JPH10243935A - スキンカウンセリングデータ入力装置 - Google Patents

スキンカウンセリングデータ入力装置

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JPH10243935A
JPH10243935A JP9051358A JP5135897A JPH10243935A JP H10243935 A JPH10243935 A JP H10243935A JP 9051358 A JP9051358 A JP 9051358A JP 5135897 A JP5135897 A JP 5135897A JP H10243935 A JPH10243935 A JP H10243935A
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戸 祐 幸 森
Makoto Toyoda
田 誠 豊
Kiyokazu Nakajo
條 清 和 中
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各測定機を装置本体に信号線を介して接続し
なくても皮膚特性を表す各種データを測定でき、また、
その測定結果をキー入力することなくコンピュータにデ
ータとして入力できるようにする。 【解決手段】 皮膚特性を測定する各測定機(S1〜S4
にバッテリ(4)が搭載されると共に、表示部(6)が
設けられているので、表示部やバッテリを設けた装置本
体などに信号線を介して接続する必要がない。また、各
測定機(S1〜S4)の通信データ形成手段(7)では、測
定した皮膚特性に応じて予め設定された所定のヘッダと
測定結果として記憶されたデータとからなる通信データ
が形成されて、光信号出射部(8)から光信号で出射さ
れ、この信号をデータ中継機(3)の光信号入射部(10
a, 10b)に入射させれば、通信データが光信号のまま又
は電気信号に変換されてコンピュータ(2)に入力さ
れ,キー入力の手間が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品を販売する
美容部員が顧客に最適のアドバイスを行うためのスキン
カウンセリングデータとなる顧客の皮膚の油分,水分,
色合い,皮膚温度などを測定した後、これらをコンピュ
ータ入力させるスキンカウンセリングデータ入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚の油分,水分,色合い,皮膚温度
は、化粧品販売店や百貨店の化粧品売場において、顧客
の皮膚特性に応じて最も適切な化粧品をアドバイスする
際のカウンセリングデータとして用いられており、従来
より、これらのデータを検出する皮膚特性測定装置が提
案されている(特開平2−26738号,特開平3−2
6230号公報参照)。
【0003】 図12はこのような従来の皮膚特性測定
装置を示す斜視図,図13はそのブロック図である。卓
上型の装置本体60の上面には、先端に油分採取チップ
61が装着可能な油分量測定プローブ62と、先端に水
分センサ63を配した水分量測定プローブ64と、先端
に温度センサ65を配した皮膚温度測定プローブ66と
を夫々収納するホルダー67,68,69が形成される
と共に、前記油分量測定プローブ62を収納するホルダ
ー67の底部には、油分採取チップ61に光を照射して
その反射光強度を検出する油分測定光学系71が配さ
れ、前記水分量測定プローブ64,皮膚温度測定プロー
ブ66は信号線72,73を介して装置本体60に連結
されている。
【0004】 装置本体60には、その内部に、前記油
分測定光学系71で検出された反射光強度に基づいて油
分量を測定する油分量測定手段74と、水分センサ63
の出力信号に基づいて水分量を算出する水分量測定手段
75と、温度センサ65の出力信号に基づいて皮膚温度
を算出する温度測定手段76を備え、その正面には、前
記各測定手段74,75,76で算出された油分量,水
分量,皮膚温度を夫々表示する油分量表示部77,水分
量表示部78,温度表示部79が設けられている。
【0005】そして、まず、油分量を測定するときは、
油分量測定プローブ62の先端に油分採取チップ61を
装着して油分採取前の反射光強度を測定し、その後、油
分量測定プローブ62をホルダー67から抜き取って油
分採取チップ61を皮膚に押し当て、油分を採取した
後、再びホルダー67内に収納して油分採取後の反射光
強度を測定すると、その反射光強度変化に基づいて測定
