JP4235542B2 - 画像データ生成装置及び管理装置 - Google Patents

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本発明は、デジタルカメラ等の画像データ生成装置、及び当該画像データ生成装置で生成された画像データ所在管理する管理装置に関する。
従来より、動画、静止画を主に撮影するデジタルカメラと、コンピュータ(以下PC記す)等の情報処理装置とをケーブル等で接続し、上記デジタルカメラ内部の記録装置、あるいはデジタルカメラ本体に着脱可能な記録媒体に記録されている画像データ等の情報をPCに転送して管理、活用するシステムが製品化されてきた(例えば特許文献1を参照)。
また、近年においてはネットワークが浸透して各PCがネットワークに接続され、画像データをネットワーク環境下で共有したり、またはインターネットメールに画像データを添付して送信したりすることが頻繁に行われている。
このようなシステムの中には、サーバが画像データを保存し、任意の第三者に画像を閲覧、取得させるサービスも存在する。さらに、PCで実行するアプリケーションソフトには、画像データを保存、管理するだけでなく、加工、編集、検索等が行え、さらにはCD−R等の外部記録媒体に画像データをバックアップすることができる製品も提供されている。
特開平9−205605号公報
しかしながら、近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラが普及するにつれ、ユーザーがデジタル画像データを扱う機会は急激に増加しており、増え続ける画像データを把握することが困難になってきている。
また、1つの画像データを、他者にメール等で送信したり、サーバにアップロードしたり、さらには自身でバックアップをとったりというように、画像データの複製や移動を頻繁に行うことが増えてきている。このような状況下では、各画像データの保存場所(どの画像データがどこにあるか)、且つ同一データの特定(同一データはどれとどれで何枚あるか)など、1つの画像に対する履歴を把握することはユーザーにとって非常に難しい作業となっていた。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、デジタルカメラ等の画像データ生成装置で生成された画像データの所在を管理できるようにすることを目的とする。
発明に係る画像データ生成装置の一つは、例えば、画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ用のID情報と、前記画像データの所在を管理する管理装置にアクセスするためのアクセス情報とを、前記画像データに付加する付加手段と、前記画像データを他の装置にコピー又は移動した場合は、前記アクセス情報を用いて前記管理装置にアクセスし、前記ID情報と、コピー先又は移動先の所在を示す所在情報とを前記管理装置に通知するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る画像データ生成装置の一つは、例えば、画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ用のID情報と、前記画像データの所在を管理する管理装置にアクセスするためのアクセス情報とを、前記画像データに付加する付加手段と、前記画像データを記録媒体から削除した場合は、前記アクセス情報を用いて前記管理装置にアクセスし、前記画像データの所在を示す所在情報を無効に又は前記管理装置から削除するために、前記ID情報を前記管理装置に通知するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る画像データ生成装置の一つは、例えば、画像データ用のID情報と、前記画像データの所在を管理する管理装置にアクセスするためのアクセス情報とが付加された前記画像データをコピー又は移動により他の装置から取得する取得手段と、前記画像データをコピー又は移動により前記他の装置から取得した場合、前記アクセス情報を用いて前記管理装置にアクセスし、前記ID情報と、コピー先又は移動先の所在を示す所在情報とを前記管理装置に通知するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る管理装置は、例えば、画像データ生成装置で生成された画像データの所在を管理する管理装置であって、前記画像データを前記画像データ生成装置から取得する取得手段と、前記画像データを取得した後、前記画像データ用のID情報と、前記管理装置にアクセスするためのアクセス情報とを、前記画像データに付加する付加手段と、前記ID情報と、前記画像データの所在を示す所在情報とを用いて前記画像データの所在を管理する管理手段とを有することを特徴とする。
発明によれば、デジタルカメラ等の画像データ生成装置で生成された画像データ所在管理することができる
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態のデータ生成装置は、デジタルカメラに適用される。
[第1実施形態]
<本実施形態の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係るデータ履歴管理システムの概略構成を示すブロック図である。
