JP2003190104A - 肌色評価方法およびそれに用いる装置 - Google Patents
肌色評価方法およびそれに用いる装置Info
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Abstract
鮮明な肌画像を得ることができ、しかも、肌色を客観的
に特定することのできる、優れた肌色評価方法およびそ
れに用いる装置を提供する。 【課題手段】感度自動調整機能を備えた撮像カメラ1
と、PC2と、液晶カラーモニター4とを用いて被測定
者の肌色を評価する方法であって、上記PC2の本体部
3には、青色系成分の画像情報と赤色系成分の画像情報
の2つを用いて被測定者の肌色の明度と色相を算出する
関係式を予め記憶させておき、上記撮像カメラ1で被測
定者の肌を撮像し、上記撮像カメラから出力される色の
3成分に関する画像情報に基づいて肌画像を上記液晶カ
ラーモニター4の画面4a上で表示するとともに、上記
画像情報のうち、青色系成分の画像情報と赤色系成分の
画像情報の2つに基づいて被測定者の肌色の明度と色相
を算出し、上記画面4a上で表示するようにした。
Description
客の肌をカウンセリングする際に用いられる肌色評価方
法およびそれに用いる装置に関するものである。
員が、店頭あるいは訪問販売先で、化粧品メーカーから
配布された化粧品販売促進用シートに基づいて顧客に化
粧品の売り込みを行っている。
カーが多種多様の化粧品を販売し、各メーカーがそれぞ
れ近似した方法で販売促進をしている現状では、化粧品
自体の独自性よりも、いかに顧客に信頼され好ましい印
象を与えることができるかが顧客の購買力を引き出す大
きなポイントとなる。そこで、最近では、例えば、化粧
品販売員が、店頭に設置した撮像カメラで顧客の肌を映
し、その拡大画像をモニター画面等に表示して顧客の肌
のきめや毛穴の状態を観察した上で、肌に対するカウン
セリングが行われている。
ーションの色を選択する場合、素肌の色を客観的に把握
することが重要であることから、同じく化粧品販売員
が、店頭に設置した測色装置で顧客の肌の色を測定し、
その結果に応じたファンデーション等を推奨したり、メ
イクアップ方法を指導したりすることも行われている。
像カメラとモニター画面を組み合わせた肌観察装置を設
置し、さらに上記測色装置を設置することは、場所をと
りすぎて好ましくない。そこで、撮像カメラによる画像
情報を利用して、肌の色を測色することが検討されてい
る。すなわち、カラー画像が得られる一般的な撮像カメ
ラでは、通常、撮像画像の色を、緑色系成分(Y)と青
色系成分(U)と赤色系成分(V)の3成分に分けて数
値化し画像情報として出力するようになっているため、
この画像情報から、撮像された肌色を特定することがで
きる、と考えられるからである。
度自動調整機能(いわゆる「AGC」)が設けられてお
り、撮影された画像が暗い場合には感度を自動的に上
げ、逆に明るすぎる場合には感度を自動的に下げて、常
に鮮明な画像が得られるようになっているため、明度の
指標となる緑色系成分(Y)の画像情報が自動的に変更
される。したがって、上記感度自動調整機能付の撮像カ
メラでは、明度に関する画像情報が正確に得られず、肌
色を特定することができないことが判明した。
い、旧式の撮像カメラか、感度自動調整機能をあえて外
した撮像カメラを用いて、肌の撮像と肌色測定を同時に
行うことも考えられるが、そのような撮像カメラでは、
よほど店内の照明条件、採光条件が良好でない限り、肌
の撮像画面が不鮮明となり、肌のきめや毛穴の状態を観
察することができず、実用性に乏しい。
もので、感度自動調整機能を備えた撮像カメラを用い、
鮮明な肌画像を得ることができ、しかも、肌色を客観的
に特定することのできる、優れた肌色評価方法およびそ
れに用いる装置の提供をその目的とする。
め、本発明は、撮像対象の色を、緑色系成分と青色系成
