JP2002356208A - 仕分け設備 - Google Patents

仕分け設備

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JP2002356208A
JP2002356208A JP2001163582A JP2001163582A JP2002356208A JP 2002356208 A JP2002356208 A JP 2002356208A JP 2001163582 A JP2001163582 A JP 2001163582A JP 2001163582 A JP2001163582 A JP 2001163582A JP 2002356208 A JP2002356208 A JP 2002356208A
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Toru Shiraishi
徹 白石
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、仕分け作業効率を改善できる仕分
け設備を提供することを目的とする。 【解決手段】 ピッキング棚1の間口M毎で、かつ各段
(ラック3)毎に、前記段においてピッキングする物品
が有るかどうかを表示する段表示器31を、集品容器
(ラック3の区画収納空間6よりピッキングされた物品
を収納する容器)を移動させるラインの上流側に設け
る。この構成によれば、作業者はライン上流側を見る
と、段表示器31の点灯により、ピッキングする物品が
あるピッキング棚1の段を判断でき、この段のみでピッ
キング表示器2を確認することにより、短い時間で、ピ
ッキングする物品がある区画収納空間6を見つけること
ができ、作業効率を改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の仕分けを可
能とした仕分け設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記仕分け設備には、ピッキング設備と
アソート(類別仕分け)設備がある。仕分け設備の一つ
である従来のピッキング設備は、仕分け棚からラインを
移動する容器へ物品を仕分ける設備である。すなわち、
仕分け先(ユーザーや店舗など)毎の集品容器(バケッ
トやコンテナなど)をラインのコンベヤ装置で搬送しな
がら、この集品容器に対して、物品を収納したピッキン
グ棚(仕分け棚の一例)の各区画収納空間から、各区画
収納空間毎に設けられたピッキング表示器(仕分け表示
手段の一例)の表示(出庫数量などの情報)に応じて作
業者が物品を仕分けることにより(ピッキングして投入
することにより)、仕分け先毎の物品の集品が行われ
る。またピッキング棚には所定の複数の区画収納空間を
有する間口が設定され、一つまたは複数の間口により一
人または二人の作業者が処理する仕分けエリア(ピッキ
ングゾーン)が設定され、各作業者は自分の仕分けエリ
アへ移動してきた集品容器へ上述した仕分け作業を行っ
ている。また間口には、この間口における仕分けする物
品の有無を表示する間口表示器が設けられる。
【0003】また上記仕分け設備の一つである従来のア
ソート設備は、たとえば入荷してきた物品を仕分け先
(店舗など)に仕分けを行う設備である。すなわち、入
荷してきた物品が収納された容器(バケットやコンテナ
など)をラインのコンベヤ装置(あるいは台車)で搬送
しながら、この容器から物品の保管棚(仕分け棚)の各
区画収納空間に対して、この区画収納空間毎に設けられ
た仕分け表示器(仕分け表示手段の一例)の表示(入庫
数量などの情報)に応じて作業者が物品を移載すること
により仕分け先毎の物品の集品が行われる。また保管棚
にも、ピッキング棚と同様に、所定の複数の区画収納空
間を有する間口が設定され、一つまたは複数の間口によ
り一人または二人の作業者が処理する仕分けエリアが設
定され、各作業者は自分の仕分けエリアへ移動してきた
容器から上述した仕分け作業を行っている。また間口に
は、この間口における仕分けする物品の有無を表示する
間口表示器が設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の仕分け
設備では、図10に示すように、仕分け棚71の各間口で
は、容器へ仕分ける、あるいは仕分けられる物品がある
と、間口表示器72が点灯され、さらに前記仕分ける、あ
るいは仕分けられる物品があるピッキング表示器、ある
いは仕分け表示器73が同時に点灯される。したがって、
間口表示器72の点灯を確認した後、上から順番にピッキ
ング表示器あるいは仕分け表示器73が点灯しているか
(数量が表示されているか)をどうかを“目で追う”。
仮に、最下段の中央のみで点灯されたピッキング表示器
あるいは仕分け表示器73を確認するとき、上記のよう
に、上から順番に各段を確認していかねばならず、確認
に時間がかかり、作業時間がロスしてしまい作業効率が
低下するという問題があった。特に、間口が広いときに
は確認に時間がかかり、さらに確認漏れも発生する。
【0005】また目線を走らせた場合、実際に仕分け作
業が入ると容器に物品を投入する、あるいは容器から物
