JP2002354974A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
魚釣用スピニングリールInfo
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Abstract
できるとともに、その抜け止め部位を通じた水等の侵入
を防止できる魚釣用スピニングリールの提供を目的とし
ている。 【解決手段】本発明の魚釣用スピニングリールは、駆動
筒軸13が貫通する軸孔33bを有するとともに、リー
ル本体1aに取り付けられることにより、ロータ8の逆
回転を防止する一方向クラッチ30または軸受11Aの
リール本体1aからの抜けを防止する抜け止め部材33
と、抜け止め部材33の軸孔33bとピニオンギア13
もしくはピニオンギア13と一体回転する部材8との間
に少なくとも設けられ、軸受11Aまたは一方向クラッ
チ30が配設されたリール本体1aの内部に水が侵入す
ることを防止するシール手段40,41とを具備するこ
とを特徴とする。
Description
リールに係わり、特に、リール本体に回転自在に支持さ
れる駆動筒軸(ピニオンギア)の支持構造の改良に関す
る。
ール本体と、リール本体から延出する脚部と、脚部の端
部に形成されて釣竿に取り付けられる竿取付部とを有し
ている。前記リール本体内には、ハンドルが固定される
ハンドル軸が回転可能に支持されている。また、ハンド
ル軸にはドライブギアが固定されており、このドライブ
ギアには、ハンドル軸に対して直交する方向に延びる駆
動筒軸としてのピニオンギアが噛合している。また、ピ
ニオンギアの先端部には釣糸案内部を備えたロータが一
体的に取り付けられ、ハンドル軸と直交する方向に延在
するスプール軸がピニオンギアを貫通している。この場
合、スプール軸は、ピニオンギアと同心的に配されてお
り、ハンドル軸と直交する方向に沿って前後動できる。
また、スプール軸の先端部には、前記釣糸案内部を介し
て釣糸が巻回されるスプールが取付けられている。
体の前部に軸受を介して回転可能に支持されている。ま
た、ピニオンギアを支持するこの軸受は、一般に、複数
のビスによって直接に、あるいは、係止板を介して複数
のビスにより、リール本体に抜け止め係止されている。
止板を用いて軸受を抜け止め係止する構成では、ビスの
締め付け力が不均一となり易く、軸受が傾いたり、ピニ
オンギアがガタ付いたりする虞がある。また、部品点数
が多くなるため、組み付け作業に手間がかかり、作業性
が悪いといった不具合も指摘されている。
く、本出願人は、登録実用新案第3001861号に開
示されているように、ピニオンギアが貫通する軸孔を有
する皿状の抜け止め部材、すなわち、軸受を側方から一
体で押圧する単一部材によって前記軸受を抜け止め係止
する構造を提案している。
1861号に開示された支持構造は、軸受を均一に押圧
できるため、軸受やピニオンギアの傾き・ガタ付き等を
防止できる非常に優れた作用効果を奏する。
を支持するためのものであるため、一般にリール本体の
内部への塵の侵入を防止することができても、ピニオン
ギアと抜け止め部材との間、および、リール本体と抜け
止め部材との間を通じた水(海水、淡水)の侵入を防止
することができない場合がある。特に、前記抜け止め部
材は、リール本体の前部に形成された筒状部の外周面に
螺着されているため、水分を毛細管現象で吸い上げて内
部に侵入させてしまう虞があり、改善が必要とされてい
る。
であり、その目的とするところは、駆動筒軸を支持する
軸受を抜け止めすることができるとともに、その抜け止
め部位を通じた水等の侵入を防止できる魚釣用スピニン
グリールを提供することにある。
に、請求項1に記載された発明は、ハンドルと連動して
回転し且つスプールを有するスプール軸が内部に嵌挿さ
れる駆動筒軸と、この駆動筒軸をリール本体に回転自在
に支持する軸受と、前記駆動筒軸に取り付けられ且つ前
記スプールに釣糸を巻回する釣糸案内部を有するロータ
とを備える魚釣用スピニングリールにおいて、前記駆動
筒軸が貫通する軸孔を有するとともに、前記リール本体
に取り付けられることにより、前記ロータの逆回転を防
止する一方向クラッチまたは前記軸受の前記リール本体
からの抜けを防止する抜け止め部材と、 前記抜け止め
部材の前記軸孔と、前記駆動筒軸または駆動筒軸と一体
回転する部材との間に少なくとも設けられ、前記軸受ま
たは前記一方向クラッチが配設された前記リール本体の
内部に水が侵入することを防止するシール手段とを具備