このデータ履歴管理システムは、デジタルカメラなどの画像生成装置202〜206と、画像生成装置202〜206において生成されたデジタルデータの存在履歴を管理する画像履歴管理部201とで構成されている。
このシステムでは、画像生成装置202〜206中の任意の画像生成装置で生成された画像データをコピーしたり移動したりして、画像生成装置202〜206間で共有することが可能であり、例えばデジタルカメラ202で撮影した画像データをデジタルカメラ203に有線もしくは無線通信で送信し、同一の画像データを共有することが可能に構成されている。
本システムにおいて、画像生成装置202〜206は、画像データ生成時に、生成した画像データごとに画像識別IDを付加する機能を有し、さらに画像履歴管理部201にアクセス可能なアクセス情報を画像データに付加する機能も備えている。
そして、複数の画像生成装置202〜206間で画像データをコピー、移動または削除する場合には、元の画像が存在する画像生成装置から、当該画像データに付加されたアクセス情報を基に画像履歴管理部201にアクセスし、画像履歴管理部201に対して、画像識別IDと、画像データの所在を示す所在情報とが通知される。画像履歴管理部201では、画像生成装置からの通知を受けて、画像識別IDを基に一意に特定されるデジタルデータごとに管理されている履歴管理情報を更新するようになっている。
また、画像生成装置202〜206は、画像識別IDを基に画像履歴管理部201に問い合わせを行い、該当する画像データの履歴情報を取得する機能を有し、画像履歴管理部201は、1つの画像識別IDで特定される同一の複製画像データの全てまたは一部を取得/削除する機能を有している。
次に、図2を用いて、画像履歴管理部201側に、履歴管理情報だけでなく画像データも保管できる機能を備えた構成について説明する。
図2は、図1に示した画像履歴管理部201を搭載した情報処理装置の要部構成を示すブロック図である。
この情報処理装置101は、サーバ等のコンピュータから成り、この内部には、図示しない、演算処理装置(CPU)、一次記憶装置(RAM)、二次記憶装置(ハードディスク)、操作装置(キーボード、マウス)、及び表示装置(ディスプレイ)等が配置されているほか、デジタルカメラ等の画像生成装置202〜206と有線または無線通信で接続可能に構成されている。すなわち、その内部には、図1に示した画像履歴管理部201と、デジタルカメラ等の画像生成装置202〜206と通信するためのインターフェース制御部1003と、そのインターフェース制御部1003を介して入力された画像データ及びその履歴管理情報を保管する画像データベース部1004と、画像データベース部1004内の保管データをCD−R等の外部記憶媒体に記録する外部記憶媒体記録部1005等を備えている。
このように情報処理装置101は、画像履歴管理部201に接続される形態で記憶装置(画像データベース部1004と外部記憶媒体記録部1005)を有し、この記憶装置に対して、画像生成装置202〜206から画像データを有線もしくは無線通信で転送して記憶する。さらに、複数の画像生成装置202〜206間で、もしくは画像生成装置202〜206から画像データベース部1004に対して、画像データのコピー、移動等の処理を行う場合には、元の画像が存在した装置から画像履歴管理部201に対して、画像識別IDと所在情報が送信される。
なお、本実施形態では、画像履歴管理部201に接続される形態で画像データを保存する記憶装置を説明したが、この記憶装置は、画像履歴管理部201内に設置されるような構成であってもよい。また、この情報処理装置101は、PCなどのローカルなシステムにおいて運用されてもよいし、例えばクライアント・サーバシステムやWebソリューションとしてネットワーク環境で運用されてもよい。
図3は、図1及び図2に示した画像生成装置(デジタルカメラ)の構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示したデジタルカメラ202〜206は、上記情報処理装置101との接続を管理する通信制御装置102と、CPU等の演算装置103と、画像データ等を処理する信号処理回路104と、レンズ、CCD及び駆動回路等を含んだ光学ユニット105と、DRAM等の一次記憶装置106と、内蔵フラッシュROM等の二次記憶装置107と、操作部材108と、LCD液晶等の表示装置109と、プログラムや後述する履歴管理装置アクセス情報等の格納に使用されるROMなどの読み出し専用メモリ110と、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリカード等の着脱可能記録媒体111とをそれぞれ備えている。
なお、本実施形態では、記憶媒体111と二次記憶装置107の両方を設置しているが、デジタルカメラの種類によっては着脱可能な記憶媒体111だけを所有していてもよいし、着脱不可能な二次記憶装置107だけを所有していてもよい。
<本実施形態に係る画像生成装置(デジタルカメラ)の動作>
次に、本実施形態で使用される画像生成装置(デジタルカメラ)202〜206の撮影動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、この図4のフローチャートに従ったプログラムをデジタルカメラ内の読み出し専用メモリ110に格納し、CPU103で実行することにより、以下の制御方法を実現させることが可能となる。
