JP2002354648A - ワイヤハーネス余長吸収装置 - Google Patents

ワイヤハーネス余長吸収装置

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JP2002354648A JP2001161529A JP2001161529A JP2002354648A JP 2002354648 A JP2002354648 A JP 2002354648A JP 2001161529 A JP2001161529 A JP 2001161529A JP 2001161529 A JP2001161529 A JP 2001161529A JP 2002354648 A JP2002354648 A JP 2002354648A
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真史 塚本
Norihiro Yoneyama
典裕 米山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素化されたワイヤハーネス余長吸収装置を
提供する。 【解決手段】 線材を巻くことにより形成されるコイル
部としての第一コイル部10と、その第一コイル部10
の両端部からのびる一対のアーム部11、11と、各ア
ーム部11、11の先端を曲げて形成される曲げ部分と
しての第二コイル部12及び第三コイル部13と、を有
するねじりコイルばね8を備える。また、第一コイル部
10をワイヤハーネス2の余長4の中間部分に対応させ
るとともに、第二コイル部12及び第三コイル部13を
余長4の一端側及び他端側にそれぞれ対応させる。尚、
第一コイル部10を鼓形に形成することが好ましい。ま
た、第二コイル部12及び第三コイル部13をそれぞれ
鼓形のコイル状に形成することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体と移動体との
間にワイヤハーネスを少なくとも移動体を移動させる際
に必要な余長を有して配索するためのワイヤハーネス余
長吸収装置に関する。
【0002 】
【従来の技術】例えばステアリングコラムに配索される
ワイヤハーネスは、そのステアリングコラムのチルト機
構、テレスコピック機構に対応するため、各機構の動作
に伴うワイヤハーネスの伸縮を吸収し得るようにする必
要がある。そして、このような背景から、従来、ワイヤ
ハーネスの伸縮を吸収する(余長を吸収する)機能を備
えた装置として、実開昭63−32527号公報や特開
平3−7639号公報に開示されたものが知られてい
る。
【0003 】本願出願人も上記実開昭63−3252
7号公報や上記特開平3−7639号公報に開示された
装置の問題点を解消する装置を提案(特開平5−315
423号、特開平8−256423号公報参照)してお
り、伸縮動作によるワイヤハーネスの応力発生を最小限
に抑える、装置を小型化する、異音発生を防止する等の
効果をあげている。
【0004 】
【発明が解決しようとする課題】ところで本願出願人
は、自ら提案した上記公報の装置を見直し、より簡素化
されたものを提供する必要があると判断した。すなわ
ち、有するべき機能を維持した状態で部品点数を削減
し、重量低減とコスト低減とを図ったものを提供する必
要があると判断した。
【0005 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、簡素化されたワイヤハーネス余長吸収装置を
提供することを課題とする。
【0006 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明のワイヤハーネス余長吸
収装置は、本体と該本体に対して移動自在に取り付けら
れる移動体との間にワイヤハーネスを少なくとも前記移
動体を移動させる際に必要な余長を有して配索するため
のワイヤハーネス余長吸収装置であって、線材を巻くこ
とにより形成されるコイル部と、該コイル部の両端部か
らのびる一対のアーム部と、該各アーム部の先端を曲げ
て形成される曲げ部分とを有するねじりコイルばねを備
え、前記コイル部を前記余長の中間部分に対応させると
ともに、前記曲げ部分を前記余長の一端側及び他端側に
それぞれ対応させることを特徴としている。
【0007 】請求項2記載の本発明のワイヤハーネス
余長吸収装置は、請求項1に記載のワイヤハーネス余長
吸収装置において、前記コイル部の外径を、前記ワイヤ
ハーネスの最小屈曲半径を規制する大きさに形成するこ
とを特徴としている。
【0008 】請求項3記載の本発明のワイヤハーネス
余長吸収装置は、請求項1に記載のワイヤハーネス余長
吸収装置において、前記コイル部を鼓形に形成すること
を特徴としている。
【0009 】請求項4記載の本発明のワイヤハーネス
余長吸収装置は、請求項1ないし請求項3いずれか記載
