JP4784758B2 - 撮影装置及びそのプログラム - Google Patents

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本発明は、撮影装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、撮影画像を管理する撮影装置及びそのプログラムに関する。
撮影装置においては、例えば、デジタルカメラにおいて、撮影された画像データは、内蔵されている記録媒体や、デジタルカメラに着脱可能なメモリ11カード等の外部記録媒体に保存される。
しかしながら、内蔵記録媒体や外部記録媒体は、記録容量に限度があるため、記録された画像データを、他の外部記録装置(パソコン等)にコピーした後(バックアップした後)、該画像データを削除するという方法が提案されている(特許文献1)。
公開特許公報 特開2005−50192号
しかしながら、上記技術によれば、パソコンとデジタルカメラとを接続し、パソコンの主導のもと、デジタルカメラ内のバックアップした画像データを自動消去することができるが、ある特定のパソコンのみがデジタルカメラに記録されている画像を管理してしまい、他のパソコン等の外部記録装置では管理することができない。例えば、該特定のパソコンは、他のパソコン等にバックアップされている画像ファイルまでもバックアップしてしまったり、他のパソコン等にバックアップされていない画像ファイルを消去してしまい、使い勝手が悪い。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、撮影装置側で画像ファイルを管理することにより使い勝手を向上することができる撮影装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮影装置は、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
前記転送手段によるコピー転送に先立って、コピー転送される元画像データが前記外部記録装置に既にコピー転送されたことがある元画像データであるか否かを判断する転送済判断手段と、
前記転送済判断手段により既にコピー転送されたことがある元画像データであると判断された場合は、前記転送手段によるコピー転送に先立って、コピー転送の確認表示を行う転送確認手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記記録手段は、
本撮影装置で撮影されていない画像データも記録可能であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記転送済判断手段は、
前記外部記録装置の識別情報に基づいて、コピー転送される元画像データが該外部記録装置に既にコピー転送されたことがある元画像データであるか否かを判断するようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記付加手段は、
前記転送手段によりコピー転送された転送先の前記外部記録装置の識別情報も、前記転送手段によるコピー転送の元となった元画像データに付加させ、
前記判断手段は、
コピー転送される元画像データに前記付加手段により識別情報が付加されていない場合、及び、前記付加手段により付加された識別情報と前記外部記録装置の識別情報とが一致しない場合は、コピー転送される元画像データが該外部記録装置に未だコピー転送されたことのない元画像データであると判断するようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記転送手段は、
コピー転送させたことのある外部記録装置に、同一の元画像データが再びコピー転送されることを禁止する手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記記録手段に記録されている元画像データを再生表示させる再生表示制御手段を備え、
前記再生表示制御手段は、
再生表示させる元画像データにコピー情報が付されている場合には、該元画像データとともに該コピー情報も表示させるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項7記載の発明による撮影装置は、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
前記記録手段に記録されている元画像データを消去する消去手段と、
前記消去手段により消去される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、前記消去手段による消去に先立って、該画像データにコピー情報が付されているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、消去される元画像データにコピー情報が付されていない場合は、前記消去手段による消去に先立って、未コピーである旨の警告を行う第1の警告手段と、
前記判断手段により、前記消去手段により消去される元画像データにコピー情報が付されている場合であって、該コピー情報に基づくコピー転送回数が所定回数より多い場合は、前記消去手段による消去に先立って、重要度が高い元画像データである旨の警告を行なう第2の警告手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項8記載の発明による撮影装置は、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
前記記録手段に記録されている元画像データのうち、撮影画像情報が付されており、且つ、コピー情報が付されていない元画像データに対して消去ガードをかける消去ガード手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記消去ガード手段は、
消去ガードがかけられた元画像データが、前記付加手段によりコピー情報が付加された場合は、消去ガードを解除させる手段を含むようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項10記載の発明による撮影装置は、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
前記記録手段に記録されているコピー情報が付加されている元画像データのうち、コピー情報に基づくコピー転送回数が所定回数以上の元画像データに対して消去ガードをかける消去ガード手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項11記載の発明による撮影装置は、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
前記記録手段の空き容量が所定量以下か否かを判断する空き容量判断手段と、
前記空き容量判断手段により所定量以下と判断された場合は、前記記録手段に記録されている元画像データに付加されている情報に基づいて、消去優先度の高い順に元画像データを決定し、該決定された元画像データから自動的に消去することにより、前記記録手段の空き容量を所定量以上にする自動消去手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項12記載の発明による撮影装置は、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
