JP5016081B2 - 生体情報測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生体情報について複数の測定項目の測定を行う測定部と、複数の測定項目の測定結果を記憶する記憶部と、複数の測定項目のそれぞれを表示する表示部とを含む生体情報測定装置に関する。
この種の生体情報測定装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
この文献の生体情報測定装置では、複数の項目について今回の測定結果および過去の測定結果(例えば前日)をそれぞれ表示部に表示することにより、ユーザが測定結果の対比を確認できるようにしている。
特開2009−63306号公報
しかし上記生体情報測定装置では、複数の項目が過去の同じ時期の測定結果と対比されるため、測定項目によっては今回の測定結果と過去の測定結果との間に実質的な違いが見られないこともある。
例えば、体重および骨量の2つの測定項目について本日の測定結果および前日の測定結果を表示する生体情報測定装置を想定すると、この装置では次のことが問題となる。すなわち、体重は日毎に変動するため、本日の体重の測定結果と前日の体重の測定結果との対比に実質的な差が現れやすい。一方、骨量は日毎の変動が体重よりも小さいため、ユーザが骨量の測定を毎日継続してもほとんどの日においては、本日の骨量の測定結果と前日の骨量の測定結果との間に実質的な差が見られない。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、その目的は、生体情報の測定結果の経時的な変化を測定項目毎に適切にユーザに提供することのできる生体情報測定装置を提供することにある。
本発明の生体情報測定装置は、生体情報について複数の測定項目の測定を行う測定部と、前記複数の測定項目の測定結果を記憶する記憶部と、前記複数の測定項目のそれぞれを表示する表示部とを含む生体情報測定装置において、所定の測定項目について最新の測定結果と過去の測定結果とを比較することができること、および最新の測定結果との比較対象となる過去の測定結果の取得時期である比較対象時期を変更することができること、および同比較対象時期としての基準の比較時期が前記複数の測定項目のそれぞれに対して予め設定されていることを特徴とする。
この生体情報測定装置において、前記複数の測定項目の少なくとも1つについて前記比較対象時期をユーザの操作により変更することができることが好ましい。
この生体情報測定装置において、所定の測定項目についての測定が終了したときに最新の測定結果と過去の測定結果との差を前記表示部に表示することが好ましい。
この生体情報測定装置において、体脂肪率についての前記比較対象時期として、体重についての前記比較対象時期よりも過去の時期を設定することが好ましい。
この生体情報測定装置において、骨量についての前記比較対象時期として、体脂肪率についての前記比較対象時期よりも過去の時期を設定することが好ましい。
この生体情報測定装置において、最新の測定結果と過去の測定結果との比較を行う対象となる測定項目をユーザの操作により選択することができることが好ましい。
本発明によれば、生体情報の測定結果の経時的な変化を測定項目毎に適切にユーザに提供することのできる生体情報測定装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の生体情報測定装置について、(a)は本体測定部に把持測定部が取り付けられた状態を示す全体斜視図、(b)は本体測定部から把持測定部が取り外された状態を示す全体斜視図。 同実施形態の生体情報測定装置について、その電気的構成を示すブロック図。 同実施形態の生体情報測定装置を用いた生体情報の測定手順を示すフローチャート。 同実施形態の表示部を拡大した拡大図。 測定項目に対する比較対象時期を設定したテーブル。 本発明の第2実施形態における生体情報測定装置について、その表示部を拡大した拡大図。
(第1実施形態)
図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1に、生体情報測定装置10の構成を示す。なお、図1(a)は、把持測定部30が本体測定部20に取り付けられた状態を示す。また図1(b)は、同把持測定部30が同本体測定部20から取り外された状態を示す。
