させ、
前記ストレージ機器とは異なる機器として認識させるた
めのデータを取り込ませるための接続時間を計測する計
時手段と、該接続時間を所定の時間と比較する比較手段
と、前記ストレージ機器とは異なる機器として動作する
ように自動的に変更する変更手段と、を有し、前記比較
手段の比較によって、所定の時間を経過しても接続が続
いていることを検出したと判断した場合には、前記変更
手段が、自動的に接続を切断し、前記ストレージ機器と
は異なる機器として動作するように変更した後に、前記
スイッチ手段は再接続を行うようになっていれば、何ら
かのトラブルが発生し、前記パーソナルコンピュータ
に、前記電子カメラより所定の時間が経過してもデータ
を読み出せない場合には、ストレージ機器とは異なる機
器(例えば本来の電子カメラ)として認識させること
で、前記パーソナルコンピュータに予めインストールさ
れているドライバなどを介して、前記電子カメラより画
像データを読み出すことなどができる。
【0026】更に、前記ストレージ機器とは異なる機器
としてスチルイメージクラスデバイスとして認識させる
と好ましい。
【0027】第3の本発明の電子カメラは、画像データ
を撮影日時又は記憶日時と対応づけて記憶するメモリ
と、前記メモリの残り記憶容量を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記残り記憶容量が所定値以下とな
ったことが検出されたとき、撮影日時又は記憶日時に基
づいて消去する画像データを決定し、決定された画像デ
ータを消去する消去手段と、を有することを特徴とす
る。
【0028】例えば大容量メモリに何千コマもの画像デ
ータが記憶されているような場合、撮影日時又は記憶日
時が古い画像データについては、ユーザーでさえ、その
存在を忘れていることが多く、かかる画像データはこれ
から先も利用される可能性は低いと考えられる。そこ
で、そのような古い画像データは自動的に消去すること
で、新たな画像データを記憶する容量を確保できるので
ある。
【0029】また、消去手段が、撮影日時又は記憶日時
が最も古い画像データを消去するようにすれば、撮影日
時又は記憶日時が古い画像データであっても利用されて
いるものはあるが、利用頻度の高い画像データについて
は、重要な画像データであるならば、既にパーソナルコ
ンピュータなどに読み出され、加工などが行われている
と考えられるため、特に問題は生じないと考えられる。
【0030】また、メモリに蓄積された画像データの読
み出し回数をカウントするカウント手段を設け、前記消
去手段が、撮影日時又は記憶日時が古く、且つ前記カウ
ント手段によりカウントされた読み出し回数が少ない画
像データを消去すれば、たとえ撮影日時又は記憶日時が
古くても、ユーザーがお気に入りであれば、しばしば読
み出しが行われるものであるため、撮影日時又は記憶日
時が古い画像データであっても読み出し回数が多いもの
については消去を行わないことで、ユーザーの使い勝手
を向上させ、一方、撮影日時又は記憶日時が古く且つ読
み出し回数がゼロなど低い画像データは、自動的に消去
することで、必要に応じて新たな画像データを記憶する
容量を確保できる。
【0031】更に、前記消去手段の消去動作を禁止する
禁止モードを設定できると、ユーザーが望まぬ自動消去
を防止できるので便利である。
【0032】尚、撮影日時とは、撮影が行われたときを
示すものであり、記憶日時とは、記憶が行われたときを
示すものであり、いずれも時間、分、秒までこだわる必
要はなく、単に日付であっても良い。
【0033】第4の本発明の電子カメラは、光学像を電
気信号に変換し、画像データを得るイメージセンサと、
少なくとも前記イメージセンサを制御することにより、
撮影制御を行うためのコントローラと、少なくとも第一
の領域と第二の領域を有するメモリと、を有し、前記メ
モリは、前記第一の領域または前記第二の領域が書き換
え動作中であっても、他方の領域の読み出し動作が同時
実行可能であり、撮影制御のための処理プログラムを格
納するプログラムメモリ領域が前記第一の領域に配置さ
れており、前記処理プログラムは、前記コントローラに
より読み出されて実行され、撮影により得られた画像デ
ータを画像ファイルとして保存するための画像メモリ領
域が前記第二の領域に配置されていることを特徴とす
る。
【0034】第5の本発明の電子カメラは、光学像を電
気信号に変換し、画像データを得るイメージセンサと、
少なくとも前記イメージセンサを制御することにより、
撮影制御を行うためのコントローラと、少なくとも第一
の領域と第二の領域を有するメモリと、を有し、前記メ
モリは、前記第一の領域または前記第二の領域が書き換
え動作中であっても、他方の領域の読み出し動作が同時
実行可能であり、撮影制御のための処理プログラムを格
納するプログラムメモリ領域が前記第一の領域に配置さ
れており、前記処理プログラムは、前記コントローラに
より読み出されて実行され、前記電子カメラの個体差を
補正するためのカメラ調整データを格納するカメラ調整
データ領域が前記第二の領域に配置されていることを特
徴とする。
【0035】第6の本発明の電子カメラは、光学像を電
気信号に変換し、画像データを得るイメージセンサと、
少なくとも第一の領域と第二の領域を有するメモリと、
を有し、前記メモリは、前記第一の領域または前記第二
の領域が書き換え動作中であっても、他方の領域の読み
出し動作が同時実行可能であり、前記第一の領域は、書
き換え可能な領域小単位を少なくとも二つ有し、前記電
子カメラの個体差を補正するためのカメラ調整データを
格納するカメラ調整データ領域と撮影により得られた画
像データを画像ファイルとして保存するための画像メモ
リ領域とが異なる領域小単位に配置されていることを特
徴とする。
【0036】例えば従来の電子カメラなどで、プログラ
ムメモリ領域と画像メモリ領域とで異なる二つのメモリ
デバイスを用いていたために、メモリデパイスを配置す
る基板が大面積化することにより、カメラが大型化し、
メモリデバイスの数が増加することにより消費電力が増
量していたという不具合があるが、上述した構成を有す
る第4〜6の本発明では、カメラの小型化と低消費電力
化を実現することができる。このように一つのメモリに
複数のメモリ領域を設け、一方のメモリ領域が書き換え
動作中であっても他のメモリ領域の読み出し動作が同時
実行可能なメモリとして、例えばマルチバンク型フラッ
シュメモリがあるが、これに限られない。なお、メモリ
としては、不揮発性メモリが好ましい。
【0037】 〔発明の詳細な説明〕以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の
形態にかかる電子カメラの内部ブロック構成を示す図で
ある。図1において、光学系1で捕らえられた被写体像
は、撮像部2にある撮像素子(不図示)に結像し、ここ
から電気信号として画像処理部3に出力される。画像処
理部3ではカラー化処理が行われ、不図示のレリーズ釦
が押下される前にプレビュー画像として液晶表示部4に
表示する場合には、液晶表示用画像信号を液晶表示部4
に出力する。液晶表示部4では、入力された画像信号を
液晶画面(不図示)に表示する。
【0038】撮影時にレリーズ釦が押下されると、CP
Uなどを使用したカメラ制御部5がその操作を検知し、
画像処理部3や撮像部2に対して高解像の画像の取り込
みを指示する。指示を受けて画像処理部3は、高解像の
