JP2002355914A - ガスバリア性包装フィルム及びその製造方法 - Google Patents

ガスバリア性包装フィルム及びその製造方法

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JP2002355914A JP2001162471A JP2001162471A JP2002355914A JP 2002355914 A JP2002355914 A JP 2002355914A JP 2001162471 A JP2001162471 A JP 2001162471A JP 2001162471 A JP2001162471 A JP 2001162471A JP 2002355914 A JP2002355914 A JP 2002355914A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスバリア性を有する包装フィルムであり、
かつ接着剤の架橋反応による生成物によって、包装フィ
ルムとしての品質を損なうことがないガスバリア性包装
フィルム及びその製造方法を提供することを目的とする
ものである。 【解決手段】 第1のフィルム10aと第2のフィルム
10bのそれぞれにシリカ蒸着層11,16が設けら
れ、第1のフィルム10aのシリカ蒸着層11側と第2
のフィルム10bのシリカ蒸着層16側との何れか一方
又は両方に、少なくとも一層の網点面積率50〜100
%の印刷層12が形成されて、第1と第2のフィルム1
0a,10bのシリカ蒸着層11,16の形成された面
同士が向かい合うように接着した積層フィルムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品、食品等を
包装するためのガスバリア性包装フィルム及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、商品等の包装袋には、通常内容
物を外部から確認し得るように、透明なプラスチックフ
ィルムによる包装フィルムが使用されている。しかし、
透明な包装フィルムによる袋を使用すると、その内容物
が経時的に変色または変質することがあった。そこで、
医薬品や食品等では、その内容物の変色または変質に関
与する波長が、200〜450nm(遠紫外から可視
域)の波長であり、これらの波長を遮断するために、例
えばプラスチックフィルムにアルミ箔、アルミ蒸着膜等
を被着したものが使用されている。しかし、これらは、
内容物を視認することができない。さらに、内容物によ
っては、酸素などのガスによる酸化を防ぐため、包装フ
ィルムの高ガスバリア性が要求されている。
【0003】従来のガスバリア性包装フィルムの一例と
しては、ガスバリア性を良好なフィルムとして、汎用的
なポリエチレンテレフタレート(以下PETと称する)
が用いられ、かつPETフィルムの片面にシリカ蒸着膜
を形成し、さらにシリカ蒸着膜を二層にしたものがあ
る。図3を参照して説明すると、このガスバリア性包装
フィルムは、一方のPETフィルム1の一面にシリカ蒸
着膜2が形成され、他方のPETフィルム5の片面にシ
リカ蒸着膜4が形成され、PETフィルム5の他の面に
意匠印刷層6と白色層,着色層又は銀色層等の印刷層7
とが形成され、シリカ蒸着膜2と4とが互いに向かい合
うように接着層3で接着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例のガスバリア性
包装フィルムでは、比較的ガス透過率の小さいPETフ
ィルムが用いられ、さらにPETフィルムの片面にシリ
カ蒸着膜が被覆されており、互いのシリカ蒸着膜同士を
接着剤で貼着した場合、通常、接着剤として、イソシア
ネート基(−N=C=O)を有するイソシアネート接着
剤等が使用されており、接着時の架橋反応(R−NCO
+HO→RNH+CO)によって、生じる
炭酸ガス(CO)がガスバリア性の良好なシリカ蒸
着膜を被覆したPETフィルムによって透過が阻まれ
て、接着条件如何によっては、貼り合わされたPETフ
ィルム間に炭酸ガス等が視認できる程度の気泡として点
在し、その気泡による光の乱反射等によって、包装フィ
ルム表面が白濁或いは鮫肌状の不快な色調となり、包装
フィルムの外装側から視認される意匠印刷層の下地層の
