JP2006293563A - 美容情報提供システム - Google Patents

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修治 根岸
Takanori Takahashi
孝典 高橋
Yoshikazu Hirai
義和 平井
Sachiyoshi Mori
福義 森
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Abstract

【課題】商品販売店舗においては化粧品等を効率的に選択するための情報を提供し、美容施術提供店舗においては、適切な美容施術の内容を提供。
【解決手段】美容情報提供システムは、商品販売店舗に来店した顧客のカウンセリングに使用される第1コンピュータと、美容施術提供店舗に来店した顧客のカウンセリングに使用される第2コンピュータと、第1及び第2コンピュータにネットワークを介して接続されたサーバと、少なくとも、顧客の肌から採取された角層細胞の画像に基づく分析結果と、顧客の肌の拡大画像に基づく分析結果と、顧客から得た肌評価用のアンケートの回答とに基づいて、顧客の肌の評価結果を作成する評価結果作成手段と、評価結果,評価結果に応じた肌のケアアドバイス,評価結果に応じた美容施術のレシピをそれぞれ示す画面データを作成する画面データ作成手段とを含み、顧客の肌の評価結果,肌のケアアドバイス及び美容施術のレシピを表示。
【選択図】図2

Description

本発明は、美容(エステティック:aesthetic)施術、化粧料の販売に於いて、顧客の皮膚情報を総合的に管理し、適切な施術コースや化粧料を効率的に選択するのに有用なシステムに関する。
化粧料は、肌を健やかに、若々しく保つためには必要欠くべからざる存在である。しかし、化粧料の使用者がその者の肌の特性に合わない化粧料を選択し使用することは、その者の肌の健康を損なう可能性を持つ。また、諸科学の発達により、化粧料の効果、効能は多様化している。従って、化粧料の選択に技術が必要となり、顧客が適正な化粧料を選択するのに困難を伴う状況となっている。
この様な背景を元に、種々の化粧料の選択原理が考案されている。化粧料の選択に際して有力なツールとして、顔の皮膚より採取した角層細胞の形状を計測し、皮膚状態を推定する技術が存在する。また、この皮膚状態の推定技術を応用した化粧料選択技術も開発されている(例えば、特許文献1〜12を参照)
この様な状況は、皮膚への施術を介して、全身への作用を期待するエステティック施術(美容施術)に於いても同様である。エステティック施術に於いては、媒体となる化粧料と、施術方法にその選択対象が広がっている。これに関しては、エステティック施術或いはその為の化粧料の選択技術として、アンケートや、皮膚状態の観察に基づいて施術内容や化粧料を選択する方法が既に知られている(例えば、特許文献13〜24を参照)。
この様な、顧客の皮膚情報について、コンピュータなどを用いて管理する方法としては、個々のものについては、一部知られている(例えば、特許文献25〜27を参照)。しかしながら、エステティック施術の内容の決定及び適正な化粧品の選択に使用できる肌の評価を実行し評価結果を提示するコンピュータシステムは全く知られていなかった。
特開2004−105700号公報 特開2004−053491号公報 特開2003−315331号公報 特開2003−202336号公報 特開2003−199727号公報 特開2002−017688号公報 特開2001−116745号公報 特開2001−108674号公報 特開2001−013138号公報 特開2000−212038号公報 特開2000−212037号公報 特開2000−212036号公報 特開2004−229905号公報 特開2004−219632号公報 特開2004−216011号公報 特開2004−203806号公報 特開2004−203805号公報 特開2004−113527号公報 特開2004−105479号公報 特開2003−290167号公報 特開2003−250805号公報 特開2002−207421号公報 特開2002−207420号公報 特開2002−204718号公報 特開2003−036308号公報 特開2002−222337号公報 特開2002−056281号公報
本発明は、商品販売店舗においては化粧品等を効率的に選択するための情報を提供し、美容施術提供店舗においては、適切な美容施術の内容を提供することのできる技術を提供することを課題とする。
本発明は、化粧品を含む商品を販売する商品販売店舗に来店した顧客のカウンセリングに使用される第1コンピュータと、
美容施術提供店舗に来店した顧客のカウンセリングに使用される第2コンピュータと、
前記第1及び第2コンピュータに通信ネットワークを介して接続されたサーバと、
少なくとも、顧客の肌から採取された角層細胞の画像に基づく分析結果と、顧客の肌の拡大画像に基づく分析結果と、顧客から得た肌評価用のアンケートの回答とに基づいて、顧客の肌の評価結果を作成する評価結果作成手段と、
前記評価結果,評価結果に応じた肌のケアアドバイス,評価結果に応じた美容施術のレシピをそれぞれ示す画面データを作成する画面データ作成手段と、を含み、
前記第1コンピュータは、前記画面データ作成手段で作成される、商品販売店舗に来店した顧客の肌の評価結果及び肌のケアアドバイスを示す画面データにそれぞれ基づく画面を表示装置に表示する表示制御手段を有し、
前記第2コンピュータは、前記画面データ作成手段で作成される、美容施術提供店舗に来店した顧客の肌の評価結果,肌のケアアドバイス及び美容施術のレシピを示す画面データにそれぞれ基づく画面を表示装置に表示する表示制御手段を有し、
前記サーバは、前記評価結果及び前記美容施術のレシピを少なくとも格納項目とする顧客データベースを格納する記憶手段を有する
美容情報提供システムである。
本発明は、前記評価結果作成手段が、顧客の肌の評価結果の作成時に、前記顧客データベースに顧客の過去の評価結果が格納されている場合には、この過去の評価結果が反映された評価結果を作成するように構成しても良い。
本発明は、前記商品販売店舗として利用される第1領域と、前記美容施術提供店舗として利用される第2領域と、前記1領域と第2領域との間に配置され、前記商品販売店舗と前記美容施術店舗との間で共用される第3領域とを含む店舗施設をさらに含み、
前記第1領域及び前記第2領域には、独立した外部との出入り口が設けられ、前記3領域には、前記第1領域及び前記第2領域との出入り口がそれぞれ設けられ、
前記第1コンピュータは、前記第1領域に配置され、
前記第2コンピュータは、前記第2領域に配置され、
前記第3領域には、前記第1及び第2コンピュータと通信ネットワークを介して接続され、顧客から採取された角層細胞の画像データを作成し、この画像データに基づく角層細胞の分析を行う第3コンピュータが設置されるように構成しても良い。
本発明は、前記評価結果作成手段及び前記画面データ作成手段が前記サーバに設けられ、
前記サーバは、前記画面データを前記第1及び第2コンピュータのそれぞれからの要求に応じて提供するように構成されていても良い。
本発明によれば、商品販売店舗においては、化粧品等を効率的に選択するための情報を提供し、美容施術提供店舗においては、適切な美容施術の内容を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〔システム構成〕
図1は、化粧品販売及び美容(エステティック)施術提供に係るシステム構成例を示す図である。化粧品販売及びエステティック施術提供を行う企業体(company)は、図1に示す
ように、施設として、本部と、複数の店舗施設(図1では、店舗1,2を例示)とを有して
いる。本部と各店舗施設とは通信回線で結ばれている。
各店舗施設は、次の構成を持つ。店舗1を例として説明すると、店舗1は、化粧品等の物(商品)を販売する商品販売店舗としての第1領域Aと、エステティック施術を提供するエステティック施術提供店舗としての第2領域Bと、商品販売店舗及びエステティック施術提供店舗に共用される共有領域Cと、バックヤード(backyard)領域Dとを有している。
第1領域A及び第2領域Bには、それぞれ個別の店舗への出入り口A1,B1が設けられており、化粧品の購入を望む顧客は出入り口A1を用いて商品販売店舗に出入りし、エステティック施術の提供を望む顧客は、出入り口B1を用いてエステティック施術提供店舗に出入りする。
共有領域(共用スペース)Cは、商品販売店舗(第1領域A)及びエステティック施術提供店舗(第2領域B)にそれぞれ来店した顧客の角層細胞(角質細胞)の評価を行う評価室として使用される。共有領域Cには、第1領域Aとの出入り口A2と、第2領域Bとの出入り口B2とが設けられている。