のワイヤハーネス余長吸収装置において、前記曲げ部分
をコイル状に形成することを特徴としている。
【0010 】請求項5記載の本発明のワイヤハーネス
余長吸収装置は、請求項4に記載のワイヤハーネス余長
吸収装置において、コイル状の前記曲げ部分を鼓形に形
成することを特徴としている。
【0011 】請求項6記載の本発明のワイヤハーネス
余長吸収装置は、請求項4又は請求項5に記載のワイヤ
ハーネス余長吸収装置において、コイル状の前記曲げ部
分の内径を、前記本体又は前記移動体に対しての固定部
材が挿通可能となる大きさに形成することを特徴として
いる。
【0012 】請求項7記載の本発明のワイヤハーネス
余長吸収装置は、請求項1ないし請求項5いずれか記載
のワイヤハーネス余長吸収装置において、前記コイル部
の内径を、前記本体又は前記移動体に対しての固定部材
が挿通可能となる大きさに形成することを特徴としてい
る。
【0013 】請求項8記載の本発明のワイヤハーネス
余長吸収装置は、請求項1ないし請求項3いずれか記載
のワイヤハーネス余長吸収装置において、前記曲げ部分
に、前記余長に接触する接触部材を設けることを特徴と
している。
【0014 】請求項9記載の本発明のワイヤハーネス
余長吸収装置は、請求項8に記載のワイヤハーネス余長
吸収装置において、前記接触部材の一方を前記本体に一
体にするとともに、前記接触部材の他方を前記移動体に
一体にすることを特徴としている。
【0015 】請求項1に記載された本発明によれば、
次のように作用する。すなわち、移動体が移動してワイ
ヤハーネスが引っ張られると、ねじりコイルばねの各ア
ーム部が元の位置に対して変位角を有するように変位す
るとともに、コイル部が各アーム部の変位によりそのコ
イル部の中心軸に対してねじられる。これにより、余長
の長さの範囲内でワイヤハーネスが引き出される。一
方、移動した移動体が元の位置に戻り、ワイヤハーネス
に対する上記引っ張りが解除されると、これに伴いコイ
ル部のねじりも解除される。そして、コイル部が元の状
態に復帰するとともに、各アーム部が元の位置に復帰す
る。これにより、引き出されていたワイヤハーネスがス
ムーズに引き込まれる。本発明のワイヤハーネス余長吸
収装置は、ねじりコイルばねを備え、そのコイル部を余
長の中間部分に対応させるとともに、各アーム部の先端
の曲げ部分を余長の一端側及び他端側にそれぞれ対応さ
せていることから、有するべき機能を維持し簡素化され
たワイヤハーネス余長吸収装置になっている。
【0016 】請求項2に記載された本発明によれば、
余長の中間部分の屈曲半径がワイヤハーネスの引き出し
及び引き込み、すなわちワイヤハーネスの伸縮時におい
て最小屈曲半径以下で屈曲しないように規制される。こ
れにより、屈曲疲労が軽減され信頼性が向上する。
【0017 】請求項3に記載された本発明によれば、
コイル部中央の直径が外側の直径よりも小さくなり、中
央が全周において窪んだ形状になることから、余長の中
間部分の横ズレが防止される。
【0018 】請求項4に記載された本発明によれば、
余長の一端側及び他端側との接触面積が大きくなる。こ
れにより余長の一端側及び他端側への応力集中が防止若
しくは緩和される。
【0019 】請求項5に記載された本発明によれば、
コイル状の曲げ部分中央の直径が外側の直径よりも小さ
くなり、中央が全周において窪んだ形状になることか
ら、余長の一端側及び他端側の横ズレが防止される。
【0020 】請求項6に記載された本発明によれば、
コイル状の曲げ部分を介してワイヤハーネス余長吸収装
置が固定される。すなわち、コイル状の曲げ部分の一方
が本体又は移動体に固定される。又は、コイル状の曲げ
部分の他方が本体又は移動体に固定される。或いは、コ
イル状の曲げ部分の一方が本体(又は移動体)に、他方
が移動体(又は本体)に固定される。これによりワイヤ
ハーネス余長吸収装置の固定に係る構造が簡素化され
る。
【0021 】請求項7に記載された本発明によれば、
コイル部を介してワイヤハーネス余長吸収装置が固定さ
れる。これによりワイヤハーネス余長吸収装置の固定に
係る構造が簡素化される。
【0022 】請求項8に記載された本発明によれば、
余長の一端側及び他端側との接触面積が接触部材によっ
て大きくなる。これにより余長の一端側及び他端側への
応力集中が防止若しくは緩和される。
【0023 】請求項9に記載された本発明によれば、
接触部材の一方が本体に一体になり、接触部材の他方が
移動体に一体になる。これにより、ねじりコイルばねの
各アーム部の変位に係るワイヤハーネスの負担が軽減さ
れる。更に、接触部材を別部品で構成する必要が無くな
るため、部品点数を削減出来、組付作業の軽減及び簡素
化が図れる。
【0024 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明のワイヤハーネス余
長吸収装置の一実施の形態を示すステアリングコラムに
