JP5203161B2 - 皮膚状態評価ツール - Google Patents

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Description

本発明は、化粧品販売員等が顧客の皮膚状態をカウンセリングする場合や、顧客が自分で自分の皮膚状態を調べる場合等に用いられる皮膚状態評価ツールに関するものである。
人の肌の状態は、その人の年齢、環境、手入れ方法等によって千差万別であり、その人その人の肌の状態に適した化粧品と手入れ方法を選択することが、美容上重要である。そこで、従来から、化粧品販売店の店頭や訪問販売先で、化粧品販売員やカウンセラー等が、各種測定具を用いて、顧客の皮膚状態(水分量、皮膚温度、皮脂量等)を測定し、その結果に応じて、肌の手入れ方法についてカウンセリングしたり、顧客に適した化粧品を推奨したりすることが多く行われている。
このような測定具としては、例えば、皮膚温度、皮膚水分量、皮脂量を測定する測定具と、肌を観察する拡大カメラとを組み合わせた装置(特許文献1等を参照)があげられる。
また、上記特許文献1の装置では、皮脂量の測定に、使い捨ての皮脂採取用チップを用いるようになっているが、最近は、このようなチップを用いることなく、測定具の先端を皮膚に接触させて、その接触面に設けられた皮脂サンプリング板や光学系によって皮脂量を直接測定するようにした装置も多く提案されている(特許文献2〜4を参照)。
特開2000−51153公報 特開2001−46344公報 特開2003−210416公報 特開2004−77332公報
しかしながら、皮脂量等を、測定具の先端で直接測定するタイプの場合、その測定面に皮脂が付着したままの状態でつぎの測定を行うと、付着した皮脂の影響で、正しい測定結果が得られないという問題がある。また、測定開始前に基準点を校正する機能(キャリブレーション機能)を備えた装置もあるが、上記校正可能な範囲は限られているため、汚れの程度が大きすぎると、エラー表示がなされ、操作できなくなるものもある。
そこで、このようなタイプの装置において、測定具の操作画面上で、測定開始に先立ち「測定面を清浄に拭いて下さい」等の指示がなされるようにしたものが提案され、実用化されている。この装置によれば、上記指示を受けて、皮膚状態の測定を行おうとする者(化粧品販売店の店員、顧客等)が測定具の測定面を、別途用意される清掃クロス等で拭き取ると測定面の汚れ度が自動計測され、その汚れ度が許容範囲内になった時点で測定を開始できるようになっている。そして、拭き取り等の清浄化が不充分な場合は、再度「測定面を清浄に拭いて下さい」等の指示が繰り返されるようになっている。
ところが、上記拭き取り等の作業を行う者が、この装置の取り扱いに慣れていないと、「清浄化」の程度がわからず、例えば拭き取り作業を行う場合に、その拭き取り方が慎重になって、繰り返し「拭き直し」の指示を受けることになり、測定開始までに時間がかかり、負担感、不快感を受けやすいという問題がある。また、大胆に拭きすぎて、測定面を傷つけるおそれもある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、測定開始前の測定面清浄化時に、その汚れ度の程度が操作画面上に表示され、測定面清浄化の目安とすることのできる、優れた皮膚状態評価ツールの提供を、その目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、センサ部を皮膚に当てることにより、その部分における所定の皮膚特性が測定できるよう構成された皮膚状態測定ツールであって、測定のための動作手順と測定結果とが順次表示されるよう設定された画面表示部と、上記センサ部の汚れ度を計測するための計測手段とを備え、上記画面表示部に、測定開始に先立ちセンサ部を清浄化するよう指示する画面を表示させる第1の画面表示指示手段と、上記センサ部の清浄化後に、センサ部の汚れ度を計測するよう上記計測手段に指示する汚れ度計測指示手段と、上記計測されたセンサ部の汚れ度を、予め設定された汚れ度の許容範囲と対比する対比手段と、上記対比手段による対比の結果、その汚れ度が上記許容範囲内である場合は、上記画面表示部に、測定開始を指示する画面を表示させ、その汚れ度が上記許容範囲を超える場合は、センサ部を再度清浄化するよう指示する画面を表示させる第2の画面表示指示手段が設けられ、少なくとも上記センサ部を再度清浄化するよう指示する画面上に、計測されたセンサ部の汚れ度の程度が視覚的に表示されるようになっている皮膚状態評価ツールを第1の要旨とする。