JP3408524B2 - 化粧アドバイス提供方法及び化粧アドバイス提供用プログラム - Google Patents

化粧アドバイス提供方法及び化粧アドバイス提供用プログラム

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JP3408524B2
JP3408524B2 JP2001029852A JP2001029852A JP3408524B2 JP 3408524 B2 JP3408524 B2 JP 3408524B2 JP 2001029852 A JP2001029852 A JP 2001029852A JP 2001029852 A JP2001029852 A JP 2001029852A JP 3408524 B2 JP3408524 B2 JP 3408524B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧アドバイス提
供方法及び化粧アドバイス提供用プログラムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、依頼者の要望に適う化粧方法をネ
ットワークを通じて依頼者側の端末に提示する技術が、
特開2000−339331号公報にて開示されてい
る。この化粧方法提示方法は、依頼者側から送られた顔
画像データに、依頼者によって選択された化粧方法を施
して化粧顔画像を作成し、この化粧顔画像に応じた化粧
方法の手順と必要な化粧方法を提示するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、提示された
化粧方法を基に化粧を施すときは、端末の付近に鏡や化
粧道具を用意する必要があり不便であった。また、化粧
方法や必要な化粧品の提示だけでなく、実際に行った化
粧に対して評価やアドバイスを受けたいという要望があ
るものの、開示された従来技術は化粧顔画像の特徴に応
じた化粧方法の手順と化粧品を提示するだけであるの
で、この要望には対応できない問題があった。
【0004】また、肌状態の診断評価を受ける場合に
は、それを専門に診断できる美容整形外科等の診断機間
に直接、出向く必要があった。このため、場所や時間の
制約がある場合には肌診断を受けることができず、手軽
で簡単に肌診断評価を受けたいという要望もあった。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、実際に施した化粧に対する化
粧アドバイスを、手軽で簡単に得ることができる化粧ア
ドバイス提供方法及び化粧アドバイス提供用プログラム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】上記問題点を解決するために、請求項
記載の発明では、ネットワークを通じて、化粧に関する
化粧評価がサーバによって実行される化粧アドバイス提
供方法であって、前記サーバは、化粧済みの顔画像をデ
ータ内容とする化粧顔画像を、化粧を施す過程の手順ご
とに該依頼者側の携帯端末装置から前記ネットワークを
介して受信し、前記依頼者によって化粧の手順ごとに指
定された化粧の手本となる手本化粧顔画像と、各手順ご
との化粧顔画像とを基に評価処理を行い、該評価処理後
の評価結果を基にして前記依頼者の化粧像を前記手本化
粧顔画像に近づけるための化粧アドバイスを作成し、該
化粧アドバイスを化粧の手順ごとに依頼者の携帯端末装
置に送信して画面表示させることを要旨とする。
【0026】請求項に記載の発明では、サーバが端末
から取り込んだ利用者の顔画像を基にコンピュータネッ
トワークを介して利用者の化粧を支援する化粧アドバイ
ス提供方法であって、顔画像から化粧を施した顔画像を
生成する際に、顔画像データから顔部分を抽出し、前記
顔画像データから顔の特徴量を抽出し、顔画像データに
対して化粧を施した顔画像を手順ごとに提示する第1の
段階と、依頼者により前記化粧を施した顔画像が選択さ
れると、この選択された顔画像通りの化粧像に依頼者が
化粧を施す際に手本とする手本化粧顔画像を手順ごとに
提示する第2の段階と、依頼者が前記手本化粧顔画像に
倣って化粧を施した化粧顔画像を利用者から取得し、こ
の取得した化粧顔画像データと、依頼者が手本とした前
記手本化粧画像データとを基に、両者の比較により依頼
者の化粧像を手本化粧顔画像に近づけるための化粧アド
バイスを手順ごとに提示する第3の段階とを備えたこと
を要旨とする。
【0027】請求項に記載の発明では、請求項1又は
に記載の発明において、前記手本化粧顔画像は、前記
依頼者が所望する化粧状態として指定した要望情報を基
にして、該要望情報を満たすように前記サーバによって
作成されることを要旨とする。
【0028】請求項に記載の発明では、請求項
のうちいずれか一項に記載の発明おいて、前記手本化粧
顔画像は、前記要望情報としてのサンプル画像から化粧
方法を特定し、その特定された前記化粧方法を前記依頼
者の顔画像に取込むことで前記サーバによって作成され
ることを要旨とする。
【0029】請求項に記載の発明では、請求項
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記携帯端
末装置は、被写体を撮影するための撮影手段と、前記化
粧アドバイスが表示可能な表示手段とを備え、前記表示
手段には、前記撮影手段により撮影された画像と、前記
依頼者によって指定された化粧の手本となる手本化粧顔
画像とが同時に表示されることを要旨とする。
【0030】請求項に記載の発明では、化粧に関する
化粧評価を、サーバに実行させる化粧アドバイス提供用
プログラムであって、依頼者の化粧済みの顔画像をデー
タ内容とする化粧顔画像を、該依頼者側の携帯端末装置
から前記ネットワークを介して化粧の手順ごとに受信す
る手順と、前記依頼者によって指定された化粧の手本と
なる手本化粧顔画像と前記化粧顔画像と基に化粧評価を
して、前記依頼者の化粧像を前記手本化粧顔画像に近づ
けるための化粧アドバイスを化粧の手順ごとに作成する
手順と、該化粧アドバイスを依頼者の携帯端末装置に送
信して、前記携帯端末装置の表示手段に前記化粧アドバ
イスを化粧の手順ごとに画面表示する手順とを前記サー
バに実行させることを要旨とする。
【0031】請求項29に記載の発明では、請求項28
に記載の発明において、前記依頼者が所望する化粧状態
として指定した要望情報を、該依頼者側の携帯端末装置
から前記ネットワークを介して受信する手順と、前記要
望情報を基にして該要望情報を満たすように、依頼者の
化粧の手本となる手本化粧顔画像を化粧の手順ごとに
成する手順と、前記手本化粧顔画像を依頼者の携帯端末
装置に送信して、該携帯端末装置の表示手段に前記手本