画像データを取り込みSDRAMなどを使用した画像バ
ッファ6に撮影画像を一時的に取り込み、取り込んだ撮
像素子からの元画像に対してカラー化処理や階調補正等
を行い、撮影済画像の縮小スケーリングを行い、液晶表
示部4にポストビュー画像として表示する。更に、画像
のデータサイズを圧縮するために例えばJPEGなどの
画像圧縮を施して画像バッファ6上に一時格納する。
【0039】画像圧縮まで終了すると、画像処理部3は
カメラ制御部5に対して終了を通知し、カメラ制御部5
はその終了の通知を受けて画像処理部3を介して画像バ
ッファ6内部の画像圧縮データを読み出し、カードイン
ターフェイス部7を介してメモリカード8に所定のファ
イルフォーマットで圧縮済み画像データを記録する。あ
るいは、内部メモリへ画像データの記録が指示されてい
る場合には、プログラムメモリと兼用になっている内部
メモリとしてのフラッシュROM部9ヘ画像データを記
録する。
【0040】電子カメラがUSBインターフェイス部1
0を介して、外部のパーソナルコンピュータ20に接続
されている場合には、カメラ制御部5はUSBインター
フェイス部10を介してパーソナルコンピュータ20と
プロトコル通信を行う。この際に、パーソナルコンピュ
ータ20からメモリカード8の画像データの読み出し/
書き込みが指示されている場合や、あるいは、内蔵画像
データの読み出し/書き込みが指示されている場合に
は、カメラ制御部5がそれぞれ適切な処理ブロックとの
データ制御を行う。CPUワークメモリ11は、例えば
SRAMなどの高速アクセスが可能な読み出し/書き込
み可能なメモリブロックである。
【0041】図2は、図1におけるフラッシュROM部
の内部メモリマッピングを示す図である。従来、フラッ
シュメモリ(ここではフラッシュROM部9)は、書き
込み又は消去時間が長いため、同一素子上で書き込み直
後の読み出しができず、プログラム書き換えのためにも
外部にRAMを用意して、そのRAM上に実行プログラ
ムを追い出してからプログラムの書き換えを行ってい
た。最近、このプログラム書き換えの不都合を改善する
ために2バンク構成で、どちらか一方のバンクが書き込
み又は消去中でも他方のバンクでは、読み出し可能なマ
ルチバンク型フラッシュメモリが一部の製造元から上市
されている。画像保存や製造工程でカメラ調整値保存の
ための領域をプログラムメモリと同一デバイスで確保で
きるのは、この技術によるものである。
【0042】ここでは、一例として4MBのマルチバン
ク型フラッシュメモリで説明する。この例では、先頭2
MBのバンク(1)をプログラム領域として使用し、後
半2MBのバンク(2)を画像メモリや製造工程でのカ
メラ調整データ保存に使用している。バンク(1)の先
頭64KBのブロックは、カメラ制御部5のCPUが起
動処理をするためのブートプログラム領域に指定されて
おり、続いて448KBに電子カメラ全体を制御するた
めのプログラムが配置されている。
【0043】また、バンク(1)の後尾1536KBの
ブロックには、パーソナルコンピュータ20にデバイス
ドライバをインストールするためのパーソナルコンピュ
ータ用スクリプトやプログラムが格納されている。すな
わちこのパーソナルコンピュータ用スクリプトやプログ
ラムが格納されている領域が、本発明にかかる電子カメ
ラに内在する第一の記憶領域である。ここで、バンク
(1)およびバンク(2)と称したものが、本発明の内
部で書き換えが可能な領域大単位(第一の領域および第
二の領域)であり、その中にある64KBや8KBのブ
ロックが内部で書き換え可能な領域小単位である。
【0044】ここで、領域大単位同士は、一方が書き換
え動作中であっても、他方の読み出し動作が同時実行可
能である。また、領域小単位は、領域大単位内を複数の
領域に分割したものであり、領域小単位同士は、一方が
書き換え動作中の場合には他方の読み出し動作は同時実
行不可である。
【0045】次に、バンク(2)では先頭64KBのブ
ロックに、カメラ製造時に各カメラ個体差を補正するた
めのデータ(カメラ調整データ)が保存されている。か
かるデータとしては、例えば、撮像部2の光学特性や感
度特性に起因する補正値や、自動焦点調整のための駆動
情報などがある。このカメラ調整データに続いて内蔵画
像メモリ領域が配置されている。この例では、内蔵用フ
ラッシュメモリの容量が限られているため、内蔵画像メ
モリは十分に領域が取れていないが、これは現段階での
技術実現を検証したものであるため容量の少なさ自体は
本発明の意義とは何ら関係はない。ここで重要な点は、
ブートプログラム領域とカメラ制御プログラム領域が、
画像メモリ領域とカメラ調整データ領域とは別のバンク
に配置されていることである。すなわち、ブートプログ
ラム領域とカメラ制御プログラム領域は、内部のカメラ
制御部5のCPUが継続的に動作するために必要な領域
であり、そのプログラム動作により処理される画像デー
タの書き換えやカメラ調整データの書き換えに際してプ
ログラムコードが読めなくなっては電子カメラの動作が
できなくなる。従って、また、同様に重要な点として、
カメラ調整データと画像メモリを異なるブロック(領域
小単位)に配置している点もある。データの安全性を考
慮すれば、この2つの領域も異なるバンクに配置するの
が望ましいが、最低限ブロックが異なる領域に配置する
ことにより、パーソナルコンピュータ20からの不用意
な操作により、電子カメラにとって大切なカメラ調整デ
ータを保護することができる。
【0046】ところで、USBデバイスクラスの中で
も、マウスやキーボードなどのヒューマンインターフェ
イスデバイスとマスストレージは早い段階から共通仕様
化がなされ、現在では、他に比べて非常に多い種類のO
Sの中でサポートされている。又、マスストレージの中
で、CD−ROM機器はソフトウェアのインストール機
器として利用されるケースが多いため、自動インストー
ル機能が他のマスストレージ機器に比べて充実してい
る。特に、autorun機能を使用した装着後の自動
起動機能は顕著である。
【0047】図3と図4は、本実施の形態にかかる電子
カメラをUSBインターフェイス部10を介して、パー
ソナルコンピュータ20に接続した際の初期プロトコル
通信例を示している図である。USBインターフェイス
部10を介して電子カメラがパーソナルコンピュータ2
0に接続されると、ハードウェアハンドシェークを実行
した後にパーソナルコンピュータ20側からGet D
escriptorという命令が発行される。この命令
を受けて、機器側である電子カメラは要求に対応されて
いるDescriptorを報告する。
【0048】図3に示しているのは、電子カメラをマス
ストレージ機器であるCD−ROMとして報告するため
の初期動作である。内容の詳細は、当業者であれば理解
できるものであるため省略し、ここでは重要な点のみ説
明する。先ず、上段のDevice Descript
orではOffset4でこのDeviceの対応デバ
イスクラスはInterface Descripto
rで記述することを示し、これに対応してOffset
5とOffset6では所定の値を記述している。次に
Offset10でこの機器製造元で固有のUSB製品
IDとして、0x0750という値を記述している。製
造元には各社固有のIDが割り振られており、その値は
Offset8のidVendorで記述される。ここ
で記述される製造元の製品IDはその組み合わせで固有
のものとなり、この値を利用してOS上で接続機器を特