分と赤色系成分の3成分に分けて数値化し画像情報とし
て出力する撮像カメラと、上記撮像カメラから出力され
る画像情報を処理するための情報処理手段と、画像表示
手段とを用いて被測定者の肌色を評価する方法であっ
て、上記撮像カメラとして、撮像条件に応じて感度を自
動調整するよう設定されたものを用い、上記情報処理手
段には、青色系成分の画像情報と赤色系成分の画像情報
の2つを用いて被測定者の肌色の明度と色相を算出する
関係式を予め記憶させておき、上記撮像カメラで被測定
者の肌を撮像し、上記撮像カメラから出力される色の3
成分に関する画像情報に基づいて肌画像を画像表示手段
の画面上で表示するとともに、上記画像情報のうち、青
色系成分の画像情報と赤色系成分の画像情報の2つに基
づいて被測定者の肌色の明度と色相を算出し、その結果
を画像表示手段の画面上で表示するようにした肌色評価
方法を第1の要旨とする。
でも、特に、被測定者の肌色の明度と色相の算出結果
を、縦軸を明度とし横軸を色相とするグラフ図において
視覚的に表示するようにした肌色評価方法を第2の要旨
とし、被測定者の肌色の明度と色相の算出結果を、メラ
ニンの程度を示す数値と血色の程度を示す数値に換算
し、縦軸をメラニンの程度とし横軸を血色の程度とする
グラフ図において視覚的に表示するようにした肌色評価
方法を第3の要旨とする。
のなかでも、特に、年代別モニター群の肌色をそれぞれ
上記撮像カメラで撮像して得られた年代別基準値を予め
上記情報処理手段に記憶しておき、上記情報処理手段に
被測定者の年代を入力することにより、上記画像表示手
段に表示される肌色評価結果が、その被測定者の年代に
対応した年代別基準値からの偏りとして視覚的に表示さ
れるようにした肌色評価方法を第4の要旨とする。
るのに用いられる装置であって、撮像対象の色を、緑色
系成分と青色系成分と赤色系成分の3成分に分けて数値
化し画像情報として出力する撮像カメラと、上記撮像カ
メラから出力される画像情報を処理するための情報処理
手段と、画像表示手段とを備え、上記撮像カメラには、
撮像条件に応じて感度を自動調整する機能が設けられて
おり、上記情報処理手段には、青色系成分の画像情報と
赤色系成分の画像情報の2つを用いて被測定者の肌色の
明度と色相を算出する関係式が予め記憶されており、上
記撮像カメラから出力される色の3成分の関する画像情
報に基づいて肌画像が画像表示手段の画面上に表示さ
れ、上記画像情報のうち、青色系成分の画像情報と赤色
系成分の画像情報の2つに基づいて被測定者の肌色の明
度と色相が算出され、その結果が画像表示手段の画面上
で表示されるようになっている肌色評価装置を第5の要
旨とする。
でも、特に、被測定者の肌色の明度と色相の算出結果
が、縦軸を明度とし横軸を色相とするグラフ図において
視覚的に表示されるよう設定されている肌色評価装置を
第6の要旨とし、被測定者の肌色の明度と色相の算出結
果が、メラニンの程度を示す数値と血色の程度を示す数
値に換算され、縦軸をメラニンの程度とし横軸を血色の
程度とするグラフ図において視覚的に表示されるよう設
定されている肌色評価装置を第7の要旨とする。
のなかでも、特に、上記情報処理手段に、年代別モニタ
ー群の肌色をそれぞれ上記撮像カメラで撮像して得られ
た年代別基準値が予め記憶されており、上記情報処理手
段に被測定者の年代を入力することにより、上記画像表
示手段に表示される肌色評価結果が、その被測定者の年
代に対応した年代別基準値からの偏りとして視覚的に表
示されるようになっている肌色評価装置を第8の要旨と
する。
明する。
形態を示している。この装置は、顧客の肌の状態、特に
肌色について客観的な評価を与えるために、化粧品販売
店の店頭に設置されるもので、肌を撮像するための撮像
カメラ1と、上記撮像カメラ1から出力される画像情報
を処理するパーソナルコンピュータ(以下「PC」とい
う)2とを備えている。そして、上記PC2は、情報処