された油分量が油分量表示部77に表示される。次い
で、水分量を測定するときは、水分量測定プローブ64
をホルダー68から抜き取って、先端の水分センサ63
を皮膚に押し当ててスイッチ64aを押せば、その出力
信号に基づいて水分量測定手段で水分量が算出され、そ
の結果が水分量表示部78に表示される。さらに、皮膚
温度についても皮膚温度測定プローブ66を用いて水分
量と同様に測定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水分量
測定プローブ64及び皮膚温度測定プローブ66は信号
線72,73を介して装置本体60に接続されているた
め、装置本体60から離れたところでは測定することが
できず、また、信号線72,73が届く範囲で測定して
いても、信号線72,73が絡み合ってしまい取り扱い
が極めて面倒であるという問題があった。また、油分量
測定プローブ62は信号線で接続されてはいないが、装
置本体60に形成したホルダー67に挿し込むことによ
り油分が光学的に測定されるので、やはり装置本体60
に近いところでなければ測定することはできない。しか
も、この種の皮膚特性測定装置は、各測定プローブ6
2,64,66で測定された油分量,水分量,皮膚温度
の各データを表示するに止まるので、これらのデータに
基づいて肌の状態を総合的に判断するには、やはり美容
部員の長年の経験や感に頼らざるを得ない。
【0007】 もちろん、各データをコンピュータに入
力して所定のプログラムに従って演算処理させれば、例
えば、夫々のデータを同年齢の平均値と比較してレーダ
チャートなどに表示させて、どのデータが平均位置に対
して多いか少ないかなどを一目で判るようにすれば、美
容部員の経験や感に頼らずに、例えば水分量が少なけれ
ば保湿成分の多く含まれた化粧品を使用するように、ま
た、油分が多ければ皮脂を除去する成分が多く含まれた
化粧品を使用するようにアドバイスすることができる。
しかし、前述した皮膚特性測定装置などで測定した各デ
ータを一つ一つコンピュータに入力しなければ演算処理
を実行させることはできず、項目が複数に渡る場合に各
データを間違いなくキー入力することは非常に面倒で手
間も時間もかかる。特に、多数の顧客の相談に応じなけ
ればならない忙しいときには入力ミスを犯しやすく、入
力ミスしたときには、誤ったデータに基づいてアドバイ
スするおそれがあった。
【0008】 そこで本発明は、信号線をなくしてどこ
でも皮膚特性を表す各種データを測定することができる
と同時に、その測定結果をキー入力することなくコンピ
ュータにデータとして入力させることができるようにす
ることを技術的課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、夫々異なる皮膚特性を測定する複数の測
定機と、各測定機の測定結果をコンピュータに入力させ
るデータ中継機からなり、各測定機は、電源となるバッ
テリと、測定しようとする皮膚特性を電気的な信号とし
て出力させるセンサと、そのセンサの検出信号に基づい
て皮膚特性を表すデータを算出する演算装置と、算出さ
れたデータを記憶するメモリと、そのデータを数量化し
て表示する表示部と、測定した皮膚特性に応じて予め設
定された所定のヘッダと前記メモリに記憶されたデータ
とからなる通信データを形成する通信データ形成手段
と、前記通信データを光信号に変換して出力する光信号
出射部とを備え、前記データ中継機には、各測定機の光
信号出射部から出射される光信号を入射させる光信号入
射部と、当該光信号入射部に入射された通信データを光
信号のまま、または、電気信号に変換してコンピュータ
に入力させる通信データ中継伝送手段を備えたことを特
徴とする。
【0010】 本発明によれば、各測定機にバッテリが
搭載されると共に、表示部が設けられているので、測定
機単独で皮膚特性を測定すれば,その表示部に測定結果
が表示される。したがって、表示部やバッテリを設けた
装置本体などに信号線を介して接続する必要がなく、測
定機のみを持ち運べば、どこでも測定結果を見ることが
できる。また、各測定機の通信データ形成手段では、測
定した皮膚特性に応じて予め設定された所定のヘッダと
測定結果として記憶されたデータとからなる通信データ
が形成され、光信号出射部で光信号に変換して出力され
る。したがって、各測定機から出力される光信号をデー
タ中継機の光信号入射部に入射させれば、通信データが
光信号のまま又は電気信号に変換されてコンピュータに
入力される。このとき、通信データには皮膚特性に応じ
たヘッダが設けられており、コンピュータにデータの種
