JP2003158704A - カメラシステム、デジタルカメラ、及びデジタルカメラの制御方法 - Google Patents

カメラシステム、デジタルカメラ、及びデジタルカメラの制御方法

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JP2003158704A
JP2003158704A JP2001356650A JP2001356650A JP2003158704A JP 2003158704 A JP2003158704 A JP 2003158704A JP 2001356650 A JP2001356650 A JP 2001356650A JP 2001356650 A JP2001356650 A JP 2001356650A JP 2003158704 A JP2003158704 A JP 2003158704A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消去禁止とされた画像データをバックアップ
がとられたときに容易に消去可能とすることができるカ
メラシステムを得る。 【解決手段】 デジタルカメラがクレードルを介して接
続されたパソコンにおいて、不図示の取込ボタンの押下
待ちを行った後、デジタルカメラの記録メディアに記憶
されている画像ファイルと各種処理の設定状況が記憶さ
れた設定ファイルを読み込む(300,302)。そして、読み
込んだ各画像データをハードディスクに記憶し、上記設
定ファイルで設定されているバックアップ保護変数の値
が記憶した画像ファイルの保護を示すものである場合
に、当該画像ファイルのリードオンリー属性を設定し、
上記設定ファイルで設定されている自動消去変数の値が
自動消去を示すものである場合でかつ記憶した画像ファ
イルの記憶回数が上記設定ファイルで設定されている回
数以上である場合に、当該画像ファイルを上記記録メデ
ィアから消去する(304〜318)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラシステム、
デジタルカメラ、及びデジタルカメラの制御方法に係
り、特に、デジタルカメラによる撮影によって得られた
画像データのバックアップデータを作成するカメラシス
テム、撮影によって得られた画像データを外部に転送す
ることができるデジタルカメラ、及び当該デジタルカメ
ラの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
CCD(Charge Coupled Device)等の固体撮像素子を
用いて被写体の撮像を行い、当該撮像によって得られた
被写体像を示すデジタル画像データをスマートメディア
やコンパクト・フラッシュ等の可搬型の記録メディアに
記録することができるデジタルスチルカメラやデジタル
ビデオカメラ等のデジタルカメラが普及している。
【0003】ところで、この種のデジタルカメラでは、
上記記録メディアに記録した画像データを保護(プロテ
クト)する方法として、主に次の2種類の方法が採られ
ている。 1.プロテクトする画像データをユーザが一つ一つ選択
して、選択した画像データ毎にリードオンリー(Read O
nly)属性を持たせる方法。 2.記録済みの全ての画像データに一括してリードオン
リー属性を持たせる方法。
【0004】以下、上記2種類のプロテクト方法の各々
の一例を具体的に説明する。まず、図15を参照して、
選択した画像データ毎にリードオンリー属性を持たせる
方法について説明する。
【0005】ユーザは、まず、デジタルカメラに設けら
れている液晶ディスプレイ等で構成された画像モニタ4
0にメニューを表示させるために用意された不図示のメ
ニュー/実行スイッチを押圧操作する。これに応じてデ
ジタルカメラの画像モニタ40には、図15(A)に示
すメニュー画面が表示される。
【0006】次にユーザは、当該メニュー画面から鍵型
マークで示されるプロテクト・メニューを、画像モニタ
40の表示領域における上下左右の4方向の移動方向を
示す矢印キーが設けられた不図示の操作スイッチの操作
によって選択する。これによってデジタルカメラの画像
モニタ40には、図15(B)に示すプロテクト・メニ
ューが表示される。そこでユーザは、当該プロテクト・
メニューの「1コマセット」を上記操作スイッチの操作
によって指定する。これに応じてデジタルカメラの画像
モニタ40には、撮影によって記録メディアに既に記録
されている画像データによって示される画像がサムネー
ル(Thumbnail)として表示される。そこでユーザは、
当該サムネールから、プロテクトをかけたい画像を上記
操作スイッチの操作によって指定する。これに応じてデ
ジタルカメラの画像モニタ40には、図15(C)に示
す再確認を促す画面が表示される。そこでユーザは、指
定した画像に対応する画像データにプロテクトをかける
場合は上記メニュー/実行スイッチを押圧操作し、キャ
ンセルする場合には不図示のキャンセル/戻るスイッチ
を押圧操作する。
【0007】ユーザが上記メニュー/実行スイッチを押
圧操作した場合、デジタルカメラでは、ユーザによって
指定された画像に対応する画像データについてリードオ
ンリー属性が設定されることにより当該画像データがプ
ロテクトされると共に、画像モニタ40の表示領域の右
上部に、図15(D)に示すように鍵型マークが表示さ
れる。
【0008】次に、図16を参照して、記録済みの全て
の画像データに一括してリードオンリー属性を持たせる
方法について説明する。
【0009】ユーザは、まず、上記メニュー/実行スイ
ッチを押圧操作する。これに応じてデジタルカメラの画
像モニタ40には、図16(A)に示すメニュー画面が
表示される。
【0010】次にユーザは、当該メニュー画面からプロ
テクト・メニューを、上記と同様に上記操作スイッチの
操作によって選択する。これによってデジタルカメラの
画像モニタ40には、図16(B)に示すプロテクト・
メニューが表示される。そこでユーザは、当該プロテク
ト・メニューの「全コマ セット」を上記操作スイッチ
の操作によって指定する。これに応じてデジタルカメラ
の画像モニタ40には、図16(C)に示す再確認を促
す画面が表示される。そこでユーザは、記録済みの全て
の画像データに一括してプロテクトをかける場合は上記
メニュー/実行スイッチを押圧操作し、キャンセルする
場合には上記キャンセル/戻るスイッチを押圧操作す
る。
【0011】ユーザが上記メニュー/実行スイッチを押
圧操作した場合、デジタルカメラでは、記録済みの全て
の画像データについてリードオンリー属性が設定される
ことにより当該画像データがプロテクトされる。
【0012】ところで、これらの方法により、記録メデ
ィアに記録されている画像データに対してリードオンリ
ー属性を持たせることによってプロテクトをかけた場合
であっても、ハードディスク装置等の外部記憶装置や、
記憶装置を備えたパーソナル・コンピュータ等の情報端
末装置にデジタルカメラを接続して、当該デジタルカメ
ラの記録メディアに記録されている画像データを上記外
部記憶装置や、上記情報端末装置に備えられた記憶装置
にバックアップとして記憶した場合には、当該画像デー
タを記録メディアから消去したい場合が多い。
【0013】しかしながら、従来のデジタルカメラで
は、一度設定されたリードオンリー属性を解除するの
は、図15及び図16を参照して説明したプロテクトを
かける手順と同様の煩雑な手順を踏む必要があり、著し
く手間がかかるものであった。従って、記録メディアか
らリードオンリー属性が設定された画像データを消去す
ることも著しく手間がかかるものであった。
【0014】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、消去禁止とされた画像データをバックアップがと
られたときに容易に消去可能とすることができるカメラ
システム、デジタルカメラ、及びデジタルカメラの制御
方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のカメラシステムは、撮影によって得
られた画像データを記憶する記憶手段、前記記憶手段に
記憶された画像データを外部に送信する送信手段、前記
記憶手段からの前記画像データの消去の禁止を指示する
指示情報を入力する入力手段、及び前記指示情報に応じ
て前記画像データの消去の禁止を設定する設定手段を備
えたデジタルカメラと、前記送信手段によって送信され
た画像データを受信する受信手段、前記受信手段によっ
て受信された画像データを記憶するバックアップ記憶手
段、及び前記バックアップ記憶手段に記憶された画像デ
ータが前記消去の禁止が設定された画像データであると
きに当該画像データに設定された消去の禁止を解除する
ように制御する制御手段を備えた外部装置と、を含むも
のである。
【0016】請求項1に記載のカメラシステムによれ
ば、デジタルカメラにより、撮影によって得られた画像
データが記憶手段によって記憶され、当該記憶手段に記
憶された画像データが送信手段によって外部に送信され
る。ここで、本発明のデジタルカメラでは、記憶手段か
らの画像データの消去の禁止を指示する指示情報が必要
に応じ入力手段によって入力され、当該指示情報に応じ
て上記画像データの消去の禁止が設定手段によって設定
される。
【0017】なお、上記入力手段としては、キーボー
ド、スイッチ類、タッチパネル、タブレット等のあらゆ
る入力装置を適用することができる。
【0018】一方、本発明では、外部装置により、デジ
タルカメラの送信手段によって送信された画像データが
受信手段によって受信され、受信された画像データがバ
ックアップ記憶手段によって記憶されると共に、当該バ
ックアップ記憶手段に記憶された画像データが上記消去
の禁止が設定手段によって設定された画像データである
ときに当該画像データに設定された消去の禁止が解除さ
れるように制御手段によって制御される。
【0019】なお、上記記憶手段及び上記バックアップ
記憶手段には、RAM(Random Access Memory)、EE
PROM(Electrically Erasable and Programmable R
OM)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の記
憶素子の他、スマート・メディア(SmartMedia(R))、
コンパクト・フラッシュ(CompactFlash)、ATA(AT
Attachment)カード、フロッピィディスク、CD−R
(Compact Disc-Recordable)、CD−RW(Compact D
isc-ReWritable)、光磁気ディスク等の可搬記録媒体や
ハードディスク等の固定記録媒体が含まれる。
【0020】すなわち、本発明では、デジタルカメラの
記憶手段に記憶された画像データのバックアップが外部
装置のバックアップ記憶手段によってとられた際に、当
該画像データに設定された消去の禁止を解除するように
しており、これによって当該画像データを容易に消去可
能とすることができるようにしている。
【0021】このように、請求項1に記載のカメラシス
テムによれば、デジタルカメラにより、撮影によって得
られた画像データを記憶手段によって記憶し、当該記憶
手段に記憶された画像データを外部に送信し、外部装置
により、デジタルカメラから送信された画像データを受
信し、受信した画像データをバックアップ記憶手段に記
憶すると共に、当該バックアップ記憶手段に記憶された
画像データがデジタルカメラにおいて消去の禁止が設定
された画像データであるときに当該画像データに設定さ
れた消去の禁止を解除するように制御しているので、消
去禁止とされた画像データをバックアップがとられたと
きに容易に消去可能とすることができる。
【0022】また、請求項2記載のカメラシステムは、
請求項1記載の発明において、前記入力手段は、前記制
御手段による解除の条件として解除対象とする画像デー
タの前記バックアップ記憶手段に記憶された回数を示す
回数情報を更に入力し、前記送信手段は、前記回数情報
を更に外部に送信し、前記受信手段は、前記回数情報を
更に受信し、前記制御手段は、前記回数情報によって示
される回数だけ前記解除対象とする画像データが前記バ
ックアップ記憶手段に記憶された場合に当該画像データ
に設定された消去の禁止を解除するように制御するもの
である。
【0023】請求項2に記載のカメラシステムによれ