品をピッキングする必要から、一旦仕分け棚から目線を
外すことが必要となる。この場合、再度“目で追う”作
業を再開したときに、目線が途切れた位置からきちんと
再開できるとは限らないため、ピッキング表示器あるい
は仕分け表示器73の確認漏れが発生し、よって物品の仕
分けの未了が発生し、また物品の全ての仕分けが終了し
ないとラインが動かないことから、結果的に仕分けスピ
ードを遅くする要因となっていた。
【0006】そこで、本発明は、仕分け作業効率を改善
できる仕分け設備を提供することを目的としたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、物品収
納用の複数の区画収納空間を有し、各区画収納空間毎
に、仕分けする物品の情報を表示する仕分け表示手段を
設けた仕分け棚を備え、容器を、前記仕分け棚前のライ
ン上を移動させ、この容器に、前記仕分け表示手段にし
たがって前記仕分け棚の各区画収納空間から物品の仕分
けを行う、あるいは前記容器から、前記仕分け表示手段
にしたがって前記仕分け棚の各区画収納空間へ物品の仕
分けを行う仕分け設備であって、作業員が処理する前記
仕分け棚のエリア毎または仕分け棚の間口毎で、かつ仕
分け棚の各段毎に、前記段において仕分けする物品が有
るかどうかを表示する物品有無表示手段を設け、前記物
品有無表示手段を、前記ラインの上流側に配置したこと
を特徴とするものである。
【0008】上記構成によれば、仕分け棚のエリアまた
は仕分け棚の間口に仕分ける、あるいは仕分けられる物
品があると、この物品がある仕分け棚の段の物品有無表
示手段が点灯する。この物品有無表示手段はラインの上
流側に配置してあることから、作業者は、ライン上流側
を見ると、物品有無表示手段の点灯により、仕分ける、
あるいは仕分けられる物品がある仕分け棚の段が判断で
き、この段のみで仕分け表示手段を確認することによ
り、短い時間で、仕分ける、あるいは仕分けられる物品
がある区画収納空間を見つけることができる。
【0009】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載の発明であって、仕分け棚の各間口に、この間口に
おいて仕分けする物品が有るかどうかを表示する間口表
示手段を設けたことを特徴とするものである。
【0010】上記構成によれば、作業者は、まず間口表
示手段を確認することにより、この間口において仕分け
る、あるいは仕分けられる物品があることを判断でき
る。また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求
項2に記載の発明であって、物品有無表示手段と仕分け
表示手段をそれぞれランプにより構成し、前記物品有無
表示手段のランプを前記仕分け表示手段のランプより大
型としたことを特徴とするものである。
【0011】上記構成によれば、作業者が、仕分け表示
手段のランプより先に判断する対象の物品有無表示手段
のランプが見やすくなり、判断を迅速に的確に行うこと
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の仕分け設備の一例
である、仕分け棚からラインを移動する容器へ物品を仕
分けるピッキング設備について図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施の形態におけるピッキング設備
の要部配置図である。
【0013】ピッキング設備は、基本的に、ピッキング
される物品が保管されるストレージラインAと、物品の
注文があった店舗(仕分け先の一例)毎に、ピッキング
された物品を収納する集品容器(容器の一例)を順送り
していく集品ライン(容器を移動させるラインの一例)
Bから構成されている。 『ストレージラインA』まず、ストレージラインAにつ
いて説明する。ストレージラインAは基本的に、ピッキ
ング棚(仕分け棚の一例)1とこのピッキング棚1に取
り付けられる、ピッキング表示手段であるピッキング表
示器(仕分け表示手段の一例)2から構成されている。 「ピッキング棚1」ピッキング棚1は、図2および図3
に示すように、流動棚から形成され、前方に傾斜してい
る複数段(図では4段)のラック(段)3を有し、各ラ
ック3にはそれぞれ、物品4を収納した収納容器5を格
納する物品収納用の複数の区画収納空間6が形成され、
各区画収納空間6毎にローラコンベヤ7が設けられ、各
ローラコンベヤ7の前端にはストッパ8が設けられてい
る。この構成により、ストッパ8により係止された収納
容器5から必要な物品4を取り出し、収納容器5が空に
なればその収納容器5を除去することにより、次の収納
容器5が前面にでてくる。また各区画収納空間6では、
収納容器5の開口を横向きにし、収納容器5の長い辺を
下にして配置している。
【0014】このピッキング棚1には所定の複数(図で
は4段5列)の区画収納空間6からなる間口Mが形成さ
れ、さらにピッキング棚1には、集品ラインBの上流側
から順にピッキング作業を行う一人あるいは二人の作業
員Hが処理する複数の区画収納空間6からなる仕分けエ
リアSが設定されている。本実施の形態では、2つの間
