JP2002358797A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2002358797A
JP2002358797A JP2001164830A JP2001164830A JP2002358797A JP 2002358797 A JP2002358797 A JP 2002358797A JP 2001164830 A JP2001164830 A JP 2001164830A JP 2001164830 A JP2001164830 A JP 2001164830A JP 2002358797 A JP2002358797 A JP 2002358797A
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test
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semiconductor integrated
integrated circuit
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Yutaka Yoshizawa
豊 吉澤
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NEC Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/20Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits using counters or linear-feedback shift registers [LFSR]

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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェッカーボード、マーチング以外のテスト
が実行できる半導体集積回路を提供する。 【解決手段】 被試験RAMのテストを行う半導体集積
回路であって、前記被試験RAMのアドレスを単調にイ
ンクリメントまたはデクリメントして出力するアドレス
カウンタ4と、前記アドレスカウンタから出力された前
記アドレス4aを入力し、前記被試験RAMのテストモ
ード19に応じた変調アドレス5aに変調して出力する
アドレス変調回路5と、前記アドレス変調回路から出力
された前記変調アドレスに基づいて、前記被試験RAM
のテストを行うRAMインターフェースブロック9とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複雑なアドレスパ
ターンを用いるテストを実施可能な半導体集積回路(B
IST回路)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図22に示す。従来のBIST
回路は、アドレス発生器102、テストモードコントロ
ール&データ発生器(テストモードコントローラ)10
1、RAMインターフェイスブロック105、比較器1
06から構成される。
【0003】テストモードコントロール&データ発生器
(テストモードコントローラ)101は、テストモード
のコントロールとテストデータの発生を行う。テストモ
ードコントローラ101は、クロック(CLK)10
7、リセット(RST)108、テストモード切換信号
103cを入力して、テストモード信号101b、デー
タ信号101c、昇順/降順指定信号101a、カウン
トトリガ101dを出力する。
【0004】アドレス発生器102は、CLK107、
RST108、そしてテストモードコントローラ101
から出力された昇順/降順指定信号101a、カウント
トリガ信号101dを入力とし、Xアドレス(Rowア
ドレス) 104aとYアドレス(Columnアドレ
ス) 104bを出力する。
【0005】RAMインターフェイスブロック105
は、Xアドレス104b、Yアドレス104aとテスト
モード101b、データ101c、CLK107、RS
T108を入力にし、これらの入力から被試験RAMの
インターフェイス仕様に合ったRAM入力コマンド・ア
ドレス・入力データ111を出力する。
【0006】比較器106は、被試験RAM出力データ
110と期待値データ(データ)101cを比較し、そ
の比較結果9を出力する。
【0007】アドレス発生器102は、アドレスカウン
タ103、アドレススクランブラ104から構成され
る。アドレスカウンタ103は、RST108,カウン
トトリガ信号101d、昇順/降順指定信号101aを
入力とし、アドレス(Yアドレス(カウンタ)103
a、Xアドレス(カウンタ)103b)を出力する。ア
ドレススクランブラ104は、Yアドレス(カウンタ)
103a、Xアドレス(カウンタ)103bを入力と
し、Xアドレス104a、Yアドレス104bを出力す
る。
【0008】次に、従来例の動作について述べる。テス
トモード信号101bは、リセット(RST)108解
除後(SDRAM等、RAMの種類により、RST10
8解除後RAM初期化が必要になるが、その場合はRA
M初期化終了後)、1を示す。
【0009】以降、テストモード信号101bは、テス
トモード切換信号103cがテストモードコントロール
&データ発生器(テストモードコントローラ)101に
入力される都度、2,3,4…とインクリメントする。
【0010】従来例によるBIST回路では、テストモ
ード信号101bがとり得る各値それぞれに対し一種類
のテストモードが対応する。各テストモードに対し、ア
ドレス(カウンタ)信号(103a,103b)は昇順
か降順か、データ書込みを行うか読み出しを行うか、書
き込みなら書込みデータは”1”か”0”か、読み出し
なら期待値データは”1”か”0”か、アドレスカウン
タ103がカウントアップするタイミングを、テストモ
ードコントローラ101が定義し、従来例におけるBI
ST回路の各回路を制御している。
【0011】データ信号101cは、テストモードコン
トローラ101が出力した各テストモードに対応した書
込みデータまたは期待値データを示す。昇順/降順指定
信号101aは、テストモードコントローラ101が出
力したテストモードに対応したアドレスの昇順/降順指
定を示す。カウントトリガ信号101dは、テストモー
ドコントローラ101が出力したアドレスカウンタ10
3がカウントアップするときのタイミングを示すタイミ
ング信号である。
【0012】アドレスカウンタ103は、RST108
解除後カウントトリガ信号101dの入力によりカウン
トアップする。テストモードコントローラ101から入
力する昇順/降順指定信号101aが昇順、降順のいず
れを示すものであっても、アドレスカウンタ103は、
上記のようにカウントするが、昇順の時はカウント値を
そのアドレス(カウンタ)(103a,103b)とし
て出力するのに対し、降順の時はカウント値の反転値を
アドレス(カウンタ)(103a,103b)として出
力する。
【0013】被試験RAMのアドレスは、物理的にRA
M面積最小化のために純粋な2進数の順に並んでいない
ことがある。アドレスカウンタ103から出力されたY
アドレス(カウンタ)103a、Xアドレス(カウン
タ)103bを被試験RAMの物理的なアドレス順に変
更するためにアドレススクランブラ104を設けてい
る。アドレススクランブラ104は、Yアドレス(カウ
