JP5116965B2 - 美容医療診断方法、美容医療診断システム、美容医療診断プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

美容医療診断方法、美容医療診断システム、美容医療診断プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、美容医療診断方法、美容医療診断システム、美容医療診断プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体に係り、特に、美容と医療を統合した高精度な美容医療診断サービスを提供するための美容医療診断方法、美容医療診断システム、美容医療診断プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体に関する。
従来、化粧カウンセリングや医療の分野において、皮膚の状態を解析するための様々な手法が提案されている。例えば、肌(皮膚)の小じわや毛穴、シミ等といった肌の局部の表面状態をマイクロスコープ等で撮影し、撮影した内容を解析する手法がある(例えば、特許文献1、特許文献2を参照。)。
特許文献1又は特許文献2に示される手法では、皮膚の観察部位に光を照射し、照射された局部の皮膚の画像を撮影する等の機能を有するマイクロスコープを用いて局部の画像を取得し、その取得した画像から皮膚の表面状態の解析を行うものである。
更に、予め全顔撮影装置等を用いて複数の方向から被験者の顔を同一の撮影条件で撮影し、撮影された画像データを用いて顔の診断を行う手法がある(例えば、特許文献3、特許文献4、特許文献5を参照。)。
特開2003−24283号公報 特開平7−323013号公報 特開2004−302424号公報 特開2004−41753号公報 特開2000−350702号公報
しかしながら、上述したマイクロスコープや全顔撮影装置から得られた測定結果を有効に活用して肌の診断を高精度に行い、多角的な解析・診断を行わせる手法については提案されていなかった。
また、肌測定技術を活用して化粧品アドバイスを含めたカウンセリングを行うと共に肌測定結果を美容皮膚科診療における効果の有無の判定に用いることができる一連の美容医療診断を提供するサービスについても提案されていなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、美容と医療を統合した高精度な美容医療診断サービスを提供するための美容医療診断方法、美容医療診断システム、美容医療診断プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、被験者の肌を観察する肌観察装置と、前記被験者の全顔画像を取得する全顔画像取得装置と、前記肌観察装置及び/又は全顔画像取得装置において得られた測定データから肌分析と美容皮膚科施術の案内を行う第1の診断用支援装置と、前記測定データを過去の測定結果と対応させて表示することで医師による診断を支援する第2の診断用支援装置とが通信ネットワークにより接続された美容医療診断システムを用いて美容医療診断を行うための美容医療診断方法において、前記第1の診断用支援装置の入力手段により入力された前記被験者の登録情報を前記第1の診断用支援装置の蓄積手段に登録する登録ステップと、前記登録ステップにより登録された被験者の肌画像を前記肌観察装置及び/又は前記全顔画像取得装置を用いて測定する測定ステップと、前記測定ステップにより測定された測定結果に基づいて、美容カウンセラーによる前記被験者の美肌診断を支援するための画面を生成し、生成した画面を前記第1の診断用支援装置の出力手段により表示する美肌診断用表示ステップと、前記被験者が前記美肌診断の後、医師による美容医療を行う場合には、前記測定ステップにより測定された測定結果の履歴情報を前記第2の診断用支援装置の蓄積手段に蓄積する蓄積ステップと、前記測定結果及び前記履歴情報に基づいて、前記医師による前記被験者の美容医療を支援するための画面を生成し、生成した画面を前記第2の診断用支援装置の出力手段により表示する美容医療用表示ステップとを有し、前記美肌診断用表示ステップは、前記測定結果に基づいて前記被験者の肌状態を、肌色、形態、表面状態、及び質感からなる予め設定された美しい肌の要素に対応付けて表示し、前記肌色がシミ・ソバカス及びくすみから構成され、前記形態が目もとのしわ及びほおのたるみから構成され、前記表面状態がにきびのできやすさ及び毛穴の目立ちから構成され、前記質感がきめの状態から構成され、前記測定ステップは、前記全顔画像取得装置を用いて、毛穴及びしわを解析する顔画像をフラッシュ撮影により取得し、シミ及び肌色を解析する顔画像を拡散光を用いた撮影により取得し、角栓のポルフィリンを解析する顔画像を紫外線照射下で可視光を受光して撮影することにより取得し、前記美容医療用表示ステップは、前記被験者の最新の測定結果と前記履歴情報との中から複数の測定結果を前記第2の診断用支援装置の出力手段により時系列に表示し、表示された複数の被験者画像のうち、ある1つの画像に対して設定された解析対象範囲のXY座標を基準として他の画像の全てに同一の解析対象範囲が設定されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、美容と医療を統合した高精度なサービスを提供することができる。また、複数の測定結果を時系列に表示することで状態の変化(時系列変化)を正確に把握することができる。これにより、被験者に即した多角的な診断を行うことができる。
請求項2に記載された発明は、前記美肌診断用表示ステップは、前記測定ステップにより得られた測定結果画面、前記第1の診断用支援装置の蓄積手段に予め蓄積された美肌に関する所定の項目毎の説明画面、美容施術の案内画面、施術シミュレーション画面のうち少なくとも1つを前記第1の診断用支援装置の出力手段により表示することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、被験者の測定結果に対応した適切な画面を表示することで、高精度な診断を行うことができる。
請求項3に記載された発明は、前記被験者が前記美肌診断の後、医師による美容医療を行わない場合には、前記登録ステップにおいて登録された被験者情報を削除するよう前記第1の診断用支援装置の制御手段により制御する削除ステップを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、被験者情報の外部への流出を防止(プライバシーを保護)すると共に、無駄なデータを蓄積する必要がなく、データ容量を削減することができる。
請求項4に記載された発明は、前記美容医療用表示ステップは、前記被験者の測定結果を予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて前記第2の診断用支援装置の出力手段により表示することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、被験者の測定結果を他の同年代(同世代)のデータと対比させて表示することで、被験者に即した多角的な診断を行うことができる。
請求項に記載された発明は、被験者の肌を観察する肌観察装置と、前記被験者の全顔画像を取得する全顔画像取得装置と、前記肌観察装置及び/又は全顔画像取得装置において得られた測定データから肌分析と美容皮膚科施術の案内を行う第1の診断用支援装置と、前記測定データを過去の測定結果と対応させて表示することで医師による診断を支援する第2の診断用支援装置とが通信ネットワークにより接続された美容医療診断システムにおいて、前記第1の診断用支援装置の入力手段により入力された前記被験者の登録情報を前記第1の診断用支援装置の蓄積手段に登録する登録手段と、前記登録手段により登録された被験者の肌画像を前記肌観察装置及び/又は前記全顔画像取得装置を用いて測定する測定手段と、前記測定手段により測定された測定結果に基づいて、美容カウンセラーによる前記被験者の美肌診断を支援するための画面を生成し、生成した画面を前記第1の診断用支援装置の出力手段により表示する美肌診断用表示手段と、前記被験者が前記美肌診断の後、医師による美容医療を行う場合には、前記測定手段により測定された測定結果の履歴情報を前記第2の診断用支援装置に蓄積する蓄積手段と、前記測定結果及び前記履歴情報に基づいて、前記医師による前記被験者の美容医療を支援するための画面を生成し、生成した画面を前記第2の診断用支援装置の出力手段により表示する美容医療用表示手段とを有し、前記美肌診断用表示手段は、前記測定結果に基づいて前記被験者の肌状態を、肌色、形態、表面状態、及び質感からなる予め設定された美しい肌の要素に対応付けて表示し、前記肌色がシミ・ソバカス及びくすみから構成され、前記形態が目もとのしわ及びほおのたるみから構成され、前記表面状態がにきびのできやすさ及び毛穴の目立ちから構成され、前記質感がきめの状態から構成され、前記測定手段は、前記全顔画像取得装置を用いて、毛穴及びしわを解析する顔画像をフラッシュ撮影により取得し、シミ及び肌色を解析する顔画像を拡散光を用いた撮影により取得し、角栓のポルフィリンを解析する顔画像を紫外線照射下で可視光を受光して撮影することにより取得し、前記美容医療用表示手段は、前記被験者の最新の測定結果と前記履歴情報との中から複数の測定結果を前記第2の診断用支援装置の出力手段により時系列に表示し、表示された複数の被験者画像のうち、ある1つの画像に対して設定された解析対象範囲のXY座標を基準として他の画像の全てに同一の解析対象範囲が設定されることを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、美容と医療を統合した高精度なサービスを提供することができる。また、複数の測定結果を時系列に表示することで状態の変化(時系列変化)を正確に把握することができる。これにより、被験者に即した多角的な診断を行うことができる。
