JP2003224809A - データ記録装置 - Google Patents

データ記録装置

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JP2003224809A
JP2003224809A JP2002020324A JP2002020324A JP2003224809A JP 2003224809 A JP2003224809 A JP 2003224809A JP 2002020324 A JP2002020324 A JP 2002020324A JP 2002020324 A JP2002020324 A JP 2002020324A JP 2003224809 A JP2003224809 A JP 2003224809A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繁雑な処理を伴うことなくデータ記録時間を
短縮することができるデータ記録装置を得る。 【解決手段】 初期設定の後に記録メディアのFAT
(File Allocation Table)を読み出し(ステップ10
0、102)、FATにおいて使用可能であることが示
される全てのクラスタの記録内容を読み出してデータが
記録されているか否かを判定し、データが記録されてい
ると判定された全てのクラスタから当該データを消去す
る(ステップ104〜110)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記録装置に
係り、特に、データを記録するためのデータ記録領域
と、当該データ記録領域を所定データサイズ毎の区分領
域に区分したときの各区分領域毎の使用状況を示すテー
ブルを記録したテーブル記録領域と、を有する記録媒体
に前記データを記録するデータ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、静止画像の1枚ずつの撮影に加え
て、静止画像の連写による撮影や動画像の撮影も行うこ
とができるデジタル電子スチルカメラが製品化されてい
る。また、この種のデジタル電子スチルカメラには、撮
像によって得られた被写体像を示すデジタル画像データ
をスマート・メディア(SmartMedia(R))やコンパクト
・フラッシュ(登録商標)(CompactFlash)等の可搬型
で、かつ繰り返しデータの書き込み及び消去が可能な記
録メディアに記録できるものが多い。
【0003】このような連写による撮影や動画像の撮影
が可能で、かつ可搬型の記録メディアに対応したデジタ
ル電子スチルカメラには、撮影によって得られたデジタ
ル画像データをDRAM(Dynamic Random Access Memo
ry)、SDRAM(Synchronous DRAM)等の高速アクセ
ス可能な内蔵メモリに一旦書き込み、当該書き込んだデ
ジタル画像データを上記記録メディアに記録することを
撮影と同時に繰り返して行うことにより、連写による撮
影又は動画像の撮影を実現するものがあった。
【0004】ところで、上記記録メディアは、一般に、
データを記録するためのデータ記録領域と、当該データ
記録領域を所定データサイズ毎の区分領域に区分したと
きの各区分領域毎の使用状況を示すテーブル、所謂FA
T(File Allocation Table)を記録したテーブル記録
領域と、を有しており、当該FATに基づいてデータ記
録領域に対するデータ記録の管理が行われる。
【0005】また、この種の記録メディアは、デジタル
電子スチルカメラ以外のパーソナル・コンピュータ、P
DA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置
によりアクセスできる場合が多く、この場合、当該記録
メディアにデジタル電子スチルカメラによる撮影によっ
て記録されたデジタル画像データが情報処理装置によっ
て削除される場合がある。
【0006】この場合、記録メディアでは、FATの削
除されたデジタル画像データに対応する区分領域の使用
状況は使用可能であることを示すもの(具体的には、空
いていることを示すもの)に更新されるが、処理の簡易
化のために当該デジタル画像データ自身はデータ記録領
域から消去されないことが多い。
【0007】同様に、上記情報処理装置によって記録さ
れたデータが当該情報処理装置自身によって削除された
場合等、デジタル電子スチルカメラ以外の装置によって
記録されたデータがデジタル電子スチルカメラ以外の装
置によって消去された場合にも、FATの削除されたデ
ータに対応する区分領域の使用状況は使用可能であるこ
とを示すものに更新されるが、当該データ自身はデータ
記録領域から消去されないことが多い。
【0008】しかしながら、このような記録メディアの
データ記録領域におけるデータが消去されずに記録され
たままとなっている領域に前述のデジタル電子スチルカ
メラにより連写による撮影や動画像の撮影によって得ら
れたデジタル画像データを記録する場合、著しく時間が
かかる場合がある、という問題点があった。
【0009】すなわち、上記可搬型の記録メディアで
は、フラッシュ・メモリ(Flash Memory)等の半導体メ
モリやマイクロドライブが使用されている場合が多く、
この場合にはデータを重ね書き(所謂、オーバーライ
ト)することができず、データを記録する前に、残され
ていたデータを必ず消去する必要がある場合が多い。従
って、この場合には、残されていたデータを消去するた
めの時間を要することになり、単にデータを記録する場
合に比較して、略2倍の時間を要することになる。
【0010】このようにデータの記録に時間がかかった
場合、デジタル電子スチルカメラにおいては連写による
撮影時や動画像の撮影時のデジタル画像データの記録動
作に支障が生じ、場合によっては、これらの撮影が不可
能となってしまうこともある。
【0011】このような問題は、前述のように記録前に
消去動作が必要な記録媒体(例えば、EEPROM(El
ectrically Erasable and Programmable ROM)、光磁気
ディスク等)を用いたデータ記録装置にはどれでも生じ
る。
【0012】そこで、上記問題点を解消するために、特
開平7−287640号公報に記載の技術では、データ
記録領域中の消去済み領域を認識できるテーブル(以
下、「イレーステーブル」という。)を記録媒体に記録
しておき、当該イレーステーブルに基づいて、FAT上
は削除された状態とされているが、実際には消去されて
いないデータがデータ記録領域に存在する場合は当該デ
ータを事前に消去していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−287640号公報に記載の技術では、データ
記録領域中の消去済み領域を認識できるイレーステーブ
ルによりデータの消去状況を管理するようにしていたの
で、処理が著しく繁雑になってしまう、という問題点が
あった。
【0014】すなわち、同公報に記載の技術では、記録
媒体に他の装置によってデータが記録されたか否かをF
AT及びイレーステーブルを参照することにより判定
し、記録されたと判定された場合にはイレーステーブル
を更新する、といった処理や、記録媒体に記録されてい
たデータが他の装置によって消去されたか否かをFAT
及びイレーステーブルを参照することにより判定し、消
去されたと判定された場合にはイレーステーブルを更新
する、といった繁雑な処理を行う必要がある。
【0015】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであり、繁雑な処理を伴うことなくデータ記録