取り付けられた状態の正面図である。また、図2はワイ
ヤハーネス余長吸収装置の斜視図、図3はねじりコイル
ばねの斜視図、図4はねじりコイルばねの平面図であ
る。
【0025 】図1において、引用符号1はワイヤハー
ネス2の中間に設けられるワイヤハーネス余長吸収装置
を示している。そのワイヤハーネス余長吸収装置1は、
図中に示される如く、例えば自動車のステアリングコラ
ム3に取り付けられおり、チルト機構(矢線P方向の動
作に対する機構)、テレスコピック機構(矢線Q方向の
動作に対する機構)の動作に伴うワイヤハーネス2の伸
縮を可能にするようになっている。すなわち、ワイヤハ
ーネス2の伸縮に必要な余長4を吸収することができる
構造を有している。
【0026 】尚、ステアリングコラム3における引用
符号5はステアリング、6はワイヤハーネス2の端末が
コネクタ接続されるコンビネーションスイッチユニッ
ト、7はステアリングシャフトを示している。
【0027 】図1及び図2において、上記ワイヤハー
ネス余長吸収装置1は、線材(素線:金属製)を巻くこ
とにより形成されるねじりコイルばね8と、ステアリン
グコラム3に対する取り付け用の固定部材9とを有して
構成されている。そのねじりコイルばね8は、第一コイ
ル部10と、その第一コイル部10の両端部からのびる
一対のアーム部11、11と、アーム部11、11の先
端に設けられる第二コイル部12及び第三コイル部13
とを有しており、正面視における形状が略へ字状になる
ように形成されている。一方、固定部材9は、ピン状の
挿通部14とその挿通部14に連成される円板状の抜け
止め部15とを有しており、ステアリングコラム3の固
定部16に固定されるようになっている。
【0028 】図2ないし図4において、第一コイル部
10は、特許請求の範囲に記載したコイル部に相当する
ものであって、中央の直径D1が外側の直径D2よりも
小さく(D1<D2)なるように形成されている。すな
わち、第一コイル部10は、上記中央が全周において窪
んだ形状となる鼓形の円筒状に形成されている(接触す
る余長4の中間部分の横ズレを防止することができると
いう効果を奏する。鼓形でなく単なるストレートであっ
てもよいものとする)。また、第一コイル部10は、上
記中央の直径D1がワイヤハーネス2の屈曲半径を規制
するような大きさに形成されている(接触する余長4の
中間部分が最小屈曲半径以下で屈曲しないように規制す
る。これにより、屈曲疲労を軽減させることができると
いう効果を奏する。また、信頼性を向上させることがで
きるという効果も奏する)。
【0029 】第二コイル部12及び第三コイル部13
は、アーム部11、11の上記先端を一段曲げした後に
コイル状に形成した部分であって(特許請求の範囲に記
載した曲げ部分に相当)、中央の直径D3が外側の直径
D4よりも小さく(D3<D4)なるように形成されて
いる。すなわち、第二コイル部12及び第三コイル部1
3は、それぞれ上記中央が全周において窪んだ形状とな
る鼓形の円筒状に形成されている(接触する余長4の一
端側及び他端側の横ズレを防止することができるという
効果を奏する。鼓形でなく単なるストレートであっても
よいものとする。また、コイル状に形成することで、一
段曲げよりも接触面積が大きくなり余長4の一端側及び
他端側への応力集中を防止若しくは緩和することができ
るという効果も奏する)。
【0030 】アーム部11、11は、ワイヤハーネス
2の伸縮に必要となる余長4の長さに応じてその長さが
設定されている。
【0031 】上記構成において、ワイヤハーネス余長
吸収装置1は、図2に示される如く、第二コイル部12
の内径に固定部材9の挿通部14を挿通してこれを固定
することによりステアリングコラム3に取り付けられ
る。また、ステアリングコラム3に取り付けられた後に
は、余長4の一端側が第二コイル部12に、また、余長
4の中間部分が第一コイル部10に、さらに、余長4の
他端側が第三コイル部13にそれぞれ対応するようにワ
イヤハーネス2が配索される。尚、本形態ではワイヤハ
ーネス2が第二コイル部12において下向きに湾曲す
る。また、第一コイル部10において上向き、第三コイ
ル部13において下向きに湾曲する。さらに、ワイヤハ
ーネス2が弛まないように配索される。
【0032 】そして、ワイヤハーネス2における矢線
Aの側を固定端側、矢線Bの側を可動端側とすると、上
記チルト機構、上記テレスコピック機構の動作に伴いワ
イヤハーネス2が余長4の長さの範囲内で矢線R方向に
引き出される。すなわち、上記動作に伴いワイヤハーネ
ス2の可動端側が引っ張られると、ねじりコイルばね8
の各アーム部11、11が元の位置に対して変位角を有
するように変位するとともに、第一コイル部10が各ア
ーム部11、11の変位によりその第一コイル部10の
中心軸に対してねじられ、その結果、余長4の長さの範
囲内でワイヤハーネス2が矢線R方向に引き出される。
