JP2007130094A - 肌状態解析方法、肌状態解析装置、肌状態解析プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

肌状態解析方法、肌状態解析装置、肌状態解析プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】肌状態の多角的な解析を高精度に行う。
【解決手段】撮影された被験者の肌の画像を用いて肌状態の解析を行う肌状態解析方法において、前記画像から肌のキメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量のうち、少なくとも1つを解析する解析ステップと、前記画像と前記解析ステップから得られる解析結果とを前記被験者の肌の測定日時や被験者情報に対応させて蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップにより蓄積された前記被験者毎の前記画像や前記解析結果を表示させる画面を生成する表示画面生成ステップと、前記表示画面生成ステップにより生成された情報を出力する出力ステップとを有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、肌状態解析方法、肌状態解析装置、肌状態解析プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体に係り、特に肌状態の多角的な解析を高精度に行うための肌状態解析方法、肌状態解析装置、肌状態解析プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体に関する。
従来、化粧カウンセリングや医療の分野において、皮膚の状態を解析するための様々な手法が提案されている。例えば、肌(皮膚)の小じわや毛穴、シミ、そばかす等といった肌の局部の表面状態をマイクロスコープ等で撮影し、撮影した内容を解析する手法がある(例えば、特許文献1,特許文献2等を参照。)。
特許文献1又は特許文献2に示される手法では、皮膚の観察部位に光を照射し、照射された局部の皮膚の画像を撮影する等の機能を有するマイクロスコープを用いて局部の画像を取得し、その取得した画像から皮膚の表面状態の解析を行うものである。
特開2003−24283号公報 特開平7−323013号公報
しかしながら、上述したようにマイクロスコープを装備した計測機器から取得した被験者の肌情報を用いて、肌の評価を高精度に行うために必要なキメや毛穴、シミ、肌色、皮脂量を解析し、数値化する解析装置は存在していなかった。また、解析結果を被験者やカウンセラー、医師等にわかり易く表示させることで多角的な解析・診断を行わせる手法についても提案されていなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、肌状態の多角的な解析を高精度に行うための肌状態解析方法、肌状態解析装置、肌状態解析プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、撮影された被験者の肌の画像を用いて肌状態の解析を行う肌状態解析方法において、前記画像から肌のキメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量のうち、少なくとも1つを解析する解析ステップと、前記画像と前記解析ステップから得られる解析結果とを前記被験者の肌の測定日時や被験者情報に対応させて蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップにより蓄積された前記被験者毎の前記画像や前記解析結果を表示させる画面を生成する表示画面生成ステップと、前記表示画面生成ステップにより生成された情報を出力する出力ステップとを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、肌のキメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量の解析結果から肌状態の多角的な解析を高精度に行うことができる。
請求項2に記載された発明は、前記表示画面生成ステップは、前記被験者の測定結果を予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて表示させることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、被験者の測定結果を他の同年代(同世代)のデータと対比させて表示することで、被験者に即した多角的な診断を行うことができる。
請求項3に記載された発明は、前記表示画面生成ステップは、前記年齢別分布において、肌状態を分類分けした少なくとも1つの評価範囲を設定し、設定された評価範囲と解析結果とを表示させることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、肌状態の高精度に把握することができる。
請求項4に記載された発明は、前記表示画面生成ステップは、前記被験者の最新の測定結果と前記蓄積ステップにより蓄積された過去の測定結果との中から複数の測定結果を経時的に表示させることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、経時的な状態の変化を正確に把握することができる。これにより、被験者に即した多角的な診断を行うことができる。
請求項5に記載された発明は、前記表示画面生成ステップは、表示される時間軸の時間間隔を、前記測定回数又は実際の日時に対応させて表示することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、種々の時間表示が実現できる。また、実際の日時の経過を正確に把握することができるため、測定日以外の肌状態の推測を容易に行うことができる。
請求項6に記載された発明は、撮影された被験者の肌の画像を用いて肌状態の解析を行う肌状態解析装置において、前記画像から肌のキメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量のうち、少なくとも1つを解析する解析手段と、前記画像と前記解析手段から得られる解析結果とを前記被験者の肌の測定日時や被験者情報に対応させて蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段により蓄積された前記被験者毎の前記画像や前記解析結果を表示させる画面を生成する表示画面生成手段と、前記表示画面生成手段により生成された情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、肌のキメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量の解析結果から肌状態の多角的な解析を高精度に行うことができる。
