JP2001353129A - 肌色情報表示方法 - Google Patents

肌色情報表示方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被験者の皮膚の測色値に基づいて美容アドバ
イスを行う場合に、被験者の現時点での肌の色や、紫外
線に対する肌のダメージ度や、被験者がスキンケアをし
た場合、あるいはスキンケアをしなかった場合について
の肌の色の経時的変化をわかりやすく表示する。 【解決手段】 被験者の特定部位の肌を測色し、その測
色値を系表示すると共に、複数人について特定部位の肌
の測色値と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又
はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色
値の経時変化とを対応させたデータべースに基づき、当
該被験者にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施
さなかった場合の特定部位の肌の色の経時変化を求め、
その経時変化を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被験者の現在の肌
の色と、今後のスキンケアの有無に応じた肌の色の経時
変化を視覚的にわかり易く表示する肌色情報表示方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、店頭での美容アドバイスを消費者
にわかりやすく行うため、被験者の肌の色を測色する測
色器とコンピュータからなるカウンセリング装置が使用
されている(特開平4−279829号公報、特開平4
−279830号公報、特開平6−114013号公
報、特開平10−243935号公報等)。
【0003】このようなカウンセリング装置のコンピュ
ータには、同年代の多数の被験者についての素肌の色の
平均値をデータベースとして有していたり、特定のファ
ンデーションを使用した場合の化粧肌の色の予測値を算
出できるようにしたものがある。その場合、店頭で美容
アドバイスを受ける個々の消費者は、自らの肌の測色値
をその場で知ることができ、さらにその測色値と同年代
のそれとの隔たりや、任意のファンデーションで化粧し
た場合のシミュレーション色も見ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被験者
本来の肌の色がスキンケアによって、あるいはスキンケ
アをしないことによってどのように変化していくかをわ
かりやすく表示するカウンセリング装置は知られていな
い。そのようなカウンセリング装置によれば、被験者に
対するより強い動機付けを与えることができると期待さ
れる。
【0005】そこで、本発明は、被験者の皮膚の測色値
に基づいて美容アドバイスを行う場合に、被験者の測定
時点での肌の色、あるいは肌のダメージ度をわかりやす
く表示すると共に、被験者がスキンケアをした場合、あ
るいはスキンケアをしなかった場合について、被験者の
肌の色の経時的変化を予測し、それをわかりやすく表示
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、複数人に
ついて特定部位の肌の測色値と、年齢と、各人にスキン
ケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の
特定部位の肌の測色値の経時変化とを対応させたデータ
べースを構築しておくと、このデータベースと、当該被
験者の肌の測色値及び年齢とから被験者の肌の色の経時
変化を予測することができ、さらにその経時変化をグラ
フ等に表示すると、被験者が自己の肌の今後の変化を容
易に把握できることを見出した。
【0007】即ち、本発明は、被験者の特定部位の肌を
測色し、その測色値を表示すると共に、複数人について
特定部位の肌の測色値と、年齢と、各人にスキンケアを
施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部
位の肌の測色値の経時変化とを対応させたデータべース
に基づき、当該被験者にスキンケアを施した場合又はス
キンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の色の経時