バックヤード領域Dは、第1領域A,第2領域Bに設置された接客用のPC(personal computer)へ通信回線を介して情報を提供したり、第1領域A,第2領域B及び共有領域Cに設置された各PCから情報を収集したりするためのサーバ(server)、このサーバの保守用PC等の情報処理装置、及び通信機器を配置するためのスペース(space)である。
店舗1には、次のような情報機器と、情報機器間を結ぶ通信ネットワークが設けられている。第1領域Aには、無線LANレシーバ(radio Local Area Network receiver:access point と呼ばれる)10と、無線LANレシーバ10と無線LANによる無線通信を行う少なくとも1つのPC11(図1では2台のPCを例示:第1コンピュータ)が配置される。
第2領域Bには、第1領域Aと同様に、無線LANレシーバ20と、無線LANレシーバ20と無線LANによる無線通信を行う少なくとも1つのPC21(図1では3台のP
Cを例示:第2コンピュータ)が配置されている。
共有領域Cには、顧客の肌の分析用のPC31(第3コンピュータ)と、プリンタ(printer)32とが配置されている。PC31には、顕微鏡(micro scope)33が接続され、顕微鏡33で撮影された画像は、PC31に取り込まれる。
バックヤード領域Dには、サーバ41と、サーバ41の保守用のPC42とが配置されている。無線LANレシーバ10,無線LANレシーバ20,PC31,及びプリンタ32は、LAN(有線LAN)43を通じて相互に接続されており、サーバ41及びPC42は、HUB44を通じてLAN43に接続されている。
LAN43は、更に、インターネットに接続されたADSLルータ(Asymmetric Digital Subscriber Line router)45を収容している。また、サーバ41は、TA(terminal adapter with DSU(Data Signal Unit))46を介して通信回線(ISDN(Integrated Service Digital Network)回線)61に接続されている。
本部には、バックヤード領域Eが設けられている。バックヤード領域Eには、LAN51で接続されたADSLルータ52及びHUB53が配置されている。ADSLルータ52は、インターネットに接続されている。HUB53には、サーバ54,サーバ54の保守用のPC55,及びプリンタ56が接続されている。サーバ54は、TA57を通じてISDN回線61,62に接続されており、ISDN回線61,62は、TA57と、各店舗1,2に配置されたTA46とを結んでいる。
商品販売店舗及びエステティック施術提供店舗では、来店した顧客のカウンセリングが行われる。カウンセリングの過程において、顧客の肌の分析が行われ、分析結果に基づく肌の評価が行われる。肌の評価結果は、顧客に提示される。
商品販売店舗では、肌の評価結果に応じた化粧品等の商品が紹介される。顧客は商品を購入し、それを使用することによって、肌の改善を図ることができる。一方、エステティック施術提供店舗では、肌の評価結果に応じたエステティック施術のレシピ(メニュー)が作成され、顧客に提示される。その後、レシピに従ったエステティック施術(マッサージ
等)が、顧客に対して実行される。これによって、顧客は肌の改善を図ることができる。
顧客の肌の評価結果は、店舗側で管理される。顧客の2回目以降の来店時において、肌の分析及び評価が再度実行された場合に、その評価結果を、過去の評価結果と対比することができる。これによって、顧客は、肌が改善されていることを客観的に知ることができる。
図1に示したシステムは、顧客の肌の分析及び評価、顧客情報(顧客の属性情報(個人情報)、顧客の肌の評価結果等)の入手及び管理等を店舗側で実行するために使用される。各PC11及び21は、接客(カウンセリング)用の端末装置として使用される。各PC11及び21は、顧客に対してカウンセリングに係る画面を提示するとともに、顧客の属性情報や、顧客の肌を評価するための情報を入力するための端末装置として使用される。
PC31は、顧客の肌分析の一要素として、顧客の角層細胞の分析等を実行するために使用される。
サーバ41は、ネットワーク(LAN43,無線LAN)を通じた各PC11及び21からの要求に応じて、カウンセリングの進行(ステップ)に応じたカウンセリング用の画面情報を提供する。また、サーバ41は、各PC11,21,31からネットワークを通じて受信する分析結果、評価結果、及び肌の評価用データに基づき、肌の評価処理を実行する。さらに、サーバ41は、PC11及び21から得られる顧客の属性情報、肌の評価用データ,評価結果等の個々の顧客に関わる情報を顧客情報として蓄積し、管理する。
サーバ54は、各サーバ41に蓄積された顧客情報を収集し、蓄積する。これによって
、本部にて、全店舗に来店した顧客情報を一元的に管理することができる。サーバ54は、各サーバ41からの要求に応じた顧客情報を、各サーバ41に提供することができる。
〔システム構成の詳細〕
図2は、図1に示したシステムの詳細を示す構成図である。以下、第1/第2領域A,
B、共有領域C、バックヤード領域Dにおける構成について個別に説明する。
〈第1/第2領域〉
第1/第2領域A,Bは、同じ構成を持つ。このため、第2領域Bを代表として説明す
る。第2領域Bに設置されるカウンセリング用のPC21は、バス200を介して相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)201,RAM(Random Access Memory)2
02,通信モジュール(communication module)203,入力装置204,表示装置205,及びハードディスクドライブ(Hard Disk Drive: HDD(ハードディスク(HD)含む)20
6,及びインタフェース装置(I/F)207,208を備えている。
I/F207には、キメ画像を撮影するためのビデオマイクロスコープ(video micro scope)209が接続され、I/F208には、シミ画像を撮影するためのビデオマイクロ
スコープ210が接続されている。
入力装置205は、キーボード,及びマウス等のポインティングデバイス(pointing device)等からなり、PC21のオペレータが情報を入力するために使用される。顧客の個
人情報や、肌に係るアンケートの回答等が、入力情報として入力される。
表示装置205は、表示画面を有し、表示画面上に様々な情報を表示する。表示装置205は、サーバ41から提供される画面データに基づいて、カウンセリングに係る様々な画面を表示する。
RAM202は、CPU201の作業領域として使用される。RAM202は、CPU111が使用するプログラムやデータを一時的に記憶する。通信モジュール203は、送信対象のデータを無線信号に変換してアンテナ211から送信したり、アンテナ211で受信される無線信号をデータに変換したりする。HDD206中のHDは、記憶手段として、CPU201によって実行されるプログラムや、プログラムの実行に際して使用されるデータを記憶している。
ビデオマイクロスコープ209は、顧客(被分析者)の肌のキメ細かさ(キメ)を分析するための肌(頬)を拡大(30倍)して撮影し、この撮影によって得られたカラー画像信号をPC21に伝送する。ビデオマイクロスコープ201は、顧客(被験者)の肌のシミ・色ムラを分析するための肌(頬)を拡大(5倍)して撮影し、この撮影によって得られたカラー画像信号(RGB信号)をPC21に伝送する。
CPU201は、制御手段として機能し、HDD206中のHDに記憶されたプログラムをRAM202にロードして実行する。CPU201は、プログラムの実行によって少なくとも次の機能を実現する。
(a) CPU201は、ビデオマイクロスコープ209からのカラー画像信号を取り込んでその画像データ(キメ画像の画像データ)を作成する。
(b) CPU201は、ビデオマイクロスコープ210からのカラー画像信号を取り込んでその画像データ(元画像のデータ)と、元画像からBチャネルのみが抽出された画像としてのBチャネル画像のデータとを作成する。
CPU201は、シミ・色ムラの分析用の画像として、Bチャネル画像(原理的に43
5.8nmをピークとする青色光の画像)を生成する。Bチャネル画像は、角層細胞中の
メラニン顆粒を良く検出することが知られている。従来では、シミの原因となるメラニンを観察するため、被分析者の肌から採取した角層細胞を硝酸銀とゲンチアナバイオレットとで染色した標本を作成し、顕微鏡観察していた(特開2000−212037号公報参
照)。本実施形態では、ビデオマイクロスコープ210を用いてBチャネル画像を生成す
ることで、メラニンを観察するための標本の作成を省略する。これにより、シミに対する分析結果を得るための時間を短縮できる。
(c) CPU201は、PC21に入力装置205を介して入力される顧客の属性情報(個人情報:氏名,年齢,住所,顧客識別情報(顧客ID)等),肌に対するアンケート(
肌アンケート)の回答の入力情報を受け付ける。