化粧顔画像を化粧の手順ごとに画面表示する手順とを前
記サーバに実行させることを要旨とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した肌診断
や化粧に関するアドバイス提供用の携帯端末装置の一実
施形態を図1〜図19に従って説明する。
【0033】図3は、肌診断や化粧に関するアドバイス
を提供するためのアドバイスシステムの概略システム構
成図である。アドバイスシステム1は、インターネット
Nを通じて互いに通信可能に接続された携帯端末装置と
しての化粧モバイル装置10と管理サーバ(以下、単に
サーバという)50とを備えている。本システム1で
は、依頼者(被評価者)が肌診断評価や化粧アドバイス
を受ける際に必要な例えば顔画像等の所定データを化粧
モバイル装置10を用いて入力し、そのデータをインタ
ーネットNを通じてサーバ50に送信する。そしてサー
バ50が依頼者側から送られたデータを用いて依頼者の
肌状態や化粧状態を評価し、その評価結果を依頼者の化
粧モバイル装置に送信することによって、評価結果とし
て肌診断評価や化粧アドバイスなどを化粧モバイル装置
10に表示させるものである。
【0034】サーバ50は、種々の制御プログラムを実
行したり所定の演算処理を実行するためのサーバ本体5
1と、3つのデータベース52,53,54とを備えて
いる。3つのデータベース52〜54のうち、基準値管
理データベース52には、肌診断評価や化粧アドバイス
の評価処理を行うときの基準となるデータが格納され
る。また依頼者情報データベース53には、肌診断評価
や化粧アドバイスを依頼するときに依頼者から送られる
各種データが各依頼者ごとに格納される。評価結果デー
タベース54には、依頼者からの各種データを基にして
サーバ本体51により算出された肌診断評価や化粧アド
バイス等が格納される。
【0035】図1は、化粧モバイル装置の斜視図であ
る。化粧モバイル装置10は化粧品コンパクトのような
外形形状をとっており、装置本体としてのモバイル本体
11に、入力手段としての入力キー12と、表示手段と
してのディスプレイ13を備えている。入力キー12に
は、青系、赤系、黄系等のように各系の色ごとに設けら
れた色パレットキー14が設けられている。また、化粧
モバイル装置10はペン15をディスプレイ13に当接
させることでモバイル装置10を操作できるペンタッチ
機能を備え、このペン15はモバイル本体に設けられた
収納部15aに収容される。
【0036】モバイル本体11にはディスプレイ13の
上方にCCDカメラ16が設置され、このCCDカメラ
16はモバイル本体11に対してケーブル16aを介し
た状態で取り外し可能となっている。CCDカメラ16
は依頼者(被写体)の動画や静止画を撮影するために使
用され、このCCDカメラ16により撮影される映像や
写真はディスプレイ13上に表示可能となっている。ケ
ーブル16aは、CCDカメラ16で依頼者の後頭部が
撮影可能となるように長さが設定されている。またCC
Dカメラ16は、無線方式でデータを送信できるものを
採用してもよい。モバイル本体11にはディスプレイ1
3の上方に温度測定手段としての赤外線カメラ17が設
置され、この赤外線カメラ17は依頼者の皮膚(肌)の
温度分布を測定するために使用される。なお、CCDカ
メラ16が撮影手段に相当する。
【0037】またモバイル本体11には、弾力測定手段
としての圧力センサ18、PH値測定手段としてのPH
測定器19、保湿力測定手段としての保湿力センサ20
がケーブル18a,19a,20aを介してそれぞれ接
続され、これら各測定機器18〜20は先端に位置する
検知部18b,19b,20bを肌に当てることによっ
て測定値が検出可能となっている。各測定機器18〜2
0のうち、圧力センサ18により肌の弾力が測定され、
PH測定器19により肌のPH値が測定され、保湿力セ
ンサ20により肌の保湿力(保湿分)が測定される。こ
れら測定機器18〜20はモバイル本体11に形成され
た収容部18c,19c,20cにそれぞれ収容され
る。なお、測定機器17〜20が測定手段に相当する。
【0038】図2は、化粧モバイル装置の概略構成図で
ある。化粧モバイル装置10はモバイル本体11に制御
部21を備え、この制御部21はCCDカメラ16、赤
外線カメラ17、圧力センサ18、PH測定器19、保
湿力センサ20と接続されている。制御部21はCCD
カメラ16から入力する画像情報としての画像データを
基にして、ディスプレイ13に映像や写真を表示させ
る。この画像データは、動画として撮影を行ったときは
三次元データで入力される。また化粧モバイル装置10
は制御部21の他に、アンテナ22aを有する送受信部
22を備え、制御部21は画像データとともに各測定機
器17〜20から得られる温度分布データ、弾力デー
タ、PH値データ、保湿分データを、アンテナ22aを
介して無線通信によりインターネットNを通じて管理サ
ーバ50に送信させる。なお、肌データは、温度分布デ
ータ、弾力データ、PH値データ、保湿分データにより
構成される。
【0039】また化粧モバイル装置10は、3つのデー
タベース23,24,25を備えている。3つのデータ
ベース23〜25のうち個人情報データベース23に
は、CCDカメラ16やパソコン(図示省略)等を用い
て取込んだ依頼者に関する画像データが登録される。こ
の画像データには、依頼者の顔画像データ(動画、静止
画)や、依頼者が気に入った風景写真、絵画、デザイン
等の装飾画像データがある。この登録作業は、任意にデ
ータの追加、修正、変更、削除等が可能となっており、
これら画像データは、化粧メーク用、仕事用、スポーツ
用、社交用、遊び用などの用途別に応じて登録しておく
ことも可能である。
【0040】またこれら画像データは、同じ画像であっ
ても配色パターン(フルカラー、白黒、セピア色、白色
蛍光灯、メロウ色、パール色など)や、明るさ(輝度、
照度、自然色(朝、昼、夕方)、蛍光色光、紫外線光な
ど)に応じて多種類登録しておくこともできる。そし
て、例えば依頼者の顔画像の背景に、装飾アイテムとし
て風景写真の装飾画像を貼り付けることによって、ユー
ザが所望する顔画像を作成することもできる。さらに、
これら画像データを基にして、名刺、自動車免許、パス
ポート、受験票等の各種証明写真(個人写真)を作成す
ることもできる。
【0041】またサンプルデータベース24には、依頼
者が要望するサンプルデータが登録される。このサンプ
ルデータには、CCDカメラ16やパソコン等を用いて
取込んだ女優や有名人などの画像データ(サンプル画像
データ)や、流行中のファッションまたは化粧関連に関