変化を求め、その経時変化を表示する肌色情報表示方法
を提供する。
【0008】特に、この肌色情報表示方法の好ましい態
様として、被験者の皮膚の外光に対する露光部と非露光
部をそれぞれ測色し、この色差に基づいて肌のダメージ
度を求め、スキンケアを施さなかった場合の肌の色の経
時変化を肌のダメージ度の変化として表示する態様を提
供する。
【0009】また、この肌色情報表示方法を実施する装
置として、本発明は、測色器、演算装置及びディスプレ
イからなる肌色情報表示装置であって、演算装置が、測
色器によって測色された測色値をディスプレイに表示さ
せると共に、複数人について特定部位の肌の測色値と、
年齢と、各人にスキンケアを施した場合又はスキンケア
を施さなかった場合の特定部位の肌の測色値の経時変化
とを対応させたデータべースに基づき、当該被験者にス
キンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場
合の特定部位の肌の色の経時変化を算出し、ディスプレ
イに表示させる肌色情報表示装置を提供し、この装置の
好ましい態様として、演算装置が、被験者の皮膚の外光
に対する露光部と非露光部の測色値の色差に基づいて肌
のダメージ度を算出し、スキンケアを施さなかった場合
の肌の色の経時変化を、肌のダメージ度の変化としてデ
ィスプレイに表示させる態様を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の肌色情報表示装置は、基
本的には、測色器と演算装置とディスプレイからなる。
【0011】ここで、測色器としては、分光測色器又は
三刺激値直読型色差計等の色差計を使用することができ
る。測色値の客観性の点からは、工業規格に定める基準
(JIS Z−8722 物体色の測定方法)に沿った
測色器が好ましい。
【0012】演算装置の装置自体としては、汎用のパー
ソナルコンピュータを使用でき、ディスプレイとして
は、パーソナルコンピュータに接続するCRT、液晶等
のディスプレイを使用できる。この演算装置には、測色
器から入力された測色値のディスプレイへの表色系表
示、グラフ表示等の表示機能を持たせる。例えば、測色
値の表色系における座標の位置を算出し、ディスプレイ
に被験者の測色値を表色系表示させたり、また、測色値
の特定の要素(例えば、L***表色系のL*)の軸と
時間軸との二軸のグラフ中に被験者の測色値を表示させ
る。
【0013】ここで、表色系としては、マンセル表色
系、L***表色系、CIEで定められた表色系等の
任意の表色系のものを使用することができるが、表色値
と人の心理的な色の知覚との整合性が高い点から、マン
セル表色系を使用することが好ましい。この場合、H
(色相)、V(明度)、C(彩度)の3軸で表示しても
よいが、皮膚の肌色の場合、C(彩度)の値は、被験者
によるばらつきが小さいので、図5のようにH軸とV軸
の2軸で表してもよい。これにより表示を簡略化し、見
やすくすることができる。
【0014】また、図6のように、測色値に対応するカ
ラーイメージを表色系表示図内に表示してもよい。これ
により、単に座標軸を用いて表色系表示するよりも、測
色部位ごとの測色値の差異を、具体的な色のイメージに
よって認識することができる。この際、測色値と測色部
位とを容易に対応づけられるようにするため、同図に示
すように、測色部位を示す模式図を表示してもよい。
【0015】また、演算装置は、複数人について特定部
位の肌の測色値と、年齢と、各人にスキンケアを施した
場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌
の測色値の経時変化とを対応させたデータべースに基づ
き、被験者の特定部位の測色値と年齢とから、当該被験
者にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなか
った場合の特定部位の肌の色の経時変化を求め、その経
時変化をディスプレイに表示させる。好ましくは、スキ
ンケアを施した場合及びスキンケアを施さなかった場合
の両方について経時変化を求め、同時に又は順次、ディ
スプレイに表示する。
【0016】ここで、肌の特定部位としては、顔及びそ
の周辺、例えば、頬、小鼻のすぐ横、目尻の下の頬骨に
かかる部位、耳の下からフェイスラインに沿った部位、
額等とすることができる。
【0017】スキンケアについては、例えば、化粧料と
