JP5432532B2 - 化粧方法、化粧シミュレーション装置、及び化粧シミュレーションプログラム - Google Patents

化粧方法、化粧シミュレーション装置、及び化粧シミュレーションプログラム Download PDF

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Description

本発明は、横顔に対してメーキャップ化粧料を施術する化粧方法、化粧シミュレーション装置、及び化粧シミュレーションプログラムに関する。
美しさを追求するための化粧方法は、メーキャップ化粧料とともに古今東西問わず研究され、さまざまな情報が巷にあふれている。そしてその情報は、雑誌、本、テレビ等の媒体から簡単に入手することができる。眉の書き方であれ、アイメイクの仕方であれ、実に様々な化粧方法を即座に手に入れることができる。
しかしながら、それらの化粧方法はどれも正面から見た場合の、「正面顔」を中心にした化粧方法であって、横から見たときの、あるいは横顔を意識した、特に「横顔」について注目をした化粧方法についての体系化された情報はほとんどないと言っても良い。
しかしながら、20代〜40代(各100サンプル)を対象にした「顔のアングル」についてのインターネット調査において、(1)友人と会話・食事をしているとき、(2)複数の友人と会話・食事をしているとき、(3)勤務中または授業中、(4)レストランやカフェにいるとき、(5)電車やバスに乗っている時、それぞれの場面において、「正面顔」、「斜め顔」、「横顔」のどのアングルをよく目にするかという質問をしたところ図1に示すような結果となった。
図1は、いくつかの場面においてよく目にすると感じている顔のアングル(正面顔、斜め顔、横顔)についての調査結果を示す図である。図1に示すように、友人との会話・食事で、「正面顔」を見ていると感じている人は88.3%、「横顔」を見ていると感じている人はたったの1.7%であったが、レストランやカフェにいるとき、電車やバスに乗っているときなど、人と多く接するような公共の場に行くほど、「斜め顔」や「横顔」を見ていると感じている人が増えていることがわかる。
例えば、電車やバスに乗っている場合、「正面顔」を見ていると感じている人が19.7%であるのに対して、「斜め顔」が26.9%、「横顔」は53.4%であった。
したがってこの結果から、人とより多く会うような公共の場では、「正面顔」よりも主に「横顔」を見ていると感じている人が多いということがわかる。
一方で、同じインターネット調査において、20代と40代を対象に自分自身の顔が最も良く見えると思う(好きな顔)角度はどれかという質問したところ、図2に示すような結果となった。
図2は、20代と40代を対象に自分自身の顔についてもっとも良く見える(好きな)顔のアングルについて調査をしたときの調査結果を示す図である。図2に示すように、自分自身の顔が最も良く見える(好きな顔)として、「横顔」であると答えたのは20代、40代ともに7.8%しかいなかった。
また、美容技術者18人に対して、メーキャップ時における「横顔」に対する意識調査を行ったところ、「横顔」について「少し意識している」と答えた人が全体の72%であり、「かなり意識している」と答えた人は全体の17%にしかならなかった。
また「どちらともいえない」「あまり意識していない」と答えた人がそれぞれ6%ずつであった。この結果からみると、普段からメークを仕事にしている美容技術者ですら「横顔」に対する意識、「横顔」から見たときの見え方に対する意識が低いことがわかる。
このように従来の化粧方法は、主に「正面顔」に注目し、正面から見たときに、「正面顔」がどのように見えるかを意識した化粧方法であり、「横顔」がどのように見えるかについては意識をしていたとはいえない化粧方法であった。
そのため、多くの人と会うような公共の場にいくほど、「横顔」をよく見ていると感じているにも関わらず、実際にどのようにしたら「横顔」を美しく見せることができるのかその化粧方法についてはほとんど確立されていなかった。したがって、「正面顔」は美しいにも関わらず、「横顔」については効果的な化粧をしていないという状況であった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、「横顔」に効果的な化粧を施すことにより、どこから見ても美しい化粧を実現する化粧方法、化粧シミュレーション装置、及び化粧シミュレーションプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
本発明は、化粧対象者の横顔に化粧を施すための化粧方法であって、前記化粧対象者の平面上に表された横顔から、前記横顔の特定部位を抽出する横顔特定部位抽出手順と、前記横顔特定部位抽出手順によって得られる複数の横顔特定部位に基づき、前記化粧対象者に対して化粧を施す化粧領域を抽出する化粧領域抽出手順と、前記化粧領域抽出手順によって抽出された化粧領域に対応する前記化粧対象者の顔面上の領域に対して化粧を施す化粧手順とを有し、前記化粧領域抽出手順は、水平を向くように位置付けられた横顔を基準として、前記横顔の眉山から髪の生え際へ水平に引いた第1の線と、前記横顔のあご先から首に向かって水平に引いた第2の線と、前記横顔の鼻先と耳の付け根を水平に引いた直線で結び、結んだ直線の二分の一の地点を基準にして垂直方向に引いた第3の線と、前記眉山から垂直方向に引いた第4の線とにより囲まれた領域を前記化粧領域として抽出する。
また、本発明は、化粧対象者の横顔を撮影した撮影画像を用いて画像上の化粧対象者に化粧を施すための化粧シミュレーション装置であって、前記撮影画像に含まれる横顔の輪郭を抽出する横顔輪郭抽出手段と、前記横顔輪郭抽出手段によって抽出された横顔の輪郭を基準として前記横顔の特定部位を抽出する横顔特定部位抽出手段と、前記横顔特定部位抽出手段により得られる複数の横顔特定部位に基づき、前記画像上の化粧対象者に対して化粧を施す化粧領域を抽出する化粧領域抽出手段と、前記化粧領域抽出手段により抽出された前記化粧対象者の画像上の化粧領域に対して化粧を施す化粧手段とを有し、前記化粧領域抽出手段は、水平を向くように位置付けられた横顔を基準として、前記横顔の眉山から髪の生え際へ水平に引いた第1の線と、前記横顔のあご先から首に向かって水平に引いた第2の線と、前記横顔の鼻先と耳の付け根を水平に引いた直線で結び、結んだ直線の二分の一の地点を基準にして垂直方向に直線を引いた第3の線と、前記眉山から垂直方向に引いた第4の線とにより囲まれた領域を前記化粧領域として前記化粧対象者の画像から抽出する