定することができる。
【0049】次に、下段のInterface Des
criptorでは、DeviceDescripto
rのOffset4に記載きれたbDevice Cl
ass記述の内容を受けて、対応するDevice C
lassを記述する。Offset5のbInterf
ace Classにストレージクラスのクラスコード
である0x08を記述し、続くOffset6のbIn
terface SubClassでCD−ROMで一
般的に使用されているSFF8020iの命令体系を使
用していることを記述する。また、Offset7のb
Interface Protocolでは、USBマ
スストレージプロトコルとしてコントロール/バルク/
割り込み(CBI)の転送機能を使用することを記述し
ている。以降、SFF8020i命令をUSBのバルク
転送パケット上に包み込んだ形態でCD−ROMとして
の命令を実行する。これにより、ホスト側であるパーソ
ナルコンピュータ20上で電子カメラがCD−ROMと
して認識されるようになる。
【0050】図4では、電子カメラがCD−ROMドラ
イブとしてパーソナルコンピュータ20に接続され、本
来の電子カメラ機器制御用デバイスクラスであるSti
llImage(スチルイメージ)クラスのデバイスド
ライバを電子カメラ内部からインストールした後に、再
度、パーソナルコンピュータ20に接続した際の初期接
続動作を示している。本実施の形態のストレージ機器と
は動作の異なる機器として動作とは、このStill
Imageクラスのデバイスドライバをパーソナルコン
ピュータ20にインストールさせる動作のことをさす。
この中で、上段では先ほどの接続時に0x0750とい
う製品IDを使用したため、接続機器の誤認を防ぐため
Offset10では製品ID0x0751を使用して
いる。この製品IDが、本実施の形態にかかる機器特定
コードである。下段のInterface Descr
iptorでは、Offset5のbInterfac
e Classとしてスチルイメージクラスを記述し、
そのサブクラス指定としてOffset6のblnte
rfacc SubClassでは画像取り込み装置で
あることを記述している。また、Offset7のbI
nterfaceProtocolでは、PMA157
40で規定されている命令体系を使用することを指定し
ている。
【0051】以上において、図3の手順によりストレー
ジ機器であるCD−ROMドライブとして最初に接続
し、その後ストレージ機器以外の動作をする機器として
認識させる例を示した。従って、カメラ制御部5が、本
発明の動作手段と処理手段と選択手段とを構成すること
となる。
【0052】図5は、ストレージ機器であるCD−RO
Mドライブとしてパーソナルコンピュータ20に接続し
た際に、パーソナルコンピュータ20に検出させるファ
イルのディレクトリ内容を示す図である。ここでは、4
3バイトのautorun.infと、365123バ
イトのsetup.exeファイル、そして、2238
バイトのsetup.icoファイルを検出させてい
る。ここで、autorun.infファイルは、自動
起動スクリプトであり、本来的にはパーソナルコンピュ
ータ20のOSがCD−ROM内のファイル情報を検索
した際に、この名前のスクリプトを見つけると、その記
述条件に従って自動的に所定の処理を実行するものであ
る。この機能により、パーソナルコンピュータ20が認
識した際に、所定の処理をパーソナルコンピュータ20
上で自動的に実行可能となる。また、この内在ファイル
を検出実行させるカメラ制御部5が、本発明にかかる第
一の記憶領域にパーソナルコンピュータからのアクセス
を可能とする許可手段であり、かつプログラムを実行さ
せる実行手段である。
【0053】以上の例では、内蔵のフラッシュメモリ
(フラッシュROM部9)上を第一の記憶領域として説
明したが、この領域はカメラ制御部5のCPUが管理で
きるメモリ領域であれば、内蔵メモリに限らないことは
自明であり、例えば、外部のメモリカード8上に領域を
設定しても何ら差し支えない。また、その際にauto
run機能が指示されたCD−ROMに相当するもの
(ここではフラッシュROM部9とメモリカード8)が
複数個存在することになるので、電子カメラのセットア
ップメニューにて、いずれの記憶領域を選択するように
しても良い。不図示の操作ボタンによりかかるセットア
ップメニューの選択がなされた場合、それに応じて、第
一の記憶領域をパーソナルコンピュータにアクセスさせ
るか否かを選択的に設定できるカメラ制御部5が、設定
手段を構成することになる。
【0054】図6は、そのautorun.ihfファ
イルの内容の一例を示す図である。ここでは、[aut
orun]セクションにある「ICON=」記述に指定
されたアイコンデータをCD−ROM(ここではフラッ
シュROM部9)のボリューム表示アイコンとして使用
し、「Open=」に指定されたCD−ROM(ここで
はフラッシュROM部9)のルートディレクトリにある
SETUP.EXEファイルを実行するように記述され
ている。
【0055】この記述の内容に従って、パーソナルコン
ピュータ20のOSは、スチルイメージクラス動作に必
要なデバイスドライバのインストーラであるSETU
P.EXEファイルを実行することになる。
【0056】図7は、本実施の形態で使用しているマル
チバンク型フラッシュメモリの同時動作可能な動作組み
合わせを示す図である。図7に示す組み合わせが可能で
ある。
【0057】図8は、本実施形態のストレージ機器状態
を設定した後、ストレージ機器とは異なる動作のスチル
イメージ機器のドライバをインストール可能とし、ケー
ブルや電源操作によるインターフェイス接続状態の検出
により、元のスチルイメージ機器に戻すフローを示す図
である。
【0058】図8のステップS101において、ユーザ
ーが読み出しモードを設定すると、ステップS102
で、カメラ制御部5は、パーソナルコンピュータ20へ
のインストールが選択されているか判断し、選択されて
いないと判断すればフローは終了する。一方、パーソナ
ルコンピュータ20へのインストールが選択されている
と判断すれば、カメラ制御部5は、パーソナルコンピュ
ータ20用のプログラム領域をCD−ROMと認識させ
るための準備を行う。
【0059】更にステップS104で、カメラ制御部5
は、電子カメラとパーソナルコンピュータ20との接続
を示すコネクタ(不図示)からの信号を検知したか否か
を判断し、信号を検知しなければ、ステップS105で
所定時間待った後、スチルイメージクラスに設定を戻し
てフローを終了させる。
【0060】一方、電子カメラとパーソナルコンピュー
タ20との接続を示すコネクタからの信号を検知したと
判断すれば、カメラ制御部5は、ステップS107でコ
ネクタが抜かれていないことを確認し(抜かれたらステ
ップS115でスチルイメージクラスに変更してフロー
を終了させる)、且つステップS108で電源がオフ操
作されていないことを確認し(オフ操作されたらステッ
プS113でスチルイメージクラスに変更し、ステップ
S114て電源のオフ処理を行う)、且つステップS1
09で所定時間が経過していないか判断し、所定時間が
過ぎていれば、ステップS110で接続トランジスタの
オフ処理を行い、ステップS111でスチルイメージク
ラスに変更し、ステップS112で接続トランジスタの
オン処理を行ってフローを終了する。