感触が悪くなり、包装フィルムとしての品質を損ねる欠
点があった。このような現象は、下地層の反射率や彩色
にも依存するものと考えられ、接着剤の影響を回避でき
るガスバリア性包装フィルムの積層構造とその製造方法
の改善が望まれていた。また、前記気泡は、内容物の視
認性にも悪影響を与える。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みなさ
れたものであり、ガスバリア性を有する包装フィルムで
あり、かつ接着剤の架橋反応による生成物によって、包
装フィルムとしての品質を損なうことがないガスバリア
性包装フィルム及びその製造方法を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、請求項1の発明は、第1のフィルムと
第2のフィルムのそれぞれにシリカ蒸着層が設けられ、
該第1のフィルムのシリカ蒸着層側と該第2のフィルム
のシリカ蒸着層側との何れか一方又は両方に、少なくと
も一層の網点面積率50〜100%の印刷層が形成され
て、該第1と該第2のフィルムのシリカ蒸着層の形成さ
れた面同士が向かい合うように接着した積層フィルムで
あることを特徴とするガスバリア性包装フィルムであ
る。
【0007】また、請求項2の発明は、前記第1のフィ
ルム又は第2のフィルムは、さらに着色層を有し、この
着色層は、波長420nmの光の吸収率が95%以上で
あって、前記フィルムの全光線透過率が30%以上であ
ることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスバリア
性包装フィルムである。
【0008】請求項1の発明では、第1のフィルムと第
2のフィルムとにそれぞれシリカ蒸着層側が設けられ、
該第1のフィルムのシリカ蒸着側と第2のフィルムのシ
リカ蒸着層側との何れか一方又は両方に、少なくとも一
層の網点面積率50〜100%の印刷層が形成されてお
り、第1と第2のフィルムのシリカ蒸着層が形成された
面同士が向かい合うようにした積層フィルムであり、ガ
スバリア性の高いシリカ蒸着層を設けたフィルム間に、
網点面積率50〜100%の印刷層を介在させること
で、ガスバリア性の高いフィルムを貼り合わせる際に、
イソシアネート接着剤の架橋反応で発生する炭酸ガスを
印刷層で分散又は吸収して、視認できる程度に気泡が成
長するのを阻止するようしたガスバリア性包装フィルム
であり、包装フィルムとしての品質を損ねることがない
作用を有する。なお、意匠印刷層を何れかの層に設ける
こともでき、例えば前記第1のフィルムのシリカ蒸着層
上、シリカ蒸着層を設けた側とは反対側の面またはシリ
カ蒸着層上に設けた前記ベタ刷りの印刷層上或いは第2
のフィルムにも同様に設けることができる。シリカ蒸着
層上に意匠印刷層を設けた場合は、網点面積率50〜1
00%の印刷層をこの意匠印刷層上に形成しても良い
し、ドライラミネートする相手側フィルムのシリカ蒸着
層上に形成しても良い。この印刷層は多層の印刷層であ
ってもよいし、さらに、その印刷層の一層を帯電防止層
としてもよい。
【0009】また、本発明のガスバリア性包装フィルム
は、種々の品物の包装に利用され、請求項2の発明で
は、波長420nmの光を遮断する着色層をさらに有す
るものとし、好ましくは300〜450nmの光を遮断
する着色層とし、より好ましくは200〜450nmの
波長の光を遮断するものである。また、第1のフィルム
のシリカ蒸着層に意匠印刷層を形成して、第1のフィル
ムを包装フィルムの外装側とし、第1と第2のフィルム
の内容物側、又は第2のフィルムの外側に、例えば黄色
の着色層を設けることで、特定波長(420nmの波
長)の吸収率を95%以上とし、かつ全光線透過率を3
0%以上とすることができる作用を有する。
【0010】また、請求項3の発明は、バリア性を有す
るシリカ蒸着層が設けられた第1のフィルムと第2のフ
ィルムとをシリカ蒸着層側が向かい合うように積層する
ガスバリア性包装フィルムの製造方法であって、該第1
のフィルムのシリカ蒸着層側と該第2のフィルムのシリ
カ蒸着層側の何れか一方又は両方に、少なくとも一層の
網点面積率50〜100%の印刷層を形成し、該シリカ
蒸着層か、又は該印刷層の一面にイソシアネート基を有
する接着剤を塗工して、該第1と第2のフィルムのシリ