口Mで1つの仕分けエリアSを形成している。 「ピッキング表示器2」ピッキング棚1のラック3毎
に、その前面に、図4(a)に示すように、電源ライン
9と信号ライン10からなる表示器レール11が敷設され、
各区画収納空間6毎に、表示器レール11上に、表示器レ
ール11から電源が供給され、信号の送受信を行う前記ピ
ッキング表示器2がスライド・移動自在に取り付けられ
ている。ピッキング表示器2は、ピックアップする物品
4の数量を示す3桁のディジタル表示器12とチャイム13
から形成されている。 「間口表示器」またピッキング棚1には、正面上部に上
記表示器レール11が敷設され、間口M毎に、表示器レー
ル11から電源が供給され、信号の受信を行う間口表示器
(間口表示手段の一例)14がスライド・移動自在に取り
付けられている。この間口表示器14は、間口Mにおいて
ピッキングする物品4が有るかどうか(ピッキングの有
無)を表示するものであり、図4(b)に示すように、
大型のランプ15から形成されている。また、このランプ
15は、ピッキング表示器2のディジタル表示器12より大
型で、明るい構成としている。 「段表示器」またピッキング棚1には、間口M毎に、そ
のライン上流側に縦方向に上記表示器レール11が敷設さ
れ、縦1列にラック3毎(段毎)に、表示器レール11か
ら電源が供給され、信号の受信を行う段表示器(物品有
無表示手段の一例)31がスライド・移動自在に設置され
ている。この段表示器31は、間口Mで段に(ラック3
に)ピッキングする物品4があるかどうか(ピッキング
の有無)を表示する。この段表示器31は、図4(c)に
示すように、大型のランプ32から形成されている。ま
た、このランプ32は、ピッキング表示器2のディジタル
表示器12より大型で、明るい構成としている。 「バーコードラベル/バーコードプレート」また各区画
収納空間6に格納された収納容器5に収納される物品4
には、図1に示すように、それぞれ物品4を特定する、
13桁のJANコードのバーコード(識別符号の一例)
が印刷されたバーコードラベル16が取り付けられてお
り、各区画収納空間6には、図1,図3,図4(a)に
示すように、それぞれの区画収納空間6に収納された物
品4と同様のバーコードが印刷されたプレート17が取り
付けられている。このプレート17は、着脱自在な構成と
され、簡単に付け替えることが可能となっている。 「バーコードリーダ」また各仕分けエリアSには、図1
に示すように、上記バーコードラベル16とプレート17に
印刷されたバーコードを読み取ることができる、ハンデ
ィ式でワイヤレスのバーコードリーダ19が設けられてい
る。 『集品ラインB』次に、集品ラインBについて説明す
る。集品ラインBは、図1および図2に示すように、基
本的にピッキングコンベヤ21と、ピッキングコンベヤ21
に沿って配置された指示表示器22から構成されている。 「ピッキングコンベヤ(集品コンベヤ)21」ピッキング
コンベヤ21は、ピッキング棚1の前面に沿って配置され
ており、ローラ駆動のコンベヤ24から形成され、仕分け
エリアS毎に、グループ化された複数(図1では4個)
の集品容器20を2グループ(計8個)、タクト毎に下流
の仕分けエリアSへ搬送可能な構成とされている。 「指示表示器22」またピッキングコンベヤ21に沿ってピ
ッキング棚1側の側面に上記表示器レール11が敷設さ
れ、この表示器レール11上で、仕分けエリアSの集品容
器20の各停止位置に対応して、表示器レール11から電源
が供給され、信号の送受信を行う指示表示器22がスライ
ド・移動自在に取り付けられている。この指示表示器22
は、ピッキング作業を実行する集品容器20を指示するも
のであり、間口表示器14と同様に、大型のランプ15から
形成されている{図4(b)参照}。 「集品容器20」また集品容器20はダンボールで形成さ
れ、上述したように連なった4個でグループ(群)を構
成しており、下流の3個を子箱、最も上流の1個を親箱
と称している。そして、図5に示すように、各子箱20B
と親箱20Aにはそれぞれ物品4を収納するビニール袋25
が予め入れられている。上記グループは、たとえば4つ
の店舗(仕分け先)を1つの出荷先グループとしたもの
であり、各ビニール袋25には、それぞれの店舗を特定す
るバーコードが印刷されたラベル26が取付られる。
【0015】本ピッキング設備の制御ブロック図を図6
に示す。51は上位のコンピュータ(図示せず)より出荷
情報として、店舗別に、複数の「ピッキングする物品の
情報およびピッキングする物品の数量(以下、ピック数
と略す)」からなる作業データが入力される制御用コン
ピュータ(制御手段の一例;詳細は後述する)であり、
この制御用コンピュータ51に、上記ラベル26を発行する
オートラベラー61とコンピュータからなるコントローラ
52(詳細は後述する)が接続されている。オートラベラ
ー61は集品ラインBへ集品容器20を投入する最上流位置
に設置される。
【0016】前記コントローラ52に、コンベヤ24が接続
され、さらに高速インターフェイス53および表示器レー
ル11の信号ライン10を介して、各仕分けエリアSに対応
した、ピッキング表示器2、間口表示器14、段表示器3