を備え、
前記転送手段は、コピー転送される元画像データに撮影画像情報またはコピー情報が付されている場合であっても、コピー転送のためにコピーされた複製画像データには、前記撮影画像情報またはコピー情報を付すことなく外部記録装置にコピー転送することを特徴とする
上記目的達成のため、請求項1記載の発明によるプログラムは、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
前記転送処理によるコピー転送に先立って、コピー転送される元画像データが前記外部記録装置に既にコピー転送されたことがある元画像データであるか否かを判断する転送済判断処理と、
前記転送済判断処理により既にコピー転送されたことがある元画像データであると判断された場合は、前記転送処理によるコピー転送に先立って、コピー転送の確認表示を行う転送確認処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項14記載の発明によるプログラムは、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
前記記録媒体に記録されている元画像データを消去する消去処理と、
前記消去処理により消去される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、前記消去処理による消去に先立って、該画像データにコピー情報が付されているか否かを判断する判断処理と、
前記判断処理により、消去される元画像データにコピー情報が付されていない場合は、前記消去処理による消去に先立って、未コピーである旨の警告を行う第1の警告処理と、
前記判断処理により、前記消去処理により消去される元画像データにコピー情報が付されている場合であって、該コピー情報に基づくコピー転送回数が所定回数より多い場合は、前記消去処理による消去に先立って、重要度が高い元画像データである旨の警告を行なう第2の警告処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項15記載の発明によるプログラムは、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
前記記録媒体に記録されている元画像データのうち、撮影画像情報が付されており、且つ、コピー情報が付されていない元画像データに対して消去ガードをかける消去ガード処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項16記載の発明によるプログラムは、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
前記記録媒体に記録されているコピー情報が付加されている元画像データのうち、コピー情報に基づくコピー転送回数が所定回数以上の元画像データに対して消去ガードをかける消去ガード処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項17記載の発明によるプログラムは、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
前記記録媒体の空き容量が所定量以下か否かを判断する空き容量判断処理と、
前記空き容量判断処理により所定量以下と判断された場合は、前記記録媒体に記録されている元画像データに付加されている情報に基づいて、消去優先度の高い順に元画像データを決定し、該決定された元画像データから自動的に消去することにより、前記記録媒体の空き容量を所定量以上にする自動消去処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項18記載の発明によるプログラムは、被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させ、
前記転送処理は、コピー転送される元画像データに撮影画像情報またはコピー情報が付されている場合であっても、コピー転送のためにコピーされた複製画像データには、前記撮影画像情報またはコピー情報を付すことなく外部記録装置にコピー転送することを特徴とする。
本発明によれば、本撮影装置で撮影された画像ファイルであるのかどうかを区別することができるとともに、本撮影装置で撮影された画像ファイルのうち、どの画像ファイルが既にコピーされたものであるかを認識することができ、画像ファイルの管理を撮像装置側で行なうことができる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮影装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮影装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、CCD4、ドライバ5、TG6(timing generator)、ユニット回路7、画像生成部8、CPU9、キー入力部10、メモリ11、DRAM12、フラッシュメモリ13、画像表示部14、I/Oポート15、バス16を備えている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU9からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
CCD4(撮像素子)は、ドライバ5によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路7に出力する。このドライバ5、ユニット回路7の動作タイミングはTG6を介してCPU9により制御される。なお、CCD4はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ5、TG6を介してCPU9によって制御される。
ユニット回路7には、TG6が接続されており、CCD4から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD4から出力された撮像信号はユニット回路7を経てデジタル信号として画像生成部8に送られる。
画像生成部8は、ユニット回路7から送られてきた画像データに対してγ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)を生成し、該生成された輝度色差信号の画像データはCPU9に送られる。つまり、画像生成部8は、CCD4から出力された画像データに対して画像処理を施す。
CPU9は、撮影処理、画像生成部8から送られてきた画像データに基づく画像ファイルを記録する機能、及び画像ファイルを外部記録装置にコピー転送する機能、画像ファイルを消去する機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
キー入力部10は、電源On/Offキー、モード切替キー、シャッタボタン、十字キー、セットキー、転送キー、削除キー、キャンセルキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU9に出力する。
メモリ11には、CPU9が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU9は、該プログラムに従い動作する。
DRAM12は、CCD4によって撮像された後、CPU9に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU9のワーキングメモリ11として使用される。