類を自動的に識別させることができるので、複数種類の
データを入力するときにデータの種類を操作者が一々指
定したり、定められた順番に従ってデータを入力したり
する必要がない。
【0011】 そして、さらに好適な実施形態として
は、各測定機が同一形状のケーシングで形成されると共
に、前記光信号出射部が全ての測定機について前記ケー
シングの同じ位置に形成され、前記データ中継機には、
前記ケーシングの光信号出射部が形成された部分を挿し
込む挿通孔が形成されると共に、当該挿通孔内には、ケ
ーシングを挿し込んだときにその光信号出射部と対向す
る位置に前記光信号入射部が形成されて成る。これによ
れば、各測定機のケーシングを挿通孔に挿し込むだけ
で、測定機の光信号出射部から出力された通信データ
が、データ中継機の光信号入射部に入力されるので、コ
ネクタの着脱操作などを一切行うことなく、各皮膚特性
のデータをコンピュータに入力させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係るスキ
ンカウンセリングデータ入力装置の概略を示すブロック
図、図2はその外観を示す説明図、図3は油水分測定機
の外観斜視図、図4はそのブロック図、図5は明るさ/
色合い測定機の外観斜視図、図6はそのブロック図、図
7は皮膚温度測定機の外観斜視図、図8はそのブロック
図、図9は皮膚弾性測定機の外観斜視図、図10はその
ブロック図である。
【0013】 本例に係るスキンカウンセリングデータ
入力装置1は、例えば、皮膚の油分量及び水分量を測定
する油水分測定機S1 ,皮膚の明るさ及び色合いを測定
する明るさ/色合い測定機S2 ,皮膚の温度を測定する
皮膚温度測定機S 3 及び皮膚の弾力性を測定する皮膚弾
性測定機S4 と、各測定機S1 〜S4 の測定結果をコン
ピュータ2に入力させるデータ中継機3からなる。各測
定機S1 〜S4 は、同一形状のケーシングCで形成さ
れ、電源となるバッテリ4と、測定しようとする皮膚特
性測定手段M1 〜M4 と、当該測定手段M1〜M4 で測
定されたデータを記憶するメモリ5と、そのデータを数
量化して表示する表示部6と、測定した皮膚特性に応じ
て予め設定された所定のヘッダと前記メモリ5に記憶さ
れたデータとからなる通信データを形成する通信データ
形成手段7を備えている。また、前記通信データを光信
号に変換して出力する光信号出射部8が、全ての測定機
1 〜S4 について前記ケーシングCの同じ位置に形成
され、測定終了後各測定機S1 〜S4 のスイッチ(図示
せず)をオフするまで通信データを所定時間間隔(1秒
おき)に出力するようになされている。なお本例では、
各測定機S1 〜S4 の背面側にバッテリ4を搭載してい
る関係上、光信号出射部8は背面から見てケーシングC
の上方寄りに形成されている。
【0014】 また、前記データ中継機3は、コンピュ
ータ2を載置する基台を兼用しており、各測定機S1
4 を収納するホルダH1 〜H4 が形成されると共に、
各測定機S1 〜S4 のケーシングCを背面から挿し込む
挿通孔9が形成されている。そして、この挿通孔9内に
は、各測定機S1 〜S4 のケーシングCの上下を逆にし
て挿し込んでも、その光信号出射部8から出力される通
信データを受信することができるように、光信号出射部
8と対向する位置に光信号入射部10a,10bが形成
されている。そして、当該光信号入射部10a,10b
から入射された光信号は、光電変換素子11a,11b
を備えた光電変換装置11で電気信号に変換され、通信
ケーブル(通信データ中継伝送手段)12を介してコン
ピュータ2に入力される。また、13は皮膚を拡大して
撮像するCCDマイクロスコープであって、その画像信
号がデータ中継機3を介してコンピュータ2に入力され
るようになされている。なお、光信号出射部8が測定機
1 〜S4 の背面から見てケーシングCの中央に形成さ
れている場合には、光信号入射部はそれに対向する1ケ
所で足りる。
【0015】 油水分測定機S1 の皮膚特性測定手段M
1 は、ケーシングCから突出して形成された測定用プロ
ーブ21と、その先端に配設された湿度センサ22と、
当該湿度センサ22の出力信号に基づいて水分量を算出
する水分量演算装置23と、ケーシングCの先端側の底
面に形成された油分測定孔24内に配設された油分検出
光学系(センサ)25と、当該油分検出光学系25の出
力信号に基づいて油分量を算出する油分量演算装置26
からなる。そして、油分量を測定する場合は、油分採取
キャップ27を前記プローブ21の先端に装着して油分