【0061】ここで、ストレージ機器とは異なる機器と
して認識させるためのデータをパーソナルコンピュータ
20に取り込ませるための接続終了を検出し、又ストレ
ージ機器とは異なる機器として動作するように自動的に
変更する手段は、ユーザ操作によるコネクタOFFと電
源OFFを検出するカメラ制御部5により実現してい
る。また、計時手段、比較手段、スイッチ手段、変更手
段を兼ねるカメラ制御部5のCPU(内蔵クロック)に
より、CD−ROMとして接続を開始してからの時間を
計時し、所定の期間以上接続が継続していたらUSB接
続を認識できないOSに接続された、あるいは、自動イ
ンストール操作に失敗した、あるいは、既に完了してい
るにも関わらず再接続動作がなされていないかのどちら
かと判断して、自動的に接続切り替え、接続トランジス
タをOFF/ON動作させるようになっている。
【0062】図9は、パーソナルコンピュータ20側で
の動作を示すフローを示す図である。ステップS201
で、パーソナルコンピュータ20は、上述の処理によっ
てCD−ROMとして認識される電子カメラの第一の記
憶領域を検索する。
【0063】更に、ステップS202で、パーソナルコ
ンピュータ20は、電子カメラの第一の記憶領域にau
torun.infファイルが存在するか否か判断し、
存在しないと判断すればフローを終了し、存在すると判
断すれば、ステップS203で、autorun.in
fファイルに指定されたインストールプログラムを実行
して、スチルイメージクラスドライバをパーソナルコン
ピュータ20のワークメモリにインストールする。これ
により、電子カメラから画像データを読み出すことが可
能となる。
【0064】図10は、電子カメラの液晶画面上でパー
ソナルコンピュータ20へのスチルイメージ用デバイス
ドライバインストールモードを設定する表示例を示す図
である。ユーザーが電子カメラのモードSW12(図
1,13)を操作してセットアップ動作を選択すること
で動作モードの設定が可能になり、その中にあるPCI
nstallをメニュー選択キーで選択すると、サブメ
ューが現れる(図10(a))。ここで、Execut
eメニューが表示されるので、これを選択することでイ
ンストールモードすなわちストレージ機器としての動作
ヘの移行実行が可能になる。
【0065】また、ストレージの領域として第一の領域
をパーソナルコンピュータ20にアクセスさせるかある
いは、メモリカード8などの他の領域をアクセスさせる
かの設定は、同サブメニューのLocation Se
lメニューを選択することにより可能になる。ここで、
上記のExecuteメニューを選択すると、図10
(b)に示すような確認画面が現れ、モードを変更して
も良いかの判断を再確認する。そして、ユーザーがOK
ボタンB1をクリックすることにより、図8のパーソナ
ルコンピュータ20へのインストールを選択することに
なる。一方、キャンセルボタンB2のクリックにより、
表示画面は図10(a)に示すものに戻る。
【0066】図11は、USBインターフェイス部10
のコネクク周辺を示す図である。図11においてコネク
タ10aが接続されると、Q2トランジスタがONして
接続検出信号を生成する。また、Q1トランジスタのO
NによりD+信号がプルアップされてホスト側であるパ
ーソナルコンピュータに接続の情報を伝える。このQ1
をOFFすることで、電気的な接続解除が実現される。
【0067】図12は、本実施の形態の電子カメラにお
いて、内蔵画像メモリに記録容量がなくなった際の消去
画像の選定と、消去動作の手順を示すフローチャート図
である。図12のステップS301で、撮影処理が行わ
れた後、ステップS302で、カメラ制御部5は、画像
データの記録が内蔵メモリに対して行われるべきか否か
判断する。画像データの記録が内蔵メモリ(フラッシュ
ROM部9)に対して行われるべきでないと判断した場
合、カメラ制御部5は、ステップS303で、撮影によ
り取得された画像データをメモリカード8に記録する。
【0068】一方、画像データの記録が内蔵メモリに対
して行われるべきと判断した場合、検出手段であるカメ
ラ制御部5は、ステップS304で、内蔵メモリ(フラ
ッシュROM部9)の残りの記憶可能容量が所定値以上
か判断し、所定値以上と判断すれば、ステップS305
で、撮影により取得された画像データを内蔵メモリに記
憶する。
【0069】内蔵メモリ(フラッシュROM部9)の残
りの記憶可能容量が所定値未満と判断した場合、カメラ
制御部5は、ステップS306で内蔵メモリに記憶され
た画像データの中から撮影日付(又は記憶日付、以下同
じ)が最も古い画像を検索する。更に、ステップS30
7で、消去手段であるカメラ制御部5は、最も古い画像
データが複数コマ存在するか否か判断し、単一であれば
この画像データを選択して、ステップS311で消去す
る。
【0070】一方、最も古い撮影日付の画像データが複
数コマ存在すると判断した場合、ステップS308で、
カウント手段であるカメラ制御部5は、それら画像デー
タの読み出しに応じてカウントアップされ且つ予め記憶
されたカウント値を求め、ステップ309で、互いに比
較する。このとき、カウント値が異なっていれば、カメ
ラ制御部5は、ステップS311で、少ないカウント値
の画像データを選択し消去する。一方、カウント値が同
じであれば、カメラ制御部5は、ステップS310で、
撮影日付の古い画像データを選択し、ステップS311
で消去する。尚、図示していないが、ユーザーが不図示
のメニューボタンを操作することで禁止モードを設定す
ることにより、撮影日付の古い画像データの自動消去を
禁止することもでき、あるいは自動消去を行う前に「消
去します。OK?」というような確認メッセージを表示
させ、確認ボタンを押したときだけ消去を行うようにし
て、ユーザーが望まぬ画像の消去を防止できる。
【0071】、図13は、本実施形態の電子カメラ外観
の一例を示す斜視図である。図13において、電子カメ
ラの上面には、モードスイッチ12と、レリーズボタン
13と、電源スイッチ14とが備えられ、電子カメラの
前面には、レンズ1とファインダ15Aと、ストロボ発
光部16とが備えられ、電子カメラの側面には、メモリ
カード8(図1)の挿入口19と、パーソナルコンピュ
ータ20に接続するためのUSBコネクタ10aの差込
口(不図示)が備えられている。
【0072】図14は、電子カメラの背面図である。図
14において、電子カメラの背面には、液晶表示部4
(図1)の表示画面4aと、液晶表示オン/オフボタン
4bと、メニュー選択キー4cと、ファインダ15Bと
が備えられている。
【0073】最近リリースされている汎用のOSでは、
USB接続によるストレージ機器が共通のドライバでサ
ポートされてきているが、ストレージ機器としては電子
カメラ内の画像データをドライブ上のファイルとしてし
か取り扱うことができない。従って、例えばTWAIN
デバイスドライバを使用して電子カメラを直接パーソナ
ルコンピュータから操作するような機能やカメラ内部の
詳細なカスタム設定機能などが実現できないし、電子カ
メラ内のメモリカードに画像を保存しないでそのままパ
ーソナルコンピュータに転送することもできない。これ
に対し、本実施の形態のごとく、ストレージ機器以外の
デバイスドライバをインストールすることにより、既に
撮影済みの画像データを取り扱える以上に、パーソナル
コンピュータから直接上記のような付加価値を操作でき
るようになる。