時間を短縮することができるデータ記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のデータ記録装置は、データを記録す
るためのデータ記録領域と、当該データ記録領域を所定
データサイズ毎の区分領域に区分したときの各区分領域
毎の使用状況を示すテーブルを記録したテーブル記録領
域と、を有する記録媒体に前記データを記録するデータ
記録装置であって、前記テーブルにおいて前記使用状況
として使用可能であることが示される全ての区分領域の
記録内容を読み出して前記データが記録されているか否
かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記デ
ータが記録されていると判定された全ての区分領域から
前記データを消去する消去手段と、を備えている。
【0017】請求項1に記載のデータ記録装置によれ
ば、判定手段により、記録媒体のデータ記録領域を所定
データサイズ毎の区分領域に区分したときの各区分領域
毎の使用状況を示すテーブルにおいて使用状況として使
用可能であることが示される全ての区分領域の記録内容
が読み出されてデータが記録されているか否かが判定さ
れ、消去手段により、判定手段によってデータが記録さ
れていると判定された全ての区分領域からデータが消去
される。なお、上記記録媒体には、EEPROM、フラ
ッシュメモリ等の記憶素子や、スマート・メディア、コ
ンパクト・フラッシュ、ATA(AT Attachment)カー
ド、光磁気ディスク、マイクロドライブ等の可搬型記録
媒体が含まれる。
【0018】すなわち、本発明では、テーブル上は使用
可能であることが示されている区分領域であるが、実際
にはデータが記録されており、当該データを消去しなけ
れば新たな記録を行うことができない区分領域の当該デ
ータを消去しており、これによってオーバーライトの発
生を未然に防止し、この結果としてデータ記録時間を短
縮できるようにしている。
【0019】また、本発明では、データが記録されてい
るか否かを、テーブルにおいて使用状況として使用可能
であることが示される全ての区分領域の記録内容を直接
読み出して判定しており、これによって前述のイレース
テーブルのような特殊なテーブルを用いることなくデー
タの記録の有無を判定できるようにしており、この結果
としてイレーステーブルを用いる場合のような繁雑な処
理の発生を抑制できるようにしている。
【0020】このように、請求項1に記載のデータ記録
装置によれば、記録媒体のデータ記録領域を所定データ
サイズ毎の区分領域に区分したときの各区分領域毎の使
用状況を示すテーブルにおいて使用可能であることが示
される全ての区分領域の記録内容を読み出してデータが
記録されているか否かを判定し、データが記録されてい
ると判定された全ての区分領域から当該データを消去し
ているので、繁雑な処理を伴うことなくデータ記録時間
を短縮することができる。
【0021】ところで、オーバーライトのできない記録
媒体に対するデータ記録時間を短縮するためには、請求
項1記載の発明のように、使用可能とされている区分領
域に記録されているデータを事前に消去しておくことの
他に、使用可能とされており、かつデータが記録されて
いる区分領域を使用しないようにすることも考えられ
る。
【0022】この点に着目して、請求項2記載のデータ
記録装置は、データを記録するためのデータ記録領域
と、当該データ記録領域を所定データサイズ毎の区分領
域に区分したときの各区分領域毎の使用状況を示すテー
ブルを記録したテーブル記録領域と、を有する記録媒体
に前記データを記録するデータ記録装置であって、前記
テーブルにおいて前記使用状況として使用可能であるこ
とが示される全ての区分領域の記録内容を読み出して前
記データが記録されているか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段によって前記データが記録されている
と判定された全ての区分領域に対応する前記使用状況を
使用不可能であることを示すものに更新する更新手段
と、を備えている。
【0023】請求項2に記載のデータ記録装置によれ
ば、判定手段により、記録媒体のデータ記録領域を所定
データサイズ毎の区分領域に区分したときの各区分領域
毎の使用状況を示すテーブルにおいて使用状況として使
用可能であることが示される全ての区分領域の記録内容
が読み出されてデータが記録されているか否かが判定さ
れ、更新手段により、判定手段によってデータが記録さ
れていると判定された全ての区分領域に対応する上記使
用状況が使用不可能であることを示すものに更新され
る。なお、上記記録媒体には、EEPROM、フラッシ
ュメモリ等の記憶素子や、スマート・メディア、コンパ
クト・フラッシュ、ATAカード、光磁気ディスク、マ
イクロドライブ等の可搬型記録媒体が含まれる。
【0024】すなわち、本発明では、テーブル上は使用
可能であることが示されている区分領域であるが、実際
にはデータが記録されており、当該データを消去しなけ
れば新たな記録を行うことができない区分領域に対応す
る上記テーブルの使用状況を使用不可能であることを示
すものに更新しており、これによってオーバーライトの
発生を未然に防止し、この結果としてデータ記録時間を
短縮できるようにしている。
【0025】また、本発明では、データが記録されてい
るか否かを、テーブルにおいて使用状況として使用可能
であることが示される全ての区分領域の記録内容を直接
読み出して判定しており、これによって前述のイレース
テーブルのような特殊なテーブルを用いることなくデー
タの記録の有無を判定できるようにしており、この結果
としてイレーステーブルを用いる場合のような繁雑な処
理の発生を抑制できるようにしている。
【0026】このように、請求項2に記載のデータ記録
装置によれば、記録媒体のデータ記録領域を所定データ
サイズ毎の区分領域に区分したときの各区分領域毎の使
用状況を示すテーブルにおいて使用状況として使用可能
であることが示される全ての区分領域の記録内容を読み
出してデータが記録されているか否かを判定し、データ
が記録されていると判定された全ての区分領域に対応す
る上記使用状況を使用不可能であることを示すものに更
新しているので、繁雑な処理を伴うことなくデータ記録
時間を短縮することができる。
【0027】一方、請求項3記載のデータ記録装置は、
データを記録するためのデータ記録領域と、当該データ
記録領域を所定データサイズ毎の区分領域に区分したと
きの各区分領域毎の使用状況を示すテーブルを記録した
テーブル記録領域と、を有する記録媒体に前記データを
記録するデータ記録装置であって、前記データの前記デ
ータ記録領域への記録の際に、前記テーブルにおいて前
記使用状況として使用可能であることが示される区分領
域の記録内容を読み出して前記データが記録されている
か否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前
記データが記録されていると判定された区分領域へのデ
ータの記録を禁止する禁止手段と、を備えている。
【0028】請求項3に記載のデータ記録装置によれ
ば、判定手段により、データのデータ記録領域への記録
の際に、データ記録領域を所定データサイズ毎の区分領
域に区分したときの各区分領域毎の使用状況を示すテー
ブルにおいて使用可能であることが示される区分領域の
記録内容が読み出されてデータが記録されているか否か
が判定され、禁止手段により、判定手段によってデータ
が記録されていると判定された区分領域へのデータの記