ンタ)103a、Xアドレス(カウンタ)103bを入
力とし、アドレススクランブラの出力が被試験RAM物
理的なアドレス信号(Xアドレス104b、Yアドレス
104a)になる。
【0014】従来のBIST回路には次の欠点があっ
た。 (1) チェッカーボード、マーチング以外のテストが
実行できないため、被試験RAMのファンクション不良
原因の検出に限界がある。 (2) 試験時間の短縮が不可能であった。例えば、任
意のアドレスにデータを書き込んだ後、他の全アドレス
をアクセスし上記アドレスデータを読み出すようなテス
トを実施する際、選択されたサブアレイのみテストすれ
ば不良検出に十分な場合が多く試験時間も短縮できる
が、従来のBIST回路では試験時間の短縮ができな
い。 (3) 被試験RAMの故障検出を行うが、故障個所、
不良モード推定は不可能であった。 以上により、従来のBIST回路でRAM試験を実行し
ても検出不可能な不良モードがあるため、機能的に不具
合のあるRAMやRAMマクロを搭載したシステムLS
Iを出荷するおそれがあった。またBIST回路による
不良解析は不可能であった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】チェッカーボード、マ
ーチング以外のテストが実行できるBIST回路が望ま
れている。被試験RAMのファンクション不良原因の検
出を行うことのできるBIST回路が望まれている。試
験時間を短縮可能なBIST回路が望まれている。被試
験RAMの故障個所、不良モード推定が可能なBIST
回路が望まれている。
【0016】特開2000−163992公報には、次
の半導体集積回路装置が開示されている。その半導体集
積回路装置は、メモリ自己検査機能を有する半導体集積
回路装置であって、外部クロックに従って自己検査アド
レスを発生するアドレス発生器と、メモリ部のメモリ容
量と対応したメモリ容量識別信号に従ってアドレス発生
器で発生する自己検査アドレスをリセットさせるアドレ
スリセット回路と、アドレス発生器の出力信号を受けて
自己検査データを生成するデータジェネレータと、アド
レス発生器の出力信号を受けてメモリ制御信号を発生す
るメモリ制御信号発生器と、自己検査データが書き込ま
れるメモリ部と、メモリ部から読み出された自己検査デ
ータ及びアドレス発生器の出力信号に基づいてパス/フ
ェイルを判定し、パス/フェイル信号を出力する比較回
路とを具備している。
【0017】特開2000−163993公報には、次
の半導体集積回路装置のテスト回路が開示されている。
その半導体集積回路装置のテスト回路は、単数のセルフ
テスト回路部と複数のメモリ回路部が同一チップに形成
された半導体集積回路において、前記セルフテスト回路
部は、前記複数のメモリ回路部の検査のための前記複数
のメモリ回路部の最大アドレス及びアクセス信号を発生
する単数のアドレス及びアクセス信号発生手段と、前記
複数のメモリ回路部の検査のための前記複数のメモリ回
路部の最大データビット幅のテストデータを発生する単
数のデータ発生手段と、前記複数のメモリ回路部ごとに
最大アドレス値を記憶しておく単数のメモリ回路部最大
アドレス記憶手段と、前記アドレス及びアクセス信号発
生手段により発生されたアドレスが前記メモリ回路部最
大アドレス記憶手段により設定されたアドレス以上であ
ることを前記複数のメモリ回路部ごとに判別し前記複数
のメモリ回路部と同数のリフレッシュ動作信号を発生す
る単数のアドレス判別手段と、前記アドレス判別手段に
より発生した前記複数のリフレッシュ動作信号により前
記アドレス及びアクセス信号発生手段により発生された
アドレス及びアクセスをディスエーブルにする前記複数
のメモリ回路部と同数のアドレス及びアクセス信号制御
手段と、前記アドレス判別手段により発生した前記複数
のリフレッシュ動作信号によりリフレッシュ信号を発生
する前記複数のメモリ回路部と同数のリフレッシュ発生
手段と、前記アドレス判別手段により発生した前記複数
のリフレッシュ動作信号により前記複数のメモリ回路部
の読み出しデータ比較信号をディスエーブルにする前記
複数のメモリ回路部と同数のデータ比較信号制御手段
と、前記複数のデータ比較信号制御手段から伝搬された
読み出しデータ比較信号により前記データ発生手段で発
生されたデータと前記複数のメモリ回路部から読み出さ
れたデータごとに比較を実施する前記複数のメモリ回路
部と同数の比較手段と、検査アルゴリズムに応じて前記
アドレス及びアクセス信号発生手段とデータ発生手段と
前記複数のデータ比較信号制御手段を制御し前記複数の
メモリ回路部を検査し、前記複数の比較手段により返却
される比較結果により前記複数のメモリ回路部のエラー
の有無を出力する単数のBIST制御手段から構成され
ている。
【0018】特開2000−76894公報には、次の
組込み自己テスト回路が開示されている。その組込み自
己テスト回路は、半導体装置に内蔵され、該半導体装置
に備えた記憶部に対し複数のテストパターンを用いてテ
ストを行う組込み自己テスト回路であって、前記記憶部
における所定数のアドレスに対する一連の書込み/読出
し処理が終了する毎に終了信号を出力するアドレスカウ
ンタと、前記終了信号を受け取る毎に異なる共通制御信
号を順次に出力する制御信号出力回路と、符号化された
複数の処理データを有し、受け取った各共通制御信号に
夫々対応して前記処理データを順次に復号化して出力す
る処理データ出力回路と、前記処理データ出力回路から
受け取った前記処理データに対応するビットデータを各
テストパターンとして前記記憶部に出力するテストパタ
ーン発生回路とを備えている。
【0019】特開平10−241399号公報には、次
のマクロが開示されている。そのマクロは、論理に組み
込まれたメモリのテストを行うためのプロセッサ・ベー
スの組込み自己検査(BIST)マクロであって、テス
ト命令を記憶する手段と、前記テスト命令を読み取り、
前記テスト命令からテスト・パターンを生成し、前記テ
スト命令の順序付けを行うプロセッサ手段とを含んでい
る。
【0020】特開平11−317096号公報には、次
の複合半導体メモリ装置のセルフテスト回路が開示され
ている。その複合半導体メモリ装置のセルフテスト回路
は、複数のバンクからなるメモリとロジックとが1つの
チップ上に実現される複合半導体メモリ装置のセルフテ
スト回路において、外部クロック信号及びBISTモー
ド指示信号に応答して、所定のBIST情報信号を発生
するBIST情報発生手段と、ノーマルモードでは、ロ
ジックより出力されるロジッククロック信号とロジック
情報信号とを入力信号として、発生する出力信号を前記
メモリへ提供するとともに、BISTモードでは、前記
外部クロック信号と前記BIST情報信号とを入力信号
として、発生する出力信号を前記メモリへ提供するスイ
ッチ手段とを具備し、前記BIST情報発生手段は、前
記メモリに書込まれたデータと前記メモリより出力され
るデータとを比較して、不良が生ずるバンクのアドレス
を検出する。
【0021】本発明は、上記の問題を解決可能な半導体
集積回路を提供することを目的としている。本発明の他
の目的は、チェッカーボード、マーチング以外のテスト
を実行できる半導体集積回路を提供することである。本
発明の更に他の目的は、被試験RAMのファンクション
不良原因の検出を行うことのできる半導体集積回路を提
供することである。本発明の更に他の目的は、試験時間