1、および指示表示器22が接続され、さらにアンテナ
(図示せず)を介してバーコードリーダ19が接続されて
いる。またピッキング表示器2、間口表示器14、段表示
器31、および指示表示器22に対して表示器レール11の電
源ライン9を介して高速インターフェイス53より電力が
供給されている。
【0017】またコントローラ52に、ピッキング棚1の
区画収納空間6の配列のデータ、各区画収納空間6に格
納された物品4のデータ、各区画収納空間6のプレート
17と区画収納空間6に格納された物品4のラベル14に印
刷されたバーコードのデータ、仕分けエリアS毎の区画
収納空間6のデータが予め格納される。 [制御用コンピュータ51]制御用コンピュータ51の機能
を説明する。 「作業情報の形成機能」制御用コンピュータ51は、出荷
情報を入力すると、店舗別に『店舗データと複数の「ピ
ッキングする物品の情報およびピック数」』からなる作
業情報を形成し、また予め設定された4つの店舗により
出荷先グループの作業情報を形成し、集品容器20をコン
ベヤ24へ投入する順番に並べて、コントローラ52へ出力
する。 [オートラベラーの駆動機能]コンベヤ24へ投入する集
品容器20のビニール袋25へ貼りつけるラベル26のデータ
(店舗データ)を、集品容器20をコンベヤ24へ投入する
順番に並べて、オートラベラー61へ出力し、グループ毎
にラベル26を発行させる。 [コントローラ52]コントローラ52の制御ブロックを図
7に示す。
【0018】コントローラ52には、予め格納された、ピ
ッキング棚1の区画収納空間6の配列のデータおよび仕
分けエリアSの区画収納空間6のデータに基づいて、集
品ラインBの上流側より、仕分けエリアS毎にエリアブ
ロックが形成されている。このエリアブロックは、仕分
けエリアSのバーコードリーダ19、間口表示器14、段表
示器31、および指示表示器22に対応する仕分けエリア店
舗制御メモリ55と、各区画収納空間6のピッキング表示
器2に対応したピック数制御メモリ56から構成されてい
る。
【0019】また制御用コンピュータ51より作業情報
(作業データ)を入力する毎に、各エリアブロックにピ
ッキング用のデータを振り分けるなどの機能と、コンベ
ヤ24を駆動する機能を有する作業データ振り分け制御部
58が設けられている。 <作業データ振り分け制御部58>作業データ振り分け制
御部58は、次の機能を有している。 1.作業データの店舗別の作業データの順番に、『店舗
データと複数の「ピッキングする物品の情報およびピッ
キングする物品のピック数』からなる「作業データ」か
ら、予め格納された各区画収納空間6に格納された物品
4のデータに基づいて、上記ピッキングする物品の情報
により物品4をピッキングする区画収納空間6を検索
し、検索した各の区画収納空間6のピック数制御メモリ
56に対してピック数を出力する。また検索されなかった
他の区画収納空間6のピック数制御メモリ56に対してピ
ック数“0”を出力する。 2.各エリアブロックの仕分けエリア店舗制御メモリ55
に対して、作業データの順番に、作業データの店舗のデ
ータと上記検索した仕分けエリアSの各区画収納空間6
毎のピック数からなる「仕分けデータ」を出力する。 3.全てのエリアブロックの仕分けエリア店舗制御メモ
リ55より、エリアピッキング終了信号(後述する)を入
力すると、コンベヤ24を、仕分けエリアS内の集品容器
20を隣接する下流の仕分けエリアSへ移動するように間
欠的に駆動し、駆動後に仕分けエリア店舗制御メモリ55
へ集品容器移動信号を出力する。なお、図1に示すよう
に、8個の集品容器20(2グループ)が1回のコンベヤ
24の駆動により下流の仕分けエリアSへ移動されるもの
とする。 <仕分けエリア店舗制御メモリ55>上記仕分けエリア店
舗制御メモリ55は、作業データ振り分け制御部58より入
力した店舗のデータと仕分けエリアSの各区画収納空間
6毎のピック数からなる「仕分けデータ」を順に記憶す
る。また各区画収納空間6のプレート15およびこの区画
収納空間6に収納された物品4のラベル14に印刷された
バーコード、仕分けエリアS内の区画収納空間6の配列
データが予め記憶されている。
【0020】そして、次の動作を実行する。 1.集品容器移動信号を入力すると、仕分けエリアSの
最も下流の指示表示器22を点灯させ、続いて最も下流の
仕分け位置に到着した集品容器20が、最も先に記憶した
仕分けデータに相当するものと想定して、この最も先に
記憶した仕分けデータを取り出し、このデータのピック
数がゼロではない区画収納空間6のバーコードを検索し
記憶し、またピック数がゼロではない区画収納空間6の
配列から、点灯する間口表示器14および段表示器31を検
索し、検索した間口表示器14および段表示器31を点灯さ
せる。続いて各ピック数制御メモリ56へ実行信号を出力
する。 2.バーコードリーダ19から物品4のラベル14に印刷さ
れたバーコードを入力すると、検索していたバーコード
と一致しているかを確認し、同区画収納空間6からピッ
キングされるピック数だけ同じバーコードを確認する
と、確認した区画収納空間6をピッキング終了と判断し
て記憶し、ピック数制御メモリ56へピッキング終了信号