また、本発明は、化粧対象者の横顔を撮影した撮影画像を用いて画像上の化粧対象者に化粧を施すための化粧シミュレーションプログラムであって、コンピュータを、前記撮影画像に含まれる横顔の輪郭を抽出する横顔輪郭抽出手段、前記横顔輪郭抽出手段によって抽出された横顔の輪郭を基準として前記横顔の特定部位を抽出する横顔特定部位抽出手段、前記横顔特定部位抽出手段により得られる複数の横顔特定部位に基づき、前記画像上の化粧対象者に対して化粧を施す化粧領域を抽出する化粧領域抽出手段、及び、前記化粧領域抽出手段により抽出された前記化粧対象者の画像上の化粧領域に対して化粧を施す化粧手段として機能させ、前記化粧領域抽出手段は、水平を向くように位置付けられた横顔を基準として、前記横顔の眉山から髪の生え際へ水平に引いた第1の線と、前記横顔のあご先から首に向かって水平に引いた第2の線と、前記横顔の鼻先と耳の付け根を水平に引いた直線で結び、結んだ直線の二分の一の地点を基準にして垂直方向に直線を引いた第3の線と、前記眉山から垂直方向に引いた第4の線とにより囲まれた領域を前記化粧領域として前記化粧対象者の画像から抽出する
本発明によれば、横顔に効果的な化粧を施すことによりどこから見ても美しいメーキャップを実現する化粧方法、化粧シミュレーション装置、及び化粧シミュレーションプログラムを提供することができる。
いくつかの場面においてよく目にすると感じている顔のアングル(正面顔、斜め顔、横顔)についての調査結果を示す図である。 20代と40代を対象に自分自身の顔についてもっとも良く見える(好きな)顔のアングルについて調査をしたときの調査結果を示す図である。 美容技術者が美しい横顔として着目した着眼点についての調査結果を示す図である。 本実施形態の化粧領域を設定する方法について説明する図である。 本実施形態の化粧領域を設定するため鼻先をより正確に設定する方法について説明する図である。 本実施形態の化粧領域を設定するために第3の線の基準となる地点を設定する方法について説明する図である。 顔の3次元形状データを用いて、顔面上に設定した化粧領域と顔の立体感との関係を説明する図である。 本実施形態の化粧領域における眉尻部分の化粧方法について説明する図である。 本実施形態の化粧領域におけるアイメイクの化粧方法について説明する図である。 本実施形態の化粧領域におけるチークの化粧方法について説明する図である。 本実施形態の化粧領域における口角部分の化粧方法について説明する図である。 本実施形態の眉尻部分のグラデーション化粧効果を検証した写真パネルを示す図である。 本実施形態の眉尻部分の長さについての化粧効果を検証した写真パネルを示す図である。 本実施形態のチークの化粧効果について検証した写真パネルを示す図である。 化粧効果をレベルI〜Vまでの段階に分け、本実施形態の化粧効果について検証した写真パネルを示す図(その1)である。 化粧効果をレベルI〜Vまでの段階に分け、本実施形態の化粧効果について検証した写真パネルを示す図(その2)である。 図15の横顔を正面から写した写真パネルを示す図である。 図16の横顔を正面から写した写真パネルを示す図である。 図15と図17の写真パネルについてそれぞれ美しい横顔、正面顔をアンケート調査した調査結果を示す図である。 図16と図18の写真パネルについてそれぞれ美しい横顔、正面顔についてアンケート調査した調査結果を示す図である。 本実施形態の化粧シミュレーション装置の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態の化粧シミュレーション処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態の化粧シミュレーション処理手順の一例を示すフローチャートである。
本発明は、どこから見ても美しいメーキャップを実現するに際し、「横顔」では、「正面顔」の時には感じなかった、特に顔の「奥行き感」の演出が重要であり、メーキャップで表現できる美しい横顔の「奥行きバランス」があるのではないかとの認識に基づいて創出されたものである。
このことは、以下に示す美しい横顔の着目点、どの横顔にも共通する美しく見せるテクニック、美しい横顔のバランスを探るために、メーク経験6年以上の美容技術者18人を対象に実施した、横顔と正面顔について写真判定とアンケート結果に示されている。
まず、アンケートの写真判定に使用する写真として、100名の中から、横顔の特徴から抽出した7タイプ×2名の14名、正面顔の特徴から抽出した6名の合計20名のモニターを選定した。そして、この20名のモニターから、「美しい」と思われる横顔、「美しくない」と思われる横顔の順位とその理由を記載してもらった。
また、抽出した8名のモニターの横顔に対して、美しくメーキャップするためにはどのように化粧をするかについて具体的に記載をしてもらった。
図3は、美容技術者が美しい横顔として着目した着眼点についての調査結果を示す図である。図3に示すように、美容技術者は、美しい横顔(素顔)を選ぶときには、「顔の輪郭」、「あごライン」、「立体感」、「バランス」に着目していることがわかった。
一方、正面顔を選ぶときにも「顔の輪郭」、「あごライン」、「バランス」については着目している美容技術者が多いことがわかったが、「立体感」について着目している美容技術者は一人もいないという結果であった。これは、美しい横顔には、正面顔にはない顔の「奥行き感」の演出が重要であることを示している。
また、アンケートの結果によれば、美しい横顔には「横顔のフォルムバランス」、「顔のパーツの大きさと配置バランス」、「骨格・肉付き感・立体感のバランス」が重要であることもわかった。
本発明では、これらのバランスを考慮し、顔の「奥行き感」を演出するために効果的な化粧方法を行う領域として、以下のような化粧領域を設定した。
この化粧領域の設定は、美容技術者が、直接メークする化粧対象者の横顔にペンシル等をあてながら、大体の目安、感覚で行うことができる。また、美容技術者がメークする相手に対して説明をしながら行うときには、合わせ鏡を使用して相手に横顔が見える状態で設定する方法も可能である。更に、後述するような所定のスケールを用いることによって設定しても良い。