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記センサ部によって測定される所定の皮膚特性の測定値が、測定開始時のセンサ部の汚れ度に応じて校正処理されるようになっている皮膚状態評価ツールを第2の要旨とする。
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、上記画面表示部に表示されるセンサ部の汚れ度の程度が、その大小を帯状体の長さとして示すグラフ図によって表示されるようになっており、上記帯状体のうち、予め設定された汚れ度の許容範囲内の部分と許容範囲外の部分とが、異なる色で表示されるようになっている皮膚状態評価ツールを第3の要旨とする。
本発明の皮膚状態評価ツールによれば、測定開始前に行う測定面清浄化時の、少なくとも1回の清浄化後、再度清浄化指示がなされる画面上に、その測定面の汚れ度の程度が表示されるようになっている。したがって、清浄化を行う作業者は、この表示を清浄化の目安とすることができ、再度の清浄化を、その汚れ度に合わせて適度に行うことができる。このため、重ねて清浄化のやり直しを指示されたり、清浄化のために測定面を強く拭き過ぎて測定面を傷つけたりすることがなく、スムーズに皮膚状態の測定を行うことができる。
なお、上記皮膚状態評価ツールにおいて、特に、上記センサ部によって測定される所定の皮膚特性の測定値が、測定開始時のセンサ部の汚れ度に応じて校正処理されるようになっているものは、高い精度で測定結果を得ることができ、顧客の皮膚状態を、より正確に把握することができる。
また、上記皮膚状態評価ツールにおいて、特に、上記画面表示部に表示されるセンサ部の汚れ度の程度が、その大小を帯状体の長さとして示すグラフ図によって表示されるようになっており、上記帯状体のうち、予め設定された汚れ度の許容範囲内の部分と許容範囲外の部分とが、異なる色で表示されるようになっているものは、画面上に表示される汚れ度の程度のうち、許容範囲を超えている部分の程度が一目でわかり、より一層、つぎの測定面清浄化の目安にしやすいという利点を有する。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態である皮膚状態評価ツール(以下単に「ツール」という)を示している。このツール10は、化粧品販売店等の店頭に用意され、化粧品販売員や専門のカウンセラー等(以下、単に「店員」という)が顧客の皮膚状態を測定して評価する場合や、顧客が自分で自分の皮膚状態を調べる場合等に用いられるもので、このもの単独で、水分量とハリ弾力と血行と皮脂量とを測定することができるようになっている。
より詳しく説明すると、上記ツール10は、全体が略棒状で、一端側(図における下側)が相対的に細くなっており、この部分が把持部13になっている。また、相対的に太く設定された他端側(図における上側)の正面には、このツール10の選択メニューや測定のための動作手順、測定結果等を表示するための画面表示部として、液晶画面14が設けられている。また、液晶画面14の下には、このツール10を操作するための十字キー15と決定キー16と「戻る」キー17とが設けられている。
そして、上記ツール10の裏面には、その右側面である図2(a)およびその背面図である図2(b)に示すように、その上側に、略円錐台状に突出する第1センサ部18が設けられており、その測定面18aを皮膚に当てることによって、その皮膚表面の水分量と、皮膚のハリ弾力と、血行とが測定されるようになっている。
