JP2002355223A - 皮膚状態評価方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

皮膚状態評価方法およびそれに用いる装置

Info

Publication number
JP2002355223A
JP2002355223A JP2001288473A JP2001288473A JP2002355223A JP 2002355223 A JP2002355223 A JP 2002355223A JP 2001288473 A JP2001288473 A JP 2001288473A JP 2001288473 A JP2001288473 A JP 2001288473A JP 2002355223 A JP2002355223 A JP 2002355223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring
age
subject
skin condition
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001288473A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3772104B2 (ja
Inventor
Kazunori Shimagami
和則 島上
Shinichi Takezawa
伸一 竹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP2001288473A priority Critical patent/JP3772104B2/ja
Publication of JP2002355223A publication Critical patent/JP2002355223A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3772104B2 publication Critical patent/JP3772104B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】皮膚の状態を、短時間で要領よく測定すること
ができ、その測定結果から皮膚状態を即座に評価するこ
とのできる、優れた皮膚状態評価方法およびそれに用い
る装置を提供する。 【課題手段】素肌センサ1と、オイリーチェッカー2
と、拡大カメラ3と、測定データ処理部を内蔵した本体
部5と、液晶カラーモニター4とを備えた測定装置を用
いて、被測定者の皮膚状態を測定して評価する方法であ
って、年代別モニター群の皮膚状態をそれぞれ測定して
得られた年代別基準値を予め上記測定データ処理部に記
憶しておき、被測定者の皮膚状態を測定する際、上記測
定装置に被測定者の年代を入力することにより、上記測
定装置の測定結果表示部に、上記被測定者の測定結果
を、その被測定者の年代に対応した年代別基準値からの
偏りとして視覚的に表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品販売員等が
顧客に対して行う皮膚状態評価方法およびそれに用いる
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、化粧品販売では、専門の販売
員が、店頭あるいは訪問販売先で、化粧品メーカーから
配布された化粧品販売促進用シートに基づいて顧客に化
粧品の売り込みを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各メー
カーが多種多様の化粧品を販売し、各メーカーがそれぞ
れ近似した販売促進をしている現状では、化粧品自体の
独自性よりも、顧客に信頼されいかに好ましい印象を与
えることができるかが顧客の購買力を引き出す大きなポ
イントとなる。そこで、最近では、専用の測定機器を用
いて顧客の皮膚状態を測定し、その測定結果に基づいて
その人の肌に合うと思われる化粧品をアドバイスするこ
とが行われている。
【0004】しかし、従来の測定機器による皮膚状態の
測定では、通常、その測定結果が数値として表示される
だけであるため、販売員(カウンセラー)が、手元にあ
る基準値(良好な皮膚状態を基準とする測定値)と対比
しながら、いちいち顧客の皮膚状態を評価しなければな
らず、そのやりとりを、顧客が煩わしく感じる場合があ
る。また、最近は、測定機器に接続されたモニター画面
において、線グラフ等で、測定結果と基準値とを並べて
表示するよう設定したものもあるが、顧客の年代や測定
時の環境条件等に応じて、きめ細かく評価できるよう設
定されていないため、やはり販売員が口頭でいろいろと
フォローせざるを得ず、評価に時間がかかるという問題
は改善されていないのが実情である。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、皮膚の状態を、短時間で要領よく測定すること
ができ、その測定結果から皮膚状態を即座に評価するこ
とのできる、優れた皮膚状態評価方法およびそれに用い
る装置の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、測定部と、測定データ処理部と、測定結
果表示部とを備えた測定装置を用いて、被測定者の皮膚
状態を測定して評価する方法であって、年代別モニター
群の皮膚状態をそれぞれ測定して得られた年代別基準値
を予め上記測定データ処理部に記憶しておき、被測定者
の皮膚状態を測定する際、上記測定装置に被測定者の年
代を入力することにより、上記測定装置の測定結果表示
部に、上記被測定者の測定結果を、その被測定者の年代
に対応した年代別基準値からの偏りとして視覚的に表示
するようにした皮膚状態評価方法を第1の要旨とする。
【0007】また、本発明は、測定部と、測定データ処
理部と、測定結果表示部とを備えた測定装置を用いて、
被測定者の皮膚状態を測定して評価する方法であって、
年代別モニター群の皮膚状態をそれぞれ測定して得られ
た年代別基準値と、その年代別基準値と測定時の環境温
度の関係式とを、予め上記測定データ処理部に記憶させ
ておき、被測定者の皮膚状態を測定する際、上記測定装
置に被測定者の年代と、測定時の環境温度を入力するこ
とにより、上記測定装置の測定結果表示部に、上記被測
定者の測定結果を、その被測定者の年代に対応した年代
別基準値(環境温度によって修正されたもの)からの偏
りとして視覚的に表示するようにした皮膚状態評価方法
を第2の要旨とし、そのなかでも、特に、上記測定装置
に、環境温度を常時計測する温度センサを設け、被測定
者の皮膚状態を測定する際の環境温度が、その都度、測
定データ処理部に自動的に入力されるようにした皮膚状
態評価方法を第3の要旨とする。
【0008】そして、本発明は、これらのなかでも、特
に、皮膚状態の評価項目として、皮脂量、水分量、皮膚
温度、キメ、肌色、透明感、表皮の活性度、真皮の活性
度の8項目の少なくとも一つの項目を評価するようにし
た皮膚状態評価方法を第4の要旨とする。
【0009】さらに、本発明は、皮膚状態を測定して評
価するのに用いられる装置であって、測定部と、測定デ
ータ処理部と、測定結果表示部とを備え、年代別モニタ
ー群の皮膚状態をそれぞれ測定して得られた年代別基準
値が上記測定データ処理部に記憶されており、被測定者
の皮膚状態を測定する際、上記測定装置に被測定者の年
代を入力することにより、上記測定装置の測定結果表示
部に、上記被測定者の測定結果が、その被測定者の年代
に対応した年代別基準値からの偏りとして視覚的に表示
されるようになっている皮膚状態測定装置を第5の要旨
とする。
【0010】また、本発明は、皮膚状態を測定して評価
するのに用いられる装置であって、測定部と、測定デー
タ処理部と、測定結果表示部とを備え、年代別モニター
群の皮膚状態をそれぞれ測定して得られた年代別基準値
と、その年代別基準値と測定時の環境温度の関係式と
が、上記測定データ処理部に記憶されており、被測定者
の皮膚状態を測定する際、上記測定装置に被測定者の年
代と、測定時の環境温度を入力することにより、上記測
定装置の測定結果表示部に、上記被測定者の測定結果
が、その被測定者の年代に対応した年代別基準値(環境
温度によって修正されたもの)からの偏りとして視覚的
に表示されるようになっている皮膚状態測定装置を第6