録が禁止される。なお、上記記録媒体には、EEPRO
M、フラッシュメモリ等の記憶素子や、スマート・メデ
ィア、コンパクト・フラッシュ、ATAカード、光磁気
ディスク、マイクロドライブ等の可搬型記録媒体が含ま
れる。
【0029】すなわち、本発明では、テーブル上は使用
可能であることが示されている区分領域であるが、実際
にはデータが記録されており、当該データを消去しなけ
れば新たな記録を行うことができない区分領域へのデー
タの記録を禁止しており、これによってオーバーライト
の発生を未然に防止し、この結果としてデータ記録時間
を短縮できるようにしている。
【0030】また、本発明では、データが記録されてい
るか否かを、テーブルにおいて使用状況として使用可能
であることが示される区分領域の記録内容を直接読み出
して判定しており、これによって前述のイレーステーブ
ルのような特殊なテーブルを用いることなくデータの記
録の有無を判定できるようにしており、この結果として
イレーステーブルを用いる場合のような繁雑な処理の発
生を抑制できるようにしている。
【0031】このように、請求項3に記載のデータ記録
装置によれば、データの記録媒体におけるデータ記録領
域への記録の際に、上記データ記録領域を所定データサ
イズ毎の区分領域に区分したときの各区分領域毎の使用
状況を示すテーブルにおいて使用可能であることが示さ
れる区分領域の記録内容を読み出してデータが記録され
ているか否かを判定し、データが記録されていると判定
された区分領域へのデータの記録を禁止しているので、
繁雑な処理を伴うことなくデータ記録時間を短縮するこ
とができる。
【0032】なお、請求項1又は請求項2に記載の発明
は各々単独で成立する発明であるが、これらの発明を組
み合わせて適用することもできる。
【0033】この場合の好適な第1の形態としては、デ
ータを記録するためのデータ記録領域と、当該データ記
録領域を所定データサイズ毎の区分領域に区分したとき
の各区分領域毎の使用状況を示すテーブルを記録したテ
ーブル記録領域と、を有する記録媒体に前記データを記
録するデータ記録装置に対し、前記テーブルにおいて前
記使用状況として使用可能であることが示される全ての
区分領域の記録内容を読み出して前記データが記録され
ているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によ
って前記データが記録されていると判定された全ての区
分領域から前記データを消去する消去手段と、前記判定
手段によって前記データが記録されていると判定された
全ての区分領域に対応する前記使用状況を使用不可能で
あることを示すものに更新する更新手段と、前記記録媒
体の容量を検知する検知手段と、前記検知手段により検
知された容量が所定量より少ない場合には前記消去手段
による処理が実行され、他の場合には前記更新手段によ
る処理が実行されるように選択的に処理を切り替える切
替手段と、を備えておく形態を例示できる。
【0034】この場合、検知手段により記録媒体の容量
が検知され、検知された容量が所定量より少ない場合に
は上記消去手段による処理が実行され、他の場合には上
記更新手段による処理が実行されるように切替手段によ
って選択的に処理が切り替えられる。
【0035】すなわち、この第1の形態では、記録媒体
の容量が所定量より少ない場合は当該容量を有効に使用
する必要があるので、消去可能なデータを記録媒体から
消去するように作用する消去手段を適用し、記録媒体の
容量が所定量以上である場合には多くの残容量が存在す
る可能性が高いので、記録媒体へのデータの記録状態に
応じたものにテーブルを更新する更新手段を適用するよ
うにしている。
【0036】このように、この形態によれば、記録媒体
の容量に応じた好適な処理を選択的に実行することがで
きる。
【0037】また、この場合の第2の形態として、前記
検知手段に代えて、前記消去手段による処理及び前記更
新手段による処理の何れの処理を実行するかを指示する
指示情報を入力するための入力手段を備えると共に、前
記切替手段に代えて、前記入力手段により入力された前
記指示情報が前記消去手段による処理の実行を指示する
ものである場合は前記消去手段による処理が実行され、
前記更新手段による処理の実行を指示するものである場
合は前記更新手段による処理が実行されるように選択的
に処理を切り替える切替手段を備えておく形態を例示で
きる。
【0038】この場合、入力手段により消去手段による
処理及び更新手段による処理の何れの処理を実行するか
を指示する指示情報が入力され、入力された指示情報が
消去手段による処理の実行を指示するものである場合は
消去手段による処理が実行され、更新手段による処理の
実行を指示するものである場合は更新手段による処理が
実行されるように切替手段によって選択的に処理が切り
替えられる。
【0039】すなわち、この第2の形態では、消去手段
による処理及び更新手段による処理の何れを実行するの
かをデータ記録装置のユーザに指定させることができる
ようにしており、これによって、ユーザにとって都合の
よい処理を実行させることができるようにしている。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施の形
態では、本発明を連写による撮影及び動画像の撮影の各
撮影を行うことができるデジタル電子スチルカメラ(以
下、単に「デジタルカメラ」という。)に適用した場合
について説明する。
【0041】〔第1実施形態〕本第1実施形態では、請
求項1に記載の発明の実施の形態について説明する。ま
ず、図1を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメ
ラ10の構成を説明する。
【0042】同図に示すように、本実施の形態に係るデ
ジタルカメラ10は、被写体像を結像させるためのレン
ズを含んで構成された光学ユニット20と、上記レンズ
の光軸後方に配設されたCCD(Charge Coupled Devic
e)22と、CCD22からの出力信号に基づき被写体
像を示すデジタル画像データを生成すると共に光学ユニ
ット20の各部、CCD22等を駆動するためのタイミ
ング信号を生成する信号処理部40と、デジタルカメラ
10の全体的な動作を司る主制御部60と、CCD22
を駆動する垂直・水平ドライバ24と、光学ユニット2
0に含まれるシャッタ及び絞りを駆動するシャッタ・ア
イリスモータドライバ26と、光学ユニット20に含ま
れる焦点調整モータを駆動するフォーカスモータドライ
バ28と、光学ユニット20に含まれるズームモータを
駆動するズームモータドライバ30と、を含んで構成さ
れている。
【0043】なお、信号処理部40及び主制御部60は
1チップLSI(Large Scale Integrated circuit)と
して構成されており、これによってデジタルカメラ10
の小型化、高信頼性化、及び低コスト化が図られてい
る。
【0044】また、デジタルカメラ10は、CCD22
による撮像によって得られた被写体像や各種情報を表示
する液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)7
2と、LCD72の表示領域表面に実装された感圧式の
タッチパネル73と、主としてCCD22による撮像に
よって得られたデジタル画像データを記憶するSDRA
M74と、各種パラメータやプログラム等を記憶したフ
ラッシュROM76と、CCD22による撮像によって
得られた被写体像や各種情報を表示するエレクトロニッ
ク・ビュー・ファインダ(以下、「EVF」という。)