生体情報測定装置10は、生体情報の測定のためにユーザの両足が載せられる本体測定部20と、生体情報の測定のためにユーザにより把持される把持測定部30とを含む。本体測定部20と把持測定部30とは通信用のコード28により互いに接続されている。
本体測定部20には、複数の電極等を有する載置部21と、生体情報測定装置10の電源をオンおよびオフするための電源スイッチ26と、把持測定部30を収容するためのホルダ27とが設けられている。
載置部21には、インピーダンスを測定するための足電極22が設けられている。足電極22としては、生体に電流を供給するための一対の足通電電極23、および生体内を流れる電流の電圧を測定するための一対の足測定電極24が設けられている。各電極23,24の下方には荷重センサ25が設けられている。
把持測定部30には、生体情報の測定時にユーザにより把持される把持部31と、生体情報の測定のためにユーザにより操作されるとともに測定結果が表示される入出力部32とが設けられている。
把持部31には、生体のインピーダンスを測定するための手電極33が設けられている。手電極33としては、生体に電流を供給するための一対の手通電電極34、および生体内を流れる電流の電圧を測定するための一対の手測定電極35が設けられている。
入出力部32には、生体情報の測定のために必要となる情報の入力等のためにユーザにより操作される入力部40と、生体情報の測定結果等を表示する表示部50とが設けられている。
入力部40には、ユーザ毎に予め登録されたユーザ情報を呼び出すためのユーザ選択ボタン41、およびユーザが各種の情報を入力するときに数値や項目の内容等を変更するための表示選択ボタン42が設けられている。またこの他に、過去の生体情報との測定結果を表示するための比較ボタン43、表示部50に表示される測定項目の測定結果を切り替えるための切替ボタン44が設けられている。なお、ユーザによる各ボタンの操作態様について、「ボタンを操作する」および「ボタンを長押しする」旨の動作は、それぞれ「短時間だけボタンを押し下げる動作」および「前者よりも長い時間にわたりボタンを押し下げた状態を維持する動作」を示す。
図2を参照して、生体情報測定装置10の電気的な構成について説明する。
生体情報測定装置10は、生体情報の測定を行うための電極等を含む計測部70と、入力部40から送信された情報等に基づく演算、ならびに計測部70および表示部50の動作制御を行う制御部60を含む。またこの他に、制御部60の演算結果が記憶されるとともに制御部60での演算に必要となる計算式等が予め記憶された記憶部80とを含む。制御部60には、各種の演算を行う演算部61が設けられている。
入力部40および計測部70および記憶部80と制御部60との間では次のように信号の送受信が行われる。すなわち制御部60には、入力部40により入力されたユーザ情報等、荷重センサ25の検出値、足電極22の検出値および手電極33の検出値が入力される。また記憶部80には、制御部60に入力されたユーザ情報等および各検出値、ならびに制御部60の演算結果のうち、生体情報の測定等のために必要なものが入力および記憶される。また、記憶部80に記憶されたデータ、および記憶部80に予め記憶されている演算式等のデータは必要に応じて制御部60により読み出される。また足電極22および手電極33には、通電のための指令信号が制御部60から送信される。また表示部50には、表示のための指令信号が制御部60から送信される。
演算部61は、生体情報について複数の測定項目の演算を行う。すなわち、図5に示される「体重」、「BMI」、「体脂肪率」、「筋肉レベル」、「基礎代謝」、「内臓脂肪レベル」、「皮下脂肪率」、「骨量」、「体組成年齢」、「バランス年齢」、「重心バランス」を算出する。
各測定項目は以下のように算出される。なお、ここでは各測定項目の算出に用いられる主要な項目のみを示している。実際には、さらに別の項目を含めて各測定項目の算出を行うことができる。
・BMIは、体重の演算値およびユーザの身長データに基づいて算出される。
・体脂肪率は、インピーダンスの演算値に基づいて算出される。
・筋肉レベルは、体脂肪率およびインピーダンスの演算値に基づいて算出される。
・基礎代謝は、体重および体脂肪率の演算値に基づいて算出される。
・内臓脂肪レベルは、体脂肪率の演算値に基づいて算出される。
・皮下脂肪率は、インピーダンスの演算値に基づいて算出される。
・骨量は、インピーダンスの演算値に基づいて算出される。
・体組成年齢は、体脂肪率、基礎代謝および筋肉レベルの演算値に基づいて算出される。