する文字データなどがある。このサンプルデータは、化
粧アドバイスを受ける際の要望や手本として用いられ
る。また評価結果登録データベース25には、サーバ5
0から送信された肌診断評価や化粧アドバイスが登録さ
れる。一方、化粧モバイル装置10は演算手段としての
演算部26を備え、サーバ50に代えてこの演算部26
によって肌診断評価や化粧アドバイスを行わせるように
してもよい。
【0042】次に、肌診断評価(肌診断アドバイス)を
行うときに実行される処理について説明する。図4は、
ディスプレイの画面上に表示される顔画像表示画面であ
る。この顔画像表示画面30には、個人情報データベー
ス23に登録された画像データを基にして3D状の顔画
像31が表示される。この顔画像31は、化粧モバイル
装置10が有する自動オート補正機能により、輝度、照
度、色彩、色調校正等が所定の標準度合いや、顔画像3
1の表示条件(つまり顔の表示位置や表示面積)が前回
と同一となるように自動補正されて表示される。また3
D状の顔画像31を表示する方法には、動画として取込
んだ画像データを用いて表示する他に、例えば正面、右
側面、左側面、背面等の複数枚の静止画を取込み、その
静止画を基に化粧モバイル装置10が有する3D化機能
(立体表示機能)を用いることによって表示する方法が
ある。
【0043】顔画像表示画面30には、表示画面30上
の顔画像を拡大または縮小するための「拡大」ボタン3
2、「縮小」ボタン33や、3D表示された顔画像31
に対する視点位置を変更するための「回転」ボタン34
が設けられている。また顔画像表示画面30には「座標
化」ボタン35が設けられ、このボタン35を選択する
ことによって化粧モバイル装置10が有する座標化処理
機能により、表示画面30を複数の座標面に分割するこ
とが可能となっている。
【0044】つまり図5に示すように、座標化処理が施
されることで表示画面30が所定の範囲で区画された複
数の座標面30a,30a,…に分割される。そしてペ
ンタッチ機能により、ペン15で選択した座標面30a
を拡大表示(または縮小表示)することが可能となって
いる。また顔画像表示画面30には、肌診断評価をする
ために必要な肌に関する測定値を入力するための「測定
値入力」ボタン36が設けられている。
【0045】図6は、「測定値入力」ボタンを選択した
ときに画面上に表示される測定値入力画面である。この
測定値入力画面37には、皮膚のPH値、皮膚の保湿
分、皮膚の弾力を、「おでこ」、「右頬」、「左頬」、
「あご」の所定の測定部位ごとに入力するための入力欄
38〜40が設けられている。つまり、化粧モバイル装
置10に接続された圧力センサ18、PH測定器19、
保湿力センサ20の各測定機器を、例えばおでこ、右
頬、左頬、あごの順に当接させることで、自動で各入力
欄38〜40に測定値が入力されるようになっている。
【0046】また測定値入力画面37には、皮膚の温度
分布が測定済みか否かを表示するための表示欄41が設
けられている。つまり赤外線カメラ17を用いて、皮膚
の温度に応じて色が異なって映し出された温度分布デー
タの測定が完了したとき、表示欄41には「入力済み」
と表示される。また各測定ジャンルごとに「変更」ボタ
ン42が設けられ、このボタン42を選択することによ
って入力のやり直しが行われる。そして測定値の入力が
全て完了し、「登録完了」ボタン43を選択すると、こ
の測定値入力画面37で入力された肌データと、顔画像
表示画面30(図4参照)で表示された画像データがサ
ーバ50に送信される。
【0047】サーバ50は送信された画像データや肌デ
ータをネットワークNを介して受信し、この両データを
基にして肌診断評価を実行する。つまり、画像データを
基にして、依頼者の顔の大きさ(面積)を算出するとと
もに、その顔の面積により実際の小皺の大きさ(長
さ)、シミソバカスの大きさ(面積)などを算出する。
一方、サーバ50は画像データを基に、くすみの程度
(色具合)、小皺やシミソバカスの数量なども算出す
る。これと共にサーバ50は、小皺、シミソバカス、く
すみにおいて前回と今回の変化率を算出する。一方、サ
ーバ50は、温度分布データ、PH値データ、保湿分デ
ータおよび弾力データの肌データに基づき、各データご
との変化率も算出する。
【0048】そしてサーバ50は、画像データや肌デー
タを用いて、小皺の大きさや数量等の経時変化、シミソ
バカスの大きさ、色相、数量等の経時変化、くすみの明
度、色彩、大きさ、範囲等の経時変化、肌の張り(弾
力)の経時変化、肌の保湿分(うるおい)の経時変化、
肌成分の経時変化を算出することで各変化率を求める。
そしてサーバ50はその変化率の値を基にして、所定日
数後における肌状態の進行度を算出する。
【0049】つまり図7に示すように、例えば小皺の大
きさ(長さ)の進行度を算出する場合には、前回(例え
ば5日前)と今回の測定結果における小皺の大きさの変
化値Δαから変化率を算出する。そしてこの変化率を基
にして、現時点での肌の状態から次周期(例えば3日
後)の大きさを算出して進行度を求める。そして同様の
方法を用いて、小皺の数量、シミソバカスの大きさや数
量、くすみの明度、肌の張り、保湿分、肌成分等の各進
行度が算出される。また、肌の張り、保湿分、肌成分に
おける進行度の算出は、各測定機器18〜20を当てた
検知部位(本例では、おでこ、右頬、左頬、あご)ごと
に行われる。
【0050】またサーバ50は、測定した肌データと、
基準値管理データベース52に登録された基準となるデ
ータ(つまり理想となる肌データ)とを比較することで
依頼者の肌診断を行うことも可能である。つまり、肌デ
ータの値と基準となるデータとを比較したときに、肌状
態が基準よりも悪化傾向にある場合、その旨をアドバイ
スすることも可能である。以上のようにして、サーバ5
0は依頼者の肌診断評価を行い、その評価結果である肌
診断評価を依頼者側の化粧モバイル装置10に送信し
て、モバイル装置10のディスプレイ13に図8に示す
画面を表示させる。
【0051】図8は、ディスプレイに表示される肌診断
評価の評価結果画面である。評価結果画面44には、小
皺、シミソバカス、くすみ等の変化率を表示するための
数値表示欄45と、サーバ50により作成されたイメー
ジ画像46が表示される画像表示欄47とが設けられて
いる。このイメージ画像46は、変化率を基にしてサー
バ50によって作成された次周期のときの画像である。
なお数値表示欄45の変化率は、肌に対して悪化させる
方向に進行している場合にマイナスが表示されるものと
する。また評価結果画面44には、アドバイスとして肌
悪化対処方法、肌に有効な化粧方法、肌に有効な化粧品
等を文字表示するための表示欄71,72,73も設け