請求項に記載された発明は、前記美肌診断用表示手段は、前記測定手段により得られた測定結果画面、前記第1の診断用支援装置の蓄積手段に予め蓄積された美肌に関する所定の項目毎の説明画面、美容施術の案内画面、施術シミュレーション画面のうち少なくとも1つを前記第1の診断用支援装置の出力手段により表示することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、被験者の測定結果に対応した適切な画面を表示することで、高精度な診断を行うことができる。
請求項に記載された発明は、前記被験者が前記美肌診断の後、医師による美容医療を行わない場合には、前記登録ステップにおいて登録された被験者情報を削除するよう前記第1の診断用支援装置の制御手段により制御する削除制御手段を有することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、被験者情報の外部への流出を防止(プライバシーを保護)すると共に、無駄なデータを蓄積する必要がなく、データ容量を削減することができる。
請求項に記載された発明は、前記美容医療用表示手段は、前記被験者の測定結果を予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて第2の診断用支援装置の出力手段により表示することを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、被験者の測定結果を他の同年代(同世代)のデータと対比させて表示することで、被験者に即した多角的な診断を行うことができる。
請求項に記載された発明は、請求項5乃至8の何れか1項に記載の美容医療診断システムとして機能させることを特徴とする美容医療診断プログラムである。
請求項記載の発明によれば、美容と医療を統合した高精度なサービスを提供することができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のパーソナルコンピュータ等で本発明における美容医療診断を容易に実現することができる。
請求項10に記載された発明は、請求項に記載の美容医療診断プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
請求項10記載の発明によれば、記録媒体により他の複数のコンピュータに容易に美容医療診断プログラムをインストールすることができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のパーソナルコンピュータ等で本発明における美容医療診断を容易に実現することができる。

本発明によれば、美容と医療を統合した高精度な美容医療診断サービスを提供することができる。
以下に、本発明における美容医療診断方法、美容医療診断システム、美容医療診断プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体を好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。
<システム構成>
図1は、本発明における美容医療診断システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す美容医療診断システム10は、肌観察装置11と、全顔画像取得装置12と、美肌診断用支援装置13と、ドクター診断用支援装置14と、を有するよう構成されている。また、肌観察装置11、前顔画像取得装置12、美肌診断用支援装置13、及びドクター診断用支援装置14は、インターネットやLAN(Local Area Network)等に代表される通信ネットワーク15によりデータの送受信が可能な状態で接続されている。
肌観察装置11は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラ等を用いて被験者の撮像等を行い、被験者の肌局部等の画像又は所定の大きさに拡大した拡大画像等を取得する。なお、本発明において顔や肌を撮影するための手法としては、皮膚拡大マイクロスコープであるSMA(Skin Micro Analyzer)を用いることができる。なお、マイクロスコープに関しては、例えば上述した特許文献1(特開2003−24283号公報)に示されている皮膚表面状態観察装置を用いることができるが、本発明においてはこれに限定されない。
また、肌観察装置11は、きめ、毛穴、シミ、肌色、皮脂量のうち、少なくとも1つの情報を測定する。また、肌観察装置11は、撮影した画像等の測定結果の各情報を通信ネットワーク15を介して美肌診断用支援装置13やドクター診断用支援装置14に送信する。
また、全顔画像取得装置12は、例えばCCDカメラ等を用いて所定の照明条件に基づき被験者の全顔をカメラ位置に対して少なくとも1つの角度から撮影し、撮影したデジタル画像を取得する。なお、本発明において顔や肌を撮影するための手法としては、例えば、SIA(Skin Image Analyzer)のような全顔画像計測システムを用いることができ、また上述した特許文献3(特開2004−302424号公報)に示されている撮影装置等を用いることもできるが、本発明においてはこれに限定されない。
また、全顔画像取得装置12は、毛穴、角栓のポルフィリン、しわ、シミ、肌色(例えばメラニン濃度等)のうち、少なくとも1つの解析を行うために画像を撮影する。具体的には、毛穴及びしわを解析する場合には、フラッシュ撮影により顔画像を取得し、またシミ及び肌色を解析する場合には、拡散光を用いた撮影により顔画像を取得する。更に角栓のポルフィリンを解析する場合には、紫外線照射下で可視光を受光して撮影することにより、画像を取得する。
また、全顔画像取得装置12は、撮影した画像等の測定結果の各情報を通信ネットワーク15を介して美肌診断用支援装置13やドクター診断用支援装置14に送信する。
美肌診断用支援装置13は、肌観察装置11及び/又は全顔画像取得装置12において得られた測定データ等に基づいて、肌の測定結果を表示し、肌分析、美容皮膚科施術の案内等を行う。
具体的には、美肌診断用支援装置13は、肌観察装置11及び/又は全顔画像取得装置12から得られた被験者の測定データから美肌総合評価画面、肌評価の個別結果画面、説明画面および案内画面を表示装置に適宜表示することで、理想の肌から見た現状の肌状態の評価、美容皮膚科診療の紹介および美容皮膚科施術後のシミュレーション等を行うことができる。
ここで、美肌診断用支援装置13を用いて説明及び美容指導等をした結果、具体的に肌の経時的な治療を行う場合には、測定や解析したデータをドクター診断用支援装置14に送信する。
ドクター診断用支援装置14は、美肌診断用支援装置13から得られた測定データや解析データを蓄積する。また、ドクター診断用支援装置14は、被験者の診断毎に肌観察装置11及び/又は全顔画像取得装置12に測定された測定データを通信ネットワークを介して受信し、蓄積する。ドクター診断用支援装置14は、蓄積された測定データに基づいて過去の測定結果との中から複数の測定結果を経時的に表示させたり、予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて表示させることにより診断を多角的でより高精度に行うことができる。
なお、図1に示すシステム構成は、概略的に肌観察装置11や全顔画像取得装置12、美肌診断用支援装置13、ドクター診断用支援装置14をそれぞれ1台有する構成となっているが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば各装置を複数台有するよう構成されていてもよい。また、肌観察装置11や全顔画像取得装置12における被験者の肌を撮像するための各構成を美肌診断用支援装置13やドクター診断用支援装置14内に設けてもよい。美肌診断用支援装置13及びドクター診断用支援装置14の各構成を1つの装置に設けてもよい。
なお、図1に示すような美容医療診断システム10においては、美肌診断用支援装置13における処理は美容カウンセラー等が行い、ドクター診断用支援装置14における処理は実際の肌の診断及び施術を行う医師等が行う。また、美容医療診断システム10は、美容クリニックとしてサービス提供することもできる。この場合には、例えば肌観察装置11や全顔画像取得装置12による肌測定は肌測定室で行われ、美肌診断用支援装置13による美容カウンセリングはカウンセリング室で行われ、ドクター診断用支援装置14による美容医療は診察室で行われる。
<装置構成>
ここで、上述した美肌診断用支援装置13及びドクター診断用支援装置14における装置構成例について説明する。美肌診断用支援装置13及びドクター診断用支援装置14は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ、サーバ等を用い、本発明に係る各処理をコンピュータに実行させることができる実行プログラム(美容医療診断プログラム)をインストールすることにより、本発明における美容医療診断処理を実現することができる。