(d) CPU201は、顧客IDを含む角層の評価依頼をネットワーク(無線LAN及びLAN43)を通じて分析用のPC31に送信する。
(e) CPU201は、キメ画像,元画像及びBチャネル画像(以下、元画像とBチャ
ネル画像とをまとめて指す場合に「シミ画像」と表記することもある)の各画像データを
ネットワーク(無線LAN及びLAN43)を通じて分析用のPC31に送信する。各画像データは、顧客IDとともに、評価依頼としてPC31に送信される。
(f) CPU201は、属性情報や肌アンケートの回答等の入力情報をネットワークを通じてサーバ41に送信する。
(g)CPU201は、カウンセリング用の画面データをネットワークを介してサーバ41から受信し、受信した画面データに基づく画面を表示装置205に表示する(表示制御
手段)。
なお、拡大倍率を変更可能なビデオマイクロスコープが適用されれば、ビデオマイクロスコープの台数は一つでよい。
〈共有領域(評価室)〉
共有領域Cには、分析用のPC31と、PC31に接続される顕微鏡33と、プリンタ32とが設置される。さらに、共有領域Cには、角質染色機301が設置される。角質染色機301は、角層細胞のはがれ具合や角質層の完成度を分析するために顧客から採取された角層細胞を染色するための装置である。
角層細胞は、顧客の頬を粘着体でストリップすることにより得られる。粘着体として、既知の角質チェッカー(セロハンテープなどの粘着透明テープ)302や面積ディスク(ポ
リエチレンテレフタレート板に粘着剤を塗工した粘着ディスク)303などが使用される
。採取された角層細胞は角質染色機301で染色され、その後、この角層細胞を用いた角層細胞標本が作成される。
ここに、角層細胞の染色及び角層細胞標本の作成は、例えば、日本特許2003−202336号公報にて開示された角層細胞の染色方法及び角層細胞標本の作成方法を適用することができる。作成された角層細胞標本は、角層細胞の面積測定、有核細胞の存在の有無、有核細胞の出現頻度、角層細胞の配列の規則性、角層細胞の形、及び角層細胞の剥離状況から選択される1種乃至は2種以上の測定又は判別用に用いることができる。
顕微鏡33は、セットされた角層細胞標本を所望の倍率で拡大表示する。この例では、角層細胞標本は、角層細胞のはがれ具合(TA)を評価するために30倍に拡大され、角層の完成度(角層細胞の配列の規則性/角層細胞の形)を評価するために150倍に拡大される。顕微鏡33は、CCD(電荷結合素子)等の撮像素子を備え、この撮像素子で撮影されたカラーの各拡大画像(角層細胞画像(以下、単に「角層画像」と表記する)は、信号
線を介してPC31に伝送される。
PC31は、バス300を介して相互に接続されたCPU304,RAM305,通信モジュール306,入力装置308,表示装置307,及びHDD(HD含む)309,及びI/F310を備えている。I/F310には、顕微鏡33が信号線を介して接続されている。
CPU304は、HDD309内のHDに記憶されたプログラムをRAM305にロードして実行することにより、制御手段として、以下の機能を実現する。
(A) CPU304は、各PC11及び21からの評価依頼に基づき、顕微鏡33からの角層の各拡大画像(撮像素子の出力信号)を取り込んでこれらの画像(角層画像(TA)及
び角層画像(完成度))のデータを作成する。
(B) CPU304は、角層画像(30倍)を用いて角層細胞の面積を計測する。CPU304は、計測手段として、角層画像を白黒の二値化処理する。これによって、角層画像は、1以上の黒い部分(染色された角層細胞)と白い部分(そのバック(染色されていない部分))とに分かれる。そして、黒い部分(角層細胞)の夫々について画素数を求め、その画素数から角層細胞の面積を割り出す。このような面積の計測を角層画像中の2以上の角層細胞について行い、面積の平均値(平均面積)と、面積計測細胞個数とを計測する。
(C) CPU304は、角層細胞のはがれ具合(TA)の評価処理を行う。CPU304は、計測された平均面積値,面積計測細胞個数,角層画像(30倍)を、表示装置307に表示する。評価者は、表示された平均面積値,面積計測細胞個数,角層画像(30倍)を参照し、評価を行う。評価は、例えば5段階評価で行われる。評価結果を示す数値は、入力装置308から入力される。
(D) CPU304は、角層の完成度の評価処理を行う。CPU304は、角層画像(150倍)を、表示装置307に表示する。評価者は、表示された角層画像(150倍)を参照し、評価を行う。評価は、例えば5段階で行われる。評価結果を示す数値は、入力装置308から入力される。
(E) CPU304は、各PC11及び21からの依頼に基づき、ネットワークを通じて各PC11,21から受信されるキメ画像及びシミ画像(元画像及びBチャネル画像)を用いて、肌のキメ及び肌のシミに対する評価処理を行う。CPU304は、キメ画像,元画像及びBチャネル画像を、表示装置307に表示する。評価者は、表示されたキメ画像,元画像及びBチャネル画像を参照し、肌のキメ及びシミに対する評価を行う。評価は、例えば5段階で行われる。肌のキメ及びシミに対する各評価結果を示す数値は、入力装置308から入力される。
(F) CPU304は、角層画像,キメ画像,シミ画像,平均面積値,面積計測細胞個数,角層に係る評価結果(TA及び完成度)、並びに、肌のキメ及びシミに対する評価結果を、ネットワーク(LAN43)を通じてサーバ41に送信する。CPU304は、各画像と、平均面積値及び面積計測細胞個数と、TA,完成度,キメ,及びシミに対する評価結果の数値とを、顧客IDとともに、評価結果情報として、通信モジュール306か
らサーバ41へ送信する。
〈バックヤード領域〉
バックヤード領域Dに設置されたサーバ41は、バス400を介して相互に接続されたCPU401,RAM402,通信モジュール403,404,及びHDD(HD含む)
405を備えている。通信モジュール403は、HUB44に接続されており、各PC11,21及び31とのデータの送受信処理を司る。通信モジュール404は、TA46に
接続されており、本部のサーバ54とのデータの送受信処理を司る。
HDD405内のHDは、顧客データベース(DB)4051と、画面データDB4052と、評価用データDB4053とを記憶している。顧客DB4051は、顧客情報(顧客の属性情報,肌アンケートの回答,角層画像(30倍、150倍),キメ画像,元画像,Bチャネル画像,TA,完成度,キメ,及びシミに対する評価結果の数値等)を、顧客IDや、顧客の氏名及び生年月日と関連づけて格納する。
画面データDB4052は、各PC11及び21へ提供するカウンセリング用の画面データを格納している。画面データは、例えばHTML(HyperText Markup Language)フ
ァイルを用いて作成することができる。画面データDB4052は、HTMLファイルの他、HTMLファイルに従って作成されるWebページ上に貼り付けられる画像データや、Webページ上に選択的に表示されるテキストデータ(例えば、評価結果に応じたコメ
ント)を格納している。顧客DB4051に格納された画像データは、HTMLファイル
に従って作成されるウェブページ上に貼り付けられる画像の一つとして使用される。顧客DB4051に格納される画像データは、対応するHTMLファイルとの関連づけが実行された状態で格納される。
評価用データDB4052は、顧客の肌の評価結果を算出するためのデータを格納している。本実施形態では、肌の評価結果として、「うるおいを保つ力」,「あぶらっぽさ(
皮脂)」,「ニキビのできやすさ」,「シミ・色ムラ」,「シワ・キメ」,及び「敏感度
」の6項目についての5段階評価が行われる。さらに、本実施形態では、「うるおいを保つ力」,「角層による保護力」,「シワ・キメの状態」,「シミ・色ムラの状態」,「敏感度・要因」の5項目に対して、個別の評価が与えられるように構成されている。
「うるおいを保つ力」,「角層による保護力」,「シワ・キメの状態」,「シミ・色ムラの状態」として、共有領域C(評価室)のPC31で得られた角層細胞のはがれ具合(T
A),角層細胞の完成度,キメ画像,及びシミ画像に対する評価結果の数値がそれぞれ適
用される。
「うるおいを保つ力」,「シミ・色ムラ」,「シワ・キメ」に対しては、PC31で得られた評価結果の数値がそれぞれ適用される。これに対し、「あぶらっぽさ(皮脂)」,「ニキビのできやすさ」,及び「敏感度」は、肌アンケートの回答結果に従って評価が行われる。肌アンケートには、「あぶらっぽさ(皮脂)」,「ニキビのできやすさ」,及び「敏感度」を評価するための質問が含まれている。
評価用データDB4052は、「あぶらっぽさ(皮脂)」,「ニキビのできやすさ」,及び「敏感度」を評価するための質問に対する回答のパターンに応じた数値を格納したテーブル(図示せず)を記憶しており、回答パターンに応じた数値が評価結果として決定されるように構成されている。