を出力する。
【0021】この区画収納空間6のピッキング終了によ
り、上記間口表示器14および段表示器31の点灯を見直
し、間口Mにピッキングする区画収納空間6が無くなる
と、間口表示器14を消灯させ、段(ラック3)にピッキ
ングする区画収納空間6が無くなると、段表示器31を消
灯させる。
【0022】なお、ピック数が多すぎると、この物品4
を収納した区画収納空間6のピック数制御メモリ56へチ
ャイム13の鳴動データを含むピック数の再表示信号を出
力し、この区画収納空間6の物品4から入力したバーコ
ードのデータを消去し、再入力に備える。 3.最も下流の仕分け位置に到着した集品容器20に対す
る、仕分けエリアS内の全ての区画収納空間6のピッキ
ング終了が確認されると、実行した仕分けデータを削除
し、続いて下流より2番目の指示表示器22を点灯させ、
次に記憶した仕分けデータを取り出し、以下、同様に下
流より2番目の集品容器20に対するピッキングを実行す
る。そして、下流より8番目の集品容器20に到るまでピ
ッキングを実行する。 4.8番目の集品容器20に対するピッキング終了が確認
されると、作業データ振り分け制御部58へ上記エリアピ
ッキング終了信号を出力する。
【0023】上記1〜4の実行を集品容器移動信号を入
力する毎に、そして仕分けデータが無くなるまで実行す
る。 <ピック数制御メモリ56>上記ピック数制御メモリ56
は、作業データ振り分け制御部58より入力したピック数
のデータを順に記憶する。そして、次の動作を実行す
る。 1.仕分けエリア店舗制御メモリ55より実行信号を入力
すると、先に記憶されたピック数のディジタルデータを
ピッキング表示器2へ出力する。 2.仕分けエリア店舗制御メモリ55よりピッキング終了
信号を入力すると、ピッキング表示器2のディジタルデ
ータを消去する。チャイム13は停止させる。 3.仕分けエリア店舗制御メモリ55より再表示信号を入
力すると、一旦消去したピッキング表示器2のディジタ
ルデータを出力して表示させ、チャイム13へ駆動信号を
出力して鳴動させる。
【0024】上記構成による各仕分けエリアSのピッキ
ング作業について説明する。なお、作業開始により、コ
ンベヤ24の上流にグループ単位で、ビニール袋25を入れ
た集品容器20が投入されるものとする。
【0025】まず、制御用コンピュータ51は、出荷情報
を入力すると、店舗別に『店舗データと複数の「ピッキ
ングする物品の情報およびピック数」』からなる作業情
報を形成し、また予め設定された4つの店舗により出荷
先グループの作業情報を形成し、集品容器20をコンベヤ
24へ投入する順番に並べて、コントローラ52へ出力する
とともに、コンベヤ24へ投入する集品容器20のビニール
袋25へ貼りつけるラベル26のデータ(店舗データ)を、
集品容器20をコンベヤ24へ投入する順番に並べて、オー
トラベラー61へ出力し、グループ毎にラベル26を発行さ
せる。
【0026】これにより、集品容器20のビニール袋25へ
ラベル26が貼り付けられ、グループ単位でコンベヤ24へ
投入される。コントローラ52は、まずコンベヤ24を駆動
して、2グループの集品容器20を仕分けエリアSへ搬送
させる。続いて、集品容器20の店舗の作業データおよび
各区画収納空間6の配列データに基づいて、各仕分けエ
リアSで最も下流に位置する集品容器20(子箱20B)に
対してピッキング作業を行うピッキング間口表示器14お
よび段表示器31を点灯し、ピッキング表示器2にピッキ
ングする物品4の数量を表示させる。また前記最も下流
に位置する集品容器20の指示表示器22を点灯させる。
【0027】作業者Hは、間口表示器14および段表示器
31が点灯され、ピッキング表示器2に数量が表示された
区画収納空間6より、前記数量の物品4をピッキング
し、バーコードリーダ19によりこの物品4のバーコード
ラベル16を読み取り、指示表示器22が点灯した集品容器
20のビニール袋25内へ投入する{図5(a)参照}。
【0028】コントローラ52は、入力したバーコードが
ピッキングされる物品4のバーコードかを確認し、ピッ
ク数の一致を確認すると、この区画収納空間6をピッキ
ング終了と判断し、その区画収納空間6のピッキング表
示器2の表示を消去させる。ピック数が多いと、チャイ
ム13を鳴動させ、ピッキング表示器2の表示を復活させ
る。さらに、この区画収納空間6のピッキング終了によ
り間口表示器14および段表示器31の点灯を見直し、間口
Mにピッキングする区画収納空間6がなくなると間口表
示器14を消灯させ、段にピッキングする区画収納空間6
がなくなると段表示器31を消灯させる。
【0029】作業者Hは、ピッキング表示器2の表示が
消えたことで、正しく物品4をピッキングしたことを確
認し、次のピッキング表示器2に数量が表示された他の
区画収納空間6より、前記数量の物品4をピッキング
し、バーコードリーダ19によりこの物品4のバーコード
ラベル16を読み取り、指示表示器22が点灯した集品容器
20へ投入する。もしピック数が不足すると、ピッキング
表示器2の表示が消えないので、物品4を確認して不足
の物品4をピッキングしてラベル14のバーコードをバー