請求項7に記載された発明は、前記表示画面生成手段は、前記被験者の測定結果を予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて表示させることを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、被験者の測定結果を他の同年代(同世代)のデータと対比させて表示することで、被験者に即した多角的な診断を行うことができる。
請求項8に記載された発明は、前記表示画面生成手段は、前記年齢別分布において、肌状態を分類分けした少なくとも1つの評価範囲を設定し、設定された評価範囲と解析結果とを表示させることを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、肌状態の高精度に把握することができる。
請求項9に記載された発明は、前記表示画面生成手段は、前記被験者の最新の測定結果と前記蓄積ステップにより蓄積された過去の測定結果との中から複数の測定結果を経時的に表示させることを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、経時的な状態の変化を正確に把握することができる。これにより、被験者に即した多角的な診断を行うことができる。
請求項10に記載された発明は、前記表示画面生成手段は、表示される時間軸の時間間隔を、前記測定回数又は実際の日時に対応させて表示することを特徴とする。
請求項10記載の発明によれば、種々の時間表示が実現できる。また、実際の日時の経過を正確に把握することができるため、測定日以外の肌状態の推測を容易に行うことができる。
請求項11に記載された発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の肌状態解析方法を実行させるようにコンピュータを動作させることを特徴とする肌状態解析プログラムである。
請求項11記載の発明によれば、肌状態の多角的な解析を高精度に行うことができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のパーソナルコンピュータ等で本発明における肌状態の解析を容易に実現することができる。
請求項12に記載された発明は、請求項11に記載の肌状態解析プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
請求項12記載の発明によれば、記録媒体により他の複数のコンピュータに容易に肌状態解析プログラムをインストールすることができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のパーソナルコンピュータ等で本発明における肌状態の解析を容易に実現することができる。
本発明によれば、肌状態の多角的な解析を高精度に行うことができる。
以下に、本発明における肌状態解析方法、肌状態解析装置、肌状態解析プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体を好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。
<システム構成>
図1は、本発明における肌状態解析システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す肌状態解析システム10は、肌観察装置11と、肌状態解析装置12とを有するよう構成されており、肌観察装置11及び肌状態解析装置12は、インターネットやLAN(Local Area Network)等に代表される通信ネットワーク13によりデータの送受信が可能な状態で接続されている。
肌観察装置11は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラ等を用いて被験者の撮像等を行い、被験者の肌局部等の画像又は所定の大きさに拡大した拡大画像等を取得する。なお、本発明において顔や肌を撮影するための手法としては、例えばSMA(Skin Micro Analyzer)の皮膚拡大マイクロスコープシステムを用いることができ、また上述した特許文献1(特開2003−24283号公報)に示されている皮膚表面状態観察装置を用いることができるが、本発明においてはこれに限定されない。
また、肌観察装置11は、キメ、毛穴、シミ、肌色、皮脂量のうち、少なくとも1つの情報を測定する。また、肌観察装置11は、撮影した画像等の測定結果の各情報を通信ネットワーク13を介して肌状態解析装置12に送信する。
肌状態解析装置12は、肌観察装置11から送信された画像に基づいて、肌のキメ、シミ、肌色、皮脂量のうち少なくとも1つを解析し、その解析結果や撮影画像の観察だけでなく、年代分布や経時変化等を分析して表示画面に表示する。
なお、図1に示すシステム構成は、概略的に肌観察装置11及び肌状態解析装置12をそれぞれ1台有する構成となっているが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば肌観察装置11及び/又は肌状態解析装置12が複数台有するよう構成されていてもよい。また、肌観察装置11における被験者の肌を撮像するための各構成を肌状態解析装置12内に設けてもよく、肌状態を解析する基となる画像情報等が既に存在する場合には、肌観察装置11を設けなくてよい。
なお、図1に示すような肌状態解析システム10においては、肌観察装置11での処理は、実際の肌診断における前処理であるため、例えば医療スタッフ等の医師を補助する者が行うことができる処理であり、肌観察装置12における処理は、実際に肌診断を行う医師等が行うことができる処理である。
<肌観察装置11>
次に、肌観察装置11の機能構成例について図を用いて説明する。図2は、肌観察装置の機能構成の一例を示す図である。図2に示す肌観察装置11は、入力手段21と、出力手段22と、メンバー管理手段23と、送受信手段24と、蓄積手段25と、キメ・毛穴測定手段26と、シミ測定手段27と、肌色測定手段28と、皮脂量測定手段29と、制御手段30とを有するよう構成されている。
入力手段21は、使用者等からのカウンセリング等を行うメンバー(被験者)の登録や、測定実施日時の登録等を行う際の各種データの入力を受け付ける。また、入力手段21は、使用者からの測定実施指示や肌状態解析装置12へのデータの送信指示等を受け付ける。なお、入力手段21は、例えばキーボードや、マウス等のポインティングデバイス等からなる。