図2は、本発明における美容医療診断が実現可能な装置構成の一例を示す図である。なお、図2は、美肌診断用支援装置13及びドクター診断用支援装置14のそれぞれに適用される。
図2は、入力装置21と、出力装置22と、ドライブ装置23と、補助記憶装置24と、メモリ装置25と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)26と、ネットワーク接続装置27とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置21は、ユーザが操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有しており、ユーザからのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。出力装置22は、本発明における処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、CPU26が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。また、出力装置22は、プリンタ等の機能を有していてもよく、その場合には、測定結果や解析結果、シミュレーション結果等、取得可能な各種情報を紙等の印刷媒体に印刷して、被験者等に提供することもできる。
ここで、本発明において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体28等により提供される。プログラムを記録した記録媒体28は、ドライブ装置23にセット可能であり、記録媒体28に含まれる実行プログラムが、記録媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。なお、記録媒体28としては、CD−ROM以外でも、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、補助記憶装置24は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム、測定結果等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。
CPU26は、OS(Operating System)等の制御プログラム、及びメモリ装置25により読み出され格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して、美容医療診断等における後述する各処理を実現することができる。なお、CPU26は、プログラムの実行中に必要な肌測定結果等の各種情報等を、補助記憶装置24から取得することができ、またプログラムにより実行された結果等を補助記憶装置24に格納することができる。
ネットワーク接続装置27は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワーク15に接続されている他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の端末等に提供することができる。また、ネットワーク接続装置27により肌観察装置11や全顔画像取得装置12等から測定データ、被験者のメンバー情報等を取得することができる。
上述したような装置構成により、本発明における美容医療診断処理を実行することができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のパーソナルコンピュータ等で本発明における美容医療診断処理を容易に実現することができる。
<美容医療診断処理手順>
次に、一例として上述した美容医療診断システムを適用した美容クリニック等による美肌診断用支援装置13及びドクター診断用支援装置14等を用いた美容医療診断処理について説明する。図3は、本発明における美容医療診断システムの処理手順の一例を示す簡略フローチャートである。
図3において、本実施形態における美容医療診断処理では、まず被験者が1回目のクリニックに来院した場合、美肌診断用支援装置13による美肌診断を行う(S01)。具体的には、後述するような各種測定を行った後、各種測定結果を美肌診断用支援装置13に表示して美容カウンセリングを行う。また、被験者が美肌診断を受けた後、美肌診断用支援装置13が次回美容医療をする旨の指示を受け付けたか否かを判断する(S02)。
ここで、次回美容医療をする旨の指示を受け付けた場合(S02において、YES)、2回目以降の来院時には、ドクター診断用支援装置14による美容医療(診断、診察、治療、カウンセリング等を含む)が行われる(S03)。
また、被験者がS01における美容カウンセリングを受けた後、又はS03における美容医療を受けた後に、次回の美容医療をする旨の指示がなかった場合(S02において、NO)、処理を終了する。
なお、上述した図3に示す美容医療診断処理手順は、美容医療を受けている際にも、被験者の要望等によりS01に示す美肌診断を行ってもよい。
次に、上述した図3に示す美容医療診断処理手順に基づく美肌診断用支援装置13及びドクター診断用支援装置14を用いた具体的な美容医療診断手順について説明する。
<美肌診断>
図4は、美肌診断の一連の処理手順の一例を示す図である。図4に示す美肌診断は、まず被験者がクリニックに来院後、メンバー登録を行う(S11)。具体的には、後述するメンバー管理画面により登録等を行う。また、被験者に問診を行う(S12)。なお、問診は用紙によるものでもよい。
次に、肌観察装置11及び全顔画像取得装置12を用いて被験者の肌の測定を行う(S13)。なお、肌測定の際には、被験者は洗顔を行っていてもよい。
ここで、本発明における肌測定について説明すると、肌観察装置11によりきめ、毛穴、シミ、肌色、皮脂量のうち、少なくとも1つの情報を測定する。きめ・毛穴の測定では、測定対象の皮膚の局部に入射した光の表面反射光を積極的に取得する光学系で撮影し、きめ・毛穴の画像データを取得する。また、シミ測定では、測定対象の皮膚の局部に入射した光の内部拡散光を積極的に取得する光学系で撮影し、シミの画像データを取得する。また、肌色測定では、測定対象の皮膚の局部に入射した光に対して取得できる全ての光を取得する光学系で撮影し、肌色の画像データを取得する。また、皮脂量の測定では、例えばリピットマーカーを測定部位に一定時間押し当て、その押し当てたリピットマーカーを撮影することで、皮脂量の測定を行う。
また、全顔画像取得装置12により、毛穴、角栓のポルフィリン、しわ、シミ、肌色(例えばメラニン量等)のうち、少なくとも1つの解析を行うために被験者の顔画像を撮影する。具体的には、全顔画像取得装置12は、毛穴解析用として正面顔のフラッシュ撮影により画像を取得し、ポルフィリン解析用に紫外線撮影により画像を取得する。また、しわ解析用に左右の側面顔のフラッシュ撮影により画像を取得し、シミ、肌色解析用に左右顔の側面の拡散光撮影により画像を取得する。
なお、毛穴としわ解析に必要となる画像は、それぞれフラッシュ撮影により取得した画像を用いている。ここで、毛穴は鼻、しわは目尻と解析する場所が異なるため、各解析のためにそれぞれ撮影してもよいが、例えば眉間のしわを解析する場合には、毛穴解析に用いている正面のフラッシュ撮影の画像を用いて解析することもできる。
なお、全顔画像取得装置12は、顔の正面、右側面、左側面の3方向から少なくとも1方向を選択することができ、また照明はフラッシュ撮影、拡散光による撮影、紫外線による撮影の中から選択することができる。
したがって、S12の問診等により被験者毎にどの肌測定を行うかが選択されれば、その内容に基づいて選択された肌測定を行うことができる。肌観察装置11及び全顔画像取得装置12を用いて測定された測定データやメンバー情報等の各種情報は、美肌診断用支援装置13に送信される。美肌診断用支援装置13は、各種情報を被験者の肌の測定日時に対応させて補助記憶装置等に蓄積する。
次に、S13にて測定した結果に基づいて、測定結果を美肌診断用支援装置13に表示し、被験者に確認させる(S14)。具体的には、測定データから予め設定された項目の値を取得し、項目の値を利用して肌の要素のグラフ化を行い、美肌総合評価画面等によりイメージを作成して画面に表示する。なお、上述した項目とは、例えば「肌色」、「形態」、「表面状態」、「質感」等である。また、表示画面例については後述する。
次に、表示された画面に基づいて美容カウンセラーによる診察(S15)、及びカウンセリング(S16)を行う。更に、測定結果や診察、カウンセリング結果に基づいて、例えばお勧めの美容皮膚科等における施術等を案内(紹介)する(S17)。なお、施術の案内は、美肌診断用支援装置13が表示する施術案内画面を用いて行うことができる。
なお、上述した施術の内容としては、ケミカルピーリング、イオン導入、コラーゲン・ヒアルロン酸注入、ボトックス注射、シミ取りレーザー、脱毛レーザー、レーザーフェイシャル、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、ジェントルレーズ、炭酸ガスレーザー等から選択することができるが、施術の種類についてはこれに限定されない。