カ蒸着面側が向かい合うようにドライラミネートして、
積層フィルムを形成することを特徴とするガスバリア性
包装フィルムの製造方法である。
【0011】請求項3の発明では、ガスバリア性を有す
るシリカ蒸着層が設けられた第1のフィルムと第2のフ
ィルムとをシリカ蒸着層側が互いに向かい合うように積
層するガスバリア性包装フィルムの製造方法であって、
第1のフィルムのシリカ蒸着層側と該第2のフィルムの
シリカ蒸着層側との何れか一方又は両方に、少なくとも
一層の網点面積率50〜100%の印刷層を形成し、該
シリカ蒸着層か、又は該印刷層の一面にイソシアネート
基を有する接着剤を塗工して、第1と第2のフィルムの
シリカ蒸着面が互いに向かい合うようにドライラミネー
トして、積層フィルムを形成するガスバリア性包装フィ
ルムの製造方法であり、この印刷層は、白色層の顔料で
ある酸化チタン等が用いられ、例えば約40℃でドライ
ラミネートしたとしても、イソシアネート基の接着剤と
架橋剤との反応で生成される炭酸ガスが、酸化チタン等
による印刷層の隙間に分散して、気泡として視認できる
程度に成長することがないので、包装フィルムとしての
品質を損ねることがない作用を有する。
【0012】本発明では、ガスバリア性を有するシリカ
蒸着層を設けたフィルムを二枚、シリカ蒸着層側を向か
い合わせて貼り合わせて、高バリア性の包装フィルムを
形成することがあり、シリカ蒸着層は、製造条件如何に
よって、クラックが発生し易いことが知られており、本
発明では、シリカ蒸着層が印刷層を介在させて二層とす
ることで、一方にクラックが発生したとしてもガスバリ
ア性を維持することができる高ガスバリア性包装フィル
ムである。
【0013】さらに、シリカ蒸着層は、200〜300
nmの波長の光を遮断する性質を有するが、その吸収率
はその厚さにも依存するし、厚さを厚くすれば、クラッ
クの影響を受け易く、従って、比較的薄くし、かつ42
0nmの波長の光の吸収率を95%以上とするために、
前記網点面積率50〜100%の印刷層として、黄色イ
ンキ層を設けて、吸収するようにして、薬品等の包装フ
ィルムに適した包装材とすることができる。無論、白色
層の印刷インキを含めてこれらの印刷インキに、紫外線
吸収剤を混合することで、一層紫外線領域の光を吸収す
るようにしてもよいし、包装内容物に応じて、ガスバリ
ヤ性や耐湿性を維持するのに適した樹脂フィルムをラミ
ネートすることでシーラント層を形成してもよいし、ガ
スバリア性包装フィルムに優れた特性を付与することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガスバリア性包装
フィルムの実施の形態について、図面を参照して説明す
る。なお、図1は、本発明のガスバリア性包装フィルム
の実施形態を示し、図2(a)〜(d)は、本発明のガ
スバリア性包装フィルムの他の実施形態を示している。
なお、便宜上、接着層は、厚みを持たせて図示されてい
る。
【0015】先ず、図1を参照して、本実施形態の一例
について説明する。図1のガスバリア性包装フィルム
は、基材フィルム10aの裏側にシリカ蒸着層11が被
覆され、シリカ蒸着層11に印刷層12が形成されてい
る。基材フィルム10bの片面には、シリカ蒸着層16
が被覆されている。基材フィルム10aのシリカ蒸着層
11と基材フィルム10bのシリカ蒸着層16とが互い
に向かい合うように、印刷層12を介在させて、接着層
15で貼着されている。印刷層12は、絵柄、ロゴや文
字等、或いは一色(金,銀色を含む)のみの意匠印刷層
と、その白色層等の下地層を含む場合があり、少なくと
も印刷層12には網点面積率50〜100%の印刷層が
含まれている。基材フィルム10aは包装材の外装側で
あり、基材フィルム10bは内容物側である。包装材の
外装側である基材フィルム10aから印刷層12の意匠
印刷層の絵柄、ロゴや文字等を視認することができる。
【0016】続いて、図1を参照して、本実施形態のガ
スバリア性包装フィルムの製造方法について説明する。
基材フィルム10aの片面にガスバリア性を有するシリ
カ蒸着層11が設けられ、かつ基材フィルム10bの片
面にガスバリア性を有するシリカ蒸着層16が設けられ
ている。基材フィルム10aのシリカ蒸着層11に印刷