まず、通常のデジタルカメラと同様に、ユーザーの操作等により撮影のトリガーを受けると、光学ユニット105から画像データの元となるCCDのRAW信号が読み出される(ステップS301)。そして、読み出された信号を信号処理回路104で信号処理して表示可能な画像本体データを生成し(ステップS302)、さらに、この画像本体データを一意に識別可能な画像識別IDを生成する(ステップS303)。このID情報は、例えばGUID(GlobalUniqueID)のようなものでもよいし、例えばカメラのシリアル番号や撮影日時等を組み合わせた情報でもよい。
その後、予めカメラに設定されている、画像履歴管理部201にアクセスするための履歴管理装置アクセス情報を読み出し専用メモリ110から読み出す(ステップS304)。そして、これら画像識別ID及び履歴管理装置アクセス情報を画像データのヘッダ情報として、他のEXIF情報などと一緒に記録する(ステップS305)。
<画像データのヘッダ情報>
図5(a),(b)は、本実施形態に係る、画像本体データに付加されるヘッダ情報の構成例を示す概念図である。
同図(a)は、図4の前記ステップS304の処理で取得する履歴管理装置アクセス情報として、アクセス先である画像履歴管理部201が搭載された例えば情報処理装置101のアドレス情報(履歴管理サーバアドレス511)が、画像本体データ520に付加されるヘッダ情報内に用意されている例を示している。
本例では、画像データに対して移動やコピー等の処理が施された際に、元の画像が存在する画像生成装置は、履歴管理サーバアドレス511を基に、例えば情報処理装置101に対してアクセスし、画像履歴管理部201へ画像識別IDと所在情報を通知する。
同図(b)は、履歴管理装置アクセス情報として、履歴管理サーバアドレス511と共にその情報処理装置101へアクセスするためのプログラム(所在通知プログラム512)が、ヘッダ情報内に用意されている例を示している。
本例では、アクセスするための処理を画像データに付加できるため、画像データを移動、コピーなどを行う画像再生装置等の処理を軽減することができる。また、異なるタイプの画像履歴管理装置が共存する場合などへの対応が容易となる。なぜなら、例えばコピーする装置またはコピーされた装置が前記所在通知プログラムを取り出し実行する機能さえ有していれば、様々なタイプの画像履歴管理装置へのアクセスが可能になるからである。
<複数のデジタルカメラ間で画像データをコピーする場合の処理>
次に、複数のデジタルカメラ間で画像データをコピーする場合、例えばデジタルカメラ202からデジタルカメラ203に画像データをコピーする場合の処理について、図1の構成図と図6のフローチャートを用いて説明する。なお、この図6のフローチャートに従ったプログラムをデジタルカメラ内の読み出し専用メモリ110に格納してCPU103で実行することにより、以下の制御方法を実現させることが可能となる。
まずコピーするデジタルカメラ202は、コピー対象となる画像ファイルのヘッダ情報から画像識別IDを取得する(ステップS501)。さらに、当該画像ファイルのヘッダ情報から、履歴管理装置アクセス情報(例えば、履歴管理サーバアドレス)を取得する(ステップS502)。次にその画像ファイルを目的のデジタルカメラ203に送信し、指定されたフォルダにコピーする(ステップS503)。成功すれば前記アクセス情報を基に、コピー先画像ファイルにおけるフォルダのパス等を所在情報として、画像識別IDと共に画像履歴管理部201に通知する(ステップS504)。
<画像データを外部記録媒体に書き込む場合の処理>
次に、情報処理装置101において、画像データを画像データベース部1004からCD−R等の外部記録媒体に書き込む場合の処理について、図2の構成図と図7のフローチャートを用いて説明する。なお、この図7のフローチャートに従ったプログラムを情報処理装置101内の記憶装置に格納してCPUで実行することにより、以下の制御方法を実現させることが可能となる。
まず情報処理装置101は、書き込む対象となる画像ファイルのヘッダ情報から画像識別IDを取得する(ステップS601)。さらに、当該画像ファイルのヘッダ情報から履歴管理装置アクセス情報を取得する(ステップS602)。次にその画像を、外部記録媒体記録部1005によってCD−Rなどの外部記憶媒体に書き込み(ステップS603)、成功すれば前記アクセス情報を基に、書き込んだ外部記録媒体の識別情報等のメディア情報を所在情報として、画像識別IDと共に画像履歴管理部201に通知する(ステップS604)。
<画像データを削除する場合の処理>
次に、情報処理装置101、またはデジタルカメラ(例えばデジタルカメラ202)において、画像データを削除する場合の処理について、図2の構成図と図8のフローチャートを用いて説明する。なお、この図8のフローチャートに従ったプログラムをデジタルカメラ202または情報処理装置101内の記憶装置に格納してCPUで実行することにより、以下の制御方法を実現させることが可能となる。
まず情報処理装置101またはデジタルカメラ202は、削除対象となる画像のヘッダ情報から、画像識別IDと、履歴管理装置アクセス情報とを取得する(ステップS701,S702)。次に、その画像ファイルを削除し(ステップS703)、成功すれば、前記アクセス情報を基に画像履歴管理部201にアクセスし、削除した画像識別ID等を画像履歴管理部201に通知する(ステップS704)。