また、美容カウンセラー等によりこれらの施術を行うことによる肌状態の変化(施術前後の変化等)をシミュレーションとして画面に表示させる(S18)。これにより、被験者は、施術の効果をイメージとして容易に把握することができる。
なお、本実施例における美容カウンセリングは、実際に上述の施術の中から診察やカウンセリング結果等により選択される簡単な美容施術を被験者に行うこともできる(S19)。具体的には、例えばVCIP(ビタミンCイオントフォレーシス)施術等を行うことができる。
次に、この時点で被験者は次回以降の美容医療を行うか否かを判断し(S20)、美容医療を行う場合(S20において、YES)、その旨の情報が美肌診断用支援装置13に登録されると共に、次回の施術内容の選択を行う(S21)。
S21の処理が終了後、又は次回美容医療を行わない場合(S20において、NO)、美容カウンセラーが被験者に美容に関する指導を行い(S22)、更に被験者にメークを行った後(S23)、会計を行う(S24)。
なお、S23におけるメークは、被験者自らが行ってもよく、またメークの際には、美容カウンセラーが被験者の肌に適した化粧品のアドバイスを行うこともできる。また、S24の会計時においては、上述した美肌に関する資料や簡単な美容における化粧品のトライアルセット等を被験者に提供してもよい。これにより、被験者に対して付加価値の高いサービスを提供することができる。
ここで、被験者がS20の処理において、次回美容医療を選択したか否かを判断し(S25)、次回美容医療を行う場合(S25において、YES)、クリニックへの来院の予約を行い(S26)、このクリニックを今後利用しない等、次回美容医療を行わない場合(S25において、NO)、メンバー情報を肌の測定データと共に削除する(S27)。なお、S27におけるメンバー情報等の削除は、S20において、次回美容医療を行わない場合(S20において、NO)に行ってもよい。
ここで、本実施例では、被験者のクリニックへの来院が2回目以降の場合は、上述したように主にドクター診断用支援装置14において肌の診断等が行われる。そのため、美肌診断用支援装置13は、蓄積されたメンバー情報や測定データ、測定日時等をドクター診断用支援装置14に送信する。ドクター診断用支援装置14は美肌診断用支援装置13から取得した情報を補助記憶装置等に蓄積しておく。
<美肌診断用支援装置13に表示される画面例>
ここで、美肌診断用支援装置13に表示される画面例について、図を用いて説明する。なお、以下に示す画面例は、例えばメインメニュー等を設けてその情報から選択することができる。また、各画面における表示領域の位置関係やレイアウトにおいては、本発明においては特に限定されるものではない。
<メンバー管理画面(S11,S27)>
図5は、メンバー管理画面の一例を示す図である。図5に示すメンバー管理画面30は、メンバー選択領域31と、メンバー一覧表示領域32とを有するよう構成されている。メンバー選択領域31には、「カルテNo.」、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「測定部位」、「前回測定日」等の入力を行うことができる。また、メンバー選択領域31には、備考記入領域33が設けられている。更に、メンバー選択領域31には、「検索」ボタン、「クリア」ボタン、「解析」ボタン等が設けられている。
まず、被験者のメンバー情報が含まれているかを確認する場合、例えば図5に示す「カルテNo.」や「氏名」等を入力して「検索」ボタンを選択(クリック)する。もし登録されていれば、他の項目(「性別」、「生年月日」、「測定部位」、「前回測定日」等)が表示されるため、メンバー登録の有無を確認することができる。
また、「クリア」ボタンは、検索の際入力された「カルテNo.」や「氏名」のデータをクリアにしたり、上述したS27の処理において、既に登録されたメンバー情報から選択された特定のメンバー情報を測定データと共に削除する場合に選択する。また、「解析」ボタンは、実際に被験者の肌測定を行う場合等に選択する。
また、上述したような検索をした結果、被験者がメンバー登録されていない場合、又は検索の結果該当するメンバー情報がなかった場合には、その旨を示すメッセージを表示する。また、メンバー情報が存在しない場合には、メンバー登録を行う。その場合には、例えば、上述した「カルテNo.」、「氏名」、「性別」、「生年月日」、「測定部位」、「前回測定日」、及び備考内容表示領域33に備考内容等を必要に応じて入力した後、新規登録を行うことで、メンバーとして登録されメンバー一覧表示領域32に登録されたメンバー情報が表示される。また、メンバー管理画面30は、メンバーの登録数を表示する登録数表示領域34を設けていてもよく、また、メインメニュー等があれば、メインメニューに戻るための「メインメニュー」ボタン35を設けていてもよい。
<美肌総合評価画面(S14)>
図6は、美肌総合評価画面の一例を示す図である。図6に示す美肌総合評価画面40は、被験者の肌状態を「美しい肌の要素(肌色、形態、表面状態および質感)」で表している。また、図6に示す美肌総合評価画面40は、左側に要素「色(肌色)」、「形(形態)」、「面(表面状態)」から見た肌状態の評価結果を表し、右側に要素「質(質感)」から見た肌状態の評価結果を表している。
美肌総合評価画面40では、要素「色」が項目「シミ・ソバカス」及び「くすみ(透明感)」から構成され、要素「形」が項目「目もとのしわ」及び「ほおのたるみ」から構成され、要素「面」が項目「にきびのできやすさ」及び「毛穴の目立ち」から構成され、要素「質」が項目「きめの状態(きめの整い度、皮脂量等)」から構成される。
要素「色」、「形」、「面」から見た肌状態の評価結果は、放射線状に並べられた6本の軸に要素「色」、「形」、「面」を表す各項目を割り当て、各項目の値を表す軸上の位置と6本の軸の接続点とを囲んだ部分の面積により表される。
例えば、要素「色」から見た肌状態の評価結果は、項目「シミ・ソバカス」、「くすみ」の値を表す軸上の位置と6本の軸の接続点とを囲んだ部分41により表されている。また、要素「形」から見た肌状態の評価結果は、項目「目もとのしわ」及び「ほおのたるみ」の値を表す軸上の位置と6本の軸の接続点とを囲んだ部分42により表されている。また、要素「面」から見た肌状態の評価結果は、項目「にきびのできやすさ」及び「毛穴の目たち」の値を表す軸上の位置と6本の軸の接続点とを囲んだ部分43により表されている。
なお、要素「色」、「形」及び「面」を示す各領域や、要素「色」、「形」及び「面」から見た肌状態の評価結果を表す部分41〜43、文字等は、色や模様等を異ならせることで視覚的に判別させることができる。
また、図6の美肌総合評価画面40では、要素「色」、「形」及び「面」から見た肌状態の評価結果を表す部分41〜43が風車状に並べられている。肌状態の評価結果を表す部分41〜43は、現状の肌状態が理想の肌状態に近いほど、大きくなる。
ここで、美肌診断用支援装置13は、美肌総合評価画面40上の項目が選択された後で少なくとも1つのボタンを有するボタン群44のうち選択されたボタンが押下されると、被験者の測定データから各種肌評価の個別結果画面が表示されたり、画面の印刷、シミュレーション、美肌総合評価画面の終了等を行うことができる。る。これにより、より詳細な測定データを被験者に提示することができる。
ここで、図6に示すボタン群44には、一例として、「ケミカルピーリング」、「イオン導入」、「コラーゲン・ヒアルロン酸注入」、「ボトックス注射」、「シミ取りレーザー」、「脱毛レーザー」、「レーザーフェイシャル」、「炭酸ガスレーザー」、「シミュレーション」、「印刷」、「再生」、「結果」、「終了」等があるが本発明において表示されるボタンの種類やレイアウトについてはこれに限定されず、また各種ボタンの表示については、全被験者に統一の表示内容でもよく、また被験者毎に異なるボタン群の表示でもよい。
更に、上述した要素「色」、「形」、「面」の何れかを画面上で選択した場合に、美肌総合評価画面40に対応する項目のボタンのみを表示させるようにしてもよい。
ここで、「ケミカルピーリング」、「イオン導入」、「コラーゲン・ヒアルロン酸注入」、「ボトックス注射」、「シミ取りレーザー」、「脱毛レーザー」、「レーザーフェイシャル」、「炭酸ガスレーザー」の各ボタンは、それぞれの施術についての案内(紹介)をするための画面に遷移するためのボタンである。また、「シミュレーション」ボタンは、被験者に実際に施術等を行った際にどのような肌状態になるかを、顔画像等を表示して説明するための画面に遷移するボタンである。
また、「印刷」ボタンは、表示画面を印刷するボタンであり、「再生」ボタンは、上述した「くすみ」等の各項目について説明する画面に遷移するためのボタンである。更に、「結果」ボタンは、被験者の個別の各肌測定の結果を画面に遷移するためのボタンであり、「終了」ボタンは、美肌総合評価画面を終了するためのボタンである。本実施例における処理手順では、まず、図6に示す美肌総合評価画面40を基準に各画面に遷移させることができる。
<個別結果表示画面(S14,S15)>
次に、上述した美肌総合評価画面40のボタン群44に含まれる「結果」ボタンにより表示される肌測定結果の詳細画面について説明する。図7は、きめの状態を表す個別結果画面の一例を示す図である。また、図8は、くすみの状態を表す個別結果画面の一例を示す図である。