なお、上記水分量の測定には、例えば抵抗変化型湿度センサ等が用いられ、皮膚のハリ弾力の測定には、例えば振動子と接触子との組み合わせによる周波数読み取り型センサ等が用いられ、上記血行の測定には、例えばサーミスタ型センサ等が用いられる。
また、上記第1センサ部18の上面には、さらに斜め上に突出する第2センサ部19が設けられており、その測定面19aを皮膚に当てることによって、その皮脂量が測定されるようになっている。この皮脂量の測定には、例えば皮膚表面からの反射光強度によって皮脂量の多少を読み取る光学系センサ等が用いられる。
さらに、上記第1センサ部18の測定面18aの汚れ度を計測する第1の汚れ度計測手段と、上記第2センサ部19の測定面19aの汚れ度を計測する第2の汚れ度計測手段とが設けられており、それぞれの測定開始に先立ち、測定面18a、19aの汚れ度が計測されるようになっている。なお、上記第1の汚れ度計測手段、第2の汚れ度計測手段にも、光学系センサ等が用いられる。
そして、上記ツール10の内部には、上記第1センサ部18と第2センサ部19の各測定手段および各汚れ度計測手段の動作制御と、液晶画面14における表示制御とを行うための制御手段(図示せず)が設けられている。また、上記液晶画面14に表示させる画像データ、各測定値を演算処理するための処理式、後述する汚れ度の許容範囲等を記憶する記憶手段、それらデータの取出、更新等を行う処理手段等(図示せず)が設けられている。
つぎに、このツール10の機能について説明する。このツール10は充電式で、専用の充電器によって充電されるようになっており、側面に設けられた電源スイッチ(図示せず)を入れて使用するようになっている。そして、電源が入ると、液晶画面14に、図3(a)に示すようなメニューが表示され、「年齢」、「皮脂」、「水分・ハリ弾力・血行」、「結果一覧」の四つの項目31〜34を選択できるようになっている。
上記「年齢」の項目31を選択すると、顧客(被測定者)の年齢を入力する画面に変わり、その該当する年代(例えば「40代」)を、画面上で選択して入力することができる。このように、予め顧客の年代を入力しておくと、皮脂量、水分量、ハリ弾力、血行の測定データの基準値が、その年代に応じた基準値に、自動的に補正されるようになっている。この機能は、特になくてもよいが、より適正な皮膚状態の評価を行うには、この機能を備えていることが好ましい。
また、「皮脂」の項目32を選択すると、画面が、図3(b)に示すように変わり、「センサーを拭いてください」の指示文35と、皮脂量測定に用いるセンサ(=第2センサ部19)の位置を示すイラスト36とが表示されるようになっており、測定開始に先立って、測定面19aの清浄化のために、まず拭き取り動作を行うよう指示がなされるようになっている。
そこで、皮膚状態を測定しようとする店員もしくは顧客は、上記の指示にしたがって、第2センサ部19の測定面19aの拭き取りを行う。拭き取りには、通常、別途用意される専用の清掃クロスを用いるが、特に専用の清掃クロスが用意されない場合は、適宜のティシュ、コットン、市販の清掃用シート等が用いられる。
そして、拭き取り後、画面右下の「Cal」ボタン37を押すと、前記第1の汚れ度計測手段が作動して、測定面19aの汚れ度の計測がなされ、その計測値が予め設定された汚れ度の許容範囲内であるか否かの対比処理がなされる。なお、上記許容範囲内とは、このツール10に備えられた校正処理機能(キャリブレーションシステム)にもとづき、測定開始時の汚れ度に応じてゼロ点調整を行う際の、調整可能な汚れ度の範囲である。汚れ度がこの範囲を超える場合は、上記校正処理を実行することができない。
そして、上記計測値が許容範囲内である場合は、画面が図4(a)に示すように変わり、「センサーを額に当ててください」の指示文38と、第2センサ部19を当てる部分(額)を示す女性の顔のイラスト39とが表示される。そこで、第2センサ部19の測定面19aを額に押し当てて測定を行うと、同図(b)に示すように画面が変わり、測定された皮脂量の測定値が表示されるようになっている。この値は、「確定」のボタン40を押すと記憶され、所定のデータ処理に用いられるようになっている。