の要旨とし、そのなかでも、特に、上記測定装置に、環
境温度を常時計測する温度センサが設けられており、被
測定者の皮膚状態を測定する際の環境温度が、その都
度、測定データ処理部に自動的に入力されるようになっ
ている皮膚状態測定装置を第7の要旨とする。
【0011】そして、本発明は、これらのなかでも、特
に、測定具として、皮脂量測定手段、水分量測定手段、
皮膚温度測定手段、キメ測定手段、肌色測定手段、透明
感測定手段、表皮の活性度測定手段および真皮の活性度
測定手段の少なくとも一つの測定手段が設けられてお
り、皮膚状態の評価項目として、皮脂量、水分量、皮膚
温度、キメ、肌色、透明感、表皮の活性度、真皮の活性
度の8項目の少なくとも一つの項目が評価できるように
なっている皮膚状態測定装置を第8の要旨とする。
【0012】すなわち、本発明によれば、被測定者の皮
膚状態の測定結果は、必ず、その被測定者の年代に対応
する年代別基準値からの偏りとして、一目でわかるよう
視覚化された状態で表示されるようになっている。した
がって、被測定者である顧客は、いちいち販売員の説明
を聞くまでもなく、即座に、自分の皮膚の状態を理解す
ることができ、化粧品選択の目安にすることができる。
一方、販売員も、上記測定結果の表示を見るだけで、即
座に顧客の皮膚状態を評価することができるため、上記
結果にもとづき、熟練した技術を要することなく、スキ
ンケア方法や化粧品選択に関し、的確なアドバイスを行
うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を説
明する。
【0014】図1は、本発明の皮膚状態評価装置の一例
を示している。この装置は、10インチの液晶カラーモ
ニター4と、本体部5からなり、上記本体部5には、肌
状態を測定する素肌センサ1と、皮脂量を測定するオイ
リーチェッカー2と、皮膚表面撮像用の拡大カメラ3と
が、着脱自在に係合保持されるようになっている。
【0015】上記素肌センサ1には、肌状態を客観的に
測定するための、皮膚温度センサと水分量センサと皮膚
弾力性センサが設けられており、上記本体部5には、拡
大カメラ3で撮像される画像情報を処理するとともに、
素肌センサ1,オイリーチェッカー2から入力される測
定情報を処理するための測定データ処理部が設けられて
いる。
【0016】つぎに、装置の細部について詳しく説明す
る。
【0017】まず、素肌センサ1は、図2(a)に示す
ように、先端部がやや傾斜した形状のプラスチック製の
ケーシング7を備え、その傾斜部根元部分の内側に、皮
膚温度センサと水分量センサを作動させるためのオン・
オフスイッチ8が設けられている。また、傾斜部根元部
分の外側には、弾力性センサを作動させるためのオン・
オフスイッチ9が設けられている。
【0018】そして、上記素肌センサ1の傾斜部先端面
には、図2(a)のA−A′矢視図である同図(b)に
示すように、皮膚温度センサ10と、水分量センサ11
と、弾力性センサ12とが、並べて設けられている。
【0019】上記皮膚温度センサ10は、その縦断面図
である図3(a)に示すように、ケーシング7内に、ス
リーブ13を介して、皮膚に対し非接触式となるよう取
り付けられている。そして、この皮膚温度センサ10に
は、サーモパイル(赤外放射温度計)が内蔵されてお
り、皮膚温度を電気信号として取り出すことにより、皮
膚温度が測定できるようになっている。
【0020】また、上記水分量センサ11は、その縦断
面図である図3(b)に示すように、ケーシング7内
に、スリーブ14を介して、皮膚に対し押し付け付勢で
きるよう弾力的に取り付けられている。そして、その先
端面11aの中心部が導電体部に形成されており、周囲
が絶縁体部に形成されている。また、段差が設けられた
外側部11bが導電体部に形成されている。そして、上
記先端面11aおよび外側部11bを皮膚表面に押圧し
て、皮膚表面に存在する水分を介して上記突出した絶縁
体部を通電すると、直流回路が形成されるため、その電
気抵抗値の変化を電気信号として取り出すことにより、
皮膚表面水分量が測定できるようになっている。
【0021】さらに、上記弾力性センサ12は、その縦
断面図である図3(c)に示すように、スリーブ15を
介して、ケーシング7に一体的に取り付けられている。
この先端中央には、内側で弾力的に保持される突出ピン
12aが設けられており、この突出ピン12aで皮膚を
押圧すると、突出ピン12a先端の振動数の変化から、
皮膚の弾力性が測定できるようになっている。
【0022】一方、本体部5(図1に戻る)に係合保持
された状態において、上記素肌センサ1の隣に配備され
るオイリーチェッカー2は、図4(a),(b)に示す
ように、持ちやすいよう左右両面が部分的に平たく面取
りされた形状のケーシング20と、その先端に、弾力的
に保持される先端部21とを備えている。上記先端部2
1の先端面21aには、金属製の皮脂付着板が設けられ
ており、被測定者の皮脂をこの付着板に付着させて本体
部5に設けた皮脂測定ホルダーに挿入し、上記ホルダー
内に設けられた赤外線検出手段によってその反射量を検
知することにより、皮膚表面の皮脂量を、電流の量とし
て測定することができるようになっている。
【0023】また、本体部5(図1に戻る)に係合保持
された状態において、上記オイリーチェッカー2の向か
って右側に配備される拡大カメラ3は、図5に示すよう
に、前述の素肌センサ1と同様、先端部がやや傾斜した
形状のプラスチック製のケーシング31を備えている。
そして、上記ケーシング31の傾斜部根元部分の外側
に、反射画像を撮像するためのオン・オフスイッチ32
と、無反射画像を撮像するためのオン・オフスイッチ3
3が設けられている。
【0024】すなわち、上記拡大カメラ3の内部は、円
環状に配列されたランプが、光学系を囲んだ状態で設け
られており(図示せず)、各ランプの下には、偏光特性
が全く逆の2種類の偏光板P,P′が交互に並んだ状態
で、ランプと同様、円環状に配列されており、その中心
部に、偏光板Q(偏光特性が上記円環状に配列された偏
光板のうちPと同一のもの)が設けられている。そし
て、ランプが、一つおきに点灯するようになっており、
2種類のランプのグループが、前記2つのオン・オフス
イッチ32,33によって、互い違いに点灯するように
なっている。
【0025】より詳しく説明すると、まず、反射画像用
のオン・オフスイッチ32をオンにすると、ランプの第
1グループが点灯し、皮膚表面に投射された光の反射光
が、偏光板P→偏光板Qと通過して光学系に入る。この
とき、偏光板Pと偏光板Qは、その偏光特性が同一であ
り、光の進行が妨げられることがないため、反射画像が
得られる。これに対し、無反射画像用のオン・オフスイ
ッチ33をオンにすると、ランプの第2グループが点灯
し、光の反射光が、偏光板P′→偏光板Qへと進む。こ
のとき、偏光板Qの偏光特性は偏光板P′と逆になって
いるため、反射光は遮断され、光学系に入らない。この
ため、得られる画像は無反射画像となる。
【0026】上記のようにして得られた画像は、光学系
を通して拡大され、さらにその上部に内蔵されているC
CD回路によって解読されて電気信号に変換されるよう
になっている。そして、本体部5内に取り込まれて、液
晶カラーモニター4のモニター画面4a(図1参照)に
動画として映し出すことができるようになっている。ま
た、所定の記憶スイッチを押すことにより、その映し出
されている動画を静止画像にして、詳細に観察すること
ができる。さらに、モニター画面4aを複数に分割し
て、いろいろな部位の拡大画像を同時に映して観察した
り、予め本体部5内にデータとして記憶されている標準
画像を呼び出して対比して観察したりすることができ
る。
【0027】なお、上記拡大カメラ3によって得られる
反射画像によれば、皮膚表面の色は見にくいが、皮膚の
微妙な凹凸が鮮明に区別されるため、肌のきめ細かさ等
を観察するのに有効である。一方、上記無反射画像によ
れば、皮膚表面の凹凸による陰影は映らず、皮膚表面か
ら若干内側に入った部分が見えるため、毛細血管の分布
状態や色素の沈着状態,毛根の状態等、皮膚内部の特性
やしみ,そばかす等のトラブルを観察するのに有効であ
る。
【0028】さらに、この装置では、上記拡大カメラ3
を用いて、皮膚表面の拡大画像を得る以外に、皮膚表面
から採取した角質を観察して、表皮の活性度(この例で