られている。また肌診断評価の評価結果として、図9に
示す測定グラフを表示させることも可能である。同図に
示す測定グラフ99は小皺の大きさ(長さ)の変化を示
すグラフであり、横軸が肌診断評価を行った測定日であ
り、縦軸が各測定日に求められたときの小皺の大きさを
示している。
【0052】依頼者はこの評価結果画面44や測定グラ
フ99を見ることで、自分の肌状態を把握することが可
能になるとともに、肌悪化を抑制するための対処方法、
化粧方法、有効な化粧品等のアドバイスが受けられる。
従って、この肌診断結果やアドバイスが、依頼者が携帯
する化粧モバイル装置10に配信される構成であるの
で、依頼者は簡単に肌診断評価や肌をケアするためのア
ドバイスを受けることが可能になる。
【0053】次に、化粧アドバイスの提供時に実行され
る処理について説明する。化粧モバイル装置10は肌診
断評価を行えるだけでなく、化粧方法に関するアドバイ
スを受けることが可能な機能も備えている。つまり本シ
ステム1では、依頼者が理想とする化粧方法の手本とな
る手本化粧顔画像(図11,図12等参照)を作成す
る。そして、この手本化粧顔画像用の画像データ(手本
化粧顔画像データ)と、化粧を施した後の化粧顔画像が
表示可能な画像データ(化粧顔画像データ)とをサーバ
50に送信し、この両データを基にしてサーバ50によ
り依頼者が施した化粧状態の評価が行われ、その評価結
果が化粧アドバイスとして化粧モバイル装置10に送信
されるものである。手本化粧顔画像は、依頼者が所望す
る化粧像として入力された要望情報(画像データや文字
データ等)と、化粧をしていない状態の顔画像が表示可
能な顔画像データとを用いて作成される。
【0054】まずイメージ画像の作成方法は以下の通り
である。図10は、化粧アドバイスを受けるときに化粧
モバイル装置のディスプレイに表示される要望情報入力
画面74である。この要望情報入力画面74には、顔画
像データを入力するための入力欄75が設けられ、入力
欄75にはCCDカメラ16を用いて撮影した依頼者の
顔画像データ(例えば画像ファイル等)が入力される。
また画面74には依頼者が希望する化粧像などの要望情
報を入力するための入力欄76,77が設けられ、要望
として画像を入力する場合には入力欄76にサンプル画
像用の画像データ(サンプル画像データ)が入力され、
文字で要望を入力する場合には入力欄77に化粧像の要
望が文字入力される。
【0055】また要望情報入力画面74には、装飾品と
して眼鏡、イヤリング、付け毛等を付けるか否かを選択
するための選択項目78,78,…が設けられ、依頼者
はこれら装飾品を身に付けた状態でのアドバイスを受け
たい場合には「あり」を選択し、装飾品を身に付けない
場合は「なし」を選択する。なお装飾品には眼鏡、イヤ
リング、付け毛等の他に、コンタクト、マニキュア、ネ
ックレス、ブレスレット、バンド、ベルト、靴、ストッ
キング、バック、帽子、財布等が挙げられる。要望情報
入力画面74で必要事項を入力して「送信」ボタン79
を選択すると、同画面74で入力されたデータがインタ
ーネットNを介してサーバ50に送信される。
【0056】サーバ50はネットワークNを介して顔画
像データを受信し、この顔画像データから顔部分のみを
抽出し、顔の特徴量を抽出(計算)する。つまりサーバ
50は、画像の特徴を忠実に表す特徴パラメータの形状
(特徴パターンという)を求める特徴抽出作業を行う。
ここで顔の特徴量とは、化粧を施す際に必要なパラメー
タであって、例えば目の部分のみに着目すると、目の大
きさ、輪郭、まぶたの形状、両目間の距離等が挙げられ
る。
【0057】要望情報として画像が入力された場合、図
11に示すようにサーバ50はサンプル画像データを基
にして、サンプル画像80から色や形等の化粧方法のみ
を特定し、その特定した化粧方法を用いて顔画像81に
化粧を施すことによって手本化粧顔画像としてのイメー
ジ画像82を作成する。このときイメージ画像82は、
入力画面74の選択項目78で「あり」が入力された装
飾品が付加されて作成される。さらに、サンプル画像8
0に眼鏡やイヤリング等の装飾品が掲載されている場
合、イメージ画像82にその装飾品を付加して作成する
ことも可能である。そしてサーバ50はそのイメージ画
像82等を化粧モバイル装置10に送信し、そして化粧
モバイル装置10のディスプレイ13に図12に示す化
粧結果表示画面83を表示させる。
【0058】この化粧結果表示画面83には、サーバ5
0によって作成されたイメージ画像82が化粧を施す過
程の手順(例えば手順1〜手順n)ごとのイメージ画像
82a,82b,…,82nとして表示される。つまり
イメージ画像82は、例えばアイシャドウ、付けまつ
げ、眉毛のメーク、口紅、ファンデーションを塗るなど
の化粧を行う順序で各手順ごとにそれぞれ表示される。
また表示画面83にはイメージ画像の他に各手順ごとに
化粧方法表示欄84a,84b,…,84nが設けら
れ、これら表示欄84a,…には各イメージ画像82に
沿った化粧をするときに行うべき化粧方法が表示され
る。
【0059】一方、要望情報として文字が入力された場
合、サーバ50は入力された文字の中から化粧に関する
キーワードを抽出し、そのキーワードに応じた化粧方法
を用いて顔画像に化粧を施すことで図11と同様のイメ
ージ画像82を作成する。例えば、入力欄77に「少し
明るめ」と入力された場合、サーバ50は「少し」と
「明るめ」をキーワードとしてその文字内容に応じた化
粧方法を決定し、「少し明るめ」の化粧を顔画像に施し
てイメージ画像を作成する。そしてサーバ50はイメー
ジ画像等を化粧方法アドバイスとして化粧モバイル装置
10に送信し、化粧モバイル装置10のディスプレイ1
3に図11と同様の化粧結果表示画面83を表示させ
る。
【0060】図12に示す化粧結果表示画面83には
「登録」ボタン85が設けられ、同ボタン85を選択す
ることによって、イメージ画像82が化粧モバイル装置
10の個人情報データベース23に登録される。ここで
登録した画像データは、要望情報や手本化粧顔画像とし
て次回の化粧アドバイスの際に使用することもできる。
また化粧結果表示画面83には「やり直し」ボタン86
も設けられ、依頼者は同ボタン86を選択することで化
粧方法アドバイスのやり直しが行える。つまり「やり直
し」ボタン86を選択すると図13に示す再入力画面8
7が表示され、この再入力画面87には要望情報を再入
力するための入力欄88aと、やり直しを行った理由を
入力するための入力欄88bが設けられている。この画
面87で必要事項を入力して「送信」ボタン88cを選
択すると、画面87で入力されたデータがサーバ50に
送信されて依頼者情報データベース53に登録される。