但し、顔は三次元の形状を呈しており、実際に当該化粧領域の設定を行うデパートの化粧品販売コーナーやビューティーサロン等、カウンセリングの現場において、化粧対象者(顧客)の顔に対して直接三次元形状化粧領域を設定するのは困難な場合がある。このように、顔に対して直接三次元的な化粧領域を設定することが困難な場合は、次のような設定方法を用いることも可能である。
即ち、例えばデパートの化粧品販売コーナーやビューティーサロン、カウンセリングの現場等において、デジタルカメラ、携帯電話、或いは後述するようなリアルタイムメーキャップシミュレーター等で、化粧対象者の横顔を撮影し、この撮像画面に基づき化粧領域を設定する方法である。
以下の説明に用いる図面において、化粧領域を表示する必要がある場合には、この撮像画像を図として示し、これに基づき説明するものとする。
以下、具体的な化粧領域の設定方法について説明する。
図4は、本実施形態の化粧領域を設定する方法について説明する図である。図4に示すように、化粧領域200を設定するときには、まず水平を向くように位置付けられた横顔を基準として、眉山100から髪の生え際に向かって水平に線を引き、これを線10(第1の線)とする。ここで眉山100とは、正面から見たときに、眉頭(眉の始まり)から約三分の二のところ、目尻のコーナーの内側(白目の終りの真上)の眉の位置を示す。
次に、あごの先、または、あごの下から首に向かって水平に線を引き、これを線20(第2の線)とする。
次に、上記横顔において、鼻先101と耳の付け根102とを水平に引いた直線で結び、結んだ直線の二分の一の地点103を基準にして垂直方向に線を引き、これを線30(第3の線)とする。また、眉山100から垂直方向に線を引き、これを線40(第4の線)とする。
次に、横顔における鼻先101をより正確に設定する方法について説明する。図5は、本実施形態の化粧領域を設定するため鼻先をより正確に設定する方法について説明する図である。
図5に示すように、鼻先101は、横顔において、例えばEラインとも呼ばれている、鼻先101からあごの先まで引いた直線である線50(第5の線)と、眉山100から鼻先101に向かって引いた直線である線60(第6の線)とを用いて設定する。
図5に示すように、鼻先101は、線50と、線60とが交わる点である頂点を、鼻先101として設定する。なお、鼻先101は、横を向いたときの鼻の頭を、鼻先101として近似しても良い。
また、上述した図4に示す地点103は、図6に示すように設定することもできる。図6は、本実施形態の化粧領域を設定するために第3の線の基準となる地点を設定する方法について説明する図である。
図6に示すように、鼻先101から水平方向に、耳の付け根102、または例えば、顔の終りまで直線をひき、これを線70(第7の線)とする。次に、線70が、耳の付け根102とが交わる交点を求め、鼻先101と交点とを結ぶ線70を平面的に二分の一にしたところを地点103として設定する。なお、地点103は、例えば、線70を平面的に約二分の一から約三分の二にしたところとしても良い。
尚、地点103を求める際、実際の店頭等のカウンセリングで化粧対象者の顔に直接化粧領域を設定する場合には、美容技術者が、メークする相手の横顔に定規のようなスケールや、ペンシル等をあて、鼻先から顔の終りまでの長さをおおよそ二分の一にしたところを地点103としても良く、この地点103にコンシーラーペンシル等を用いて印を付けて目印とすると良い。
図4に示す化粧領域200は、上記のようにして決定された線10、線20、線30、線40の4本の線に囲まれた領域として設定される。
実際にメークする際に、前記したようにデジタルカメラ等で撮像した画像に基づき化粧領域200を設定する場合、上記の各線10〜40は、例えば個人個人のほくろや皮膚の特徴等に置き換えて横顔にあてはめ、これにより顔面上に化粧領域200を設定してもよい。
次に、このように顔面上に設定した化粧領域200と、顔の立体感との関係について説明する。この化粧領域200と顔の立体感との関係を求めるため、図7に示すような、顔の3次元形状データを用いた。
図7は、顔の3次元形状データを用いて、顔面上に設定した化粧領域と顔の立体感との関係を説明する図である。図7には、3次元計測装置によって得た化粧対象者の顔の等高線画像が示されている。この化粧対象者の顔は、20代の女性15名の3次元顔形状データを平均化したものである。よって、20代女性の平均的な顔の形状を表しているといえる。
また、この等高線画像は、化粧対象者の顔を三次元画像として入力し、既定の基準位置に対する同一高さを有する点を線分で結んだ画像である。ここでは、等高線の基準平面(z=0)を右側の顔の目尻、鼻翼の付け根、口角の3点で形成される平面とし、1mmの高さごとに等高線を描画した(図7において黒の線で示す。その他の部分について白の線で示す)。
図7は、上記条件のもと等高線を描画した画像を回転させ、正面、斜め、横のアングルを示し、それぞれに示された等高線画像に化粧領域200を重ねて表示したものである。図7(a)は、化粧領域200を正面向きの画像(正面顔)上に表したものであり、図7(b)は、化粧領域200を斜め向きの画像(斜め顔)上に表したものであり、図7(c)は、化粧領域200を横向きの画像(横顔)上に表したものである。
これによると、化粧領域200のゾーンの始まりである線40を引いた部分は、顔の頬骨にあたり、正面顔の図7(a)、斜め顔の図7(b)からみると、等高線上で示されるように頬の高い部分となっている。この部分は、顔のちょうど高い部分となっている。そしてこの線40を境に鼻の側に行くほど等高線の間隔が狭まり傾斜がつく。
また、線40の反対側は、化粧領域200の中央領域あたりまでは頬の隆起の高い位置を含み、その中央領域から化粧領域200のゾーンの終りとなる線30に行くほど等高線の間隔が密となっている。よって、顔の形状は線40をほぼ中心に両側に曲面を描いていることがわかる。
また、横顔の図7(c)からみると、線40から鼻の側に行くと等高線の間隔は急に密となり、反対側の中央領域部分は逆に等高線の間隔が広がり、頬の最も高い部分に及ぶ。そして化粧領域200の終りのゾーンである線30から耳の付け根にかけては、等高線の間隔がほぼ一定で徐々に狭まっていることから、連続的な傾斜を描いていることがわかる。