・バランス年齢は、荷重センサ25の出力値に基づいて算出される。
・重心バランスは、荷重センサ25の出力値に基づいて算出される。
バランス年齢および重心バランスの内容について補足する。
バランス年齢は、ユーザのバランスをとる能力を評価するための測定項目であり、次の手順で算出される。まず、荷重センサ25の出力値に基づいて測定時の重心位置の変化が記憶される。次に、単位時間あたりの重心位置の変化量と標準的な変化量との差が算出される。そして、予め定められた重心位置の変化量の差とバランス年齢との関係に基づいて、上記算出した変化量の差に応じたバランス年齢が算出される。
重心バランスは、ユーザの重心位置が標準的な重心に対してどの程度ずれているかを評価するための測定項目であり、次の手順で算出される。まず、荷重センサ25の出力値に基づいて重心位置の変化が記憶される。次に、重心位置の変化からユーザの重心位置が推定される。そして、推定した重心位置と標準的な重心位置との差に応じて重心バランスが算出される。
図3を参照して、生体情報の測定手順について説明する。
ステップS110では、ユーザにより電源スイッチ26がオフからオンに切り替えられる。
ステップS120では、ユーザによりユーザ選択ボタン41が操作されたか否かの確認が制御部60により行われる。
ステップS120では、対応するユーザ情報がすでに登録されているユーザ選択ボタン41が操作されたか、または新たにユーザ登録をするためのユーザ選択ボタン41の操作が行われたかの確認が制御部60により行われる。
ユーザ情報がすでに登録されているユーザ選択ボタン41が操作されたとき、ステップS140の作業が行われる。一方、新たにユーザ登録をするためのユーザ選択ボタン41の操作が行われたとき、すなわちユーザ選択ボタン41の長押しまたは対応するユーザ情報が存在しないユーザ選択ボタン41の操作が行われたとき、ステップS130の作業が行われる。
ステップS130では、ユーザによりユーザ情報の登録が行われる。ここでは、ユーザ情報としてユーザを識別するための情報、すなわち年齢、性別、身長が入力される。
ステップS140では、過去の測定結果との対比が必要となる測定項目の指定すなわち、生体情報の測定終了後に表示部50に今回の測定結果と過去の測定結果との比較結果を表示する対象となる測定項目(以下、「比較指定項目」)の指定がユーザにより行われる。ユーザが比較指定項目の変更を必要としないときには、所定の操作によりステップS140の作業が省略される。
ステップS150では、生体情報の測定のために必要な情報が全て登録されているか否かの確認が制御部60により行われる。ここでは、ユーザ選択および表示項目の選択が完了しているか否かを問うメッセージが表示部50に表示される。このメッセージに対して、完了していない旨の回答がユーザにより選択されたとき、ステップS120の作業が再び行われる。一方、完了している旨の回答がユーザにより選択されたとき、ステップS160の作業が行われる。
ステップS150では、生体情報の測定のために必要な情報が全て登録されているか否かの確認が制御部60により行われる。ここでは、ユーザ選択および表示項目の選択が完了しているか否かを問うメッセージが表示部50にされる。このメッセージに対して、完了していない旨の回答がユーザにより選択されたとき、ステップS120の作業が再び行われる。一方、完了している旨の回答がユーザにより選択されたとき、ステップS160の作業が行われる。
ステップS160では、体重の測定および重心位置の測定が本体測定部20により行われる。このときに測定された体重は、体重についての今回の測定結果として記憶部80に記憶される。また、重心位置は演算部61によりバランス年齢および重心バランスを算出するための参照データとして記憶部80に記憶される。
ステップS170では、インピーダンスの測定が本体測定部20または把持測定部30により行われる。ユーザが把持測定部30を把持していないとき、足電極22を用いてインピーダンスの測定が行われる。ユーザが把持測定部30を把持しているとき、足電極22および手電極33の両方を用いてインピーダンスの測定が行われる。インピーダンスの測定は以下の手順で行われる。
ユーザが把持測定部30を把持していないときには、足通電電極23により生体への通電が行われ、足測定電極24により生体を流れる電流の電圧が測定される。そして、演算部61により測定電圧に基づいてインピーダンスが算出される。