図7及び図8に示すように、美肌診断用支援装置13は、取得した測定データから項目の値及び項目に対応する画像を取得し、個別結果画面を生成して表示することで、より詳細な測定データを被験者に提示することができる。つまり、図7に示すように肌観察装置11で測定した局部画像を表示させたり、図8に示すように全顔画像取得装置12で測定した全顔画像を表示させたり、各個別結果に応じて測定結果を表示させることにより被験者によりわかりやすいカウンセリングを行うことができる。
なお、本発明における個別結果画面としては、上述した以外にも肌観察装置11及び全顔画像取得装置12で測定された画像を適所に配置して、例えば、シミ・ソバカスの状態を表す個別結果画面や、目もとのしわの状態を表す個別結果画面、ほおのたるみの状態を表す個別結果画面、にきびのできやすさの状態を表す個別結果画面、毛穴の目立ちの状態を表す個別結果画面等を生成して表示することができる。
<項目説明画面(S16)>
次に、上述した美肌総合評価画面40のボタン群44に含まれる「再生」ボタンにより表示される項目説明の詳細画面について説明する。図9は、きめの状態についての項目説明画面の一例を示す図である。なお、項目説明画面は、美肌総合評価画面40上に表示されている項目(文字)を選択しても表示することができる。
図9に示すように、肌の状態を項目毎に説明するための説明画面を作成し、説明画面を美肌診断用支援装置13の画面に表示・出力することで、美容カウンセラー等による。被験者への肌の状態の説明が容易となる。なお、説明の際には、動画表示領域51や静止画表示領域52、文字表示領域53等を設け、更に予め作成しておいた音声データと共に表示・出力する。これにより、きめ状態をより簡易でわかりやすく説明することができる。
ここで、本発明における項目説明画面はこの限りではなく、動画や静止画、文字等を画面の適所に配置し、また音声等を用いて、くすみ(透明感)の項目説明画面、シミ・ソバカスの項目説明画面、にきび(思春期のにきび、大人のにきび等)の項目説明画面、ほおのたるみの項目説明画面、毛穴の目立ちの項目説明画面、毛穴の目立ち黒ずみの項目説明画面、目もとのしわの項目説明画面、肌の赤みの項目説明画面、くまの項目説明画面等を必要に応じて選択して表示することができる。
なお、美肌診断用支援装置13は、説明画面の作成に必要なデータを自機の補助記憶装置24又は外部の記憶装置から取得する。
<施術案内画面(S17)>
次に、上述した美肌総合評価画面40のボタン群44に含まれる「ケミカルピーリング」、「イオン導入」、「コラーゲン・ヒアルロン酸注入」、「ボトックス注射」、「シミ取りレーザー」、「脱毛レーザー」、「レーザーフェイシャル」、「炭酸ガスレーザー」の各ボタンの何れかにより表示される施術案内画面について説明する。図10は、イオン導入についての施術案内画面の一例を示す図である。
図10に示すように、各施術における段階的な肌の施術方法を予め蓄積されたイメージ図や文字、音声等を美肌診断用支援装置13の画面に表示する。美容カウンセラー等が具体的な説明を行う。これにより、被験者は、施術内容及びその効果をより正確に認識することができる。
ここで、本発明における施術案内画面はこの限りではなく、イメージ図や文字等を適所に配置し、また音声等を用いて、ケミカルピーリングについての施術案内画面、コラーゲン・ヒアルロン酸注入についての施術案内画面、ボトックス注射についての施術案内画面、シミ取りレーザーについての施術案内画面、脱毛レーザーについての施術案内画面、レーザーフェイシャルについての施術案内画面、炭酸ガスレーザーについての施術案内画面を必要に応じて選択して表示することができる。
なお、美肌診断用支援装置13は、施術案内画面に表示する必要なデータを自機の補助記憶装置24又は外部の記憶装置から取得する。
<シミュレーション画面(S18)>
次に、上述した美肌総合評価画面40のボタン群44に含まれる「シミュレーション」ボタンにより表示されるシミュレーション画面について説明する。図11は、シミュレーション画面の一例を示す図である。
図11に示すシミュレーション画面60では、全顔画像取得装置12で撮影された通常光(フラッシュ)の正面、右横顔、左横顔を使用して、画像処理により施術シミュレーションを行うことができる。
具体的には、画像表示領域61に被験者の画像が表示され、また施術を行うための少なくとも1つのボタンを有するボタン郡62が画面に表示されている。ここで、図11に表示されるボタンとしては、例えば、「正面」、「右横顔」、「左横顔」、「くすみをなくす」、「しわを薄くする」、「シミを取る」、「施術前との比較」、「施術前に戻す」、「戻す」、「1つ前に戻す」等がある。
「正面」、「右横顔」、「左横顔」の各ボタンは、画像表示領域61に表示される被験者の画像を対応する所定の向きの画像に変更する。また、「くすみをなくす」ボタンは、画像表示領域61に表示される被験者の肌色を画像処理により明るくする。また、「しわを薄くする」ボタンは、画像表示領域61に表示される被験者のしわを画像処理により薄くし、「シミを取る」ボタンは、画像表示領域61に表示される被験者のシミを画像処理により取り除く。
更に、「施術前との比較」ボタンは、画像表示領域61に表示される被験者の画像を施術前の画像に切り替える。なお、施術前後の画像を両方表示させてもよい。また、「施術前に戻す」ボタンは、画像表示領域61に表示される被験者の画像を施術前の画像に戻す。
また、「戻す」ボタンは、画像表示領域61に表示される被験者の画像を、今行った施術を取り消した画像に戻す。つまり、くすみをなくす施術をした後にしわを薄くする施術を行って「戻す」ボタンを選択すると、くすみをなくした状態の画像に戻ることになる。
また、「1つ前に戻す」ボタンは、画像表示領域61に表示される被験者の画像を、直前の画像に戻す。具体的には、しわを薄くする施術を3回行った後に「1つ前に戻す」ボタンを選択すると、しわを薄くする施術を2回行った画像が表示される。
なお、本発明においてシミュレーション画面に表示されるボタンの種類はこれに限定されず、例えば各肌画像の局部を表示するためのボタンや他の施術を施すボタンを表示してもよい。
なお、美肌診断用支援装置13は、上述した画面以外にも、S21における施術選択画面や、S26における予約画面等を表示することもできる。
被験者は、上述したような美肌診断用支援装置13に表示される画面と美容カウンセラーによるカウンセリングを受けることができ、より高精度に美肌診断を受けることができる。
<美容医療>
次に、被験者におけるクリニックの2回目以降の来院時における美容医療処理手順について説明する。なお、美容医療における処理は、2回目以降の被験者の肌状態を施術前後等で経時的に評価したり、年代別の評価を行うことで、より高精度な肌状態の評価を行うことを目的としている。したがって、ドクター診断用支援装置14には、被験者毎の肌測定のデータや解析、評価結果等が測定日時と共に蓄積され、必要に応じて氏名や測定日等に対応するデータを呼び出すことができる。
図12は、美容医療の一連の処理手順の一例を示す図である。図12に示す美容医療は、まず、被験者がクリニックに来院後、2回目以降の来院であるため、上述した図5に示すようなメンバー管理画面30を用いて「カルテNo.」や「氏名」データ等からメンバー情報の検索、呼び出しを行う(S31)。なお、「カルテNo.」や「氏名」から呼び出したメンバー情報から、各被験者が今までどうような測定、肌診断等を受けてきたかを示す履歴情報をドクター診断用支援装置14の画面に表示することもできる。なお、表示画面例については後述する。
次に、過去に測定されたデータをドクター診断用支援装置14の画面に表示し、医師による問診を行う(S32)なお、問診は用紙によるものでもよい。次に、肌観察装置11及び全顔画像取得装置12を用いて上述のS13にて説明した肌の測定のうち、少なくとも1つ以上の測定を行う(S33)。また、肌観察装置11及び全顔画像取得装置12を用いて測定された測定データやメンバー情報等の各種情報は、ドクター診断用支援装置14に送信される。ドクター診断用支援装置14は、各種情報を被験者の肌の測定日時に対応させて補助記憶装置等に蓄積する。
次に、S33にて測定した結果に基づいて肌解析を行い、その解析結果をドクター診断用支援装置14の画面に表示して(S34)、診察を行う(S35)。ここで、解析内容としては、肌観察装置11から得られた各種画像データに基づいて、きめ・毛穴、シミ、肌色、皮脂量のそれぞれの測定データに対して少なくとも1つの解析を行う。また、全顔画像取得装置11から得られた各種画像データに基づいて毛穴、角栓のポルフィリン、しわ、シミ、肌色のうち少なくとも1つの解析を行う。
具体的には、ドクター診断用支援装置14は、肌観察装置11から得られる、きめ・毛穴の画像入力に対して、きめの特徴を表す「皮丘の細かさ」、「皮丘の形状」、「皮溝の鮮明さ」、「毛穴の大きさ」のうち、少なくとも1つの情報について数値化を行う。
また、ドクター診断用支援装置14は、肌観察装置11から得られる肌の画像のRGB値から、色相、明度、メラニン量、ヘモグロビン量のうち少なくとも1つを算出する。例えば、色相、明度については、一般的な手法でRGB値からHLS(H:色相、L:明度:、S:彩度)値へ変換して、H(色相)とV(明度)を算出することができる。
また、ドクター診断用支援装置14は、皮脂量の測定結果に対して、肌観察装置11から得られるリピットマーカーを肌の所定の位置に所定時間付けその後撮影されたリピットマーカーの断面画像から、付着した皮脂により変色した面積を数値化する。