そしてサーバ50は新規の要望情報に基づいて、再びイ
メージ画像やそのイメージ画像に応じた化粧方法を作成
する。
【0061】この後、依頼者がサーバ50から提供され
たイメージ画像に同意し、イメージ画像に沿って実際に
行う化粧がイメージ画像と正しいか否かの評価をサーバ
50により行ってもらいたいと希望した場合、サーバ5
0は化粧モバイル装置10のディスプレイ13に図14
に示す化粧状況表示画面95を表示させる。この化粧状
況表示画面95は化粧を施す過程の各手順ごとに表示さ
れるものであり、図14に示す表示画面95は手順1の
ものであるが、同様の画面が各手順ごとに表示される。
【0062】図14に示す化粧状況表示画面95には、
化粧の手順に応じたイメージ画像82(82a)が表示
される他に、そのイメージ画像82に対する化粧方法が
表示される化粧方法表示欄84aが設けられている。ま
たこの表示画面95には中継画面96が設けられ、この
中継画面96にはCCDカメラ16で撮影された依頼者
の動画が表示される。つまり中継画面96は鏡の役割と
して機能し、依頼者はこの中継画面96を見ながらイメ
ージ画像82上の化粧像となるように提示された化粧方
法に沿って化粧を行う。そして依頼者は、一つの手順が
終了した後にその化粧状態をCCDカメラ16を用いて
撮影し、その化粧顔画像データをサーバ50に送信す
る。
【0063】一方、サーバ50は各手順ごとに撮影され
た化粧後の化粧顔画像データと、同手順のイメージ画像
と入力し、図15に示すように化粧顔画像97とイメー
ジ画像82との間で化粧状態の相異量を算出する。そし
てサーバ50はこの相異量を基にして、依頼者の化粧像
をイメージ画像82に近づけさせるための化粧アドバイ
スを作成する。サーバ50は化粧アドバイスを化粧モバ
イル装置10に送信し、図16に示す化粧アドバイス表
示画面90を各手順ごとに表示させる。
【0064】図16に示す化粧アドバイス表示画面90
には、図11で表示されたものと同様のイメージ画像8
2が表示される他に、イメージ画像82に沿って化粧を
施した後に撮影された化粧顔画像97が表示される。ま
た表示画面90には、イメージ画像82と化粧顔画像9
7の相異量に基づきサーバ50によって作成された化粧
アドバイスを表示するためのアドバイス表示欄92が設
けられている。このアドバイス表示欄92には、依頼者
が実際に行った化粧に対してイメージ画像82と異なる
部分の指摘や、その部分の修正方法など、依頼者の化粧
像をイメージ画像82に近づけさせるためのアドバイス
が表示される。依頼者はこの操作を各手順ごとに繰り返
し行い、この化粧アドバイス表示画面90は各手順1〜
nごとにそれぞれ表示される。
【0065】依頼者はこの化粧アドバイス表示画面90
を見ることで、提供された化粧方法に従って自分が施し
た化粧に対して、イメージ画像の通りに化粧を行ったか
否かの適正な判断を受けることが可能になる。また、各
手順ごとに対話形式で化粧アドバイスを受ける構成であ
るので、例えば全て化粧が終わった後にその化粧状態を
イメージ画像と比較する場合に比べ、化粧修正時に大幅
な修正を行う必要がなくなる。
【0066】また図3に示すように、アドバイスシステ
ム1は、化粧モバイル装置10、サーバ50の他に、イ
ンターネットNを通じて互いに通信可能に接続された化
粧・美容健康関連機関60の通信端末61を備えてい
る。この化粧・美容健康関連機関60には、例えば化粧
品会社、ファッション系の会社、美容整形外科、ヘアー
サロン等が挙げられる。一方、サーバ50は予め契約登
録を済ましている化粧・美容健康関連機関60に対し
て、同サーバ50のデータベース53に登録された各デ
ータのうち、要望情報を配信することが可能となってい
る。これにより、化粧・美容健康関連機関60は潜在的
な顧客を開拓することが可能で、しかも新たな商品開発
にも役立たせることが可能になる。
【0067】次に、肌診断評価機能や化粧アドバイスの
提供以外に、化粧モバイル装置10が有する機能につい
て説明する。化粧モバイル装置10は、ディスプレイ1
3上で自由に化粧を行う化粧シュミレーション機能を備
えている。詳述すると、図17に示すように顔画像表示
画面30上には3D状の顔画像31が表示され、同画面
30上には前述した「拡大」ボタン32、「縮小」ボタ
ン33、「回転」ボタン34、「座標化」ボタン35の
他に、色パレットキー14を操作することにより表示さ
れる色パレット100が表示されている。
【0068】つまり化粧モバイル装置10は、例えば色
パレットキー14の「赤」のボタンを選択すると、画面
30上に数種類の赤系の色が表示された色パレット10
0が表示される機能を備えている。そして色パレット1
00上で所望する色の枠をペン15により選択し、同ペ
ン15を利用して画面30上で化粧を施すことによって
化粧シュミレーションが行われる。ここで作成された化
粧後の顔画像31の画像データは、個人情報データベー
ス23に登録することが可能であり、この画像データを
基にして化粧アドバイスを受けることも可能である。な
おこの色パレット100は、ダウンロード等により新規
の色が追加可能としてもよい。
【0069】また化粧モバイル装置10は、複数の画像
を融合するモーフィング機能を備えている。詳述する
と、顔画像表示画面30にはモーフィング処理を実行す
るときに選択される「モーフィング」ボタン101が設
けられ、同ボタン101を選択すると図18に示す作成
画面102が表示される。同画面102上には予め選択
された顔画像103とサンプル画像104が表示される
とともに、インジケータ105が設けられている。イン
ジケータ105は、0〜100%の間で所望の位置に調
節することが可能である。そして「実行」ボタン109
を選択すると、作成画面102上にはインジケータ10
5の位置に応じて融合された要望画像106が作成され
る。このように作成された要望画像106を、サンプル
画像としてサンプルデータベース24に登録しておくこ
とも可能である。このモーフィング機能は、目、鼻、
口、髪の毛など、部分的に実施することも可能である。
つまり、モーフィングを行いたい部分として、目、鼻な
どを指定して、その部分をモーフィングさせることで要
望画像を作成することもできる。
【0070】また、このモーフィング機能は次の使用例
も考えられる。詳述すると、サーバ50に設けられたサ
ンプル管理データベース55には、化粧ジャンルとして
例えばOL系、ガングロ系、ヘビメタ系、お嬢様系、外
人系、有名人(女優)系、着物系、ドレス系、カジュア
ル系などの各ジャンルごとにサンプル画像が用意されて
いる。そして、選択したジャンルのサンプル画像と顔画
像をモーフィング機能により融合させることによって、