することを特徴とする。
ドルと連動して回転し且つ前部にスプールを有するスプ
ール軸が内部に嵌挿される駆動筒軸と、この駆動筒軸を
リール本体の前部に回転自在に支持する軸受と、前記駆
動筒軸に取り付けられ且つ前記スプールに釣糸を巻回す
る釣糸案内部を有するロータとを備える魚釣用スピニン
グリールにおいて、前記リール本体に形成され、前記ロ
ータの逆回転を防止する一方向クラッチまたは前記軸受
を内部に収容保持する筒状支持部と、前記駆動筒軸が貫
通する軸孔を有するとともに、前記筒状支持部の内側に
取り付けられることにより、前記一方向クラッチまたは
前記軸受の前記リール本体からの抜けを防止する抜け止
め部材とを具備することを特徴とする。
項2に記載された発明において、前記抜け止め部材の前
記軸孔と、前記駆動筒軸または駆動筒軸と一体回転する
部材との間に少なくとも設けられ、前記筒状支持部内に
水が侵入することを防止するシール手段を具備すること
を特徴とする。
一実施形態について説明する。
を示している。図1に示されるように、本実施形態の魚
釣用スピニングリール1は、リール本体1aと、リール
本体1aから延出する脚部1bと、脚部1bの端部に形
成され且つ図示しない釣竿に取り付けられる竿取付部
(図示せず)とを有している。リール本体1a内には、
ハンドル5が固定されるハンドル軸2が回転可能に支持
されている。ハンドル軸2にはドライブギア3が固定さ
れており、このドライブギア3には、ハンドル軸2に対
して直交する方向に延び且つリール本体1aに軸受11
A,11Bを介して回転可能に支持された駆動筒軸とし
てのピニオンギア13が噛合している。このピニオンギ
ア13の先端部には、ロータナット32を介して、ベー
ル6および釣糸案内装置(図示せず)を備えたロータ8
が一体的に取り付けられている。
プール軸9がピニオンギア13を貫通(嵌挿)してい
る。この場合、スプール軸9は、ピニオンギア13と同
心的に配されており、ハンドル軸2と直交する方向に沿
って前後動できる。また、スプール軸9の先端部には釣
糸が巻回されるスプール10が取り付けられている。
3を介して図示しないオシレーティング機構が係合して
いる。このオシレーティング機構は、ピニオンギア13
と噛み合って回転するウォームシャフト(トラバースカ
ム軸)と、このウォームシャフトの溝と噛み合い且つス
プール軸9に対してその軸方向に移動不能に取り付けら
れたスライダとからなり、ハンドル軸2がハンドル5の
回転操作によって回転されると、スプール軸9を軸方向
に沿って往復駆動(前後動)する。
作してハンドル軸2を回転させると、前記オシレーティ
ング機構を介してスプール軸9に取り付けられたスプー
ル10が前後に往復動するとともに、ドライブギア3お
よびピニオンギア13を介してロータ8が回転駆動す
る。したがって、スプール10には、前記釣糸案内装置
を介して、釣糸が均等に巻回される。
リール本体1aの前部には、ピニオンギア13を回転可
能に支持する第1の軸受11Aとロータ8の逆回転を防
止する逆転防止機構30とを内部に収納保持する筒状支
持部31が形成されている。筒状支持部31はカラー部
材47を介して第1の軸受11Aを支持している。ま
た、逆転防止機構30は、ピニオンギア13に対して回
り止め嵌合されてピニオンギア13と一体で回転する内
輪20と、内輪20の外側に配され且つ複数の転動部材
27aを保持する環状の保持体27と、保持体27の外
側に配され且つリール本体1aの筒状支持部31に取付
け固定された外輪25とを有する一方向クラッチとして
構成されている。なお、このような逆転防止機構(一方
向クラッチ)は公知であるため、これ以上詳しく述べな
い。
は、第1の軸受11Aを抜け止め支持するカバー状(皿
状)の第1の抜け止め部材33が螺着されている。具体
的には、抜け止め部材33は、その内周面に形成された
雌ネジ33aが筒状支持部31の外周面に形成された雄
ネジ31aに螺合して同心的に取り付けられることによ
り、筒状支持部31の開口を閉じるとともに、第1の軸
受11Aを側方から均一に押圧して第1の軸受11Aの
抜けおよび傾き・ガタ付き等を防止する(これによっ
て、ピニオンギア13のガタ付き等も防止される)。ま
た、第1の抜け止め部材33の中央部には、ピニオンギ
ア13が貫通するとともにピニオンギア13に一体で取
り付けられるロータ8のボス部8aが挿入される軸孔3
3bが形成されている。
による抜け止め部位を通じて筒状支持部31の内部に水
(海水、淡水)や異物等が侵入することを防止するシー
ル手段が設けられている。