を短縮可能な半導体集積回路を提供することである。本
発明の更に他の目的は、被試験RAMの故障個所、不良
モード推定が可能な半導体集積回路を提供することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決す
るための手段]を説明する。これらの番号・符号は、
[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記
載との対応関係を明らかにするために付加されたもので
あるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技
術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0023】従来のBIST回路において上記欠点を生
じる理由は、以下の通りである。従来のBIST回路
は、本発明にあるようなアドレス変調器、被試験サブア
レイ指定回路、カウント最終値検出回路を持たないため
アドレスを単調増加または減少させる単純なアドレスパ
ターン以外の、複雑なアドレスパターンを発生できな
い。また、アドレスとテスト内容(テストモード)をB
IST外部に出力しないため被試験DRAMの不良検出
は行えても、不良解析に必要な情報を出力しない。
【0024】本発明の半導体集積回路は、被試験RAM
のテストを行う半導体集積回路であって、前記被試験R
AMのアドレスを単調にインクリメントまたはデクリメ
ントして出力するアドレスカウンタ(4)と、前記アド
レスカウンタ(4)から出力された前記アドレス(4
a)を入力し、前記被試験RAMのテストモード(1
9)に応じた変調アドレス(5a)に変調して出力する
アドレス変調回路(5)と、前記アドレス変調回路
(5)から出力された前記変調アドレス(5a)に基づ
いて、前記被試験RAMのテストを行うRAMインター
フェースブロック(9)とを備えている。
【0025】本発明の半導体集積回路において、前記被
試験RAMのセルアレイは、複数のサブアレイに分割さ
れ、前記半導体集積回路は、更に、被試験サブアレイ指
定回路(6)を備え、前記被試験サブアレイ指定回路
(6)は、前記変調アドレス(5a)に基づいて、前記
被試験RAMのテストモード(19)により指定された
前記サブアレイをアクセスするためのサブアレイ指定ア
ドレス(6a、6b)を出力し、前記RAMインターフ
ェースブロック(9)は、前記変調アドレス(5a)に
代えて、前記サブアレイ指定アドレス(6a、6b)に
基づいて、前記被試験RAMのテストを行う。
【0026】本発明の半導体集積回路において、更に、
カウント最終値検出回路(8)を備え、前記カウント最
終値検出回路(8)は、設定されたカウント最終値(1
a)に前記アドレスカウンタ(4)から出力された前記
アドレス(4b)のカウンタ値が達すると、前記アドレ
スカウンタ(4)を初期化して、実行中のテストを終了
する。
【0027】本発明の半導体集積回路において、前記ア
ドレスカウンタ(4)は、前記半導体集積回路の外部か
ら入力されるアドレスカウンタ初期化信号(11)に応
答して、初期化され、実行中のテストが終了する。
【0028】本発明の半導体集積回路において、前記被
試験RAMのテストモード(19)と、前記RAMイン
ターフェースブロック(9)に入力されるアドレスは、
前記半導体集積回路の外部に出力される。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態が説明され
る。
【0030】図1および図2を参照して、第1実施形態
のBIST回路について説明する。
【0031】図1は本実施形態のBIST回路を示して
いる。まず、本実施形態のBIST回路の構成を述べ
る。
【0032】本実施形態のBIST回路は、アドレス発
生器3、テストモードコントロール&データ発生器(テ
ストモードコントローラ)1、RAMインターフェイス
ブロック9、比較器10から構成される。
【0033】テストモードコントロール&データ発生器
(テストモードコントローラ)1は、テストモードのコ
ントロールとテストデータの発生を行う。テストモード
コントローラ1は、クロック(CLK)12、リセット
(RST)13、テストモード切換信号2aを入力と
し、テストモード信号19、データ信号1c、昇順/降
順指定信号1b、最終値1aを出力する。
【0034】テストモード切換信号2aは、アドレス発
生器3が出力するカウントストップ信号8aとアドレス
カウンタ初期化信号11をORゲート2で論理和をとり
作成する。アドレス発生器3は、CLK12、RST1
3、アドレスカウンタ初期化信号11、テストモード信
号19、そしてテストモードコントローラ1から出力さ
れた昇順/降順指定信号1b、アドレス最終値指定信号
(最終値)1a、カウントトリガ信号1dを入力とし、
Xアドレス(Rowアドレス)18とYアドレス(Co
lumnアドレス)17を出力する。
【0035】RAMインターフェイスブロック9は、X
アドレス18、Yアドレス17とテストモード19、デ
ータ1c、CLK12、RST13を入力にし、これら
の入力から被試験RAMのインターフェイス仕様に合っ
たRAM入力コマンド・アドレス・入力データ16を出
力する。
【0036】比較器10は、被試験RAM出力データ1
5と期待値データ(データ)1cを比較し、その比較結
果14を出力する。
【0037】アドレス発生器3は、アドレスカウンタ
4、アドレス変調回路5、被試験サブアレイ指定回路
6、アドレススクランブラ7、カウント最終値検出回路
8から構成される。
【0038】アドレスカウンタ4は、RST13,カウ
ントトリガ信号1d、昇順/降順指定信号1b、カウン
ト最終値検出回路8から出力されるカウントストップ信
号8aを入力とし、アドレス(カウンタ)4aとカウン
ト値4bを出力する。
【0039】カウント最終値検出回路8は、テストモー
ドコントローラ1から出力された最終値1aとアドレス
カウンタ4から出力されたカウント値4bを入力とし、
カウントストップ信号8aを出力する。
【0040】アドレス変調回路5は、アドレスカウンタ
4から出力されたアドレス(カウンタ)4aとテストモ
ード信号19そして変調コントロール(1e)を入力と
し、アドレス(変調後)5aを出力する。
【0041】被試験サブアレイ指定回路6は、アドレス
変調回路5が出力したアドレス(変調後)5aとテスト
モード信号19を入力とし、アドレス(Yアドレス(サ
ブアレイ指定)6a、Xアドレス(サブアレイ指定)6
b)を出力する。
【0042】アドレススクランブラ7は、Yアドレス
(サブアレイ指定)6a、Xアドレス(サブアレイ指
定)6bを入力とし、Xアドレス18、Yアドレス17
を出力する。
【0043】また本実施形態では、テストモード信号1
9、Xアドレス18、Yアドレス17をBIST回路の
外部に出力する。
【0044】次に、本実施形態の動作について述べる。
【0045】テストモード信号19は、リセット(RS
T)13解除後(SDRAM等、RAMの種類により、
RST13解除後RAM初期化が必要になるが、その場
合はRAM初期化終了後)1を示す。
【0046】テストモード信号19は、以降、テストモ
ードコントローラ1にテストモード切換信号2aが入力
される都度、2,3,4…とインクリメントする。
【0047】本実施形態によるBIST回路では、テス
トモード信号19がとり得る各値それぞれに対し一種類
のテストモードが対応する。