化粧シュミレーションを行うことも可能である。また、
このサンプル管理データベース55に、有名人や女優等
のサンプル画像を登録しておくことも可能である。
【0071】化粧モバイル装置10は、顔画像31に装
飾アイテムを付加させる機能も備えている。つまり図1
9に示すように、顔画像31の背景に風景写真107を
貼り付けたり、顔画像31に眼鏡108を付加させたり
する機能を備えている。この風景写真や眼鏡等の装飾画
像データは、予め化粧モバイル装置10の個人情報デー
タベース23に登録されている。また装飾アイテムに
は、写真額のフレーム、絵画、デザイン、有名人、知
人、映画の一場面、カタログの一場面、町並みの写真等
の他に、イヤリング等の装飾品がある。装飾アイテムを
付加して作成した顔画像31は、個人情報データベース
23に登録しておくことが可能である。個人情報データ
ベース23に登録された各種画像データは、任意に表示
することが可能であり、その画像データを印刷表示する
ことも可能である。
【0072】従って、この第1実施形態によれば以下の
効果が得られる。 (1)化粧モバイル装置10の各測定機器16〜20に
より肌診断の際に必要な測定値が測定され、これら測定
値を基にしてサーバ50によって肌診断が実行される。
これにより、依頼者は好きな時間に、かつ簡単に肌診断
を行うことができる。
【0073】(2)化粧を施す過程において、各手順後
の化粧状態が指定されたイメージ画像(手本化粧顔画
像)と同様か否かの評価がサーバ50によって行われ
る。これにより、依頼者は好きな時間に、かつ簡単に、
依頼者の化粧状態をイメージ画像に近づけるための化粧
アドバイスを受けることができる。
【0074】(3)モバイル本体11に一体に接続され
た測定機器16〜20を用いるので、肌診断評価や化粧
アドバイスを受けるときに、別部品である測定機器を用
いる場合に比べ、簡単に肌状態を測定することができ
る。
【0075】(4)化粧モバイル装置10に、色パレッ
トキー14等を用いてディスプレイ13上で自由に化粧
を行う化粧シュミレーション機能を設けたので、自由に
化粧を楽しむ空間を依頼者に提供することができる。こ
の機能により、実際に化粧を行わなくても化粧が施せる
ので、自分の好みに合った化粧像が簡単に作成できる。
【0076】(5)化粧モバイル装置10にモーフィン
グ機能を備えたので、このモーフィング機能によってサ
ンプル画像の作成や化粧シュミレーションを実施するこ
とができる。この機能により要望情報(サンプル画像)
を作成すれば、この要望を満たすようにイメージ画像を
作成できる。
【0077】(6)サーバ50の依頼者情報データベー
ス53には、依頼者からの要望情報や、化粧アドバイス
のやり直しの理由(対処方法)が登録される。これによ
り、本例のアドバイスシステム1と契約を結んでいる化
粧・美容健康関連機関60は、要望情報等を基にして潜
在的な顧客を開拓することができ、しかも新たな商品の
開発も行うこともできる。
【0078】(7)演算部26により肌診断評価や化粧
アドバイスを行う構成とする場合は、この化粧モバイル
装置10を単体の装置として取扱うことができる。よっ
てサーバ50に通信して肌診断評価や化粧アドバイスを
受ける場合に比べ、わざわざサーバ50に問い合わせる
必要が無くなる。
【0079】なお、実施形態は前記に限定されず、例え
ば次の態様に変更してもよい。 ・ 化粧モバイル装置10は、図20に示すように鏡1
10および化粧道具111と一体式であってもよい。詳
述すると、化粧モバイル装置10は扉部112,113
を2枚備えた2段開き式となっており、鏡110は外側
の扉部112に設けられている。また化粧モバイル装置
10の基台部114には、矢印A方向に開閉可能な収納
部115が設けられ、この収納部115に化粧道具11
1が収納されている。この場合、化粧モバイル装置10
には化粧を行うときに必要な鏡110や化粧道具111
が一体に設けられているので、例えば化粧モバイル装置
と化粧道具を別々に持ち運びする必要がなくなり、使い
勝手が良くなる。
【0080】また、鏡110と化粧道具111がともに
化粧モバイル装置10と一体であることに限らず、鏡1
10のみ一体式でもよいし、化粧道具111のみ一体式
でもよい。また、例えば上記構成の化粧モバイル装置1
0において、各測定機器16〜20は廃止することも可
能である。化粧モバイル装置10の構造も2段開き式に
限定されず、鏡110と化粧道具111のうち少なくと
も一方が、モバイル本体11と一体的に取り付けられて
いればよい。鏡110や化粧道具111は、モバイル本
体11に対して着脱可能としてもよい。
【0081】・ 化粧モバイル装置10に鏡110を一
体化する場合、図21(a),(b)に示すようにディ
スプレイ13を同時に見られる位置に、鏡110を配置
するようにしてもよい。つまり図21(a)に示すよう
に、鏡110が図示しないヒンジ機構を介してモバイル
本体11に取り付けられており、この鏡110をヒンジ
機構を基点として図の矢印方向に動かすことで、ディス
プレイ13を同時に見られる位置に鏡110をセットす
ることもできる。また図21(b)に示すように、鏡1
10が図示しないスライド機構を介してモバイル本体1
1に取り付けられており、この鏡110を図の矢印方向
にスライドさせることで、ディスプレイ13を同時に見
られる位置に鏡110をセットすることもできる。
【0082】・ 各測定機器17〜20は、化粧モバイ
ル装置10に備え付けである構成に限定されない。例え
ば、化粧モバイル装置とは別部品の測定機器によって肌
に関する各種データを測定し、化粧モバイル装置10の
入力キー12を用いてこれらデータを入力するようにし
てもよい。
【0083】・ 必ずしも画像データを用いて肌診断評
価を行うことに限定されない。例えば、圧力センサ1
8、PH測定器19及び保湿力センサ20の3つの測定
機器により測定を行う。そしてサーバ50によって、そ
の3つの測定機器18〜20により測定された測定値に
のみ基づき肌診断評価を行うこともできる。
【0084】・ 測定手段は測定機器17〜20に限定
されず、肌状態を評価するときに必要となる測定値が入
力できる機器であればどのようなものでもよい。 ・ 圧力センサ18、PH測定器19、保湿力センサ2
0はモバイル本体11と一体であることに限らず、これ
ら測定機器18〜20は別体でもよい。つまりモバイル
本体11に測定機器18〜20を接続するための端子を
設け、肌状態を測定するときなどの必要時に端子に測定
機器18〜20を接続する構成とすることもできる。
【0085】・ 温度測定手段は赤外線カメラ17に代
えて、例えば赤外線イメージセンサ等の他の種類の機器