コードリーダ19により読み込ませる。また多すぎるとチ
ャイム13が鳴動するので、ピッキング表示器2の表示を
確認して、多い分を区画収納空間6へ戻し、再度この区
画収納空間6の全ての物品4のラベル14のバーコードを
バーコードリーダ19により読み込ませる。
【0030】コントローラ52は、先と同様に、入力した
バーコードがピッキングされる物品4のバーコードかを
確認し、ピック数の一致を確認すると、この区画収納空
間6をピッキング終了と判断し、その区画収納空間6の
ピッキング表示器2の表示を消去させる。ピック数が多
いと、チャイム13を鳴動させ、ピッキング表示器2の表
示を復活させる。さらに、この区画収納空間6のピッキ
ング終了により間口表示器14および段表示器31の点灯を
見直し、間口Mにピッキングする区画収納空間6がなく
なると間口表示器14を消灯させ、段にピッキングする区
画収納空間6がなくなると段表示器31を消灯させる。
【0031】上記ピッキング動作が繰り返し実行され
る。コントローラ52は、仕分けエリアSの全ての区画収
納空間6のピッキング作業が完了すると、仕分けエリア
Sの最も下流の集品容器20への集品が終了したと判断
し、この集品容器20の指示表示器22を消灯させ、続いて
下流より2つ目の集品容器20(子箱20B)に対してピッ
キング作業を行うピッキング間口表示器14および段表示
器31を点灯させ、ピッキング表示器2にピッキングする
物品4の数量を表示させる。また前記2つ目の集品容器
20の指示表示器22を点灯させる。
【0032】作業者はこの2つ目の集品容器20に対して
同様にピッキング作業を実行する。そして同様に、最も
上流の8つ目の集品容器20(親箱20A)までのピッキン
グ作業が実行される。
【0033】コントローラ52は、8つ目の集品容器20
(親箱20A)へのピッキングが終了すると、この仕分け
エリアSのピッキング作業が全て終了したと判断する。
そして、全ての仕分けエリアSのピッキング作業が全て
終了すると、コンベヤ24を駆動させて、8個の集品容器
20を下流の仕分けエリアSへ移動させ、次のピッキング
作業を開始させる。
【0034】以上の動作により集品容器20がコンベヤ24
の下流端に到達したとき、各店舗毎に物品4が集品容器
20のビニール袋25内にピッキングされる。そして、集品
容器20へのピッキング作業が終了すると、出荷を担当す
る作業者により、図5(a)に示すように、親箱20Aの
ビニール袋25のラベル26は、親箱20Aへ取付られ、続い
て図5(b),(c)に示すように、親箱20Aのビニー
ル袋25は梱包され、各子箱20Bのビニール袋25はラベル
26が見えるように梱包され、親箱20Aへ収納されて出荷
される。子箱20Bはまた集品容器20として再使用され
る。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、各仕
分けエリアSにおいて、ピッキング作業が必要な区画収
納空間6を示す、間口表示器14と段表示器31が点灯さ
れ、さらに段表示器31は集品ラインBの上流側に配置し
てあることにより、図8に示す作業者Hの目線の動きか
らわかるように、作業者Hは、ライン上流側を見ると、
段表示器31の点灯により、ピッキングする物品4がある
ピッキング棚1の段(ラック3)を判断でき、この段の
みでピッキング表示器2を確認することにより、短い時
間で、ピッキングする物品4がある区画収納空間6を見
つけることができる。したがって、作業効率を改善でき
る。
【0036】また各段(ラック3)の作業が完了したか
どうかを、各段毎の段表示器31の消灯で確認でき、確認
漏れを少なくすることができる。また段表示器31の点灯
により間口表示器14の代わりに間口Mにピッキングする
物品4があるかどうかを確認することができる(段表示
器31に間口表示器14の機能を兼用させることができ
る)。
【0037】また段表示器31のランプ32をピッキング表
示器2のデジタル表示器12より大型としたことにより、
作業者が先に判断する対象の段表示器31のランプ32が見
やすくなり、判断を迅速に的確に行うことができる。
【0038】またバーコードリーダ19によりピッキング
された物品4のバーコードが読み取られて集品容器20へ
投入されることにより、投入された物品4が正しくピッ
キングされたかを確認することができ、すなわち物品4
の検品を行うことができ、下流で検品作業を実行する手
間を無くすことができる。
【0039】また区画収納空間6に取り付けられるプレ
ート15を着脱自在としたことにより、ピッキングされる
物品4、すなわち区画収納空間6に収納される物品4
を、日付単位(週単位、時間単位など)で簡単に変更で
きる。
【0040】なお、本実施の形態では、仕分け設備の一
例としてピッキング設備について説明しているが、本発
明は「従来の技術」の欄に記述したアソート(類別仕分
け)設備にも適用することができる。
【0041】すなわち、図9に示すように、集品ライン
Bに相当する仕分けラインQを、仕分ける物品4が収納
された容器20を搬送する(仕分け)コンベヤ24により構
成し、このコンベヤ24に沿って各仕分けエリアS内の容