【0074】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、使い勝手に優れた電子
カメラを提供することができる。また、第1および2の
本発明によれば、パーソナルコンピュータにドライバが
組み込まれていないような場合でも、電子カメラをパー
ソナルコンピュータに接続可能とすることができる。第
3の本発明によれば、記憶容量の確保を容易に行うこと
ができる使い勝手に優れた電子カメラを提供することが
できる。第4〜6の本発明によれば、カメラの小型化お
よび低消費電力によるコスト低下を実現可能な電子カメ
ラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電子カメラの内部
ブロック構成を示す図である。
【図2】図1におけるフラッシュROM部の内部メモリ
マッピングを示す図である。
【図3】本実施の形態にかかる電子カメラをUSBイン
ターフェイス部10を介して、パーソナルコンピュータ
20に接続した際の初期プロトコル例(Descrip
tors)を示している図である。
【図4】本実施の形態にかかる電子カメラをUSBイン
ターフェイス部10を介して、パーソナルコンピュータ
20に接続した際の初期プロトコル例(Descrip
tor)を示している図である。
【図5】ストレージ機器であるCD−ROMデバイスと
してパーソナルコンピュータ20に接続した際に、パー
ソナルコンピュータ20に検出させるファイルのディレ
クトリ内容を示す図である。
【図6】autorun.ihfファイルの内容の一例
を示す図である。
【図7】本実施の形態で使用しているマルチバンク型フ
ラッシュメモリの同時動作可能な動作組み合わせを示す
図である。
【図8】本実施の形態のストレージ機器の状態を設定し
た後、ストレージ機器とは異なる動作のスチルイメージ
機器のドライバをインストール可能とし、ケーブルや電
電操作によるインターフェイス接続状態の検出により、
元のスチルイメージ機器に戻すフローを示す図である。
【図9】パーソナルコンピュータ20側での動作を示す
フローを示す図である。
【図10】電子カメラの液晶画面上でパーソナルコンピ
ュータ20へのスチルイメージ用デバイスドライバイン
ストールモードを設定する表示例を示す図である。
【図11】USBインターフェイス部10のコネクク周
辺を示す図である。
【図12】本実施の形態の電子カメラにおいて、内蔵画
像メモリに記録容量がなくなった際の消去画像の選定
と、消去動作の手順を示すフローチャート図である。
【図13】本実施の形態の電子カメラの外観の一例を示
す斜視図である。
【図14】本実施の形態の電子カメラの背面図である。
【符号の説明】 1 光学系 2 撮像部 3 画像処理部 4 液晶表示部 5 カメラ制御部 6 画像バッファ 7 カードインタフェース部 8 メモリカード 9 フラッシュROM 10 USBインタフェース部 11 CPUワークメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 G06F 9/06 640A

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部のパーソナルコンピュータと接続可
    能なインターフェイスを有する電子カメラにおいて、 前記パーソナルコンピュータのアクセスに応じて提供さ
    れるプログラムが格納された第一の格納領域と、 前記パーソナルコンピュータに接続されたとき、前記パ
    ーソナルコンピュータにストレージ機器として認識させ
    ることによって、前記第一の格納領域に自動的にアクセ
    スさせる動作手段と、を有し、 前記パーソナルコンピュータは、前記アクセスを介して
    前記第一の格納領域に格納された前記プログラムを提供
    され且つ実行することで、前記電子カメラを前記ストレ
    ージ機器とは異なる機器として認識するようになってい
    ることを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 外部のパーソナルコンピュータと接続可
    能なインターフェイスを有する電子カメラにおいて、 前記パーソナルコンピュータに接続された際に、前記パ
    ーソナルコンピュータが認識できる少なくとも1つ以上
    のストレージ機器として動作する動作手段であって、前
    記パーソナルコンピュータが認識できるストレージ機器
    のうち、少なくとも1つのものは、該パーソナルコンピ
    ュータが認識した際に、所定の処理をパーソナルコンピ
    ュータ上で自動的に実行可能な機能を有するストレージ
    機器として動作するようになっている動作手段と、 該ストレージ機器のデータ領域として、前記電子カメラ
    に内在する第一の記憶領域に該パーソナルコンピュータ
    からのアクセスを可能とする許可手段と、 前記パーソナルコンピュータが、前記第一の記憶領域に
    アクセスしたときに、そこに格納されているデータを前
    記パーソナルコンピュータに取得させ、前記データに基
    づいて前記ストレージ機器とは動作の異なる機器として
    認識させる処理手段と、を有することを特徴とする電子
    カメラ。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、前記パーソナルコンピ
    ュータが、前記第一の記憶領域にアクセスしたときに、
    前記記憶領域に格納されているプログラムを前記パーソ
    ナルコンピュータで実行させるための実行手段を有し、
    前記プログラムの実行に基づいて前記ストレージ機器と
    は動作の異なる機器として動作させることを特徴とする
    請求項2に記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、前記電子カメラを前記
    ストレージ機器としてCD―ROMドライブとして前記
    パーソナルコンピュータに認識させることを特徴とする
    請求項2又は3に記載の電子カメラ。
  5. 【請求項5】 前記第一の記憶領域が内蔵メモリである
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の電
    子カメラ。
  6. 【請求項6】 前記第一の記憶領域が前記電子カメラに
    装着された複数のメモリカードのひとつであることを特
    徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の電子カメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 前記第一の記憶領域が不揮発性メモリ媒
    体であることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに
    記載の電子カメラ。
  8. 【請求項8】 前記パーソナルコンピュータが認識でき
    るストレージ機器のうち、該パーソナルコンピュータが
    ストレージ機器を認識した際に所定の処理を前記パーソ
    ナルコンピュータ上で自動的に実行可能な機能を有する
    ストレージ機器として動作し、該ストレージ機器のデー
    タ領域として前記電子カメラに内在する前記第一の記憶
    領域を該パーソナルコンピュータにアクセスさせるか否