さらに、本実施形態では、評価結果の一つとして、顧客の肌の総合評価としての「肌スコア」が、顧客に対して提示される。「肌スコア」は100点を満点とする。評価用デー
タDB4052は、「肌スコア」を算出するためのデータとして、例えば、「(1)うるおいを保つ力」,「(2)角層による保護力」,「(3)シワ・キメの状態」,「(4)シミ・色ムラの状態」,「(5)敏感度・要因」の評価結果の数値の合計値を2倍した値を「肌スコア」として算出するように、“((1)+(2)+(3)+(4)+(5))×2=肌スコア”の算出式のデータを格納している。
CPU401は、HDD405内のHDに格納されたプログラムをRAM402にロードして実行することによって、制御手段として、次の機能を実現する。
(I) CPU401は、顧客の肌の評価処理を行う(評価結果作成手段)。評価処理は、例えば、次に示す手順で実行される。
(ST1) CPU401は、各PC11,21から送信されてくる、顧客の属性情報及び肌アンケートの回答結果を通信モジュール403で受信し、顧客DB4051に格納する。
(ST2) CPU401は、PC31から送信されてくる、各画像,平均面積値,測定細胞個数,各評価結果の数値を通信モジュール403で受信し、顧客DB4051に格納する。
(ST3) CPU401は、角層細胞のはがれ具合(TA),角層細胞の完成度,キメ画像,及びシミ画像に対する評価結果の数値を「うるおいを保つ力」,「角層による保護力」,「シワ・キメの状態」,及び「シミ・色ムラの状態」の評価結果の数値として決定する。
(ST4) CPU401は、肌アンケートの回答結果に対応する「あぶらっぽさ(皮脂)」,「ニキビのできやすさ」,及び「敏感度」の数値を評価用データDB4053から読み出し、評価結果の数値として決定する。
(ST5) CPU401は、決定した各評価結果の数値と、評価用データDB4053に格納された「肌スコア」の算出式データを用いて、「肌スコア」を算出する。CPU401は、決定された評価結果及び肌スコアを、顧客情報の一要素として、顧客DB4051に格納する。
(ST6) CPU401は、各PC11,21からの要求に応じて、画面データDB4052に格納されたデータを用いて対応する画面データ(HTMLファイル)を作成し、通信モジュール403から、要求元のPCへ送信する。
(II) また、CPU401は、各PC11及び21からの要求(画面提供要求)に応じた画面データを作成して提供する(画面データ作成手段)。ここに、各PC11,21に提供される画面(Webページ)には、その表示内容に変化が生じない固定画面と、表示内容が変化する可変画面とがある。可変画面において変化する表示内容としては、顧客の属性情報や、顧客毎に撮影される画像、評価結果、評価結果に対するコメント(テキスト文)がある。
CPU401は、固定画面の提供要求を受信した場合には、対応する固定画面の画面データを画面データDB4052から読み出し、要求元のPCへ送信する。一方、可変画面の提供要求を受信した場合には、ベースとなる画面データ(HTMLファイル)を画面データDB4052から読み出し、このHTMLファイル中のテキストや、画像のリンク情報を適宜編集して、所望の表示内容を含む可変画面の画面データを作成し、要求元のPCへ
送信する(上記したST6の処理)。編集用のテキストデータは、画面データDB4052に格納されている。
(III) また、CPU401は、各PC11,21及び31から受信される顧客に係る情報(属性情報,肌アンケートの回答,肌に係る画像,評価結果)を、顧客情報として顧客DB4051に格納する。顧客情報は、格納時に顧客IDと関連づけられ、顧客IDを検索鍵として読み出し可能な状態で格納される。
(IV) さらに、CPU401は、サーバ54からの要求に応じて、又は自発的な処理により、顧客DB4051に蓄積された顧客情報をサーバ54に送信する。また、CPU401は、必要に応じて、サーバ54から、必要な顧客情報をダウンロードする。
〔カウンセリング〕
次に、図1及び図2に示したシステムを用いて実施される、商品販売店舗及びエステティック施術提供店舗におけるカウンセリングについて説明する。
〈エステティック施術提供店舗〉
図3は、エステティック施術提供店舗に初めて来店した顧客に対して提供される画面の画面遷移図である。図4は、エステティック施術提供店舗への来店回数が2回以上の顧客に対して提供される画面の画面遷移図である。図5〜図16は、画面表示例を示す図である。各画面は、PC21の表示装置204の表示画面上に表示される。
PC21の表示装置204にカウンセリング用の画面が表示される場合には、PC21が所望の画面データの要求(画面提供要求)をサーバ41に送信する処理、サーバ41から画面提供要求に応じて送信される画面データを受信する処理、及び画面データに基づく画面を表示装置204に表示する処理が実行される。以降の説明においては、これらのデータの送受信及び画面表示に係る処理の説明は省略する。
《初回来店時》
図3において、顧客のカウンセリングが開始される場合には、PC21のHDに記憶されたカウンセリング支援プログラムの実行が開始される。すると、表示装置204にログイン画面P1が表示される。ログイン画面P1に対して所定事項を入力すると、初回/2回目以降の選択画面(画面P2)に切り替わる。
画面P2に対し、顧客の来店回数が初回であれば、初回来店を示す情報を、来店回数が2回目であれば2回目以降を示す情報を入力する。ここでは、初回来店を示す情報が入力されたと仮定する。
すると、画面P2が画面P3に切り替わる。画面P3は、図5に示すように、画面に表示される言語を、日本語と中国語とから選択するための画面である。画面P3に従って、顧客が希望する言語が選択・入力される。なお、サーバ41の画面データDB4052は、日本語で記載された画面データと、中国語で記載された画面データとの双方が用意されており、以降の手順では、画面P3で選択された言語に応じた画面提供要求がサーバ41へ送信される。
画面P3を用いて言語が選択されると、画面P2がシステム説明画面に切り替わる。システム説明画面は、エステティック施術提供店舗で提供されるサービスの概要を表示する画面であり、画面P4,P5,P6,P7及びP8からなる5つの画面が表示される。
画面P4では、初回来店の顧客に対して実行されるプログラムと、2回目以上の来店(
再来店)の顧客に対して実行されるプログラムとが提示される。画面P5では、図6に示
すように、プログラムの過程で、カウンセリングとともに実行される肌分析/評価(スキ
ンチェック:skin check)の概要が表示される。
画面P6では、図7に示すように、カウンセリング及びスキンチェックを通じて、顧客の生活,肌の状態,肌の敏感度,体調,肌の悩み等に応じたエステティック施術のレシピが作成されることが表示される。
画面P7では、レシピに基づくエステティック施術の内容が説明図とともに表示される。画面P8では、顧客へのアドバイスシートを作成するためにカウンセリングが開始されることを示す情報が表示される。画面P8に対して、次画面への遷移を促す入力が行われると、画面P8が画面P9に遷移する。
画面P9では、企業体による顧客の個人情報の取扱方法に係る説明が表示される。この取扱方法に同意するか否かが求められる。個人情報の取扱方法に同意する場合(同意が入
力された場合)には、画面が次の画面P10に遷移する。これに対し、取扱方法に同意し
ない場合(不同意が入力された場合)には、画面が画面P2に戻る。この場合、以降のサービスを顧客に提供できないので、この時点で顧客に対するカウンセリングが終了する。
画面P10は、顧客登録・更新検索画面である。画面P10は、顧客の個人情報(属性
情報:氏名及び生年月日,性別,住所,電話番号,顧客ID等)を新規登録・更新するた
めに使用される。画面P10は、個人情報を入力するための複数の入力欄を有しており、入力装置205を用いて個人情報が入力される。
また、画面P10は、個人情報の検索画面を兼ねている。即ち、画面P10は、顧客IDに対応する検索ボタンと、顧客の氏名及び生年月日に対応する検索ボタンとを有しており、顧客ID又は氏名及び生年月日を鍵として、顧客の個人情報を検索することができる。
例えば、顧客がエステティック施術提供店舗への来店は初回であるが、以前に商品販売店舗に来店し、個人情報を登録している場合がある。或いは、この店舗へは初回の来店であるが、他のエステティック施術提供店舗で既に個人情報を登録している場合もある。
このため、顧客ID又は氏名又は生年月日(顧客が顧客IDを忘れている場合があるた
め)を検索鍵として、個人情報が検索できるようにしている。検索ボタンが押されると、
PC21からサーバ41へ検索要求が送信される。サーバ41は、検索要求に応じて顧客DB4051を検索し、顧客IDに対応する個人情報がある場合には、その個人情報を読み出してPC21へ返信する。