なお、上記値は、キャリブレーション機能によって校正された値である。また、環境温度、被測定者の年齢による補正もなされた上で、基準値が設定され、その基準値からの偏りとして数値化されている。
一方、前記第1の汚れ度計測手段による計測の結果、その測定値が依然として許容範囲を超えている場合は、画面が図5(a)に示すように変わり、「センサーをもう一度拭いてからCalボタンを押してください」の指示文41と、前回と同様のイラスト36とが表示されるようになっている。また、「センサー汚れ度」の見出し42と、計測された汚れ度を、左右方向に延びる帯状体の着色部分Pとして示すグラフ図43とが表示されている。
なお、上記グラフ図43の帯状体は、縦長の長方形枠を左右方向に列状に並べた構成になっており、計測された汚れ度のうち、許容範囲内の部分が緑色で表示され、許容範囲を超える部分が赤色で表示されるようになっている。
そこで、店員もしくは顧客は、上記の指示にしたがって、再度第2センサ部19の測定面19aの拭き取りを行う。このとき、上記赤色で表示された、許容範囲を超えた汚れ度の程度を目安にして拭き取り動作を行うことにより、重ねて第2センサ部19の拭き取り指示がなされることを回避することができる。これが、本発明の大きな特徴である。
そして、拭き取り後、画面右下の「Cal」ボタン37を押すと、再度、前記第1の汚れ度計測手段が作動して汚れ度の計測がなされ、計測された汚れ度が許容範囲内になっていれば、図4(a)の画面に進み、皮脂量の測定を開始することができる。
また、メニュー画面〔図3(a)を参照〕から、「水分・ハリ弾力・血行」の項目33を選択すると、皮脂量測定の場合と同様、図5(b)に示すように、「センサーを拭いてください」の指示文44と、水分量等の測定に用いるセンサ(=第1センサ部18)の位置を示すイラスト45とが表示されるようになっている。
そして、店員もしくは顧客が、第1センサ部18の測定面18aの拭き取りを行うと、皮脂量の場合と同様、第2の汚れ度計測手段によって測定面18aの汚れ度が計測され、その汚れ度が、予め設定された許容範囲内であれば、図6(a)に示すように、「センサーを頬に当ててください」の指示文46と、第1センサ部18を当てる部分(頬)を示す女性の顔のイラスト47とが表示される。そこで、第1センサ部18の測定面18aを頬に押し当てて測定を行うと、水分量とハリ弾力と血行の3項目の測定が同時に行われ、同図(b)に示すように、測定された3項目の測定値が表示されるようになっている。これらの値は、「確定」のボタン48を押すと記憶され、所定のデータ処理に用いられるようになっている。
このように、この皮膚状態評価ツールによれば、第2センサ部19による皮脂量の測定や、第1センサ部18による水分量等の測定に先立って、その測定面19a、18aを拭き取った後、拭き取りが不充分な場合に、再度の拭き取り指示と、その測定面19a、18aの汚れ度の程度とが、液晶画面14において、同時に表示されるようになっている。このため、その汚れ度の表示を目安にして、再度の拭き取りを行うことができ、重ねて拭き取りが不充分になることを回避することができる。実際の汚れ度よりも汚れ度が大きいと見込んで強く拭きすぎて測定面19a等を損傷することも防止することができる。
特に、この例では、上記液晶画面14に表示される汚れ度の程度のうち、予め設定された許容範囲内の部分が緑色で表示され、許容範囲を超える部分が赤色で表示されているため、許容範囲をどの程度超えた「汚れ」が残留しているかを一目で把握することができ、拭き取り動作の目安とするのにわかりやすいという利点を有している。
なお、上記液晶画面14に表示される汚れ度の表示は、上記の例のように、許容範囲内の部分と許容範囲を超える部分とを、色分けして表示することが好ましいが、場合によっては、色分けをせず、許容範囲がわかる目印のみ付したグラフ図で示してもよい。
また、上記グラフ図は、帯状体の長さとして示す必要はなく、円グラフ、帯グラフ等、汚れ度を視覚的に表現するものであれば、どのような形態の表示であっても差し支えない。もちろん、図7(a)に示すように、単なる数値として表示してもよい。