採取面28に皮脂を浸透させた後、当該油分採取面28
を測定孔24に差し込む。これにより、油分採取面28
に測定光が照射され、その反射光強度に基づいて前記油
分量演算装置26で油分量が検出される。なお油水分測
定機S1 の表示部6には、油分量及び水分量が15段階
で表示され、その通信データ形成手段7では、15段階
に測定された油分データ及び水分データに夫々ヘッダL
及びHを付けて通信データを形成する。
【0016】 また、明るさ/色合い測定機S2 の皮膚
特性測定手段M2 は、ケーシングCから突出して形成さ
れた測定用プローブ31と、その先端に形成された透光
部32と、当該透光部32を皮膚の測定部位に当接した
状態で皮膚面と直交する光軸B上に配設された受光素子
(センサ)33と、前記光軸Bに対して約30°の角度
で前記透光部32に赤色光及び緑色光を照射する赤色発
光素子34R及び緑色発光素子34Gと、前記受光素子
33で測定された各色反射光強度に基づいて所定の演算
処理を行い肌の明るさ及び色合いを算出する演算装置3
5からなる。なお、腕の背面側等の日に焼けていない部
分の反射光強度を標準反射光強度R 0 ,G0 とし、明る
さ及び色合いを測定しようとする顔の肌などの測定対象
面の各色測定反射光強度RM ,GM とすると、正規化反
射光強度R,Gは、 R=RM /R0 ,G=GM /G0 で求まり、肌の明るさX,肌の色合いYは、この正規化
反射光強度R,Gに基づいて、 X=R+G, Y=R−G で求まる。なお、明るさ/色合い測定機S2 は、その表
示部6で、明るさXを縦軸,色合いYを横軸とするグラ
フィック表示がなされ、その通信データ形成手段7で
は、明るさXと色合いYの基礎データとなる各色標準反
射光強度R0 ,G0 及び各色測定反射光強度RM ,GM
に夫々ヘッダJ0 ,K0 及びJM ,KM を付けて通信デ
ータを形成する。
【0017】 皮膚温度測定機S3 の皮膚特性測定手段
3 は、ケーシングCから突出して形成された測定用プ
ローブ41と、その先端に配設された温度センサ42
と、当該温度センサ42の検出信号に基づいて測定用プ
ローブ41の先端に当接された皮膚の温度を算出する演
算装置43とから成る。そして、測定用プローブ41を
皮膚に押し当てて皮膚温度を測定するときに、温度セン
サ42で検出される温度の時間的変化を所定時間間隔
(例えば2秒間隔)で100データ採取し、その変化率
が予め設定された値以下になったときの温度を皮膚温度
として検出し、表示部6ではこれを8段階で表示する。
なお、前記温度センサ42は、皮膚に測定用プローブ4
1を皮膚に押し当てないときは気温(室温)を検出する
ことができる。また、皮膚温度測定機S3 の通信データ
形成手段7では、測定された室温及び皮膚温度に夫々ヘ
ッダR,Tをつけて通信データを形成する。
【0018】 皮膚弾性測定機S4 の皮膚特性測定手段
4 は、ケーシングCから突出して形成された測定用プ
ローブ51と、その先端からさらに突出するように形成
されたプランジャ52と、当該プランジャ52の位置を
検出する光センサ53と、光センサ53の検出信号に基
づいて皮膚弾性を測定する演算装置54からなる。そし
て、プランジャ52はバネ55で突出方向に付勢されて
おり、演算装置54では、測定用プローブ51を皮膚に
押し当てたときにプランジャ52が皮膚弾性でバネ55
の弾撥力に抗して引っ込むときの変位に基づいて弾性値
及び粘性値を測定する。このとき、弾性値はプランジャ
52の最終変位量に基づいて測定され、粘性値は、ブラ
ンジャ52が最終変位量に達するまでの時間的変化に基
づいて決定される。なお、皮膚弾性測定機S4 の通信デ
ータ形成手段では、測定された弾性値及び粘性値に夫々
ヘッダU,Vをつけて通信データを形成する。
【0019】 以上が本発明の一構成例であって、つぎ
にその作用について説明する。まず、データ中継機3の
上にコンピュータ2を載置し、通信ケーブル12の先端
に形成されたコネクタ12aをコンピュータ2の入力ポ
ートに接続する。そして、コンピュータ2に予め記憶さ
せたスキンカウンセリング用の所定のプログラムを実行
させ、各データを入力可能な状態で待機させておく。こ
こで、スキンカウンセリングを受けに来た顧客に対し
て、油水分測定機S1で皮膚の油分量及び水分量を測定
し、明るさ/色合い測定機S2 で皮膚の明るさ/色合い
を測定し、皮膚温度測定機S3 で皮膚温度を測定し、皮
膚弾性測定機S 4 で皮膚の弾力性を測定する。この場合
に、各測定機S1 〜S4 は夫々にバッテリ4が搭載され
