JP3755384B2 - 肌色情報表示方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被験者の現在の肌の色と、今後のスキンケアの有無に応じた肌の色の経時変化を視覚的にわかり易く表示する肌色情報表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、店頭での美容アドバイスを消費者にわかりやすく行うため、被験者の肌の色を測色する測色器とコンピュータからなるカウンセリング装置が使用されている(特開平4−279829号公報、特開平4−279830号公報、特開平6−114013号公報、特開平10−243935号公報等)。
【0003】
このようなカウンセリング装置のコンピュータには、同年代の多数の被験者についての素肌の色の平均値をデータベースとして有していたり、特定のファンデーションを使用した場合の化粧肌の色の予測値を算出できるようにしたものがある。その場合、店頭で美容アドバイスを受ける個々の消費者は、自らの肌の測色値をその場で知ることができ、さらにその測色値と同年代のそれとの隔たりや、任意のファンデーションで化粧した場合のシミュレーション色も見ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、被験者本来の肌の色がスキンケアによって、あるいはスキンケアをしないことによってどのように変化していくかをわかりやすく表示するカウンセリング装置は知られていない。そのようなカウンセリング装置によれば、被験者に対するより強い動機付けを与えることができると期待される。
【0005】
そこで、本発明は、被験者の皮膚の測色値に基づいて美容アドバイスを行う場合に、被験者の測定時点での肌の色、あるいは肌のダメージ度をわかりやすく表示すると共に、被験者がスキンケアをした場合、あるいはスキンケアをしなかった場合について、被験者の肌の色の経時的変化を予測し、それをわかりやすく表示することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、複数人について特定部位の肌の測色値と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色値の経時変化とを対応させたデータべースを構築しておくと、このデータベースと、当該被験者の肌の測色値及び年齢とから被験者の肌の色の経時変化を予測することができ、さらにその経時変化をグラフ等に表示すると、被験者が自己の肌の今後の変化を容易に把握できることを見出した。
【0007】
即ち、本発明は、被験者の特定部位の肌を測色し、その測色値を表示すると共に、外光に対する露光部と非露光部との色差を求め、複数人について特定部位の肌の測色値と、外光に対する露光部と非露光部の色差と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色値の経時変化とを対応させたデータべースに基づき、当該被験者にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の色の経時変化を予測し、その経時変化を表示する肌色情報表示方法を提供する。
【0008】
特に、この肌色情報表示方法の好ましい態様として、被験者の皮膚の外光に対する露光部と非露光部をそれぞれ測色し、この色差に基づいて肌のダメージ度を求め、スキンケアを施さなかった場合の肌の色の経時変化を肌のダメージ度の変化として表示する態様を提供する。
【0009】
また、この肌色情報表示方法を実施する装置として、本発明は、測色器、演算装置及びディスプレイからなる肌色情報表示装置であって、演算装置が、測色器によって測色された被験者の特定部位の肌の測色値をディスプレイに表示させると共に、被験者の外光に対する露光部と非露光部との色差を求め、複数人について特定部位の肌の測色値と、外光に対する露光部と非露光部の色差と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色値の経時変化とを対応させたデータべースに基づき、当該被験者にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の色の経時変化を予測し、その経時変化をディスプレイに表示させる肌色情報表示装置を提供し、この装置の好ましい態様として、演算装置が、被験者の皮膚の外光に対する露光部と非露光部の測色値の色差に基づいて肌のダメージ度を算出し、スキンケアを施さなかった場合の肌の色の経時変化を、肌のダメージ度の変化としてディスプレイに表示させる態様を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の肌色情報表示装置は、基本的には、測色器と演算装置とディスプレイからなる。
【0011】