層12を印刷する。印刷層12がシリカ蒸着層11と接
触する面は、意匠印刷層となっている。さらに、意匠印
刷層には、その白色層等の下地層が印刷されており、こ
の白色印刷層(下地層)が網点面積率50〜100%と
なっている。続いて、印刷層12か、又はシリカ蒸着層
16の面に接着剤を塗工する。この接着剤は、イソシア
ネート基を有するウレタン系の接着剤である。続いて、
互いの基材フィルム10a,10bのシリカ蒸着層側が
向かい合うようにドライラミネートして積層フィルムを
形成する。ドライラミネートの温度は約40℃とする。
なお、基材フィルム10a,10bには、シリカ蒸着層
11,16が100〜300Å程度の厚さに真空蒸着さ
れている。
【0017】ウレタン系の接着剤としては、イソシアネ
ート基(−N=C=O)を有するイソシアネート接着剤
が使用されている。イソシアネート接着剤は、接着時の
架橋反応(R−NCO+HO→RNH+CO
)によって、炭酸ガス(CO)が生じる。基材
フィルム10a,10bには、例えばPETフィルムが
用いられ、かつガスバリア性の良好なシリカ蒸着膜が被
覆されており、接着時の温度を約40℃として、比較的
高速でドライラミネートしたとしても、接着剤の架橋反
応によって、発生する炭酸ガスは、基材フィルム10a
のシリカ蒸着層11,16間に介在する白色層等の印刷
層12の微細な隙間等に吸収又は分散して、視認できる
程の大きさの気泡に成長することがない。前述した網点
面積率50〜100%の印刷層は、シリカ蒸着層に対応
する全面に設けられる。
【0018】次に、本発明のガスバリア性包装フィルム
の他の実施形態について、図2の断面図を参照して説明
する。なお、図2において、同一部分又は機能の部分に
は、同一記号が付与されている。
【0019】図2(a)の実施形態は、包装フィルムの
外装側となる基材フィルム10aの一面にシリカ蒸着層
11が設けられ、シリカ蒸着層11上に、絵柄、ロゴや
文字等の意匠印刷層12aが形成され、さらにその下地
層である白色層13が印刷によって形成されている。白
色層13の顔料には酸化チタンや酸化亜鉛が用いられ
る。なお、ガスバリア性包装フィルムの光遮蔽機能を向
上させる場合には酸化チタンが好ましい。さらに、白色
層13上には着色層14が印刷によって形成されてい
る。なお、ガスバリア性包装フィルムの用途によって
は、着色層14を必要としない。
【0020】包装フィルムの内容物側となる基材フィル
ム10bの片面には、シリカ蒸着層16が設けられ、着
色層14に接着層15が塗工されて、基材フィルム10
bのシリカ蒸着層16が着色層14に接するように、基
材フィルム10aと基材フィルム10bとがドライラミ
ネートされて、ガスバリア性包装フィルムが形成されて
いる。接着層15は、イソシアネート基を有するウレタ
ン系の接着剤である。なお、図2(a)のガスバリア性
包装フィルムは、基材フィルム10aが包装フィルムの
外装側のフィルムであり、基材フィルム10bは包装フ
ィルムの内容物側のフィルムである。また、接着剤は、
何れのフィルム側に塗工して接着してもよい。
【0021】図2(b)の実施形態は、基材フィルム1
0aの片面にシリカ蒸着層11が形成され、かつ意匠印
刷層12aが形成され、さらに白色層13が形成され、
基材フィルム10bの片面にシリカ蒸着層16が形成さ
れ、シリカ蒸着層16上に着色層14が形成されて、白
色層13と着色層14とを接着層15で接着して、基材
フィルム10aと10bの互いのシリカ蒸着層が互いに
向かい合うように接着されている。なお、接着剤は、何
れのフィルムの印刷面に塗工して熱容着してもよい。ま
た、図示されていないが、着色層14は、基材フィルム
10bのシリカ蒸着層16とは異なった面に形成しても
よい。
【0022】図2(c)の実施形態は、基材フィルム1
0aのシリカ蒸着層11に意匠印刷層12aが形成さ
れ、白色層12aと着色層13は、基材フィルム10b
ののシリカ蒸着層16上に順次形成されている。意匠印
刷層12aと白色層13とが接着層15で接着されてい
る。なお、接着剤は、何れのフィルムの印刷面に塗工し
て接着してもよい。
【0023】図2(d)の実施形態は、基材フィルム1
0aのシリカ蒸着層11に意匠印刷層12aが形成さ
れ、意匠印刷層12aと、基材フィルム10bのシリカ