【0048】各テストモードに対し、アドレス(カウン
タ)信号4aは昇順か降順か、データ書込みを行うか読
み出しを行うか、書き込みなら書込みデータは”1”
か”0”か、読み出しなら期待値データは”1”か”
0”か、アドレスカウンタ4がカウントアップするタイ
ミング、アドレスカウンタ4のカウント最終値を、テス
トモードコントローラ1が定義し本BIST回路の各回
路を制御している。
【0049】データ信号1cは、テストモードコントロ
ーラ1が出力した各テストモードに対応した書込みデー
タまたは期待値データを示す。昇順/降順指定信号1b
は、テストモードコントローラ1が出力したテストモー
ドに対応したアドレスの昇順/降順指定を示す。
【0050】カウントトリガ信号1dは、テストモード
コントローラ1が出力したアドレスカウンタ4がカウン
トアップするタイミングを示すタイミング信号である。
最終値1aは、テストモードコントローラ1が出力した
テストモードに対応したアドレスカウンタのカウント最
終値である。
【0051】アドレスカウンタ4は、RST13解除後
カウントトリガ信号1dの入力によりカウントアップす
る。カウントストップ信号8aまたはアドレスカウンタ
初期化信号11が入力されると、アドレスカウンタ4の
カウンタ値は0に初期化される。またアドレスカウンタ
4は、常にカウント値4bをカウント最終値検出回路8
に出力する。
【0052】テストモードコントローラ1から入力する
昇順/降順指定信号1bが昇順、降順のいずれを示して
いてもアドレスカウンタ4は上記のようにカウントする
が、昇順の時はカウント値をそのアドレス(カウンタ)
4aとして出力するのに対し、降順の時はカウント値の
反転値をアドレス(カウンタ)4aとして出力する。
【0053】カウント最終値検出回路8は、最終値1a
とカウント値4bを比較し、カウント値4bが最終値1
aと一致すると、カウントストップ信号8aを発生す
る。
【0054】アドレス(カウンタ)4aは、単純に昇順
または降順にカウントされたアドレス値であるが、アド
レス変調器5はこれを被試験DRAMのテストモード
(テストモード19)に応じたアドレスパターンに変調
(アドレス(変調後)5a)して出力する。
【0055】被試験RAMの記憶容量が大きい時、被試
験RAMのセルアレイは複数に分割されることが多い。
分割されたセルアレイ一つ一つのことをサブアレイと呼
ぶ。RAMテストの種類によってはサブアレイ毎にテス
トを実施する必要があり、被試験サブアレイ指定回路6
は、テストモード19で指定したサブアレイをアクセス
するアドレス(Yアドレス(サブアレイ指定)6a、X
アドレス(サブアレイ指定)6b)を出力する。
【0056】被試験RAMのアドレスは、物理的にRA
M面積最小化のために純粋な2進数の順に並んでいない
ことがある。被試験サブアレイ指定回路6から出力され
たYアドレス(サブアレイ指定)6a、Xアドレス(サ
ブアレイ指定)6bを被試験RAMの物理的なアドレス
順に変更するために、アドレススクランブラ7を設けて
いる。
【0057】アドレススクランブラ7は、Yアドレス
(サブアレイ指定)6a、Xアドレス(サブアレイ指
定)6bを入力とし、アドレススクランブラ7の出力が
被試験RAM物理的なアドレス信号(Xアドレス18、
Yアドレス17)になる。
【0058】また図1に示すように本実施形態では、テ
ストモード信号19、Xアドレス18、Yアドレス17
をBIST回路の外部に出力する、これらのテストモー
ド信号19、Xアドレス18、Yアドレス17として
は、リアルタイムにBISTが実行しているテストモー
ドと被試験RAMにアクセスしているアドレスを出力す
る。
【0059】これらの出力があるため本実施形態による
BIST回路により、被試験RAMの不良検出だけでな
く不良個所・不良モード推定を行なうことが可能とな
る。動作タイミングの例を図2に示す。
【0060】本実施形態により下記の効果がある。
【0061】(1) 従来のSRAM用BIST回路で
一般的に実行されるチェッカーボードテスト、マーチン
グテストだけでなく、DRAM等高密度RAMの機能試
験で必要になるより複雑なアドレスパターンを用いるテ
ストを本実施形態によるBIST回路を用いることで実
施可能である。このことにより従来のBIST回路で実
行可能であったチェッカーボードテスト、マーチングテ
ストでは検出できないRAM不良を、複雑なアドレスパ
ターンを用いる他のテストを併せて行なうことで検出可
能となる。
【0062】(2) 被試験サブアレイを選択してテス
トを行うことができる。このため、本実施形態によるB
ISTは、一つのテストを行うに必要なアドレスのみを
選択してアクセスできるため、任意のアドレスにデータ
を書き込んだ後他の全アドレスをアクセスし前記アドレ
スデータを読み出すようなテストを実施する際、選択さ
れたサブアレイのみテストすればよいためテスト時間を
大きく短縮することができる。
【0063】(3) 被試験RAMの故障検出だけでな
く、故障個所、不良モード推定が可能である。以上によ
り、従来のBIST回路を用いて被試験RAMの試験を
行なったときよりも高品質なRAM・RAMマクロを搭
載したシステムLSIを短時間のテストで出荷すること
が可能であり、またBIST回路による試験でFAIL
した被試験RAM・被試験RAMマクロの不良解析が容
易になる。
【0064】本実施形態において、上記効果が得られる
理由は以下の通りである。 (1) アドレス発生器3内にアドレス変調回路5を内
蔵し、アドレス変調回路5は、アドレスカウンタ4が出
力した単純にインクリメントまたはデクリメントするの
みのアドレスを、テストモード19に応じRAM試験に
必要な複雑に変化をするアドレスに変調可能なためであ
る。
【0065】(2) アドレス発生器3内に被試験サブ
アレイ指定回路6を内蔵し、被試験サブアレイ指定回路
6に入力されるアドレスを、テストモード19に応じ試
験するサブアレイのアドレスを指定するように変更し、
RAMの一部分(サブアレイ)を選択しテストを実行す
るためである。このようにすることで、任意のアドレス
にデータを書き込んだ後、他の全アドレスをアクセスし
上記アドレスデータを読み出すようなテストを実施する
際、選択されたサブアレイのみテストすればよいため、
テスト時間を大きく短縮することができる。
【0066】(3) BIST実行中、アドレスとテス
ト内容(テストモード19)をBIST外部に出力可能
である。このことにより、被試験RAMの故障検出時
に、アドレスとテスト内容(テストモード19)から被
試験RAMの故障検出だけでなく、故障個所、不良モー
ド推定が可能となる。
【0067】次に、より具体的な実施例について説明す
る。実施例として被試験RAMとしてDRAMを想定
し、RAM BISTとして一般的に行われているチェ
ッカーボード、マーチングテスト以外にディスターブホ
ールドテストを実施するBIST回路の例をしめす。
【0068】実施例の動作を説明する前に、DRAMデ
ィスターブホールドテストについて説明する。
【0069】DRAMの基本的な動作には(1)書込み
動作、(2)読み出し動作、(3)データ保持がある。
ディスターブホールドテストは、この中で(3)データ
保持に関わるテストである。
【0070】DRAMの実動作に近い保持状態として
「他のアドレスへの書込み・読み出しが実行される中で
のデータ保持」がある。DRAM中任意のアドレスの記
憶セルは、ビット線を他のアドレスの記憶セルと共有し