止め部材33と筒状支持部31との間には、ネジ31
a,33aの内側に位置して、Oリング42が介挿され
ている。このOリング42は、例えば毛細管現象により
ネジ31a,33aを通じて吸い上げられる水が筒状支
持部31の内部に侵入することを防止する。
のボス部8aと第1の抜け止め部材33との間には、第
1の抜け止め部材33の軸孔33bを通じた水の浸入を
防止するシール部材40が配設されている。シール部材
40は、弾性材料から成り、第1の抜け止め部材33側
に固定されるとともに、ロータ8のボス部8a側に常時
接触することにより、軸孔33bを通じた水の浸入を防
止する。特に本実施形態では、ロータ8のボス部8a側
に対するシール部材40の接触圧(押圧力)を安定させ
るため、中間部材49を介してシール部材40がロータ
8のボス部8a側に接触されている。具体的には、ロー
タ8のボス部8aと中間部材49との間にOリング41
が介挿されるとともに、シール部材40は、中間部材4
9に常時接触される弾性変形可能な接触リップ部40a
と、抜け止め部材33の軸孔33bの周面に形成された
取付孔33cに嵌め込んで取り付けられる(本実施例で
は、取付孔33cを形成する抜け止め部材33の部位と
第1の軸受11Aとの間で挟持される)固定部40bと
を有している。
スピニングリール1は、ハンドル5と連動して回転し且
つスプール10を有するスプール軸9が内部に嵌挿され
る駆動筒軸としてのピニオンギア13と、このピニオン
ギア13をリール本体1aに回転自在に支持する軸受1
1Aと、ピニオンギア13に取り付けられ且つスプール
10に釣糸を巻回する釣糸案内部を有するロータ8とを
備えるとともに、ピニオンギア13が貫通する軸孔33
bを有し且つリール本体1aに取り付けられることによ
り軸受11Aのリール本体1aからの抜けを防止する抜
け止め部材33と、抜け止め部材33の軸孔33bおよ
び抜け止め部材33とリール本体1aとの間を通じて、
軸受11Aが配設されたリール本体1aの内部に水が侵
入することを防止するシール手段40,41,42とを
備えている。
軸受11Aを抜け止め支持することができるだけでな
く、その抜け止め部位を通じた水等の侵入も防止でき
る。すなわち、本実施形態では、軸受11Aを側方から
一体で均一に押圧する単一の抜け止め部材33によって
軸受11Aを抜け止め支持するため、軸受11Aやピニ
オンギア13の傾き・ガタ付き等を有効に防止できると
ともに、複数のビスで抜け止めする従来に比べて部品点
数を削減できるため、組立を簡素化でき、組立作業性が
良好であるとともに、高い組み付け精度を得易い。ま
た、シール手段40,41,42を有するとともに、抜
け止め部材33によってシール手段40,41,42を
均一に押さえて挟持固定できるため、リール本体1aの
内部の防水が図れるだけでなく、防水性能が安定する。
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、同一符号を付してその詳細な
説明を省略する。
型の(径方向寸法が小さい)一方向クラッチ30’が採
用されている。そのため、第1の実施形態と区別するべ
く、図では、一方向クラッチ30’を構成する部材の参
照符号の右上に「’」が付されている。
1Aは、カラー部材47を介すことなく、直接に筒状支
持部31に支持されている。これは、小型の一方向クラ
ッチ30’を採用したことに伴うものである。
0の接触リップ部40aは、中間部材49を介すことな
く、直接にロータ8のボス部8aに接触している。
11Bの抜けを防止する第2の抜け止め部材50がリー
ル本体1aに取り付けられている。具体的には、第2の
抜け止め部材50は、その外周面に形成された雄ネジ5
0aが筒状支持部31の内周面に形成された雌ネジ51
に螺合して同心的に取り付けられることにより、第2の
軸受11Bを側方から均一に押圧して第2の軸受11B
の抜けおよび傾き・ガタ付き等を防止する。なお、それ
以外の構成は第1の実施形態と同一である。
の抜け止め部材33とシール手段40,42とが設けら
れているため、第1の実施形態と同様の作用効果が得ら
れるとともに、小型の一方向クラッチ30’を採用して
カラー部材47を排除したことにより、リール本体1a
の径方向寸法を小さくすることができ、また、第2の抜
け止め部材50を設けたことによりリール本体1aから
の第2の軸受11Bの抜けも防止することができる。
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、同一符号を付してその詳細な