78と、USBコネクタ80と、被写体像や各種情報の
表示先をLCD72及びEVF78の何れかに切り替え
るEVF/LCD切替スイッチ82と、を含んで構成さ
れている。
【0045】一方、信号処理部40は、相関2重サンプ
リング回路42と、ゲインコントローラ44と、A/D
コンバータ46と、タイミングジェネレータ48と、を
含んで構成されている。
【0046】また、主制御部60は、主制御部60全体
の動作を司るCPU(中央演算処理装置)61と、所定
容量のラインバッファを内蔵した撮像制御部62と、所
定の圧縮形式(本実施の形態ではJPEG(Joint Phot
ographic Experts Group)形式)でデジタル画像データ
に対して圧縮処理を施すと共に、圧縮処理されたデジタ
ル画像データに対して伸張処理を施す圧縮・伸張部63
と、メディア制御部64と、LCD制御部65と、ビデ
オエンコーダ66と、外部接続部68と、がバスBUS
を介して相互に接続されて構成されている。
【0047】メディア制御部64にはスマート・メディ
ア、コンパクト・フラッシュ等の可搬型の記録メディア
70が接続されており、メディア制御部64によって記
録メディア70に対する各種情報の書き込みや当該記録
メディア70に書き込まれている各種情報の読み出しが
制御される。また、LCD制御部65にはLCD72が
接続されており、LCD72にはLCD制御部65の制
御下で各種情報の表示がなされる。また、ビデオエンコ
ーダ66にはD/Aコンバータ67を介してEVF78
が接続されており、ビデオエンコーダ66及びD/Aコ
ンバータ67によりEVF78に表示すべき映像を示す
画像データをNTSC方式のカラー複合映像信号に変換
してEVF78に出力する。更に、外部接続部68には
USBコネクタ80が接続されており、外部接続部68
はUSBコネクタ80に接続された装置(同図では、パ
ーソナル・コンピュータ90)との間のUSB(Univer
sal Serial Bus)による通信を司る。
【0048】なお、LCD72及びEVF78は、CC
D22による連続的な撮像によって得られた動画像(ス
ルー画像)を表示してファインダとして使用することが
できる。
【0049】一方、EVF/LCD切替スイッチ82は
CPU61に接続されており、CPU61はEVF/L
CD切替スイッチ82による表示先の設定状態を常時把
握することができる。
【0050】また、タッチパネル73、SDRAM74
及びフラッシュROM76は主制御部60のバスBUS
に接続されている。従って、CPU61は、タッチパネ
ル73に対するユーザによる接触位置を把握することが
できると共に、SDRAM74及びフラッシュROM7
6を任意にアクセスすることができる。
【0051】一方、CCD22の出力端は相関2重サン
プリング回路42、ゲインコントローラ44、及びA/
Dコンバータ46を順に介して撮像制御部62に接続さ
れており、CCD22から出力された信号は、相関2重
サンプリング回路42によって相関2重サンプリング処
理が施され、ゲインコントローラ44によってCCD2
2におけるR(赤)、G(緑)、B(青)毎の感度調整
が施された後、各画素毎のR、G、B信号としてA/D
コンバータ46に加えられる。A/Dコンバータ46
は、ゲインコントローラ44から順次加えられるR、
G、B信号を各々12ビットのR、G、B信号(以下、
「デジタル画像データ」という。)に変換して撮像制御
部62に出力する。
【0052】撮像制御部62は内蔵しているラインバッ
ファにA/Dコンバータ46から順次入力されるデジタ
ル画像データを蓄積して一旦SDRAM74に格納す
る。
【0053】SDRAM74に格納されたデジタル画像
データは、CPU61によって読み出され、これらに光
源種に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバ
ランス調整を行なうと共に、ガンマ処理及びシャープネ
ス処理を行なって8ビットのデジタル画像データを生成
し、更にYC信号処理して輝度信号Yとクロマ信号C
r、Cb(以下、「YC信号」という。)を生成し、Y
C信号を再びSDRAM74に格納する。
【0054】なお、LCD72又はEVF78をファイ
ンダとして使用する場合には、生成したYC信号を、E
VF/LCD切替スイッチ82によってLCD72が表
示先として設定されている場合はLCD制御部65に、
EVF78が表示先として設定されている場合にはビデ
オエンコーダ66に、各々順次出力する。これによっ
て、EVF/LCD切替スイッチ82により設定された
表示先にスルー画像が表示されることになる。
【0055】また、不図示のシャッターボタンが撮影者
によって押圧操作された場合には、SDRAM74に格
納されたYC信号を、圧縮・伸張部63によって所定の
圧縮形式で圧縮した後にメディア制御部64を介して記
録メディア70に記憶する。
【0056】一方、タイミングジェネレータ48には垂
直・水平ドライバ24、シャッタ・アイリスモータドラ
イバ26、及び撮像制御部62が接続されており、タイ
ミングジェネレータ48は、CCD22を駆動させるた
めのタイミング信号を垂直・水平ドライバ24に、光学
ユニット20に備えられたシャッター及び絞りを駆動さ
せるためのタイミング信号をシャッタ・アイリスモータ
ドライバ26に、撮像制御部62を駆動させるためのタ
イミング信号を撮像制御部62に、各々出力する。
【0057】また、フォーカスモータドライバ28及び
ズームモータドライバ30の入力端は各々主制御部60
(より詳しくはCPU61)に接続され、フォーカスモ
ータドライバ28の出力端は光学ユニット20に備えら
れた焦点調整モータに、ズームモータドライバ30の出
力端は光学ユニット20に備えられたズームモータに、
各々接続されている。
【0058】本実施の形態に係る光学ユニット20に含
まれるレンズは複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更
(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、
図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆
動機構にズームモータ及び焦点調整モータは含まれるも
のであり、ズームモータ及び焦点調整モータは各々CP
U61の制御下でズームモータドライバ30及びフォー
カスモータドライバ28から供給された駆動信号によっ
て駆動される。
【0059】CPU61は、光学ズーム倍率を変更する
際にはズームモータを駆動制御して光学ユニット20に
含まれるレンズの焦点距離を変化させる。
【0060】また、CPU61は、CCD22による撮
像によって得られた画像のコントラストが最大となるよ
うに上記焦点調整モータを駆動制御することによって合
焦制御を行う。すなわち、本実施の形態に係るデジタル
カメラ10では、合焦制御として、読み取られた画像の
コントラストが最大となるようにレンズの位置を設定す
る、所謂TTL(Through The Lens)方式を採用してお
り、オートフォーカス・フレームによって示される撮影
位置に被写体が位置した状態で不図示のシャッターボタ
ンを半押しすることによって、自動的に合焦制御が為さ
れるように構成されている。
【0061】一方、図2には、本実施の形態に係る記録
メディア70の記録領域が模式的に示されている。同図
に示すように、記録メディア70の記録領域は管理領域
A1とデータ領域A2に大別される。
【0062】管理領域A1にはファイルを管理するため