また、出力手段22は、入力手段21により入力された内容や、入力内容に基づいて実行された内容等の表示・出力を行う。なお、出力手段22は、ディスプレイやスピーカ等からなる。更に出力手段22としてプリンタ等の機能を有していてもよく、その場合には、簡単な測定結果を紙等の印刷媒体に印刷して、ユーザに提供することもできる。
また、メンバー管理手段23は、メンバーの個人情報及び測定回数等を管理する。具体的には、メンバー管理手段23は、メンバーの登録を行ったり、既に登録され蓄積手段25に蓄積されているメンバー情報や測定(撮影)結果等を呼び出し、参照、修正、削除等を行うことができる。
なお、メンバー情報として登録される内容としては、例えば各メンバーや測定内容等を識別するための「カルテNo.」や、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「測定部位」、「メモ(備考)」等がある。また、登録されるメンバー情報は、本発明においては特に制限されることはなく、例えば「生年月日」の変わりに「年代」を登録するような設定にしてもよい。また、メンバーを呼び出す場合には、上述した「カルテNo.」や「氏名」等を用いる。
送受信手段24は、肌観察装置11と肌状態解析装置12との間で通信ネットワーク13を介してデータの送受信を行うための通信インターフェースである。したがって、肌観察装置11は、送受信手段24が肌状態解析装置12からのメンバー情報や測定内容等の各種情報の取得要求を受信したり、入力手段21により肌状態解析装置12に各種情報の送信指示を受け付けたりした場合に、送受信手段24により通信ネットワーク13を介して肌状態解析装置12に情報を送信する。
蓄積手段25は、上述したメンバー管理手段23により得られるメンバー情報や測定内容等の各種情報を蓄積する。また、蓄積手段25は、キメ・毛穴測定手段26、シミ測定手段27、肌色測定手段28、皮脂量測定手段29から得られる各測定結果を測定日時情報やメンバー情報と関連付けて蓄積する。
次に、キメ・毛穴測定手段26は、観察対象の皮膚の局部に入射した光の表面反射光を積極的に取得する光学系で撮影し、キメ・毛穴の画像データを取得する。具体的には、例えばマイクロスコープを用い、その構成としてキメ・毛穴の撮影のために皮膚表面の凹凸がはっきりわかるようにするため、鏡面反射光(照射する光と同じ偏光の光)を取得できるようLED(Light Emitting Diode)とCCD(Charge−Coupled Devices)の前に偏光フィルター等を設置する。これにより、表面反射光を積極的に取得することができる。なお、キメ・毛穴測定手段26は、測定された画像データを蓄積手段25により蓄積させる。
また、シミ測定手段27は、観察対象の皮膚の局部に入射した光の内部拡散光を積極的に取得する光学系で撮影し、シミの画像データを取得する。具体的には、例えばマイクロスコープを用い、その構成としてシミの撮影のため、内部からの光を取得するために内部拡散光(照射する光と垂直の偏光の光)を取得できるように、LEDとCCDの前に偏光フィルター等を設置する。これにより、内部拡散光を積極的に取得することができる。なお、シミ測定手段27は、測定された画像データを蓄積手段25により蓄積させる。
なお、キメ・毛穴測定手段26とシミ測定手段27では、それぞれ個別の偏光フィルターを設けているが、マイクロスコープに偏光フィルターをそれぞれ切り替え可能な機構を設けてもよい。この偏光フィルターの切り替えに関する手法としては、例えば上述した特許文献2(特開平7−323013号公報)に示されている手法を用いることができる。
また、肌色測定手段28は、観察対象の皮膚の局部に入射した光に対して取得できる全ての光を取得する光学系で撮影し、肌色の画像データを取得する。なお、全ての光を取得とは、上述したキメやシミの撮影では鏡面反射や内部拡散光を積極的に取得する光学系を利用しているが、肌色の場合はフィルターを通さず肌から返ってきた光を全て受光する光学系を用いる。また、肌色測定手段28は、肌の撮影を行うと共に撮影後の画像に対する色の校正を行うための校正板の撮影を行う。ここで、校正板とは、肌色の測定を行う度に色を校正するためのものであり、校正板のRGBの値は予め設定されている。つまり、校正板を用いることで、CCDで受光して得られるRGB値を本来測色して得られるRGB値にするため、校正板を撮影してCCDで受光して得られるRGB値から校正板本来のRGB値との関係式を作成し、その式で肌色の本来のRGB値へと校正している。なお、肌色測定手段28における皮膚と校正板の撮影の順番はどちらでもよい。また、肌色測定手段28は、測定された画像データを蓄積手段25により蓄積させる。
また、皮脂量測定手段29は、例えばリピットマーカーを測定部位に一定時間押し当て、その押し当てたリピットマーカーを撮影することで、皮脂量の測定を行う。なお、リピットマーカーとは、測定部位に接着させると皮膚上の皮脂を吸着し、吸着部分の色が変化するものである。このように、皮脂量測定手段29により得られるリピットマーカーの色の変化に基づいて、マイクロスコープで撮影された画像から後述する肌解析装置12により解析が行われ皮脂の吸着量の数値化が行われる。なお、皮脂量測定手段29は、測定された画像データを蓄積手段25により蓄積させる。
また、制御手段30は、肌観察装置11の各構成部全体の制御を行う。具体的には、例えば入力手段21からの指示等に基づいて、使用者等からの測定開始指示に基づき、測定日時の設定や部位の決定指示に対応して対応する測定手段により測定を行わせ、その内容を蓄積手段25への登録、測定した各種データを肌状態解析装置12へ送信させる等の制御を行う。
<肌状態解析装置12>
次に肌状態解析装置12の機能構成例について図を用いて説明する。図3は、肌状態解析装置の機能構成の一例を示す図である。図3に示す肌状態解析装置12は、入力手段41と、出力手段42と、メンバー管理手段43と、送受信手段44と、蓄積手段45と、解析手段46と、表示画面生成手段47と、制御手段48とを有するよう構成されている。
入力手段41は、肌観察装置11により取得し蓄積手段45に蓄積されているメンバー情報の呼び出しや肌観察装置11から得られた各種データを解析、評価を行うための指示を行ったり、評価された結果を表示させるための指示等を行う際の各種データの入力を受け付ける。なお、入力手段41は、例えばキーボードや、マウス等のポインティングデバイス等からなる。