は「表皮の力」という)を評価することができるように
なっている。すなわち、拡大カメラ3を係合保持する凹
部50には、図6に示すように、角質層採取シート60
を斜めに保持するシート保持部61が形成されており、
この部分に、被測定者の皮膚表面から角質を採取した角
質層採取シート60を保持させることにより、その採取
部を、上記凹部50に係合させた姿勢の拡大カメラ3
で、撮像できるようになっている。なお、上記シート保
持部61の向かって左側の端部は、凹部50の内壁面5
0aから一段奥まった内側に形成されており、内壁面5
0aとシート保持部61との間に形成される隙間62
に、角質層採取シート60の片端部を差し込むことによ
り、角質層採取シート60の位置決め保持がなされるよ
うになっている。
【0029】上記角質層採取シート60は、図7に示す
ように、上下2枚の透明ポリエステルシート63,64
を粘着剤層65を介して接合一体化したもので、上側の
シート63の長手方向のやや片側に寄った位置に、円形
の切欠部66が形成され、この切欠部66に、円形の離
型片67が貼着されている。したがって、図8に示すよ
うに、上記角質層採取シート60から離型片67を剥が
すと、離型片67側に粘着剤が付着することがなく、粘
着剤層65の表面が、平坦かつ均一な状態で露出する。
この粘着剤層65露出部(切欠部66)を、被測定者の
測定しようとする部位(例えば頬,額等)に押圧して剥
がすことにより、この部分に角質層を付着採取すること
ができるようになっている。
【0030】なお、この角質層採取シート60は、多数
枚用意されており、一回の測定ごとに使い捨てられるよ
うになっている。
【0031】一方、本体部5の内側には、平面発光素子
(エレクトロルミネッセンス)が設けられており(図示
せず)、シート保持部61に保持された角質層採取シー
ト60の採取部に向かって、内側から透過照明がなされ
るようになっている。
【0032】したがって、角質層採取シート60に採取
された角質層の観察は、前記拡大カメラ3に内蔵された
ランプからの照明を利用する反射モードと、上記本体部
5に内蔵された平面発光素子からの照明を利用する透過
モードの2通りのモードを選択して行うことができる。
【0033】なお、上記反射モードによって得られる反
射画像によれば、採取された角質層の微妙な凹凸が鮮明
に区別され、その陰影が白黒の濃淡によって表示される
ため、角質細胞量の多い少ないを評価するのに有効であ
る。一方、透過モードによって得られる透過画像によれ
ば、採取された角質層のうち均一に角質層が分布する部
分が青色に表示され、部分的に厚い部分が黒く表示され
るため、角質層の均一性を評価するのに有効である。
【0034】一方、この装置の本体部5に設けられた測
定データ処理部では、各測定具(素肌センサ1、オイリ
ーチェッカー2、拡大カメラ3)による測定結果を自動
的に処理して、被測定者の皮膚の状態を一目でわかりや
すいグラフ図等として、液晶カラーモニター4のモニタ
ー画面4a(図1参照)に表示するよう設定されてい
る。
【0035】なお、各測定結果から皮膚状態を判断する
項目として、「肌コンディション皮脂量・水分量・皮膚
温」、「肌拡大 表面/内部」、「キメ」、「肌色」、
「透明感」、「表皮の力」、「真皮の力」の7項目が設
定されており、上記モニター画面4aにおいて、まずは
じめに、図9に示すようなメニュー画面が表示されるよ
うになっている。そこで、この画面に表示された各項目
のいずれかを被測定者もしくは担当員(化粧品販売員、
カウンセラー、エステティシャン等)が選択すると、用
いる測定具とその測定方法について、画面もしくは音声
で指示が与えられる。これにしたがって測定を行うこと
により、測定結果が、上記本体部5のデータ処理部で自
動的に行われ、モニター画面4aに、グラフ図等の結果
が表示されるようになっている。
【0036】まず、上記メニュー画面の「肌コンディシ
ョン」の項目を選択すると、素肌センサ1を頬に当てて
皮膚温度と水分量を測定し、オイリーチェッカー2を額
中央に当てて皮脂量を測定するよう指示が与えられるよ
うになっている。そして、皮膚温度、水分量、皮脂量の
測定結果から、図10に示すように、被測定者の肌コン
ディションが一目でわかるようなグラフ図69が、モニ
ター画面4a(図1参照)に表示されるようになってい
る。
【0037】このグラフ図69は、皮脂量を縦軸にと
り、水分量を横軸にとって、予め収集したデータに基づ
いて皮膚状態を4つの典型例に区分して示したものがベ
ースとなっており、皮脂量も水分量も基準値より少ない
領域が乾燥肌(象徴記号「D」)、皮脂量も水分量も基
準値より多い領域が脂性肌(象徴記号「O」)、皮脂量
が多く水分量が少ない領域が脂性乾燥肌(象徴記号「O
D」)、皮脂量が少なく水分量が多い領域が普通肌(象
徴記号「N」)として示されている。70,71は各基
準値を示すラインである。そして、被測定者の測定結果
から両者の交点に所定のマーク72が付されており、被
測定者の肌タイプが一目でわかるようになっている。
【0038】そして、上記グラフ図69の下には、皮膚
温度についての棒グラフ73が表示されており、この棒
グラフ73にも、基準値74と、測定値75が表示され
ている。
【0039】なお、上記皮脂量や水分量の「基準値」
は、年代によって変化する。そこで、この装置では、被
測定者の年代を、「10代前半」、「10代後半」、
「20代前半」、「20代後半」、「30代前半」、
「30代後半」、「40代前半」、「40代後半」、
「50代前半」、「50代後半」、「60代以上」の1
1の年代に分け、各年代約1000名のモニターによる
データから予め求められた年代別基準値を記憶させてお
き、被測定者の年代を入力することにより、被測定者の
年代に対応した年代別基準値が「基準値」として上記グ
ラフのライン70,71となるようグラフ作成処理をし
た上で、測定結果の表示がなされるようになっている。
【0040】上記被測定者の年代の入力は、具体的な測
定作業に入る前に、図9に示すメニュー画面を利用して
行われる。すなわち、画面右上の、「入力」という文字
が付されたハートマーク68を選択すると、画面が、年
代入力画面に変わり、「10代前半」、「10代後
半」、「20代前半」、「20代後半」、「30代前
半」、「30代後半」、「40代前半」、「40代後
半」、「50代前半」、「50代後半」、「60代以
上」の11の年代を示す文字が列挙される。そこで、該
当する年代を選択することにより、被測定者の年代を入
力することができる。年代入力後は、各測定結果の表示
画面には、後述するように、被測定者の年代がいずれで
あるかを模式的に示す年代記号76(図10〜図17参
照)が、必ず表示されるようになっている。
【0041】そして、このようにして入力された被測定
者の年代に基づいて求められる年代別基準値は、絶対的
なものではなく、その測定時期の環境温度によっても左
右される。そこで、この装置には、この装置が設置され
た場所の環境温度を常時計測する温度センサが内蔵され
ており、被測定者が皮膚状態を測定する際の環境温度
が、本体部5内のデータ処理部に自動的に入力され、基
準値として用いられる年代別基準値が、環境温度の影響
を考慮した値に修正されるようになっている。
【0042】したがって、被測定者の肌コンディション
の結果を示す図10の画面において、グラフ図69の右
上には、入力された被測定者の年代を示す年代記号(ハ
ートの個数1つ:10代前半、1つ半:10代後半、2
つ:20代前半……という記号であり、この図では、被
測定者が40代前半であることを示している)76と、
環境温度を示す枠77が設けられている。また、その下
には、皮脂量と水分量と皮膚温度を示す枠78〜80が
それぞれ設けられており、実際の測定値から換算された
指数が数値で示されるようになっている。
【0043】また、上記皮脂量と水分量と皮膚温度の測
定結果は、図11に示すような棒グラフ81としても表
示できるようになっている。この棒グラフ81には、そ
れぞれの年代平均も示されるようになっている。そし
て、図10に示す場合と同様、その右側には、年代記号
76と各数値が表示されるようになっている。
【0044】つぎに、メニュー画面(図9参照)の「キ
メ」を選択すると、拡大カメラ3を頬に当てて反射画像
で皮膚表面を見るよう指示が与えられるようになってい