フラッシュメモリ13は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。なお、このフラッシュメモリ13は、内蔵型であってもよいし、デジタルカメラ1から着脱可能なメモリであってもよい。要は、撮影処理により撮影された画像データに基づく画像ファイルが直接記録されるものであればよい。
画像表示部14は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD4によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、動画撮影中のときもCCD4によって撮像された被写体の動画を表示させる。また、動画撮影中に静止画撮影処理が行なわれた場合は、動画とともに撮影された静止画を表示させる。
I/Oポート15は、外部記録装置(例えば、デジタルカメラやパソコン等の画像を記録することができる電子機器や単なる外部記録媒体(メモリ11カード等))との間でデータの入出力を行うものであり、USB(Universal Serial Bus)規格、IEEE1394規格などの各種インターフェース規格による入出力を可能としており、これらの規格によるデータ入出力可能な電子カメラなどの電子機器と接続可能となっている。
また、IrDA規格による赤外線通信や、無線通信により外部記録装置と画像ファイルのデータの入出力を行うようにしてもよい。
B.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
ユーザのキー入力部10の電源On/Offキーの操作によりデジタルカメラ1の電源がOnされると、ステップS1で、CPU9は、現在設定されているモードが撮影モードであるか否かを判断する。
ユーザは、キー入力部10のモード切替キーを操作することにより、任意のモードに設定を切替えることができる。
ステップS1で、現在設定されているモードが撮影モードであると判断すると、ステップS2で、CPU9は、所定のフレームレートでCCD4による撮像を開始させ、CCD4から順次出力され、画像生成部8によって順次生成された輝度色差信号の画像データをバッファメモリ(DRAM12)に記憶させていき、該記憶させた画像データを画像表示部14に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始する。
次いで、ステップS3で、CPU9は、ユーザによって撮影が指示されたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS3で、撮影が指示されていないと判断すると撮影が指示されるまでステップS3に留まる。
一方、ステップS3で、撮影が指示されたと判断すると、ステップS4に進み、CPU9は、撮影処理を開始し(撮影制御手段)、ステップS5で、該撮影処理が終了したか否かを判断する。
この撮影処理は、静止画撮影処理であってもよいし、動画撮影処理であってもよい。
ステップS5で、撮影処理が終了したと判断すると、ステップS6で、CPU9は、該撮影処理により得られた画像データに基づいて画像ファイルを生成する。
この画像ファイルは、少なくともヘッダー部と画像データ部とを有し、画像データ部には、サムネイル画像データと撮影画像データとが記録される。
次いで、ステップS7で、CPU9は、該生成された画像ファイルをフラッシュメモリ13に記録すると共に、該記録した画像ファイルのヘッダーに、本デジタルカメラ1で撮影された画像である旨の情報(撮影画像情報)を記録する(記録制御手段)。つまり、フラッシュメモリ13に記録されている画像ファイルのうち、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルと、他のデジタルカメラで撮影した画像やインターネットからダウンロードした画像ファイル(他の画像ファイル)とを区別するために、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルに撮影画像情報を付す。なお、画像ファイルと撮影画像情報とを関連付けて記録させるようにしてもよい。
なお、スルー画像表示中は、常に現在のモードが撮影モードであるか否かを判断し、キー入力部10のモード切替キーにより他のモードに設定された場合は、該設定された他のモードに移行する。
一方、ステップS1で、現在設定されているモードが撮影モードでないと判断すると、図3のステップS8に進み、CPU9は、再生モードであるか否かを判断する。
ステップS8で、再生モードでないと判断すると、他のモードへ移行し、再生モードであると判断すると、ステップS9に進み、CPU9は、フラッシュメモリ13に記録されている画像ファイル(画像ファイルのファイル名やサムネイル画像など)をマルチ表示させると共に、最初の画像ファイルを選択する。このとき、選択されている画像ファイルであることをユーザに視認させるため、選択された画像ファイルは、マルチ表示されている他の画像ファイルとは差別表示される。また、この最初の画像ファイルとは、ここでは、撮影日時の古い順に画像ファイルをマルチ表示させるので、撮影日時が一番古い画像ファイルが最初となり、撮影日時が一番新しい画像ファイルが最後ということになる。この撮影日時は画像ファイルのヘッダー部に記録されている。
なお、ここでは撮影日時という基準に基づいて画像ファイルをマルチ表示させるようにしたが、他の基準に基づいて表示させ、該基準に基づく最初の画像ファイルを選択するようにしてもよい。
次いで、ステップS10で、CPU9は、ユーザによって十字キーが操作されたか否かを判断する。この判断は、十字キーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS10で、十字キーの操作が行われたと判断すると、CPU9は、該操作に従って画像を選択して(ステップS11)、ステップS12に進み、十字キーの操作が行われていないと判断すると、そのままステップS12に進む。
例えば、十字キーの「↓」キーの操作が行なわれると、CPU9は、次に古い画像ファイルを選択し、逆に十字キーの「↑」キーの操作が行なわれると、CPU9は、1つ前に古い画像ファイルを選択することになる。
なお、この新たに選択された画像ファイルは、新たに選択された画像ファイルであることをユーザに視認させるため差別表示される。
ステップS12に進むと、CPU9は、該選択している画像ファイルを再生表示させるか否かを判断する。この判断は、セットキーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきたか否かにより判断し、セットキーの操作に対応する操作信号が送られてくると再生表示させると判断する。
ステップS12で、該選択している画像ファイルを再生表示させないと判断するとステップS10に戻る。
一方、ステップS12で、該選択している画像ファイルを再生表示させると判断すると、ステップS13に進み、CPU9は、該選択している画像ファイルをフラッシュメモリ13から読み出してバッファメモリに記憶させる。
次いで、ステップS14で、CPU9は、現在選択されている画像ファイル(該読み出した画像ファイル)のヘッダーにコピー情報が記録されている否か、つまり、該画像ファイルにコピー情報が付加されているか否かを判断する。