また、ドクター診断用支援装置14は、毛穴解析として全顔画像取得装置12によりフラッシュ撮影された正面顔画像から解析したい領域を多角形や円形、楕円形等の形状で選択し、その選択した領域内において毛穴解析を行う。具体的には、毛穴の数と総面積を数値化し、抽出した領域を着色する。
また、ドクター診断用支援装置14は、角栓のポルフィリン解析として全顔画像取得装置12により紫外線(UV)照明下で可視光を受光して撮影された正面顔画像から解析したい領域を多角形や円形、楕円形等の形状で選択し、その選択した領域内においてポルフィリン解析を行う。具体的にはポルフィリン由来と考えられる蛍光の数と総面積を数値化し、その抽出領域を着色する。
また、ドクター診断用支援装置14は、しわ解析として全顔画像取得装置12によりフラッシュ撮影された左右の側面顔画像から解析したい領域を多角形や円形、楕円形等の形状で選択し、その選択した領域内において、しわ解析を行う。具体的にはしわの数と総面積を数値化し、抽出領域を着色する。
また、ドクター診断用支援装置14は、シミ解析として全顔画像取得装置12により拡散光撮影された左右の側面顔画像から解析したい領域を多角形や円形、楕円形等の形状で選択し、その選択した領域内において、シミ解析を行う。具体的には、シミの数とメラニン量を数値化し、抽出領域を着色する。更にドクター診断用支援装置14は、肌色(メラニン)解析として全顔画像取得装置12により拡散光撮影された左右の側面顔画像から解析したい領域を多角形や円形、楕円形等の形状で選択し、その選択した領域内において、メラニン解析を行う。具体的には、メラニン濃度を数値化し、濃度分布を着色する。
上述したような肌解析を行い、その解析結果を表示する。なお、解析結果を表示する際には、最新の測定結果と既に蓄積された過去の測定結果との中から複数の測定結果を経時的に表示させたり、被験者の測定結果を予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて表示させたりすることができる。これにより、施術前後の様子を被験者に明確に提示することができ、これらの情報を用いて高精度な美容医療を施すことができる。なお、表示画面例については後述する。
次に、上述した測定結果と医師による診察の結果、被験者の施術内容を選択し(S36)、医師による施術を行う(S37)。
なお、施術の内容としては、ケミカルピーリング、イオン導入、コラーゲン・ヒアルロン酸注入、ボトックス注射、シミ取りレーザー、脱毛レーザー、レーザーフェイシャル、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、ジェントルレーズ、炭酸ガスレーザー等から選択することができるが、施術の種類についてはこれに限定されない。
更に、施術後、被験者にメークを行った後(S38)、会計を行う(S39)。なお、S38におけるメークは、被験者自らが行ってもよく、またメークの際には、美容カウンセラーが被験者の肌に適した化粧品のアドバイスを行うこともできる。また、S39の会計時においては、上述した被験者の診断結果や簡単な美容における化粧品のトライアルセット等を被験者に提供してもよい。これにより、被験者に対して付加価値の高いサービスを提供することができる。
ここで、被験者が更に美容医療を継続することを選択したか否かを判断し(S40)、美容医療を継続する場合(S40において、YES)、クリニックへの来院の予約を行い(S41)、このクリニックを今後利用しない等、美容医療を継続しない場合(S40において、NO)、そのまま処理を終了する。なお、美容医療を継続しない場合は、その被験者のメンバー情報及び測定データ等を削除してもよい。
<ドクター診断用支援装置14に表示される画面例>
ここで、ドクター診断用支援装置14に表示される画面例について、図を用いて説明する。なお、以下に示す画面例は、例えばメインメニュー等を設けてその情報から選択することができる。また、各画面における表示領域の位置関係やレイアウトにおいては、本発明においては特に限定されるものではない。また、メンバー情報を呼び出すためのメンバー管理画面は、図5と同内容であるためここでの説明は省略する。
<測定履歴一覧表示画面(S31)>
図13は、測定履歴一覧表示画面の一例を示す図である。図13に示す測定履歴一覧表示画面70は、メンバー情報表示領域71と、測定履歴表示領域72とを有するよう構成されている。メンバー情報表示領域71は、その測定履歴に対応するメンバーの情報(「カルテNo.」、「氏名」、「生年月日」、「性別」、「測定部位」等)が表示される。また、測定履歴表示領域72には、測定日時に基づいて番号が付与された「履歴番号」及び「測定日」に対応させて、きめ・毛穴、シミ、肌色、皮脂の各測定のうち、実施した測定内容に「●」が表示される。これにより、いつどの測定を行ったかを容易に把握することができ、今回の測定内容の設定を履歴情報を参考に正確に行うことができる。なお、蓄積されるメンバー毎の履歴数については、特に限定されないが、所定数(例えば、最大12履歴等)を設定してもよい。
また、測定履歴一覧表示画面70に表示される測定履歴情報はこれに限定されず、例えば角栓、しわ等の測定可能な項目が表示される。
<総合結果表示画面(S34)>
図14は、総合結果表示画面の一例を示す図である。ここで、図14に示す総合結果表示画面80は、測定したきめ・毛穴(Skin Texture)、シミ(Brown Spots)、肌色(Skin Tone)、皮脂量(Sebum)の各解析結果を表示するものである。具体的には、例えば総合結果表示画面80は、メンバー情報表示領域81と、きめ・毛穴解析結果表示領域82と、シミ解析結果表示領域83と、肌色解析結果表示領域84と、皮脂解析結果表示領域85を有するよう構成されている。メンバー情報表示領域には、「結果表示日」、「カルテNo.」、「氏名」、「測定日」、「備考」、「測定部位」等が表示されている。また、きめ・毛穴解析結果表示領域82には、きめ・毛穴の測定画像と、きめの細かさ、きめの幅、きめの形状、きめの大きさ等が表示される。
また、シミ解析結果表示領域83には、シミ部分の測定画像(局部画像又は局部拡大画像等)が表示される。また、肌色解析結果表示領域84には、明度及び色相に対応させた測定結果やメラニン量、ヘモグロビン量がグラフ化されて表示される。更に、皮脂解析結果表示領域85には、皮脂量が数値及び/又はグラフ化されて表示される。ここで、総合結果表示画面80は、その測定日における測定項目で、測定していない項目がある場合、その項目は空欄で表示される。
また、総合結果表示画面80には、タブ86が設けられている。具体的には、総合結果タブ86−1と、きめ・毛穴(Skin Texture)タブ86−2、シミ(Brown Spots)タブ86−3、肌色(Skin Tone)タブ86−4、皮脂量(Sebum)タブ86−5を設けており、各タブを選択することにより、それぞれの測定、解析結果に対応する詳細情報が表示される。また、総合結果表示画面80には、図13に示すような測定履歴一覧表示画面70に画面を遷移させる測定履歴選択画面ボタンやメインメニューに画面を遷移させる「メインメニュー」ボタン等が設けられていてもよい。
<詳細情報表示画面(S34,S35)>
次に、上述したタブにより選択される詳細情報表示画面の例について図を用いて説明する。図15は、きめ・毛穴表示画面の一例を示す図である。図15に示すきめ・毛穴表示画面90は、測定日選択部91と、画像表示領域92と、解析結果表示領域93と、各解析結果に対応した年齢分布表示領域94−1〜94−4とを有するよう構成されている。測定日選択部91は、コンボボックス等からなり、今回の測定分も含めて今まで測定した履歴の中から所望する測定日の結果に基づくきめ・毛穴解析結果を選択することができる。
測定選択部91により測定日が設定されると、対応する測定画像が画像表示領域92に表示されると共に、きめの細かさ、きめの鮮明さ、きめの形状、毛穴の大きさを解析し数値化された解析結果を解析結果表示領域93に表示する。
更に、きめ・毛穴年齢分布表示画面90は、きめの細かさ、きめの鮮明さ、きめの形状、毛穴の大きさのそれぞれに対して、被験者の年齢に対応する解析結果を年齢分布表示領域94−1〜94−4に対応させて表示する。なお、年齢分布表示領域94−1〜94−4の横軸は年齢を示し縦軸はそれぞれ対応する評価の値を示している。ここで、年齢分布表示領域94−1〜94−4には、それぞれ評価結果を分類する少なくとも1つの評価範囲を示すゾーンが表示されている。このゾーンは、予め蓄積された年齢別の評価結果に基づいて、設定された評価結果の範囲を示すものであり、例えば、「良好ゾーン」、「普通ゾーン」、「あと一歩ゾーン」、「頑張りましょうゾーン」、「赤みゾーン」、「黄みゾーン」等に所定の分類で分類分けされて表示されている。したがって、被験者が同年代と比較してどの状態にあるかを正確に把握することができる。
なお、このゾーンは色分けされて表示されてもよく、斜線や網線等により表示されていてもよい。また、ゾーンの設定には、所定の関数等を用いて設定することが好ましい。これにより、高精度なゾーンの設定を行うことができる。例えば、このゾーンの設定として各年代毎の67%の人がいる平均値±標準偏差のゾーンと、95%の人が存在する平均値±1.95×標準偏差のゾーンを分けて表示することができる。