ば、デジタルカメラにより、入力手段によって上記制御
手段による解除の条件として解除対象とする画像データ
のバックアップ記憶手段に記憶された回数を示す回数情
報が更に入力され、送信手段によって上記回数情報が更
に外部に送信され、外部装置により、受信手段によって
上記回数情報が更に受信され、制御手段によって上記回
数情報により示される回数だけ上記解除対象とする画像
データがバックアップ記憶手段に記憶された場合に当該
画像データに設定された消去の禁止が解除されるように
制御される。
【0024】すなわち、本発明では、外部装置において
デジタルカメラから送信された画像データが回数情報に
よって示される回数だけバックアップ記憶手段に記憶
(バックアップ)されたときのみに当該画像データに設
定された消去の禁止を解除するようにしており、これに
よって消去の禁止が解除された画像データのバックアッ
プ数を複数とすることができ、当該画像データのバック
アップデータが消去される危険性を低減することができ
るようにしている。
【0025】このように、請求項2に記載のカメラシス
テムによれば、請求項1記載の発明と同様の効果を奏す
ることができると共に、デジタルカメラにより、消去禁
止の解除の条件として解除対象とする画像データのバッ
クアップ記憶手段に記憶された回数を示す回数情報を更
に入力し、外部装置により、上記回数情報によって示さ
れる回数だけ解除対象とする画像データがバックアップ
記憶手段に記憶された場合に当該画像データに設定され
た消去の禁止を解除するように制御しているので、当該
画像データのバックアップデータが消去される危険性を
低減することができる。
【0026】一方、請求項3記載のカメラシステムは、
請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記バ
ックアップ記憶手段に記憶された画像データを前記記憶
手段から消去するように制御するものである。
【0027】請求項3に記載のカメラシステムによれ
ば、外部装置により、制御手段によってバックアップ記
憶手段に記憶された画像データがデジタルカメラの記憶
手段から消去されるように制御される。
【0028】すなわち、本発明では、デジタルカメラの
記憶手段に記憶された画像データが外部装置のバックア
ップ記憶手段によって記憶(バックアップ)された際
に、当該画像データをデジタルカメラの記憶手段から消
去するようにしており、これによってバックアップがと
られた後の画像データの消去を行うための当該デジタル
カメラのユーザによる手間を削減するようにしている。
【0029】このように、請求項3に記載のカメラシス
テムによれば、外部装置により、バックアップ記憶手段
に記憶された画像データをデジタルカメラの記憶手段か
ら消去するように制御しているので、バックアップがと
られた後の画像データの消去を行うための手間を削減す
ることができる。
【0030】また、請求項4記載のカメラシステムは、
請求項3記載の発明において、前記入力手段は、前記制
御手段による消去の条件として消去対象とする画像デー
タの前記バックアップ記憶手段に記憶された回数を示す
回数情報を更に入力し、前記送信手段は、前記回数情報
を更に外部に送信し、前記受信手段は、前記回数情報を
更に受信し、前記制御手段は、前記回数情報によって示
される回数だけ前記消去対象とする画像データが前記バ
ックアップ記憶手段に記憶された場合に当該画像データ
を前記記憶手段から消去するように制御するものであ
る。
【0031】請求項4に記載のカメラシステムによれ
ば、デジタルカメラにより、入力手段によって上記制御
手段による消去の条件として消去対象とする画像データ
のバックアップ記憶手段に記憶された回数を示す回数情
報が更に入力され、送信手段によって上記回数情報が更
に外部に送信され、外部装置により、受信手段によって
上記回数情報が更に受信され、制御手段によって上記回
数情報により示される回数だけ上記消去対象とする画像
データがバックアップ記憶手段に記憶された場合に当該
画像データがデジタルカメラの記憶手段から消去される
ように制御される。
【0032】すなわち、本発明では、外部装置において
デジタルカメラから送信された画像データが回数情報に
よって示される回数だけバックアップ記憶手段に記憶
(バックアップ)されたときのみに当該画像データがデ
ジタルカメラの記憶手段から消去されるようにしてお
り、これによって当該記憶手段から消去される画像デー
タのバックアップ数を複数とすることができ、当該画像
データのバックアップデータが消去される危険性を低減
することができるようにしている。
【0033】このように、請求項4に記載のカメラシス
テムによれば、請求項3記載の発明と同様の効果を奏す
ることができると共に、デジタルカメラにより、記憶手
段からの消去の条件として消去対象とする画像データの
バックアップ記憶手段に記憶された回数を示す回数情報
を更に入力し、外部装置により、上記回数情報によって
示される回数だけ消去対象とする画像データがバックア
ップ記憶手段に記憶された場合に当該画像データをデジ
タルカメラの記憶手段から消去するように制御している
ので、当該画像データのバックアップデータが消去され
る危険性を低減することができる。
【0034】なお、請求項5記載のカメラシステムのよ
うに、本発明における前記指示情報を、それ以降の撮影
によって得られた画像データの消去の禁止を指示するも
のとすることが好ましい。これによって、撮影の度に消
去の禁止を設定する場合の手間を削減することができ、
撮影終了後に一括して消去の禁止を設定する場合の当該
設定のし忘れを防止することができる。
【0035】更に、請求項6記載のカメラシステムは、
請求項1乃至請求項5の何れか1項の発明において、前
記入力手段は、前記送信手段により送信する画像データ
の消去を禁止するか否かを示す消去禁止情報を更に入力
し、前記送信手段は、前記消去禁止情報を更に外部に送
信し、前記受信手段は、前記消去禁止情報を更に受信
し、前記制御手段は、前記消去禁止情報が消去を禁止す
ることを示す場合に、前記画像データの前記バックアッ
プ記憶手段からの消去の禁止を設定するように制御する
ものである。
【0036】請求項6に記載のカメラシステムによれ
ば、デジタルカメラにより、送信手段によって送信され
る画像データの消去を禁止するか否かを示す消去禁止情
報が入力手段によって更に入力され、当該消去禁止情報
が送信手段によって更に外部に送信される。
【0037】一方、本発明に係る外部装置では、受信手
段によって上記消去禁止情報が更に受信され、消去禁止
情報が消去を禁止することを示す場合に、上記画像デー
タの上記バックアップ記憶手段からの消去の禁止が設定
されるように制御手段によって制御される。
【0038】すなわち、本発明では、デジタルカメラに
おいて入力された、外部装置に送信する画像データの消
去を禁止するか否かを示す消去禁止情報が、消去を禁止
することを示す場合に、当該画像データのバックアップ
記憶手段からの消去を禁止するようにしており、これに
よってバックアップデータを保護することができるよう
にしている。
【0039】このように、請求項6に記載のカメラシス
テムによれば、請求項1乃至請求項5の何れか1項記載
の発明と同様の効果を奏することができると共に、デジ
タルカメラにより、送信する画像データの消去を禁止す
るか否かを示す消去禁止情報を入力し、外部装置によ
り、上記消去禁止情報が消去を禁止することを示す場合
に、上記画像データのバックアップ記憶手段からの消去
の禁止を設定するように制御しているので、バックアッ
プデータを保護することができる。
【0040】一方、上記目的を達成するために、請求項
7記載のデジタルカメラは、撮影によって得られた画像
データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段からの前記
画像データの消去の禁止を指示する指示情報を入力する
入力手段と、前記指示情報に応じて前記画像データの消
去の禁止を設定する設定手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた画像データを外部記憶装置に記憶する外部記憶手段
と、前記外部記憶手段によって前記外部記憶装置に記憶
された画像データが前記消去の禁止が設定された画像デ
ータであるときに当該画像データに設定された消去の禁
止を解除するように制御する制御手段と、を備えたもの
である。
【0041】請求項7に記載のデジタルカメラによれ
ば、撮影によって得られた画像データが記憶手段によっ
て記憶される。
【0042】また、本発明では、上記記憶手段からの上
記画像データの消去の禁止を指示する指示情報が必要に
応じ入力手段によって入力され、当該指示情報に応じて
上記画像データの消去の禁止が設定手段により設定され
る。
【0043】なお、上記入力手段としては、キーボー
ド、スイッチ類、タッチパネル、タブレット等のあらゆ
る入力装置を適用することができる。
【0044】一方、本発明では、記憶手段に記憶された
画像データが外部記憶手段によって外部記憶装置に記憶
され、外部記憶装置に記憶された画像データが設定手段
によって消去の禁止が設定された画像データであるとき
に当該画像データに設定された消去の禁止が解除される
ように制御手段により制御される。
【0045】なお、上記記憶手段には、RAM、EEP
ROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子の他、ス
マート・メディア、コンパクト・フラッシュ、ATAカ
ード、フロッピィディスク、CD−R、CD−RW、光
磁気ディスク等の可搬記録媒体やハードディスク等の固
定記録媒体が含まれる。また、上記外部記憶装置として
は、RAM、EEPROM、フラッシュEEPROM等
の記憶素子が記憶媒体とされた装置や、スマート・メデ
ィア、コンパクト・フラッシュ、ATAカード、フロッ
ピィディスク、CD−R、CD−RW、光磁気ディスク
等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体が
記録媒体とされた装置等を適用することができる。
【0046】すなわち、本発明では、記憶手段に記憶さ
れた画像データのバックアップが外部記憶装置によって
とられた際に、当該画像データに設定された消去の禁止
を解除するようにしており、これによって当該画像デー
タを容易に消去可能とすることができるようにしてい
る。
【0047】このように、請求項7に記載のデジタルカ
メラによれば、撮影によって得られた画像データを記憶
手段によって記憶し、当該記憶手段に記憶された画像デ
ータを外部記憶装置に記憶すると共に、当該外部記憶装
置に記憶された画像データが消去の禁止が設定された画
像データであるときに当該画像データに設定された消去
の禁止を解除するように制御しているので、消去禁止と
された画像データをバックアップがとられたときに容易
に消去可能とすることができる。
【0048】また、請求項8記載のデジタルカメラは、
請求項7記載の発明において、前記入力手段は、前記制
御手段による解除の条件として解除対象とする画像デー
タの前記外部記憶装置に記憶された回数を示す回数情報
を更に入力し、前記制御手段は、前記回数情報によって
示される回数だけ前記解除対象とする画像データが前記
外部記憶装置に記憶された場合に当該画像データに設定
された消去の禁止を解除するように制御するものであ
る。
【0049】請求項8に記載のデジタルカメラによれ
ば、上記制御手段による解除の条件として解除対象とす
る画像データの外部記憶装置に記憶された回数を示す回
数情報が入力手段によって更に入力され、上記回数情報
により示される回数だけ上記解除対象とする画像データ
が外部記憶装置に記憶された場合に当該画像データに設
定された消去の禁止が解除されるように制御手段によっ
て制御される。
【0050】すなわち、本発明では、記憶手段に記憶さ
れた画像データが回数情報によって示される回数だけ外
部記憶装置に記憶(バックアップ)されたときのみに当
該画像データに設定された消去の禁止を解除するように
しており、これによって消去の禁止が解除された画像デ
ータのバックアップ数を複数とすることができ、当該画
像データのバックアップデータが消去される危険性を低
減することができるようにしている。
【0051】このように、請求項8に記載のデジタルカ