ステップS14で、コピー情報が付されていると判断すると、ステップS15に進み、CPU9は、該読み出した画像ファイルの画像を画像表示部14に全面表示させると共に、該付加されているコピー情報も表示させて(表示制御手段)、ステップS17に進む。このコピー情報は、コピー転送を行なった旨とコピー転送を行なった回数(コピー転送回数)を含む。このコピー転送については後述する。
一方、ステップS14で、コピー情報が付加されていないと判断すると、ステップS16に進み、CPU9は、該読み出した画像ファイルの画像を画像表示部14に全面表示させて(表示制御手段)、ステップS17に進む。
このように画像ファイルを再生表示させる場合には、コピー情報が付されているか否かを判断し、コピー情報が付されている場合には、画像ファイルの再生表示と共にコピー情報も表示させるので、既にコピー転送された画像ファイルであるかどうかをユーザは認識することができる。
ステップS17に進むと、CPU9は、該表示させている画像ファイルをコピーし、このコピーされた画像ファイルを外部記録装置に転送するというコピー転送を行なうか否かを判断する。この判断は、転送キーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきたか否かにより判断する。
ここで、コピーの元となる画像ファイルを元画像ファイルといい、元画像ファイルをコピーして得られた画像ファイルを複製画像ファイルという。つまり、元画像ファイルとは、フラッシュメモリ13に記録されている画像ファイルのことをいい、元画像ファイルには、本デジタルカメラ1で撮影されフラッシュメモリ13に記録された画像ファイル(図2のステップS7で記録された画像ファイル)と、他の外部器機から転送等により本デジタルカメラ1のフラッシュメモリ13の記録された他の画像ファイル(他の撮像装置により撮影され、本デジタルカメラ1のフラッシュメモリ13に記録された画像ファイルや、インターネットによりダウンロードされ、本デジタルカメラ1のフラッシュメモリに記録された画像ファイルなど)との両方を含む。
なお、転送キーの操作を行なう場合は、デジタルカメラ1と外部記録装置とがI/Oポート15を介して接続されていることが前提となる。
ステップS17で、該表示している(選択している)画像ファイルをコピー転送しないと判断すると、ステップS18に進み、CPU9は、該表示している画像ファイルを消去するか否かを判断する。この判断は、消去キーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS18で、該表示している画像ファイルを消去しないと判断すると、ステップS19に進み、CPU9は、十字キーの操作が行なわれたか否かを判断する。
ステップS19で、十字キーの操作が行なわれていないと判断すると、ステップS17に戻る。
一方、ステップS19で、十字キーの操作が行われたと判断すると、CPU9は、該操作に従って画像ファイルを選択して(ステップS20)、ステップS13に戻る。これにより、再生表示される画像ファイルが変更されることになる。
なお、画像ファイルの画像を再生表示させている場合において、キー入力部10のキャンセルキーが操作されると、図3のステップS9に戻るようにしてもよい。つまり、再生表示中にキャンセルキーが操作されると、フラッシュメモリ13に記録されている画像ファイルがマルチ表示させる状態に移行することになる。このときは、最初の画像ファイルを選択するのではなく、現在選択されて再生表示されていた画像ファイルを引き続き選択した状態とする。
一方、ステップS17で、該表示している画像ファイル(バッファメモリに記憶されている画像ファイル)を外部記録装置にコピー転送すると判断すると、図4のステップS21に進み、CPU9は、コピー転送先(コピー先)の外部記録装置の識別情報(例えば、ID情報)を外部記録装置から取得する。この取得された識別情報はバッファメモリに記憶される。
次いで、ステップS22で、CPU9は、該表示している元画像ファイル(バッファメモリに記憶されている画像ファイル)が該接続されている外部記録装置に既にコピー転送されているか否かを判断する(転送済判断手段)。この判断は、元画像ファイルにコピー先情報が記録(付加)されている場合は、記録されているコピー先情報(コピー先の識別情報)と該取得した識別情報とが一致している場合に、該表示している元画像ファイルは接続されている外部記録装置に既にコピー転送されていると判断し、元画像ファイルに記録されているコピー先情報と、該取得した識別情報とが一致していない場合には、該表示している元画像ファイルは接続されている外部記録装置に未だコピー転送されていないと判断する。
また、該元画像ファイルにコピー先情報が記憶されていない場合、つまり、コピーが行なわれていない場合は、該表示している元画像ファイルは接続されている外部記録装置に未だコピー転送されていないと判断する。
ステップS22で、該表示している元画像ファイルが接続されている外部記録装置に既にコピー転送されていると判断すると、ステップS23で、CPU9は、「該画像ファイルは接続している外部記録装置に、過去にコピーされたことがあります。本当にコピーを行ないますか?」等のコピー転送を行なうか否かを確認させるための画面を画像表示部14に表示させる(転送確認手段)。
次いで、ステップS24で、CPU9は、コピー転送を実行するか、キャンセルをするかを判断する。この判断は、キー入力部10から送られてくる操作信号に基づいて判断し、具体的には、セットキーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきた場合はコピー転送を実行すると判断し、キャンセルキーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきた場合は、コピー転送をキャンセルすると判断する。
ステップS24で、コピー転送をキャンセルすると判断すると図3のステップS19に戻り、コピー転送を実行すると判断するとステップS25に進む。
一方、ステップS22で、該表示している元画像ファイルが接続されている外部記録装置に既にコピー転送されていないと判断するとそのままステップS25に進む。
ステップS25に進むと、CPU9は、該表示させている元画像ファイル(バッファメモリに記憶している画像ファイル)のコピー転送を開始させる。つまり、該表示している元画像ファイルをコピーし、該コピーされた複製画像ファイルを外部記録装置に転送させるというコピー転送処理を開始させる(転送手段)。
次いで、ステップS26で、CPU9は、複製画像ファイルのコピー転送が終了したか否かを判断する。
ステップS26で、終了していないと判断すると終了するまでステップS26に留まり、終了したと判断すると、ステップS27に進み、CPU9は、コピー転送の元となるフラッシュメモリ13に記録されている元画像ファイルのヘッダーに、ステップS21で取得した識別情報をコピー先情報として記録させる(付加手段)。
次いで、ステップS28で、再生表示している元画像ファイル(バッファッメモリ11に記憶されている画像ファイル)のヘッダーに、本デジタルカメラ1で撮影された画像である旨の情報(撮影画像情報)が記録されているか否かを判断する。
ステップS28で、撮影画像情報が記録されていると判断すると、ステップS29進み、CPU9は、コピー転送の元となるフラッシュメモリ13に記録されている元画像ファイルのヘッダーに、コピー情報を記録させて(付加手段)、ステップS30に進む。このとき、既に元画像ファイルのヘッダーにコピー情報が記録されている場合には、コピー転送回数をインクリメントして記録させ、元画像ファイルのヘッダーにコピー情報が記録されていない場合は、コピー転送された旨とコピー転送回数1回をコピー情報として記録させる。