<履歴管理情報の管理方法>
次に、画像履歴管理部201内で管理する履歴管理情報の管理方法について、図9(第1の例)及び図10(第2の例)の概念図を用いて説明する。
まず図9に示す第1の例では、画像履歴管理部201内において、該当する画像データがどこに存在するかという所在情報(901)と、その所在情報(901)が現在有効かどうかを示す有効フラグ(902)とが履歴管理情報として、各画像識別ID(900)ごとに管理されている。
画像データを他の装置に移動した場合には、管理される履歴管理情報は図9に示す状態910から状態911になる。すなわち、画像識別IDに関連付けられた履歴管理情報が1つ追加され、新しく追加された所在情報(2)の有効フラグをEnable(イネーブル:活性状態)にし、元の所在を示す所在情報(1)の有効フラグをDisable(ディセーブル:非活性状態)にする。
また、画像データを他の装置にコピーする場合には、管理される履歴管理情報は図9に示す状態911から状態912になる。すなわち、画像識別IDに関連付けられた履歴管理情報が1つ追加され、新しく追加された所在情報(3)の有効フラグをEnable(イネーブル)にし、元の所在を示す所在情報(2)の有効フラグもEnableのままとする。
そして、所在情報(2)に対応する画像データを削除した場合には、管理される履歴管理情報は図9に示す状態912から状態913になる。すなわち、削除された所在情報(2)を示す有効フラグをDisableにする。
このように運用することで、各画像識別IDごとに画像ファイルの誕生から現在までの移動履歴を全て残すことができ、そのうち現在何枚がどこに存在するかを前記有効フラグを参照することで把握することができるようになる。
図10に示す第2の例では、画像履歴管理部201内において、履歴管理情報として、各画像識別IDごとに所在情報しか保持しておらず、図9の例に有った有効フラグは存在しない形式で管理されている。
本例において、画像データを移動した場合には、管理される履歴管理情報は図10に示す状態920から状態921になる。すなわち、元の所在情報(1)は削除され、新しい移動先の所在情報(2)のみが画像識別IDに関連付けて保持される。
画像データをコピーする場合には、管理される履歴管理情報は図10に示す状態921から状態922になる。すなわち、元の所在情報(2)と新しいコピー先の所在情報(3)が追加されて保持される。
所在情報(2)に対応する画像データを削除した場合には、管理される履歴管理情報は図10に示す状態922から状態923になる。すなわち、該当する所在情報(2)自体が画像履歴管理部201内から削除される。
このようにすることで、画像履歴管理部201内で管理する情報は、前述した図9の例に比べて少なくすることができる。この場合にも画像識別IDで特定される同一画像が何枚どこにあるかは把握できるが、図9の例と異なり、全ての移動履歴は把握することはできない。
上述したように、画像履歴管理部201における履歴管理情報の有効フラグもしくは所在情報の内容に基づいて、アプリケーションが画像識別IDを基に、システム内全ての同一画像の存在場所、枚数等を正確に把握することができる。すなわち、本実施形態では、ローカルなPC環境、ネットワーク環境、さらにはPC等の情報処理装置を介さないデジタルカメラ間での画像データの移動やコピー等の処理に対応して、同一画像データの履歴を正確に管理することが可能になる。これにより、ユーザーに対して、同一画像を検索して表示したり、同一画像の一括削除、または相手に画像を送った場合に相手に確実に渡ったかの着確認等を行うことができるようになる。
なお、本実施形態においては、画像履歴管理部201に対する所在情報等の通知は、対象画像をコピーあるいは移動する元の装置が行うように構成したが、この通知は、コピー先あるいは移動先の装置が同様に行うようにすることも可能であり、そのように構成しても同様な効果が期待できる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、画像識別IDと履歴管理装置アクセス情報を画像データに付加する時点を、デジタルカメラ内で画像生成時に行うのではなく、情報処理装置101等のPC内に画像データを取り込む時に行うようにしたものである。
このような実施形態は、複数のデジタルカメラ間で直接データのやり取りを行う場合は利用できないが、一旦PCを介して画像データの移動やコピー等を行う場合などに適用することができる。
図11は、本発明の第2実施形態に係るデータ履歴管理システムのシーケンス図である。なお、この図11のフローチャートに従ったプログラムをPC内の記憶装置に格納してCPUで実行することにより、以下の制御方法を実現させることが可能となる。
まず、PC301は、例えばデジタルカメラ202に対して画像データの要求を行うと(ステップS801)、デジタルカメラ202から画像データの送信を受ける(ステップS802)。