の領域である予約領域70Aと、FAT70Bと、FA
T70Bと同一の内容とされたFAT70Cと、ディレ
クトリ70Dと、の各領域を有する。なお、FATを2
つ用意してあるのは安全のためである。これに対し、デ
ータ領域A2には、記録すべきデータがファイル単位で
記録される。
【0063】なお、データ領域A2のアクセス単位をク
ラスタと呼び、クラスタは予め定められた数の連続した
セクタから構成される。また、データ領域A2は所定デ
ータサイズのクラスタに区分されており、特定のクラス
タの使用状況は、対応するFATエントリによって知る
ことができる。また、1つのファイルデータは、データ
サイズにより1つ、又は複数のクラスタから成り立つ。
【0064】なお、データ領域A2においてデータが記
録されていない領域の記録内容は、一般に‘0’又は1
6進数の‘F’(10進数の‘15’)で埋め尽くされ
た状態となっているが、以下では、16進数の‘F’で
埋め尽くされているものとして説明する。
【0065】FAT70Bはファイルの格納位置を示す
ためのマップであり、各々のファイルがどのクラスタに
どのような順序で記録されているかを示すためのマップ
である。FATは各々のクラスタに対応したエントリを
持つ。ファイルが1クラスタで格納できない場合には、
そのファイルが格納されている次のクラスタのエントリ
番号がFATのエントリに記録される。また、FATエ
ントリが‘0’以外ならば、それに対応するクラスタは
使用されており、‘0’であれば、それに対応するクラ
スタは使用されていない。
【0066】一方、ディレクトリ70Dには、ファイル
名、ファイルが作成又は最後に更新された日時、ファイ
ルの先頭のFATエントリ、ファイルサイズ等が記録さ
れている。なお、ディレクトリ及びFATにより記録メ
ディアを管理する技術は公知であるので、これ以上の詳
細な説明は省略する。
【0067】デジタルカメラ10に装着される記録メデ
ィア70が本発明の記録媒体に、FAT70Bが本発明
のテーブルに、管理領域A1が本発明のテーブル記録領
域に、データ領域A2が本発明のデータ記録領域に、C
PU61が請求項1に記載の発明の判定手段及び消去手
段に、各々相当する。
【0068】次に、図3を参照して、本実施の形態に係
るデジタルカメラ10の作用を説明する。なお、図3
は、次に示す複数のタイミングにおいてデジタルカメラ
10のCPU61で実行される第1更新処理プログラム
の処理の流れを示すフローチャートであり、該プログラ
ムはフラッシュROM76の所定領域に予め記憶されて
いる。
【0069】(タイミング)・デジタルカメラ10の不
図示の電源スイッチがオンされたとき(不図示のバッテ
リの装着や、ACアダプタへの接続等も含む。)。・記
録メディア70がデジタルカメラ10に装着されたと
き。・ユーザによる操作により連写モード又は動画像モ
ードが設定されたとき。・ユーザによる操作により第1
更新処理プログラムの実行を指示する旨の設定が行われ
たとき。
【0070】同図のステップ100では、本プログラム
の実行の誘因となったタイミングに応じた初期設定を行
う。例えば、電源スイッチがオンされたタイミングで本
プログラムが実行された場合は、パワーオン時に通常行
われる各種設定を行う。また、記録メディア70がデジ
タルカメラ10に装着されたタイミングで本プログラム
が実行された場合には、記録メディア70へのアクセス
に関する各種設定を行う。
【0071】次のステップ102では、メディア制御部
64を介してFAT70Bの記録内容を読み出し、次の
ステップ104では、読み出したFAT70Bの記録内
容を参照し、使用状況として使用可能であることが示さ
れるクラスタが存在するか否かを判定し、肯定判定の場
合はステップ106に移行し、否定判定の場合には本第
1更新処理プログラムを終了する。なお、上記ステップ
104における使用可能であることが示されるクラスタ
が存在するか否かの判定は、‘0’が記録されたFAT
エントリが存在するか否かを判定することによって行う
ことができる。すなわち、前述のように、‘0’が記録
されたFATエントリに対応するクラスタは使用されて
いないクラスタであるので、当該FATエントリの有無
を判定することによって使用可能とされているクラスタ
の有無を判定することができる。
【0072】ステップ106では、上記ステップ104
において使用可能であると判定された全てのクラスタの
記録内容を読み出し、次のステップ108では、読み出
した記録内容に基づいて、当該記録内容の読み出し対象
とされたクラスタの中に、データが記録されているクラ
スタが存在するか否かを判定し、肯定判定の場合はステ
ップ110に移行する。
【0073】なお、上記ステップ108におけるデータ
が記録されているクラスタが存在するか否かの判定は、
記録されている値の全てが16進数の‘F’でないクラ
スタが存在するか否かを判定することによって行うこと
ができる。すなわち、前述のように、本実施の形態に係
る記録メディア70では、データが記録されていない領
域の記録内容は16進数の‘F’で埋め尽くされた状態
となっているので、記録されている値の全てが16進数
の‘F’でないクラスタの有無を判定することによって
データが記録されているクラスタの有無を判定すること
ができる。
【0074】ステップ110では、上記ステップ108
においてデータが記録されていると判定された全てのク
ラスタの記録内容を16進数の‘F’に書き換えること
により消去し、その後に本第1更新処理プログラムを終
了する。
【0075】一方、上記ステップ108において否定判
定となった場合は、上記ステップ110の処理を実行す
ることなく本第1更新処理プログラムを終了する。
【0076】本第1更新処理プログラムにより、記録メ
ディア70のFAT上では使用可能であることが示され
ていたクラスタで、実際にはデータが記録されていて当
該データを消去しない限り使用できないクラスタ、すな
わち、デジタルカメラ10の他の装置でデリートコマン
ド等により削除されたデータが記録されていたクラスタ
の全ての記録内容が消去されるので、撮影時における記
録メディア70へのオーバーライトの発生を未然に防止
することができる。
【0077】なお、第1更新処理プログラムのステップ
106及びステップ108の処理が請求項1に記載の発
明の判定手段に、ステップ110の処理が請求項1に記
載の発明の消去手段に、各々相当する。
【0078】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るデジタルカメラ10では、記録メディア70のデ
ータ領域A2を所定データサイズ毎の区分領域(クラス
タ)に区分したときの各区分領域毎の使用状況を示すテ
ーブル(FAT)において使用可能であることが示され
る全ての区分領域の記録内容を読み出してデータが記録
されているか否かを判定し、データが記録されていると
判定された全ての区分領域から当該データを消去してい
るので、繁雑な処理を伴うことなくデータ記録時間を短
縮することができる。
【0079】〔第2実施形態〕本第2実施形態では、請
求項2に記載の発明の実施の形態について説明する。な
お、本第2実施形態に係るデジタルカメラの構成は、上
記第1実施形態に係るデジタルカメラ10と同様である
ので、ここでの説明は省略する。本第2実施形態に係る
デジタルカメラ10のCPU61が請求項2に記載の発
明の判定手段及び更新手段に相当する。
【0080】以下、図4を参照して、本第2実施形態に
係るデジタルカメラ10の作用を説明する。なお、図4
は、上記第1実施形態に係る第1更新処理プログラム