蒸着層16とが接着層15で接着され、基材フィルム1
0bのシリカ蒸着層16が形成された面と反対面に、白
色層13と着色層14とが形成されている。なお、接着
剤は、何れのフィルム側に塗工して接着してもよい。
【0024】なお、上記実施形態のガスバリア性包装フ
ィルムの特性として、遮光性を要求しない場合は、着色
層14を形成する必要はない。上記実施形態において
は、白色層と着色層が網点面積率50〜100%の印刷
層となっている。
【0025】因みに、上記実施形態の基材フィルム10
a,10bは、一般に使用されるプラスチックフィルム
であって、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)
等が挙げられる。フィルム10bは、内容物側のフィル
ムであり、耐水性、耐湿性或いはガスバリヤ性を付与す
るためのシーラント層としてもよいし、さらにフィルム
10bにシーラント層をラミネートしてもよい。
【0026】意匠印刷層12aは、基材フィルム10a
のシリカ蒸着面11に裏刷り印刷され、外装面側から視
認することができる。白色層12aは、顔料に酸化チタ
ンや酸化亜鉛が用いられ、包装フィルムに光遮蔽機能を
付与する場合には酸化チタンが用いられる。白色層12
aには、酸化チタン,酸化亜鉛等の無機顔料が、ビヒク
ル(展色剤)と助剤とで混合した印刷インキである。ま
た、着色層13は、黄,赤,赤茶色の有機顔料をビヒク
ルで混合した印刷インキを用いて印刷したものである。
白色層12aと着色層13とは、それぞれ印刷後の乾燥
膜厚が、概ね1〜3μm程度であるが、1μm以下とし
てもよいことは明らかである。
【0027】着色層13に使用される印刷インキの有機
顔料としては、アゾ基(−N=N−)を有するアゾ系顔
料である黄,赤,赤茶色の有機顔料が用いられ、例えば
ファストイエロー系やハンザイエロー系、ジスアゾエロ
ー顔料、モノアゾエロー顔料或いはアゾレーキ顔料等が
用いられる。また、着色層13の印刷インキは、有機顔
料とビヒクルとの通常の混合比より有機顔料の混合比を
高めることによって、400〜470nmの波長帯域の
光の吸収を高めることができる。また、着色層13は、
400〜470nmの波長の光を吸収特性を有する有機
顔料とするには、黄顔料、赤黄顔料、或いは赤顔料を一
種又は二種以上を適度に混合して、この波長帯域の光を
吸収するのに適した顔料とするとよい。
【0028】白色層13は、白色層13の下地に配置さ
れる着色層14からの光を遮断する機能と、意匠印刷層
12aを効果的に浮き出させる効果を有する。従って、
意匠印刷層12aは、白色層13による遮蔽効果によっ
て、着色層14からの光が意匠印刷層12aの配色に混
合することがないので、意匠印刷層12aの配色のまま
を視認することができる。また、白色層13は、50%
程度の光を透過するので、基材フィルム10aの外装側
から内容物を視認することができる。なお、白色層と着
色層の顔料を混合するビヒクルに紫外線吸収剤を混合し
てもよい。紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン、ト
リアゾール等が挙げられる。
【0029】一方、着色層に用いられる有機顔料には、
黄色〜赤色系の発色をするアゾ顔料が用いられる。アゾ
顔料は、発色団としてアゾ基(−N=N−)を含む顔料で
あり、カルボキシル基(−COOH),スルホ基(−S
H)などの親水基を分子内にもたない不溶性アゾ
顔料と、これを分子内にもつ水溶性アゾ色素をカルシ
ウム塩,バリウム塩の形で不溶化したアゾレーキ顔料
とがあり、何れの顔料であってもよい。不溶性アゾ顔
料は、赤色〜紫色系の顔料であって、ハンザイェロー系
(ファストエロー系)といわれる黄色顔料と、ベンジジ
ンイェロー系といわれる黄色ジスアゾ系顔料、及びモノ
アゾエロー顔料である。アゾレーキ顔料は、赤顔料で
ある。
【0030】
【実施例】次に、本発明のガスバリア性包装フィルムの
実施例について説明する。以下の実施例は、図2(b)
のガスバリア性包装フィルムであり、比較例は図3のガ
スバリア性包装フィルムである。
【0031】(実施例1-1 )図2(b)を参照し、実施
例1-1 について説明する。基材フィルム10aには、厚
さが12μmのPETが用いられ、基材フィルム10a
の裏面のシリカ蒸着層11に、青色の文字・模様の意匠