ている。そのため、任意のアドレスの記憶セルに保持さ
れているデータの反転データが他のアドレスに書込みま
たは読み出しされる時がデータ保持に対するワースト条
件になる。ディスターブホールドテストは、DRAMに
パターンを入力し上記の状態を実現しDRAMの保持能
力をテストする。
【0071】図6は、ディスターブホールドパターンの
イメージ図である。縦軸は被試験DRAMのアドレスを
示し、横軸はパターンの進行方向を示す。図6において
アドレス数Nは簡単のため8としている。(本説明書で
はアドレスの総数(アドレス数)をNで表し、DRAM
のそれぞれのアドレスは0〜N−1で定義する。説明書
中は前者をアドレス数と呼び、後者をアドレスと言
う。)
【0072】ディスターブホールドパターンは、最初に
全セルにデータを書きこむ(セルアレイデータ書込)。
その次に、偶数アドレスのみにアクセスし偶数アドレス
に奇数アドレスへ書き込まれたデータの反転データを書
き込み奇数アドレスの記憶セルにディスターブをかける
(図6中”*”はそのアドレスをスキップしてアドレス
が進行することを示す。)この動作をDRAMのホール
ド時間相当行う(奇数ディスターブ)。その後、奇数ア
ドレスのみにアクセスし奇数アドレスに保持されている
データを読み出しデータ保持の検査を行う(奇数データ
検査)。
【0073】同様に、奇数アドレスのみにアクセスし奇
数アドレスに偶数アドレスへ書き込まれたデータの反転
データを書き込み偶数アドレスの記憶セルにディスター
ブをかける。この動作をDRAMのホールド時間相当行
う(偶数ディスターブ)。その後、偶数アドレスのみに
アクセスし偶数アドレスに保持されているデータを読み
出しデータ保持の検査を行う(偶数データ検査)。
【0074】実際のDRAM製品・DRAMマクロは、
高集積化に伴いセルアレイがX方向Y方向それぞれ複数
に分割されていることが普通である(図7)。図7は、
セルアレイをX方向にK、Y方向にM(K,Mは2の累
乗)に分割している。図7の(i,j)=(0,0)〜
(i,j)=(K−1,M−1)に示すように分割され
たそれぞれのアレイをサブアレイと呼ぶ((i,j)=
(0,0)のみ塗りつぶして表示)。
【0075】任意のセルのビット線は、同一サブアレイ
内で他のセルと共有している。そのため、ディスターブ
ホールドテストはテスト時間短縮のために各サブアレイ
毎に実施する。Y方向については、普通同一のi値を持
つYアドレス側のサブアレイは同じワードに属する。本
実施例のBIST回路は、ワード単位にテストを行うた
め図7を例とするならi=0,1,2…K−1のK回に
分けてディスターブホールドテストを行う。
【0076】本実施例は、ディスターブホールドテスト
をBIST回路で実現するものである。本実施例の構成
を説明する前に、本実施例のBIST回路で扱うテスト
モードについて具体的に説明する。
【0077】DRAMの基本的な動作をテストするに
は、(1)チェッカーボードテスト(スタティックホー
ルドテスト)、(2)マーチングテスト、そして(3)
ディスターブホールドテストがよく知られている。BI
ST回路の各テストモードを用いて上記テストを実現す
る。
【0078】チェッカーボードテストを構成するテスト
モード例を図8に示す。最初にアドレスをインクリメン
トしながらメモリセルアレイにチェッカーボード状にデ
ータを書込む(テストモード1)。次にアドレスインク
リメントで書き込んだデータを読み出す(テストモード
2)。さらにデータを反転し繰り返す(テストモード
3,4)。ここでチェッカーボード状とは、セルアレイ
上ある任意のセルに対し隣接セルの記憶電位を全て反転
させるを意味する。
【0079】テストモード1〜4を行うことでセルアレ
イ上ある任意のセルが”0”,”1”両方の状態に対し
隣接セルの記憶電位を全て反転させる。近年、DRAM
の高密度化に伴いアレイ内のセル配置が複雑化してお
り、ある任意セルが”1”または”0”の状態にあると
きに1テストモードで全ての隣接セルに反転電位を書き
込めず、全ての隣接セルに反転電位を書込むために複数
テストモード使用することもある。その場合は図8の各
書込み・読み出しを複数のテストモードから構成する。
【0080】チェッカーボードテストにて書込み完了後
に一定時間CLKを停止しホールド機能をテストするこ
とができる。DRAM動作を停止した状態でホールド機
能をテストするためこのことをディスターブホールドテ
ストに対し、スタティックホールドテストと呼ぶ。
【0081】マーチングテストを構成するテストモード
例を図9に示す。アドレス0〜Nまで(昇順)0書き込
みを行い(テストモード5)、次に0〜Nまで(昇順)
0読み出し1書き込み(テストモード6)、その後1読
み出し0書込みを行う(テストモード7)。テストモー
ド6、7でアドレスを降順にして繰り返す(テストモー
ド8,9)。図9のテストは最大アドレス数Nに対しパ
ターン長が9Nになるため9Nマーチと呼ばれる。
【0082】本実施例のBIST回路には、ホールドテ
ストとして上記のスタティックホールドテスト(チェッ
カーボードテスト)の他にディスターブホールドテスト
がある。ディスターブホールドテストを構成するテスト
モード例を図10に示す。
【0083】図6で示したディスターブホールドテスト
内容と図10のディスターブホールドテストモード例の
対応を見ると、最初にi=0のサブアレイ全セルにデー
タを書きこむ(i=0のサブアレイにデータ書込、テス
トモード10)。その次に、i=0のサブアレイの偶数
アドレスのみアクセスし偶数アドレスに奇数アドレスへ
書き込まれたデータの反転データを書き込み奇数アドレ
スの記憶セルにディスターブをかける。この動作をDR
AMのホールド時間相当行う(奇数ディスターブ、テス
トモード11)。その後i=0のサブアレイの奇数アド
レスのみにアクセスし奇数アドレスに保持されているデ
ータを読み出しデータ保持の検査を行う(奇数データ検
査、テストモード12)。
【0084】同様にi=0のサブアレイ奇数アドレスの
みにアクセスし奇数アドレスに偶数アドレスへ書き込ま
れたデータの反転データを書き込み偶数アドレスの記憶
セルにディスターブをかける。この動作をDRAMのホ
ールド時間相当行う(偶数ディスターブ、テストモード
13)。その後i=0のサブアレイの偶数アドレスのみ
にアクセスし偶数アドレスに保持されているデータを読
み出しデータ保持の検査を行う(偶数データ検査、テス
トモード14)。さらにi=0のサブアレイに対し上記
のデータを反転して繰り返す(テストモード15〜1
9)。i=1,2,3…K−1のサブアレイそれぞれに
ついても同様のテストを行う(テストモード20〜2
9,30〜39…*)。
【0085】本実施例のBIST回路は、図8,9,1
0のテストモード番号順に実行していくことでDRAM
基本機能のテストを行うことができる。
【0086】図1、図3から図5に実施例の構成を示
す。図3および図4は図1中のアドレスカウンタ4、ア
ドレス変調回路5、被試験サブアレイ指定回路6の実施
例を具体的に記述したものである。また図5は図1のカ
ウント最終値検出回路8の実施例を具体的に記述したも
のである。(以降、構成の説明は図1,3から5にまた
がるため、例えば図1中のアドレス発生器3はアドレス
発生器(図1−3)の様に記述する。)
【0087】アドレス発生器(図1−3)は、DRAM
テストを実施するためXアドレス(図1−18)、Yア
ドレス(図1−19)を発生する。上記アドレスは、ア