また、出力手段42は、入力手段41により入力された内容や、入力内容に基づいて実行された内容を表示する。なお、出力手段42は、ディスプレイやスピーカ等からなる。更に出力手段42としてプリンタ等の機能を有していてもよく、その場合には、簡単な測定結果を紙等の印刷媒体に印刷して、ユーザに提供することもできる。
また、メンバー管理手段43は、メンバーの個人情報及び測定回数等を管理する。具体的には、メンバー管理手段43は、メンバーの登録を行ったり、既に登録され蓄積手段45に蓄積されているメンバー情報を呼び出し、参照、修正、削除等を行うことができる。なお、蓄積手段45に蓄積されるメンバー情報は、上述した肌観察装置11において登録される内容と略同様である。
送受信手段44は、肌状態解析装置12と肌観察装置11との間で通信ネットワーク13を介してデータの送受信を行うための通信インターフェースである。したがって、肌状態解析装置12は、肌観察装置11にて測定された各種の情報を通信ネットワーク13を介して送受信手段44から受信する。また、肌観察装置11に各種情報の取得要求を行い、まだ送信されていない情報があれば、その情報を取得する。
また、蓄積手段45は、肌観察装置11から取得されるメンバー情報や各種測定内容等の各種情報、解析手段46により解析された解析結果、表示画面生成手段47に解析結果が表示され、カウンセラーや医師等により診断(評価)された結果等を蓄積する。なお、蓄積手段45は、測定データや解析結果、評価結果等を測定日時情報及びメンバー情報に関連づけて蓄積する。
また、解析手段46は、肌観察装置11にて測定された、キメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量のそれぞれの測定結果に対して少なくとも1つの解析を行う。具体的には、解析手段46は、キメ・毛穴の測定結果の入力に対して、キメの特徴を表す「皮丘の細かさ」、「皮丘の形状」、「皮溝の鮮明さ」、「毛穴の大きさ」のうち、少なくとも1つの情報について数値化を行う。なお、数値化の具体的な手法については、例えば、本出願人により出願された特願2005−133275号に記載された手法を用いることができる。
特願2005−133275号に記載された手法では、被験者の肌が撮影された画像からR成分、G成分、及びB成分を抽出し、抽出されたR成分と、B成分あるいはG成分とから毛穴画像を抽出する。また、毛穴画像から毛穴の大きさを数値化する。また、G成分から皮溝画像を抽出し、抽出された皮溝画像から皮溝の鮮明さを数値化する。更に、毛穴画像及び皮溝画像から皮丘画像を抽出し、抽出された皮丘画像から皮丘の細かさ及び/又は皮丘の形状を数値化する。
また、解析手段46は、シミの測定結果に対しては、上述した数値化等の処理は行わず、表示画面生成手段47においてシミの測定結果を画面に表示させ、カウンセラーや医師等に観察、評価させる。
また、解析手段46は、肌色の測定結果に対して、校正板を用いて校正された画像のRGB値から、色相、明度、メラニン量、ヘモグロビン量のうち少なくとも1つを算出する。
例えば、色相、明度については、一般的な手法でRGB値からHLS(H:色相、L:明度:、S:彩度)値へ変換して、H(色相)とV(明度)を算出することができる。また、メラニン量とヘモグロビン量については、例えば、上述した特許文献1(特開2003−24283号公報)に記載された数式に基づいて、メラニン量、ヘモグロビン量を算出することができる。
また、解析手段46は、皮脂量の測定結果に対して、リピットマーカーで皮脂により変色した面積を数値化する。なお、解析手段46は、上述した解析結果を蓄積手段45に蓄積する。
表示画面生成手段47は、上述したキメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量のそれぞれに基づく解析結果を表示する画面を生成し、出力手段42により出力させて、カウンセラーや医師等に肌状態の評価を行わせる。具体的には、表示画面生成手段47は、キメ、毛穴の数値結果、シミの画像、肌色の数値結果、皮脂量の数値結果を一覧で表示するよう画面を生成し、出力手段42により表示する。なお、表示画面生成手段47は、キメ・毛穴、肌色、及び皮脂量については、最新の画像とその解析結果の他に、蓄積手段45に蓄積された同一メンバーの同一箇所の測定履歴のうち、少なくとも1つの画像及びその解析結果を表示させるような画面を生成する。また、表示画面生成手段47は、例えばシミについては最新の画像の他に、蓄積手段45に蓄積された同一メンバーの同一箇所の測定履歴のうち少なくとも1つの画像を表示させるような画面を生成する。
また、表示画面生成手段47は、キメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量について、予め蓄積された各年齢毎の分布データを作成し、その分布データ上に被験者の測定データを表示させる処理も行うことができる。これにより、年齢(年代、世代)毎の相対的な評価を行うことができる。更に、表示画面生成手段47は、過去の測定結果を経過データとして経時的(時系列)に表示させるような画面を生成する。これにより、肌状態の経時的な変化や今後の肌状態の予想を高精度に行うことができる。
なお、表示画面生成手段47は、表示された結果から評価したい領域を入力手段41等によりカウンセラー等に選択させて、選択された領域におけるRGB値やHLS値等を解析手段46により解析させて再表示することもできる。
例えば、シミの解析の場合は、まず、画像の中から解析領域が設定されることで、その領域内のR値(赤)、G値(緑)、B値(青)、H値(色相)、L値(明度)、S値(彩度)を測定し、その内容を過去の測定結果と共に表示することで、色の変化や明るさの変化を把握することができ、シミの評価を高精度に行うことができる。なお、表示画面生成手段47により得られる出力画面例については後述する。
また、制御手段48は、肌状態解析装置12の各構成部全体の制御を行う。具体的には、例えば入力手段41からの指示等に基づいて、肌観察装置11からのメンバー情報や測定内容等の各種情報を送受信手段44から受信させ、蓄積手段45に各種情報を蓄積させ、また測定内容の解析や、表示出力等の各処理の制御を行う。
ここで、上述した肌状態解析装置12は、上述した機能を有する専用の装置構成により制御を行うこともできるが、各機能をコンピュータに実行させることができる実行プログラムを生成し、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ、サーバ等にその実行プログラムをインストールすることにより、本発明における肌状態解析処理を実現することができる。
<ハードウェア構成>