ここで、測色器としては、分光測色器又は三刺激値直読型色差計等の色差計を使用することができる。測色値の客観性の点からは、工業規格に定める基準(JIS Z−8722 物体色の測定方法)に沿った測色器が好ましい。
【0012】
演算装置の装置自体としては、汎用のパーソナルコンピュータを使用でき、ディスプレイとしては、パーソナルコンピュータに接続するCRT、液晶等のディスプレイを使用できる。この演算装置には、測色器から入力された測色値のディスプレイへの表色系表示、グラフ表示等の表示機能を持たせる。例えば、測色値の表色系における座標の位置を算出し、ディスプレイに被験者の測色値を表色系表示させたり、また、測色値の特定の要素(例えば、L***表色系のL*)の軸と時間軸との二軸のグラフ中に被験者の測色値を表示させる。
【0013】
ここで、表色系としては、マンセル表色系、L***表色系、CIEで定められた表色系等の任意の表色系のものを使用することができるが、表色値と人の心理的な色の知覚との整合性が高い点から、マンセル表色系を使用することが好ましい。この場合、H(色相)、V(明度)、C(彩度)の3軸で表示してもよいが、皮膚の肌色の場合、C(彩度)の値は、被験者によるばらつきが小さいので、図5のようにH軸とV軸の2軸で表してもよい。これにより表示を簡略化し、見やすくすることができる。
【0014】
また、図6のように、測色値に対応するカラーイメージを表色系表示図内に表示してもよい。これにより、単に座標軸を用いて表色系表示するよりも、測色部位ごとの測色値の差異を、具体的な色のイメージによって認識することができる。この際、測色値と測色部位とを容易に対応づけられるようにするため、同図に示すように、測色部位を示す模式図を表示してもよい。
【0015】
また、演算装置は、複数人について特定部位の肌の測色値と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色値の経時変化とを対応させたデータべースに基づき、被験者の特定部位の測色値と年齢とから、当該被験者にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の色の経時変化を求め、その経時変化をディスプレイに表示させる。好ましくは、スキンケアを施した場合及びスキンケアを施さなかった場合の両方について経時変化を求め、同時に又は順次、ディスプレイに表示する。
【0016】
ここで、肌の特定部位としては、顔及びその周辺、例えば、頬、小鼻のすぐ横、目尻の下の頬骨にかかる部位、耳の下からフェイスラインに沿った部位、額等とすることができる。
【0017】
スキンケアについては、例えば、化粧料として、紫外線防止剤と美白剤を含むものを使用した場合、紫外線防止剤と血行促進剤を含むものを使用した場合、紫外線防止剤、美白剤及び血行促進剤を含むものを使用した場合等のように、化粧料の種類によって場合分けしたデータベースに基づくことが好ましい。
【0018】
データベースの構築にあたり、肌の色の経時変化を追跡する期間は、スキンケアの有無あるいはスキンケアの方法に応じた肌の色の差異を明瞭に観察できる期間とすることが好ましい。例えば、1ヶ月ごとあるいは3ヶ月ごとに、1〜2年間にわたって肌の色を求める。また、加齢による経時変化を考慮するためには、より長期間、例えば5年〜10年にわたって肌の色を測定することが好ましい。
【0019】
このように、複数人について特定部位の肌の測色値と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色値の経時変化とを対応させてデータべースが構築されるが、対象とする人数は、少なくとも200人以上が好ましい。また、日本全国の平均的なデータベースとすることもできるが、地域特性(例えば、日照量)を考慮した地域別のデータベースとすることが好ましい。
【0020】
このデータベースにより得られる、被験者に所定期間スキンケアを施した後の肌の色は、当該被験者の測定時点での肌の色の他に、年齢やスキンケア方法にも依存するが、概略図2に示すように、被験者の肌の色が年代平均(図中、20代、30代、…と付した○印は、各年代平均の肌の色を表す)に近い場合(a)には、矢印で示したように、スキンケアによる肌の明るさ(V)や色味(赤み又は黄み)の変化が大きい。これに対して、測定時点での肌の色が年代平均に対して赤み又は黄み方向に顕著に偏っている場合(b、c)には、スキンケアによって、主として赤み又は黄みが年代平均の方向に修正されるように肌の色が変化する。また、測定時点での肌の色が顕著に明るい場合(d)には、スキンケアによって肌の色がさらに明るくなることはほとんどなく、赤み又は黄み方向へ肌の色が変化する。したがって、被験者の肌の色を、その色相と明度に応じてグループ分けすることにより、スキンケアを施した場合の経時変化をより適切に予測することが可能となる。
【0021】