顧客DB4051に個人情報が登録されていない場合には、サーバ41は、サーバ54に対し、検索要求を送信する。サーバ54は、検索要求に応じた顧客情報を、自身の記憶装置上に蓄積された顧客情報から検索する。対応する顧客情報があれば、サーバ54は、その顧客情報をサーバ41に返信する。サーバ41は、サーバ54から受信した顧客情報を顧客DB4051に登録し、個人情報をPC21へ返信する。
PC21は、個人情報を受信すると、その個人情報を画面P10における適宜の位置(
入力欄)に表示する。これによって、顧客が全ての店舗の一つで個人情報を登録していれ
ば、その情報を利用することができ、再度の入力処理を省略することができる。
検索要求に対する応答がない場合には、顧客の個人情報が未登録であるものとして、個
人情報の入力が行われるとともに、顧客IDが設定される。そして、次の画面への遷移要求が入力されると、画面P10が画面P11へ遷移する。このとき、入力された個人情報(顧客ID含む)は、サーバ41へ送信され、顧客DB4051に登録される。
画面P11は、化粧品やエステティック施術の利用に係るアンケートを表示する。顧客の回答が入力された後、次の画面への遷移要求が入力されると、画面P11が画面P12へ遷移する。アンケートの回答は、顧客情報の一部として、サーバ41へ送信され、顧客DB4051に登録される。
画面P12は、図8に示すように、エステティック施術のコースを提示し、顧客にコースの選択を求める。エステティック施術のコースとして、「肌分析エステ(skin check aesthetic)」と「セルフセレクトエステ(self-select aesthetic)」とが用意されている。
「肌分析エステ」は、スキンチェック及び肌アンケートを実行し、その結果から顧客に応じたエステティック施術のメニュー(レシピ)を提案し、提案されたメニューに従ってエステティック施術を行うコースである。これに対し、「セルフセレクトエステ」は、エステティック施術提供店舗が提供可能なエステティック施術のメニューの中から顧客が所望する内容を選択してもらい、その内容で施術を行う簡易なコースである。
図8に示すように、画面P12には、各コースの選択ボタンが設けられている。顧客が所望するコースのボタンが押されると、画面が次の画面に遷移する。このとき、「セルフセレクトエステ(簡易コース)」が選択された(選択ボタンが押された)場合には、その簡易コースに従った画面が顧客に提示され、エステティック施術のメニュー選択、施術実行が行われる(図3;P12−1)。これに対し、「肌分析エステ」の選択ボタンが押された場合には、画面P12が画面P13に遷移する。
画面P13は、エステティック施術の禁忌事項のチェック画面である。画面P13には、エステティック施術を実行することができない事由が列挙される。顧客の状態が列挙された事由の一つに該当する場合(NG)には、エステティック施術を実行できないので、顧客に対するカウンセリングはこの時点で終了し、画面が画面P2に戻る。これに対し、顧客の状態が列挙された事由のいずれにも該当しない場合(OK)であれば、次画面への遷移要求を入力することによって、画面P13が画面P14に遷移する。
画面P14への遷移を契機として、キメ及びシミ画像の撮影が行われる。即ち、PC21にて、キメ及びシミ画像の撮影用のコンピュータプログラム(ソフトウェア)が起動する。このプログラムの実行により、ビデオマイクロスコープ209及び210を用いて、キメ画像及びシミ画像の撮影が行われる。次の画面への遷移要求を入力することにより、画面P14が画面P15へ遷移する。このとき、キメ画像及びシミ画像を含む分析依頼が、PC21からPC31へ送信される。
画面P15への遷移を契機に、角質チェッカー302及び面積ディスク303を用いた顧客の角層細胞の採取が行われ、角層細胞標本が作成される。角層細胞標本は、共有領域Cに設置された顕微鏡33にセットされる。画面P15は、角層細胞の評価依頼ボタンを有している。評価依頼ボタンが押されると、角層画像の撮影及び評価依頼がPC21からPC31へ送信される。PC31は、撮影及び評価依頼を受け取ると、顕微鏡33にセットされた角層細胞標本の拡大画像を取り込み、拡大画像を用いた角層の分析及び評価を実行する。
撮影及び評価依頼ボタンが押されると、画面P15は画面P16に遷移する。画面P16,P17,P18,P19,P20,P21及びP22は、顧客に対する肌アンケートの画
面である。肌アンケートは、画面P16〜P22を用いて提示される複数の質問からなる。画面P16〜P19に表示されるアンケート(共通アンケート1〜4)は、商品販売店舗とエステティック施術提供店舗の双方の顧客に対して共通に提示されるアンケートである。一方、画面P20〜P22に表示されるアンケート(エステティックアンケート1−3)は、エステティック施術提供店舗の顧客のみに提示されるエステティック施術提供店舗専用のアンケートである。画面P16〜P22に対して入力されるアンケートの回答は、顧客情報としてPC21からサーバ41へ送信され、顧客DB4051に格納される。
図9は、肌アンケート画面の例として、画面P16(アンケート1:共通アンケート1)の表示例を示す。画面P16には、4つの質問Q1〜Q4の質問が提示されており、各質問Q1〜Q4に対して4つの回答選択肢が用意されている。
質問Q1及びQ2は、肌の脂っぽさ(皮脂)に係る質問であり、これらの質問Q1及びQ2への回答結果が、評価項目「あぶらっぽさ(皮脂)」の評価結果に影響する。質問Q3及びQ4は、ニキビのできやすさに係る質問であり、これらの質問Q3及びQ4に対する回答結果が、評価項目「ニキビのできやすさ」の評価結果に影響する。画面P16への各回答入力が終了し、画面遷移要求が入力されると、画面P16が画面P17に遷移する。
画面P17(アンケート2:共通アンケート2)では、肌の「敏感度」に係る複数の質問と、各質問に対する回答の選択肢が提示される。画面P17のアンケートに対する回答結果が、評価項目「敏感度」及び「敏感度・要因」の評価結果に影響する。画面P17への回答入力が終了し、画面遷移要求が入力されると、画面P17が画面P18に遷移する。
画面P18(アンケート3:共通アンケート3)では、肌の水分,油分及び弾力に係る1以上の質問と、各質問に対する回答の選択肢とが提示される。画面P18の回答結果は、例えば、評価項目「うるおいを保つ力」,「あぶらっぽさ」等の評価結果に影響を与えるように構成することができる。画面P18への回答入力が終了し、画面遷移要求が入力されると、画面P18が画面P19に遷移する。
画面P19(アンケート4:共通アンケート4)では、用意された複数の肌の悩みの項目(「肌の乾燥・肌アレ」,「小ジワ・シワ」,「脂っぽさ」等)から一つだけを選択することが促される。画面P19に対して、肌の悩みが選択入力され、画面遷移要求が入力されると、画面P19が画面P20に遷移する。選択された肌の悩みは、エステティック施術のレシピ作成において考慮される。
画面P20(アンケート5:エステティックアンケート1)では、本日の肌の状態として、肌の脂っぽさ、かさつき加減、ざらつきやごわつきに係る質問と、各質問に対する回答の選択肢とが提示される。回答結果は、エステティック施術のレシピ作成において考慮される。画面P20への回答入力が終了し、画面遷移要求が入力されると、画面P20が画面P21に遷移する。
画面P21(アンケート6:エステティックアンケート2)では、顧客が希望する肌の選択肢が提示されるとともに、選択肢のなかから希望順に所定数(例えば3つ)選択することが促される。回答結果は、エステティック施術のレシピ作成において考慮される。画面P21への回答入力が終了し、画面遷移要求が入力されると、画面P21が画面P22に遷移する。
画面P21(アンケート7:エステティックアンケート3)では、生活態度に対する複数の選択肢が提示され、顧客の最近の生活態度に該当する選択肢を選択することが促される。このとき、同時に複数の選択肢を選択することが可能であり、また、該当する選択肢が
ない場合に備えて、該当する生活態度がないことを示す選択肢を選択することもできる。また、画面P21には、体調に係る複数の選択肢が提示されるとともに、顧客の体調に該当する選択肢を選択することが促される。このとき、同時に複数の選択肢を選択することが可能であり、また、該当する体調がないことを示す選択肢を選択することもできる。画面P22に対する回答結果は、エステティック施術のレシピ作成において考慮される。画面P22への回答入力が終了し、画面遷移要求が入力されると、画面P22が画面P23に遷移する。
画面P23は、評価処理中であることを示す評価結果の待ち受け画面である。画面P23が表示されている間、サーバ41では、角層画像,キメ画像及びシミ画像に基づく分析結果,肌アンケートの回答結果に基づく評価結果の算出処理が行われる。