を用いてもよい。 ・ イメージ画像82は要望情報を基にして作成される
ことに限定されない。例えば、依頼者は顔画像を表示可
能な画像データのみをサーバ50に送信し、サーバ50
はその画像データを基にして、依頼者の目、鼻、眉毛、
口等のパーツの配置バランス、各パーツの形や大きさ、
今現在流行中の化粧像などを考慮に入れて最も最適な化
粧方法を決定する。そしてサーバ50はその化粧方法を
顔画像に施してイメージ画像を作成し、このイメージ画
像を依頼者の化粧モバイル装置10に表示させるように
することもできる。
【0086】・ 化粧アドバイスだけに限らず、トータ
ルファッションに関するアドバイスを提供することもで
きる。例えば、依頼者により指定された手本となるファ
ッションに近づけるように、服装、ヘアースタイル、ス
トッキング、靴、マフラー等のアドバイスをサーバ50
により提供することもできる。また図12に示す化粧結
果表示画面83の内容も、イメージ画像82や化粧方法
を提供するものに限らず、トータルファッションに関す
る情報を提供するものに変更することもできる。
【0087】・ 化粧アドバイスを受けるとき、毎回、
イメージ画像を作成する必要はない。例えば、予め登録
しておいたイメージ画像を用いることによって、直ちに
図16に示す化粧アドバイス表示画面90の提供を受け
るモードを開始することもできる。なお、このときのイ
メージ画像は過去に作成して気に入ったものを使用する
こともできる。
【0088】・ 手本化粧顔画像は顔全体を表示するも
のが作製されることに限らず、例えば目などのパーツご
とに作成されてもよい。また、顔のパーツに応じて作成
されたイメージ画像に沿って化粧を施し、この化粧がイ
メージ画像の通りに行えたか否かの化粧アドバイスが、
化粧モバイル装置10に提供される構成としてもよい。
【0089】・ 顔画像データとサンプル画像データを
用いて作成したイメージ画像を手本として用いることに
限定されない。例えばイメージ画像以外に、有名女優の
画像からなるサンプル画像データを手本化粧顔画像とし
て指定し、このサンプル画像データの化粧状態に近づけ
るための化粧アドバイスを提供する構成にしてもよい。
【0090】・ サーバ50によって手本化粧顔画像を
作成する場合、要望リストとして「OL系」や「お嬢様
系」等の化粧ジャンルを用意しておき、この化粧ジャン
ルの中から選択されたものを要望情報として、そのジャ
ンルに応じた手本化粧顔画像やその化粧方法を依頼者に
提供するようにしてもよい。つまりサーバ50は、依頼
者によって選択された化粧ジャンルに応じた化粧方法を
決定し、その化粧を施したイメージ画像とその化粧方法
を依頼者に提供することもできる。
【0091】・ サーバ50によって手本化粧顔画像を
作成する場合、モーフィング機能を用いて手本化粧顔画
像を作成してもよい。つまりサーバ50は、要望情報と
してのサンプルデータと顔画像データとを用いて、モー
フィング機能により両データを所定の割合で融合させて
手本化粧顔画像を作成することもできる。
【0092】・ 化粧モバイル装置10から送信される
各種データを無線通信で送信することに限定されず、例
えばケーブルを介して通信する有線通信を採用してもよ
い。 ・ 本例の化粧モバイル装置10では、送受信部22に
よりサーバ50とデータのやり取りをする構成とした
が、これに限らず送信部と受信部を別々の部品により設
けてもよい。
【0093】・ 化粧モバイル装置10に設けた色パレ
ットキー14を廃止し、通常の入力キーによって色を入
力するようにしてもよい。 ・ 肌診断評価や化粧アドバイスを提供するときに、依
頼者から送信される各種データを基にサーバ50が行う
評価処理プログラムは適宜変更することが可能である。
つまり、アドバイス提供時に実行される評価処理プログ
ラムは、例えば肌状態が悪化しているか否かの評価や、
依頼者の化粧状態を評価する化粧アドバイスが行えるプ
ログラムであればどのようなものでも採用できる。
【0094】次に、本発明における定義を説明する。 (1)化粧アドバイスとは、化粧に応じたファッション
的なアドバイスなども含むとともに、依頼者が美的向上
を図るうえで必要となるアドバイス全般のことをいう。
【0095】(2)化粧道具とは、化粧を行うときに使
用する道具全般を含むものとする。前記実施形態及び別
例から把握できる請求項以外の技術的思想について、以
下にその効果とともに記載する。
【0096】
【0097】
【0098】
【0099】(4)請求項において、前記手本化
粧顔画像は、化粧ジャンルに応じた化粧方法が複数用意
された要望リストの中から、前記依頼者に前記要望情報
としての所望の化粧方法を選択させ、該依頼者によって
前記要望リストの中から選択された前記化粧方法を前記
依頼者の画像情報に取込むことによって作成される。
【0100】(5)請求項において、前記手本化
粧顔画像は、前記依頼者によって指定された前記要望情
報としてのサンプル画像と、前記依頼者の画像情報とを
モーフィング機能により融合させることで作成される。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように請求項に記載
の発明によれば、実際に施した化粧に対する化粧アドバ
イスを、手軽で簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態における化粧モバイル装置の斜視
図。
【図2】 化粧モバイル装置の概略構成図。
【図3】 肌診断や化粧に関するアドバイスを提供する
ためのアドバイスシステムの概略システム構成図。
【図4】 ディスプレイの画面上に表示される顔画像表
示画面図。
【図5】 座標化処理された表示画面図。
【図6】 ディスプレイに表示される測定値入力画面
図。
【図7】 肌診断評価時に算出される変化率を求めると
きの説明図。
【図8】 ディスプレイに表示される肌診断評価の評価
結果画面。
【図9】 ディスプレイに表示される測定グラフ図。
【図10】 ディスプレイに表示される要望情報入力画
面図。
【図11】 イメージ画像を作成するときの説明図。
【図12】 ディスプレイに表示される化粧結果表示画
面図。
【図13】 ディスプレイに表示される再入力画面図。
【図14】 ディスプレイに表示される化粧状況表示画
面図。
【図15】 化粧アドバイスを作成するときの説明図。
【図16】 ディスプレイに表示される化粧アドバイス
表示画面図。
【図17】 ディスプレイに表示される顔画像表示画面
図。
【図18】 ディスプレイに表示される作成画面図。
【図19】 ディスプレイの画面上に表示される顔画像
表示画面図。
【図20】 別例における化粧モバイル装置の斜視図。