図1は、各年代平均の色の肌にスキンケアを行わなかった場合の、6ヶ月後及び12ヶ月後の肌の色の変化の例を示している。これに対し、図示していないが、スキンケアとして、例えば美白剤及び血行促進剤を含む化粧料を毎朝晩6ヶ月間使用すると、L*値の減少の抑制あるいはL*値の増加が観察される。
【0022】
各被験者について、測色値あるいは肌の色の経時変化を示す場合に、当該被験者の年代平均の肌の色あるいはその対応する経時変化をあわせて示してもよい。これにより、被験者は、測定時点での自らの肌の色の年代平均に対する差異と、スキンケアをした場合あるいはしなかった場合の年代平均に対する差異とを容易に把握することができる。
【0023】
また、被験者がスキンケアをした場合あるいはしなかった場合の肌の色の経時変化の度合いは、測定時点での被験者の肌の色に依存し、特に、紫外線に対する肌のダメージ度に大きく依存する。このため、被験者には、この肌のダメージ度を示し、それを認識させることが好ましい。
【0024】
紫外線に対する肌のダメージ度は、被験者の皮膚のうち、頬、額、首等のように通常外光に露光されている露光部と、顎の下、上腕内側、前腕内側等のように、通常は直接的には外光に露光されることの少ない非露光部とをそれぞれ測色し、それらの色差を指標として評価することができる。
【0025】
露光部と非露光部の色差は、任意の表色系における色空間上の距離として算出することができるが、例えば、L***表色系で算出したΔEを色差として表示することが好ましい。ΔEが1以上であると目視で色差を認めることができるので、ΔEを色差としてディスプレイに表示することにより、人の色差の知覚との整合性を高めることができる。
【0026】
露光部と非露光部の色差を指標として、紫外線に対する肌のダメージ度を被験者に示す場合にも、被験者の色差と共に各年代平均の色差を示し、被験者の色差の各年代平均の色差に対する相対的な差異が容易にわかるようにすることが好ましい。
【0027】
露光部と非露光部の色差をディスプレイに表示する場合に、その色差が直接的にディスプレイから読みとれるようにするため、ディスプレイには、色差の軸を有するグラフを作製し、そこに色差を表示することが好ましい。さらに、紫外線に対する肌のダメージは、一般に季節によって大きく変動するので、前述のデータベースを、露光部と非露光部の色差についてのデータを含むように構築し、被験者の色差が季節あるい月によってどのように変化するかを示すことが好ましく、例えば図3に示すようにディスプレイに表示する。
【0028】
なお、露光部と非露光部の色差は、通常はそのまま紫外線に対する肌のダメージ度の良好な指標となるが、多数の被験者についてより適切な経時変化の予測を行うためには、被験者の肌の特性の個人差を考慮することが好ましい。例えば、被験者が日焼けと関わりなく肌の色が濃い、所謂地黒タイプである場合には、露光部と非露光部との色差そのままを、紫外線に対する肌のダメージ度の指標とすることは好ましくない。このような場合には、紫外線に対する肌のダメージ度を、被験者の皮膚の露光部と非露光部との色差の他に、被験者自らの日焼けの有無に対する意識と、非露光部の測色値についての被験者の値と同年代の平均値との差異とも考慮し、例えば、図4に示すフローにしたがって被験者をグループ分けし、各グループごとに紫外線に対するダメージ度を求めることが好ましい。
【0029】
図4のフローは、露光部として頬を使用し、非露光部として上腕内側を使用した例である。このフローでは、まず、上腕内側が日焼けしているか否かについて、被験者自らの意識を問い(第1ステップ)、日焼けしていると回答した者については、上腕内側の測色値について被験者の値と同年代の平均値との差を求め(第2ステップ)、その差が正であった場合、即ち、被験者の上腕内側の色が同年代の平均的な上腕内側の色に比して明るい場合には、被験者の上腕内側の測色値と頬の測色値との差を求め(第3ステップ)、その差が正であった場合、即ち、上腕内側の色が頬の色に比して明るい場合には、上腕内側と頬との色差ΔEをそのまま紫外線に対する肌のダメージ度とすることができる(A群)。同様に、図5のC群、E群、H群も上腕内側と頬との色差ΔEをそのまま紫外線に対する肌のダメージ度とすることができる。これらA群、C群、E群及びH群、特にA群、C群、E群は、一般にデータベース中の出現頻度が高い個体群である。
【0030】
これに対し、第3ステップで被験者の上腕内側と頬の測色値の差が負であった場合、即ち、上腕内側の色よりも頬の色が明るい場合、上腕内側と頬との色差ΔEは、紫外線に対する肌のダメージ度の指標としては、数値が過度に大きくなり、適切な評価を行えない傾向にあるので、上腕内側と頬との色差ΔEに代えて、統計的又は経験的に得られる固定値を紫外線に対する肌のダメージ度として使用することが好ましい(B群)。
【0031】
第2ステップで、被験者の上腕内側の測色値が同年代の上腕内側の測色値の平均値よりも小さく、第3ステップで被験者の上腕内側の測色値が頬の測色値よりも小さかった場合にも上腕内側と頬との色差ΔEに代えて、統計的又は経験的に得られる固定値を紫外線に対する肌のダメージ度として使用することが好ましい(D群)。