して、紫外線防止剤と美白剤を含むものを使用した場
合、紫外線防止剤と血行促進剤を含むものを使用した場
合、紫外線防止剤、美白剤及び血行促進剤を含むものを
使用した場合等のように、化粧料の種類によって場合分
けしたデータベースに基づくことが好ましい。
【0018】データベースの構築にあたり、肌の色の経
時変化を追跡する期間は、スキンケアの有無あるいはス
キンケアの方法に応じた肌の色の差異を明瞭に観察でき
る期間とすることが好ましい。例えば、1ヶ月ごとある
いは3ヶ月ごとに、1〜2年間にわたって肌の色を求め
る。また、加齢による経時変化を考慮するためには、よ
り長期間、例えば5年〜10年にわたって肌の色を測定
することが好ましい。
【0019】このように、複数人について特定部位の肌
の測色値と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又
はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色
値の経時変化とを対応させてデータべースが構築される
が、対象とする人数は、少なくとも200人以上が好ま
しい。また、日本全国の平均的なデータベースとするこ
ともできるが、地域特性(例えば、日照量)を考慮した
地域別のデータベースとすることが好ましい。
【0020】このデータベースにより得られる、被験者
に所定期間スキンケアを施した後の肌の色は、当該被験
者の測定時点での肌の色の他に、年齢やスキンケア方法
にも依存するが、概略図2に示すように、被験者の肌の
色が年代平均(図中、20代、30代、…と付した○印
は、各年代平均の肌の色を表す)に近い場合(a)に
は、矢印で示したように、スキンケアによる肌の明るさ
(V)や色味(赤み又は黄み)の変化が大きい。これに
対して、測定時点での肌の色が年代平均に対して赤み又
は黄み方向に顕著に偏っている場合(b、c)には、ス
キンケアによって、主として赤み又は黄みが年代平均の
方向に修正されるように肌の色が変化する。また、測定
時点での肌の色が顕著に明るい場合(d)には、スキン
ケアによって肌の色がさらに明るくなることはほとんど
なく、赤み又は黄み方向へ肌の色が変化する。したがっ
て、被験者の肌の色を、その色相と明度に応じてグルー
プ分けすることにより、スキンケアを施した場合の経時
変化をより適切に予測することが可能となる。
【0021】図1は、各年代平均の色の肌にスキンケア
を行わなかった場合の、6ヶ月後及び12ヶ月後の肌の
色の変化の例を示している。これに対し、図示していな
いが、スキンケアとして、例えば美白剤及び血行促進剤
を含む化粧料を毎朝晩6ヶ月間使用すると、L*値の減
少の抑制あるいはL*値の増加が観察される。
【0022】各被験者について、測色値あるいは肌の色
の経時変化を示す場合に、当該被験者の年代平均の肌の
色あるいはその対応する経時変化をあわせて示してもよ
い。これにより、被験者は、測定時点での自らの肌の色
の年代平均に対する差異と、スキンケアをした場合ある
いはしなかった場合の年代平均に対する差異とを容易に
把握することができる。
【0023】また、被験者がスキンケアをした場合ある
いはしなかった場合の肌の色の経時変化の度合いは、測
定時点での被験者の肌の色に依存し、特に、紫外線に対
する肌のダメージ度に大きく依存する。このため、被験
者には、この肌のダメージ度を示し、それを認識させる
ことが好ましい。
【0024】紫外線に対する肌のダメージ度は、被験者
の皮膚のうち、頬、額、首等のように通常外光に露光さ
れている露光部と、顎の下、上腕内側、前腕内側等のよ
うに、通常は直接的には外光に露光されることの少ない
非露光部とをそれぞれ測色し、それらの色差を指標とし
て評価することができる。
【0025】露光部と非露光部の色差は、任意の表色系
における色空間上の距離として算出することができる
が、例えば、L***表色系で算出したΔEを色差と
して表示することが好ましい。ΔEが1以上であると目
視で色差を認めることができるので、ΔEを色差として
ディスプレイに表示することにより、人の色差の知覚と
の整合性を高めることができる。
【0026】露光部と非露光部の色差を指標として、紫
外線に対する肌のダメージ度を被験者に示す場合にも、
被験者の色差と共に各年代平均の色差を示し、被験者の
色差の各年代平均の色差に対する相対的な差異が容易に