これらのことから、この化粧領域200は、顔の高低差が形状として表われている部分であることが、3次元形状の計測データからわかる。よって、この化粧領域200部分を有効にメークすることにより、顔の奥行き感、立体感を効果的に表現できることとなる。
次に、化粧対象者の化粧領域200において顔の立体を有効にメークし、美しい横顔の奥行きバランスを表現できるメーキャップ化粧方法を示す。
図8は、本実施形態の化粧領域における眉尻部分の化粧方法についての説明図である。まず、図8に示すように、眉尻部分は、眉頭より下げないように化粧を施す。これは実際には合わせ鏡等を使って、正面顔、横顔の両方から確認する。
また、眉尻部分を化粧領域200の線30と線40の間を平面的に三分割した中央の領域300を目安とした長さとし、グラデーション(ぼけ足)を加える。
具体的には、図8において丸く囲った線Aで示す眉尻部分の化粧位置Aにおいて、アイブローペンシル等のメーキャップ化粧料を用いてグラデーションを肌に溶け込み、消えるように施すのが望ましい。これにより立体感と広がりを想像させることができる。
図9は、本実施形態の化粧領域におけるアイメイクの化粧方法についての説明図である。図9に示すように、アイメイクは、化粧領域200の具体的には図9において丸く囲った線Bで示すアイメイクの化粧位置Bにおいて、アイカラーのグラデーションをアイシャドー等のメーキャップ化粧料を用いて施す。このグラデーション効果により立体感を出すことができる。また、アイラインは目尻を目頭より下げないように施す。また、肌に溶け込むような目尻のグラデーションを施すのが望ましい。
図10は、本実施形態の化粧領域におけるチークの化粧方法について説明する図である。図10に示すように、チーク(頬紅)は、化粧領域200の図10において丸く囲った線Cで示す化粧位置Cにおいて施す。チーク(頬紅)の奥行きは、化粧領域200をさらに三分割したうちの、ゾーンの始まりである線40から三分の二以上の領域とし、グラデーションを施す。また、チークによって顔の配置、例えば顔のスペースや全体の、目(眼)、鼻、口、眉等のパーツのバランスを調整する。具体的には、骨格を際立たせ、顔に自然な上昇線を演出するようにチークを施す。グラデーションは、肌に溶け込んでいくように施すのが望ましい。ここで、顔の奥行き感、立体感をプラスするようにする。
図11は、本実施形態の化粧領域における口角部分の化粧方法について説明する図である。図11に示すように、口角は、図11において丸く囲った線Dで示す口角の化粧位置Dにおいて、リップライナー等のメーキャップ化粧料を用いてすっきりと引き締まったように化粧を施す。
上述した本実施形態による化粧方法による効果について、美容技術者18人に対して次のようなアンケート調査を行うことにより、評価を行なった。
図12は、本実施形態の眉尻部分のグラデーション化粧効果を検証した写真パネルを示す図である。図12に示すように、上記化粧領域200において行った眉尻の化粧効果を探るために2枚の写真を用意した。
図12(a)は、眉尻部分にグラデーションを入れないものであり、図12(b)は、眉尻部分にグラデーション効果を加えたものである。アンケートの結果、美容技術者18人全員が本実施形態における図12(b)のグラデーションを加えた眉尻の方を美しい横顔として選んだ。
図13は、本実施形態の眉尻部分の長さについての化粧効果を検証した写真パネルを示す図である。図13に示すように、眉尻部分の長さを確認するために3枚の写真を用意した。
図13(a)は、眉尻部分の長さを化粧領域200の終りのゾーンである線30を越えて施し、図13(b)は化粧領域200の始まりのゾーンである線40までとし、図13(c)は、本実施形態の化粧領域200の始まりのゾーンである線40から中央領域300を目安とした長さにしたものである。アンケートの結果、18人全員が本実施形態の眉尻の長さとした図13(c)を美しい横顔として選んだ。
次に、図14は、本実施形態のチークの化粧効果について検証した写真パネルを示す図である。図14に示すように、上記化粧領域200におけるチークの化粧効果を探るために、3枚の写真を用意した。
図14(a)は、チークを本実施形態の化粧領域200においてゾーンの始まりである線40から三分の二以上の領域で施したものであり、図14(b)は、化粧領域200の終りのゾーンである線30を越えて施したものであり、図14(c)は、化粧領域200のゾーンの始まりである線40から中央領域300に満たない部分までの領域で施したものである。アンケートの結果、図14(a)を選んだのが61%、図14(b)を選んだのが6%、図14(c)を選んだのが33%であり、本実施形態のチークを施した図14(a)が美しい横顔として選ばれた。
次に、図15、図16は、化粧効果をレベルI〜Vまでの段階に分け、本実施形態の化粧効果について検証した写真パネルを示す図である。図15、図16に示すように、レベルI〜レベルVまでメークの段階を分けた写真パネルを用意して、美しい横顔と思われる順番を記入してもらった。
レベルIは、図15(a)、図16(a)に示すように、眉尻の終わりを化粧領域200の始まりのゾーンである線40より長く化粧領域200を三分割した中央領域300までは満たないところまでの長さとし、チークも同様に化粧領域200において中央領域300に満たない領域まで施したものである。
レベルIIは、図15(b)、図16(b)に示すように、本実施形態の眉尻の終わりを化粧領域200の中央領域300を目安にしたものであり、チークも化粧領域200の始まりのゾーンである線40から化粧領域300の三分の二以上の領域で施し、自然な立体感を出したものである。
レベルIIIは、図15(c)、図16(c)に示すように、本実施形態による眉尻の終わりを本実施形態の化粧領域200の中央領域300を目安にし、眉尻部分にグラデーション効果を加えたものである。また、レベルIIIは、目尻に対しては、アイラインを目頭より下げないようにし、さらにグラデーション効果を加えたものである。さらに、レベルIIIは、チーク処理として化粧領域200の始まりのゾーンである線40から化粧領域200の三分の二以上の領域でグラデーション効果を加え、さらにハイライトとシェードカラーを施し、立体感を高めたものである。