(図3参照)と同様のタイミングでデジタルカメラ10
のCPU61で実行される第2更新処理プログラムの処
理の流れを示すフローチャートであり、該プログラムも
フラッシュROM76の所定領域に予め記憶されてい
る。また、同図における図3と同一の処理を行うステッ
プについては図3と同一のステップ番号を付して、その
説明を省略する。
【0081】図4のステップ110’では、ステップ1
08においてデータが記録されていると判定された全て
のクラスタに対応するFAT70B及びFAT70Cの
記録内容を使用不可能であることを示すものに更新し、
その後に本第2更新処理プログラムを終了する。なお、
FAT70B及びFAT70Cの記録内容の使用不可能
であることを示すものへの更新は、当該記録内容として
‘0’以外の値を記録することによって行うことができ
る。
【0082】本第2更新処理プログラムにより、記録メ
ディア70のFAT上では使用可能であることが示され
ていたクラスタで、実際にはデータが記録されていて当
該データを消去しない限り使用できないクラスタ、すな
わち、デジタルカメラ10の他の装置でデリートコマン
ド等により削除されたデータが記録されていたクラスタ
の全てが使用不可能な状態とされるので、撮影時におけ
るオーバーライトの発生を未然に防止することができ
る。
【0083】なお、第2更新処理プログラムのステップ
106及びステップ108の処理が請求項2に記載の発
明の判定手段に、ステップ110’の処理が請求項2に
記載の発明の更新手段に、各々相当する。
【0084】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るデジタルカメラ10では、記録メディア70のデ
ータ領域A2を所定データサイズ毎の区分領域(クラス
タ)に区分したときの各区分領域毎の使用状況を示すテ
ーブル(FAT)において使用状況として使用可能であ
ることが示される全ての区分領域の記録内容を読み出し
てデータが記録されているか否かを判定し、データが記
録されていると判定された全ての区分領域に対応する上
記使用状況を使用不可能であることを示すものに更新し
ているので、繁雑な処理を伴うことなくデータ記録時間
を短縮することができる。
【0085】〔第3実施形態〕本第3実施形態では、請
求項3に記載の発明の実施の形態について説明する。な
お、本第3実施形態に係るデジタルカメラの構成も、上
記第1実施形態に係るデジタルカメラ10と同様である
ので、ここでの説明は省略する。本第3実施形態に係る
デジタルカメラ10のCPU61が請求項3に記載の発
明の判定手段及び禁止手段に相当する。
【0086】以下、図5を参照して、本第3実施形態に
係るデジタルカメラ10の作用を説明する。なお、図5
は、連写による撮影又は動画像の撮影を行っていると
き、撮影によって得られ、かつ各種画像処理が施されて
YC信号としてSDRAM74に順次記憶されたデジタ
ル画像データを記録メディア70に転送(記録)するた
めにデジタルカメラ10のCPU61で実行されるデー
タ記録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャー
トであり、該プログラムもフラッシュROM76の所定
領域に予め記憶されている。また、ここでは、説明の簡
易化のため、デジタル画像データを圧縮せずに記録メデ
ィア70に転送(記録)する場合について説明する。
【0087】同図のステップ200では、FAT70B
の記録内容を読み出し、次のステップ202では、撮影
によってSDRAM74に記憶された所定サイズ分のデ
ジタル画像データ(YC信号)を読み出す。なお、本実
施の形態では、上記所定サイズとして記録メディア70
のデータ領域A2における1クラスタ分に相当するサイ
ズを適用する。
【0088】次のステップ204では、上記ステップ2
00において読み出したFAT70Bの記録内容を参照
して、使用状況として使用可能であることが示されるク
ラスタが存在するか否かを判定し、否定判定の場合はス
テップ206に移行して記録メディア70の残容量がな
い旨のメッセージをLCD72に表示した後に本データ
記録処理プログラムを終了し、肯定判定の場合はステッ
プ208に移行する。なお、上記ステップ204におけ
る使用可能であることが示されるクラスタが存在するか
否かの判定は、‘0’が記録されたFATエントリが存
在するか否かを判定することによって行うことができ
る。
【0089】ステップ208では、上記ステップ204
において使用可能であると判定されたクラスタのうちの
何れか1つのクラスタの記録内容を読み出し、次のステ
ップ210では、読み出した記録内容に基づいて、当該
記録内容の読み出し対象とされたクラスタにデータが記
録されているか否かを判定し、肯定判定の場合は上記ス
テップ204に戻り、否定判定の場合にはステップ21
2に移行する。
【0090】なお、上記ステップ210におけるデータ
が記録されているか否かの判定は、記録されている値の
全てが16進数の‘F’でないか否かを判定することに
よって行うことができる。また、上記ステップ204〜
ステップ210の処理を繰り返して実行する際には、ス
テップ204では、それまでにステップ208で記録内
容の読み出し対象とされたクラスタを判定対象から除外
すると共に、ステップ208では、それまでに当該ステ
ップ208で記録内容の読み出し対象とされたクラスタ
を読み出し対象から除外する。
【0091】ステップ212では、上記ステップ208
で記録内容の読み出し対象とされたクラスタに上記ステ
ップ202で読み出したデジタル画像データを記録し、
次のステップ214では、SDRAM74に記録メディ
ア70に記録すべきデジタル画像データが存在するか否
かを判定し、肯定判定の場合は上記ステップ202に戻
り、否定判定となった時点でステップ216に移行す
る。
【0092】ステップ216では、上記ステップ212
の処理によるデジタル画像データの記録メディア70へ
の記録結果に応じてディレクトリ70D、FAT70B
及びFAT70Cの記録内容を更新し、その後に本デー
タ記録処理プログラムを終了する。
【0093】本データ記録処理プログラムにより、記録
メディア70の実際にデータが記録されているクラスタ
を使用せずに、データが記録されていないクラスタのみ
に対してデータを記録するので、撮影時における記録メ
ディア70へのオーバーライトの発生を未然に防止する
ことができる。
【0094】なお、データ記録処理プログラムのステッ
プ208及びステップ210の処理が請求項3に記載の
発明の判定手段に、ステップ210の処理が請求項3に
記載の発明の禁止手段に、各々相当する。
【0095】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るデジタルカメラ10では、デジタル画像データの
記録メディア70におけるデータ領域A2への記録の際
に、データ領域A2を所定データサイズ毎の区分領域
(クラスタ)に区分したときの各区分領域毎の使用状況
を示すテーブル(FAT)において使用可能であること
が示される区分領域の記録内容を読み出してデータが記
録されているか否かを判定し、データが記録されている
と判定された区分領域へのデータの記録を禁止している
ので、繁雑な処理を伴うことなくデータ記録時間を短縮
することができる。
【0096】なお、本実施の形態では、デジタル画像デ
ータを圧縮せずに記録メディア70に記録する場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、圧縮して記録する形態とすることができることは言