メラによれば、請求項7記載の発明と同様の効果を奏す
ることができると共に、消去禁止の解除の条件として解
除対象とする画像データの外部記憶装置に記憶された回
数を示す回数情報を入力し、当該回数情報によって示さ
れる回数だけ解除対象とする画像データが外部記憶装置
に記憶された場合に当該画像データに設定された消去の
禁止を解除するように制御しているので、当該画像デー
タのバックアップデータが消去される危険性を低減する
ことができる。
【0052】一方、請求項9記載のデジタルカメラは、
請求項7記載の発明において、前記制御手段は、前記外
部記憶装置に記憶された画像データを前記記憶手段から
消去するように制御するものである。
【0053】請求項9に記載のデジタルカメラによれ
ば、外部記憶装置に記憶された画像データが記憶手段か
ら消去されるように制御手段によって制御される。
【0054】すなわち、本発明では、記憶手段に記憶さ
れた画像データが外部記憶装置によって記憶(バックア
ップ)された際に、当該画像データを記憶手段から消去
するようにしており、これによってバックアップがとら
れた後の画像データの記憶手段からの消去を行うための
ユーザによる手間を削減するようにしている。
【0055】このように、請求項9に記載のデジタルカ
メラによれば、外部記憶装置に記憶された画像データを
記憶手段から消去するように制御しているので、バック
アップがとられた後の画像データの記憶手段からの消去
を行うための手間を削減することができる。
【0056】また、請求項10記載のデジタルカメラ
は、請求項9記載の発明において、前記入力手段は、前
記制御手段による消去の条件として消去対象とする画像
データの前記外部記憶装置に記憶された回数を示す回数
情報を更に入力し、前記制御手段は、前記回数情報によ
って示される回数だけ前記消去対象とする画像データが
前記外部記憶装置に記憶された場合に当該画像データを
前記記憶手段から消去するように制御するものである。
【0057】請求項10に記載のデジタルカメラによれ
ば、上記制御手段による消去の条件として消去対象とす
る画像データの外部記憶装置に記憶された回数を示す回
数情報が入力手段によって更に入力され、当該回数情報
によって示される回数だけ上記消去対象とする画像デー
タが外部記憶装置に記憶された場合に当該画像データが
記憶手段から消去されるように制御手段によって制御さ
れる。
【0058】すなわち、本発明では、記憶手段によって
記憶された画像データが回数情報によって示される回数
だけ外部記憶装置に記憶(バックアップ)されたときの
みに当該画像データが記憶手段から消去されるようにし
ており、これによって当該記憶手段から消去される画像
データのバックアップ数を複数とすることができ、当該
画像データのバックアップデータが消去される危険性を
低減することができるようにしている。
【0059】このように、請求項10に記載のデジタル
カメラによれば、請求項9記載の発明と同様の効果を奏
することができると共に、記憶手段からの消去の条件と
して消去対象とする画像データの外部記憶装置に記憶さ
れた回数を示す回数情報を入力し、上記回数情報によっ
て示される回数だけ消去対象とする画像データが外部記
憶装置に記憶された場合に当該画像データを記憶手段か
ら消去するように制御しているので、当該画像データの
バックアップデータが消去される危険性を低減すること
ができる。
【0060】なお、請求項11記載のデジタルカメラの
ように、本発明における前記指示情報を、それ以降の撮
影によって得られた画像データの消去の禁止を指示する
ものとすることが好ましい。これによって、撮影の度に
消去の禁止を設定する場合の手間を削減することがで
き、撮影終了後に一括して消去の禁止を設定する場合の
当該設定のし忘れを防止することができる。
【0061】更に、請求項12記載のデジタルカメラ
は、請求項7乃至請求項11の何れか1項の発明におい
て、前記入力手段は、前記外部記憶装置に記憶する画像
データの当該外部記憶装置からの消去を禁止するか否か
を示す消去禁止情報を更に入力し、前記制御手段は、前
記消去禁止情報が消去を禁止することを示す場合に、前
記画像データの前記外部記憶装置からの消去の禁止を設
定するように制御するものである。
【0062】請求項12に記載のデジタルカメラによれ
ば、外部記憶装置に記憶される画像データの当該外部記
憶装置からの消去を禁止するか否かを示す消去禁止情報
が入力手段によって更に入力され、当該消去禁止情報が
上記画像データの外部記憶装置からの消去を禁止するこ
とを示す場合に、当該画像データの外部記憶装置からの
消去の禁止が設定されるように制御される。
【0063】すなわち、本発明では、外部記憶装置に記
憶する画像データの消去の禁止を指示する旨が入力され
たときに、当該画像データの外部記憶装置からの消去を
禁止するようにしており、これによってバックアップデ
ータを保護することができるようにしている。
【0064】このように、請求項12に記載のデジタル
カメラによれば、請求項7乃至請求項11の何れか1項
記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、
外部記憶装置に記憶する画像データの消去を禁止するか
否かを示す消去禁止情報を入力し、当該消去禁止情報が
画像データの外部記憶装置からの消去を禁止することを
示す場合に、当該画像データの外部記憶装置からの消去
の禁止を設定するように制御しているので、バックアッ
プデータを保護することができる。
【0065】一方、上記目的を達成するために、請求項
13記載のデジタルカメラの制御方法は、撮影によって
得られた画像データを記憶する記憶手段を備えたデジタ
ルカメラの制御方法であって、前記記憶手段に記憶され
た画像データを外部記憶装置に記憶すると共に、当該画
像データが前記記憶手段からの消去の禁止が設定された
ものであった場合に当該消去の禁止を解除するように制
御するものである。
【0066】なお、上記記憶手段には、RAM、EEP
ROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子の他、ス
マート・メディア、コンパクト・フラッシュ、ATAカ
ード、フロッピィディスク、CD−R、CD−RW、光
磁気ディスク等の可搬記録媒体やハードディスク等の固
定記録媒体が含まれる。また、上記外部記憶装置として
は、RAM、EEPROM、フラッシュEEPROM等
の記憶素子が記憶媒体とされた装置や、スマート・メデ
ィア、コンパクト・フラッシュ、ATAカード、フロッ
ピィディスク、CD−R、CD−RW、光磁気ディスク
等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体が
記録媒体とされた装置等を適用することができる。
【0067】すなわち、本発明では、記憶手段に記憶さ
れた画像データのバックアップが外部記憶装置によって
とられた際に、当該画像データに設定された消去の禁止
を解除するようにしており、これによって当該画像デー
タを容易に消去可能とすることができるようにしてい
る。
【0068】このように、請求項13に記載のデジタル
カメラの制御方法によれば、撮影によって得られ、かつ
記憶手段に記憶された画像データを外部記憶装置に記憶
すると共に、当該画像データが上記記憶手段からの消去
の禁止が設定されたものであるときに当該画像データに
設定された消去の禁止を解除するように制御しているの
で、消去禁止とされた画像データをバックアップがとら
れたときに容易に消去可能とすることができる。
【0069】また、請求項14記載のデジタルカメラの
制御方法は、撮影によって得られた画像データを記憶す
る記憶手段を備えたデジタルカメラの制御方法であっ
て、前記記憶手段に記憶された画像データを外部記憶装
置に記憶すると共に、当該画像データを前記記憶手段か
ら消去するように制御するものである。
【0070】なお、上記記憶手段には、RAM、EEP
ROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子の他、ス
マート・メディア、コンパクト・フラッシュ、ATAカ
ード、フロッピィディスク、CD−R、CD−RW、光
磁気ディスク等の可搬記録媒体やハードディスク等の固
定記録媒体が含まれる。また、上記外部記憶装置として
は、RAM、EEPROM、フラッシュEEPROM等
の記憶素子が記憶媒体とされた装置や、スマート・メデ
ィア、コンパクト・フラッシュ、ATAカード、フロッ
ピィディスク、CD−R、CD−RW、光磁気ディスク
等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒体が
記録媒体とされた装置等を適用することができる。
【0071】すなわち、本発明では、記憶手段に記憶さ
れた画像データのバックアップが外部記憶装置によって
とられた際に、当該画像データを記憶手段から消去する
ようにしており、これによってバックアップがとられた
後の画像データの記憶手段からの消去を行うためのユー
ザによる手間を削減するようにしている。
【0072】このように、請求項14に記載のデジタル
カメラの制御方法によれば、外部記憶装置に記憶(バッ
クアップ)された画像データを記憶手段から消去するよ
うに制御しているので、バックアップがとられた後の画
像データの記憶手段からの消去を行うための手間を削減
することができる。
【0073】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0074】〔第1実施形態〕本第1実施形態では、請
求項1〜請求項6記載の発明、すなわち本発明のカメラ
システムの形態例について説明する。まず、図1を参照
して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観上
の構成を説明する。
【0075】図1(A)に示すように、デジタルカメラ
10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ1
2と、露光に際して被写体が適正な露光光量が得られな
い低照度の場合に発光されるストロボ30と、撮影する
被写体の構図を決めるために用いられる光学ファインダ
46と、が備えられている。
【0076】また、デジタルカメラ10の上面には、撮
影を実行する際にユーザによって押圧操作されるシャッ
タスイッチ(所謂、レリーズスイッチ)44と、電源ス
イッチ48と、が備えられており、デジタルカメラ10
の側面には、外部の装置と接続されて当該装置との間の
所定のインタフェース規格(本実施の形態では、USB
(Universal Serial Bus))による通信を制御するデジ
タル・インタフェース(以下、「デジタルI/F」とい
う。)34と、撮影によって得られた画像データをデジ
タルデータとして記憶する可搬型の記録メディア(本実
施の形態では、メモリカード)をデジタルカメラ10に
装着する際に当該記録メディアが挿入される記録メディ
ア挿入部50と、が備えられている。
【0077】一方、図1(B)に示すように、デジタル
カメラ10の背面には、撮影によって得られた被写体
像、各種メニュー、メッセージ等を表示する液晶ディス
プレイで構成された画像モニタ40と、画像モニタ40
の表示領域における上下左右の4方向の移動方向を示す
矢印キーが設けられた操作スイッチ42と、メニューを
表示させるとき及び設定した処理を実行させるときに押
圧操作されるメニュー/実行スイッチ52と、撮影され
た被写体像を画像モニタ40に表示させるときに押圧操
作される表示スイッチ54と、が備えられている。
【0078】次に、図2を参照して、本実施の形態に係
るデジタルカメラ10の電気系の構成を説明する。
【0079】同図に示すように、デジタルカメラ10
は、撮影時にレンズ12を通過した被写体を示す入射光
の光量を制限するためのメカニカル・シャッタ及び絞り
(以下、「シャッタ・絞り」という。)14と、上記入
射光に基づき被写体を撮像して被写体像を示すアナログ
画像信号を出力するCCDによって構成された撮像デバ
イス18と、入力された信号に対して所定のアナログ信
号処理を施すアナログ信号処理部20と、入力されたア
ナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタ
ル変換器(以下、「A/D変換器」という。)22と、