尚、外部記録装置に画像データをコピー転送する際、外部記録装置にコピー転送される画像データ、つまり、コピー転送のために複製された複製画像データには、当該デジタルカメラ1によって撮影された旨を示す撮影画像情報や元画像データのコピー情報などといった、当該デジタルカメラ1で画像データに付加した管理情報は、付加されずにコピー転送されることが好ましい。これにより、外部記録装置にとっては不要な付属情報を、予め省いておくことができる。
また、このように、本デジタルカメラ1で撮影されてフラッシュメモリ13に記録された元画像ファイルであっても、コピー転送を行なう際には、元画像ファイルから生成された複製画像ファイルには、元画像ファイルに付加されている撮影画像情報やコピー情報等の管理情報を省いてコピー転送を行なうので、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルから生成された複製画像ファイルが、本デジタルカメラ1のフラッシュメモリ13に記録されるようなことがあっても、該複製画像ファイルはで撮影された画像ファイルであると認識されないことになる。例えば、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルの複製画像ファイルが外部記録装置にコピー転送された後、該複製画像ファイルが廻り巡って本デジタルカメラ1の下に戻ってきたとしても(転送されてきたとしても)、この複製画像ファイルは本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルであると認識しないことになる。これにより、本デジタルカメラ1で直接撮影されて記録された元画像ファイルのみを管理することができる。
なお、本デジタルカメラ1で撮影されていない元画像ファイル(他の撮影装置によって撮影されて本デジタルカメラ1のフラッシュメモリ13に記録された画像ファイルや、インターネットによりダウンロードされて本デジタルカメラ1のフラッシュメモリ13に記録された画像ファイル)は、どの外部記録装置にコピー転送したか否かだけを(コピー先の識別情報だけを)管理するので、本デジタルカメラ1で撮影された元画像ファイルから生成された複製画像ファイルが、本デジタルカメラ1に外部記録装置から転送されてきた場合は、該転送されてきた複製画像ファイルは、以後、どの外部記録装置にコピー転送したか否かだけが管理されることになる。
図6は、フラッシュメモリ13に記録されている画像ファイルの様子を示すものである。
図を見ると、ヘッダー部には撮影画像情報とコピー情報とコピー先の識別情報(コピー先情報)が記録されているのが分かり、これにより、この画像ファイルは、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルあり、外部記録装置に既にコピー転送された画像ファイルであることも分かる。
一方、ステップS28で、撮影画像情報が記録されていないと判断するとそのままステップS30に進む。つまり、本デジタルカメラ1で撮影されていない画像ファイルの場合には、該画像ファイルをコピー転送してもコピー情報を記録させないことになる。即ち、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイル以外の画像ファイルについてコピー情報を管理しないことになる。本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイル以外の画像ファイルは、既にどこかの外部記録装置に記録されているものであり、管理対象から除くことが好ましいからである。
ステップS30に進むと、外部記録装置にコピー転送が終了した旨を報知して、図3のステップS19に戻る。
一方、図3のステップS18で、該表示している画像ファイルを消去すると判断すると、図5のステップS31に進み、CPU9は、再生している画像ファイル(バッファメモリに記憶されている画像ファイル)に撮影画像情報が記録されているか否かを判断する。つまり、該表示されている画像ファイルは、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルであるかを判断する。
ステップS31で、撮影画像情報が記録されていると判断すると、ステップS32に進み、CPU9は、再生している画像ファイルにコピー情報が記録されているか否かを判断する(判断手段)。
ステップS32で、コピー情報が記録されていると判断すると、ステップS33に進み、CPU9は、コピー情報のコピー転送回数が所定回数以上か否かを判断する。つまり、該表示している画像ファイルは所定回数以上コピー転送されたものであるか否かを判断することになる。
ステップS33で、コピー転送回数が所定回数以上であると判断すると、ステップS34に進み、CPU9は、重要度が高い旨の重度の警告表示を行って(第2の警告手段)、ステップS36に進む。所定回数以上もコピー転送されている画像ファイルは、今後もコピー転送される可能性が高いからである。
一方、ステップS32で、コピー情報が記録されていないと判断すると、ステップS35に進み、CPU9は、該画像ファイルは未だコピー転送されていない旨を警告して(第1の警告手段)、ステップS36に進む。未コピーの画像ファイルを消去してしまうと、同一の画像ファイルは存在しなくなってしまうからである。
ステップS36に進むと、CPU9は、消去を実行するか否かを判断する。この判断は、キー入力部10から送られてくる操作信号に基づいて判断し、具体的には、セットキーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきた場合は消去を実行すると判断し、キャンセルキーの操作に対応する操作信号がキー入力部10から送られてきた場合は、消去をキャンセルすると判断する。
ステップS36で、消去を実行しないと判断すると図3のステップS19に進み、つまり、消去実行をキャンセルし、ステップS36で、消去を実行すると判断すると、ステップS37に進む。
一方、ステップS31で、再生表示している画像ファイルに撮影画像情報が記録されていないと判断された場合、ステップS33で、コピー情報のコピー転送回数が所定回数以上でないと判断された場合は、そのままステップS37に進む。
ステップS37に進むと、CPU9は、消去を行なうか否かの確認表示を行い、ステップS38で、CPU9は、消去を実行するか否かの判断を行う。
ステップS38で消去を実行しないと判断すると、図3のステップS19に進み、ステップS38で消去を実行すると判断すると、該再生表示している画像ファイルをフラッシュメモリ13から消去する消去処理を行う。
このように、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルであって、未だコピー転送されていない画像ファイルを消去する場合は、未コピーである旨の警告をするとともに、間違って消去されないように二重の消去判断を行うことになる。つまり、未コピーの画像ファイルに対しては未コピーに基づく消去ガードをかけることになる(第1の消去ガード手段)。