器20の停止位置に指示表示器22を設け、各仕分け棚1の
各区画収納空間6にピッキング(仕分け)表示器2を設
け、さらに各間口M毎に間口表示器14と段表示器31(段
毎)を設けてアソート設備を構成している。各区画収納
空間6が店舗(仕分け先)に設定される。
【0042】上記構成により、まず入荷された、物品4
が収納された容器20がコンベヤ24へ投入される。コンベ
ヤ24に投入された容器20は仕分けエリアSへ順に下流側
へ搬送され停止される。すると、各仕分けエリアSにお
いて、最も下流に位置する指示表示器22が点灯され、仕
分けを行う仕分け棚1の間口表示器14と段表示器31が点
灯され、さらにピッキング表示器2に数量が表示され
る。作業者は、間口表示器14と段表示器31の点灯、さら
にピッキング表示器2の表示を確認し、指示表示器22が
点灯された容器20から物品4を取り出して区画収納空間
6へ投入する。そして最も下流に位置する容器20からの
物品4の仕分けが終了すると、一つ上流の容器20からの
仕分けを行い、8つの容器20からの仕分けが終了する
と、コンベヤ24によってこれら容器20は下流の仕分けエ
リアSに搬送され、再び仕分けが行われる。上記動作に
より、入荷した物品4は各区画収納空間6に設定された
仕分け先別に仕分けられ、仕分け先毎の物品4の集品が
行われる。
【0043】このように、各仕分けエリアSにおいて、
仕分け作業が必要な区画収納空間6を示す、間口表示器
14と段表示器31が点灯され、さらに段表示器31はライン
の上流側に配置してあることにより、作業者Hは、ライ
ン上流側を見ると、段表示器31の点灯により、物品4を
仕分けるピッキング棚1の段が判断でき、この段のみで
ピッキング表示器2を確認することにより、短い時間
で、物品4を仕分ける区画収納空間6を見つけることが
できる。したがって、作業効率を改善できる。また各段
(ラック3)の作業が完了したかどうかを、各段毎の段
表示器31の消灯で確認でき、確認漏れを少なくすること
ができる。
【0044】また本実施の形態では、物品有無表示手段
である段表示器31を間口M毎に設けているが、仕分けエ
リアS毎に設けるようにしてもよい。また本実施の形態
では、仕分ける物品4の全てのラベル14のバーコードを
読み込ませているが、仕分ける1個(代表)の物品4の
ラベル14のバーコードを読み取らせるだけで、この仕分
け終了と見なすこともできる。また検品できたと見なす
こともできる。
【0045】また本実施の形態では、仕分け先を店舗別
としているが、仕分け先をユーザー別、方面別、アイテ
ム別、搬送トラック別などとしてもよい。また本実施の
形態では、識別符号としてバーコードを使用している
が、バーコードに限ることはなく、物品を特定する識別
できる符号であればよく、たとえば数字、アルファベッ
ト、あるいはこれらの組合せ、シンボル、マーク、IC
チップなども使用することができる。このとき、バーコ
ードリーダに代えて、識別符号の読み取り手段として、
たとえばCCDカメラおよびこのカメラにより撮影され
た画像から識別符号を識別する識別装置などを使用す
る。
【0046】また本実施の形態では、各仕分けエリアS
の設けるバーコードリーダ19を、ハンディ式としている
が固定式としてもよく、またワイヤレスとしているが有
線式としてもよい。
【0047】また本実施の形態では、ピッキング表示器
2を有線としているが、電波を介して信号の送受信を行
う機能を付加し、各仕分けエリアS毎、あるいは複数の
エリアS毎に、コントローラ52に接続されたアンテナを
設け、これらアンテナを介して信号の送受信を行うよう
にしてもよい。この構成によって、ピッキング表示器2
を自由に移動でき、仕分けエリアSの変更を容易に行う
ことができる。また表示器レール11をピッキング棚1に
沿って延々と敷設する必要がなくなることから、製作作
業時間を短縮することができ、納期を短縮することがで
きる。
【0048】また本実施の形態では、オートラベラー61
によりラベル26を発行して自動貼付を行っているが、ラ
ベルプリンタでラベル26を発行し、作業者がラベル26を
ビニール袋25へ貼りつけるようにしてもよい。
【0049】また本実施の形態では、ピッキングコンベ
ヤ21(集品ラインB)に沿って片側に仕分け棚1(ピッ
キング棚;ストレージラインA)を配置しているが、ピ
ッキングコンベヤ21を挟んで両側にそれぞれ仕分け棚1
を配置して、容器20から物品4をピッキングして両側の
仕分け棚1に集品する、あるいは仕分け棚1から物品4
をピッキングして容器20へ集品するようにしてもよい。
また仕分け棚前にラインを配置する一例として、ピッキ
ング棚1に沿ってピッキングコンベヤ21を配置している
が、複数のピッキング棚1を平行に配置し、これらピッ
キング棚1の側部に沿って(ピッキング棚の向きとは直
角な向きに)ピッキングコンベヤ21を配置するようにし
てもよい。
【0050】また本実施の形態では、集品ラインBのピ
ッキングコンベヤ21を、ローラ駆動のコンベヤ24から形
成しているが、このようなローラコンベヤに限ることは
なく、ベルトコンベヤなどの他の搬送手段から形成して
もよい。
【0051】また本実施の形態では、仕分けエリアS内