入力されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処
理を施すデジタル信号処理部24と、主として入力され
たデジタル信号によって示される情報を記憶するSDR
AM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)に
より構成されたメモリ26と、入力されたデジタルデー
タを所定の圧縮形式(本実施の形態では、JPEG(Jo
intPhotographic Experts Group)形式)で圧縮する一
方、入力された圧縮済みのデジタルデータを圧縮形式に
応じた伸張形式で伸張する圧縮伸張部28と、レンズ1
2、シャッタ・絞り14、撮像デバイス18、及びスト
ロボ30の各々を駆動するための駆動信号を生成する駆
動回路32と、を含んで構成されている。
【0080】撮像デバイス18の出力端はアナログ信号
処理部20の入力端に、アナログ信号処理部20の出力
端はA/D変換器22の入力端に、A/D変換器22の
出力端はデジタル信号処理部24の入力端に、デジタル
信号処理部24の出力端はメモリ26の入力端に、各々
接続されており、撮像デバイス18による撮像によって
得られたアナログ画像信号は、アナログ信号処理部20
により所定のアナログ信号処理が施され、次いでA/D
変換器22によりデジタル信号に変換された後、デジタ
ル信号処理部24により所定のデジタル信号処理が施さ
れてデジタル画像データとしてメモリ26に一旦記憶さ
れる。
【0081】なお、本実施の形態に係るアナログ信号処
理部20で行われる上記所定のアナログ信号処理には、
相関二重サンプリング処理及びγ(ガンマ)補正処理が
含まれる。ここで、相関二重サンプリング処理は、処理
対象とする信号に対して、特に熱雑音の低減において効
果を発揮し、S/N比(Signal to Noise Ratio)を向
上できることが知られている。
【0082】また、本実施の形態に係るデジタル信号処
理部24で行われる上記所定のデジタル信号処理には、
高域信号処理及び補間処理が含まれる。ここで、高域信
号処理は、処理対象とする信号から、例えば、YH・YL
法により画素に対応させて垂直方向/水平方向の輝度信
号が有する周波数帯域を通常よりも高域に延ばすと共
に、垂直方向/水平方向の周波数範囲が重ならないよう
に処理して信号の高品位化を図るものである。また、補
間処理は、撮像デバイス18で単板の色分解フィルタが
用いられている場合に行われる処理であり、その位置に
配した色フィルタの他の2つの色を生成する補間処理を
行うものである。この補間処理を行う際には、得られた
高域化された輝度信号を用いて3原色R(赤)、G
(緑)、B(青)の補間データを算出する。これによ
り、撮像デバイス18における有効画面領域の各画素に
対して3原色R、G、Bのプレーンデータが得られる。
【0083】駆動回路32の各種駆動信号を出力する出
力端は、レンズ12、シャッタ・絞り14、撮像デバイ
ス18、及びストロボ30に接続されており、これら各
部は、駆動回路32から入力された駆動信号によって駆
動される。なお、図2では、錯綜を回避するために、駆
動回路32からレンズ12、シャッタ・絞り14及びス
トロボ30に対し、1本の線が分岐されて接続された状
態が示されているが、実際には、駆動回路32から各部
へは各々異なる配線によって接続されており、各部は各
々異なる駆動信号で駆動される。
【0084】一方、デジタルカメラ10は、デジタルカ
メラ10全体の動作を司るCPU(中央演算処理装置)
36を更に備えている。
【0085】アナログ信号処理部20、A/D変換器2
2、デジタル信号処理部24、メモリ26、圧縮伸張部
28、駆動回路32、デジタルI/F34、CPU3
6、操作スイッチ42、及びシャッタスイッチ44は各
々メインバスMBに接続されており、CPU36は、ア
ナログ信号処理部20、A/D変換器22、デジタル信
号処理部24及び圧縮伸張部28の作動の制御、メモリ
26及びデジタルI/F34に接続された外部の装置へ
のアクセス、及び操作スイッチ42、シャッタスイッチ
44のユーザによる操作状態の検知を行うことができ
る。
【0086】また、メモリ26の出力端は、記録メディ
ア挿入部50に挿入されて装着されたメモリカード38
に圧縮伸張部28を介して接続されており、メモリ26
に記憶されたデジタル画像データは圧縮伸張部28によ
って所定の圧縮形式で圧縮された後に画像ファイルとし
てメモリカード38に記憶される。また、CPU36
は、メモリカード38に記憶されている圧縮処理された
デジタル画像データを、圧縮伸張部28で伸張させ、メ
モリ26を介して読み取ることができる。更に、メモリ
26の他の出力端は画像モニタ40に接続されており、
CPU36はメモリ26に記憶されたデジタル画像デー
タによって示される被写体像の画像モニタ40への表示
や、メモリ26を介して各種メニューやメッセージ等の
画像モニタ40への表示を行うことができる。
【0087】なお、メインバスMBには、メニュー/実
行スイッチ52及び表示スイッチ54も接続されてお
り、CPU36は、これらのスイッチのユーザによる操
作状態の検知も行うことができる。
【0088】一方、駆動回路32は、CPU36から入
力された撮影条件に応じた制御信号に基づいて、レンズ
12、シャッタ・絞り14、撮像デバイス18、及びス
トロボ30の各々に供給すべき駆動信号を生成して各部
に供給する。すなわち、駆動回路32には、図示しない
クロック生成部及びタイミング信号生成部が備えられて
おり、CPU36から入力された制御信号と、上記クロ
ック生成部及びタイミング信号生成部からの各種信号
と、に基づいて各部に供給する駆動信号を生成してい
る。
【0089】なお、本実施の形態に係るメモリカード3
8には、ユーザによる各種処理の設定内容を変数値とし
て記憶するためのテキスト・ファイル(以下、「設定フ
ァイル」という。)が予め記憶されている。
【0090】ここで、当該設定ファイルで記憶される変
数には、後述するオートセット処理を行うか否かを示す
変数(以下、「オートセット変数」という。)、後述す
る自動消去処理を行うか否かを示す変数(以下、「自動
消去変数」という。)、後述するバックアップ回数を示
す変数(以下、「バックアップ回数変数」という。)、
及び後述するバックアップ保護処理を行うか否かを示す
変数(以下、「バックアップ保護変数」という。)が含
まれる。また、オートセット変数、自動消去変数、及び
バックアップ保護変数の各変数には、対象とする処理を
行う場合は‘オン’を示す値(本実施の形態では、
‘1’)が、対象とする処理を行わない場合には‘オ
フ’を示す値(本実施の形態では、‘0’)が、各々設
定され、バックアップ回数変数にはバックアップ回数を
示す値が設定される。また、オートセット変数、自動消
去変数、及びバックアップ保護変数の各変数には‘オ
フ’を示す値である‘0’が、バックアップ回数変数に
は‘1’が、各々デフォルトとして設定されている。
【0091】一方、図3には、デジタルカメラ10をパ
ーソナル・コンピュータ80に簡易に接続するために用
いられるクレードル60の構成が示されている。同図に
示すようにクレードル60には、当該クレードル60を
介してパーソナル・コンピュータ80に接続する際にデ
ジタルカメラ10が挿入されるカメラ挿入部62が設け
られており、カメラ挿入部62の内部には、デジタルカ
メラ10に設けられたデジタルI/F34の接続端子に
対応する接続端子64が設けられている。
【0092】デジタルカメラ10をクレードル60に装
着する際には、デジタルカメラ10を、底面を下向きと
して同図矢印A方向に挿入した後、同図矢印B方向にス
ライドさせる。これによって、デジタルカメラ10のデ
ジタルI/F34の接続端子が接続端子64に接続され
る。そして、クレードル60とパーソナル・コンピュー
タ80との間は上記所定のインタフェース規格(本実施
の形態では、USB)で接続するインタフェース・ケー
ブル(以下、「I/Fケーブル」という。)70で接続
されている。従って、クレードル60に装着されたデジ
タルカメラ10は、パーソナル・コンピュータ80との
間で上記所定のインタフェース規格で相互通信すること
ができる。
【0093】更に、クレードル60には、装着されたデ
ジタルカメラ10のメモリカード38に記憶されている
画像ファイルをパーソナル・コンピュータ80に取り込
ませる際に押圧操作される自動取込ボタン66と、装着
されたデジタルカメラ10の充電池に対してパーソナル
・コンピュータ80から供給された電力で充電が行われ
ている際、及び装着されたデジタルカメラ10とパーソ
ナル・コンピュータ80との間で通信が行われている際
に点灯される充電/アクセスランプ68Aと、不図示の
電源スイッチがオン状態となっているときに点灯される
電源ランプ68Bと、が備えられている。
【0094】一方、図4には、パーソナル・コンピュー
タ80における本発明に特に関係する部分の電気系の構
成が示されている。同図に示すように、パーソナル・コ
ンピュータ80は、パーソナル・コンピュータ80全体
の動作を司るCPU82と、外部の装置と接続されて当
該装置との間の所定のインタフェース規格(本実施の形
態では、USB)による通信を制御するデジタル・イン
タフェース(以下、「デジタルI/F」という。)84
と、各種プログラムやデータ等の情報を記憶するための
ハードディスク86と、がバスBusを介して相互に接
続されて構成されている。従って、CPU82は、デジ
タルI/F84を介して接続された装置との間で各種情
報の授受を行うことができると共に、ハードディスク8
6に対する各種情報の書き込み及びハードディスク86
に書き込まれている各種情報の読み出しを行うことがで
きる。
【0095】ここで、デジタルI/F84には、一端部
のコネクタがクレードル60に接続されたI/Fケーブ
ル70の他端部のコネクタが接続されている。従って、
パーソナル・コンピュータ80のCPU82は、クレー
ドル60に装着されたデジタルカメラ10との間で各種
情報の授受を行うことができる。
【0096】なお、本実施の形態に係るハードディスク
86には、デジタルI/F84に接続された装置に記憶
されている画像ファイルを読み出して記憶するためのフ
ォルダ(以下、「バックアップフォルダ」という。)が
予め設けられると共に、当該バックアップフォルダに対
する画像ファイル毎の記憶回数を示す変数(以下、「実
バックアップ回数変数JN」という。)がテキスト形式
のファイル(以下、「実バックアップ回数ファイル」と
いう。)として記憶される。
【0097】デジタルカメラ10に備えられたメモリカ
ード38が請求項1〜請求項6記載の発明の記憶手段
に、デジタルI/F34が請求項1〜請求項6記載の発
明の送信手段に、操作スイッチ42が請求項1〜請求項
6記載の発明の入力手段に、CPU36が請求項1〜請
求項6記載の発明の設定手段に、各々相当する。また、
パーソナル・コンピュータ80に備えられたデジタルI
/F84が請求項1〜請求項6記載の発明の受信手段
に、ハードディスク86が請求項1〜請求項6記載の発
明のバックアップ記憶手段に、CPU82が請求項1〜
請求項6記載の発明の制御手段に、各々相当する。
【0098】次に、本実施の形態に係るカメラシステム
の作用を説明する。まず、図5を参照して、デジタルカ
メラ10において実行されるプロテクト設定処理につい
て説明する。なお、図5は、ユーザによる指示入力に応
じてプロテクト設定処理を実行する際にデジタルカメラ
10のCPU36によって実行されるプロテクト設定処
理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0099】デジタルカメラ10のCPU36は、電源
スイッチ48がオン状態になっているとき、ユーザによ
りメニュー/実行スイッチ52が押圧操作されると画像
モニタ40に所定のメニュー画面を表示する。そこでユ
ーザは、当該メニュー画面から鍵型マークで示されるプ
ロテクト・メニューを操作スイッチ42の操作によって
選択する。これに応じてCPU36は、画像モニタ40
に対して図6に示されるプロテクト・メニューを表示す
ると共に、上記プロテクト設定処理プログラムの実行を
開始する。また、プロテクト・メニューが画像モニタ4
0に表示されると、ユーザは、当該メニューから所望の
処理を操作スイッチ42の操作によって指定するか、又