また、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルであって、既にコピー転送された画像ファイルを消去する場合には、原則として消去の確認表示のみ行うということになる。つまり、コピーされた画像ファイルに対しては未コピーに基づく消去ガードを解除するということになる。
また、既にコピー転送された画像ファイル(未コピーに基づく消去ガードが解除された画像ファイル)であってもコピー転送回数が所定回数以上の画像ファイルの場合には、重要度が高いので、再び消去ガードをかけることになる(第2の消去ガード手段)。
また、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルの場合は、他の外部記録媒体に既に記録されているため、コピー転送がされているか否かにかかわらず消去ガードを設けないようにしている。
つまり、本発明では、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルであって、未コピーの元画像ファイルを、既にコピー転送済みの元画像ファイルや、外部器機からの転送等により本デジタルカメラ1のフラッシュメモリ14に記録された画像ファイルに比べ消去されにくくするということが特徴である。また、既にコピー転送済みの元画像ファイルであっても、所定回数以上コピー転送された元画像ファイルの消去を、所定回数以上コピー転送されていない元画像ファイルや、外部器機からの転送等により本デジタルカメラ1のフラッシュメモリ14に記録された画像ファイルより消去されにくくするということが特徴である。
従って、未コピーの元画像ファイルや、所定回数以上コピー転送された元画像ファイルを消去できないようにしてもよい。更には、本デジタルカメラ1で撮影されていない元画像ファイルや、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルであって既にコピー転送された元画像ファイルを消去する場合に確認表示を行わない場合は、未コピーの画像ファイルを消去する場合や、所定回数以上コピー転送された画像ファイルを消去する場合には、二重の消去判断(ステップS36、及び、ステップS38の判断)を行わずに1回の消去判断でもよい。
図5のフローチャートに戻り、ステップS40で、消去処理を行うと、CPU9は、該消去した画像ファイルの次に古い画像ファイルを選択して図3のステップS13に戻る。
なお、再生モード中は、常に現在のモードが再生モードであるか否かを判断し、キー入力部10のモード切替キーにより他のモードに設定された場合は、該設定された他のモードに移行する。
D.以上のように実施の形態においては、デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルのヘッダーに撮影画像情報を記録させるので、デジタルカメラ1で撮影されていない画像と、デジタルカメラ1で撮影された画像とを区別することができる。
また、デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルがコピー転送された場合には、コピー転送の元となった該該画像ファイルのヘッダーにコピー情報を記録させるので、既にコピーされた画像ファイルであるか否かを認識することができる。
また、コピー転送の際にはコピー転送先である外部記録装置の識別情報を、コピーの元となった画像ファイルのヘッダーに記録させるので、再び同じ外部記録装置にコピー転送することを防止することができる。
また、消去する画像ファイルにコピー情報が記録されていない場合は、未コピーである旨の警告を行うので、未コピーの画像ファイルの誤消去を防止することができる。
また、消去する画像ファイルに記録されているコピー情報に基づくコピー転送回数が所定回数以上の場合は、重要度が高いと判断し重度の警告を行なうので、使用頻度の高い画像データの誤消去を防止することができる。
[変形例1]
E.なお、上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(1)上記実施の形態においては、図3のステップS27で、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルであるか否かにかかわらず、元画像ファイルのヘッダーにコピー転送先の識別情報を記録するようにしたが、本デジタルカメラ1で撮影されていない画像ファイルの場合には、ヘッダーにコピー転送先の識別情報を記録しないようにしてもよい。
これにより、図3のステップS22においては、本デジタルカメラ1で撮影されていない元画像ファイルをコピー転送する場合には、既に外部記録装置にコピー転送された画像ファイルでないと判断されることになる。
本デジタルカメラ1で撮影されていない画像ファイルは既にどこかの外部記録装置に記録されているので、本デジタルカメラ1で撮影されていない画像ファイルはデジタルカメラ1側で管理することなく、また、管理対象から除くことが好ましいので、本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルのみを、デジタルカメラ1側でコピー転送、消去を管理するようにする。
(2)また、上記実施の形態のおいては、図3のステップS22で、外部記録装置に既にコピー転送された画像ファイルであると判断されると、コピーの確認表示を行うようにしたが(ステップS23)、外部記録装置に既にコピー転送された画像ファイルであると判断された場合は、自動的にコピーを行なわないように(コピーを禁止するように)してもよい。
(3)また、コピー履歴モードというものを設け、コピーした画像ファイルの履歴を表示するようにしてもよい。また、コピー先の識別情報も一緒に表示させるようにしてもよい。
この場合は、メモリ11にコピーした画像ファイルのファイル名や、コピー情報、コピー先情報などを記録させていくことになり、該記録された情報に基づいてコピーの履歴を表示させる。
(4)また、フラッシュメモリ13の空き容量が所定容量より少なくなった場合は、消去優先度に基づいて自動的に画像ファイルを消去して、フラッシュメモリ13の空きメモリ容量を所定容量以上に保つようにしてもよい。
この場合の消去優先度の順位は、第1が本デジタルカメラ1で撮影されていない画像ファイル、第2が本デジタルカメラ1で撮影された画像ファイルであって、所定回数未満コピーされた画像ファイルである。
(5)また、図4のステップS25、ステップS26においては、画像ファイルに付されたコピー情報やコピー先の識別情報、撮影画像情報等の付加された情報はコピー転送しないようにしてもよい。
(6)また、上記実施の形態においてコピー転送を行なう際には、元画像ファイルから複製画像ファイルを生成し、該生成した複製画像ファイルを外部記録装置に転送するようにしたが、元画像ファイルのデータを順々に外部記録装置に転送していき、外部記録装置の記録媒体側で該転送したデータに基づいて複製画像ファイルを構築させるようにしてもよい。
(7)また、上記実施の形態においては、本発明の撮影装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、デジタルビデオカメラ等に適用してもよく、要は被写体を撮影することができる機器であればよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 本デジタルカメラで撮影された画像ファイルの様子を示すものである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 CCD
5 ドライバ
6 TG