ユーザが把持測定部30を把持しているときには、足通電電極23および手通電電極34により生体への通電が行われ、足測定電極24および手測定電極35により生体を流れる電流の電圧が測定される。そして、演算部61により測定電圧に基づいてインピーダンスが算出される。
ステップS180では、予め登録されているユーザ情報、体重、重心位置およびインピーダンスの測定結果に基づいて、各測定項目についての数値またはレベルが算出される。すなわち、「BMI」、「体脂肪率」、「筋肉レベル」、「基礎代謝」、「内臓脂肪レベル」、「皮下脂肪率」、「骨量」、「体組成年齢」、「バランス年齢」および「重心バランス」を示す数値またはレベルが算出される。
ステップS190では、上記ステップS180で算出された測定項目の演算値のうち、いずれの測定項目が比較指定項目に設定されているかが制御部60により確認される。
ステップS200では、各測定項目の今回の測定結果が表示部50に表示される。ユーザにより切替ボタン44が操作される毎に表示される測定項目の内容が切り替えられる。切替ボタン44の操作による測定項目の表示順序は予め定められている。また、ユーザにより比較ボタン43が操作されたときには、過去の測定結果および同結果との比較結果も併せて表示される。
図4および図5を参照して、各測定項目の測定結果の比較の詳細について説明する。
生体情報測定装置10では、比較指定項目に設定された測定項目が表示部50に表示されている状態において、ユーザにより比較ボタン43が操作されたとき、今回の測定結果に併せて、比較対象時期の過去の測定結果、および同測定結果との差を表示する。
図5に示されるように、今回の測定結果との比較対象となる過去の測定結果の取得時期を比較対象時期として、この比較対象時期の基準である基準の比較時期が各測定項目のそれぞれに対して予め設定されている。ここでは、各測定項目が日毎の変動のしやすさに応じて3つのグループに分類され、グループ毎に好ましい基準の比較時期が以下のように予め設定されている。
「体重」および「BMI」を含むグループAの測定項目は、日毎に変化しやすいことにより、測定日の前日の測定結果と比較しても実質的な差がみられやすいため、基準の比較時期が「1日前」に設定されている。
「体脂肪率」、「筋肉レベル」、「基礎代謝」、「内臓脂肪レベル」および「皮下脂肪率」を含むグループBの測定項目は、少なくとも測定日から1週間前に遡った測定結果との比較により実質的な差が確認しやすくなるため、基準の比較時期が「1週間前」に設定されている。
「骨量」、「体組成年齢」、「バランス年齢」および「重心バランス」を含むグループCの測定項目は、少なくとも測定日から1ヶ月前に遡った測定結果との比較により実質的な差が確認しやすくなるため、基準の比較時期が「1ヶ月前」に設定されている。
測定結果の比較は、具体的には次の手順で行われる。
(手順1)今回の測定が終了したとき、比較対象時期として指定されている過去の測定結果のデータが読み出される。比較対象時期がユーザにより変更されていない場合には、基準の比較時期の測定結果のデータが読み出される。比較対象時期がユーザにより変更されている場合には、ユーザにより指定された比較対象時期の測定結果のデータが読み出される。
(手順2)今回の測定結果のデータと上記(手順1)で読み出した過去の測定結果のデータとの差である比較差を算出する。測定項目がレベルにより評価されるものである場合には、レベルの違いを比較差として算出する。ここでは、全ての測定項目についての比較差を算出する。
(手順3)比較指定項目に設定された測定項目が表示部50に表示されている状態において、ユーザにより比較ボタン43が操作されたとき、今回の測定結果のデータ、過去の測定結果のデータ、および上記(手順2)で算出した比較差の結果を表示部50に表示する。ユーザにより比較ボタン43が長押しされたときには、過去の測定結果および比較差の表示をオフにする。
(手順4)上記(手順3)により今回の測定結果等を表示している状態において、ユーザにより比較ボタン43が操作されたとき、比較対象時期よりも過去の測定結果のデータとの比較結果を表示する。
例えば、体重について、今回の測定結果、比較対象時期(基準の比較時期)である1日前の測定結果、および比較差を表示している状態において、比較ボタン43が操作されたとき、今回の測定結果との比較対象を2日前の測定結果に変更する。そして表示部50には、今回の測定結果、2日前の測定結果、およびその比較差を表示する。なお、このときにもユーザにより比較ボタン43が長押しされたときには、過去の測定結果および比較差の表示をオフにする。