また、サーバ41では、少なくとも評価結果に基づいて、スキンケアアドバイスの作成処理が実行される。即ち、CPU401は、評価結果から特にケア(care)が必要な評価項目を所定の論理で選出する。このとき、選出結果に応じたケアの説明文(テキストデータ
:画面データDB4052に予め格納されている)が、画面データの一部として決定され
る。
さらに、サーバ41では、評価結果とエステティックアンケート1〜3とに基づくエステティックレシピの作成処理が実行される。エステティックレシピの作成処理は、例えば、次のようにしてサーバ41のCPU401がプログラムを実行することによって行われる。
サーバ41のHDD405中のHDは、エステティックレシピDB4054(以下、レ
シピDB4054)を格納している。レシピDB4054は、評価処理によって算出され
る、各評価項目に対する評価結果としての数値と、エステティックアンケート1−3の回答パターンとの組み合わせに対応するエステティックレシピのデータを格納したテーブルを有している。
CPU401は、評価結果の各数値と回答パターンに応じたエステティックレシピのデータをテーブル(レシピ4054)から読み出し、これを顧客に提案すべきエステティックレシピとして決定する。
評価結果の算出処理,スキンケアアドバイスの作成処理及びエステティックレシピの作成処理が終了すると、サーバ41は、評価結果,スキンケアアドバイス及びエステティックレシピを提示するための画面データを作成する。作成された画面データはPC21に提供される。
評価処理の終了がサーバ41からPC21に通知されると、画面P23が画面P24に遷移する。画面P24は、図10に示されるような「肌スコア」の表示画面である。画面P24には、100点満点表示で示される「肌スコア」の数値と、「White」,「Bronze
」,「Silver」,「Gold」,「Platinum」の5段階で示される肌レベル(サーバ41で評価
結果に基づき算出される)と、肌スコア及び肌レベルに応じたコメント文とが表示される
画面P24〜P33には、共通のボタンとして、画面の左側に、各画面P24〜P33にジャンプするためのボタンが設けられている。また、画面P24〜P33の下側には、「NEXT」ボタン及び「BACK」ボタンが設けられている。「NEXT」ボタンが押されると、次の画面に進み、「BACK」ボタンが押されると、画面が一つ前に戻る。
画面P25は、顧客の「肌総合チャート」を表示する。画面P25は、図11の表示例に示されるような「肌総合チャート」が表示される。肌総合チャートは、「うるおいを保つ力」,「あぶらっぽさ(皮脂)」,「ニキビのできやすさ」,「シミ・色ムラ」,「シワ
・キメ」及び「敏感度」の5項目に対する顧客の5段階評価をそれぞれ示す。肌総合チャートには、比較対象として、日本人又は中国人(言語選択により特定される)の同年代の平均値が表示される。
画面P26は、顧客の「肌レベル」を表示する。画面P26では、上記した肌レベルの5段階に存在する同年代の人の分布が棒グラフで表示され、顧客が存在するレベルの棒グラフが他のレベルと異なる態様(例えば異なる色)で表示される。これによって、顧客は、自分が同年代のどの位置に存在するのかを知ることができる。
画面P27は、顧客の「うるおいを保つ力」の評価結果を表示する。画面P27では、図12の表示例に示されるように、角層の剥がれ具合(TA)に対する評価結果を示す数値(5段階評価)が表示される。また、評価の対象となった角層画像(TA)と、評価結果の数値に応じたコメントとが表示される。
さらに、画面P27には、5段階評価の例示として示された5つの角層のサンプル画像が表示され、顧客の数値に応じたサンプル画像が他のサンプル画像と異なる態様(ここで
は、サンプル画像が色枠で縁取りされている)で表示される。また、うるおいを保つ力と
、角層の剥がれ具合との関係を示す一般的な説明文が表示される。
画面P28は、顧客の「角層による保護力」の評価結果を表示する。画面P28では、角層の完成度に対する評価結果を示す数値(5段階評価)が表示される。また、評価の対象となった角層画像(完成度)や、評価結果の数値に応じたコメント等が表示される。
画面P29は、顧客の「シワ・キメの状態」の評価結果を表示する。画面P29では、キメ画像に基づいて得られた肌のキメ細かさに対する評価結果を示す数値(5段階評価)が表示される。また、評価の対象となったキメ画像や、評価結果の数値に応じたコメント等が表示される。
画面P30は、顧客の「シミ・色ムラの状態」の評価結果を表示する。画面P30では、図13の表示例に示すように、シミ画像に基づいて得られた肌のシミに対する評価結果を示す数値(5段階評価)が表示される。また、評価の対象となったシミ画像(元画像(左側)及びBチャネル画像(右側))や、評価結果の数値に応じたコメント等が表示される。
さらに、画面P30には、5段階評価の例示として示された5つのシミ画像のサンプル画像が表示され、顧客の数値に応じたサンプル画像が他のサンプル画像と異なる態様(こ
こでは、色枠の縁取り)で表示される。また、シミ・色ムラに係る一般的な説明文が表示
される。
画面P31は、顧客の「敏感度・要因」の評価結果を表示する。画面P31では、「各層による保護力」、「化学刺激抵抗力」、「物理刺激抵抗力」、「紫外線抵抗力」に関する顧客の度合いを示すグラフと、同年代の平均値とが示される。
画面P32は、顧客の「肌リズム」を示す。画面P32には、図14の表示例にしめすように、年間を通じたグラフが示され、同年代の平均値が曲線で示される。このグラフ上には、今回の顧客の評価結果がプロットされる。図14では、今回の顧客の「肌スコア」がプロットされている。
画面P32には、「肌スコア」,「脂っぽさ(皮脂)」及び「うるおいを保つ力」の切替ボタンが設けられており、切替ボタンによって、グラフに表示される平均値の曲線と、プロット位置とが切り替わる。顧客が肌分析(スキンチェック)を年間を通じて繰り返し受けることで、プロット間が接続され、顧客の年間を通じた肌の値を示すグラフが作成される。
画面P33は、顧客に対する「ホームケアアドバイス」を示す。画面P33では、図15の表示例に示すように、重視したいケアのポイントと、複数のケア項目に対するコメント文が表示される。また、画面P33には、肌マップと、お勧めの化粧ステップとが表示される。
店員は、画面P24〜P33を用いて、顧客に結果に対する解説を口頭で説明する。その後、表示装置204には、図16の表示例に示すような、カウンセリング及びスキンチェックの結果に応じたエステティック施術のレシピを示す画面P34が表示される。画面P34を用いて提示されたレシピに顧客が同意する場合、画面P24に設けられたOKボタンが押される。
すると、画面P34が、カウンセリングの終了を示す画面P35に遷移する。画面P35は、店側で管理するエステティックカルテ,顧客に手渡すエステティックレシピ(画面
P34に表示されたレシピ)及びホームケアアドバイスシート(画面P33に表示されたケアアドバイス)の印刷実行ボタンが設けられている。印刷実行ボタンが押されると、プリ
ンタ32で、これらのカルテ,レシピ及びアドバイスシートが印刷される。
印刷が終了すると、画面が画面P2に戻る。このようにして、カウンセリングが終了する。その後、顧客は、エステティックレシピに基づいて、実際にエステティック施術を受ける。これによって、肌の改善を図ることができる。
《2回目以降(再度)の来店時》
顧客の来店数が2回目以降である場合には、そのカウンセリングにおいて、図3に示す画面P2で2回目以降(再度)が選択され、画面P3で言語が選択される。その後、図4に示す処理に進む。
図4に示すように、画面P3で言語が選択されると、画面が画面P10に遷移する。ここでは、以前に顧客の個人情報が登録されているので、顧客IDや顧客の氏名及び生年月日でサーバ41から個人情報を画面P10に呼び出す。呼び出された個人情報に変更が無いかが確認された後、無ければ、画面を遷移させる。
画面P11では、初回と同様の処理が行われる。次に、画面P12(図8)が表示される。画面P12を用いて今回顧客が提供を受けるエステティック施術のコースを選択する。「肌分析エステ」が選択された場合には、画面が画面P13に遷移し、「セルフセレクトエステ(簡易コース)」が選択された場合には、画面がP12−1に遷移し、簡易コースのエステティック施術が実行される。
画面P13では、初回時と同様に禁忌事項のチェックが実行され、OKであれば、画面が画面P36に遷移する。画面P36には、前回提供を受けたエステティック施術によって肌のトラブル(trouble)が起こったか否か、トラブルが起こった場合には、起こったト
ラブルの内容を記入する欄が設けられている。
画面P36で記入されるトラブルの内容は、例えば、カウンセリング終了時に印刷されるエステティックカルテに記載される。画面P36では、今回のエステティック施術の提
供に際し、スキンチェック(P14,P15)を省略するか否かが顧客に問い合わせられる