る。そして、得られる画像情報から、陰影として映る凹
凸、毛穴の状態等が数値的に処理され、図12に示すよ
うに、被測定者の肌のキメが一目でわかるようなグラフ
図82が、モニター画面4a(図1参照)に表示される
ようになっている。
【0045】このグラフ図82は、キメの形を数値化し
た指数を縦軸にとり、毛穴の状態を数値化した指数を横
軸にとって、予め収集したデータに基づいて皮膚状態を
4つの典型例に区分して示したものがベースとなってお
り、グラフ面が、これらの基準値を示すライン83,8
4によって、a〜dの4つの領域に区分されるようにな
っている。そして、被測定者の測定結果から両者の交点
に所定のマーク85が付されており、被測定者のキメの
状態が一目でわかるようになっている。なお、上記グラ
フ図82における基準値も、図10のグラフ図69と同
様、環境温度によって修正された年代別基準値が用いら
れている。
【0046】そして、上記グラフ図82の右上にも、被
測定者の年代を示す年代記号76と、環境温度を示す枠
77が設けられている。また、その下には、キメの形の
指数と毛穴の状態の指数を示す枠86,87がそれぞれ
設けられており、その指数が数値で示されるようになっ
ている。なお、キメの測定と評価は、キメの大きさの均
一性とキメの大きさを指標としてなされる場合もある。
【0047】つぎに、メニュー画面(図9参照)の「肌
色」を選択すると、拡大カメラ3を頬に当てて無反射画
像で皮膚表面を見るよう指示が与えられるようになって
いる。そして、得られる画像情報から、肌色の明度と色
相に関する情報が数値的に処理され、図13に示すよう
に、被測定者の肌色が一目でわかるようなグラフ図90
が、モニター画面4a(図1参照)に表示されるように
なっている。
【0048】このグラフ図90は、明度に基づく指数を
縦軸にとり、色相に基づく指数を横軸にとって、予め収
集したデータに基づいて肌色を4つの典型例に区分して
示したものがベースとなっており、グラフ面が、これら
の基準値を示すライン91,92によって、a〜dの4
つの領域に区分されるようになっている。そして、被測
定者の測定結果から両者の交点に所定のマーク93が付
されており、被測定者の肌色が一目でわかるようになっ
ている。なお、このグラフ図90における基準値も、環
境温度によって修正された年代別基準値が用いられてい
る。
【0049】そして、上記グラフ図90の右上に、被測
定者の年代を示す年代記号76と、環境温度を示す枠7
7が設けられている。また、その下には、明度の指数と
色相の指数を示す枠94,95がそれぞれ設けられてお
り、各指数が数値で示されるようになっている。
【0050】つぎに、メニュー画面(図9参照)の「透
明感」を選択すると、拡大カメラ3を頬に当てて無反射
画像で皮膚表面を見るよう指示が与えられるようになっ
ている。そして、得られる画像情報から、肌の透明感の
指標となるメラニンと血色に関する情報が数値的に処理
され、図14に示すように、被測定者の肌の透明感が一
目でわかるようなグラフ図96が、モニター画面4a
(図1参照)に表示されるようになっている。
【0051】このグラフ図96は、メラニンに基づく指
数を縦軸にとり、血色に基づく指数を横軸にとって、予
め収集したデータに基づいて肌の透明感を4つの典型例
に区分して示したものがベースとなっており、グラフ面
が、これらの基準値を示すライン97,98によって、
a〜dの4つの領域に区分されるようになっている。そ
して、被測定者の測定結果から両者の交点に所定のマー
ク99が付されており、被測定者の肌の透明感が一目で
わかるようになっている。なお、このグラフ図99にお
ける基準値も、環境温度によって修正された年代別基準
値が用いられている。
【0052】そして、上記グラフ図99の右上に、被測
定者の年代を示す年代記号76と、環境温度を示す枠7
7が設けられている。また、その下には、メラニンの指
数と血色の指数を示す枠100,101がそれぞれ設け
られており、各指数が数値で示されるようになってい
る。
【0053】つぎに、メニュー画面(図9参照)の「表
皮の力」を選択すると、角質層採取シート60を頬に当
てて角質層を採取し、本体部5のシート保持部61(図
6参照)に装着して透過画像で見るよう指示が与えられ
るようになっている。そして、得られる画像情報から、
表皮の力の指標となる落屑分布状態と落屑量に関する情
報が数値的に処理され、図15に示すように、被測定者
の表皮の力が一目でわかるようなグラフ図102が、モ
ニター画面4a(図1参照)に表示されるようになって
いる。
【0054】このグラフ図102は、落屑分布状態を示
す指数を縦軸にとり、落屑量を示す指数を横軸にとっ
て、予め収集したデータに基づいて表皮の力を4つの典
型例に区分して示したものがベースとなっており、グラ
フ面が、これらの基準値を示すライン103,104に
よって、a〜dの4つの領域に区分されるようになって
いる。そして、被測定者の測定結果から両者の交点に所
定のマーク105が付されており、被測定者の表皮の力
が一目でわかるようになっている。なお、このグラフ図
102における基準値も、環境温度によって修正された
年代別基準値が用いられている。
【0055】そして、上記グラフ図102の右上に、被
測定者の年代を示す年代記号76と、環境温度を示す枠
77が設けられている。また、その下には、落屑分布指
数と落屑量指数を示す枠106,107がそれぞれ設け
られており、各指数が数値で示されるようになってい
る。
【0056】つぎに、メニュー画面(図9参照)の「真
皮の力」を選択すると、素肌センサ1を頬に当てて皮膚
温度と弾力性を測定するよう指示が与えられるようにな
っている。そして、その測定結果から、真皮の力の指標
となる皮膚のハリ・弾力と血行に関する情報が数値的に
処理され、図16に示すように、被測定者の真皮の力が
一目でわかるようなグラフ図108が、モニター画面4
a(図1参照)に表示されるようになっている。
【0057】このグラフ図108は、皮膚のハリ・弾力
を示す指数を縦軸にとり、血行を示す指数を横軸にとっ
て、予め収集したデータに基づいて真皮の力を4つの典
型例に区分して示したものがベースとなっており、グラ
フ面が、これらの基準値を示すライン109,110に
よって、a〜dの4つの領域に区分されるようになって
いる。そして、被測定者の測定結果から両者の交点に所
定のマーク111が付されており、被測定者の真皮の力
が一目でわかるようになっている。なお、このグラフ図
108における基準値も、環境温度によって修正された
年代別基準値が用いられている。
【0058】そして、上記グラフ図108の右上に、被
測定者の年代を示す年代記号76と、環境温度を示す枠
77が設けられている。また、その下には、ハリ・弾力
指数と血行指数を示す枠112,113がそれぞれ設け
られており、各指数が数値で示されるようになってい
る。
【0059】そして、上記一連の測定を終了した段階
で、メニュー画面(図9参照)の「総合結果」を選択す
ると、図17に示すように、全測定結果が一目でわかる
ようにまとめられた画面が表示される。そして、この画
面の上部に設けられた枠114内に、「BA 総合結果
問題あり」という総合的な結論115が表示されてい
る。「BA」は、この装置の呼称である「ビューティア
ナライザー」の略称である。
【0060】なお、画面の右上には、各測定結果の表示
画面と同様、被測定者の年代を示す年代記号76と、環
境温度を示す枠77が設けられている。
【0061】また、図9のメニュー画面において、「肌
拡大」の項目を選択すると、拡大カメラ3を用いて皮膚
表面の拡大画像をモニター画面4aに映し、そのまま観
察したり、すでに述べたように、画面を複数に分割して
2種類以上の画像を表示させ、それらを対比観察するこ
とができるようになっている。
【0062】さらに、上記の装置では、図9に示すメニ
ュー画面とは別に、皮膚測定の意義について説明するた
めの画面として、図18に示す画面が用意されている。
この画面では、皮膚表面の角質層と、その下の表皮、真
皮、皮下組織にいたる肌断面の模式的なイラスト120
が示されており、各部分を、どのような因子を指標とし
て測定し、測定によってどのような情報を得るかについ
ての説明がなされている。
【0063】すなわち、まず、皮膚の表面状態について
は、上記イラスト120における皮膚表面の上部に、拡