レベルIVは、図15(d)、図16(d)に示すように、レベルIIIの眉尻にさらに長さを加え、レベルIII以上の長さとしたものである。
レベルVは、図15(e)、図16(e)に示すように、レベルIVの眉尻にさらに長さを加え、またチークもレベルIII以上の長さを加えて施したものである。
図17は、図15の横顔を正面から写した写真パネルを示す図である。また、図18は、図16の横顔を正面から写した写真パネルを示す図である。図17、図18に示すレベルIからレベルVの写真についても美しいと思われる順番を記入してもらった。
図19は、図15と図17の写真パネルについてそれぞれ美しい横顔、正面顔をアンケート調査した調査結果を示す図である。また、図20は、図16と図18の写真パネルについてそれぞれ美しい横顔、正面顔についてアンケート調査した調査結果を示す図である。調査の結果、図19、図20に示すように、まず、どちらの写真パネルも、美しい横顔として本実施形態のレベルIIが選ばれた。また次に、本実施形態にハイライトとシェードカラーを加えたレベルIIIのものが選ばれた。
このように、本実施形態の横顔が、「美しい横顔」として選ばれていることから、本実施形態の化粧方法により、顔の「奥行きバランス」が表現され、美しい横顔を実現できることが確認された。
また、美しい「正面顔」としても、レベルIIとレベルIIIが選ばれたことにより、本実施形態による美しい横顔は、正面から見ても美しいと感じられていることがわかった。
このことから、本願発明の化粧領域200に上記化粧方法を施すことによって、顔の立体感を有効にメークすることができ、メーキャップの完成度を高める効果があることが確認できた。
また、これらの結果から、上記化粧領域200を認識し、上記メーキャップ化粧方法を施しているかの化粧効果を確認することにより、美しい横顔が実現できているかの判断基準とすることも可能である。
すなわち実際のデパートの化粧品販売コーナーやビューティーサロン等、カウンセリングの現場において、美容技術者が横顔をメークするとき、また横顔をメークする方法を教授する場合において、上記化粧領域200を意識し、上記化粧方法を施しているかについて化粧効果を確認することで、美しい横顔がメークできているか、どこから見ても美しいメーキャップが実現されているかどうか判断することが可能となる。
<化粧シミュレーション装置:機能構成例>
次に、上述した化粧方法を実現する化粧シミュレーション装置の機能構成例について図を用いて説明する。
図21は、本実施形態の化粧シミュレーション装置の機能構成の一例を示す図である。図21に示す化粧シミュレーション装置400は、入力手段401と、出力手段402と、蓄積手段403と、横顔輪郭抽出手段404と、横顔特定部位抽出手段405と、化粧領域抽出手段406と、化粧手段407と、画像生成手段408と、制御手段409とを有するよう構成されている。
入力手段401は、ユーザ等からの横顔輪郭抽出指示や、横顔特定部位抽出指示、化粧領域抽出指示、化粧指示、画面生成指示等の各種指示の開始/終了等の入力を受け付ける。なお、入力手段401は、例えばキーボードや、マウス等のポインティングデバイス等からなる。また、入力手段401は、デジタルカメラ等の撮像手段等により撮影された被写体(例えば、化粧対象者等)の撮像部分を含む画像を入力する機能も有する。
出力手段402は、入力手段401により入力された内容や、入力内容に基づいて実行された内容等の表示・出力を行う。なお、出力手段402は、ディスプレイやスピーカ等からなる。更に、出力手段402としてプリンタ等の機能を有していてもよく、その場合には、横顔輪郭抽出結果、横顔特定部位抽出結果、化粧領域抽出結果、化粧結果等を紙等の印刷媒体に印刷して、ユーザ等に提供することもできる。
なお、入力手段401と出力手段402とは、例えばタッチパネル等のように一体型の入出力手段であってもよく、この場合にはユーザの指やペン型の入力装置等を用いて所定の位置をタッチして入力を行うことができる。
蓄積手段403は、横顔輪郭抽出手段404による横顔輪郭抽出結果、横顔特定部位抽出手段405による横顔特定部位抽出結果、化粧領域抽出手段406による化粧領域抽出結果、化粧手段407による化粧結果、画面生成手段408における各種画面生成結果等の各種データを蓄積する。また、蓄積手段403は、必要に応じて蓄積されている各種データを読み出すことができる。
横顔輪郭抽出手段404は、撮影画像から被写体の横顔の輪郭を抽出するための処理として、色変換による背景処理、併せて2値化線画処理を行うとともに、パターンマッチングにより被写体の横顔の輪郭を抽出する。
横顔特定部位抽出手段405は、横顔輪郭抽出手段404によって撮影画像から抽出された被写体の横顔の輪郭を基準として、標準の横顔マスクとのパターンマッチングにより、被写体における複数の横顔特定部位の領域を特定し、特定した領域から特定部位を抽出する処理を行う。
また、横顔特定部位抽出手段405は、例えば撮影画像から抽出した被写体の横顔の輪郭線の形状から、輪郭線のピーク位置を設定し、設定したピーク位置からあごの位置と鼻の位置を特定する。
横顔特定部位抽出手段405は、例えば標準の横顔マスクとのパターンマッチングにより、撮影画像における被写体の口の領域を特定して、特定した口の領域から、更に口角の位置を特定する。同様に、横顔特定部位抽出手段405は、撮影画像における被写体の眼の領域を特定して、特定した眼の領域から、更に目尻、上まぶたの最上点、下まぶたの最下点を特定する。
また、横顔特定部位抽出手段405は、撮影画像における被写体の眉の領域を特定して、特定した眉の領域から、眉山の位置を特定し、撮影画像における被写体の耳の領域を特定して、特定した耳の領域から、更に耳の付け根の位置を特定する。
これにより、横顔特定部位抽出手段405は、撮影画像の被写体から眉山、鼻先、耳の付け根等を抽出することが可能となる。なお、上述した横顔特定部位抽出作業は、例えば各特定部位を手動で選択することにより抽出することも可能である。
化粧領域抽出手段406は、横顔特定部位抽出手段405によって抽出された複数の横顔特定部位に基づき、被写体に対してシミュレーションとして化粧処理を行う化粧領域200を抽出する抽出処理を行う。