理手段、記憶手段等を内蔵した本体部3と、撮像カメラ
1で撮像された肌画像等を表示する液晶カラーモニター
4と、キーボード等の入力手段5とで構成されている。
なお、上記撮像カメラ1は、所定の載置台(図示せず)
上に係合保持されるようになっている。
色を、緑色系成分(Y)と青色系成分(U)と赤色系成
分(V)の3成分に分けて数値化し画像情報として出力
するようになっており、その出力された画像情報は、P
C2の本体部3内で処理され、液晶カラーモニター4の
画面4aにおいて、拡大画像として表示されるようにな
っている。
の3原色であるR(赤色)、G(緑色)、B(青色)に
そのまま対応するのではなく、以下のような対応関係に
なっている。
に応じて感度を自動調整する感度自動調整機能が設けら
れており、すでに述べたように、撮影された画像が暗い
場合には感度を自動的に上げ、逆に明るすぎる場合には
感度を自動的に下げて、常に鮮明な画像が得られるよう
になっている。したがって、上記画面4aに表示される
肌画像は、常に適度な明るさとなり、鮮明な画質とな
る。
ラ1から出力される画像情報に基づき、画面4aにおい
て肌画像を表示させる機能とともに、上記画像情報に基
づいて、撮像された肌色の明度と色相を客観的な数値と
して求める機能が設けられている。
記撮像カメラ1から出力される画像情報のうち、青色系
成分(U)の画像情報と赤色系成分(V)の画像情報の
2つから肌色の明度を算出するための関係式(1)と、
同じく青色系成分(U)の画像情報と赤色系成分(V)
の画像情報の2つから肌色の色相を算出するための関係
式(2)が予め記憶されている。この関係式(1),
(2)を以下に示す。
にして求めたものである。すなわち、まず、15〜80
歳の女性パネル1000人に対し、この装置の撮像カメ
ラ1を用いて肌色を撮像し、画像情報(Y,U,Vの数
値)を得た。ただし、上記撮像カメラ1の感度自動調整
機能は作動しないよう設定し、明度Lの指標となるYの
値が正確に測定できるようにした。そして、YとU,V
との相関関係を調べ、その関係式を求めることにより、
上記式(1)を得た。また、上記女性パネル1000人
の肌の色相(赤味←→黄味)を、測色計(CR200、
ミノルタ社製)によって測定し、色相hの数値を求め
た。そして、hとU,Vとの相関関係を調べ、その関係
式を求めることにより、上記式(2)を得た。
評価のための重要な因子である明度Lと色相hを、明度
の指標となる緑色系成分(Y)の値を用いることなく、
青色系成分(U)と赤色系成分(V)の2つの値だけを
用いて得ることができるため、撮像カメラ1において、
鮮明な画像を得るために感度自動調整機能が作動してY
の値が自動的に変動しても、Yの値とは関係なく、正確
な明度Lと色相hの値を得ることができる。
いて得られた上記明度Lと色相hの値により、図2に示
すような、被測定者の肌の色についての評価画面が表示
されるようになっている。
し50が設けられており、その下に、明度Lに基づく指
数を縦軸にとり、色相hに基づく指数を横軸にとったグ
ラフ図90が表示されるようになっている。そして、そ
のグラフ面が、それらの基準値を示すライン91,92
によって、a〜dの4つの領域に区分されており、被測
定者の測定結果(明度指数と色相指数)の交点に所定の
マーク93が付され、被測定者の肌色が一目でわかるよ
うになっている。
(1)において、54〜74(中央64)の値を、0〜
100の値(明度指数)となるよう換算して縦軸の値と
する。また、色相hの値も、前述の関係式(2)におい
て、40〜80(中央60)の値を、0〜100の値
(色相指数)となるよう換算して横軸の値とする。した
がって、撮像カメラ1によって測定されるU、Vから、
上記「明度指数」および「色相指数」を求める関係式
(3),(4)は、下記のとおりとなる。
年代によって変化するため、この装置では、被測定者の
年代を、下記の表1に示すように、「10代前半」〜