ここで、本発明における肌状態解析が実現可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図4は、本発明における肌状態解析が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
図4におけるコンピュータ本体には、入力装置51と、出力装置52と、ドライブ装置53と、補助記憶装置54と、メモリ装置55と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)56と、ネットワーク接続装置57とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置51は、ユーザが操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有しており、ユーザからのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。出力装置52は、本発明における処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するモニタを有し、CPU56が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。
ここで、本発明において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体58等により提供される。プログラムを記録した記録媒体58は、ドライブ装置53にセット可能であり、記録媒体58に含まれる実行プログラムが、記録媒体58からドライブ装置53を介して補助記憶装置54にインストールされる。
補助記憶装置54は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。
CPU56は、OS(Operating System)等の制御プログラム、及びメモリ装置55により読み出され格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して、肌状態解析等における各処理を実現することができる。プログラムの実行中に必要な肌測定結果等の各種情報等は、補助記憶装置54から取得することができ、また実行結果等を格納することもできる。
ネットワーク接続装置57は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワーク13に接続されている他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の端末等に提供することができる。上述したようなハードウェア構成により、本発明における肌状態解析処理を実行することができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のパーソナルコンピュータ等で本発明における肌画像の解析を容易に実現することができる。次に、肌状態解析処理の具体的な内容について説明する。
<肌状態解析処理手順>
次に、本発明における肌状態解析システムの処理手順の一例についてフローチャートを用いて説明する。図5は、本発明における肌状態解析処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示すフローチャートは、上述した肌観察装置11及び肌状態解析装置12における肌状態解析システムについての処理手順である。
図5に示すフローチャートでは、まず肌解析を行うにあたり、被験者がメンバー登録されているか否かを判断する(S01)。ここで、メンバー登録されていない場合(S01において、NO)、メンバーの登録を行う(S02)。なお、登録されるメンバー情報としては、上述したメンバー管理手段23で示したように、各測定内容を識別するための「カルテNo.」や、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「測定部位」、「メモ(備考)」等がある。また、登録されるメンバー情報は、本発明においては特に制限されることはなく、例えば「生年月日」の変わりに「年代」を登録するような設定にしてもよい。
また、S01の処理において、メンバーが登録されているか否かを判断する場合は、蓄積手段に蓄積されている情報から「カルテNo.」や「氏名」等を用いて検索することで、メンバーの登録の有無を確認することができる。
また、S02の処理によるメンバーの登録後、又はメンバー情報が既に登録されている場合(S01において、YES)、測定内容の設定を行う(S03)。具体的には、上述したように、皮膚のキメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量の測定のうち少なくとも1つが設定された情報を取得する。
次に、S03の処理において、取得した測定内容に基づく測定を行う(S04)。なお、測定手法は、上述した肌観察装置11で示した測定を実施する。なお、測定する際には、測定日時を取得しておき、その日時情報とメンバー情報と共に測定結果を蓄積する(S05)。日時情報と共に蓄積することで、後述する評価処理において、メンバーの測定結果を経時的に表示することができる。これにより、肌状態の多角的な解析、評価を実現することができる。
次に、測定された結果に基づいて、皮膚のキメ・毛穴、シミ、肌色のうち、少なくとも1つの解析を行い(S06)、その解析結果や測定結果の画像を所定の条件に基づき表示画面を生成(S07)する。また、S07の処理において、生成された画面をディスプレイ等の出力手段により表示して医師や被験者に提示する(S08)。また、解析結果や評価結果を蓄積し(S09)、処理を終了する。なお、上述したS01〜S09の処理において、S01〜S05を肌観察処理とし、S06〜S09を肌状態解析処理として、別プログラムとして個々の装置にインストールされてもよく、同一の装置にインストールされてもよい。つまり、肌の測定のみを行う場合には、S01〜S05までの処理を実行すればよく、測定結果が既に登録されている場合にはS06〜S09までの処理を行えばよい。
上述したように、本発明における肌状態解析処理により、結果値の算出や撮影画像の観察だけでなく、年代分布や経時分布の結果等の肌状態の多角的な解析を高精度に行うことができる。
<表示画面例>
次に、本発明における表示画面例について、図を用いて説明する。なお、以下に示す画面例は、例えばメインメニュー等を設けてその情報から選択することができる。また、各画面における表示項目の種類や表示レイアウトにおいては、本発明においては限定されるものではない。
<メンバー管理画面>