ドレス発生器(図1−3)内にあるアドレスカウンタ
(図1−4)のアドレス(カウンタ)出力(図1−4
a)から生成する。
【0088】アドレスカウンタ(図1−3)は、アドレ
スカウンタ(図4−41)である。アドレスカウンタ
(図4−41)は、Xアドレスのビット数(Xアドレス
総数をNxとすれば、logNx)とYアドレスのビ
ット数(Yアドレス総数をNyとすれば、logNy)
合計分のビット数を持ち、MSB側がYアドレス、LS
B側がXアドレスに対応する。
【0089】アドレスカウンタ(図4−41)は、RS
T(図4−52)解除後(DRAMの種類によってはD
RAM初期化終了後)0からカウントトリガ(図4−5
1)入力の度にインクリメントを始め、アドレスカウン
タ初期化信号(図4−54)が入力されなければカウン
トストップ信号(図4−53)が入力されるまでカウン
トする。
【0090】カウントストップ信号(図4−53)が入
力すると、カウント値(図3−41b)を0に戻し再カ
ウントを始める。アドレスカウンタ初期化信号(図4−
54)が入力すると、カウントストップ信号(図4−5
3)にかかわらずアドレスカウンタ(図4−41)はカ
ウントを中断し、カウント値(図4−41b)を0に戻
し再カウントを始める。
【0091】またアドレスカウンタ(図4−41)は、
常時カウント値(図4−41b)を出力する。テストモ
ードコントローラ(図1−1)から入力する昇順/降順
指定信号(図3−55)が昇順であっても降順であって
も、アドレスカウンタ(図4−41)は、上記のように
カウントするが昇順の時はカウント値(図3−41b)
をそのままアドレス(カウンタ)(図4−41a)に出
力にするのに対し、降順の時はカウント値(図3−41
b)の反転値をアドレス(カウンタ)(図4−41a)
として出力する。
【0092】カウント最終値検出回路(図5−51)
は、検出回路内の比較器(図5−52)でアドレスカウ
ンタ(図4−41)のカウント値(図5−53)とテス
トモードコントローラ(図1−1)から出力された最終
値(図5−55)を入力とし、カウント値(図5−5
3)と最終値(図5−55)を比較し、カウント値(図
5−53)と最終値(図5−55)が一致した時カウン
トストップ信号(図5−54)を出力する。
【0093】アドレス変調回路(図3−42)は、アド
レス(カウンタ)(図3−41a)とテストモード(図
3−50)を入力とする。変調コントロール(図1−1
e)は実施例2で使用し、本実施例では使用しない。ア
ドレス(カウンタ)(図3−41a)は、図9に示す6
種類の信号に分類できる。
【0094】アドレス変調回路(図3−42)に入力さ
れたアドレス(カウンタ)(図3−41a)のうち、Y
org・Xorg・Ydi・Xdiはそのままアドレス
(変調後)(図3−42a)としてアドレス変調回路
(図3−42)に出力される。Yd・Xd(図3−41
c)がアドレス変調回路(図3−42)内で変調され
る。すなわちテストモードによりMSB側に1bitシ
フトされLSBに1または0が代入される。LSBを1
とするか0にするかはMUX2(図3−44)で決定さ
れる。変調されたアドレスは、Yorg・Xorg・Y
di・Xdiと共にアドレス(変調後)(図3−42
a)として出力される。
【0095】被試験サブアレイ指定回路(図3−43)
は、アドレス(変調後)(図3−42a)とテストモー
ド信号(図3−50)を入力とする。アドレス(変調
後)(図3−42a)のうちYorg,Xorgはその
ままADRorg(図3−41d)としてマルチプレク
サ(MUX1)(図3−49)に入力する。Ydi,X
di(図3−41e)は、サブアレイ番号選択回路(図
3−46)から出力されるサブアレイ番号i(図3−4
6a)と共に回路:{Ydi,i,Xdi}(図3−4
7)に入力され回路{Ydi,i,Xdi}(図3−4
7)にてYdiとXdiの間の桁にiが挿入されADR
di(図3−47a)としてマルチプレクサ(MUX
1)(図3−49)に入力する。
【0096】{Yd,Xd}<<1+LSB(図3−45
a)は、サブアレイ番号選択回路(図3−46)から出
力されるサブアレイ番号i(図3−46a)と共に回
路:{Yd,i,Xd,LSB}(図3−48)に入力
され回路:{Yd,i,Xd,LSB}(図3−48)
にてYdとXdの間の桁にiが挿入されADRdi(図
3−47a)としてマルチプレクサ(MUX1)(図3
−49)に入力する。
【0097】マルチプレクサ(MUX1)(図3−4
9)はテストモード(図3−50)に応じ、ADRor
g(図3−41d),ADRdi(図3−47a),A
DRd(図3−48a)の中から一つを選択し、Yアド
レス(サブアレイ指定)(図3−43a)、Xアドレス
(サブアレイ指定)(図3−43b)として出力する。
サブアレイ番号選択回路(図3−46)は、テストモー
ド(図3−50)に応じサブアレイ番号i(図3−46
a)を0〜K−1の中から選択し出力する。
【0098】本実施例の効果を図12から図14を用い
て説明する。図12は実施例にてチェッカーボードテス
トおよびマーチングテストを実現するためのテストモー
ド、MUX1(図3−49)が選択する入力アドレス
(適用ADR)、LSB(図3−44a)、i(図3−
46a)、最終値(図3−45)、アドレスカウンタ昇
順/降順指定(図4−55)(カウント方向)の推移例
である。
【0099】図13および14は実施例にてディスター
ブホールドテストを実現するための推移例を同様に示し
ている。図12、図13および14では最大アドレス数
N,サブアレイ数(X方向)Kとしている。本実施例は
図12、図13および14のテストを連続して実行す
る。
【0100】図12、図13および14のテストモード
移行の項でストップ信号は図1のカウント最終値検出回
路(図1−8)の出力するカウントストップ信号(図1
−8a)でテストモード移行することを表し、カウンタ
初期化は図1のアドレスカウンタ初期化信号(図1−1
1)でテストモード移行することを示す。
【0101】図12のようにチェッカーボードテスト・
マーチングテストは適用ADRにアドレスカウンタ(図
3−41)が出力するアドレス(図3−41a)に対し
アドレス変調を行わないADRorg(図19の1d)
を使い、また最終値はアドレス最大値(N−1)であ
る。LSB(図3−44a),i(図3−46a)も参
照しない。これは本実施例に設けられたアドレス変調回
路(図3−42)や被試験サブアレイ指定回路(図3−
43)を使用せずともチェッカーボードテストとマーチ
ングテストは実行可能であることを示している。言い換
えれば従来例によるBIST回路で上記テストは実行可
能であることを示す。
【0102】ディスターブホールドテスト時の各パラメ
ータ設定値を図13および14に示す。サブアレイ0
(i=0)のテスト実行を例に順を従って説明する。サ
ブアレイデータ書き込みでは適用ADRをADRdi
(図3−47a)、サブアレイ番号i(図3−46a)
の値を0としデータを書込むサブアレイに0を選択しデ
ータ書き込みを行なう。カウンタ最終値(図4−55)
はN/Kなのでサブアレイ一個分のデータ書込みを行う
とカウンタ値はN/Kとなり比較器(図4−52)はカ
ウントストップ信号(図4−54)を発生し次のテスト
モードへ移行する(テストモード10)。
【0103】Disturb奇数アドレス実行時(i=
0)は適用ADRをADRd(図3−48a)にし、L