大カメラ3による画像(反射/無反射)と、RGB画像
(色情報をRGBで変換した画像)により、表面(凹凸
・形態)と内部(色・模様)の情報、キメ、毛穴、肌
色、透明感、色素沈着等に関する情報が得られる旨の説
明がなされている。
【0064】また、イラスト120の表皮上部から引き
出される3つの吹き出し部には、上から順に、その部分
の特性である「皮脂膜」、「角質層 バリア力」、「表
皮ターンオーバー」の文字が示されており、それぞれの
右側に、測定の指標となる「皮脂量」、「水分量」、
「落屑パターン」の文字が示されている。
【0065】そして、イラスト120の真皮部分から引
き出される2つの吹き出し部には、上から順に、その部
分の特性である「毛細血管 血行」、「繊維芽細胞 コ
ラーゲン・エラスチン ヒアルロン酸」の文字が示され
ており、それぞれの右側に、測定の指標となる「皮フ
温」、「ハリ・弾力度」の文字が示されている。
【0066】したがって、この画面をみれば、この装置
による測定の意義を、一目で把握することができるよう
になっている。
【0067】上記装置によれば、豊富なメニューの中か
ら、必要な項目を選択して、簡単に、皮膚状態を測定す
ることができるため、時間に余裕のない顧客に対して
も、必要最小限の項目についての測定により、適正な皮
膚状態の評価を行うことができる。そして、測定結果
が、基準値に対する偏りとして一目でわかるグラフ図6
9等で表示されるため、いちいち担当員(化粧員販売員
等)による説明をきかなくても、セルフ操作だけで、自
分の皮膚状態を即座に理解することができる。しかも、
上記基準値が、測定時の環境温度によって修正された年
代別基準値であることから、自分の年代に応じた適正な
評価を受けることができる。そして、担当員からすれ
ば、上記装置を用いることにより、顧客の皮膚状態を、
客観的かつ印象的に提示し、短時間で測定して評価する
ことができるため、顧客に好印象を与えることができ
る。そして、この測定と評価の提示は、経験の浅い、未
熟練の担当員であっても、同様に行うことができるた
め、社員教育の効率化という点においても利点が大き
い。
【0068】図19は、本発明の皮膚状態評価装置の他
の例を示している。この装置は、基本的には、図1の装
置と同一の構成を備えており、図1の装置と同一部分に
同一符号を付けることにより、その説明を省略するが、
以下に述べるいくつかの点において、図1の装置よりも
改良されている。
【0069】すなわち、まず、素肌センサ1において、
図20に示すように、そのケーシング7の側面部に、液
晶画面121が設けられており、測定データが、素肌セ
ンサ1自身に即座に表示されるようになっている。した
がって、素肌センサ1の先端部を皮膚に押し当て、皮膚
温度センサと水分量センサを作動させると、測定された
皮膚温度の値122と水分量の値123とが、上記液晶
画面121に即座に表示される。また、弾力性センサを
作動させると、測定された弾力性の値124が、上記液
晶画面121に即座に表示される。
【0070】なお、上記素肌センサ1を本体部5の凹部
6に係合させた状態で、本体部5側に設けられた転送ボ
タン137(図22参照)を押すと、上記3種類の測定
値122〜124が、本体部5に接続された液晶カラー
モニター4のモニター画面4aに表示されるようになっ
ている。
【0071】このように、液晶カラーモニター4とは別
に、素肌センサ1自体に液晶画面121を設けると、本
体部5から離れた場所で測定を行っても、いちいち本体
部5のある場所まで戻ることなく、その場で測定結果を
見ることができるため、本格的なカウンセリングに入る
前の導入として、店頭や店内の適宜の場所で素肌センサ
1によって手軽に測定を行い、その場で測定結果を見せ
て顧客の興味をそそることができる。
【0072】また、図1の装置では、上記素肌センサ1
における水分量センサ11(図2参照)の検知部分が、
平面視略正方形状であるのに対し、この装置の水分量セ
ンサ11′は、図21に示すように、その平面視が円形
になっている。これは、上記検知部分が円形の方が、皮
膚に押圧した場合に違和感がないからである。それ以外
の構造は、図1の装置と全く同一である。皮膚温度セン
サ10、弾力性センサ12は、図1の装置と全く同一で
ある。
【0073】さらに、この装置では、本体部5(図19
に戻る)の上面手前側に、液晶カラーモニター4のモニ
ター画面4aの操作を、ワンタッチで行うことのできる
操作パネル130が設けられている。
【0074】上記操作パネル130の詳細を図22に示
す。すなわち、この操作パネル130の向かって左側に
は、モニター画面4a上のカーソルを移動させて項目を
選択するのに用いる上下ボタン131と、項目の選択や
測定値の確定に用いるOKボタン132が設けられてい
る。
【0075】ちなみに、この装置のメニュー画面は、図
23に示すようになっており、上記上下ボタン131に
よってカーソル142を移動し、メニュー画面上のいず
れかの項目を選択することができる。そして、上記OK
ボタン132を押すことにより、その項目の選択が確定
する。なお、カーソル142は、項目ボタンの外周を囲
う赤枠として表示される。また、このメニュー画面にお
いて、測定済の項目は、その項目ボタンの外周に青枠1
43が表示されるようになっており、測定がまだ終わっ
ていない項目と、測定済の項目とが、一目で区別できる
ようになっている。
【0076】また、上記操作パネル130(図22に戻
る)において、上記OKボタン132の向かって右側に
は、画面状態に関係なくメニュー画面を表示させるメニ
ューボタン133と、画面状態に関係なく肌コンディシ
ョン画面を表示させる肌コンディションボタン134
と、測定画面と拡大カメラ3の画像を切り替える画面切
り替えボタン135とが設けられている。これらのボタ
ン133〜135によれば、カウンセリングの途中で、
参照したい別画面をワンタッチで即座に表示させること
ができ、便利である。
【0077】さらに、上記画面切り替えボタン135の
向かって右側には、拡大カメラ3の色や皮脂量測定で基
準を設定するキャリブレーションボタン136が設けら
れている。このキャリブレーションボタン136は、測
定時の光量や装置の状態によって読み取る色や皮脂量に
ばらつきが生じやすいことから、実際の測定に先立ち、
基準状態を測定しておき、その基準測定値に基づいて、
実際の測定データを適正に補正する、という機能を果た
すものである。
【0078】上記機能について、より具体的に述べる
と、まず、この装置には、角質層採取シート60(図1
9に戻る)とは別に、これと同一寸法の、肌色シートか
らなるカメラ基準板150(紙またはセラミック製)が
用意されている。そして、この装置の本体部5を起動さ
せた後、実際の測定に入る前に、拡大カメラ3を適正に
セットした凹部50内のシート保持部61に、上記カメ
ラ基準板150を装着し、その状態で、上記キャリブレ
ーションボタン136を押す。これにより、自動的に拡
大カメラ3が上記カメラ基準板150を撮像し、その測
定データ(基準測定値)に基づいて、実際の色の測定デ
ータを、測定条件に左右されない適正な値に補正するプ
ラグラムを作動させることができる。したがって、その
日の天気等によって左右されやすい測定値に、より客観
性をもたせることができる。また、オイリーチェッカー
2についても、測定に先立って、オイリーチェッカー2
の先端部を清浄に保った状態でキャリブレーションボタ
ン136を押すことにより、皮脂量ゼロの状態を測定
し、その測定データ(基準測定値)に基づいて、実際の
皮脂量測定値を、適正に補正するプログラムを作動させ
ることができる。
【0079】また、上記キャリブレーションボタン13
6の向かって右側には、素肌センサ1の測定データを本
体部5に転送する転送ボタン137が設けられている。
この転送ボタン137については、すでに述べたよう
に、素肌センサ1で測定された水分量、皮膚温度、弾力
性の各測定データを、本体部5に転送する場合に用いる
もので、素肌センサ1を凹部6に係合させた状態で、上
記転送ボタン137を押すと、測定データが本体部5に
転送され、液晶カラーモニター4のモニター画面4aに
表示されるようになっている。
【0080】さらに、上記転送ボタン137の向かって
右側には、拡大カメラ3の表示を切り替える比較ボタン
138と、測定データと拡大カメラ3の記憶画像を消去