て表示部6が形成されているので、例えばデータ中継機
3から離れたところに来た顧客に対しても、顧客をデー
タ中継機3の近くまで呼び寄せるまでもなく、美容部員
が各測定機S1 〜S4 だけを持ち運んで必要なデータを
測定することができる。また、各測定機S1 〜S4 には
信号線や電源コードがないので、必要なデータを測定す
る場合にこれらが絡み合うこともなく取り扱いが非常に
便利である。さらに、各測定機S1 〜S4 の表示部6に
測定結果が表示されるので、特にこれらのデータをコン
ピュータ2で処理する必要のない場合には、その場で測
定結果を見ながら顧客に対して必要なアドバイスを行う
ことができる。
【0020】 次いで、各測定機S1 〜S4 は、スイッ
チ(図示せず)をオフするまで、その測定結果を含む通
信データを光信号出射部8から光信号として出力してい
る。したがって、その測定結果をコンピュータ2で処理
する場合は、各測定機S1 〜S4 の後端側をデータ中継
機3の挿通孔9に挿し込めば、光信号出射部8から出射
された光信号が、挿通孔9内に形成された光信号入射部
10a又は10bに入射され、これが光電変換装置11
により電気信号に変換されて、通信ケーブル12を介し
てコンピュータ2に入力されることとなり、キー入力す
る手間は一切不要となる。
【0021】 また、各測定機S1 〜S4 から出力され
た通信データには、測定した皮膚特性に応じて夫々異な
るヘッダが付されているので、コンピュータ2ではその
ヘッダを識別することにより何のデータが入力されたか
判断することができる。したがって、各測定機S1 〜S
4 を挿通孔9に挿し込んでデータ送信する際に、どのよ
うな順序で挿し込んでも良く、また、コンピュータ操作
を行う美容部員が一々何のデータを入力するかを指定す
る操作も一切不要となり、入力ミスを犯すこともない。
そして、コンピュータ2では、予め設定されたプログラ
ムに従って、例えば、夫々のデータを同年齢の平均値と
比較してレーダチャートなどに表示させて、どのデータ
が平均位置に対して多いか少ないかなどを一目で判るよ
うにすることにより、正しく入力されたデータに基づい
て顧客に対し適切なアドバイスすることができる。
【0022】 なお、上述の説明では光信号として出力
された通信データを電気信号に変換してコンピュータ2
に伝送する場合について説明したが、コンピュータ2に
光入力端子が設けてある場合は、光信号のまま伝送して
もよいことはもちろんである。また、データ中継機3の
挿通孔9に各測定機S1 〜S4 の上下をどちらに向けて
挿し込んでも、その光信号出射部8から出力された光信
号を入力できるようにするためには、前述のように光電
変換素子11a,11bを二つ配する場合に限らず、図
11に示すように、プリズム15の屈折を利用して光信
号を一つの光電変換素子16に導くようにしてもよい。
さらに、各測定機S1 〜S4 をデータ中継機3の挿通孔
9に挿し込むことにより通信データを伝送する場合に限
らず、データ中継機3に接続された光コネクタを各測定
機S1 〜S4 の光信号出射部8に接続する場合であって
もよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
測定機にバッテリが搭載されると共に、表示部が設けら
れているので、測定機単独で皮膚特性を測定すれば,そ
の表示部に結果が表示され、表示部やバッテリを設けた
装置本体などに信号線を介して接続する必要がなく、測
定機のみを持ち運んでどこでも測定することができると
いう大変優れた効果がある。また、各測定機から光信号
として出力された測定結果をデータ中継機を介してコン
ピュータに入力することができ、このとき、各通信デー
タには皮膚特性に応じたヘッダが設けられて、コンピュ
ータにデータの種類を自動的に識別させることができる
ので、キー入力が不要になるだけでなく、複数種類のデ
ータを入力するときにデータの種類を操作者が一々指定
したり、定められた順番に従ってデータを入力したりす
る必要がなく、入力ミスを犯すこともないという大変優
れた効果がある。
【0024】 さらに、各測定機を同一形状のケーシン
グで形成し、光信号出射部を全ての測定機について前記
ケーシングの同じ位置に形成し、前記データ中継機側に
は、前記ケーシングの光信号出射部が形成された部分を
挿し込む挿通孔を形成すると共に、挿通孔内にケーシン
グの光信号出射部と対向する位置に光信号入射部を形成
しておけば、各測定機のケーシングを挿通孔に挿し込む
だけで、光信号の授受を行うことができるので、コネク