SB(図3−44a)には0を代入、サブアレイ番号i
(図3−46a)を0にする。その結果サブアレイ0の
偶数アドレスのみにデータを書込むように被試験サブア
レイ指定回路(図3−43)はYアドレス(図3−43
a)・Xアドレス(図3−43b)を発生する。
【0104】最終値(図4−55)を2N−1とすると
Nビットのカウンタでは値を取り得ないためアドレスカ
ウンタ(図3−41)は無限にカウントを続ける。アド
レスカウンタ初期化信号(図3−54)をBIST外部
から入力しテストモード移行を行なう(テストモード1
1)。
【0105】奇数アドレスデータ検査(i=0)時は適
用ADRをADRd(図3−48a)、LSB(図3−
44a)を1にすることで被試験サブアレイ指定回路
(図3−43)は奇数アドレスを発生する。最終値(図
4−55)はN/(2K)としサブアレイ1個分のデー
タ検査を行なうように指定する(テストモード12)。
【0106】同様に、Disturb偶数アドレス実行
時は適用ADRをADRd(図3−48a)にし、LS
B(図3−44a)には1を代入、サブアレイ番号i
(図3−46a)を0にすることで被試験サブアレイ指
定回路(図3−43)がサブアレイ0の奇数アドレスの
みにデータを書込むようにアドレスを発生する。最終値
(図4−55)は2N−1としカウンタを無限に続け
る。アドレスカウンタ初期化信号(図3−54)を入力
しテストモード移行を行なう(テストモード13)。
【0107】偶数アドレスデータ検査時は適用ADRを
ADRd(図3−48a)、LSB(図3−44a)を
0にし被試験サブアレイ指定回路(図3−43)は偶数
アドレスを発生する。最終値(図4−55)は、N/
(2K)としサブアレイ1個分のデータ検査を行なう
(テストモード14)。
【0108】i=1〜もサブアレイにデータを書込む際
はADRdi(図3−47a)を適用し、ディスターブ
およびデータ検査時は奇数アドレスをアクセスする際に
はLSB(図3−44a)を1とし偶数アドレスをアク
セスする際にはLSB(図3−44a)を0にする。テ
ストを行なうサブアレイを変更する時はi(図3−46
a)の値を変更することにより行なう。
【0109】以上のように図13および14を用いて説
明した動作を行うことで従来のBIST回路では実施不
可能な複雑なアドレスパターンを必要とするディスター
ブホールドテストを本実施例では実施することができ
る。
【0110】図15に本実施例で実施するテストとテス
トで検出可能なDRAM不良モードの関係を示す。図1
5中全検出は被試験DRAMで枠内の不良があれば全て
検出可能であることを示し、一部検出はチェッカーボー
ド(スタティックホールド)については被試験DRAM
で不良があるときは検出可能であるが検出能力がディス
ターブホールドに比べ劣ることを示し、ディスターブホ
ールドについては被試験DRAMの一部のセルに対し検
出可能であることを示す。
【0111】上記のように各テストで検出可能な不良モ
ードが異なるため、本実施例によるDRAMテストで不
良が検出された際はXアドレス(図1−18)、Yアド
レス(図1−17)、テストモード(図1−19)をモ
ニタすることで図16のように不良モードと不良個所を
推定することが可能になる。
【0112】次に、他の実施例について説明する。
【0113】実施例2としては、ファーストギャロッピ
ングパターンを発生するBIST回路について説明す
る。図17、図18は実施例2の構成図である。図17
で明記しているアドレスカウンタ、アドレス変調器、被
試験サブアレイ指定回路以外の構成は実施例1と同一で
ある。
【0114】アドレスカウンタ(図17−61)はRS
T(図17−72)解除後カウントトリガ(図17−7
1)の入力によりカウントアップする。
【0115】アドレスカウンタ(図17−61)の出力
(アドレス(カウンタ)(図17−61a))はアドレ
ス変調回路(図17−62)内のMUX(図17−6
5)に入力する。
【0116】サブアドレスカウンタ(図17−64)は
RST(図17−72)解除後カウントストップ信号
(図17−73)によりカウントアップする。サブアド
レスカウンタ(図17−64)の出力(サブアドレス
(図17−64a))はMUX(図17−65)に入力
する。MUX(図17−65)は変調コントロール(図
17−69)を参照にアドレス(カウンタ)(図17−
61a)またはサブアドレス(64a)からいずれかを
選択し出力(アドレス(変調後)(62a))する。
【0117】MUX(図17−65)の出力(アドレス
(変調後)(図17−62a))は被試験サブアレイ指
定回路(図17−63)内でサブアレイ番号i(図17
−66a)とマージされYアドレス(サブアレイ指定)
(図17−63a)、Xアドレス(サブアレイ指定)
(図17−63b)として出力される。
【0118】図18は図1のカウント最終値検出回路
(図1−8)の実施例を具体的に記述したものである。
図18に示すカウント最終値検出回路(図18−71)
は検出回路内の比較器(図18−72)でアドレスカウ
ンタのカウント値(図18−73)とテストモードコン
トローラから出力された最終値(図18−75)を入力
としカウント値(図18−73)と最終値(図18−7
5)を比較し、カウント値(図18−73)と最終値
(図18−75)が一致した時カウントストップ信号
(図18−74)を出力する。
【0119】次に、実施例2の動作について説明する。
【0120】実施例2の動作の説明をする前に、実施例
2でBIST回路が発生するファーストギャロッピング
パターンについて簡単に説明する。ファーストギャロッ
ピングパターン(サブアレイ一つ分)を図19に示す。
全セルに”0”を書いた(テストモード1)後、アドレ
ス1番地をテストセルとしテストセルに”1”を書き2
番地以上の上位すべてのセルとの間で交互に呼び出しを
行う(テストモード2)。次にアドレス2番地をテスト
セルとしテストセルに”1”を書き3番地以上の上位す
べてのセルとの間で交互に呼び出しを行う(テストモー
ド3)。順次サブアレイの全てのセル(N/K個)をテ
ストセルとし同様に繰り返す(テストモード4〜テスト
モードN/K+1)。上記パターンを全サブアレイにつ
いて繰り返す。その後、データを反転して繰り返す。
【0121】ファーストギャロッピングを実現するため
の実施例2(図17、18)における回路内各信号の推
移例を図20および21に示す。サブアレイ(i)=0
の時の動作を説明する(テストモード1〜N/K+
1)。最初に、アドレスカウンタ(図17−61)はサ
ブアドレス・アドレスカウンタ初期値(図17−64
a)の0から最終値(図18−75)のN/K−1まで
+1づつカウントアップを行い”0”を書きこむ(テス
トモード1)。
【0122】テストモード2ではサブアドレス・アドレ
スカウンタ初期値(図17−64a)が指定するアドレ
ス(テストモード2では0)に”1”を書込む。その後
MUX(図17−65)の入力選択をアドレス(カウン
タ)(図17−61a)側に変更し、サブアドレス・ア
ドレスカウンタ初期値(図17−64a)+1のアドレ
スに記憶されているデータを読み出す。以降、サブアド
レス・アドレスカウンタ初期値(図17−64a)とア
ドレス(カウンタ)(図17−61a)をMUX(図1
7−65)は交互に選択する。
【0123】アドレス(カウンタ)(図17−61a)
は一回毎に更新されるため、サブアドレス・アドレスカ
ウンタ初期値(図17−64a)が示すモード毎の固定