「60代前半以降」の10段階に分け、各年代約100
0名のモニターによるデータから求めた年代別基準値
を、PC2の本体部3に予め記憶させておき、被測定者
の年代を入力すると、被測定者の年代に対応した年代別
基準値が、指数50の「基準値」として上記グラフ図9
0のライン91,92で表示され、それに応じて被測定
者の明度指数と色相指数とが修正されるようになってい
る。
の画面を開く前の、適宜の画面(図示せず)において、
例えば画面上に、上記10段階に区分した年代区分を表
示し、該当する被測定者の年代をクリックすることによ
り行われる。
の環境温度によって左右されることを考慮して、この装
置には、この装置が設置された場所の環境温度を常時計
測する温度センサが内蔵されている。そして、測定時の
環境温度が、その都度、本体部3内のデータ処理部に自
動的に入力され、基準値として用いられる年代別基準値
が、さらに、環境温度の影響を考慮した値に修正される
ようになっている。
には、入力された被測定者の年代を示す年代記号(ハー
トの個数1つ:10代前半、1つ半:10代後半、2
つ:20代前半……という記号であり、この図では、被
測定者が40代前半であることを示している)76と、
環境温度を表示する枠77が設けられている。また、そ
の下には、明度指数と色相指数の数値を表示する枠9
4、95が設けられている。
づき、被測定者の肌色だけでなく、肌の透明度も評価で
きるようになっている。すなわち、「肌の透明度」は、
上記明度Lと相関関係にあるメラニンの程度と、色相h
と相関関係になる血色の程度によって特定づけられる。
この場合、前述の関係式(1)において、55〜75
(中央65)となるLの値を、0〜100の値(メラニ
ン指数)となるよう換算して縦軸の値とする。また、前
述の関係式(2)において、75〜35(中央55)の
値を、0〜100の値(血色指数)となるよう換算して
横軸の値とする。したがって、撮像カメラ1によって測
定されるU、Vから、上記「メラニン指数」および「血
色指数」を求める関係式(5),(6)は、下記のとお
りとなる。
いて得られたメラニン指数と血色指数の値により、図3
に示すような、被測定者の肌の透明度についての評価画
面が表示されるようになっている。
出し51が設けられており、その下に、メラニン指数を
縦軸にとり、血色指数を横軸にとったグラフ図96が表
示されるようになっている。そして、そのグラフ面が、
それらの基準値を示すライン97,98によって、a〜
dの4つの領域に区分されており、被測定者の測定結果
(メラニン指数と血色指数)の交点に所定のマーク99
が付され、被測定者の肌の透明度が一目でわかるように
なっている。
も、年代によって変化するため、上記明度指数と色相指
数を処理する場合と同様、被測定者の年代を、下記の表
2に示すように、「10代前半」〜「60代前半以降」
の10段階に分け、各年代約1000名のモニターによ
るデータから求めた年代別基準値を、PC2の本体部3
に予め記憶させておき、被測定者の年代を入力すると、
被測定者の年代に対応した年代別基準値が「基準値」と
して上記グラフ図96のライン97,98で表示される
ようになっている。そして、上記年代別基準値が、さら
に、前記肌色評価の場合と同様、環境温度の影響を考慮
した値に修正されるようになっている。
示す画面と同様、グラフ図96の右側に、入力された被
測定者の年代を示す年代記号76と、環境温度を表示す
る枠77が設けられている。また、その下には、メラニ
ン指数と血色指数の数値を表示する枠100、101が
設けられている。
き、来店した顧客の肌を、撮像カメラ1で撮像するだけ
で、感度自動調整機能にもとづく鮮明な肌画像を得るこ
とができ、しかも独自の情報処理方法により、顧客の肌
色および肌の透明度を、明度に関する画像情報は利用す
ることなく、即座に客観的に評価することができる。し
たがって、肌画像撮像装置と測色装置の2つをそれぞれ