なお、きめ・毛穴年齢分布表示画面90は、「戻る」ボタン95や「次へ」ボタン96を設けることにより、タブ86−1〜86−5を選択することなく、タブ86−1〜86−5に示される各解析結果表示画面に遷移させることができる。
また、図16は、きめ・毛穴経過表示画面の他の例を示す図である。図16に示すように、年齢分布表示領域94−1〜94−4の代わりに、測定経過表示領域97−1〜97−4を設けることにより、他の履歴情報含めて経時的(時系列)に表示させることができる。
ここで、測定経過表示領域の横軸は日付を示し、縦軸は各解析結果の値に対応して設定されている。また、図16に示す横軸の日付のメモリ幅は、測定回数で均等な幅に区切って示しているが、本発明においては、この限りではなく、日付基準に幅を設定することで、測定していない日における肌の状態をその前後の測定日に測定した結果から推定することができる。これにより、いままでの肌の経時的な状態や、今後の予想を高精度に行うことができる。なお、画面の表示例としてはこの限りではなく、例えば、年齢分布表示領域94と測定経過表示領域97とを両方1画面上に表示させてもよい。
なお、詳細情報表示画面としてはこれに限定されず、例えばシミ、肌色、皮脂量等についての詳細情報表示画面を表示することができる。また、上述した図14〜図16は、主に肌観察装置11の測定データから得られる解析結果を示すものである。
<撮影結果一覧画面>
図17は、全顔画像取得装置により得られる撮影結果一覧画面の一例を示す図である。図17に示す撮影結果一覧画面100は、メンバー情報表示領域101と、撮影画像表示領域102とを有するよう構成されている。メンバー情報表示領域101は、表示された画像が誰のものであるかと特定するため、例えば「測定日」や「カルテNo.」、「氏名」等が表示される。
撮影画像表示領域102には、具体的に上述したように画像の撮影に関しては、正面、左顔、右顔の3方向から選択された画像が表示され、照明はフラッシュ撮影(Normal)により撮影された画像(102−1〜102−3)、拡散光(Diffuse)により撮影された画像(102−4,102−6)、紫外線(UV)により撮影された画像(102−5)の中から選択された画像が表示される。なお、撮影していない画像については、その項目は空欄で表示される。
また、撮影結果一覧画面100は、メンバー情報表示領域101にある「測定日」を設定することができ、「測定日」に以前測定した測定日を入力すれば、その当時の履歴画像を蓄積手段から抽出して表示することができる。
ここで、撮影結果一覧画面100には、タブ103が設けられている。具体的には、例えば測定一覧タブ103−1、毛穴解析タブ103−2、角栓タブ103−3、しわ(右)解析103−4、しわ(左)103−5、シミ(右)103−6、シミ(左)103−7、肌色(右)103−8、肌色(左)103−9を設けており、各タブを選択することにより、それぞれの測定、解析結果に対応する詳細情報が表示される。
<解析対象領域設定画面>
なお、本発明では、測定された画像から解析を行う際、その解析対象領域を撮影画像から部分的に選択し設定することができる。ここで、解析対象領域設定画面例について図を用いて説明する。図18は、毛穴解析領域設定画面の一例を示す図である。
図18に示す毛穴解析領域設定画面110は、まず図18(a)に示すように、今回撮影した画像と、以前測定した正面画像が複数表示される。具体的には、測定日表示領域111−1〜111−6と測定日に撮影された画像表示領域112−1〜112−6とを有するよう構成される。ここで、撮影した画像から画像のどの部分を撮影するかを選択する場合、表示された画面のうち、1つの画面を選択すると、図18(b)に示すような画面が表示される。図18(b)は、解析範囲を設定するための画面であり、解析エリア呼び出し領域113と、全・個別選択範囲設定領域114と、選択画面表示領域115が設けられている。
ここで、解析範囲を設定する場合、マウスやキーボード等の入力手段を用いて選択画面表示領域115に表示された顔を基準に範囲の設定を行う。なお、範囲の設定は、多角形や円形、楕円形等の種々の形で領域の設定を行うことができる。ここで、設定された様子を図18(c)に示す。図18(c)に示すように、選択画面表示領域115には、鼻周辺領域が設定されている。
ここで、解析エリア呼び出し領域113には、以前設定した解析エリアの情報が蓄積手段に登録されており、これらの登録内容から1つを選択することにより、前回の設定を画像に反映させることができる。
更に、全・個別選択範囲設定領域114には、全画像に共通して範囲選択の場合(図18において、「全選択」)と、1画像毎に個別に範囲を設定する場合(図18において、「個別選択」)があり、例えば、「全選択」を指定することにより、図18(d)に示すように、設定された解析対象範囲116のXY座標を基準として他の画像の全てに同一の解析対象範囲が設定されるようになる。これにより、容易に全画面の解析範囲を設定することができる。
なお、上述した解析対象領域の設定は、毛穴解析に限定されず、例えばしわ解析、シミ解析、肌色解析等に適用することができる。
<解析結果表示画面>
解析対象範囲の設定後、上述した図18(d)に表示される「解析」ボタン117を選択することにより、上述した手法を用いた解析が行われ解析結果が表示される。ここで、解析結果の画面例について図を用いて説明する。図19は、毛穴解析結果表示画面の一例を示す図である。図19に示す毛穴解析結果表示画面120は、測定日選択部121と、画像表示領域122、解析結果表示領域123と、測定経過表示領域124とを有するよう構成されている。
測定日選択部121は、コンボボックス等からなり、今まで測定した履歴の中から所望する測定日の画像を画像表示領域122に表示させ、更に解析対象範囲における毛穴解析の解析結果である毛穴の個数、面積を解析結果表示領域123に表示させる。
また、毛穴の個数及び面積については、測定日毎の個数の解析結果を測定経過表示領域124−1に表示する。また、測定日毎の面積の解析結果を測定経過表示領域124−2に表示する。これにより、他の履歴情報も閲覧することができる。また、上述したように年齢分布を表示してもよい。
ここで、本発明において表示される解析結果表示画面はこれに限定されず、例えば角栓の解析結果表示画面、しわ(右)の解析結果表示画面、しわ(左)の解析結果表示画面、シミ(右)の解析結果表示画面、シミ(左)の解析結果表示画面、肌色(右)の解析結果表示画面、肌色(左)の解析結果表示画面等を必要に応じて選択して表示することができる。なお、上述した図17〜図19は、主に全顔画像取得装置12の測定データから得られる解析結果を示すものである。
また、本発明における解析結果の表示画面としては、上述した以外にも肌観察装置11及び全顔画像取得装置12で測定された画像を適所に配置して適切な画面を提示することができる。
なお、ドクター診断用支援装置14は、上述した画面以外にも、S36における施術選択画面や、S41における予約画面等を表示することもできる。
被験者は、ドクター診断用支援装置14に上述したような肌状態の多角的な解析結果が表示されるため、医師等による適切な診察、施術を受けることができる。更に、施術後の効果を容易に確認することができる。これにより、高精度に美容医療を受けることができる。
上述したように、本発明によれば、美容と医療を統合した高精度な美容医療診断サービスを提供することができる。具体的には、肌の測定結果に基づいて化粧品アドバイスを含めたカウンセリングを可能とし、また肌の測定結果を診療対する効果の有無の判定に適用することができる。
なお、本発明においては、上述した美肌診断に関する美容カウンセリング側に医師が介在して診察等を行ってもよい。更に、上述した美肌診断に関する美容カウンセリング側のシステムと、美容医療に関するシステムとを別システムとして提供することもできる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明における美容医療診断システムの概略構成の一例を示す図である。 本発明における美容医療診断が実現可能な装置構成の一例を示す図である。 本発明における美容医療診断システムの処理手順の一例を示す簡略フローチャートである。 美肌診断の一連の処理手順の一例を示す図である。 メンバー管理画面の一例を示す図である。 美肌総合評価画面の一例を示す図である。 きめの状態を表す個別結果画面の一例を示す図である。 くすみの状態を表す個別結果画面の一例を示す図である。 きめの状態についての項目説明画面の一例を示す図である。 イオン導入についての施術案内画面の一例を示す図である。 シミュレーション画面の一例を示す図である。 美容医療の一連の処理手順の一例を示す図である。 測定履歴一覧表示画面の一例を示す図である。 総合結果表示画面の一例を示す図である。 きめ・毛穴表示画面の一例を示す図である。 きめ・毛穴経過表示画面の他の例を示す図である。 全顔画像取得装置により得られる撮影結果一覧画面の一例を示す図である。 毛穴解析領域設定画面の一例を示す図である。 毛穴解析結果表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 美容医療診断システム
11 肌観察装置
12 全顔画像取得装置
13 美肌診断用支援装置
14 ドクター診断用支援装置
15 通信ネットワーク
21 入力装置
22 出力装置
23 ドライブ装置
24 補助記憶装置
25 メモリ装置
26 CPU