図6は、メンバー管理画面の一例を示す図である。図6に示すメンバー管理画面60は、メンバー選択領域61と、メンバー一覧表示領域62と、備考内容表示領域63とを有するよう構成されている。メンバー選択領域61には、「カルテNo.」、「氏名」、「性別」、「生年月日」、「測定部位」、「前回測定日」等の入力を行うことができる。また、メンバー選択領域には、「検索ボタン」、「クリアボタン」、「測定・解析ボタン」、「新規登録ボタン」、「修正ボタン」、「入れ替えボタン」等が設けられている。
まず、被験者のメンバー情報が含まれているかを確認する場合、例えば図6に示す「カルテNo.」や「氏名」等を入力して「検索ボタン」を選択(クリック)する。もし登録されていれば、他の項目(「性別」、「生年月日」、「測定部位」、「前回測定日」等)が表示されるため、メンバー登録の有無を確認することができる。なお、「クリアボタン」は、検索の際、入力された「カルテNo.」や「氏名」のデータをクリアにする。また、「測定・解析ボタン」は実際に肌の測定を行う場合に選択する。
また、上述したような検索をした結果、被験者がメンバー登録されていない場合、又は検索の結果、該当するメンバー情報がなかった場合には、その旨を示すメッセージを表示される。その場合には、例えば、上述した「カルテNo.」、「氏名」、「性別」、「生年月日」、「測定部位」、「前回測定日」、及び備考内容表示領域63に備考内容等を入力した後、新規登録を行うことで、メンバーとして新たに登録され、メンバー一覧表示領域62に登録されたメンバー情報が表示される。なお、登録されたメンバー情報は、所定の項目を変更した後、「修正ボタン」を選択することで、メンバー情報を変更することができる。
なお、「入れ替えボタン」は、登録したメンバーが前回測定してからしばらくの間、診断に来なかった場合等に、蓄積手段に蓄積されているそのメンバーの情報をCD−ROMやDVD等に移し替えるためのボタンである。また、メンバー管理画面60は、メンバーの登録数を表示する登録数表示領域64を設けていてもよく、またメインメニュー等があれば、メインメニューに戻るためのメインメニューボタン65を設けていてもよい。
<測定履歴一覧表示画面>
図7は、測定履歴一覧表示画面の一例を示す図である。図7に示す測定履歴一覧表示画面70は、メンバー情報表示領域71と、測定履歴表示領域72とを有するよう構成されている。メンバー情報表示領域71は、その測定履歴に対応するメンバーの情報(「カルテNo.」、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「測定部位」等)が表示される。また、測定履歴表示領域72には、測定日時に基づいて番号が付与された「履歴番号」及び「測定日」に対応させて、キメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂の各測定のうち、実施した測定内容に「●」が表示される。これにより、いつどの測定を行ったかを容易に把握することができ、今回の測定内容の設定を履歴情報を参考に正確に行うことができる。なお、蓄積されるメンバー毎の履歴数については、特に限定されないが、所定数(例えば、最大12履歴等)を設定してもよい。
<総合結果表示画面>
図8は、総合結果表示画面の一例を示す図である。ここで、図8に示す総合結果表示画面80は、測定したキメ・毛穴(Skin Texture)、シミ(Brown Spots)、肌色(Skin Tone)、皮脂量(Sebum)の各解析結果を表示するものである。具体的には、例えば総合結果表示画面80は、メンバー情報表示領域81と、キメ・毛穴解析結果表示領域82と、シミ解析結果表示領域83と、肌色解析結果表示領域84と、皮脂解析結果表示領域85を有するよう構成されている。メンバー情報表示領域には、「結果表示日」、「カルテNo.」、「氏名」、「測定日」、「備考」、「測定部位」等が表示されている。また、キメ・毛穴解析結果表示領域82には、キメ・毛穴の測定画像と、キメの細かさ、キメの幅、キメの形状、キメの大きさ等が表示される。
また、シミ解析結果表示領域83には、シミ部分の測定画像(局部画像又は局部拡大画像等)が表示される。また、肌色解析結果表示領域84には、明度及び色相に対応させた測定結果やメラニン量、ヘモグロビン量がグラフ化されて表示される。更に、皮脂解析結果表示領域85には、皮脂量が数値及び/又はグラフ化されて表示される。ここで、総合結果表示画面80は、その測定日における測定項目で、測定していない項目がある場合、その項目は空欄で表示される。
また、総合結果表示画面80には、タブ86が設けられている。具体的には、総合結果タブ86−1と、キメ・毛穴(Skin Texture)タブ86−2、シミ(Brown Spots)タブ86−3、肌色(Skin Tone)タブ86−4、皮脂量(Sebum)タブ86−5を設けており、各タブを選択することにより、それぞれの測定、解析結果に対応する詳細情報が表示される。また、総合結果表示画面80には、図7に示すような測定履歴一覧表示画面70に画面を遷移させる測定履歴選択画面ボタンやメインメニューに画面を遷移させるメインメニューボタン等が設けられていてもよい。
<キメ・毛穴表示画面>
図9は、キメ・毛穴表示画面の一例を示す図である。図9に示すキメ・毛穴表示画面90は、測定日選択部91と、画像表示領域92と、解析結果表示領域93と、各解析結果に対応した年齢分布表示領域94−1〜94−4とを有するよう構成されている。測定日選択部91は、コンボボックス等からなり、今回の測定分も含めて今まで測定した履歴の中から所望する測定日の結果に基づくキメ・毛穴解析結果を選択することができる。
測定選択部91により測定日が設定されると、対応する測定画像が画像表示領域92に表示されると共に、キメの細かさ、キメの鮮明さ、キメの形状、毛穴の大きさを解析し数値化された解析結果を解析結果表示領域93に表示する。
更に、キメ・毛穴年齢分布表示画面90は、キメの細かさ、キメの鮮明さ、キメの形状、毛穴の大きさのそれぞれに対して、被験者の年齢に対応する解析結果を年齢分布表示領域94−1〜94−4に対応させて表示する。なお、年齢分布表示領域94−1〜94−4の横軸は年齢を示し縦軸はそれぞれ対応する評価の値を示している。ここで、年齢分布表示領域94−1〜94−4には、それぞれ評価結果を分類する少なくとも1つの評価範囲を示すゾーンが表示されている。このゾーンは、予め蓄積された年齢別の評価結果に基づいて、設定された評価結果の範囲を示すものであり、例えば、「良好ゾーン」、「普通ゾーン」、「あと一歩ゾーン」、「頑張りましょうゾーン」、「赤みゾーン」、「黄みゾーン」等に所定の分類で分類分けされて表示されている。したがって、被験者が同年代と比較してどの状態にあるかを正確に把握することができる。