されたアドレスとアドレス(カウンタ)が示す一回毎に
更新されるアドレスと交互にデータ読み出しを行う。ア
ドレス(カウンタ)の更新を続け、最終値(図18−7
5)である(N/K−1)での読み出し後、サブアドレ
ス・アドレスカウンタ初期値(図17−64a)での読
み出しを行い、モード2の動作を完了しサブアドレスカ
ウンタ(図17−64)がカウントアップする。
【0124】本動作をサブアドレス・アドレスカウンタ
初期値(図17−64a)が最終値(図18−75)で
ある(N/K−1)まで繰り返す。(テストモード3〜
N/K+1)。モード1〜N/K+1までをi=0から
K−1まで繰り返す(モード1〜N+K)。 またデー
タを反転しモード1〜N+Kの動作を繰り返す(モード
N+K+1〜2(N+K))。
【0125】以上説明したように、実施例2では図17
のようにアドレス変調回路、サブアレイ指定回路を構成
することで従来例のBIST回路では発生不可能なファ
ーストギャロッピングパターンの発生が可能である。
【0126】
【発明の効果】本発明の半導体集積回路によれば、チェ
ッカーボード、マーチング以外のテストが実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の半導体集積回路の第1の実施
形態の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】図2は、本発明の半導体集積回路の第1の実施
形態の動作を示すタイミングチャート図である。
【図3】図3は、図1のアドレスカウンタ4、アドレス
変調回路5、被試験サブアレイ指定回路6の実施例の一
部を具体的に記述した図である。
【図4】図4は、図1のアドレスカウンタ4、アドレス
変調回路5、被試験サブアレイ指定回路6の実施例の他
の一部を具体的に記述した図である。
【図5】図5は、図1のカウント最終値検出回路8の実
施例を具体的に記述した図である。
【図6】図6は、本発明の半導体集積回路の第1の実施
形態におけるディスターブホールドパターンのイメージ
図である。
【図7】図7は、本発明の半導体集積回路の第1の実施
形態において、セルアレイをX方向にK、Y方向にM
(K、Mは2の累乗)に分割した状態を説明するための
図である。
【図8】図8は、本発明の半導体集積回路の第1の実施
形態において、チェッカーボードを構成するテストモー
ド例を示す図である。
【図9】図9は、本発明の半導体集積回路の第1の実施
形態において、マーチングテストを構成するテストモー
ド例を示す図である。
【図10】図10は、本発明の半導体集積回路の第1の
実施形態において、ディスターブホールドテストを構成
するテストモード例を示す図である。
【図11】図11は、本発明の半導体集積回路の第1の
実施形態において、アドレスが6種類に分類されている
ことを示す図である。
【図12】図12は、本発明の半導体集積回路の第1の
実施形態において、チェッカーボードテストおよびマー
チングテストを実現するためのテストモードを示す図で
ある。
【図13】図13は、本発明の半導体集積回路の第1の
実施形態において、ディスターブホールドテストを実現
するためのテストモードの一部を示す図である。
【図14】図14は、本発明の半導体集積回路の第1の
実施形態において、ディスターブホールドテストを実現
するためのテストモードの他の一部を示す図である。
【図15】図15は、本発明の半導体集積回路の第1の
実施形態において、実施するテストとテストで検出可能
なDRAM不良モードの関係を示す図である。
【図16】図16は、本発明の半導体集積回路の第1の
実施形態における、推定される不良モードと不良箇所の
例を示す図である。
【図17】図17は、本発明の半導体集積回路の第2の
実施形態の構成を示す回路ブロック図である。
【図18】図18は、本発明の半導体集積回路の第2の
実施形態において、図1のカウント最終値検出回路の実
施例を具体的に記述した図である。
【図19】図19は、ファーストギャロッピングパター
ンを示す図である。
【図20】図20は、本発明の半導体集積回路の第2の
実施形態において、ファーストギャロッピングパターン
を実現するための回路内各信号の推移例の一部を示す図
である。
【図21】図21は、本発明の半導体集積回路の第2の
実施形態において、ファーストギャロッピングパターン
を実現するための回路内各信号の推移例の他の一部を示
す図である。
【図22】図22は、従来の半導体集積回路の構成を示
す回路ブロック図である。
【符号の説明】
1a カウント最終値 4 アドレスカウンタ 4a アドレス 5 アドレス変調回路 5a アドレス(変調後) 6 被試験サブアレイ指定回路 6a サブアレイ指定アドレス 6b サブアレイ指定アドレス 8 カウント最終値検出回路 9 RAMインターフェースブロック 11 アドレスカウンタ初期化信号 19 テストモード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験RAMのテストを行う半導体集積
    回路であって、 前記被試験RAMのアドレスを単調にインクリメントま
    たはデクリメントして出力するアドレスカウンタと、 前記アドレスカウンタから出力された前記アドレスを入
    力し、前記被試験RAMのテストモードに応じた変調ア
    ドレスに変調して出力するアドレス変調回路と、 前記アドレス変調回路から出力された前記変調アドレス
    に基づいて、前記被試験RAMのテストを行うRAMイ
    ンターフェースブロックとを備えた半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 前記被試験RAMのセルアレイは、複数のサブアレイに
    分割され、 前記半導体集積回路は、更に、 被試験サブアレイ指定回路を備え、 前記被試験サブアレイ指定回路は、前記変調アドレスに
    基づいて、前記被試験RAMのテストモードにより指定
    された前記サブアレイをアクセスするためのサブアレイ
    指定アドレスを出力し、 前記RAMインターフェースブロックは、前記変調アド
    レスに代えて、前記サブアレイ指定アドレスに基づい
    て、前記被試験RAMのテストを行う半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体集積回
    路において、 更に、 カウント最終値検出回路を備え、 前記カウント最終値検出回路は、設定されたカウント最
    終値に前記アドレスカウンタから出力された前記アドレ
    スのカウンタ値が達すると、前記アドレスカウンタを初
    期化して、実行中のテストを終了する半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路において、 前記アドレスカウンタは、前記半導体集積回路の外部か
    ら入力されるアドレスカウンタ初期化信号に応答して、
    初期化され、実行中のテストが終了する半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路において、 前記被試験RAMのテストモードと、前記RAMインタ
    ーフェースブロックに入力されるアドレスは、前記半導
    体集積回路の外部に出力される半導体集積回路。
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