    かを選択的に設定できる設定手段を有することを特徴と
    する請求項2乃至7のいずれかに記載の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 前記パーソナルコンピュータに接続した
    時に、前記パーソナルコンピュータが認識する際、スト
    レージ機器と認識させる際の機器特定コードと、前記処
    理手段によって前記ストレージ機器とは異なる機器とし
    て認識させる際の機器特定コードとが異なることを特徴
    とする請求項2乃至8のいずれかに記載の電子カメラ。
  10. 【請求項10】 前記パーソナルコンピュータに接続し
    た時に、前記パーソナルコンピュータが認識する際、ス
    トレージ機器と認識させるか、前記処理手段によって前
    記ストレージ機器とは異なる機器として認識させるかを
    選択する選択手段を有することを特徴とする請求項2乃
    至9のいずれかに記載の電子カメラ。
  11. 【請求項11】 ストレージ機器として前記パーソナル
    コンピュータに認識させ、前記ストレージ機器とは異な
    る機器として認識させるためのデータを、前記パーソナ
    ルコンピュータに取り込ませるための接続終了を検出す
    る手段と、前記ストレージ機器とは異なる機器として動
    作するように自動的に変更する手段と、を有し、再接続
    の際には、前記ストレージ機器とは異なる機器として動
    作することを特徴とする請求項2乃至10のいずれかに
    記載の電子カメラ。
  12. 【請求項12】 前記インタフェースの接続状態を切断
    したり接続したりするためのスイッチ手段と、ストレー
    ジ機器として前記パーソナルコンピュータに認識させ、
    前記ストレージ機器とは異なる機器として認識させるた
    めのデータを前記パーソナルコンピュータに取り込ませ
    るための接続時間を計測する計時手段と、該接続時間を
    所定の時間と比較する比較手段と、前記ストレージ機器
    とは異なる機器として動作するように自動的に変更する
    変更手段と、を有し、前記比較手段の比較によって、所
    定の時間を経過しても接続終了が検出できなかったと判
    断した場合には、前記変更手段が、自動的に接続を切断
    し、前記ストレージ機器とは異なる機器として動作する
    ように変更した後に、前記スイッチ手段は再接続を行う
    ことを特徴とする請求項2乃至11のいずれかに記載の
    電子カメラ。
  13. 【請求項13】 前記ストレージ機器とは異なる機器と
    してスチルイメージクラスデバイスとして認識させるこ
    とを特徴とする請求項2乃至12のいずれかに記載の電
    子カメラ。
  14. 【請求項14】 画像データを撮影日時又は記憶日時と
    対応づけて記憶するメモリと、 前記メモリの残り記憶容量を検出する検出手段と、 前記検出手段により前記残り記憶容量が所定値以下とな
    ったことが検出されたとき、撮影日時又は記憶日時に基
    づいて消去する画像データを決定し、決定された画像デ
    ータを消去する消去手段とを有することを特徴とする電
    子カメラ。
  15. 【請求項15】 前記消去手段は、撮影日時又は記憶日
    時が最も古い画像データを消去することを特徴とする請
    求項14に記載の電子カメラ。
  16. 【請求項16】 前記メモリに蓄積された画像データの
    読み出し回数をカウントするカウント手段を更に有し、 前記消去手段は、撮影日時又は記憶日時が古く、且つ前
    記カウント手段によりカウントされた読み出し回数が少
    ない画像データを消去することを特徴とする請求項14
    に記載の電子カメラ。
  17. 【請求項17】 前記消去手段の消去動作を禁止する禁
    止モードを設定可能であることを特徴とする請求項14
    〜16のいずれかに記載の電子カメラ。
  18. 【請求項18】 被写体の光学像を電気信号に変換し、
    画像データを得るためのイメージセンサを有することを
    特徴とする請求項14〜17のいずれかに記載の電子カ
    メラ。
  19. 【請求項19】 光学像を電気信号に変換し、画像デー
    タを得るイメージセンサと、 少なくとも前記イメージセンサを制御することにより、
    撮影制御を行うためのコントローラと、 少なくとも第一の領域と第二の領域を有するメモリ、と
    を有し、 前記メモリは、前記第一の領域または前記第二の領域が
    書き換え動作中であっても、他方の領域の読み出し動作
    が同時実行可能であり、 撮影制御のための処理プログラムを格納するプログラム
    メモリ領域が前記第一の領域に配置されており、 前記処理プログラムは、前記コントローラにより読み出
    されて実行され、 撮影により得られた画像データを画像ファイルとして保
    存するための画像メモリ領域が前記第二の領域に配置さ
    れていることを特徴とする電子カメラ。
  20. 【請求項20】 電子カメラにおいて、 光学像を電気信号に変換し、画像データを得るイメージ
    センサと、 少なくとも前記イメージセンサを制御することにより、
    撮影制御を行うためのコントローラと、 少なくとも第一の領域と第二の領域を有するメモリ、と
    を有し、 前記メモリは、前記第一の領域または前記第二の領域が
    書き換え動作中であっても、他方の領域の読み出し動作
    が同時実行可能であり、 撮影制御のための処理プログラムを格納するプログラム
    メモリ領域が前記第一の領域に配置されており、 前記処理プログラムは、前記コントローラにより読み出
    されて実行され、 前記電子カメラの個体差を補正するためのカメラ調整デ
    ータを格納するカメラ調整データ領域が前記第二の領域
    に配置されていることを特徴とする電子カメラ。
  21. 【請求項21】 前記第一の領域および前記第二の領域
    は、書き換え可能な領域小単位を少なくとも1つ以上含
    む領域大単位であることを特徴とする請求項19又は2
    0に記載の電子カメラ。
  22. 【請求項22】 前記メモリは、不揮発性メモリである
    ことを特徴とする請求項19〜21のいずれかに記載の
    電子カメラ。
  23. 【請求項23】 電子カメラにおいて、 光学像を電気信号に変換し、画像データを得るイメージ
    センサと、 少なくとも第一の領域と第二の領域を有するメモリ、と
    を有し、 前記メモリは、前記第一の領域または前記第二の領域が
    書き換え動作中であっても、他方の領域の読み出し動作
    が同時実行可能であり、 前記第一の領域は、書き換え可能な領域小単位を少なく
    とも二つ有し、 前記電子カメラの個体差を補正するためのカメラ調整デ
    ータを格納するカメラ調整データ領域と撮影により得ら
    れた画像データを画像ファイルとして保存するための画
    像メモリ領域とが異なる領域小単位に配置されているこ
    とを特徴とする電子カメラ。
  24. 【請求項24】 少なくとも前記イメージセンサを制御
    することにより、撮影制御を行うためのコントローラを
    更に有し、 前記メモリは、撮影制御のための処理プログラムを格納
    するプログラムメモリ領域を有することを特徴とする請