【図21】 (a),(b)は別例における化粧モバイ
ル装置の斜視図。
【符号の説明】
1…アドバイスシステム、10…携帯端末装置としての
化粧モバイル装置、11…装置本体としてのモバイル本
体、13…表示手段としてのディスプレイ、16…撮影
手段としてのCCDカメラ、17…測定手段を構成する
とともに温度測定手段としての赤外線カメラ、18…測
定手段を構成するとともに弾力測定手段としての圧力セ
ンサ、19…測定手段を構成するとともにPH値を測定
するためのPH測定器、20…測定手段を構成するとと
もに保湿力測定手段としての保湿力センサ、26…演算
手段としての演算部、50…サーバ、81…顔画像、8
2…手本化粧顔画像としてのイメージ画像、97…化粧
顔画像、110…鏡、111…化粧道具、115…収納
部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−280633(JP,A) 特開 平6−266469(JP,A) 特開 平11−46855(JP,A) 特開2000−339331(JP,A) 特開2001−216386(JP,A) 特開2002−207827(JP,A) 特開2002−51988(JP,A) 特開2002−172093(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/00 G06T 1/00 G06F 17/60

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを通じて、化粧に関する化
    粧評価がサーバによって実行される化粧アドバイス提供
    方法であって、 前記サーバは、化粧済みの顔画像をデータ内容とする化
    粧顔画像を、化粧を施す過程の手順ごとに該依頼者側の
    携帯端末装置から前記ネットワークを介して受信し、前
    記依頼者によって化粧の手順ごとに指定された化粧の手
    本となる手本化粧顔画像と、各手順ごとの化粧顔画像と
    を基に評価処理を行い、該評価処理後の評価結果を基に
    して前記依頼者の化粧像を前記手本化粧顔画像に近づけ
    るための化粧アドバイスを作成し、該化粧アドバイスを
    化粧の手順ごとに依頼者の携帯端末装置に送信して画面
    表示させることを特徴とする化粧アドバイス提供方法。
  2. 【請求項2】 サーバが端末から取り込んだ利用者の顔
    画像を基にコンピュータネットワークを介して利用者の
    化粧を支援する化粧アドバイス提供方法であって、 顔画像から化粧を施した顔画像を生成する際に、顔画像
    データから顔部分を抽出し、前記顔画像データから顔の
    特徴量を抽出し、顔画像データに対して化粧を施した顔
    画像を化粧の手順ごとに提示する第1の段階と、 依頼者により前記化粧を施した顔画像が選択されると、
    この選択された顔画像通りの化粧像に依頼者が化粧を施
    す際に手本とする手本化粧顔画像を化粧の手順ごとに提
    示する第2の段階と、 依頼者が前記手本化粧顔画像に倣って化粧を施した化粧
    顔画像を利用者から取得し、この取得した化粧顔画像デ
    ータと、依頼者が手本とした前記手本化粧画像データと
    を基に、両者の比較により依頼者の化粧像を手本化粧顔
    画像に近づけるための化粧アドバイスを化粧の手順ごと
    に提示する第3の段階とを備えたことを特徴とする化粧
    アドバイス提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の化粧アドバイス
    提供方法において、 前記手本化粧顔画像は、前記依頼者が所望する化粧状態
    として指定した要望情報を基にして、該要望情報を満た
    すように前記サーバによって作成されることを特徴とす
    る化粧アドバイス提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載
    の化粧アドバイス提 供方法おいて、 前記手本化粧顔画像は、前記要望情報としてのサンプル
    画像から化粧方法を特定し、その特定された前記化粧方
    法を前記依頼者の顔画像に取込むことで前記サーバによ
    って作成されることを特徴とする化粧アドバイス提供方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載
    の化粧アドバイス提供方法において、 前記携帯端末装置は、被写体を撮影するための撮影手段
    と、前記化粧アドバイスが表示可能な表示手段とを備
    え、 前記表示手段には、前記撮影手段により撮影された画像
    と、前記依頼者によって指定された化粧の手本となる手
    本化粧顔画像とが同時に表示されることを特徴とする化
    粧アドバイス提供方法。
  6. 【請求項6】 化粧に関する化粧評価を、サーバに実行
    させる化粧アドバイス提供用プログラムであって、 依頼者の化粧済みの顔画像をデータ内容とする化粧顔画
    像を、該依頼者側の携帯端末装置から前記ネットワーク
    を介して化粧の手順ごとに受信する手順と、前記依頼者
    によって指定された化粧の手本となる手本化粧顔画像と
    前記化粧顔画像と基に化粧評価をして、前記依頼者の化
    粧像を前記手本化粧顔画像に近づけるための化粧アドバ
    イスを化粧の手順ごとに作成する手順と、該化粧アドバ
    イスを依頼者の携帯端末装置に送信して、前記携帯端末
    装置の表示手段に前記化粧アドバイスを化粧の手順ごと
    に画面表示する手順とを前記サーバに実行させることを
    特徴とする化粧アドバイス提供用プログラム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の化粧アドバイス提供用
    プログラムにおいて、 前記依頼者が所望する化粧状態として指定した要望情報
    を、該依頼者側の携帯端末装置から前記ネットワークを
    介して受信する手順と、前記要望情報を基にして該要望
    情報を満たすように、依頼者の化粧の手本となる手本化
    粧顔画像を化粧の手順ごとに作成する手順と、前記手本
    化粧顔画像を依頼者の携帯端末装置に送信して、該携帯
    端末装置の表示手段に前記手本化粧顔画像を化粧の手順
    ごとに画面表示する手順とを前記サーバに実行させるこ
    とを特徴とする化粧アドバイス提 供用プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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