は不図示のキャンセルスイッチの操作によってプロテク
ト設定処理の強制終了(キャンセル)を指定する。
【0100】なお、プロテクト・メニューにおける「全
コマリセット」は、メモリカード38に記憶されている
画像ファイルに対して設定されている全てのリードオン
リー属性を解除する処理を行うものであり、「全コマセ
ット」は、メモリカード38に記憶されている全ての画
像ファイルに対してリードオンリー属性を設定する処理
を行うものであり、「1コマセット」は、メモリカード
38に記憶されている画像データの中の選択された1コ
マ分の画像ファイルに対してリードオンリー属性を設定
する処理を行うものであり、「オートセット」は、それ
以降の撮影によって得られた全ての画像ファイルに対し
てリードオンリー属性を設定する処理を行うものであ
る。
【0101】このように、本実施の形態に係るデジタル
カメラ10では、メモリカード38に記憶された画像フ
ァイルの消去の禁止を設定する方法として当該画像デー
タに対してリードオンリー属性を設定する方法を適用し
ており、リードオンリー属性を設定することが本発明に
おける「消去の禁止」に相当する。なお、リードオンリ
ー属性は、メモリカード38に設けられたFAT(File
Allocation Table)に対して設定される。
【0102】プロテクト設定処理プログラム(図5参
照)のステップ100では、ユーザによるプロテクト・
メニューからの所望の処理の指定、及びキャンセルスイ
ッチを用いたキャンセルの指定の何れかの指定待ちを行
い、次のステップ102では、ユーザによって指定され
た処理が「全コマリセット」であったか否かを判定し、
肯定判定の場合はステップ104に移行して、メモリカ
ード38に記憶されている画像ファイルに対して設定さ
れている全てのリードオンリー属性を解除した後、本プ
ロテクト設定処理プログラムを終了する。
【0103】一方、上記ステップ102において否定判
定された場合にはステップ106へ移行し、ユーザによ
って指定された処理が「全コマセット」であったか否か
を判定し、肯定判定の場合はステップ108に移行し
て、メモリカード38に記憶されている全ての画像ファ
イルに対してリードオンリー属性を設定した後、本プロ
テクト設定処理プログラムを終了する。
【0104】一方、上記ステップ106において否定判
定された場合にはステップ110へ移行し、ユーザによ
って指定された処理が「1コマセット」であったか否か
を判定し、肯定判定の場合はステップ112に移行し
て、メモリカード38に記憶されている全ての画像ファ
イルを圧縮伸張部28によって伸張しつつ読み出し、読
み出した画像ファイルによって示される画像(被写体
像)をサムネールとして画像モニタ40に表示する。画
像モニタ40にサムネールが表示されると、ユーザは、
当該サムネールから、プロテクトをかけたい画像を操作
スイッチ42の操作によって指定する。
【0105】そこで、次のステップ114では、ユーザ
による所望の画像の指定待ちを行い、次のステップ11
6では、ユーザによって指定された画像に対応する画像
ファイルに対してリードオンリー属性を設定した後、本
プロテクト設定処理プログラムを終了する。
【0106】一方、上記ステップ110において否定判
定された場合にはステップ118へ移行し、ユーザによ
って指定された処理が「オートセット」であったか否か
を判定し、肯定判定の場合はステップ120に移行し
て、メモリカード38に予め記憶されている設定ファイ
ルのオートセット変数の値を‘オン’を示す値(本実施
の形態では、‘1’)とするように更新した後、本プロ
テクト設定処理プログラムを終了する。
【0107】一方、上記ステップ118において否定判
定された場合にはステップ122へ移行し、ユーザによ
る指定が不図示のキャンセルスイッチの操作によるプロ
テクト設定処理のキャンセルの指定であったか否かを判
定し、肯定判定の場合は本プロテクト設定処理プログラ
ムを終了し、否定判定の場合は、ユーザによる指定内容
に誤りがあったものと見なして何ら処理を行うことなく
上記ステップ100へ戻る。
【0108】次に、図7を参照して、デジタルカメラ1
0において実行されるプロテクトオート設定処理につい
て説明する。なお、図7は、ユーザによる指示入力に応
じてプロテクトオート設定処理を実行する際にデジタル
カメラ10のCPU36によって実行されるプロテクト
オート設定処理プログラムの処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0109】デジタルカメラ10のCPU36は、電源
スイッチ48がオン状態になっているとき、ユーザによ
りメニュー/実行スイッチ52が押圧操作されると画像
モニタ40に所定のメニュー画面を表示する。そこでユ
ーザは、当該メニュー画面から「AUTO」の文字が付
された鍵型マークで示されるプロテクト・オート・メニ
ューを操作スイッチ42の操作によって選択する。これ
に応じてCPU36は、画像モニタ40に対して図8に
示されるプロテクト・オート・メニューを表示すると共
に、上記プロテクトオート設定処理プログラムの実行を
開始する。また、プロテクト・オート・メニューが画像
モニタ40に表示されると、ユーザは、当該メニューか
ら所望の処理を操作スイッチ42の操作によって指定す
るか、又は不図示のキャンセルスイッチの操作によって
プロテクトオート設定処理の強制終了(キャンセル)を
指定する。
【0110】なお、プロテクト・オート・メニューにお
ける「自動」は、それ以降の撮影によって得られた全て
の画像ファイルに対してリードオンリー属性を設定する
処理を行うものであり、前述のプロテクト・メニューに
おける「オートセット」と同様の処理を行うものであ
る。
【0111】また、プロテクト・オート・メニューにお
ける「自動消去」は、外部の装置によってバックアップ
がとられた画像ファイルをメモリカード38から自動的
に消去する処理を行うものであり、「バックアップ回
数」は、上記「自動消去」がユーザによって指定された
際の、画像データの消去の条件として消去対象とする画
像ファイルのバックアップされた回数を設定する処理を
行うものであり、「バックアップ保護」は、外部の装置
によってバックアップされた画像ファイルに対する消去
の禁止を指示する処理を行うものである。
【0112】プロテクトオート設定処理プログラム(図
7参照)のステップ200では、ユーザによるプロテク
ト・オート・メニューからの所望の処理の指定、及びキ
ャンセルスイッチを用いたキャンセルの指定の何れかの
指定待ちを行い、次のステップ202では、ユーザによ
って指定された処理が「自動」であったか否かを判定
し、肯定判定の場合はステップ204に移行して、上記
設定ファイルのオートセット変数の値が‘オフ’を示す
値(本実施の形態では、‘0’)となっているか否かを
判定し、肯定判定の場合はステップ206に移行してオ
ートセット変数の値を‘オン’を示す値(本実施の形態
では、‘1’)に更新した後に本プロテクトオート設定
処理プログラムを終了し、否定判定の場合にはステップ
208に移行してオートセット変数の値を‘オフ’を示
す値に更新した後に本プロテクトオート設定処理プログ
ラムを終了する。なお、オートセット変数の値が‘オ
ン’を示すものである場合には当該メニューの「自動」
の表示に対応する位置に‘ON’が表示され、オートセ
ット変数の値が‘オフ’を示すものである場合には当該
メニューの「自動」の表示に対応する位置に‘OFF’
が表示される。
【0113】すなわち、上記ステップ204〜ステップ
208の処理では、ユーザにより「自動」が指定された
とき、その時点でのオートセット変数に対する設定を逆
の設定とする(‘オフ’であった場合は‘オン’とし、
‘オン’であった場合は‘オフ’とする。)ようにして
いる。
【0114】一方、上記ステップ202において否定判
定された場合にはステップ210へ移行し、ユーザによ
って指定された処理が「自動消去」であったか否かを判
定し、肯定判定の場合はステップ212に移行して、上
記設定ファイルの自動消去変数の値が‘オフ’を示す値
(本実施の形態では、‘0’)となっているか否かを判
定し、肯定判定の場合はステップ214に移行して自動
消去変数の値を‘オン’を示す値(本実施の形態では、
‘1’)に更新した後に本プロテクトオート設定処理プ
ログラムを終了し、否定判定の場合にはステップ216
に移行して自動消去変数の値を‘オフ’を示す値に更新
した後に本プロテクトオート設定処理プログラムを終了
する。なお、自動消去変数の値が‘オン’を示すもので
ある場合には当該メニューの「自動消去」の表示に対応
する位置に‘ON’が表示され、自動消去変数の値が
‘オフ’を示すものである場合には当該メニューの「自
動消去」の表示に対応する位置に‘OFF’が表示され
る。
【0115】すなわち、上記ステップ212〜ステップ
216の処理では、ユーザにより「自動消去」が指定さ
れたとき、その時点での自動消去変数に対する設定を逆
の設定とする(‘オフ’であった場合は‘オン’とし、
‘オン’であった場合は‘オフ’とする。)ようにして
いる。
【0116】一方、上記ステップ210において否定判
定された場合にはステップ218へ移行し、ユーザによ
って指定された処理が「バックアップ回数」であったか
否かを判定し、肯定判定の場合はステップ220に移行
して、バックアップ回数変数Nの値をユーザによる操作
スイッチ42の操作に応じた値に更新した後に本プロテ
クトオート設定処理プログラムを終了する。なお、上記
バックアップ回数変数Nの値は、操作スイッチ42の右
矢印キーを1回押下することによって‘1’だけインク
リメントされ、操作スイッチ42の左矢印キーを1回押
下することによって‘1’だけデクリメントされる。
【0117】一方、上記ステップ218において否定判
定された場合にはステップ222へ移行し、ユーザによ
って指定された処理が「バックアップ保護」であったか
否かを判定し、肯定判定の場合はステップ224に移行
して、上記設定ファイルのバックアップ保護変数の値が
‘オフ’を示す値(本実施の形態では、‘0’)となっ
ているか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ22
6に移行してバックアップ保護変数の値を‘オン’を示
す値(本実施の形態では、‘1’)に更新した後に本プ
ロテクトオート設定処理プログラムを終了し、否定判定
の場合にはステップ228に移行してバックアップ保護
変数の値を‘オフ’を示す値に更新した後に本プロテク
トオート設定処理プログラムを終了する。なお、バック
アップ保護変数の値が‘オン’を示すものである場合に
は当該メニューの「バックアップ保護」の表示に対応す
る位置に‘ON’が表示され、バックアップ保護変数の
値が‘オフ’を示すものである場合には当該メニューの
「バックアップ保護」の表示に対応する位置に‘OF
F’が表示される。
【0118】すなわち、上記ステップ224〜ステップ
228の処理では、ユーザにより「バックアップ保護」
が指定されたとき、その時点でのバックアップ保護変数
に対する設定を逆の設定とする(‘オフ’であった場合
は‘オン’とし、‘オン’であった場合は‘オフ’とす
る。)ようにしている。
【0119】一方、上記ステップ222において否定判
定された場合にはステップ230へ移行し、ユーザによ
る指定が不図示のキャンセルスイッチの操作によるプロ
テクトオート設定処理のキャンセルの指定であったか否
かを判定し、肯定判定の場合は本プロテクトオート設定
処理プログラムを終了し、否定判定の場合は、ユーザに
よる指定内容に誤りがあったものと見なして何ら処理を
行うことなく上記ステップ200へ戻る。
【0120】なお、デジタルカメラ10は、撮影を行う
毎に、設定ファイルのオートセット変数の値がオンを示
すものであるか否かを判定し、オンを示すものであった
ときには、当該撮影によって得られた画像ファイルをメ
モリカード38に記憶すると共に、メモリカード38の
FATの当該画像ファイルに対応する記憶領域にリード
オンリー属性を設定する。
【0121】次に、図9を参照して、パーソナル・コン
ピュータ80において実行されるバックアップ処理につ
いて説明する。なお、図9は、クレードル60(図3も
参照)にデジタルカメラ10が装着され、かつデジタル
カメラ10の電源スイッチ48がオン状態となっている
ときに、パーソナル・コンピュータ80のCPU82に