例えば、化粧領域抽出手段406は、上述した図4に示したように、撮影画像中の被写体の横顔に対し、水平を向くように位置付けられた横顔を基準として、横顔の眉山100から髪の生え際へ水平に引いた線10を引き、被写体の横顔のあご先から首に向かって水平に引いた線20を引く。また、化粧領域抽出手段406は、撮影画像における被写体の横顔の鼻先101と耳の付け根102を直線で結び、結んだ直線の約二分の一の地点103を基準にして、垂直方向に直線を引いた線30を引き、眉山から垂直方向に引いた線40を引く。化粧領域抽出手段406は、これらの線10〜線40とに囲まれた領域を化粧領域200として抽出する。
化粧手段407は、化粧領域抽出手段406によって抽出された撮影画像中の被写体の化粧領域200に対して、公知の方法を用いて、眉メーク処理、口紅処理、チーク処理、シャドウ処理等の化粧処理を行うことにより、上述した化粧方法をシミュレーション装置上にて実現する。
例えば、化粧手段407は、眉メーク処理として、撮影画像中の被写体に対して、画像中の眉領域を抽出し、抽出した眉領域に基づいて、眉尻部分を眉頭より下げないようにする眉メーク処理を行う。また、眉尻部分は、抽出した化粧領域200を構成する線40と線30の間を垂直方向に三分割した中央の領域300を目安とした長さとし、グラデーション(ぼけ足等)を加える等の眉メーク処理を行う。
また、化粧手段407は、チーク処理として、撮影画像中の被写体に対して、抽出した化粧領域200を三分割したうちの、線40から約三分の二以上の領域に対して、グラデーションを加える等のチーク処理を行う。
また、化粧手段407は、シャドウ処理として、撮影画像中の被写体に対して、例えば、画像中の眼の領域を抽出し、抽出した眼の領域に対して所定のアイカラーによってグラデーションを加える等のアイメイク処理を行い、目尻に対しては、目頭より下げないようにし、必要に応じてグラデーションを加える等のアイライン処理を行う。
また、化粧手段407は、口角に対する化粧処理として、撮影画像中の被写体に対して、画像中の口元の領域を抽出し、リップライナー等を用いて引き締めるように化粧を施したような処理を行う。
なお、上述した作業は、例えば画面上から化粧処理を行う施術者が各部位を手動で選択することにより処理することもできる。
また、画面生成手段408は、ユーザ等からの入力手段401による入力指示に基づいて、横顔輪郭抽出手段404により得られる横顔輪郭データ、横顔特定部位抽出手段405により得られる横顔特定部位データ、化粧領域抽出手段406による化粧領域データに基づいて、被写体の化粧領域を表示するための画像データを生成して、出力手段402により出力する。また、画面生成手段408は、被写体の化粧領域200を表示するための画像データと、化粧手段407により得られる化粧処理データ等、画面生成手段408における各種画面生成結果等の各種データ等に基づいて、画像を生成して、出力手段402により出力する。
また、制御手段409は、化粧シミュレーション装置400の各構成部全体の制御を行う。具体的には、制御手段409は、例えばユーザ等による入力手段401からの指示等に基づいて、横顔輪郭抽出処理、横顔特定部位抽出処理、化粧領域抽出処理、化粧処理、画面生成処理等の各制御を行う。これにより、横顔に効果的な化粧を施しどこから見ても美しいメーキャップを実現した化粧シミュレーションをユーザ等に提示することができる。
<化粧シミュレーション装置:ハードウェア構成>
上述した化粧シミュレーション装置400においては、各機能をコンピュータに実行させることができる実行プログラム(化粧シミュレーションプログラム)を生成し、例えば汎用のパーソナルコンピュータ、サーバ等にその実行プログラムをインストールすることにより、本発明における化粧シミュレーション処理等を実現することができる。
ここで、本実施形態における化粧シミュレーション処理が実現可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図22は、本実施形態における化粧シミュレーション処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
図22におけるコンピュータ本体には、入力装置411と、出力装置412と、ドライブ装置413と、補助記憶装置414と、メモリ装置415と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)416と、ネットワーク接続装置417とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置411は、ユーザ等が操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有しており、ユーザ等からのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。また、入力装置411は、カメラ等の撮像手段から撮影された被施術者の横顔部分を含む画像を入力する入力ユニットを有している。
出力装置412は、本発明における処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、CPU416が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。
なお、入力装置411と出力装置412とは、例えばタッチパネル等のように一体型の入出力手段であってもよく、この場合にはユーザの指やペン型の入力装置等を用いて所定の位置をタッチして入力を行うことができる。
ここで、本発明においてコンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやCD−ROM等の可搬型の記録媒体418等により提供される。プログラムを記録した記録媒体418は、ドライブ装置413にセット可能であり、記録媒体418に含まれる実行プログラムが、記録媒体418からドライブ装置413を介して補助記憶装置414にインストールされる。
補助記憶装置414は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。