印刷層11をグラビア印刷し、さらに酸化チタンを顔料
とする白色層13を網点面積率95%で全面にグラビア
印刷した。基材フィルム10bには、厚さが12μmの
PETが用いられ、基材フィルム10bの片面のシリカ
蒸着層15に黄色(吸収ピーク380〜420nm)の
着色層14を網点面積率95%で全面にグラビア印刷し
た。白色層13は、乾燥後の厚さを2μmとした。
【0032】その後、基材フィルム10aの白色層13
にウレタン系のイソシアネート接着剤を塗布し、基材フ
ィルム10aと基材フィルム10bの印刷面同士が互い
に向かい合うようにドライラミネートして貼着した。な
お、両基材フィルムのドライラミネートは、エージング
温度を約40℃として行った。さらに、ラミネート後
に、基材フィルム10bの裏面には、シーラント層とし
て、厚み30μmの未延伸ポリプロピレン(CPP)フ
ィルムをドライラミネートした。
【0033】(実施例1-2 )実施例1-2 では、実施例1-
1 と同様に基材フィルム10a,10bに印刷層を形成
した後、基材フィルム10bの印刷面にウレタン系のイ
ソシアネート接着剤を塗布し、基材フィルム10aと基
材フィルム10bの印刷面同士が向かい合うように、ド
ライラミネートした。加熱温度は、約40℃とした。白
色層13の乾燥後の厚さは2μmとした。さらに、ラミ
ネート後に、基材フィルム10bの裏面には、厚み30
μmの未延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムをドラ
イラミネートした。
【0034】(実施例2-1 )実施例2-1 では、図2
(b)の変形例であり、着色層14が基材フィルム10
bのフィルム面に形成されている。この変形例では、着
色層は符号14として説明する。基材フィルム10aに
は、厚さが12μmのPETが用いられ、基材フィルム
10aの裏面のシリカ蒸着層11に、青色の文字・模様
の意匠印刷層11をグラビア印刷し、さらに酸化チタン
を顔料とする白色層13を網点面積率95%で全面にグ
ラビア印刷した。基材フィルム10bには、厚さが12
μmのPETが用いられ、基材フィルム10bの片面の
シリカ蒸着層15とは、反対の面に黄色(吸収ピーク3
80〜420nm)の着色層14を網点面積率95%で
全面にグラビア印刷した。白色層13は、乾燥後の厚さ
を2μmとした。続いて、基材フィルム10aの印刷面
にウレタン系のイソシアネート接着剤を塗布し、基材フ
ィルム10bのシリカ蒸着層16が向かい合うようにド
ライラミネートした。エージング温度は、約40℃とし
た。さらに、基材フィルム10bの裏面には、厚み30
μmの未延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムをドラ
イラミネートした。
【0035】(実施例2-2 )実施例2-2 は、図2(b)
の変形例であり、着色層14が基材フィルム10bのフ
ィルム面に形成されている。この変形例では、着色層は
符号14として説明する。基材フィルム10aには、厚
さが12μmのPETが用いられ、基材フィルム10a
の裏面のシリカ蒸着層11に、青色の文字・模様の意匠
印刷層11をグラビア印刷し、さらに酸化チタンを顔料
とする白色層13を網点面積率95%で全面にグラビア
印刷した。白色層13の乾燥後の厚さを2μmとした。
基材フィルム10bには、厚さが12μmのPETが用
いられ、基材フィルム10bの片面のシリカ蒸着層15
が形成されている。
【0036】続いて、基材フィルム10bのシリカ蒸着
層16にウレタン系のイソシアネート接着剤を塗布し、
基材フィルム10aの印刷面が向かい合うようにドライ
ラミネートした。エージング温度は、約40℃とした。
その後、基材フィルム10a,10bとをラミネートし
た後、基材フィルム10bに黄色(吸収ピーク380〜
420nm)の着色層14を網点面積率95%で全面に
グラビア印刷した。さらに、基材フィルム10bの裏面
には、厚み30μmの未延伸ポリプロピレン(CPP)
フィルムをドライラミネートした。
【0037】(比較例1-1 )比較例1-1 は、図3のガス
バリア性包装フィルムであり、基材フィルム1,5に
は、厚さが12μmのPETが用いられ、ウレタン系の
イソシアネート接着剤を用いて、基材フィルム1と基材