【0032】
また、第1ステップで、日焼けしていないと回答した者について、第2ステップで被験者の上腕内側の測色値が同年代の上腕内側の測色値の平均値よりも大きく、かつ第3ステップで被験者の上腕内側の測色値が頬の測色値よりも小さかった場合(F)群、及び、第2ステップで被験者の上腕内側の測色値が同年代の上腕内側の測色値の平均値よりも小さく、かつ第3ステップで被験者の上腕内側の測色値が頬の測色値よりも大きかった場合(G群)にも、それぞれ上腕内側と頬との色差ΔEに代えて、統計的又は経験的に得られる固定値を紫外線に対する肌のダメージ度として使用することが好ましい。
【0033】
本発明においては、被験者に自らの肌の状態をわかりやすく認識させるため、上述した被験者の測定時点での肌の色及びその経時変化の他に、さらなる情報をディスプレイに表示してもよい。例えば、演算装置に、水分計、油分計、温度計等の各種センサーを接続し、肌の色以外の種々の皮膚情報をディスプレイに表示できるようにしてもよい。したがって、前述のデータベースは、必要に応じて肌の水分、油分等の情報を含むように構築され得る。
【0034】
また、測色器、ディスプレイ、さらには上述の種々の計器は、必ずしも演算装置に直接的に接続されている必要はなく、インターネット等のネットワークを経由して接続されていてもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、被験者の皮膚の測色値に基づいて美容アドバイスを行う場合に、被験者の測定時点での肌の色や、紫外線に対する肌のダメージ度や、被験者がスキンケアをした場合、あるいはスキンケアをしなかった場合についての肌の色の経時的変化をわかりやすく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スキンケアをしない場合の、各年代平均の頬のL*値の経時変化の例を示すグラフである。
【図2】 スキンケアをした場合の肌の色の変化の方向を概念的に示すグラフである。
【図3】 露光部と非露光部との色差の経時変化の一例を示すグラフである。
【図4】 紫外線に対する肌のダメージ度を求めるフローの一例である。
【図5】 測色値のグラフ表示の一例である。
【図6】 カラーイメージの表示を伴うグラフ表示の一例である。

Claims (6)

  1. 被験者の特定部位の肌を測色し、その測色値を表示すると共に、外光に対する露光部と非露光部との色差を求め、複数人について特定部位の肌の測色値と、外光に対する露光部と非露光部の色差と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色値の経時変化とを対応させたデータべースに基づき、当該被験者にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の色の経時変化を予測し、その経時変化を表示する肌色情報表示方法。
  2. スキンケアを施さなかった場合の肌の色の経時変化が、被験者の皮膚の外光に対する露光部と非露光部との色差に基づく肌のダメージ度の変化として表示される請求項1記載の肌色情報表示方法。
  3. 被験者の皮膚の外光に対する露光部と非露光部との色差と、被験者自らの日焼けの有無に対する意識と、非露光部の測色値についての被験者の値と同年代の平均値との差とに基づいて肌のダメージ度の変化が表示される請求項2記載の肌色情報表示方法。
  4. 測色器、演算装置及びディスプレイからなる肌色情報表示装置であって、演算装置が、測色器によって測色された被験者の特定部位の肌の測色値をディスプレイに表示させると共に、被験者の外光に対する露光部と非露光部との色差を求め、複数人について特定部位の肌の測色値と、外光に対する露光部と非露光部の色差と、年齢と、各人にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の測色値の経時変化とを対応させたデータべースに基づき、当該被験者にスキンケアを施した場合又はスキンケアを施さなかった場合の特定部位の肌の色の経時変化を予測し、その経時変化をディスプレイに表示させる肌色情報表示装置。
  5. 演算装置が、スキンケアを施さなかった場合の肌の色の経時変化を、被験者の皮膚の外光に対する露光部と非露光部との色差に基づく肌のダメージ度の変化として算出し、ディスプレイに表示させる請求項4記載の肌色情報表示装置。
  6. 演算装置が、被験者の皮膚の外光に対する露光部と非露光部との色差と、被験者自らの日焼けの有無に対する意識と、非露光部の測色値についての被験者の値と同年代の平均値との差とに基づいて肌のダメージ度を算出し、ディスプレイに表示させる請求項5記載の肌色情報表示装置。
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