するクリアボタン139とが設けられている。上記比較
ボタン138によれば、拡大カメラ3で撮像され本体部
5で記憶された2種類の画像を、第1の画面と第2の画
面のそれぞれで交互に表示したり、2分割された画面で
直接対比させて表示する等の操作を行うことができる。
なお、上記比較ボタン138の上には、2個一対の画面
メモリランプ141が設けられており、第1の画面であ
るか第2の画面であるかの区別が、上記画面メモリラン
プ141の点灯する位置によって区別できるようになっ
ている。そして、画面メモリランプ141を2つとも消
灯した状態を選択すれば、画面が2分割された対比画面
にすることができるようになっている。
【0081】さらに、上記比較ボタン138の向かって
右側には、全ての測定データと拡大カメラ3で得られた
記憶画像とを消去するためのクリアボタン139が設け
られている。これによれば、一連の皮膚測定やカウンセ
リングを行ったのち、被測定者(顧客)の目の前で、こ
のクリアボタン139を押し、被測定者のデータが全て
消失したことを提示することができるため、被測定者の
プライバシーが守られていることをアピールすることが
できる。
【0082】なお、OKボタン132の上には、本体部
5の電源状態を表示するパワーランプ140が設けられ
ており、本体部5の電源スイッチ145(図19参照)
をオンにすると、このパワーランプ140が点灯するよ
うになっている。また、図19において、146はAC
アダプターのコネクターである。
【0083】さらに、この装置では、被測定者の年代
を、「〜19歳」、「20〜24歳」、「25〜29
歳」、「30〜34歳」、「35〜39歳」、「40〜
44歳」、「45〜49歳」、「50〜54歳」、「5
5〜59歳」、「60〜64歳」、「65〜69歳」、
「70〜74歳」、「75〜79歳」、「80歳〜」の
14の年代に分けており、図1の装置(11の年代に区
分)よりも、被測定者の年代に、よりきめ細かく対応が
できるようになっている。
【0084】なお、上記被測定者の年代設定は、図23
に示すメニュー画面において、右上の「Age」の項目
147を選択して、図24の画面を開き、操作パネル1
30の上下ボタン131によってカーソル142′を移
動させ、該当する年代の項目に位置決めしてOKボタン
132を押すことにより行われる。
【0085】なお、本発明において、評価項目は、皮膚
状態を評価するのに適した項目であれば、特に限定する
ものではなく、測定具も、その項目に応じて適宜用意す
ることができる。なかでも、上記2つの例のように、皮
脂量、水分量、皮膚温度、キメ、肌色、透明感、表皮の
力(活性度)、真皮の力(活性度)の8項目について測
定できるようにしておけば、きめ細かに皮膚状態評価を
行うことができ、好ましい。そして、時間のない顧客に
対しては、これらの項目の中から、顧客が気になる項目
を2、3選んで測定するようにすれば、顧客のニーズに
沿うことができる。
【0086】そして、上記2つの例では、基準値とし
て、被測定者の年代に対応した年代別基準値を自動的に
選択し、さらにこれを、測定時の環境温度で修正した上
で、測定結果の表示を行うようにしているが、環境温度
による修正は必ずしも行う必要はなく、例えば、修正の
ための係数を、春・夏用と、秋・冬用の2段階で変更す
ることができるよう設定しておき、測定時期によって、
上記設定を切り替えるようにしてもよい。また、多少基
準値の精度が低下するが、皮膚状態評価に支障がでる程
ではないことから、全く環境温度による修正を行わなく
ても差し支えはない。
【0087】さらに、測定結果の表示も、上記2つの例
に限るものではないが、少なくとも年代別基準値からの
偏りとして視覚的に表示したものでなければならない。
その表示をみれば、必ずしも担当員と対話しなくても、
顧客がセルフ操作で自分の皮膚の状態を一目で把握する
ことができるからである。
【0088】さらに、上記液晶カラーモニター4は、本
体部5と別立てではなく、本体部5の奥側に一体的に取
り付けるようにしてもよい。しかし、上記2つの例のよ
うに、別立てにする方が、店内の空間条件に応じて、液
晶カラーモニター4と本体部5を適宜に配置することが
でき、好適である。
【0089】また、本発明において、必ずしも液晶カラ
ーモニター4を用いる必要はなく、CRTやTVカラー
モニター等、各種の画像表示手段を用いることができ
る。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明の皮膚状態評価方
法によれば、皮膚状態評価のために行う測定の測定結果
が、基準値に対する偏りとして一目でわかるよう表示さ
れるため、いちいち担当員(化粧員販売員等)による説
明をきかなくても、装置をセルフ操作するだけで、自分
の皮膚状態を即座に理解することができる。もちろん、
担当員とやりとりすれば、より一層きめ細かなカウンセ
リングを受けることができる。
【0091】しかも、上記基準値が、年代別基準値であ
ることから、自分の年代に応じた適正な評価を受けるこ
とができる。そして、担当員からすれば、上記装置を用
いることにより、顧客の皮膚状態を、客観的かつ印象的
に提示し、短時間で測定して評価することができるた
め、顧客に好印象を与えることができる。そして、この
測定と評価の提示は、経験の浅い、未熟練の担当員であ
っても、同様に行うことができるため、社員教育の効率
化という点においても利点が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す外観斜視図である。
【図2】(a)は上記実施例に用いる素肌センサの正面
図、(b)はそのA−A′矢視図である。
【図3】(a)上記素肌センサに取り付けられた皮膚温
度センサの説明図、(b)は同じく水分量センサの説明
図、(c)は同じく弾力性センサの説明図である。
【図4】(a)は上記実施例に用いるオイリーチェッカ
ーの正面図、(b)はその側面図である。
【図5】上記実施例に用いる拡大カメラの正面図であ
る。
【図6】上記拡大カメラを外した状態における本体部の
部分的な斜視図である。
【図7】角質層採取シートの断面図である。
【図8】上記角質層採取シートの使用態様の説明図であ
る。
【図9】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例で
ある。
【図10】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例
である。
【図11】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例
である。
【図12】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例
である。
【図13】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例
である。
【図14】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例
である。
【図15】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例
である。
【図16】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例
である。
【図17】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例
である。
【図18】上記実施例のモニター画面の表示内容の一例
である。
【図19】本発明の他の実施例を示す外観斜視図であ
る。
【図20】上記他の実施例に用いる素肌センサの正面図
である。
【図21】上記素肌センサに取り付けられた各センサの
説明図である。
【図22】上記他の実施例に用いる操作パネルの説明図
である。
【図23】上記他の実施例のモニター画面の表示内容の
一例である。
【図24】上記他の実施例のモニター画面の表示内容の
一例である。
【符号の説明】
1 素肌センサ 2 オイリーチェッカー 3 拡大カメラ 4 液晶カラーモニター 5 本体部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定部と、測定データ処理部と、測定結
    果表示部とを備えた測定装置を用いて、被測定者の皮膚