用意する必要がなく、店頭での装置設置スペースが少な
くてすむという利点を有する。
ような偏りになっているかが一目でわかるグラフ図にな
っているため、いちいち、化粧品販売員等による説明を
きかなくても、セルフ操作によっても,即座に顧客自身
が理解することができる。そして、上記基準値が、測定
時の環境温度によって修正された年代別基準値であるこ
とから、自分の年代に応じた適正な評価を得ることがで
きる。
記装置を用いることにより、顧客の鮮明な肌画像と、肌
色の測色と、透明度とを、客観的かつ印象的に提示して
評価することができるため、顧客に好印象を与えること
ができる。そして、この装置の操作と評価の提示は、経
験の浅い、未熟練の販売員であっても、同様に行うこと
ができるため、社員教育の効率化という点においても利
点が大きい。
出するための関係式(1)と、肌色の色相を算出するた
めの関係式(2)において、式の各係数は、上記の例で
用いた値に限定されるものではなく、データ処理の過程
で、多少の変動があっても差し支えない。そして、明度
指数を求める関係式(3)、色相指数を求める関係式
(4)、メラニン指数を求める関係式(5)、血色指数
を求める関係式(6)においても、数値処理の過程で、
係数に多少の変動があっても差し支えない。
面(図2参照)と、肌の透明度評価のための画面(図3
参照)において、評価の「基準値」が、被測定者の年代
と測定時の環境温度を考慮した値に自動的に修正される
ようになっているが、このような修正を加えるか否かは
任意である。
て、肌の透明度を評価しているが、肌の透明度について
は、必ずしも評価する必要はない。明度と色相について
の結果が得られれば足りるからである。
うに、評価結果を、グラフ図90,96として表示して
いるが、これは、顧客が一目でわかるよう配慮したもの
であり、必ずしも必要ない。例えば、数値表示だけにと
どめ、別に、数値範囲と肌色傾向の関係を示す一覧表等
を用意しておき、顧客に提示するようにしても差し支え
ない。
表示手段として、液晶カラーモニター4を用いている
が、必ずしも液晶カラーモニター4を用いる必要はな
く、CRTやTVモニター等、各種の画像表示手段を用
いることができる。
するタイプのものであり、来店した顧客に対し肌色評価
を行うようになっているが、鮮明な画像を表示しうる画
像表示手段を備えたノート型パーソナルコンピュータと
撮像カメラ1とを組み合わせ、上記と同様の機能を具備
させ、化粧品等とともにバッグに携帯させることによ
り、訪問販売員による訪問カウンセリングを行うことも
できる。
動調整機能を備えた撮像カメラを用いて鮮明な肌画像を
得ることができるだけでなく、独自の情報処理方法によ
り、顧客の肌色を、明度に関する画像情報は利用するこ
となく、客観的に評価することができる。したがって、
肌画像撮像装置と測色装置の2つをそれぞれ用意する必
要がなく、店頭での装置設置スペースが少なくてすむと
いう利点を有する。
る。
る。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 撮像対象の色を、緑色系成分と青色系成
分と赤色系成分の3成分に分けて数値化し画像情報とし
て出力する撮像カメラと、上記撮像カメラから出力され
る画像情報を処理するための情報処理手段と、画像表示
手段とを用いて被測定者の肌色を評価する方法であっ
て、上記撮像カメラとして、撮像条件に応じて感度を自
動調整するよう設定されたものを用い、上記情報処理手
段には、青色系成分の画像情報と赤色系成分の画像情報
の2つを用いて被測定者の肌色の明度と色相を算出する
関係式を予め記憶させておき、上記撮像カメラで被測定
者の肌を撮像し、上記撮像カメラから出力される色の3
成分に関する画像情報に基づいて肌画像を画像表示手段
の画面上で表示するとともに、上記画像情報のうち、青
色系成分の画像情報と赤色系成分の画像情報の2つに基