で、容器20を停止させているが、コンベヤ24により移動
させながら、仕分け作業を行うことも可能である。この
とき、指示表示器22を容器20に対応させて同時に移動さ
せ、容器20に対して仕分け作業を実行するとき、対応す
る指示表示器22を点灯させる。なお、容器20の仕分け作
業は仕分けエリアSを通過している間に終了する必要が
ある。
【0052】また本実施の形態では、仕分ける物品4を
仮置きする仮置き台を設けていないが、コンベヤ24のピ
ッキング棚1側前方などに前記仮置き台を配置するよう
にしてもよい。
【0053】また本実施の形態では、ピッキング棚1と
して流動棚を使用しているが、収納容器5が移動しない
一般棚を使用するようにすることもできる。また本実施
の形態では、集品容器20としてダンボールを使用してい
るが、バケットやケースやコンテナなど、あるいは蓋付
きのもの(封函可能なもの)を使用するようにしてもよ
い。
【0054】また本実施の形態では、ピッキング表示器
2に報知手段としてチャイム13を取り付けているが、表
示器2に取り付ける必要はなく、各区画収納空間6に別
個に設けるようにしてもよく、またチャイム13の代わり
にブザーや回転表示灯などを使用してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、物
品有無表示手段の点灯により、仕分ける、あるいは仕分
けられる物品がある仕分け棚の段が判断でき、この段の
みで仕分け表示手段を確認することにより、短い時間
で、仕分ける、あるいは仕分けられる物品がある区画収
納空間を見つけることができ、作業効率を改善すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるピッキング設備の
要部配置図である。
【図2】同ピッキング設備の要部側面図である。
【図3】同ピッキング設備のピッキング棚の正面図であ
る。
【図4】同ピッキング設備に使用する表示器の正面図で
ある。
【図5】同ピッキング設備の集品容器の梱包時の手順を
示す説明図である。
【図6】同ピッキング設備の制御構成図である。
【図7】同ピッキング設備のコントローラのブロック図
である。
【図8】同ピッキング設備における作業者の目線の動き
を説明する説明図である。
【図9】本発明の他の実施の形態における仕分け設備の
要部配置図である。
【図10】従来のピッキング設備における作業者の目線
の動きを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ピッキング棚 2 ピッキング表示器 4 物品 5 収納容器 6 区画収納空間 11 表示器レール 12 ディジタル表示器 13 チャイム 14 間口表示器 17 バーコードプレート 19 バーコードリーダ 20 集品容器 21 ピッキングコンベヤ 22 指示表示器 24 ローラコンベヤ 25 ビニール袋 26 ラベル 31 段表示器 32 ランプ 51 制御用コンピュータ 52 コントローラ 61 オートラベラー A ストレージライン B 集品ライン H 作業員 M 間口 Q 仕分けライン S 仕分けエリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品収納用の複数の区画収納空間を有
    し、各区画収納空間毎に、仕分けする物品の情報を表示
    する仕分け表示手段を設けた仕分け棚を備え、 容器を、前記仕分け棚前のライン上を移動させ、この容
    器に、前記仕分け表示手段にしたがって前記仕分け棚の
    各区画収納空間から物品の仕分けを行う、あるいは前記
    容器から、前記仕分け表示手段にしたがって前記仕分け
    棚の各区画収納空間へ物品の仕分けを行う仕分け設備で
    あって、 作業員が処理する前記仕分け棚のエリア毎または仕分け
    棚の間口毎で、かつ仕分け棚の各段毎に、前記段におい
    て仕分けする物品が有るかどうかを表示する物品有無表
    示手段を設け、 前記物品有無表示手段を、前記ラインの上流側に配置し
    たことを特徴とする仕分け設備。
  2. 【請求項2】 仕分け棚の各間口に、この間口において
    仕分けする物品が有るかどうかを表示する間口表示手段
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の仕分け設
    備。
  3. 【請求項3】 物品有無表示手段と仕分け表示手段をそ
    れぞれランプにより構成し、前記物品有無表示手段のラ
    ンプを前記仕分け表示手段のランプより大型としたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の仕分け設
    備。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013028448A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Okura Yusoki Co Ltd ピッキングシステム

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