なお、このゾーンは色分けされて表示されてもよく、斜線や網線等により表示されていてもよい。また、ゾーンの設定には、所定の関数等を用いて設定することが好ましい。これにより、高精度なゾーンの設定を行うことができる。例えば、このゾーンの設定として各年代毎の67%の人がいる平均値±標準偏差のゾーンと、95%の人が存在する平均値±1.95×標準偏差のゾーンを分けて表示することができる。
なお、キメ・毛穴年齢分布表示画面90は、戻るボタン95や次へボタン96を設けることにより、タブ86−1〜86−5を選択することなく、タブ86−1〜86−5に示される各解析結果表示画面に遷移させることができる。
<キメ・毛穴表示画面:他の例>
また、図10は、キメ・毛穴経過表示画面の他の例を示す図である。図10に示すように、年齢分布表示領域94−1〜94−4の代わりに、測定経過表示領域97−1〜97−4を設けることにより、他の履歴情報も閲覧することができる。ここで、測定経過表示領域の横軸は日付を示し、縦軸は各解析結果の値に対応して設定されている。また、図10に示す横軸の日付のメモリ幅は、測定回数で均等な幅に区切って示しているが、本発明においては、この限りではなく、日付基準に幅を設定することで、測定していない日における肌の状態をその前後の測定日に測定した結果から推定することができる。これにより、いままでの肌の経時的な状態や、今後の予想を高精度に行うことができる。なお、画面の表示例としてはこの限りではなく、例えば、年齢分布表示領域94と測定経過表示領域97とを両方1画面上に表示させてもよい。
<シミ表示画面>
図11は、シミ表示画面の一例を示す図である。図11に示すシミ表示画面100は、測定日選択部101と、画像表示領域102と、RGB値表示部103と、HLS値表示部104とを有するよう構成されている。ここで、画像表示領域102のうち、シミがある等、所定の位置を選択することにより、その部分を中心とした所定の径の正円領域105に対するRGB値及びHLS値がそれぞれRGB値表示部103及びHLS値表示部104に表示される。なお、上述した領域は正円に限定されず、楕円や多角形でもよい。
なお、シミ表示画面100は、測定履歴の中から複数の評価結果を表示することができる。これにより、シミの経時的な評価を1つの画面で行うことができる。
<肌色表示画面>
図12は、肌色表示画面の一例を示す図である。図12に示す肌色表示画面110は、
測定日選択部111と、明度・色相相関表示領域112と、解析結果表示領域113と、各解析結果に対応した年齢分布表示領域114−1〜114−4とを有するよう構成されている。測定日選択部111は、コンボボックス等からなり、今まで測定した履歴の中から所望する測定日の結果に基づく肌色解析結果を選択する。
測定選択部111により測定日が設定されると、対応する明度・色相相関関係に対して明度・色相相関表示領域112に表示される。なお、明度・色相相関表示領域112には、明度及び色相の相関関係が良好とされる良好領域115が色分け又は斜線等により区別されて表示されているため、被験者の解析結果116がどの位置に属するかを正確に把握することができる。また、色相(YR)、明度、メラニン、ヘモグロビンのそれぞれの評価結果が解析結果表示領域113に表示される。
更に、肌色表示画面110は、色相、明度、メラニン、ヘモグロビンのそれぞれの評価結果に対して、被験者の年齢に対応する評価結果116を年齢分布表示領域114−1〜114−4に対応させて表示する。なお、年齢分布表示領域114−1〜114−4の横軸は年齢を示し縦軸はそれぞれ対応する評価結果の値を示している。ここで、年齢分布表示領域114−1〜114−4には、上述したように、それぞれ評価結果を分類するゾーンが表示されている。したがって、被験者が同年代と比較してどの状態にあるかを正確に把握することができる。
また、図13は、肌色表示画面の他の例を示す図である。図13に示すように、測定日選択部111及び解析結果表示領域113を履歴情報に基づいて複数(2以上)設け、それぞれの評価結果116−1,116−2を明度・色相相関表示領域112に表示させてもよい。更に、メラニン・ヘモグロビンの相関表示領域117を設けてもよく、そのメラニン・ヘモグロビンの相関表示領域117にそれぞれの評価結果116−1、116−2を表示させてもよい。なお、これらの評価結果は、色分け又は斜線等により区別されて表示される。これにより、経時的な肌色評価を行うことができる。
<皮脂量表示画面>
図14は、皮脂量表示画面の一例を示す図である。図14に示す皮脂量表示画面120は、少なくとも1つの測定日を選択する測定日選択部121と、皮脂量表示部122と、皮脂量表示領域123と、年齢分布表示領域124と、測定経過表示領域125とを有するように構成されている。皮脂量表示画面120に示すように、上述した年齢分布表示領域124と、測定経過表示領域125を両方同時に表示させることもできる。また、皮脂量表示領域123には、皮脂量を表示することができる。
図14に示すように、皮脂量においては、経時的な情報を表示させることで、高精度な肌診断を行うことができる。
上述した画面例は一例であり、上述した各画面における項目を組み合わせて他の画面構成を形成してもよい。これにより、経時的な情報を明確に表示させることで、高精度な肌診断を行うことができる。
上述したように、本発明によれば、肌状態の多角的な解析を高精度に行うことができる。
なお、上述した肌状態解析システムは、特に肌のキメ、毛穴、シミ、肌色、皮脂量を解析、評価するものであるが、上述したように経時的に解析、評価結果を表示する手法においては、肌のくすみやしわ、肌の弾力、色素の沈着状態等を解析してこれらの解析結果と本発明における肌状態解析結果とを組み合わせて肌状態の診断等を行ってもよい。