説明を省略する。
2の実施形態と同様、小型の(径方向寸法が小さい)一
方向クラッチ30’が採用されるとともに、第1の軸受
11Aがカラー部材47を介すことなく直接に筒状支持
部31に支持されている。
内側には、第1の軸受11Aを抜け止め支持する環状の
第1の抜け止め部材33Aが螺着されている。具体的に
は、抜け止め部材33Aは、その外周面に形成された雄
ネジ33Aaが筒状支持部31の内周面に形成された雌
ネジ31bに螺合して同心的に取り付けられることによ
り、筒状支持部31の開口を閉じるとともに、第1の軸
受11Aを側方から均一に押圧して第1の軸受11Aの
抜けおよび傾き・ガタ付き等を防止する(これによっ
て、ピニオンギア13のガタ付き等も防止される)。ま
た、第1の抜け止め部材33Aの中央部には、ピニオン
ギア13が貫通するとともにピニオンギア13に一体で
取り付けられるロータ8のボス部8aが挿入される軸孔
33Abが形成されている。なお、それ以外の構成は第
1の実施形態と同一である。
支持部31の内周面に抜け止め部材33Aを係止するよ
うにしているため、筒状支持部31内に逆転防止装置
(一方向クラッチ等)、軸受11A、ピニオンギア13
等を収容しながら、この収容部の径方向寸法をコンパク
トにすることができるとともに、筒状支持部31の外周
に抜け止め部材33を係止する第1および第2の実施形
態と異なり、毛細管現象が発生するネジ部31b,33
Aaを水滴が付着し難い筒状支持部31の内側に形成し
ているため、敢えてシール手段を設けなくても筒状支持
部31内に水が侵入することを極力抑えることができ
る。また、シール手段を設けない分、部品点数を減少で
き、組立性が向上する。また、小型の一方向クラッチ3
0’を採用してカラー部材47を排除したことにより、
リール本体1aの径方向寸法を小さくすることができ
る。
る。なお、本実施形態は第3の実施形態の変形例である
ため、第3の実施形態と共通する構成部分については、
同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
を備えている点が第3の実施形態と異なる。すなわち、
第1のシール手段として、抜け止め部材33Aと筒状支
持部31との間には、ネジ31b,33Aaの内側に位
置して、Oリング42が介挿されている。このOリング
42は、例えば毛細管現象によりネジ31b,33Aa
を通じて吸い上げられる水が筒状支持部31の内部に侵
入することを防止する。また、第2のシール手段とし
て、ロータ8のボス部8aと第1の抜け止め部材33A
との間には、第1の抜け止め部材33Aの軸孔33Ab
を通じた水の浸入を防止するシール部材60が配設され
ている。シール部材60は、弾性材料から成り、ボス部
8aに常時接触される弾性変形可能な接触リップ部60
aと、抜け止め部材33Aの軸孔33Abの周面に形成
された取付孔33Acに嵌め込んで取り付けられる(本
実施例では、取付孔33Acを形成する抜け止め部材3
3Aの部位と第1の軸受11Aとの間で挟持される)固
定部60bとを有している。なお、それ以外の構成は第
3の実施形態と同一である。したがって、第3の実施形
態と同様の作用効果を得ることができるとともに、シー
ル手段を備えている分、第3の実施形態よりも防水性能
が向上し、リール本体1a内に水が侵入するのをより効
果的に防止できる。
る。なお、本実施形態は、第2の実施形態の変形例であ
るため、第2の実施形態と共通する構成部分について
は、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
施例から第1の軸受11Aが排除されており、したがっ
て、第1の抜け止め部材33は、小型の一方向クラッチ
30’の抜けを防止している。それ以外の構成は第2の
実施形態と同一であり、したがって、第2の実施形態と
同様の作用効果を得ることができる。
る。なお、本実施形態は、第4の実施形態の変形例であ
るため、第4の実施形態と共通する構成部分について
は、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
施例から第1の軸受11Aが排除されており、したがっ
て、第1の抜け止め部材33Aは、小型の一方向クラッ
チ30’の抜けを防止している。また、本実施形態にお
いては、第2の実施形態と同様の形態で、第2の軸受1
1Bの抜けを防止する第2の抜け止め部材50がリール
本体1aに取り付けられている。それ以外の構成は第4