フィルム5とのシリカ蒸着層2,4が向かい合うよう
に、ドライラミネートした。その後、青色の文字・模様
の意匠印刷層6をグラビア印刷し、さらに酸化チタンを
顔料とする白色層7を網点面積率95%で全面にグラビ
ア印刷し、さらに着色層8を網点面積率95%で全面に
形成した。着色層8は、黄色のグラビア印刷を行った。
さらに、着色層8に厚み30μmの未延伸ポリプロピレ
ン(CPP)フィルムをドライラミネートした。比較例
1−1のドライラミネートの条件は、上記実施例と同様
にエージング温度を約40℃とした。
【0038】なお、着色層14は、黄色顔料によるイン
キをグラビア印刷した。着色層14は、380〜420
nmの波長の光に対して、吸収特性を有する黄顔料を用
いた。着色層13の厚さは、2μmとした。不溶性アゾ
系顔料のビヒクル(展色剤)は、ウレタン樹脂と塩化ビ
ニル酢酸ビニル樹脂の混合物であり、この有機顔料とビ
ヒクルとの重量比は、概ね10:15とした。
【0039】表1は、その結果を示している。表1は、
実施例と比較例の意匠視認性、全光線透過率、目的波長
透過率、内容物確認性、シリカ蒸着面の泡立ち、をそれ
ぞれ表に示した。なお、意匠視認性は、各フィルムに印
刷された文字や絵柄が明瞭であって、その色合いが良好
であるか否かを判定した項目である。全光線透過率は、
概ね200〜800nmの波長範囲の光の透過率を測定
した結果である。目的波長透過率は、420nmの波長
の光の透過率を測定した結果である。内容物確認性は、
各フィルムを袋状として、その袋の内容物の確認が良好
になし得るか否かを判定した項目である。なお、表1の
○は、それぞれの項目において、良好であることを示
し、×は好ましくない結果であることを示している。
【0040】表1から明らかなように、ガスバリア性包
装フィルムの外装側から見た意匠印刷層の視認性(意匠
視認性)は、実施例、比較例ともに良好であった。全光
線透過率は、53%であった。420nmの波長の光の
透過率(目的波長透過率)は、実施例、比較例ともに
0.2%程度であり、遮蔽効果が確認された。また、実
施例及び比較例の包装フィルム内容物の確認は、実施例
及び比較例の包装フィルムで袋を作り、その袋に塩化カ
ルシウムを入れて、外装側から塩化カルシウム粉の有無
を確認した。その結果、実施例では確認できたが、比較
例ではできなかった。
【0041】この結果は、シリカ蒸着の泡立ちの結果に
依存しており、実施例では気泡が視認できなかったが、
比較例では、気泡が視認できた。なお、全光線透過率
は、概ね200〜800nmの波長範囲の光の透過率を
測定した。各フィルムの透過率の測定には、200〜8
00nmの波長範囲の光の吸光度が測定可能な紫外可視
分光光度計を用いた。全光線透過率及び目的波長透過率
は、表1に示した。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、バリア
性を有するシリカ蒸着層が設けられた第1のフィルムと
第2のフィルムとを接着剤で熱溶着する際に、ウレタン
系のイソシアネート接着剤が使用されているが、ガスバ
リア性の高いフィルムを貼り合わせるために、イソシア
ネート接着剤の架橋反応で発生する炭酸ガスが分散又は
吸収され難いが、第1と第2のフィルムのシリカ蒸着層
が内面側となるように接着する際に、シリカ蒸着層に何
れか、又は両面に意匠印刷層以外に他の印刷層を形成す
ることで、イソシアネート接着剤の架橋反応で発生する
炭酸ガスが分散又は吸収することができるので、炭酸ガ
スによる気泡(泡立ち)が視認できる程度に成長するの
を阻止することができ、ガスバリア性包装フィルムが包
装フィルムとしての品質を損ねることがない利点があ
る。
【0044】また、本発明によれば、種々の品物の包装
に利用され、例えば波長420nmの光を遮断する層と
して利用する包装フィルムに適用され、さらには、20
0〜450nmの波長の光を遮断するものに適用され
る。また、第1のフィルムのシリカ蒸着層に意匠印刷層
を形成して、第1のフィルムを包装フィルムの外装側と
し、意匠印刷層の下地層を意図する彩色(無彩色、金・
銀色)とすることが可能である。また、着色層として、
黄色層を形成すれば、特定波(420nmの波長)の吸
収率を95%以上であって、かつ全光線透過率を30%