づいて被測定者の肌色の明度と色相を算出し、その結果
を画像表示手段の画面上で表示するようにしたことを特
徴とする肌色評価方法。 - 【請求項2】 被測定者の肌色の明度と色相の算出結果
を、縦軸を明度とし横軸を色相とするグラフ図において
視覚的に表示するようにした請求項1記載の肌色評価方
法。 - 【請求項3】 被測定者の肌色の明度と色相の算出結果
を、メラニンの程度を示す数値と血色の程度を示す数値
に換算し、縦軸をメラニンの程度とし横軸を血色の程度
とするグラフ図において視覚的に表示するようにした請
求項1または2記載の肌色評価方法。 - 【請求項4】 年代別モニター群の肌色をそれぞれ上記
撮像カメラで撮像して得られた年代別基準値を予め上記
情報処理手段に記憶しておき、上記情報処理手段に被測
定者の年代を入力することにより、上記画像表示手段に
表示される肌色評価結果が、その被測定者の年代に対応
した年代別基準値からの偏りとして視覚的に表示される
ようにした請求項1〜3のいずれか一項に記載の肌色評
価方法。 - 【請求項5】 被測定者の肌色を評価するのに用いられ
る装置であって、撮像対象の色を、緑色系成分と青色系
成分と赤色系成分の3成分に分けて数値化し画像情報と
して出力する撮像カメラと、上記撮像カメラから出力さ
れる画像情報を処理するための情報処理手段と、画像表
示手段とを備え、上記撮像カメラには、撮像条件に応じ
て感度を自動調整する機能が設けられており、上記情報
処理手段には、青色系成分の画像情報と赤色系成分の画
像情報の2つを用いて被測定者の肌色の明度と色相を算
出する関係式が予め記憶されており、上記撮像カメラか
ら出力される色の3成分の関する画像情報に基づいて肌
画像が画像表示手段の画面上に表示され、上記画像情報
のうち、青色系成分の画像情報と赤色系成分の画像情報
の2つに基づいて被測定者の肌色の明度と色相が算出さ
れ、その結果が画像表示手段の画面上で表示されるよう
になっていることを特徴とする肌色評価装置。 - 【請求項6】 被測定者の肌色の明度と色相の算出結果
が、縦軸を明度とし横軸を色相とするグラフ図において
視覚的に表示されるよう設定されている請求項5記載の
肌色評価装置。 - 【請求項7】 被測定者の肌色の明度と色相の算出結果
が、メラニンの程度を示す数値と血色の程度を示す数値
に換算され、縦軸をメラニンの程度とし横軸を血色の程
度とするグラフ図において視覚的に表示されるよう設定
されている請求項5または6記載の肌色評価装置。 - 【請求項8】 上記情報処理手段に、年代別モニター群
の肌色をそれぞれ上記撮像カメラで撮像して得られた年
代別基準値が予め記憶されており、上記情報処理手段に
被測定者の年代を入力することにより、上記画像表示手
段に表示される肌色評価結果が、その被測定者の年代に
対応した年代別基準値からの偏りとして視覚的に表示さ
れるようになっている請求項5〜7のいずれか一項に記
載の肌色評価装置。
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JP2001397588A JP3759904B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 肌色評価装置 |
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JP2001397588A JP3759904B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 肌色評価装置 |
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JP2003190104A true JP2003190104A (ja) | 2003-07-08 |
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