    状態を測定して評価する方法であって、年代別モニター
    群の皮膚状態をそれぞれ測定して得られた年代別基準値
    を予め上記測定データ処理部に記憶しておき、被測定者
    の皮膚状態を測定する際、上記測定装置に被測定者の年
    代を入力することにより、上記測定装置の測定結果表示
    部に、上記被測定者の測定結果を、その被測定者の年代
    に対応した年代別基準値からの偏りとして視覚的に表示
    するようにしたことを特徴とする皮膚状態評価方法。
  2. 【請求項2】 測定部と、測定データ処理部と、測定結
    果表示部とを備えた測定装置を用いて、被測定者の皮膚
    状態を測定して評価する方法であって、年代別モニター
    群の皮膚状態をそれぞれ測定して得られた年代別基準値
    と、その年代別基準値と測定時の環境温度の関係式と
    を、予め上記測定データ処理部に記憶させておき、被測
    定者の皮膚状態を測定する際、上記測定装置に被測定者
    の年代と、測定時の環境温度を入力することにより、上
    記測定装置の測定結果表示部に、上記被測定者の測定結
    果を、その被測定者の年代に対応した年代別基準値(環
    境温度によって修正されたもの)からの偏りとして視覚
    的に表示するようにしたことを特徴とする皮膚状態評価
    方法。
  3. 【請求項3】 上記測定装置に、環境温度を常時計測す
    る温度センサを設け、被測定者の皮膚状態を測定する際
    の環境温度が、その都度、測定データ処理部に自動的に
    入力されるようにした請求項2記載の皮膚状態評価方
    法。
  4. 【請求項4】 皮膚状態の評価項目として、皮脂量、水
    分量、皮膚温度、キメ、肌色、透明感、表皮の活性度、
    真皮の活性度の8項目の少なくとも一つの項目を評価す
    るようにした請求項1〜3のいずれか一項に記載の皮膚
    状態評価方法。
  5. 【請求項5】 皮膚状態を測定して評価するのに用いら
    れる装置であって、測定部と、測定データ処理部と、測
    定結果表示部とを備え、年代別モニター群の皮膚状態を
    それぞれ測定して得られた年代別基準値が上記測定デー
    タ処理部に記憶されており、被測定者の皮膚状態を測定
    する際、上記測定装置に被測定者の年代を入力すること
    により、上記測定装置の測定結果表示部に、上記被測定
    者の測定結果が、その被測定者の年代に対応した年代別
    基準値からの偏りとして視覚的に表示されるようになっ
    ていることを特徴とする皮膚状態測定装置。
  6. 【請求項6】 皮膚状態を測定して評価するのに用いら
    れる装置であって、測定部と、測定データ処理部と、測
    定結果表示部とを備え、年代別モニター群の皮膚状態を
    それぞれ測定して得られた年代別基準値と、その年代別
    基準値と測定時の環境温度の関係式とが、上記測定デー
    タ処理部に記憶されており、被測定者の皮膚状態を測定
    する際、上記測定装置に被測定者の年代と、測定時の環
    境温度を入力することにより、上記測定装置の測定結果
    表示部に、上記被測定者の測定結果が、その被測定者の
    年代に対応した年代別基準値(環境温度によって修正さ
    れたもの)からの偏りとして視覚的に表示されるように
    なっていることを特徴とする皮膚状態測定装置。
  7. 【請求項7】 上記測定装置に、環境温度を常時計測す
    る温度センサが設けられており、被測定者の皮膚状態を
    測定する際の環境温度が、その都度、測定データ処理部
    に自動的に入力されるようになっている請求項6記載の
    皮膚状態測定装置。
  8. 【請求項8】 測定具として、皮脂量測定手段、水分量
    測定手段、皮膚温度測定手段、キメ測定手段、肌色測定
    手段、透明感測定手段、表皮の活性度測定手段および真
    皮の活性度測定手段の少なくとも一つの測定手段が設け
    られており、皮膚状態の評価項目として、皮脂量、水分
    量、皮膚温度、キメ、肌色、透明感、表皮の活性度、真
    皮の活性度の8項目の少なくとも一つの項目が評価でき
    るようになっている請求項5〜7のいずれか一項に記載
    の皮膚状態測定装置。
JP2001288473A 2001-03-30 2001-09-21 皮膚状態測定装置 Expired - Lifetime JP3772104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001288473A JP3772104B2 (ja) 2001-03-30 2001-09-21 皮膚状態測定装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001101505 2001-03-30
JP2001-101505 2001-03-30
JP2001288473A JP3772104B2 (ja) 2001-03-30 2001-09-21 皮膚状態測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002355223A true JP2002355223A (ja) 2002-12-10
JP3772104B2 JP3772104B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=26612857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001288473A Expired - Lifetime JP3772104B2 (ja) 2001-03-30 2001-09-21 皮膚状態測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3772104B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348991A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Pola Chem Ind Inc 肌の鑑別方法、それによる化粧料の選択法及びそれらを利用した化粧料の提示方法
JP2006320435A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Pola Chem Ind Inc 肌特性マップ及び肌特性の表示方法
JP2010119493A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Key Tranding Co Ltd 皮膚状態評価ツール
JP2010131308A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Key Tranding Co Ltd 皮膚状態評価ツール
JP2010136884A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Key Tranding Co Ltd 皮膚状態測定ツール
KR20170128184A (ko) * 2017-11-10 2017-11-22 (주)아모레퍼시픽 피부색 평가 방법 및 이에 기초한 피부 카운셀링 정보 제공 방법
JP2017537762A (ja) * 2014-12-15 2017-12-21 ▲無▼限▲極▼(中国)有限公司Infinitus (China) Company Ltd 取得した肌理データを処理する方法、装置、および、システム
JP2020103811A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 花王株式会社 肌状態計測装置
JP2021053233A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 B−by−C株式会社 美容促進装置、美容促進方法、および美容促進プログラム
CN117249904A (zh) * 2023-11-15 2023-12-19 深圳市宗匠科技有限公司 颜色传感器的标定方法、装置、美容面罩及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636784B2 (ja) * 1989-05-30 1994-05-18 鐘紡株式会社 皮膚老化度測定装置