以上とすることができる効果を有し、薬剤等の包装フィ
ルムとして利用できる利点がある。
【0045】また、本発明によれば、白色層の顔料に、
例えば酸化チタンを用いれば、ガスバリア性の包装フィ
ルムであって、遮光性を向上させ、意匠性に優れたフィ
ルムを形成することができる利点がある。
【0046】また、本発明によれば、ガスバリア性を有
するシリカ蒸着層を設けたフィルムを二枚、シリカ蒸着
層側を向かい合わせて貼り合わせて、高ガスバリア性の
包装フィルムとし、シリカ蒸着層は、製造条件如何によ
って、クラックが発生し易いことが知られるが、シリカ
蒸着層が印刷層を介在させて二層とすることで、例え、
一方の層のみにクラックが発生したとしても、ガスバリ
ア性が維持される利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスバリア性包装フィルムの一実
施形態を示す断面図である。
【図2】(a)〜(d)は、本発明に係るガスバリア性
包装フィルムの他の実施形態を示す断面図である。
【図3】従来のガスバリア性包装フィルムの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
10a,10b 基材フィルム 11,16 シリカ蒸着層 12 印刷層 12a 意匠印刷層 13 白色層 14 着色層 15 接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 抄織 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 及川 卓慈 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 渕田 泰司 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E086 AA23 AC22 AD01 BA04 BA15 BA24 BB05 BB23 BB90 CA01 CA28 4F100 AA20B AA20D AK04A AK04E AK07A AK07E AK42A AK42E AK51G AT00A AT00E CB00 DC11C EC18 EH66B EH66D GB15 GB23 GB66 HB31C JD02 JD09 JD09A JD09E JL10A JL10E JN08A JN08E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフィルムと第2のフィルムのそれ
    ぞれにシリカ蒸着層が設けられ、該第1のフィルムのシ
    リカ蒸着層側と該第2のフィルムのシリカ蒸着層側との
    何れか一方又は両方に、少なくとも一層の網点面積率5
    0〜100%の印刷層が形成されて、該第1と該第2の
    フィルムのシリカ蒸着層の形成された面同士が向かい合
    うように接着した積層フィルムであることを特徴とする
    ガスバリア性包装フィルム。
  2. 【請求項2】 前記第1のフィルム又は第2のフィルム
    は、さらに着色層を有し、この着色層は、波長420n
    mの光の吸収率が95%以上であって、前記フィルムの
    全光線透過率が30%以上であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のガスバリア性包装フィルム。
  3. 【請求項3】 バリア性を有するシリカ蒸着層が設けら
    れた第1のフィルムと第2のフィルムとをシリカ蒸着層
    側が向かい合うように積層するガスバリア性包装フィル
    ムの製造方法であって、該第1のフィルムのシリカ蒸着
    層側と該第2のフィルムのシリカ蒸着層側の何れか一方
    又は両方に、少なくとも一層の網点面積率50〜100
    %の印刷層を形成し、該シリカ蒸着層か、又は該印刷層
    の一面にイソシアネート基を有する接着剤を塗工して、
    該第1と第2のフィルムのシリカ蒸着面側が向かい合う
    ようにドライラミネートして、積層フィルムを形成する
    ことを特徴とするガスバリア性包装フィルムの製造方
    法。
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