27 ネットワーク接続装置
28 記録媒体
30 メンバー管理画面
31 メンバー選択領域
32 メンバー一覧表示領域
33 備考内容表示領域
34 登録数表示領域
35 「メインメニュー」ボタン
40 美肌総合評価画面
41〜43 部分
44,62 ボタン群
51 動画表示領域
52 静止画表示領域
53 文字表示領域
60 シミュレーション画面
61 画像表示領域
70 測定履歴一覧表示画面
71,81 メンバー情報表示領域
72 測定履歴表示領域
80 総合結果表示画面
82 きめ・毛穴解析結果表示領域
83 シミ解析結果表示領域
84 肌色解析結果表示領域
85 皮脂解析結果表示領域
86,103 タブ
90 きめ・毛穴表示画面
91,121 測定日選択部
92,112,122 画像表示領域
93,123 解析結果表示領域
94 年齢分布表示領域
95 戻るボタン
96 次へボタン
97.124 測定経過表示領域
100 撮影結果一覧画面
101 メンバー情報表示領域
102 撮影画像表示領域
110 毛穴解析領域設定画面
111 測定日表示領域
113 解析エリア呼び出し領域
114 全・個別選択範囲設定領域
115 選択画面表示領域
116 解析対象範囲
117 「解析」ボタン
120 毛穴解析結果表示画面

Claims (10)

  1. 被験者の肌を観察する肌観察装置と、前記被験者の全顔画像を取得する全顔画像取得装置と、前記肌観察装置及び/又は全顔画像取得装置において得られた測定データから肌分析と美容皮膚科施術の案内を行う第1の診断用支援装置と、前記測定データを過去の測定結果と対応させて表示することで医師による診断を支援する第2の診断用支援装置とが通信ネットワークにより接続された美容医療診断システムを用いて美容医療診断を行うための美容医療診断方法において、
    前記第1の診断用支援装置の入力手段により入力された前記被験者の登録情報を前記第1の診断用支援装置の蓄積手段に登録する登録ステップと、
    前記登録ステップにより登録された被験者の肌画像を前記肌観察装置及び/又は前記全顔画像取得装置を用いて測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにより測定された測定結果に基づいて、美容カウンセラーによる前記被験者の美肌診断を支援するための画面を生成し、生成した画面を前記第1の診断用支援装置の出力手段により表示する美肌診断用表示ステップと、
    前記被験者が前記美肌診断の後、医師による美容医療を行う場合には、前記測定ステップにより測定された測定結果の履歴情報を前記第2の診断用支援装置の蓄積手段に蓄積する蓄積ステップと、
    前記測定結果及び前記履歴情報に基づいて、前記医師による前記被験者の美容医療を支援するための画面を生成し、生成した画面を前記第2の診断用支援装置の出力手段により表示する美容医療用表示ステップとを有し、
    前記美肌診断用表示ステップは、
    前記測定結果に基づいて前記被験者の肌状態を、肌色、形態、表面状態、及び質感からなる予め設定された美しい肌の要素に対応付けて表示し、
    前記肌色がシミ・ソバカス及びくすみから構成され、前記形態が目もとのしわ及びほおのたるみから構成され、前記表面状態がにきびのできやすさ及び毛穴の目立ちから構成され、前記質感がきめの状態から構成され、
    前記測定ステップは、
    前記全顔画像取得装置を用いて、毛穴及びしわを解析する顔画像をフラッシュ撮影により取得し、シミ及び肌色を解析する顔画像を拡散光を用いた撮影により取得し、角栓のポルフィリンを解析する顔画像を紫外線照射下で可視光を受光して撮影することにより取得し、
    前記美容医療用表示ステップは、
    前記被験者の最新の測定結果と前記履歴情報との中から複数の測定結果を前記第2の診断用支援装置の出力手段により時系列に表示し、表示された複数の被験者画像のうち、ある1つの画像に対して設定された解析対象範囲のXY座標を基準として他の画像の全てに同一の解析対象範囲が設定されることを特徴とする美容医療診断方法。
  2. 前記美肌診断用表示ステップは、
    前記測定ステップにより得られた測定結果画面、前記第1の診断用支援装置の蓄積手段に予め蓄積された美肌に関する所定の項目毎の説明画面、美容施術の案内画面、施術シミュレーション画面のうち少なくとも1つを前記第1の診断用支援装置の出力手段により表示することを特徴とする請求項1に記載の美容医療診断方法。
  3. 前記被験者が前記美肌診断の後、医師による美容医療を行わない場合には、前記登録ステップにおいて登録された被験者情報を削除するよう前記第1の診断用支援装置の制御手段により制御する削除ステップを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の美容医療診断方法。
  4. 前記美容医療用表示ステップは、
    前記被験者の測定結果を予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて前記第2の診断用支援装置の出力手段により表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の美容医療診断方法。
  5. 被験者の肌を観察する肌観察装置と、前記被験者の全顔画像を取得する全顔画像取得装置と、前記肌観察装置及び/又は全顔画像取得装置において得られた測定データから肌分析と美容皮膚科施術の案内を行う第1の診断用支援装置と、前記測定データを過去の測定結果と対応させて表示することで医師による診断を支援する第2の診断用支援装置とが通信ネットワークにより接続された美容医療診断システムにおいて、
    前記第1の診断用支援装置の入力手段により入力された前記被験者の登録情報を前記第1の診断用支援装置の蓄積手段に登録する登録手段と、
    前記登録手段により登録された被験者の肌画像を前記肌観察装置及び/又は前記全顔画像取得装置を用いて測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された測定結果に基づいて、美容カウンセラーによる前記被験者の美肌診断を支援するための画面を生成し、生成した画面を前記第1の診断用支援装置の出力手段により表示する美肌診断用表示手段と、
    前記被験者が前記美肌診断の後、医師による美容医療を行う場合には、前記測定手段により測定された測定結果の履歴情報を前記第2の診断用支援装置に蓄積する蓄積手段と、
    前記測定結果及び前記履歴情報に基づいて、前記医師による前記被験者の美容医療を支援するための画面を生成し、生成した画面を前記第2の診断用支援装置の出力手段により表示する美容医療用表示手段とを有し、
    前記美肌診断用表示手段は、
    前記測定結果に基づいて前記被験者の肌状態を、肌色、形態、表面状態、及び質感からなる予め設定された美しい肌の要素に対応付けて表示し、
    前記肌色がシミ・ソバカス及びくすみから構成され、前記形態が目もとのしわ及びほおのたるみから構成され、前記表面状態がにきびのできやすさ及び毛穴の目立ちから構成され、前記質感がきめの状態から構成され、
    前記測定手段は、
    前記全顔画像取得装置を用いて、毛穴及びしわを解析する顔画像をフラッシュ撮影により取得し、シミ及び肌色を解析する顔画像を拡散光を用いた撮影により取得し、角栓のポルフィリンを解析する顔画像を紫外線照射下で可視光を受光して撮影することにより取得し、
    前記美容医療用表示手段は、
    前記被験者の最新の測定結果と前記履歴情報との中から複数の測定結果を前記第2の診断用支援装置の出力手段により時系列に表示し、表示された複数の被験者画像のうち、ある1つの画像に対して設定された解析対象範囲のXY座標を基準として他の画像の全てに同一の解析対象範囲が設定されることを特徴とする美容医療診断システム。
  6. 前記美肌診断用表示手段は、
    前記測定手段により得られた測定結果画面、前記第1の診断用支援装置の蓄積手段に予め蓄積された美肌に関する所定の項目毎の説明画面、美容施術の案内画面、施術シミュレーション画面のうち少なくとも1つを前記第1の診断用支援装置の出力手段により表示することを特徴とする請求項に記載の美容医療診断システム。
  7. 前記被験者が前記美肌診断の後、医師による美容医療を行わない場合には、前記登録ステップにおいて登録された被験者情報を削除するよう前記第1の診断用支援装置の制御手段により制御する削除制御手段を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の美容医療診断システム。
  8. 前記美容医療用表示手段は、
    前記被験者の測定結果を予め蓄積された年齢別分布における評価結果に対応付けて第2の診断用支援装置の出力手段により表示することを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の美容医療診断システム。
  9. コンピュータを、請求項5乃至8の何れか1項に記載の美容医療診断システムとして機能させることを特徴とする美容医療診断プログラム。
  10. 請求項に記載の美容医療診断プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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