メモリ装置415は、CPU416により補助記憶装置414から読み出された実行プログラム等を格納する。なお、メモリ装置415は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなる。
CPU416は、OS(Operating System)等の制御プログラム、及びメモリ装置415に格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して、化粧シミュレーションにおける各処理を実現することができる。なお、プログラムの実行中に必要な各種情報等は、補助記憶装置414から取得することができ、また実行結果等を格納することもできる。
ネットワーク接続装置417は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワークに接続されている他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の端末等に提供することができる。
上述したようなハードウェア構成により、本発明における化粧シミュレーション処理を実行することができる。また、プログラムをインストールすることにより、汎用のパーソナルコンピュータ等で本発明における化粧シミュレーション処理を容易に実現することができる。
<化粧シミュレーション処理手順>
次に、本実施形態における化粧シミュレーション処理手順について説明する。図23は、本実施形態における化粧シミュレーション処理手順の一例を示すフローチャートである。
図23に示す化粧シミュレーション処理は、入力手段401が、カメラ等の撮像手段により撮影され、水平を向くように位置付けられた被写体の横顔を含む画像を読み込む(S10)。
次に、横顔輪郭抽出手段404は、読み込んだ画像について、色変換等の背景処理を行い(S11)、2値化線画処理を行うとともに、パターンマッチング等により、画像に含まれる被写体の横顔の輪郭を抽出する(S12)。
次に、横顔特定部位抽出手段405は、S12の処理にて抽出した被写体の横顔の輪郭線の形状から、輪郭線のピーク位置を設定する(S13)。次に、設定したピーク位置から、撮影画像における被写体のあごの位置を特定し(S14)、撮影画像における被写体の鼻の位置を特定する(S15)。
次に、横顔特定部位抽出手段405は、S15の処理にて特定した鼻の位置に対して、予め設定された横顔の鼻の位置の特徴量等に基づき、鼻の位置が特定できたか否かを判定する(S16)。
鼻の位置が特定できた場合には(S16において、YES)、横顔特定部位抽出手段405は、横顔輪郭抽出手段404によって撮影画像から抽出された被写体の横顔の輪郭を基準として、標準の横顔マスクとのパターンマッチングにより、撮影画像における被写体の口の領域を特定する(S17)。なお、鼻の位置が特定できない場合には(S16においてNO)、S15の処理に戻る。
次に、横顔特定部位抽出手段405は、S17の処理にて特定した口の領域から、撮影画像における被写体の口角の位置を特定する(S18)。
次に、横顔特定部位抽出手段405は、同様の方法で、撮影画像における被写体の眼の領域を特定する(S19)。次に、横顔特定部位抽出手段405は、S19の処理にて特定した眼の領域から、撮影画像における被写体の目尻、上まぶたの最上点、下まぶたの最下点を特定する(S20)。次に、横顔特定部位抽出手段405は、眼の領域が特定できたか否かを判定する(S21)。
眼の領域が特定できた場合には(S21において、YES)、横顔特定部位抽出手段405は、同様の方法で、撮影画像における被写体の眉の領域を特定する(S22)。なお、眼の領域が特定できない場合には(S21においてNO)、S19の処理に戻る。
次に、横顔特定部位抽出手段405は、S22の処理にて特定した眉の領域から、撮影画像における被写体の眉山の位置を特定する(S23)。次に、横顔特定部位抽出手段405は、眉の領域が特定できたか否かを判定する(S24)。
眉の領域が特定できた場合には(S24において、YES)、横顔特定部位抽出手段405は、同様に、撮影画像における被写体の耳の領域を特定する(S25)。なお、眉の領域が特定できない場合には(S24において、NO)、S22の処理に戻る。
次に、横顔特定部位抽出手段405は、S25の処理にて特定した耳の領域から、撮影画像における被写体の耳の付け根の位置を特定する(S26)。
次に、化粧領域抽出手段406は、特定した複数の横顔特定部位に基づき、撮像画像上の被写体から上述した方法により化粧領域200を抽出し、抽出した化粧領域200を撮影画像上の被写体の横顔に表示する(S27)。これにより、化粧対象者に対して、被写体の化粧領域200を、視覚的に具体的に提示することが可能となる。
次に、化粧手段407は、撮影画像上の被写体に対して化粧処理を行う(S28)。化粧手段407は、公知の方法を用いて、抽出した被写体の撮影画像上の化粧領域200において、上述した内容の眉メーク処理、チーク処理、シャドウ処理、口紅処理等の化粧処理を行う。
これにより、化粧領域200において顔の立体を有効にメークし、美しい横顔の奥行きバランスを表現できる上述したメーキャップ化粧方法を撮影された撮影画像の被写体に対して化粧シミュレーション処理により実現し、化粧対象者に対して、上述したメーキャップ化粧方法の効果を具体的に提示することが可能となる。
なお、上述の処理において、入力される画像又は各処理により得られた画像は、蓄積手段403に入力することができる。また、各処理において、入力される画像や各処理の実行経過や実行結果、ユーザに入力手段401により指示を行われる場合等の処理を出力手段402を通じて取得するようにしてもよい。
上述したように、本発明によれば、横顔に効果的な化粧を施すことによりどこから見ても美しいメーキャップを実現する化粧方法、化粧シミュレーション装置、及び化粧シミュレーションプログラムを提供することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明は、ビューティーサロン、デパートの化粧品販売コーナー、メーキャップ教室、美容院等にて行われるメーキャップ化粧方法に利用可能であるので、産業上の利用可能性がある発明である。
10 第1の線
20 第2の線
30 第3の線
40 第4の線
50 第5の線
60 第6の線