うまでもない。
【0097】〔第4実施形態〕本第4実施形態では、上
記第1実施形態に係る第1更新処理プログラムと上記第
2実施形態に係る第2更新処理プログラムとを選択的に
実行する場合の形態について説明する。なお、本第4実
施形態に係るデジタルカメラの構成は、上記第1実施形
態に係るデジタルカメラ10と同様であるので、ここで
の説明は省略する。本第4実施形態に係るデジタルカメ
ラ10のCPU61が「課題を解決するための手段」に
記載した第1の形態の判定手段、消去手段、更新手段、
検知手段、及び切替手段に相当する。
【0098】以下、図6を参照して、本第4実施形態に
係るデジタルカメラ10の作用を説明する。なお、図6
は、上記第1実施形態に係る第1更新処理プログラム
(図3参照)と同様のタイミングでデジタルカメラ10
のCPU61で実行される第3更新処理プログラムの処
理の流れを示すフローチャートであり、該プログラムも
フラッシュROM76の所定領域に予め記憶されてい
る。
【0099】同図のステップ300では、記録メディア
70の容量を検知し、次のステップ302では、検知し
た記録メディア70の容量が所定量(本実施の形態で
は、64(MB))より少ないか否かを判定し、肯定判
定の場合はステップ304に移行して上記第1実施形態
に係る第1更新処理プログラム(図3参照)を実行し、
否定判定の場合にはステップ306に移行して上記第2
実施形態に係る第2更新処理プログラム(図4参照)を
実行する。
【0100】すなわち、本第3更新処理プログラムで
は、記録メディア70の容量が所定量より少ない場合は
当該容量を有効に使用する必要があるので、消去可能な
データを記録メディア70から消去する第1更新処理プ
ログラムを適用し、記録メディア70の容量が所定量以
上である場合には多くの残容量が存在する可能性が高い
ので、記録メディア70のデータの記録状態に応じたも
のにFATを更新する第2更新処理プログラムを適用し
ている。
【0101】なお、第3更新処理プログラムのステップ
300の処理が上記第1の形態の検知手段に、ステップ
302の処理が上記第1の形態の切替手段に、各々相当
する。
【0102】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るデジタルカメラ10では、記録メディア70の容
量を検知し、検知された容量が所定量より少ない場合に
は第1更新処理プログラムが実行され、他の場合には第
2更新処理プログラムが実行されるように選択的に処理
を切り替えているので、記録メディア70の容量に応じ
た好適な処理を選択的に実行することができる。
【0103】〔第5実施形態〕本第5実施形態では、上
記第1実施形態に係る第1更新処理プログラムと上記第
2実施形態に係る第2更新処理プログラムとを選択的に
実行する場合の他の形態について説明する。なお、本第
5実施形態に係るデジタルカメラの構成は、上記第1実
施形態に係るデジタルカメラ10と同様であるので、こ
こでの説明は省略する。本第5実施形態に係るデジタル
カメラ10のCPU61が「課題を解決するための手
段」に記載した第2の形態の判定手段、消去手段、更新
手段、入力手段、及び切替手段に相当する。
【0104】以下、本第5実施形態に係るデジタルカメ
ラ10の作用を説明する。まず、図7を参照して、本実
施の形態に係るデジタルカメラ10で実行される更新モ
ード設定処理について説明する。なお、図7は、更新モ
ード設定処理の実行がユーザによって指示された際に、
デジタルカメラ10のCPU61で実行される更新モー
ド設定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャー
トであり、該プログラムもフラッシュROM76の所定
領域に予め記憶されている。
【0105】同図のステップ400では、予め定められ
た更新モード設定メニューをLCD72に表示し、次の
ステップ402では、所定情報の入力待ちを行う。
【0106】図8には、上記ステップ400の処理によ
ってLCD72に表示される更新モード設定メニューの
一例が示されている。同図に示すように、このメニュー
では、所望の更新モードの指定を促す旨のメッセージが
表示されると共に、指定可能な更新モードの名称とし
て、「消去モード」及び「復活モード」の2つの名称が
表示される。なお、「消去モード」は前述の第1更新処
理プログラム(図3参照)を実行するモードであり、
「復活モード」は前述の第2更新処理プログラム(図4
参照)を実行するモードである。
【0107】同図に示されるような更新モード設定メニ
ューがLCD72に表示されると、ユーザは、所望の更
新モードを指定した後にLCD72の最下に表示された
「指定終了」ボタンを指定する。なお、この際の更新モ
ード及び「指定終了」ボタンの指定は、LCD72に実
装されたタッチパネル73の指定対象が表示されている
領域に対する指先の接触によって行われる。
【0108】ユーザによって「指定終了」ボタンが指定
されると上記ステップ402が肯定判定となってステッ
プ404に移行し、ユーザによって指定された更新モー
ドが「消去モード」であったか否かを判定し、肯定判定
の場合はステップ406に移行してフラッシュROM7
6の所定領域に「消去モード」が指定された旨を示す情
報を記憶した後に本更新モード設定処理プログラムを終
了し、否定判定の場合には、ユーザによって指定された
更新モードが「復活モード」であったものと見なしてス
テップ408に移行し、フラッシュROM76の所定領
域に「復活モード」が指定された旨を示す情報を記憶し
た後に本更新モード設定処理プログラムを終了する。
【0109】次に、図9を参照して、本実施の形態に係
るデジタルカメラ10で実行される第4更新処理プログ
ラムについて説明する。なお、図9は、上記第1実施形
態に係る第1更新処理プログラム(図3参照)と同様の
タイミングでデジタルカメラ10のCPU61で実行さ
れる第4更新処理プログラムの処理の流れを示すフロー
チャートであり、該プログラムもフラッシュROM76
の所定領域に予め記憶されている。
【0110】同図のステップ500では、前述の更新モ
ード設定処理プログラムでフラッシュROM76に記憶
された、ユーザにより指定された更新モードを示す情報
を読み出し、次のステップ502では、読み出した更新
モードを示す情報が「消去モード」を示すものであるか
否かを判定し、肯定判定の場合はステップ504に移行
して上記第1実施形態に係る第1更新処理プログラムを
実行し、否定判定の場合にはステップ506に移行して
上記第2実施形態に係る第2更新処理プログラムを実行
する。
【0111】すなわち、本第4更新処理プログラムで
は、ユーザによって指定された更新モードに応じて第1
更新処理プログラム及び第2更新処理プログラムの何れ
かを選択的に実行している。
【0112】なお、更新モード設定処理プログラムのス
テップ402の処理が上記第2の形態の入力手段に、第
4更新処理プログラムのステップ502の処理が上記第
2の形態の切替手段に、各々相当する。
【0113】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るデジタルカメラ10では、第1更新処理プログラ
ム及び第2更新処理プログラムの何れの処理を実行する
かを指示する指示情報を入力し、入力した指示情報が第
1更新処理プログラムの実行を指示するものである場合
は当該第1更新処理プログラムが実行され、第2更新処
理プログラムの実行を指示するものである場合は当該第