。このとき、スキンチェックを省略しないことを顧客が選択した場合には、スキンチェック(P14,P15)及びアンケート回答(P16〜P22)が実行され、評価処理(P23)
へ進む。スキンチェックの省略が選択された場合には、アンケート回答のみが実行され、評価処理(P23)へ進む。
トラブルが無かった場合には、画面P36が画面P37に遷移する。画面P37には、前回提供を受けたエステティック施術のレシピが表示され、顧客に確認を求める。また、画面P37において、今回スキンチェック及びアンケートを受けるか否か(スキンチェッ
ク及びアンケートの省略/不省略)の回答が要求される。
顧客が省略を選択した場合(肌の評価を行わず施術のみを受ける場合)には、画面P24へ画面が遷移し、前回の評価結果が表示され(P24〜P33)、前回のエステティックレシピに従ってエステティック施術が実行される。
顧客が不省略を選択した場合には、スキンチェック(P14,P15)及びアンケート回
答(P16〜P22)が実行され、評価処理(P23)へ進む。そして、画面P24〜P33において、今回のスキンチェック及びアンケートに基づく肌の評価結果が顧客に提示される。画面P24〜P33において、過去の(例えば、前回、前々回)の評価結果を同時に表示し、顧客が比較することができるようにすることもできる。評価項目に対する数値(評
価点)が上昇していれば、顧客は肌の状態が改善されていることを客観的に知ることがで
きる。
その後、今回の肌の評価結果に応じたエステティックレシピが画面P34にて顧客に提示され、顧客が同意すれば、このレシピが印刷され、このレシピに基づいたエステティック施術が実行される。このように、顧客が来店毎に「肌分析エステ」を選択すれば、スキンチェック及びアンケート結果に基づく肌の評価結果が顧客に提示され、それに応じたエステティックレシピが作成され、そのレシピに従ったエステティック施術が実行される。このようにして顧客は肌の改善を図ることができる。
〈商品販売店舗〉
図17は、商品販売店舗に初めて来店した顧客に対して提供される画面の画面遷移図である。図18は、商品販売店舗への来店回数が2回以上の顧客に対して提供される画面の画面遷移図である。各画面は、PC11の表示装置204の表示画面上に表示される。
商品販売店舗で提供される画面は、エステティック施術提供店舗で提供される画面を基本とし、商品販売店舗で使用する必要がないものはマスク(省略)される。従って、図17及び図18に示す各画面において、図3及び図4に示された符号と同じ符号を持つ画面は、エステティック施術提供施設(PC21)で表示されるものと同じであるので、詳細な説明は省略する。また、PC11による画面データの入手及び表示に係る処理は、PC21と同じである。
《初回来店時》
図17に示す画面遷移図において、画面P1〜P11に係る各工程は、エステティック施術店舗における画面遷移(図3)と同様である。画面P11における工程が終了すると、画面P12Aに遷移する。
画面P12Aでは、スキンチェック及びアンケートを行う第1のコースと、アンケートのみを行う(スキンチェックを省略する)第2のコースとの選択が求められる。但し、初回来店時では、第1のコースを顧客に選択してもらう。すると、画面P12Aが画面P14
に遷移し、スキンチェック(画像撮影:P14及びP15)及びアンケート回答が実行される。但し、エステティック施術専用のアンケートを表示する画面P20〜P22の表示は省略される。
このように、商品販売店舗においても、エステティック施術提供店舗と同様に、スキンチェック及びアンケート回答(P14〜P19)が実行され、これらに基づく肌の評価(P
23)が実行され、評価結果が提示される(P24〜P33)。
そして、画面P35において、ホームケアアドバイスシートが印刷され、顧客に提示される。その後、顧客は店員から評価結果やホームケアアドバイスシートの内容に応じた化粧品の紹介を受け、化粧品を購入することができる。顧客は、化粧品の使用によって肌の改善を図ることができる。
また、上記した画面遷移図において、画面P4〜P8の表示(システム説明)により、顧客は、エステティック施術店舗において提供されるエステティック施術の内容を知ることができる。これによって、顧客に対し、エステティック施術の提供を受ける契機を与えることができる。
《2回目以降の来店時》
図18に示す画面遷移図に示すように、2回目以降(再度)の来店時においては、顧客は、画面P12Aにおいて、スキンチェック(P14及びP15)の省略を選択する(第2の
コースを選択する)ことができる。この場合、画面は画面P12Aから画面P16へ遷移
する。但し、画面P12Aには、前回のスキンチェックから2週間以内に次のスキンチェックを受けることを示す警告が表示される。2週間以内であれば、前回撮影した画像を評価の対象に使用しても評価結果に大きい影響はないと考えられるからである。店員は、現時点から2週間以内にスキンチェックを実施している場合にのみ第2のコースを選択するように顧客に薦める。
顧客は、評価結果(画面P24〜P33)を参照することで、今回の評価結果を受け取ることができる。このとき、評価が上昇した項目があれば、顧客は、化粧品の効果があったことを客観的に知ることができる。評価結果に変動があれば、ホームケアアドバイス(P
33)の内容にも変化が生じる。店員は、変化に応じた化粧品を顧客に勧めることができ
る。このようにして、その時点の顧客の肌の状態に応じた化粧品を提案し、使用してもらうことで、顧客の肌の改善を図ることができる。
〔実施形態の作用効果〕
以上のように、実施形態に係るシステムによれば、エステティック施術提供店舗及び商品販売店舗において、顧客に対するスキンチェック及びアンケート回答に基づく肌の評価が実行され、これに応じたホームケアアドバイスやエステティックレシピが顧客に提供される。顧客は、ホームケアアドバイスに応じた化粧品を購入したり、エステティックレシピに従ったエステティック施術の提供を受けたりることで、肌の改善を図ることができる。
また、顧客の肌の画像やアンケート回答、評価結果は顧客情報としてサーバ41に蓄積され、次の評価結果の提示において利用することができる。これによって、顧客は、化粧品の効果やエステティック施術の効果を客観的に把握したり、自身の肌の状態の遷移を知ったりすることができる。また、本部に収集される顧客情報を用いて、化粧品やエステティック施術の開発を行うことができる。
〔変形例〕
上記した実施形態では、サーバ41が画面データを各PC11及び21に提供するように構成した。但し、各PC11及び21が画面データDB4052をHDD206のHD中に記憶し、画面データをサーバ41から得ることがないように構成しても良い。
また、各PC11及び21が評価データDB4053及びエステティックレシピDB4052をHDD206のHD中に記憶し、評価処理(P23)を自身の内部で実行するように構成しても良い。この場合、PC31は、角層画像,キメ画像及びシミ画像に対する分析結果をサーバ41ではなく依頼元のPC11又はPC21へ送信する。
さらに、PC11及びPC21がキメ画像及びシミ画像に対する評価をPC31へ依頼することなく、自身でその評価を行うように構成することができる。この場合には、サーバ41は、顧客情報の管理のみを行い、各PC11及び21からの要求に応じて顧客情報を提供する。
また、各PC11及び21がローカルの顧客DBを記憶し、サーバ41(サーバ54)の顧客DBと同期をとって顧客情報を管理するように構成しても良い。
また、PC31で実施される角層細胞のTA及び完成度,シミ・キメに対する評価は、CPUによって自動的に行われるようにすることができる。例えば、それぞれに対する評価の段階に応じたサンプル画像(図12,13参照)をHD内に予め記憶しておき、CPU
304が撮影された各画像とサンプル画像とを対比して、最も近いサンプル画像を特定し、このサンプル画像に割り当てられた評価の数値(評価点)を、評価結果として決定するようにしても良い。
〔その他〕
上述した実施形態は、以下の発明を開示する。
(1)化粧品販売店舗と、エステティック施術提供店舗との顧客情報を統合管理する共有サーバであって、顧客個人毎に、1)機器による顧客の肌の物理量の測定データと2)顧客より採取した角層細胞の観察結果に基づく肌情報と3)顔の皮膚の拡大画像からの肌情報と4)顧客の自己認識に基づく肌状態の情報と5)施術選択のための顧客の自己認識情報と6)顧客の自己認識に基づく、その日の肌の調子に関する情報と7)施術についての嗜好性情報とをデータとして有することを特徴とする、総合美容管理システム。
(2)前記共有サーバが化粧品販売店舗のコンピュータ及びエステティック施術提供店舗のコンピュータを介して接続されていることを特徴とする、(1)に記載の総合美容管理システム。
(3)化粧料販売店舗に於いて利用されるデータが、1)機器による顧客の肌の物理量の測定データと2)顧客より採取した角層細胞の観察結果に基づく肌情報と3)顔の皮膚の拡大画像からの肌情報と4)顧客の自己認識に基づく肌状態の情報とであることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の総合美容管理システム。