70 第7の線
100 眉山
101 鼻先
102 耳の付け根
103 地点
200 化粧領域
300 中央領域
400 化粧シミュレーション装置
401 入力手段
402 出力手段
403 蓄積手段
404 横顔輪郭抽出手段
405 横顔特定部位抽出手段
406 化粧領域抽出手段
407 化粧手段
408 画面生成手段
409 制御手段
411 入力装置
412 出力装置
413 ドライブ装置
414 補助記憶装置
415 メモリ装置
416 CPU
417 ネットワーク接続装置
418 記録媒体

Claims (6)

  1. 化粧対象者の横顔に化粧を施すための化粧方法であって、
    前記化粧対象者の平面上に表された横顔から、前記横顔の特定部位を抽出する横顔特定部位抽出手順と、
    前記横顔特定部位抽出手順によって得られる複数の横顔特定部位に基づき、前記化粧対象者に対して化粧を施す化粧領域を抽出する化粧領域抽出手順と、
    前記化粧領域抽出手順によって抽出された化粧領域に対応する前記化粧対象者の顔面上の領域に対して化粧を施す化粧手順とを有し、
    前記化粧領域抽出手順は、
    水平を向くように位置付けられた横顔を基準として、
    前記横顔の眉山から髪の生え際へ水平に引いた第1の線と、
    前記横顔のあご先から首に向かって水平に引いた第2の線と、
    前記横顔の鼻先と耳の付け根を水平に引いた直線で結び、結んだ直線の二分の一の地点を基準にして垂直方向に引いた第3の線と、
    前記眉山から垂直方向に引いた第4の線とにより囲まれた領域を前記化粧領域として抽出することを特徴とする化粧方法。
  2. 前記化粧領域抽出手順は、
    前記第3の線を、前記鼻先から前記あご先に向かって引いた第5の線と前記眉山から前記鼻先に向かって引いた第6の線とが交わる点を頂点として求め、前記頂点から耳に向かって水平方向に第7の線を引いて耳の付け根との交点を求め、前記頂点と前記交点とを結ぶ第7の線を二分の一にした点から垂直方向に引いた直線とし、
    前記化粧領域抽出手順は、
    前記第1の線と、前記第2の線と、前記第3の線と、前記第4の線とにより囲まれた領域を化粧領域として抽出することを特徴とする請求項に記載の化粧方法。
  3. 前記化粧手順は、
    前記化粧領域に対応する顔面上の領域に化粧する際に、
    眉メークについては、眉尻部分を眉頭より下げないようにし、かつ前記化粧領域の第4の線と第3の線の間を平面的に三分割した中央の領域を目安とした長さに対して化粧を施し、チークについては、前記三分割した化粧領域を前記第4の線から三分の二以上の領域に対して化粧を施し、アイメイクについては、所定のアイカラーにより化粧を施し、アイラインについては、目尻を目頭より下げないように化粧を施し、口角については、リップライナーを用いて引き締めるように化粧を施す各部位に対する化粧手順のうち、少なくとも1つの手順を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧方法。
  4. 前記化粧手順は、
    前記顔面上の領域に化粧する際に、前記眉メークは、前記中央領域においてグラデーションによる化粧を施し、前記チークは、前記第4の線から前記三分の二以上の領域においてグラデーションによる化粧を施し、前記アイメイクについては、前記アイカラーと前記アイラインに対してグラデーションによる化粧を施す各部位に対するグラデーション手順のうち、少なくとも1つの手順を含むことを特徴とする請求項に記載の化粧方法。
  5. 化粧対象者の横顔を撮影した撮影画像を用いて画像上の化粧対象者に化粧を施すための化粧シミュレーション装置であって、
    前記撮影画像に含まれる横顔の輪郭を抽出する横顔輪郭抽出手段と、
    前記横顔輪郭抽出手段によって抽出された横顔の輪郭を基準として前記横顔の特定部位を抽出する横顔特定部位抽出手段と、
    前記横顔特定部位抽出手段により得られる複数の横顔特定部位に基づき、前記画像上の化粧対象者に対して化粧を施す化粧領域を抽出する化粧領域抽出手段と、
    前記化粧領域抽出手段により抽出された前記化粧対象者の画像上の化粧領域に対して化粧を施す化粧手段とを有し、
    前記化粧領域抽出手段は、
    水平を向くように位置付けられた横顔を基準として、
    前記横顔の眉山から髪の生え際へ水平に引いた第1の線と、
    前記横顔のあご先から首に向かって水平に引いた第2の線と、
    前記横顔の鼻先と耳の付け根を水平に引いた直線で結び、結んだ直線の二分の一の地点を基準にして垂直方向に直線を引いた第3の線と、
    前記眉山から垂直方向に引いた第4の線とにより囲まれた領域を前記化粧領域として前記化粧対象者の画像から抽出することを特徴とする化粧シミュレーション装置。
  6. 化粧対象者の横顔を撮影した撮影画像を用いて画像上の化粧対象者に化粧を施すための化粧シミュレーションプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記撮影画像に含まれる横顔の輪郭を抽出する横顔輪郭抽出手段、
    前記横顔輪郭抽出手段によって抽出された横顔の輪郭を基準として前記横顔の特定部位を抽出する横顔特定部位抽出手段、
    前記横顔特定部位抽出手段により得られる複数の横顔特定部位に基づき、前記画像上の化粧対象者に対して化粧を施す化粧領域を抽出する化粧領域抽出手段、及び、
    前記化粧領域抽出手段により抽出された前記化粧対象者の画像上の化粧領域に対して化粧を施す化粧手段として機能させ
    前記化粧領域抽出手段は、
    水平を向くように位置付けられた横顔を基準として、
    前記横顔の眉山から髪の生え際へ水平に引いた第1の線と、
    前記横顔のあご先から首に向かって水平に引いた第2の線と、
    前記横顔の鼻先と耳の付け根を水平に引いた直線で結び、結んだ直線の二分の一の地点を基準にして垂直方向に直線を引いた第3の線と、
    前記眉山から垂直方向に引いた第4の線とにより囲まれた領域を前記化粧領域として前記化粧対象者の画像から抽出することを特徴とする化粧シミュレーションプログラム。
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