タなどの着脱操作を一切行うことなく、各皮膚特性のデ
ータをコンピュータに入力させることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスキンカウンセリングデータ入力
装置の概略を示すブロック図。
【図2】その外観を示す説明図。
【図3】油水分測定機の外観斜視図。
【図4】そのブロック図。
【図5】明るさ/色合い測定機の外観斜視図。
【図6】そのブロック図。
【図7】皮膚温度測定機の外観斜視図。
【図8】そのブロック図。
【図9】皮膚弾性測定機の外観斜視図。
【図10】そのブロック図。
【図11】光信号入射部の他の実施形態を示す図。
【図12】従来の皮膚特性測定装置を示す斜視図。
【図13】そのブロック図。
【符号の説明】
1・・・・・・スキンカウンセリングデータ入力装置 S1 ・・・・・油水分測定機 S2 ・・・・・明るさ/色合い測定機 S3 ・・・・・皮膚温度測定機 S4 ・・・・・皮膚弾性測定機 2・・・・・・コンピュータ 3・・・・・・データ中継機 C・・・・・・ケーシング 4・・・・・・バッテリ 5・・・・・・メモリ 6・・・・・・表示部 7・・・・・・通信データ形成手段 8・・・・・・光信号出射部 H1 〜H4 ・・ホルダ 9・・・・・・挿通孔 10a,10b・光信号入射部 12・・・・・・通信ケーブル(通信データ中継伝送手
段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々異なる皮膚特性を測定する複数の測
    定機(S1〜S4)と、各測定機(S1〜S4)の測定結果をコ
    ンピュータ(2)に入力させるデータ中継機(3)から
    なり、 各測定機(S1〜S4)は、電源となるバッテリ(4)と、
    測定しようとする皮膚特性を電気的な信号として出力さ
    せるセンサ(22,25,33,42,53)と、そのセンサ(2
    2,25,33,42,53)の検出信号に基づいて皮膚特性を
    表すデータを算出する演算装置(23,26,35,43)と、
    算出されたデータを記憶するメモリ(5)と、そのデー
    タを数量化して表示する表示部(6)と、測定した皮膚
    特性に応じて予め設定された所定のヘッダと前記メモリ
    に記憶されたデータとからなる通信データを形成する通
    信データ形成手段(7)と、前記通信データを光信号に
    変換して出力する光信号出射部(8)とを備え、 前記データ中継機(3)には、各測定機(S1〜S4)の光
    信号出射部(8)から出射される光信号を入射させる光
    信号入射部(10a, 10b)と、当該光信号入射部(10a, 1
    0b)に入射された通信データを光信号のまま、または、
    電気信号に変換してコンピュータ(2)に入力させる通
    信データ中継伝送手段(12)を備えたことを特徴とする
    スキンカウンセリングデータ入力装置。
  2. 【請求項2】 前記各測定機(S1〜S4)が同一形状のケ
    ーシング(C)で形成されると共に、前記光信号出射部
    (8)が全ての測定機(S1〜S4)について前記ケーシン
    グ(C)の同じ位置に形成され、前記データ中継機
    (3)には、前記ケーシング(C)の光信号出射部
    (8)が形成された部分を挿し込む挿通孔(9)が形成
    されると共に、当該挿通孔(9)内には、ケーシング
    (C)を挿し込んだときにその光信号出射部(8)と対
    向する位置に前記光信号入射部(10a, 10b)が形成され
    て成る請求項1記載のスキンカウンセリングデータ入力
    装置。
  3. 【請求項3】 前記測定機の一が皮膚の油分量及び水分
    量を測定する油水分測定機(S1)である請求項1又は2
    記載のスキンカウンセリングデータ入力装置。
  4. 【請求項4】 前記測定機の一が皮膚の明るさ及び色合
    いを測定する明るさ/色合い測定機(S2)である請求項
    1乃至3記載のスキンカウンセリングデータ入力装置。
  5. 【請求項5】 前記測定機の一が皮膚の温度を測定する
    皮膚温度測定機(S3)である請求項1乃至4記載のスキ
    ンカウンセリングデータ入力装置。
  6. 【請求項6】 前記測定機の一が皮膚の弾力性を測定す
    る皮膚弾性測定機(S4)である請求項1乃至5記載のス
    キンカウンセリングデータ入力装置。
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