わかるようにすることが好ましい。
【0027】露光部と非露光部の色差をディスプレイに
表示する場合に、その色差が直接的にディスプレイから
読みとれるようにするため、ディスプレイには、色差の
軸を有するグラフを作製し、そこに色差を表示すること
が好ましい。さらに、紫外線に対する肌のダメージは、
一般に季節によって大きく変動するので、前述のデータ
ベースを、露光部と非露光部の色差についてのデータを
含むように構築し、被験者の色差が季節あるい月によっ
てどのように変化するかを示すことが好ましく、例えば
図3に示すようにディスプレイに表示する。
【0028】なお、露光部と非露光部の色差は、通常は
そのまま紫外線に対する肌のダメージ度の良好な指標と
なるが、多数の被験者についてより適切な経時変化の予
測を行うためには、被験者の肌の特性の個人差を考慮す
ることが好ましい。例えば、被験者が日焼けと関わりな
く肌の色が濃い、所謂地黒タイプである場合には、露光
部と非露光部との色差そのままを、紫外線に対する肌の
ダメージ度の指標とすることは好ましくない。このよう
な場合には、紫外線に対する肌のダメージ度を、被験者
の皮膚の露光部と非露光部との色差の他に、被験者自ら
の日焼けの有無に対する意識と、非露光部の測色値につ
いての被験者の値と同年代の平均値との差異とも考慮
し、例えば、図4に示すフローにしたがって被験者をグ
ループ分けし、各グループごとに紫外線に対するダメー
ジ度を求めることが好ましい。
【0029】図4のフローは、露光部として頬を使用
し、非露光部として上腕内側を使用した例である。この
フローでは、まず、上腕内側が日焼けしているか否かに
ついて、被験者自らの意識を問い(第1ステップ)、日
焼けしていると回答した者については、上腕内側の測色
値について被験者の値と同年代の平均値との差を求め
(第2ステップ)、その差が正であった場合、即ち、被
験者の上腕内側の色が同年代の平均的な上腕内側の色に
比して明るい場合には、被験者の上腕内側の測色値と頬
の測色値との差を求め(第3ステップ)、その差が正で
あった場合、即ち、上腕内側の色が頬の色に比して明る
い場合には、上腕内側と頬との色差ΔEをそのまま紫外
線に対する肌のダメージ度とすることができる(A
群)。同様に、図5のC群、E群、H群も上腕内側と頬
との色差ΔEをそのまま紫外線に対する肌のダメージ度
とすることができる。これらA群、C群、E群及びH
群、特にA群、C群、E群は、一般にデータベース中の
出現頻度が高い個体群である。
【0030】これに対し、第3ステップで被験者の上腕
内側と頬の測色値の差が負であった場合、即ち、上腕内
側の色よりも頬の色が明るい場合、上腕内側と頬との色
差ΔEは、紫外線に対する肌のダメージ度の指標として
は、数値が過度に大きくなり、適切な評価を行えない傾
向にあるので、上腕内側と頬との色差ΔEに代えて、統
計的又は経験的に得られる固定値を紫外線に対する肌の
ダメージ度として使用することが好ましい(B群)。
【0031】第2ステップで、被験者の上腕内側の測色
値が同年代の上腕内側の測色値の平均値よりも小さく、
第3ステップで被験者の上腕内側の測色値が頬の測色値
よりも小さかった場合にも上腕内側と頬との色差ΔEに
代えて、統計的又は経験的に得られる固定値を紫外線に
対する肌のダメージ度として使用することが好ましい
(D群)。
【0032】また、第1ステップで、日焼けしていない
と回答した者について、第2ステップで被験者の上腕内
側の測色値が同年代の上腕内側の測色値の平均値よりも
大きく、かつ第3ステップで被験者の上腕内側の測色値
が頬の測色値よりも小さかった場合(F)群、及び、第
2ステップで被験者の上腕内側の測色値が同年代の上腕
内側の測色値の平均値よりも小さく、かつ第3ステップ
で被験者の上腕内側の測色値が頬の測色値よりも大きか
った場合(G群)にも、それぞれ上腕内側と頬との色差
ΔEに代えて、統計的又は経験的に得られる固定値を紫
外線に対する肌のダメージ度として使用することが好ま
しい。
【0033】本発明においては、被験者に自らの肌の状
態をわかりやすく認識させるため、上述した被験者の測
定時点での肌の色及びその経時変化の他に、さらなる情
報をディスプレイに表示してもよい。例えば、演算装置
に、水分計、油分計、温度計等の各種センサーを接続
し、肌の色以外の種々の皮膚情報をディスプレイに表示
できるようにしてもよい。したがって、前述のデータベ