さらに、上記の例では、1回拭き取り動作を行った後、再度拭き取りを指示する画面上で、その汚れ度の程度を表示するようにしたが、測定項目を選択して、最初に「センサーを拭いてください」と指示する画面上で、例えば図7(b)に示すように、拭き取り前の汚れ度を表示し、拭き取り動作前後の汚れ度の変化を見せるようにしてもよい。
なお、上記の例では、キャリブレーションシステムにより、汚れ度の校正処理が自動的になされるよう設定されているが、上記校正処理を、キャリブレーションシステムによらず、例えば店員が、測定開始時の汚れ度の多少に応じて切り替えスイッチを選択することにより、手動で測定基準の調整を行うようにしてもよい。また、測定時の環境温度、被測定者の年代によって、その測定の基準値が補正されるようになっているが、これらの調整機能は、測定結果の客観性を高める上で好適であるが、必ずしも必要ではなく、場合によってはこれらの機能の少なくとも一つは備えていなくてもよい。
さらに、上記の例は、本発明の皮膚状態評価ツールが、ハンディタイプのものであり、その本体に液晶画面14を備えたものであるが、本体とは別に画面表示部を備えたものや、本体と、センサ測定部と、画面表示部とがそれぞれ分離しているもの等、その構成は特に限定するものではない。また、皮膚状態に対する測定項目の数や種類も、上記の例に限らず、特に限定するものではない。
そして、上記の例では、測定面18a、19aの清浄化を、拭き取りによって行ったが、清浄化のための動作は、必ずしも「拭き取り」に限るものではなく、センサの種類や測定方法に応じて、測定開始時に要求される「清浄化」の動作は適宜に設定される。したがって、本発明の皮膚状態評価ツールにおいては、その「清浄化」に応じた「動作指示」と「汚れ度」の計測がなされるようになっていればよい。
本発明の一実施例を示す外観斜視図である。 (a)は上記実施例の右側面図、(b)は同じくその背面図である。 (a)、(b)は、ともに上記実施例における画面表示の説明図である。 (a)、(b)は、ともに上記実施例における画面表示の説明図である。 (a)、(b)は、ともに上記実施例における画面表示の説明図である。 (a)、(b)は、ともに上記実施例における画面表示の説明図である。 (a)、(b)は、ともに本発明の他の実施例における画面表示の説明図である。
符号の説明
14 液晶画面
43 グラフ図

Claims (3)

  1. センサ部を皮膚に当てることにより、その部分における所定の皮膚特性が測定できるよう構成された皮膚状態測定ツールであって、測定のための動作手順と測定結果とが順次表示されるよう設定された画面表示部と、上記センサ部の汚れ度を計測するための計測手段とを備え、上記画面表示部に、測定開始に先立ちセンサ部を清浄化するよう指示する画面を表示させる第1の画面表示指示手段と、上記センサ部の清浄化後に、センサ部の汚れ度を計測するよう上記計測手段に指示する汚れ度計測指示手段と、上記計測されたセンサ部の汚れ度を、予め設定された汚れ度の許容範囲と対比する対比手段と、上記対比手段による対比の結果、その汚れ度が上記許容範囲内である場合は、上記画面表示部に、測定開始を指示する画面を表示させ、その汚れ度が上記許容範囲を超える場合は、センサ部を再度清浄化するよう指示する画面を表示させる第2の画面表示指示手段が設けられ、少なくとも上記センサ部を再度清浄化するよう指示する画面上に、計測されたセンサ部の汚れ度の程度が視覚的に表示されるようになっていることを特徴とする皮膚状態評価ツール。
  2. 上記センサ部によって測定される所定の皮膚特性の測定値が、測定開始時のセンサ部の汚れ度に応じて校正処理されるようになっている請求項1記載の皮膚状態評価ツール。
  3. 上記画面表示部に表示されるセンサ部の汚れ度の程度が、その大小を帯状体の長さとして示すグラフ図によって表示されるようになっており、上記帯状体のうち、予め設定された汚れ度の許容範囲内の部分と許容範囲外の部分とが、異なる色で表示されるようになっている請求項1または2記載の皮膚状態評価ツール。
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