比較ボタン43が操作されたときに新たに比較対象とする時期については、以下のように測定項目のグループ毎に予め定められている。
・グループAの測定項目については、比較ボタン43が操作される毎に「2日前」、「3日前」、「1週間前」、「2週間前」、「1ヶ月前」、「2ヶ月前」、「3ヶ月前」、「6ヶ月前」および「1年前」の順に比較対象とする時期が変更される。
・グループBの測定項目については、比較ボタン43が操作される毎に「2週間前」、「1ヶ月前」、「2ヶ月前」、「3ヶ月前」、「6ヶ月前」および「1年前」の順に比較対象とする時期が変更される。
・グループCの測定項目については、比較ボタン43が操作される毎に「2ヶ月前」、「3ヶ月前」、「6ヶ月前」および「1年前」の順に比較対象とする時期が変更される。
比較対象時期の測定結果のデータが存在しないとき、すなわち比較対照時期に生体情報の測定が行われていないときには、以下の(a)〜(c)のいずれかの方法により今回の測定結果と過去の測定結果との比較が行われる。
(a)測定結果のデータが存在する日のうち基準の比較時期に最も近い日のデータと今回の測定結果とを比較する。
(b)測定結果のデータが存在する日のうち今回の測定日に最も近い日のデータと今回の測定結果とを対比する。
(c)測定結果のデータが存在する日のうち基準の比較対象時期とは別に予め設定した第2の基準の比較対象時期のデータと今回の測定結果とを比較する。
本実施形態の生体情報測定装置によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)生体情報測定装置10では、比較対象時期としての基準の比較時期を複数の測定項目のそれぞれに対して予め設定している。これにより、生体情報の測定結果の経時的な変化を測定項目毎に適切にユーザに提供することができる。
(2)生体情報測定装置10では、各測定項目についての比較対象時期として基準の対象時期を予め設定している。これにより、ユーザが各測定項目についての比較対象時期を設定する作業を行わなくとも、今回の測定結果と過去の測定結果との比較結果を確認することができるため、生体情報測定装置10の使い勝手を良いものにすることができる。
(3)生体情報測定装置10では、最新の測定結果と過去の測定結果との比較差を表示部50に表示している。これにより、過去の測定時からの変化を容易に把握することができる。
(4)生体情報測定装置10では、比較ボタン43が操作されたとき、今回の測定結果、過去の測定結果、およびこれら測定結果の比較差を表示部50に一度に表示している。これにより、ユーザが測定項目についての変化を容易に把握することができる。
(5)生体情報測定装置10では、ユーザにより比較ボタン43が押される毎に比較対象時期を基準の対象時期よりも過去に時期に変更している。これにより、ユーザが比較対象時期を予め基準の対象時期とは異なるものに設定する作業を行わなくとも、基準の対象時期とは異なる比較対象時期との比較結果を確認することができる。
(6)生体情報測定装置10では、体脂肪率についての比較対象時期を体重についての比較対象時時期よりも過去の時期に設定している。これにより、過去のデータと比較した際に、実質的に差のある比較結果が得られやすくなる。
(7)生体情報測定装置10では、骨量についての比較対象時期を体脂肪率についての比較対象時時期よりも過去の時期に設定している。これにより、過去のデータと比較した際に、実質的に差のある比較結果が得られやすくなる。
(第2実施形態)
図6を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。なお以下では、第1実施形態の構成からの変更点を中心に説明し、同実施形態と共通する構成については同一の符合を付してその説明を省略する。
第1実施形態の生体情報測定装置10では、生体情報の測定が終了した後、1つの測定項目について、今回の測定結果および過去の測定結果および比較差を表示部50に表示している。
これに対して本実施形態の生体情報測定装置10では、生体情報の測定が終了した後、1つの測定項目についての今回の測定結果および過去の測定結果および比較差に加え、別の測定項目の測定結果を表示部50に表示する。