よって実行されるバックアップ処理プログラムの処理の
流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはハ
ードディスク86の所定領域に予め記憶されている。
【0122】電源スイッチ48がオン状態とされたデジ
タルカメラ10をクレードル60に装着するか、又は、
電源スイッチ48がオフ状態とされたデジタルカメラ1
0をクレードル60に装着して電源スイッチ48をオン
状態に切り換えた後、ユーザは、クレードル60に設け
られた自動取込ボタン66を押圧操作する。
【0123】そこで、同図のステップ300では、ユー
ザによる自動取込ボタン66の押圧操作待ちを行い、次
のステップ302では、クレードル60に装着されたデ
ジタルカメラ10のメモリカード38に記憶されている
全ての画像ファイル及び設定ファイルを読み込み、次の
ステップ304で、読み込んだ画像ファイルのうちの1
ファイル分の画像ファイルをハードディスク86のバッ
クアップフォルダに記憶する。なお、ここで、バックア
ップフォルダに、同一ファイル名の画像ファイルが既に
存在する場合は、ファイル名の拡張子を一部変更して記
憶する。また、バックアップフォルダに、同一ファイル
名の画像ファイルが存在しない場合には、ハードディス
ク86の実バックアップ回数ファイルに、当該画像ファ
イルの拡張子を除くファイル名に対応する実バックアッ
プ回数変数JNの値として‘0’を記憶する。
【0124】次のステップ306では、上記ステップ3
04においてバックアップフォルダに記憶した画像ファ
イルに対応する実バックアップ回数変数JNの値を
‘1’だけインクリメントするように実バックアップ回
数ファイルを更新し、次のステップ308では、上記ス
テップ302において読み込んだ設定ファイルにおける
バックアップ保護変数の値が‘オン’を示すもの(本実
施の形態では、‘1’)であるか否かを判定し、肯定判
定の場合はステップ310へ移行して、上記ステップ3
04においてバックアップフォルダに記憶した画像ファ
イルのリードオンリー属性を付加した後にステップ31
2へ移行する。なお、ここで、リードオンリー属性の付
加は、ハードディスク86に設けられたFATに対して
行われる。
【0125】一方、上記ステップ308において否定判
定された場合には、上記ステップ310の処理を実行す
ることなくステップ312へ移行する。
【0126】ステップ312では、上記ステップ302
において読み込んだ設定ファイルにおける自動消去変数
の値が‘オン’を示すもの(本実施の形態では、
‘1’)であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステ
ップ314へ移行して、上記ステップ304においてバ
ックアップフォルダに記憶した画像ファイルに対応する
実バックアップ回数変数JNの値が、上記設定ファイル
におけるバックアップ回数変数Nの値以上となっている
か否かを判定し、肯定判定の場合はステップ316へ移
行して当該画像ファイルをデジタルカメラ10のメモリ
カード38から消去した後にステップ318へ移行す
る。
【0127】一方、上記ステップ312において否定判
定されたとき、及びステップ314において否定判定さ
れたときには上記ステップ316の処理を実行すること
なくステップ318に移行する。
【0128】ステップ318では、上記ステップ302
においてデジタルカメラ10のメモリカード38から読
み込んだ全ての画像ファイルについて上記ステップ30
4〜ステップ316の処理が終了したか否かを判定し、
否定判定の場合は上記ステップ304へ戻り、肯定判定
となった時点で本バックアップ処理プログラムを終了す
る。なお、上記ステップ304〜ステップ318の処理
を繰り返して行う際には、それまでに処理対象としなか
った画像ファイルを処理対象として行う。
【0129】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るカメラシステムでは、デジタルカメラ10によ
り、撮影によって得られた画像データをメモリカード3
8によって記憶し、当該メモリカード38に記憶された
画像データを外部に送信し、パーソナル・コンピュータ
80により、デジタルカメラ10から送信された画像デ
ータを受信し、受信した画像データをハードディスク8
6に記憶(バックアップ)すると共に、当該ハードディ
スク86に記憶された画像データをメモリカード38か
ら消去するように制御しているので、バックアップがと
られた後の画像データのメモリカード38からの消去を
行うための手間を削減することができる。
【0130】また、本実施の形態に係るカメラシステム
では、デジタルカメラ10により、メモリカード38か
らの消去の条件として消去対象とする画像データのハー
ドディスク86に記憶された回数を示す回数情報(本実
施の形態では、バックアップ回数変数Nの値)を入力
し、パーソナル・コンピュータ80により、上記回数情
報によって示される回数だけ消去対象とする画像データ
がハードディスク86に記憶された場合に当該画像デー
タをデジタルカメラ10のメモリカード38から消去す
るように制御しているので、当該画像データのバックア
ップデータが消去される危険性を低減することができ
る。
【0131】また、本実施の形態に係るカメラシステム
では、本発明の指示情報として、それ以降の撮影によっ
て得られた画像データの消去の禁止(本実施の形態で
は、リードオンリー属性の設定)を指示するもの(本実
施の形態では、オートセット変数の値)を適用している
ので、撮影の度に消去の禁止を設定する場合の手間を削
減することができ、撮影終了後に一括して消去の禁止を
設定する場合の当該設定のし忘れを防止することができ
る。
【0132】更に、本実施の形態に係るカメラシステム
では、デジタルカメラ10により、送信する画像データ
の消去を禁止するか否かを示す消去禁止情報(本実施の
形態では、バックアップ保護変数の値)を入力し、パー
ソナル・コンピュータ80により、上記消去禁止情報が
消去を禁止することを示す場合に、上記画像データのハ
ードディスク86からの消去の禁止を設定するように制
御しているので、バックアップデータを保護することが
できる。
【0133】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
バックアップ回数変数に設定された回数だけパーソナル
・コンピュータ80によってバックアップがとられた画
像ファイルをデジタルカメラ10のメモリカード38か
ら消去する場合の形態例について説明したが、本第2実
施形態では、バックアップ回数変数に設定された回数だ
けパーソナル・コンピュータ80によってバックアップ
がとられた画像ファイルが、メモリカード38において
リードオンリー属性が設定されたものであるときに当該
リードオンリー属性を解除する場合の形態例について説
明する。
【0134】なお、この場合のカメラシステムの構成
は、上記第1実施形態に示したカメラシステム(図1〜
図4参照)と同様であるので、ここでの説明は省略す
る。但し、本第2実施形態に係る設定ファイルは、自動
消去変数に代えて、後述する自動解除処理を行うか否か
を示す変数(以下、「自動解除変数」という。)が含ま
れる点が異なっている。ここで、自動解除変数には、自
動解除処理を行う場合は‘オン’を示す値(本実施の形
態では、‘1’)が、自動解除処理を行わない場合には
‘オフ’を示す値(本実施の形態では、‘0’)が設定
される。
【0135】次に、本第2実施形態に係るカメラシステ
ムの作用を説明する。なお、本第2実施形態に係るカメ
ラシステムでは、上記第1実施形態と同様のプロテクト
設定処理が実行されるが、当該処理のここでの説明は省
略する。
【0136】次に、図10を参照して、本第2実施形態
に係るデジタルカメラ10において実行されるプロテク
トオート設定処理について説明する。なお、図10は、
ユーザによる指示入力に応じてプロテクトオート設定処
理を実行する際にデジタルカメラ10のCPU36によ
って実行されるプロテクトオート設定処理プログラムの
処理の流れを示すフローチャートである。また、同図に
おける図7と同様の処理を行うステップには、図7と同
一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
【0137】本第2実施形態に係るデジタルカメラ10
のCPU36は、電源スイッチ48がオン状態になって
いるとき、ユーザによりメニュー/実行スイッチ52が
押圧操作されると画像モニタ40に所定のメニュー画面
を表示する。そこでユーザは、当該メニュー画面から
「AUTO」の文字が付された鍵型マークで示されるプ
ロテクト・オート・メニューを操作スイッチ42の操作
によって選択する。これに応じてCPU36は、画像モ
ニタ40に対して図11に示されるプロテクト・オート
・メニューを表示すると共に、本第2実施形態に係るプ
ロテクトオート設定処理プログラムの実行を開始する。
また、プロテクト・オート・メニューが画像モニタ40
に表示されると、ユーザは、当該メニューから所望の処
理を操作スイッチ42の操作によって指定する。
【0138】なお、プロテクト・オート・メニューにお
ける「自動解除」は、外部の装置によってバックアップ
がとられた画像ファイルについてリードオンリー属性が
設定されている場合に当該リードオンリー属性を自動的
に解除する処理を行うものであり、「バックアップ回
数」は、上記「自動解除」がユーザによって指定された
際の、リードオンリー属性の解除の条件として解除対象
とする画像ファイルのバックアップされた回数を設定す
る処理を行うものである。なお、当該メニューにおける
「自動」及び「バックアップ保護」は、上記第1実施形
態と同様の処理を行うものである。
【0139】プロテクトオート設定処理プログラム(図
10参照)のステップ210’では、ユーザによって指
定された処理が「自動解除」であったか否かを判定し、
肯定判定の場合はステップ212’に移行して、上記設
定ファイルの自動解除変数の値が‘オフ’を示す値(本
実施の形態では、‘0’)となっているか否かを判定
し、肯定判定の場合はステップ214’に移行して自動
解除変数の値を‘オン’を示す値(本実施の形態では、
‘1’)に更新した後に本プロテクトオート設定処理プ
ログラムを終了し、否定判定の場合にはステップ21
6’に移行して自動解除変数の値を‘オフ’を示す値に
更新した後に本プロテクトオート設定処理プログラムを
終了する。なお、自動解除変数の値が‘オン’を示すも
のである場合には当該メニューの「自動解除」の表示に
対応する位置に‘ON’が表示され、自動解除変数の値
が‘オフ’を示すものである場合には当該メニューの
「自動解除」の表示に対応する位置に‘OFF’が表示
される。
【0140】すなわち、上記ステップ212’〜ステッ
プ216’の処理では、ユーザにより「自動解除」が指
定されたとき、その時点での自動解除変数に対する設定
を逆の設定とする(‘オフ’であった場合は‘オン’と
し、‘オン’であった場合は‘オフ’とする。)ように
している。
【0141】一方、上記ステップ210’において否定
判定された場合にはステップ218へ移行する。
【0142】次に、図12を参照して、本第2実施形態
に係るパーソナル・コンピュータ80において実行され
るバックアップ処理について説明する。なお、図12
は、クレードル60(図3も参照)にデジタルカメラ1
0が装着され、かつデジタルカメラ10の電源スイッチ
48がオン状態となっているときに、パーソナル・コン
ピュータ80のCPU82によって実行されるバックア
ップ処理プログラムの処理の流れを示すフローチャート
であり、当該プログラムはハードディスク86の所定領
域に予め記憶されている。また、同図における図9と同
様の処理を行うステップには、図9と同一のステップ番
号を付して、その説明を省略する。
【0143】同図のステップ312’では、上記ステッ
プ302において読み込んだ設定ファイルにおける自動
解除変数の値が‘オン’を示すもの(本実施の形態で
は、‘1’)であるか否かを判定し、肯定判定の場合は
ステップ314へ移行し、否定判定の場合にはステップ
318へ移行する。
【0144】一方、ステップ316’では、上記ステッ
プ304においてバックアップフォルダに記憶した画像
ファイルが、デジタルカメラ10のメモリカード38に