7 ユニット回路
8 画像生成部
9 CPU
10 キー入力部
11 メモリ
12 DRAM
13 フラッシュメモリ
14 画像表示部
15 I/Oポート15
16 バス

Claims (18)

  1. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
    前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
    前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
    前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
    前記転送手段によるコピー転送に先立って、コピー転送される元画像データが前記外部記録装置に既にコピー転送されたことがある元画像データであるか否かを判断する転送済判断手段と、
    前記転送済判断手段により既にコピー転送されたことがある元画像データであると判断された場合は、前記転送手段によるコピー転送に先立って、コピー転送の確認表示を行う転送確認手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記記録手段は、
    本撮影装置で撮影されていない画像データも記録可能であることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記転送済判断手段は、
    前記外部記録装置の識別情報に基づいて、コピー転送される元画像データが該外部記録装置に既にコピー転送されたことがある元画像データであるか否かを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記付加手段は、
    前記転送手段によりコピー転送された転送先の前記外部記録装置の識別情報も、前記転送手段によるコピー転送の元となった元画像データに付加させ、
    前記判断手段は、
    コピー転送される元画像データに前記付加手段により識別情報が付加されていない場合、及び、前記付加手段により付加された識別情報と前記外部記録装置の識別情報とが一致しない場合は、コピー転送される元画像データが該外部記録装置に未だコピー転送されたことのない元画像データであると判断することを特徴とする請求項記載の撮影装置。
  5. 前記転送手段は、
    コピー転送させたことのある外部記録装置に、同一の元画像データが再びコピー転送されることを禁止する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  6. 前記記録手段に記録されている元画像データを再生表示させる再生表示制御手段を備え、
    前記再生表示制御手段は、
    再生表示させる元画像データにコピー情報が付されている場合には、該元画像データとともに該コピー情報も表示させることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の撮影装置。
  7. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
    前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
    前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
    前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
    前記記録手段に記録されている元画像データを消去する消去手段と、
    前記消去手段により消去される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、前記消去手段による消去に先立って、該画像データにコピー情報が付されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、消去される元画像データにコピー情報が付されていない場合は、前記消去手段による消去に先立って、未コピーである旨の警告を行う第1の警告手段と、
    前記判断手段により、前記消去手段により消去される元画像データにコピー情報が付されている場合であって、該コピー情報に基づくコピー転送回数が所定回数より多い場合は、前記消去手段による消去に先立って、重要度が高い元画像データである旨の警告を行なう第2の警告手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  8. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
    前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
    前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
    前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
    前記記録手段に記録されている元画像データのうち、撮影画像情報が付されており、且つ、コピー情報が付されていない元画像データに対して消去ガードをかける消去ガード手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  9. 記消去ガード手段は、
    消去ガードがかけられた元画像データが、前記付加手段によりコピー情報が付加された場合は、消去ガードを解除させる手段を含むことを特徴とする請求項記載の撮影装置。
  10. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
    前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
    前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
    前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
    前記記録手段に記録されているコピー情報が付加されている元画像データのうち、コピー情報に基づくコピー転送回数が所定回数以上の元画像データに対して消去ガードをかける消去ガード手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  11. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
    前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
    前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
    前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
    前記記録手段の空き容量が所定量以下か否かを判断する空き容量判断手段と、