このように、本発明を適用することにより、例えば、医療や化粧品の販売等において、専門家に限らず、本発明における数値等で表現された解析結果や経時的に表示された内容を用いて均一的に高精度な肌診断又は美容カウンセリング等を実現することができる。また、本発明における肌状態解析の手法を被験者自らがセルフチェックを行う装置等に適用することもできる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明における肌状態解析システムの概略構成の一例を示す図である。 肌観察装置の機能構成の一例を示す図である。 肌状態解析装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明における肌状態解析が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明における肌状態解析処理手順の一例を示すフローチャートである。 メンバー管理画面の一例を示す図である。 測定履歴一覧表示画面の一例を示す図である。 総合結果表示画面の一例を示す図である。 キメ・毛穴表示画面の一例を示す図である。 キメ・毛穴経過表示画面の他の例を示す図である。 シミ表示画面の一例を示す図である。 肌色表示画面の一例を示す図である。 肌色表示画面の他の例を示す図である。 皮脂量表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 肌状態解析システム
11 肌観察装置
12 肌状態解析装置
13 通信ネットワーク
21,41 入力手段
22,42 出力手段
23,43 メンバー管理手段
24,44 送受信手段
25,45 蓄積手段
26 キメ・毛穴測定手段
27 シミ測定手段
28 肌色測定手段
29 皮脂量測定手段
30,48 制御手段
46 解析手段
47 表示画面生成手段
51 入力装置
52 出力装置
53 ドライブ装置
54 補助記憶装置
55 メモリ装置
56 CPU
57 ネットワーク接続装置
58 記録媒体
60 メンバー管理画面
61 メンバー選択領域
62 メンバー一覧表示領域
63 備考内容表示領域
64 登録数表示領域
65 メインメニューボタン
70 測定履歴一覧表示画面
71,81 メンバー情報表示領域
72 測定履歴表示領域
80 総合結果表示画面
82 キメ・毛穴解析結果表示領域
83 シミ解析結果表示領域
84 肌色解析結果表示領域
85 皮脂解析結果表示領域
86 タブ
90 キメ・毛穴表示画面
91 測定日選択部
92 画像表示領域
93,113 解析結果表示領域
94,114,124 年齢分布表示領域
95 戻るボタン
96 次へボタン
97,125 測定経過表示領域
100 シミ表示画面
101,111,121 測定日選択部
102 画像表示領域
103 RGB値表示部
104 HLS値表示部
105 正円領域
110 肌色表示画面
112 明度・色相相関表示領域
115 良好領域
116 解析結果
117 メラニン・ヘモグロビンの相関表示領域
120 皮脂量表示画面
122 皮脂量表示部
123 皮脂量表示領域

Claims (12)

  1. 撮影された被験者の肌の画像を用いて肌状態の解析を行う肌状態解析方法において、
    前記画像から肌のキメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量のうち、少なくとも1つを解析する解析ステップと、
    前記画像と前記解析ステップから得られる解析結果とを前記被験者の肌の測定日時や被験者情報に対応させて蓄積する蓄積ステップと、
    前記蓄積ステップにより蓄積された前記被験者毎の前記画像や前記解析結果を表示させる画面を生成する表示画面生成ステップと、
    前記表示画面生成ステップにより生成された情報を出力する出力ステップとを有することを特徴とする肌状態解析方法。
  2. 前記表示画面生成ステップは、
    前記被験者の測定結果を予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて表示させることを特徴とする請求項1に記載の肌状態解析方法。
  3. 前記表示画面生成ステップは、
    前記年齢別分布において、肌状態を分類分けした少なくとも1つの評価範囲を設定し、設定された評価範囲と解析結果とを表示させることを特徴とする請求項2に記載の肌状態解析方法。
  4. 前記表示画面生成ステップは、
    前記被験者の最新の測定結果と前記蓄積ステップにより蓄積された過去の測定結果との中から複数の測定結果を経時的に表示させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の肌状態解析方法。
  5. 前記表示画面生成ステップは、
    表示される時間軸の時間間隔を、前記測定回数又は実際の日時に対応させて表示することを特徴とする請求項4に記載の肌状態解析方法。
  6. 撮影された被験者の肌の画像を用いて肌状態の解析を行う肌状態解析装置において、
    前記画像から肌のキメ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量のうち、少なくとも1つを解析する解析手段と、
    前記画像と前記解析手段から得られる解析結果とを前記被験者の肌の測定日時や被験者情報に対応させて蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段により蓄積された前記被験者毎の前記画像や前記解析結果を表示させる画面を生成する表示画面生成手段と、
    前記表示画面生成手段により生成された情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする肌状態解析装置。
  7. 前記表示画面生成手段は、
    前記被験者の測定結果を予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて表示させることを特徴とする請求項6に記載の肌状態解析装置。
  8. 前記表示画面生成手段は、
    前記年齢別分布において、肌状態を分類分けした少なくとも1つの評価範囲を設定し、設定された評価範囲と解析結果とを表示させることを特徴とする請求項7に記載の肌状態解析装置。
  9. 前記表示画面生成手段は、
    前記被験者の最新の測定結果と前記蓄積ステップにより蓄積された過去の測定結果との中から複数の測定結果を経時的に表示させることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の肌状態解析装置。
  10. 前記表示画面生成手段は、
    表示される時間軸の時間間隔を、前記測定回数又は実際の日時に対応させて表示することを特徴とする請求項9に記載の肌状態解析装置。
  11. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の肌状態解析方法を実行させるようにコンピュータを動作させることを特徴とする肌状態解析プログラム。
  12. 請求項11に記載の肌状態解析プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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