の実施形態と同一であり、したがって、第4の実施形態
と同様の作用効果を得ることができるとともに、第2の
抜け止め部材50を設けたことによりリール本体1aか
らの第2の軸受11Bの抜けも防止することができる。
されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実
施形態では、スピニングリールに本発明が適用されてい
るが、本発明は、両軸受型リール等の他のタイプの魚釣
用リールに適用することもできる。また、前述した実施
形態では、抜け止め部材33,33Aの軸孔33b、3
3Abとロータ(ピニオンギア13と一体で回転する部
材)8のボス部8aとの間にシール部材40,60が設
けられているが、抜け止め部材33,33Aの軸孔33
b、33Abとピニオンギア13との間にシール部材4
0,60が設けられていても良い。すなわち、シール部
材40,60が直接にピニオンギア13と接触していて
も良い。
ピニングリールによれば、駆動筒軸を支持する軸受を抜
け止めすることができるとともに、その抜け止め部位を
通じた水等の侵入を防止できる。
グリールの一部断面を有する側面図である。
グリールの要部断面図である。
グリールの要部断面図である。
グリールの要部断面図である。
グリールの要部断面図である。
グリールの要部断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ハンドルと連動して回転し且つスプール
を有するスプール軸が内部に嵌挿される駆動筒軸と、こ
の駆動筒軸をリール本体に回転自在に支持する軸受と、
前記駆動筒軸に取り付けられ且つ前記スプールに釣糸を
巻回する釣糸案内部を有するロータとを備える魚釣用ス
ピニングリールにおいて、 前記駆動筒軸が貫通する軸孔を有するとともに、前記リ
ール本体に取り付けられることにより、前記ロータの逆
回転を防止する一方向クラッチまたは前記軸受の前記リ
ール本体からの抜けを防止する抜け止め部材と、 前記抜け止め部材の前記軸孔と、前記駆動筒軸または駆
動筒軸と一体回転する部材との間に少なくとも設けら
れ、前記軸受または前記一方向クラッチが配設された前
記リール本体の内部に水が侵入することを防止するシー
ル手段と、 を具備することを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 【請求項2】 ハンドルと連動して回転し且つ前部にス
プールを有するスプール軸が内部に嵌挿される駆動筒軸
と、この駆動筒軸をリール本体の前部に回転自在に支持
する軸受と、前記駆動筒軸に取り付けられ且つ前記スプ
ールに釣糸を巻回する釣糸案内部を有するロータとを備
える魚釣用スピニングリールにおいて、 前記リール本体に形成され、前記ロータの逆回転を防止
する一方向クラッチまたは前記軸受を内部に収容保持す
る筒状支持部と、 前記駆動筒軸が貫通する軸孔を有するとともに、前記筒
状支持部の内側に取り付けられることにより、前記一方
向クラッチまたは前記軸受の前記リール本体からの抜け
を防止する抜け止め部材と、 を具備することを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 【請求項3】 前記抜け止め部材の前記軸孔と、前記駆
動筒軸または駆動筒軸と一体回転する部材との間に少な
くとも設けられ、前記筒状支持部内に水が侵入すること
を防止するシール手段を具備することを特徴とする請求
項2に記載の魚釣用スピニングリール。
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JP2001165159A JP4057254B2 (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 魚釣用スピニングリール |
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---|---|---|---|
JP2001165159A JP4057254B2 (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 魚釣用スピニングリール |
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Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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