(4)エステティック施術を提供する店舗に於いて、初回の利用者に対して(1)皮膚状態に基づいて皮膚状態の改善に好適な施術方法を1)機器による顧客の肌の物理量の測定データと2)顧客より採取した角層細胞の観察結果に基づく肌情報と3)顔の皮膚の拡大画像からの肌情報と4)顧客の自己認識に基づく肌状態の情報と5)施術選択のための顧客の自己認識情報とから選択し、提供するコースと、(2)顧客の施術についての嗜好性情報から施術方法を選択するコースとを有することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の総合美容管理システム。
(5)エステティック施術を提供する店舗に於いて、2回目以後の利用者に対して、皮膚状態に基づいて皮膚状態の改善に好適な施術方法を、蓄積された1)機器による顧客の肌の物理量の測定データと2)顧客より採取した角層細胞の観察結果に基づく肌情報と3)顔の皮膚の拡大画像からの肌情報と4)顧客の自己認識に基づく肌状態の情報と5)施術
選択のための顧客の自己認識情報とを6)その日に再度測定した機器による顧客の肌の物理量の測定データと7)顧客の自己認識に基づく、その日の肌の調子に関する情報とで補正したデータから、選択することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の総合美容管理システム。
(6)前記化粧料販売店舗に於ける顧客が、前記エステティック施術提供店舗に於いて初めてエステティックサービスを受ける場合であって、皮膚状態に基づいて皮膚状態の改善に好適な施術方法を選択する場合に於いて、化粧料販売店舗での1)機器による顧客の肌の物理量の測定データと2)顧客より採取した角層細胞の観察結果に基づく肌情報と3)顔の皮膚の拡大画像からの肌情報と4)顧客の自己認識に基づく肌状態の情報とを、5)施術選択のための顧客の自己認識情報により補完し、6)その日に再度測定した機器による顧客の肌の物理量の測定データと7)顧客の自己認識に基づく、その日の肌の調子に関する情報とで補正したデータから、選択することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の総合美容管理システム。
(7)前記エステティック施術提供店舗に於ける顧客が、前記化粧料販売店舗に於いて、化粧料を購入する場合、蓄積された1)機器による顧客の肌の物理量の測定データと2)顧客より採取した角層細胞の観察結果に基づく肌情報と3)顔の皮膚の拡大画像からの肌情報と4)顧客の自己認識に基づく肌状態の情報と5)施術選択のための顧客の自己認識情報とを6)その日に再度測定した機器による顧客の肌の物理量の測定データと7)顧客の自己認識に基づく、その日の肌の調子に関する情報とで補正したデータから、購入すべき化粧料を選択することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の総合美容管理システム。
(8)機器による顧客の肌の物理量の測定が、皮膚の水分量、皮脂量及び皮膚の弾力から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(1)〜(7)何れか1項に記載の総合美容管理システム。
(9)角層細胞の観察項目が、角層細胞の形状及び/又は重層剥離の状況であることを特徴とする、(1)〜(8)何れか1項に記載の美容管理システム。
(10)顔の皮膚の拡大画像からの観察項目が、肌の凹凸の状況、肌理の状態及び皺の形成状況から選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(1)〜(9)何れか1項に記載の総合美容管理システム。
商品販売及びエステティック施術提供システムの構成例を示す図である。 図1に示したシステムの詳細な構成を示す図である。 図1,図2に示した第2領域(エステティック施術提供店舗)に配置されるPCで表示される画面の遷移図であり、初回来店の顧客に対応した画面遷移を示す図である。 図1,図2に示した第2領域(エステティック施術提供店舗)に配置されるPCで表示される画面の遷移図であり、再度来店の顧客に対応した画面遷移を示す図である。 言語選択画面の表示例を示す図である。 エステティック施術提供サービスのシステム説明(スキンチェック)画面の表示例を示す図である。 エステティック施術提供サービスのシステム説明(エステティックレシピ)画面の表示例を示す図である。 エステティック施術提供サービスのコース選択画面の表示例を示す図である。 顧客に対するアンケート(アンケート1)を表示する画面の表示例を示す図である。 「肌スコア」を表示する画面の表示例を示す図である。 「肌総合チャート」を表示する画面の表示例を示す図である。 「うるおいを保つ力」を表示する画面の表示例を示す図である。 「シミ・色ムラの状態」を表示する画面の表示例を示す図である。 「肌リズム」を表示する画面の表示例を示す図である。 「ホームケアアドバイス」を表示する画面の表示例を示す図である。 「エステティックレシピ」を表示する画面の表示例を示す図である。 図1,図2に示した第1領域(商品販売店舗)に配置されるPCで表示される画面の遷移図であり、初回来店の顧客に対応した画面遷移を示す図である。 図1,図2に示した第1領域(商品販売店舗)に配置されるPCで表示される画面の遷移図であり、再度来店の顧客に対応した画面遷移を示す図である。
符号の説明
A・・・第1領域(商品販売店舗)
B・・・第2領域(エステティック施術提供店舗)
C・・・共有領域(共用スペース)
D・・・バックヤード
11,21・・・カウンセリング用PC
10,20・・・無線LANレシーバ
31・・・分析用PC
32・・・プリンタ
41,54・・・サーバ
43・・・LAN

Claims (4)

  1. 化粧品を含む商品を販売する商品販売店舗に来店した顧客のカウンセリングに使用される第1コンピュータと、
    美容施術提供店舗に来店した顧客のカウンセリングに使用される第2コンピュータと、
    前記第1及び第2コンピュータに通信ネットワークを介して接続されたサーバと、
    少なくとも、顧客の肌から採取された角層細胞の画像に基づく分析結果と、顧客の肌の拡大画像に基づく分析結果と、顧客から得た肌評価用のアンケートの回答とに基づいて、顧客の肌の評価結果を作成する評価結果作成手段と、
    前記評価結果,評価結果に応じた肌のケアアドバイス,評価結果に応じた美容施術のレシピをそれぞれ示す画面データを作成する画面データ作成手段と、を含み、
    前記第1コンピュータは、前記画面データ作成手段で作成される、商品販売店舗に来店した顧客の肌の評価結果及び肌のケアアドバイスを示す画面データにそれぞれ基づく画面を表示装置に表示する表示制御手段を有し、
    前記第2コンピュータは、前記画面データ作成手段で作成される、美容施術提供店舗に来店した顧客の肌の評価結果,肌のケアアドバイス及び美容施術のレシピを示す画面データにそれぞれ基づく画面を表示装置に表示する表示制御手段を有し、
    前記サーバは、前記評価結果及び前記美容施術のレシピを少なくとも格納項目とする顧客データベースを記憶する記憶手段を有する
    美容情報提供システム。
  2. 前記評価結果作成手段は、顧客の肌の評価結果の作成時に、前記顧客データベースに顧客の過去の評価結果が格納されている場合には、この過去の評価結果が反映された評価結果を作成する
    請求項1記載の美容情報提供システム。
  3. 前記商品販売店舗として利用される第1領域と、前記美容施術提供店舗として利用される第2領域と、前記1領域と第2領域との間に配置され、前記商品販売店舗と前記美容施術店舗との間で共用される第3領域とを含む店舗施設をさらに含み、
    前記第1領域及び前記第2領域には、独立した外部との出入り口が設けられ、前記3領域には、前記第1領域及び前記第2領域との出入り口がそれぞれ設けられ、
    前記第1コンピュータは、前記第1領域に配置され、
    前記第2コンピュータは、前記第2領域に配置され、
    前記第3領域には、前記第1及び第2コンピュータと通信ネットワークを介して接続され、顧客から採取された角層細胞の画像データを作成し、この画像データに基づく角層細胞の分析を行う第3コンピュータが設置される
    請求項1又は2記載の美容情報提供システム。
  4. 前記評価結果作成手段及び前記画面データ作成手段が前記サーバに設けられ、
    前記サーバは、前記画面データを前記第1及び第2コンピュータのそれぞれからの要求に応じて提供する
    請求項1〜3のいずれかに記載の美容情報提供システム。
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