2更新処理プログラムが実行されるように選択的に処理
を切り替えているので、ユーザにとって都合のよい処理
を実行させることができる。
【0114】なお、上記各実施形態では、本発明をデジ
タル電子スチルカメラに適用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
パーソナル・コンピュータやPDA等の、記録メディア
へのデータの書き込み及び読み出しが可能なあらゆる装
置に適用できることは言うまでもない。この場合にも、
上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0115】また、上記各実施形態において説明した各
種処理の流れ(図3〜図7、図9参照)は一例であり、
本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能
であることは言うまでもない。
【0116】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ記録装置によれ
ば、記録媒体のデータ記録領域を所定データサイズ毎の
区分領域に区分したときの各区分領域毎の使用状況を示
すテーブルにおいて使用可能であることが示される全て
の区分領域の記録内容を読み出してデータが記録されて
いるか否かを判定し、データが記録されていると判定さ
れた全ての区分領域から当該データを消去しているの
で、繁雑な処理を伴うことなくデータ記録時間を短縮す
ることができる、という効果が得られる。
【0117】また、請求項2に記載のデータ記録装置に
よれば、記録媒体のデータ記録領域を所定データサイズ
毎の区分領域に区分したときの各区分領域毎の使用状況
を示すテーブルにおいて使用状況として使用可能である
ことが示される全ての区分領域の記録内容を読み出して
データが記録されているか否かを判定し、データが記録
されていると判定された全ての区分領域に対応する上記
使用状況を使用不可能であることを示すものに更新して
いるので、繁雑な処理を伴うことなくデータ記録時間を
短縮することができる、という効果が得られる。
【0118】更に、請求項3に記載のデータ記録装置に
よれば、データの記録媒体におけるデータ記録領域への
記録の際に、上記データ記録領域を所定データサイズ毎
の区分領域に区分したときの各区分領域毎の使用状況を
示すテーブルにおいて使用可能であることが示される区
分領域の記録内容を読み出してデータが記録されている
か否かを判定し、データが記録されていると判定された
区分領域へのデータの記録を禁止しているので、繁雑な
処理を伴うことなくデータ記録時間を短縮することがで
きる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデジタルカメラ10の構成を
示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係る記録メディア70の記録領域
の構成を示す模式図である。
【図3】第1実施形態における第1更新処理プログラム
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】第2実施形態における第2更新処理プログラム
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】第3実施形態におけるデータ記録処理プログラ
ムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】第4実施形態における第3更新処理プログラム
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】第5実施形態における更新モード設定処理プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】更新モード設定メニューの表示例を示す概略図
である。
【図9】第5実施形態における第4更新処理プログラム
の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ 61 CPU(判定手段、消去手段、更新手段、禁止
手段) 70 記録メディア(記録媒体) 70B FAT(テーブル) 72 液晶ディスプレイ 73 タッチパネル 76 フラッシュROM A1 管理領域(テーブル記録領域) A2 データ領域(データ記録領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 AA13 EA01 GA14 JA06 5C052 AA17 AB04 AB05 CC01 DD02 DD09 GA01 GB01 GE06 GE08 5C053 FA08 FA27 GA11 GB06 GB21 JA21 JA24 KA01 KA24 LA01 5D044 AB07 CC08 DE02 DE03 DE12 DE38 DE54

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録するためのデータ記録領域
    と、当該データ記録領域を所定データサイズ毎の区分領
    域に区分したときの各区分領域毎の使用状況を示すテー
    ブルを記録したテーブル記録領域と、を有する記録媒体
    に前記データを記録するデータ記録装置であって、 前記テーブルにおいて前記使用状況として使用可能であ
    ることが示される全ての区分領域の記録内容を読み出し
    て前記データが記録されているか否かを判定する判定手
    段と、 前記判定手段によって前記データが記録されていると判
    定された全ての区分領域から前記データを消去する消去
    手段と、 を備えたデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 データを記録するためのデータ記録領域
    と、当該データ記録領域を所定データサイズ毎の区分領
    域に区分したときの各区分領域毎の使用状況を示すテー
    ブルを記録したテーブル記録領域と、を有する記録媒体
    に前記データを記録するデータ記録装置であって、 前記テーブルにおいて前記使用状況として使用可能であ
    ることが示される全ての区分領域の記録内容を読み出し
    て前記データが記録されているか否かを判定する判定手
    段と、 前記判定手段によって前記データが記録されていると判
    定された全ての区分領域に対応する前記使用状況を使用
    不可能であることを示すものに更新する更新手段と、 を備えたデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 データを記録するためのデータ記録領域
    と、当該データ記録領域を所定データサイズ毎の区分領
    域に区分したときの各区分領域毎の使用状況を示すテー
    ブルを記録したテーブル記録領域と、を有する記録媒体
    に前記データを記録するデータ記録装置であって、 前記データの前記データ記録領域への記録の際に、前記
    テーブルにおいて前記使用状況として使用可能であるこ
    とが示される区分領域の記録内容を読み出して前記デー
    タが記録されているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって前記データが記録されていると判
    定された区分領域へのデータの記録を禁止する禁止手段
    と、 を備えたデータ記録装置。
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