例えば、今回の測定結果と過去の測定結果との比較差を表示する対象として「体重」が選択されたとき、比較ボタン43の操作により体重についての今回の測定結果および過去の測定結果および比較差に併せて、基礎代謝の測定結果が表示部50に表示される。基礎代謝については、今回の測定結果、および年齢毎の基準値との比較差が表示される。
本実施形態によれば、先の第1実施形態による(1)の効果、すなわち生体情報の測定結果の経時的な変化を測定項目毎に適切にユーザに提供することができる旨の効果、ならびに(2)〜(7)の効果に加えて、以下に効果を奏することができる。
(8)生体情報測定装置10では、1つの測定項目についての測定結果等に加え、別の測定項目の測定結果等を表示している。これにより、ユーザが複数の測定項目の測定結果等を一度に確認できるため、当該生体情報測定装置10の使い勝手をより良いものにすることができる。
(その他の実施形態)
本発明の生体情報測定装置の実施態様は、上記各実施形態にて例示した実施態様に限られるものではなく、例えば以下に示すように変更することもできる。また、以下に示される各変形例は、対応する実施形態にのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
・上記第2実施形態では、所定の測定項目の測定結果等を表示しているときに、さらに予め定められた測定項目の測定結果等を併せて表示部50に表示したが、併せて表示する測定項目の内容をユーザが予め指定することもできる。
・上記各実施形態では、生体情報の測定が終了したとき、全ての測定項目についての比較差を算出したが、比較指定項目に設定されている測定項目についてのみ比較差を算出することもできる。
・上記各実施形態では、比較対象時期を測定項目毎に予め設定したが、比較対象時期をユーザが選択する構成に変更することもできる。
・上記各実施形態では、比較ボタン43が操作されたときに新たに比較対象とする時期を測定項目のグループ毎に予め定めているが、ユーザが事前に同時期を設定することもできる。
・上記各実施形態では、比較ボタン43が操作されたときに過去の測定結果および比較差を表示部50に表示したが、比較差を省略することもできる。
・上記各実施形態では、各測定項目についての基準の比較時期を図5に示される内容に設定したが、基準の比較時期の内容は同実施形態に例示した内容に限られるものではない。例えば、
(a)体重およびBMIについて、基準の比較時期を2日前〜1週間前のいずれかの時期に変更する。
(b)体脂脂肪率、筋肉、基礎代謝、内臓脂肪レベルおよび皮下脂肪率について、基準の比較時期を8日前〜1ヶ月前のいずれかの時期に変更する。
(c)骨量、体組成年齢、バランス年齢および重心バランスについて、基準の比較時期を1ヶ月と1日前〜3ヶ月前のいずれかの時期に変更する。
・上記各実施形態では、複数の測定項目を3つのグループに分類して、グループ毎に基準の比較時期を設定したが、測定項目毎に個別に基準の比較時期を設定することもできる。その一例として、例えば以下の(a)〜(c)の設定態様が挙げられる。
(a)体重およびBMIの間で基準の比較時期を互いに異なるものにする。
(b)体脂脂肪率、筋肉、基礎代謝、内臓脂肪レベルおよび皮下脂肪率の間で基準の比較時期を互いに異なるものにする。
(c)骨量、体組成年齢、バランス年齢および重心バランスの間で基準の比較時期を互いに異なるものにする。
・上記各実施形態では、切替ボタン44の操作に基づいて全ての測定項目を順番に表示したが、切替ボタン44の操作に基づいて表示される測定項目を予め設定することもできる。この場合には、ユーザが表示を必要としない測定項目が表示されないため、全ての測定項目が順番に表示される場合と比較して、生体情報測定装置10の使い勝手がより良いものになる。
・上記各実施形態では、比較指定項目に設定された測定項目が表示部50に表示されている状態において、ユーザにより比較ボタン43が操作されたとき、過去の測定結果および比較差を表示部50に一度に表示したが、今回の測定結果および過去の測定結果および比較差を順に表示することもできる。なお、この場合の表示の順序としては、今回の測定結果を最初にすることが望ましいが、過去の測定結果または比較差を最初にすることもできる。
・上記各実施形態では、生体情報の測定の終了後に比較ボタン43が操作されることに基づいて過去の測定結果および比較差を表示部50に表示したが、表示方法を次のように変更することもできる。すなわち、生体情報の測定の終了後、比較ボタン43の操作に代えて自動的に過去の測定結果および比較差を表示部50に表示することもできる。