    求項23に記載の電子カメラ。
  25. 【請求項25】 前記第一の領域および前記第二の領域
    は、領域小単位を少なくとも1つ以上含む領域大単位で
    あることを特徴とする請求項23又は24に記載の電子
    カメラ。
  26. 【請求項26】 前記メモリは、不揮発性メモリである
    ことを特徴とする請求項23〜25のいずれかに記載の
    電子カメラ。
JP2002053084A 2001-03-06 2002-02-28 電子カメラ Pending JP2002359810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002053084A JP2002359810A (ja) 2001-03-06 2002-02-28 電子カメラ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001061870 2001-03-06
JP2001-61870 2001-03-06
JP2002053084A JP2002359810A (ja) 2001-03-06 2002-02-28 電子カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002359810A true JP2002359810A (ja) 2002-12-13

Family

ID=26610694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002053084A Pending JP2002359810A (ja) 2001-03-06 2002-02-28 電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002359810A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004246720A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Fujitsu Ltd 情報処理デバイス、情報処理方法及びプログラム
JP2004271512A (ja) * 2002-12-20 2004-09-30 Canon Inc 電子機器および情報処理装置および画像形成装置および電子機器の制御方法および情報処理装置の制御方法および表示制御方法および操作方法およびプログラム
JP2006062156A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷装置の制御プログラム
JP2006092435A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Brother Ind Ltd デバイスドライバのインストール方法及び周辺機器
JP2006163111A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Nippon Avionics Co Ltd プレゼンテーションシステム
JP2006178813A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Sony Corp 電子機器および更新方法、並びに制御プログラム
JPWO2005001701A1 (ja) * 2003-06-27 2006-08-10 松下電器産業株式会社 スレイブ装置、通信設定方法
JP2006528378A (ja) * 2003-07-22 2006-12-14 深▲せん▼市朗科科技有限公司 半導体記憶装置を使用した自動実行方法
WO2007043266A1 (ja) * 2005-10-12 2007-04-19 Artray Co., Ltd. Sataカメラシステム
JP2007514217A (ja) * 2004-03-10 2007-05-31 台均科技(深川)有限公司 データ処理装置とコンピュータとの間のデータ交換方法
JP2007172391A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Canon Inc 電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム、電子機器、および記録装置
JP2007528036A (ja) * 2003-03-27 2007-10-04 エム−システムズ フラッシュ ディスク パイオニアーズ リミテッド すべてのユーザによる完全なアクセスが可能なデータ記憶デバイス
US7644196B2 (en) 2003-08-29 2010-01-05 Fujifilm Corporation USB function apparatus which supports a plurality of USB descriptors
JP2011141869A (ja) * 2009-12-08 2011-07-21 Panasonic Corp 電子機器
US8055362B2 (en) 2004-03-22 2011-11-08 Sony Corporation Recording-and-reproducing apparatus, information transfer-and-management method, and recording medium
JP2015229321A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 セイコーエプソン株式会社 電子機器、ホスト制御装置、システム及びプログラム
JP2016040654A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 株式会社Nttドコモ データ復元装置及びデータ復元方法

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004271512A (ja) * 2002-12-20 2004-09-30 Canon Inc 電子機器および情報処理装置および画像形成装置および電子機器の制御方法および情報処理装置の制御方法および表示制御方法および操作方法およびプログラム
US8271690B2 (en) 2002-12-20 2012-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Electronic device for holding time information and processing a job and control method thereof, device and control method thereof, information processing apparatus and display control method thereof, image forming apparatus and operation method thereof, and program and storage medium
JP2004246720A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Fujitsu Ltd 情報処理デバイス、情報処理方法及びプログラム