JPH08280633A (ja) * 1995-04-20 1996-10-29 Kanebo Ltd 皮膚状態評価方法およびそれに用いる装置
JPH08299288A (ja) * 1995-05-01 1996-11-19 Kanebo Ltd 肌状態測定装置
JP2002102177A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Kao Corp 肌状態測定装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636784B2 (ja) * 1989-05-30 1994-05-18 鐘紡株式会社 皮膚老化度測定装置
JPH08280633A (ja) * 1995-04-20 1996-10-29 Kanebo Ltd 皮膚状態評価方法およびそれに用いる装置
JPH08299288A (ja) * 1995-05-01 1996-11-19 Kanebo Ltd 肌状態測定装置
JP2002102177A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Kao Corp 肌状態測定装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4549108B2 (ja) * 2004-06-11 2010-09-22 ポーラ化成工業株式会社 肌の柔軟性の測定方法
JP2005348991A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Pola Chem Ind Inc 肌の鑑別方法、それによる化粧料の選択法及びそれらを利用した化粧料の提示方法
JP2006320435A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Pola Chem Ind Inc 肌特性マップ及び肌特性の表示方法
JP2010119493A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Key Tranding Co Ltd 皮膚状態評価ツール
JP2010131308A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Key Tranding Co Ltd 皮膚状態評価ツール
JP2010136884A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Key Tranding Co Ltd 皮膚状態測定ツール
JP2017537762A (ja) * 2014-12-15 2017-12-21 ▲無▼限▲極▼(中国)有限公司Infinitus (China) Company Ltd 取得した肌理データを処理する方法、装置、および、システム
KR20170128184A (ko) * 2017-11-10 2017-11-22 (주)아모레퍼시픽 피부색 평가 방법 및 이에 기초한 피부 카운셀링 정보 제공 방법
KR101965593B1 (ko) * 2017-11-10 2019-04-04 (주)아모레퍼시픽 피부색 평가 방법 및 이에 기초한 피부 카운셀링 정보 제공 방법
JP2020103811A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 花王株式会社 肌状態計測装置
JP7049034B2 (ja) 2018-12-28 2022-04-06 花王株式会社 肌状態計測装置
JP2021053233A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 B−by−C株式会社 美容促進装置、美容促進方法、および美容促進プログラム
JP7023529B2 (ja) 2019-09-30 2022-02-22 B-by-C株式会社 美容促進装置、美容促進方法、および美容促進プログラム
CN117249904A (zh) * 2023-11-15 2023-12-19 深圳市宗匠科技有限公司 颜色传感器的标定方法、装置、美容面罩及存储介质
CN117249904B (zh) * 2023-11-15 2024-02-13 深圳市宗匠科技有限公司 颜色传感器的标定方法、装置、美容面罩及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP3772104B2 (ja) 2006-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1210908B1 (en) Process for diagnosing conditions of external body portions and features of products applied thereto
EP1210909B9 (en) Process for acquiring image data relating to an external body portion and/or a product applied thereto
JP3151122B2 (ja) 皮膚状態評価方法およびそれに用いる装置
JP2006293563A (ja) 美容情報提供システム
US20120300049A1 (en) Method for determining age, and age-dependent selection of cosmetic products
JP3772104B2 (ja) 皮膚状態測定装置
JP2000051153A (ja) 皮膚状態評価方法およびそれに用いる装置
JP3225023B2 (ja) 皮膚状態評価方法およびそれを用いた皮膚状態カウンセリング方法
JP2004073802A (ja) 肌の多目的測定装置
JP4071891B2 (ja) 毛髪診断システム
JP2002102177A (ja) 肌状態測定装置
JP5203161B2 (ja) 皮膚状態評価ツール
JP4230848B2 (ja) 皮膚表面状態評価方法並びにその装置
JP3749138B2 (ja) 表示具
KR100370271B1 (ko) 피부측정 시스템
JP4787481B2 (ja) ベースメイク推奨方法およびそれに用いる装置、並びにそれに用いる情報ツール
JP3399157B2 (ja) 計測装置
KR20020022265A (ko) 피부측정 시스템
JPH10243935A (ja) スキンカウンセリングデータ入力装置
JP2005308472A (ja) 皮膚状態評価方法およびその評価にもとづく化粧品推奨方法
JP2005080774A (ja) 肌状態評価方法およびそれに用いる装置、並びにそれに用いるカウンセリングツール
CN212808316U (zh) 一种血糖测量仪
CN102727187A (zh) 一种便携式舌诊器
CN114652270A (zh) 皮肤状态检测方法、装置、设备及智能镜、存储介质
JPS636461A (ja) ビユ−テイアナライザ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040823

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3772104

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110217

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120217

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120217

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130217

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140217

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term