    前記空き容量判断手段により所定量以下と判断された場合は、前記記録手段に記録されている元画像データに付加されている情報に基づいて、消去優先度の高い順に元画像データを決定し、該決定された元画像データから自動的に消去することにより、前記記録手段の空き容量を所定量以上にする自動消去手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  12. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御手段と、
    前記撮影制御手段により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録手段に記録する記録制御手段と、
    前記記録手段に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送手段と、
    前記転送手段によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加手段と、
    を備え、
    前記転送手段は、コピー転送される元画像データに撮影画像情報またはコピー情報が付されている場合であっても、コピー転送のためにコピーされた複製画像データには、前記撮影画像情報またはコピー情報を付すことなく外部記録装置にコピー転送することを特徴とする撮影装置。
  13. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
    前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
    前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
    前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
    前記転送処理によるコピー転送に先立って、コピー転送される元画像データが前記外部記録装置に既にコピー転送されたことがある元画像データであるか否かを判断する転送済判断処理と、
    前記転送済判断処理により既にコピー転送されたことがある元画像データであると判断された場合は、前記転送処理によるコピー転送に先立って、コピー転送の確認表示を行う転送確認処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
    前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
    前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
    前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
    前記記録媒体に記録されている元画像データを消去する消去処理と、
    前記消去処理により消去される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、前記消去処理による消去に先立って、該画像データにコピー情報が付されているか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により、消去される元画像データにコピー情報が付されていない場合は、前記消去処理による消去に先立って、未コピーである旨の警告を行う第1の警告処理と、
    前記判断処理により、前記消去処理により消去される元画像データにコピー情報が付されている場合であって、該コピー情報に基づくコピー転送回数が所定回数より多い場合は、前記消去処理による消去に先立って、重要度が高い元画像データである旨の警告を行なう第2の警告処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  15. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
    前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
    前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
    前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
    前記記録媒体に記録されている元画像データのうち、撮影画像情報が付されており、且つ、コピー情報が付されていない元画像データに対して消去ガードをかける消去ガード処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
    前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
    前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
    前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
    前記記録媒体に記録されているコピー情報が付加されている元画像データのうち、コピー情報に基づくコピー転送回数が所定回数以上の元画像データに対して消去ガードをかける消去ガード処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  17. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
    前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
    前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
    前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
    前記記録媒体の空き容量が所定量以下か否かを判断する空き容量判断処理と、
    前記空き容量判断処理により所定量以下と判断された場合は、前記記録媒体に記録されている元画像データに付加されている情報に基づいて、消去優先度の高い順に元画像データを決定し、該決定された元画像データから自動的に消去することにより、前記記録媒体の空き容量を所定量以上にする自動消去処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 被写体の光を画像データに変換して出力する撮像素子を用いて被写体の撮影を行なう撮影制御処理と、
    前記撮影制御処理により得られた画像データに、本撮影装置で撮影された旨を示す撮影画像情報を付して記録媒体に記録する記録制御処理と、
    前記記録媒体に記録されている画像データを元画像データとし、該元画像データをコピーして得られた複製画像データを外部記録装置に転送する転送処理と、
    前記転送処理によりコピー転送される元画像データに撮影画像情報が付されている場合は、元画像データにコピー情報を付加させる付加処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させ、
    前記転送処理は、コピー転送される元画像データに撮影画像情報またはコピー情報が付されている場合であっても、コピー転送のためにコピーされた複製画像データには、前記撮影画像情報またはコピー情報を付すことなく外部記録装置にコピー転送することを特徴とするプログラム。
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