おいてリードオンリー属性が設定されたものであった場
合に当該リードオンリー属性を解除し、その後にステッ
プ318へ移行する。
【0145】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るカメラシステムでは、デジタルカメラ10によ
り、撮影によって得られた画像データをメモリカード3
8によって記憶し、当該メモリカード38に記憶された
画像データを外部に送信し、パーソナル・コンピュータ
80により、デジタルカメラ10から送信された画像デ
ータを受信し、受信した画像データをハードディスク8
6に記憶(バックアップ)すると共に、当該ハードディ
スク86に記憶された画像データがデジタルカメラ10
においてリードオンリー属性が設定された画像データで
あるときに当該画像データに設定されたリードオンリー
属性を解除するように制御しているので、リードオンリ
ー属性が設定された画像データをバックアップがとられ
たときに容易に消去可能とすることができる。
【0146】また、本実施の形態に係るカメラシステム
では、デジタルカメラ10により、リードオンリー属性
の解除の条件として解除対象とする画像データのハード
ディスク86に記憶された回数を示す回数情報(本実施
の形態では、バックアップ回数変数Nの値)を入力し、
パーソナル・コンピュータ80により、上記回数情報に
よって示される回数だけ消去対象とする画像データがハ
ードディスク86に記憶された場合に当該画像データの
リードオンリー属性を解除するように制御しているの
で、当該画像データのバックアップデータが消去される
危険性を低減することができる。
【0147】また、本実施の形態に係るカメラシステム
では、本発明の指示情報として、それ以降の撮影によっ
て得られた画像データの消去の禁止(本実施の形態で
は、リードオンリー属性の設定)を指示するもの(本実
施の形態では、オートセット変数の値)を適用している
ので、撮影の度に消去の禁止を設定する場合の手間を削
減することができ、撮影終了後に一括して消去の禁止を
設定する場合の当該設定のし忘れを防止することができ
る。
【0148】更に、本実施の形態に係るカメラシステム
では、デジタルカメラ10により、送信する画像データ
の消去を禁止するか否かを示す消去禁止情報(本実施の
形態では、バックアップ保護変数の値)を入力し、パー
ソナル・コンピュータ80により、上記消去禁止情報が
消去を禁止することを示す場合に、上記画像データのハ
ードディスク86からの消去の禁止を設定するように制
御しているので、バックアップデータを保護することが
できる。
【0149】〔第3実施形態〕本第3実施形態では、請
求項7〜請求項12記載の発明、すなわち本発明のデジ
タルカメラの形態例について説明する。なお、本第3実
施形態に係るデジタルカメラ10の構成は、上記第1実
施形態に係るデジタルカメラ10(図1、図2参照)と
同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0150】図13には、本第3実施形態に係るデジタ
ルカメラ10と、外部記憶装置としてのハードディスク
90との接続状態が示されている。同図に示すように、
本第3実施形態に係るデジタルカメラ10とハードディ
スク90とは、デジタルカメラ10のデジタルI/F3
4とハードディスク90の不図示のデジタル・インタフ
ェースとがI/Fケーブル92を介して接続されること
によって接続される。
【0151】ハードディスク90には、デジタルカメラ
10のメモリカード38に記憶されている画像ファイル
をバックアップ記憶するためのバックアップフォルダが
予め設けられると共に、当該バックアップフォルダに対
する画像ファイル毎の記憶回数を示す変数(以下、「実
バックアップ回数変数JN」という。)がテキスト形式
のファイル(以下、「実バックアップ回数ファイル」と
いう。)として記憶される。
【0152】メモリカード38が請求項7〜請求項12
記載の発明の記憶手段に、操作スイッチ42が請求項7
〜請求項12記載の発明の入力手段に、CPU36が請
求項7〜請求項12記載の発明の設定手段及び制御手段
に、ハードディスク90が請求項7〜請求項12記載の
発明の外部記憶装置に、各々相当する。
【0153】次に、本第3実施形態に係るデジタルカメ
ラ10の作用を説明する。なお、本第3実施形態に係る
デジタルカメラ10では、上記第1実施形態と同様に、
プロテクト設定処理(図5参照)及びプロテクトオート
設定処理(図7参照)が行われるが、これらの処理のこ
こでの説明は省略する。
【0154】次に、図14を参照して、本第3実施形態
に係るデジタルカメラ10において実行されるバックア
ップ処理について説明する。なお、図14は、デジタル
カメラ10に備えられた不図示のバックアップボタンが
ユーザによって押圧操作されたときに、デジタルカメラ
10のCPU36によって割り込み処理として実行され
るバックアップ処理プログラムの処理の流れを示すフロ
ーチャートである。また、本バックアップ処理プログラ
ムは、上記第1実施形態においてパーソナル・コンピュ
ータ80により実行されるバックアップ処理プログラム
(図9も参照)と略同様の処理を行うものであり、図1
4の図9と同様の処理を行うステップについては図9と
同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
【0155】図14のステップ304’では、上記ステ
ップ302においてメモリカード38から読み込んだ画
像ファイルのうちの1ファイル分の画像ファイルをハー
ドディスク90のバックアップフォルダに記憶する。な
お、ここで、バックアップフォルダに、同一ファイル名
の画像ファイルが既に存在する場合は、ファイル名の拡
張子を一部変更して記憶する。また、バックアップフォ
ルダに、同一ファイル名の画像ファイルが存在しない場
合には、ハードディスク90の実バックアップ回数ファ
イルに、当該画像ファイルの拡張子を除くファイル名に
対応する実バックアップ回数変数JNの値として‘0’
を記憶する。
【0156】また、ステップ310’では、上記ステッ
プ304’においてバックアップフォルダに記憶した画
像ファイルのリードオンリー属性を付加した後にステッ
プ312へ移行する。なお、ここで、リードオンリー属
性の付加は、ハードディスク90に設けられたFATに
対して行われる。
【0157】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るデジタルカメラでは、撮影によって得られた画像
データをメモリカード38によって記憶し、当該メモリ
カード38に記憶された画像データをハードディスク9
0に記憶(バックアップ)すると共に、当該ハードディ
スク90に記憶された画像データをメモリカード38か
ら消去するように制御しているので、バックアップがと
られた後の画像データのメモリカード38からの消去を
行うための手間を削減することができる。
【0158】また、本実施の形態に係るデジタルカメラ
では、メモリカード38からの消去の条件として消去対
象とする画像データのハードディスク90に記憶された
回数を示す回数情報(本実施の形態では、バックアップ
回数変数が示す値)を入力し、上記回数情報によって示
される回数だけ消去対象とする画像データがハードディ
スク90に記憶された場合に当該画像データをメモリカ
ード38から消去するように制御しているので、当該画
像データのバックアップデータが消去される危険性を低
減することができる。
【0159】また、本実施の形態に係るデジタルカメラ
では、本発明の指示情報として、それ以降の撮影によっ
て得られた画像データの消去の禁止(本実施の形態で
は、リードオンリー属性の設定)を指示するもの(本実
施の形態では、オートセット変数の値)を適用している
ので、撮影の度に消去の禁止を設定する場合の手間を削
減することができ、撮影終了後に一括して消去の禁止を
設定する場合の当該設定のし忘れを防止することができ
る。
【0160】更に、本実施の形態に係るデジタルカメラ
では、ハードディスク90に記憶する画像データの消去
を禁止するか否かを示す消去禁止情報(本実施の形態で
は、バックアップ保護変数の値)を入力し、当該消去禁
止情報が画像データのハードディスク90からの消去を
禁止することを示す場合に、当該画像データのハードデ
ィスク90からの消去の禁止を設定するように制御して
いるので、バックアップデータを保護することができる
一方、本実施の形態に係るデジタルカメラの制御方法で
は、ハードディスク90に記憶された画像データをメモ
リカード38から消去するように制御しているので、バ
ックアップがとられた後の画像データのメモリカード3
8からの消去を行うための手間を削減することができ
る。
【0161】なお、本実施の形態では、バックアップ回
数変数に設定された回数だけハードディスク90によっ
てバックアップがとられた画像ファイルをデジタルカメ
ラ10のメモリカード38から消去する場合の形態例に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、バックアップ回数変数に設定された回数だけハー
ドディスク90によってバックアップがとられた画像フ
ァイルが、メモリカード38においてリードオンリー属
性が設定されたものであるときに当該リードオンリー属
性を解除する形態とすることもできる。なお、この場合
の処理は、上記第2実施形態で示した処理と略同様なの
で、ここでの説明は省略する。
【0162】この場合のデジタルカメラでは、撮影によ
って得られた画像データをメモリカード38によって記
憶し、当該メモリカード38に記憶された画像データを
ハードディスク90に記憶すると共に、当該ハードディ
スク90に記憶された画像データが消去の禁止が設定さ
れた画像データであるときに当該画像データに設定され
た消去の禁止を解除するように制御しているので、消去
禁止とされた画像データをバックアップがとられたとき
に容易に消去可能とすることができる。また、この場合
のデジタルカメラの制御方法では、撮影によって得ら
れ、かつメモリカード38に記憶された画像データをハ
ードディスク90に記憶すると共に、当該画像データが
メモリカード38からの消去の禁止が設定されたもので
あるときに当該画像データに設定された消去の禁止を解
除するように制御しているので、消去禁止とされた画像
データをバックアップがとられたときに容易に消去可能
とすることができる。
【0163】また、上記第1、第2実施形態では、本発
明の送信手段と受信手段との間のインタフェース規格と
してUSBを適用した場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、RS−23
2C等の、あらゆるインタフェース規格を適用できるこ
とは言うまでもない。この場合も、各実施形態と同様の
効果を奏することができる。
【0164】また、上記各実施形態では、ユーザによる
各種処理の設定内容を設定ファイルによって記憶してお
く場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば、処理対象とする画像ファイルの
タグに記憶しておく形態とすることもできる。この場合
も、各実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0165】また、上記各実施形態では、本発明の記憶
手段としてメモリカード38を適用した場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本
発明の記憶手段としてメモリ26を適用する形態とする
こともできる。この場合も、上記各実施形態と同様の効
果を奏することができる。
【0166】更に、上記各実施形態において説明した各
種処理の流れ(図5、図7、図9、図10、図12、及
び図14参照)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しな
い範囲内において適宜変更可能であることは言うまでも
ない。
【0167】
【発明の効果】本発明に係るカメラシステムによれば、
デジタルカメラにより、撮影によって得られた画像デー
タを記憶手段によって記憶し、当該記憶手段に記憶され
た画像データを外部に送信し、外部装置により、デジタ
ルカメラから送信された画像データを受信し、受信した
画像データをバックアップ記憶手段に記憶すると共に、