JP2007528036A (ja) * 2003-03-27 2007-10-04 エム−システムズ フラッシュ ディスク パイオニアーズ リミテッド すべてのユーザによる完全なアクセスが可能なデータ記憶デバイス
US7760232B2 (en) 2003-06-27 2010-07-20 Panasonic Corporation Slave device and communication setting method
JPWO2005001701A1 (ja) * 2003-06-27 2006-08-10 松下電器産業株式会社 スレイブ装置、通信設定方法
JP2006528378A (ja) * 2003-07-22 2006-12-14 深▲せん▼市朗科科技有限公司 半導体記憶装置を使用した自動実行方法
US7644196B2 (en) 2003-08-29 2010-01-05 Fujifilm Corporation USB function apparatus which supports a plurality of USB descriptors
JP2007514217A (ja) * 2004-03-10 2007-05-31 台均科技(深川)有限公司 データ処理装置とコンピュータとの間のデータ交換方法
US8055362B2 (en) 2004-03-22 2011-11-08 Sony Corporation Recording-and-reproducing apparatus, information transfer-and-management method, and recording medium
JP4594003B2 (ja) * 2004-08-26 2010-12-08 キヤノン株式会社 印刷装置、および印刷装置の制御方法
JP2006062156A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷装置の制御プログラム
JP2006092435A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Brother Ind Ltd デバイスドライバのインストール方法及び周辺機器
JP2006163111A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Nippon Avionics Co Ltd プレゼンテーションシステム
JP2006178813A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Sony Corp 電子機器および更新方法、並びに制御プログラム
WO2007043266A1 (ja) * 2005-10-12 2007-04-19 Artray Co., Ltd. Sataカメラシステム
JP2007172391A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Canon Inc 電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム、電子機器、および記録装置
JP2011141869A (ja) * 2009-12-08 2011-07-21 Panasonic Corp 電子機器
US8862789B2 (en) 2009-12-08 2014-10-14 Panasonic Corporation Communication control device
JP2015229321A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 セイコーエプソン株式会社 電子機器、ホスト制御装置、システム及びプログラム
US9921785B2 (en) 2014-06-06 2018-03-20 Seiko Epson Corporation Electronic apparatus comprising a mode where the electronic apparatus is operated as a storage device for a connected host apparatus
JP2016040654A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 株式会社Nttドコモ データ復元装置及びデータ復元方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060279642A1 (en) Electronic still camera
JP3629427B2 (ja) 電子画像装置における機能を動的に更新するシステムおよび方法
JP2002359810A (ja) 電子カメラ
US7986365B2 (en) Electronic apparatus
JP2005503078A (ja) 再利用可能、使い捨てデジタルカメラ
JPH09182010A (ja) 画像記録装置
US7418601B2 (en) Data transfer control system
US8077221B2 (en) Image capturing apparatus and control method therefor with determination whether storage medium is limited-rewriteable storage medium
JP2003158704A (ja) カメラシステム、デジタルカメラ、及びデジタルカメラの制御方法
JP3858360B2 (ja) 電子カメラ
US20070189721A1 (en) Image reproducing apparatus and control method therefor
US7671904B2 (en) Apparatus and method for capturing images
JP2008141725A (ja) 撮影装置及びその撮影装置に用いるファイル管理方法
US7953733B2 (en) Recording/playback apparatus, recording/playback method, program, and storage medium
US20020044157A1 (en) Producing icons for accessing image files transferred from a digital camera
JP2000253344A (ja) 電子アルバム装置及び電子カメラ装置
JPH07225687A (ja) 電子スチルカメラ
JP4222748B2 (ja) カメラ
JP4878456B2 (ja) 記録媒体および撮像装置
JP2003244484A (ja) 画面表示装置、選択階層表示方法、プログラム、及び記憶媒体
JP7282491B2 (ja) 記録制御装置、および、その制御方法
JP3173454B2 (ja) デジタルカメラ、デジタルカメラのアプリケーション及びその記録媒体
JP7263017B2 (ja) 記録制御装置およびその制御方法
JP2001257969A (ja) カメラ装置、媒体、および情報集合体
JP2003224809A (ja) データ記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071012

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080404