PC301は、画像データを取り込んだ際に、例えばI/F制御部1003において、前述した画像識別IDと履歴管理装置アクセス情報とを画像データに付加し(ステップS803,S804)、取り込んだ画像データを保存する(ステップS805)。その後、PC301は、画像履歴管理部201に対して画像識別IDと保存先(所在情報)を通知する(ステップS806)。
本実施形態では、予めデジタルカメラに識別情報やアドレス情報などを設定する必要がなくなるので、撮影時の処理を軽減化することができる。また、前述した新機能(情報付加機能、及び情報通知機能)を実装していない従来のデジタルカメラで撮影した画像データや、コストを抑えるために新機能を実装できない画像生成装置でも、上記第1実施形態と同等の効果を享受することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の第1実施形態に係るデータ履歴管理システムの概略構成を示すブロック図である。 画像履歴管理部を搭載した情報処理装置の要部構成を示すブロック図である。 画像生成装置(デジタルカメラ)の構成を示すブロック図である。 画像生成装置(デジタルカメラ)の撮影動作を示すフローチャートである。 画像本体データに付加されるヘッダ情報の構成例を示す概念図である。 複数のデジタルカメラ間で画像データをコピーする場合の処理を示すフローチャートである。 画像データを外部記録媒体に書き込む場合の処理を示すフローチャートである。 画像データを削除する場合の処理を示すフローチャートである。 画像履歴管理部内で管理する履歴管理情報の管理方法(第1の例)を示す概念図である。 画像履歴管理部内で管理する履歴管理情報の管理方法(第2の例)を示す概念図である。 本発明の第2実施形態に係るデータ履歴管理システムのシーケンス図である。
符号の説明
101 情報処理装置
102 通信制御装置
103 CPU
110 読み出し専用メモリ
201 画像履歴管理部
202〜206 画像生成装置(デジタルカメラ)
1003 I/F制御部
1004 画像データベース部

Claims (7)

  1. 画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データ用のID情報と、前記画像データの所在を管理する管理装置にアクセスするためのアクセス情報とを、前記画像データに付加する付加手段と、
    前記画像データを他の装置にコピー又は移動した場合は、前記アクセス情報を用いて前記管理装置にアクセスし、前記ID情報と、コピー先又は移動先の所在を示す所在情報とを前記管理装置に通知するように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像データ生成装置。
  2. 前記制御手段は、前記画像データを記録媒体から削除した場合は、前記アクセス情報を用いて前記管理装置にアクセスし、前記画像データの所在を示す所在情報を無効に又は前記管理装置から削除するために、前記ID情報を前記管理装置に通知するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像データ生成装置。
  3. 画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データ用のID情報と、前記画像データの所在を管理する管理装置にアクセスするためのアクセス情報とを、前記画像データに付加する付加手段と、
    前記画像データを記録媒体から削除した場合は、前記アクセス情報を用いて前記管理装置にアクセスし、前記画像データの所在を示す所在情報を無効に又は前記管理装置から削除するために、前記ID情報を前記管理装置に通知するように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像データ生成装置。
  4. 前記記録媒体は、着脱可能な記録媒体であることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像データ生成装置。
  5. 画像データ用のID情報と、前記画像データの所在を管理する管理装置にアクセスするためのアクセス情報とが付加された前記画像データをコピー又は移動により他の装置から取得する取得手段と、
    前記画像データをコピー又は移動により前記他の装置から取得した場合、前記アクセス情報を用いて前記管理装置にアクセスし、前記ID情報と、コピー先又は移動先の所在を示す所在情報とを前記管理装置に通知するように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像データ生成装置。
  6. 前記画像データ生成装置は、デジタルカメラであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画像データ生成装置。
  7. 画像データ生成装置で生成された画像データの所在を管理する管理装置であって、
    前記画像データを前記画像データ生成装置から取得する取得手段と、
    前記画像データを取得した後、前記画像データ用のID情報と、前記管理装置にアクセスするためのアクセス情報とを、前記画像データに付加する付加手段と、
    前記ID情報と、前記画像データの所在を示す所在情報とを用いて前記画像データの所在を管理する管理手段とを有することを特徴とする管理装置。
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