・上記各実施形態では、切替ボタン44の操作に基づいて表示部50に表示する測定項目を切り替えたが、切替ボタン44の操作に代えて、一定時間が経過することに基づいて表示部50の表示内容を自動的に切り替えることもできる。
・上記各実施形態では、通電電極および測定電極を用いて生体のインピーダンスを測定し、この測定結果に基づいて生体情報の各測定項目の数値を演算したが、生体情報の測定方法を次のように変更することもできる。すなわち、光源および受光素子を用いて生体を伝播する光量を測定し、この測定結果に基づいて生体情報の各測定項目の数値を演算することもできる。この場合には、さらに皮下脂肪の厚みを測定することが可能となる。
・上記各実施形態では、入出力部32を把持測定部30に設けたが、入出力部32を本体測定部20に設けることもできる。
・上記各実施形態では、本体測定部20および把持測定部30を含めて生体情報測定装置10を構成したが、本体測定部20を省略した形態の生体情報測定装置10とすることもできる。また、把持測定部30を省略した形態の生体情報測定装置10とすることもできる。
・上記各実施形態では、ユーザが把持測定部30を把持しているとき、足電極22および手電極33の双方を用いてインピーダンスの測定を行うが、手電極33または足電極22の一方のみを用いてインピーダンスの測定を行うこともできる。
・上記各実施形態では、本体測定部20内に制御部60を設けたが、把持測定部30内に制御部60を設けることもできる。
・上記各実施形態では、図5に示される各測定項目を測定しているが、これらの測定項目の少なくとも1つを測定項目から除外することもできる。
・上記各実施形態では、本体測定部20と測定部30との通信のためにコード28を設けたが、コード28省略して本体測定部20と測定部30とのそれぞれに電波、光などを用いたワイヤレスの通信機能をもたせることもできる。
10…生体情報測定装置、20…本体測定部(測定部)、30…把持測定部(測定部)、50…表示部、80…記憶部。

Claims (6)

  1. 生体情報について複数の測定項目の測定を行う測定部と、前記複数の測定項目の測定結果を記憶する記憶部と、前記複数の測定項目のそれぞれを表示する表示部とを含む生体情報測定装置において、
    所定の測定項目について最新の測定結果と過去の測定結果とを比較することができること、および最新の測定結果との比較対象となる過去の測定結果の取得時期である比較対象時期を変更することができること、および同比較対象時期としての基準の比較時期が前記複数の測定項目のそれぞれに対して予め設定されていること
    を特徴とする生体情報測定装置。
  2. 請求項1に記載の生体情報測定装置において、
    前記複数の測定項目の少なくとも1つについて前記比較対象時期をユーザの操作により変更することができる
    ことを特徴とする生体情報測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の生体情報測定装置において、
    所定の測定項目についての測定が終了したときに最新の測定結果と過去の測定結果との差を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする生体情報測定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の生体情報測定装置において、
    体脂肪率についての前記比較対象時期として、体重についての前記比較対象時期よりも過去の時期を設定する
    ことを特徴とする生体情報測定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の生体情報測定装置において、
    骨量についての前記比較対象時期として、体脂肪率についての前記比較対象時期よりも過去の時期を設定する
    ことを特徴とする生体情報測定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の生体情報測定装置において、
    最新の測定結果と過去の測定結果との比較を行う対象となる測定項目をユーザの操作により選択することができる
    ことを特徴とする生体情報測定装置。
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