ースは、必要に応じて肌の水分、油分等の情報を含むよ
うに構築され得る。
【0034】また、測色器、ディスプレイ、さらには上
述の種々の計器は、必ずしも演算装置に直接的に接続さ
れている必要はなく、インターネット等のネットワーク
を経由して接続されていてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、被験者の皮膚の測色値
に基づいて美容アドバイスを行う場合に、被験者の測定
時点での肌の色や、紫外線に対する肌のダメージ度や、
被験者がスキンケアをした場合、あるいはスキンケアを
しなかった場合についての肌の色の経時的変化をわかり
やすく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スキンケアをしない場合の、各年代平均の頬
のL*値の経時変化の例を示すグラフである。
【図2】 スキンケアをした場合の肌の色の変化の方向
を概念的に示すグラフである。
【図3】 露光部と非露光部との色差の経時変化の一例
を示すグラフである。
【図4】 紫外線に対する肌のダメージ度を求めるフロ
ーの一例である。
【図5】 測色値のグラフ表示の一例である。
【図6】 カラーイメージの表示を伴うグラフ表示の一
例である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者の特定部位の肌を測色し、その測
    色値を表示すると共に、複数人について特定部位の肌の
    測色値と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又は
    スキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色値
    の経時変化とを対応させたデータべースに基づき、当該
    被験者にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さ
    なかった場合の特定部位の肌の色の経時変化を求め、そ
    の経時変化を表示する肌色情報表示方法。
  2. 【請求項2】 スキンケアを施さなかった場合の肌の色
    の経時変化が、被験者の皮膚の外光に対する露光部と非
    露光部との色差に基づく肌のダメージ度の変化として表
    示される請求項1記載の肌色情報表示方法。
  3. 【請求項3】 被験者の皮膚の外光に対する露光部と非
    露光部との色差と、被験者自らの日焼けの有無に対する
    意識と、非露光部の測色値についての被験者の値と同年
    代の平均値との差とに基づいて肌のダメージ度の変化が
    表示される請求項2記載の肌色情報表示方法。
  4. 【請求項4】 測色器、演算装置及びディスプレイから
    なる肌色情報表示装置であって、演算装置が、測色器に
    よって測色された測色値をディスプレイに表示させると
    共に、複数人について特定部位の肌の測色値と、年齢
    と、各人にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施
    さなかった場合の特定部位の肌の測色値の経時変化とを
    対応させたデータべースに基づき、当該被験者にスキン
    ケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の
    特定部位の肌の色の経時変化を算出し、ディスプレイに
    表示させる肌色情報表示装置。
  5. 【請求項5】 演算装置が、スキンケアを施さなかった
    場合の肌の色の経時変化を、被験者の皮膚の外光に対す
    る露光部と非露光部との色差に基づく肌のダメージ度の
    変化として算出し、ディスプレイに表示させる請求項4
    記載の肌色情報表示装置。
  6. 【請求項6】 演算装置が、被験者の皮膚の外光に対す
    る露光部と非露光部との色差と、被験者自らの日焼けの
    有無に対する意識と、皮膚の外光に対する露光部又は非
    露光部の測色値についての被験者の値と同年代の平均値
    との差とに基づいて肌のダメージ度を算出し、ディスプ
    レイに表示させる請求項5記載の肌色情報表示装置。
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