当該バックアップ記憶手段に記憶された画像データがデ
ジタルカメラにおいて消去の禁止が設定された画像デー
タであるときに当該画像データに設定された消去の禁止
を解除するように制御しているので、消去禁止とされた
画像データをバックアップがとられたときに容易に消去
可能とすることができる、という効果が得られる。
【0168】また、本発明に係るデジタルカメラによれ
ば、撮影によって得られた画像データを記憶手段によっ
て記憶し、当該記憶手段に記憶された画像データを外部
記憶装置に記憶すると共に、当該外部記憶装置に記憶さ
れた画像データが消去の禁止が設定された画像データで
あるときに当該画像データに設定された消去の禁止を解
除するように制御しているので、消去禁止とされた画像
データをバックアップがとられたときに容易に消去可能
とすることができる、という効果が得られる。
【0169】また、請求項13に記載のデジタルカメラ
の制御方法によれば、撮影によって得られ、かつ記憶手
段に記憶された画像データを外部記憶装置に記憶すると
共に、当該画像データが上記記憶手段からの消去の禁止
が設定されたものであるときに当該画像データに設定さ
れた消去の禁止を解除するように制御しているので、消
去禁止とされた画像データをバックアップがとられたと
きに容易に消去可能とすることができる、という効果が
得られる。
【0170】更に、請求項14に記載のデジタルカメラ
の制御方法によれば、外部記憶装置に記憶(バックアッ
プ)された画像データを記憶手段から消去するように制
御しているので、バックアップがとられた後の画像デー
タの記憶手段からの消去を行うための手間を削減するこ
とができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観上
の構成を示す正面図及び背面図である。
【図2】実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系
の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態に係るデジタルカメラ10をパーソ
ナル・コンピュータ80に接続するために用いられるク
レードル60の構成を示す斜視図である。
【図4】実施の形態に係るパーソナル・コンピュータ8
0における本発明に特に関係する部分の電気系の構成を
示すブロック図である。
【図5】第1実施形態におけるプロテクト設定処理プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】実施の形態に係るプロテクト・メニューの表示
例を示す概略図である。
【図7】第1実施形態におけるプロテクトオート設定処
理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図8】実施の形態に係るプロテクト・オート・メニュ
ーの表示例を示す概略図である。
【図9】第1実施形態におけるバックアップ処理プログ
ラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】第2実施形態におけるプロテクトオート設定
処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図11】第2実施形態に係るプロテクト・オート・メ
ニューの表示例を示す概略図である。
【図12】第2実施形態におけるバックアップ処理プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】第3実施形態に係るデジタルカメラ10とハ
ードディスク90との接続状態を示す概略図である。
【図14】第3実施形態におけるバックアップ処理プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】従来技術の説明に供する概略図である。
【図16】従来技術の説明に供する概略図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ 34 デジタルI/F(送信手段) 36 CPU(設定手段、請求項7〜請求項12記載
の発明の制御手段) 38 メモリカード(記憶手段) 42 操作スイッチ(入力手段) 80 パーソナル・コンピュータ(外部装置) 82 CPU(請求項1〜請求項6記載の発明の制御
手段) 84 デジタルI/F(受信手段) 86 ハードディスク(バックアップ記憶手段) 90 ハードディスク(外部記憶装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/91 L Fターム(参考) 5B017 AA04 BA04 BB05 CA07 CA08 CA09 CA11 CA14 5B018 GA04 HA04 MA11 MA15 MA24 NA01 NA06 5C022 AA13 AC69 5C052 GA02 GA04 GA09 GB01 GB09 GC05 GE06 GE08 5C053 FA07 FA08 FA15 FA23 FA27 GB06 HA22 JA21 JA30 KA04 KA20 KA24 KA25 LA02 LA11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影によって得られた画像データを記憶
    する記憶手段、前記記憶手段に記憶された画像データを
    外部に送信する送信手段、前記記憶手段からの前記画像
    データの消去の禁止を指示する指示情報を入力する入力
    手段、及び前記指示情報に応じて前記画像データの消去
    の禁止を設定する設定手段を備えたデジタルカメラと、 前記送信手段によって送信された画像データを受信する
    受信手段、前記受信手段によって受信された画像データ
    を記憶するバックアップ記憶手段、及び前記バックアッ
    プ記憶手段に記憶された画像データが前記消去の禁止が
    設定された画像データであるときに当該画像データに設
    定された消去の禁止を解除するように制御する制御手段
    を備えた外部装置と、 を含むカメラシステム。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記制御手段による解
    除の条件として解除対象とする画像データの前記バック
    アップ記憶手段に記憶された回数を示す回数情報を更に
    入力し、 前記送信手段は、前記回数情報を更に外部に送信し、 前記受信手段は、前記回数情報を更に受信し、 前記制御手段は、前記回数情報によって示される回数だ
    け前記解除対象とする画像データが前記バックアップ記
    憶手段に記憶された場合に当該画像データに設定された
    消去の禁止を解除するように制御する請求項1記載のカ
    メラシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記バックアップ記憶
    手段に記憶された画像データを前記記憶手段から消去す
    るように制御する請求項1記載のカメラシステム。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は、前記制御手段による消
    去の条件として消去対象とする画像データの前記バック
    アップ記憶手段に記憶された回数を示す回数情報を更に
    入力し、 前記送信手段は、前記回数情報を更に外部に送信し、 前記受信手段は、前記回数情報を更に受信し、 前記制御手段は、前記回数情報によって示される回数だ
    け前記消去対象とする画像データが前記バックアップ記
    憶手段に記憶された場合に当該画像データを前記記憶手
    段から消去するように制御する請求項3記載のカメラシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記指示情報を、それ以降の撮影によっ
    て得られた画像データの消去の禁止を指示するものとし
    た請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のカメラシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は、前記送信手段により送
    信する画像データの消去を禁止するか否かを示す消去禁
    止情報を更に入力し、 前記送信手段は、前記消去禁止情報を更に外部に送信
    し、 前記受信手段は、前記消去禁止情報を更に受信し、 前記制御手段は、前記消去禁止情報が消去を禁止するこ
    とを示す場合に、前記画像データの前記バックアップ記
    憶手段からの消去の禁止を設定するように制御する請求
    項1乃至請求項5の何れか1項記載のカメラシステム。
  7. 【請求項7】 撮影によって得られた画像データを記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段からの前記画像データの消去の禁止を指示
    する指示情報を入力する入力手段と、 前記指示情報に応じて前記画像データの消去の禁止を設
    定する設定手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データを外部記憶装置に
    記憶する外部記憶手段と、 前記外部記憶手段によって前記外部記憶装置に記憶され
    た画像データが前記消去の禁止が設定された画像データ
    であるときに当該画像データに設定された消去の禁止を
    解除するように制御する制御手段と、 を備えたデジタルカメラ。
  8. 【請求項8】 前記入力手段は、前記制御手段による解
    除の条件として解除対象とする画像データの前記外部記
    憶装置に記憶された回数を示す回数情報を更に入力し、 前記制御手段は、前記回数情報によって示される回数だ
    け前記解除対象とする画像データが前記外部記憶装置に
    記憶された場合に当該画像データに設定された消去の禁
    止を解除するように制御する請求項7記載のデジタルカ
    メラ。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記外部記憶装置に記
    憶された画像データを前記記憶手段から消去するように
    制御する請求項7記載のデジタルカメラ。
  10. 【請求項10】 前記入力手段は、前記制御手段による
    消去の条件として消去対象とする画像データの前記外部
    記憶装置に記憶された回数を示す回数情報を更に入力
    し、 前記制御手段は、前記回数情報によって示される回数だ
    け前記消去対象とする画像データが前記外部記憶装置に
    記憶された場合に当該画像データを前記記憶手段から消
    去するように制御する請求項9記載のデジタルカメラ。
  11. 【請求項11】 前記指示情報を、それ以降の撮影によ
    って得られた画像データの消去の禁止を指示するものと
    した請求項7乃至請求項10の何れか1項記載のデジタ
    ルカメラ。
  12. 【請求項12】 前記入力手段は、前記外部記憶装置に
    記憶する画像データの当該外部記憶装置からの消去を禁
    止するか否かを示す消去禁止情報を更に入力し、 前記制御手段は、前記消去禁止情報が消去を禁止するこ
    とを示す場合に、前記画像データの前記外部記憶装置か
    らの消去の禁止を設定するように制御する請求項7乃至
    請求項11の何れか1項記載のデジタルカメラ。
  13. 【請求項13】 撮影によって得られた画像データを記
    憶する記憶手段を備えたデジタルカメラの制御方法であ
    って、 前記記憶手段に記憶された画像データを外部記憶装置に
    記憶すると共に、当該画像データが前記記憶手段からの
    消去の禁止が設定されたものであった場合に当該消去の
    禁止を解除するように制御するデジタルカメラの制御方
    法。
  14. 【請求項14】 撮影によって得られた画像データを記
    憶する記憶手段を備えたデジタルカメラの制御方法であ
    って、 前記記憶手段に記憶された画像データを外部記憶装置に
    記憶すると共に、当該画像データを前記記憶手段から消
    去するように制御するデジタルカメラの制御方法。
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