【0033 】一方、ワイヤハーネス2に対する上記引
っ張りが解除されると、これに伴い第一コイル部10の
ねじりも解除される。そして、第一コイル部10が元の
状態に復帰するとともに、各アーム部11、11が元の
位置に復帰する。これにより、引き出されていたワイヤ
ハーネス2が矢線S方向にスムーズに引き込まれる。
【0034 】以上、本発明のワイヤハーネス余長吸収
装置1は、従来同様の機能を有し少ない部材で構成され
ている。従って、簡素化されたワイヤハーネス余長吸収
装置を提供し、重量低減とコスト低減とを図ることがで
きる。
【0035 】その他、本発明は本発明の主旨を変えな
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわ
ち、図5に示される如く、第一コイル部10の内径に固
定部材9の挿通部14を挿通し、これを固定部16′に
固定することも可能であるものとする(この場合、ワイ
ヤハーネス2の上記固定端側も可動する)。また、特に
図示しないが、第三コイル部13の内径に固定部材9の
挿通部14を挿通し、これを固定することも可能である
ものとする。
【0036 】さらに、第二コイル部12及び第三コイ
ル部13を形成するのでなく、図6及び図7に示される
ようなワイヤハーネス余長吸収装置17のワイヤハーネ
ス保護部材18、18(特許請求の範囲に記載した接触
部材に相当)を設けてもよいものとする(ワイヤハーネ
ス余長吸収装置17は、第一コイル部10、アーム部1
1、11、及びその先端に形成される曲げ部分としての
フック19、19を有するねじりコイルばね20と、曲
面21、21を有しフック19、19に取り付けられる
ワイヤハーネス保護部材18、18と、固定部材9(図
5参照)とを有して構成される。尚、ワイヤハーネス保
護部材18、18は、本体と移動体とにそれぞれ一体で
あってもよいものとする。曲面21を有することで接触
面積が大きくなり余長4の一端側及び他端側への応力集
中を防止若しくは緩和することができるという効果を奏
する)。
【0037 】さらにまた、特許請求の範囲に記載した
本体及び移動体に対応するものは上述に限らず、自動車
の車体本体及びドア(開閉体)や、自動車の車体本体及
び座席(スライドする座席に限る)、或いは自動車のイ
ンパネ及びオーディオユニット(又はエアコンユニッ
ト、メータユニットなど)等であってもよいものとす
る。
【0038 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、ねじりコイルばねを備え、そのコ
イル部を余長の中間部分に対応させるとともに、各アー
ム部の先端の曲げ部分を余長の一端側及び他端側にそれ
ぞれ対応させていることから、装置自体を、有するべき
機能を維持した状態で簡素化することができる。従っ
て、これにより重量低減とコスト低減とを図ることがで
きる。また、引き出されたワイヤハーネスには、そのワ
イヤハーネスを引き込もうとする力が作用することか
ら、弛みを防止することができる。尚、引き出されたワ
イヤハーネスがスムーズに引き込まれるのは言うまでも
ない。
【0039 】請求項2に記載された本発明によれば、
余長の中間部分への屈曲疲労を軽減させることができ
る。また、これにより信頼性も向上させることができ
る。
【0040 】請求項3に記載された本発明によれば、
余長の中間部分の横ズレを防止することができる。
【0041 】請求項4に記載された本発明によれば、
余長の一端側及び他端側への応力集中を防止若しくは緩
和することができる。また、これにより信頼性も向上さ
せることができる。
【0042 】請求項5に記載された本発明によれば、
余長の一端側及び他端側の横ズレを防止することができ
る。
【0043 】請求項6に記載された本発明によれば、
ワイヤハーネス余長吸収装置の固定に係る構造を簡素化
することができる。
【0044 】請求項7に記載された本発明によれば、
ワイヤハーネス余長吸収装置の固定に係る構造を簡素化
することができる。
【0045 】請求項8に記載された本発明によれば、
余長の一端側及び他端側への応力集中を防止若しくは緩
和することができる。また、これにより信頼性も向上さ
せることができる。
【0046 】請求項9に記載された本発明によれば、
各アーム部を変位させる際のワイヤハーネスの負担を軽
減させることができる。更に、接触部材を別部品で構成
する必要が無くなるため、部品点数を削減出来、組付作
業の軽減及び簡素化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤハーネス余長吸収装置の一
実施の形態を示すステアリングコラムに取り付けられた
状態の正面図である。
【図2】ワイヤハーネス余長吸収装置の斜視図である。
【図3】ねじりコイルばねの斜視図である。
【図4】ねじりコイルばねの平面図である。
【図5】本発明によるワイヤハーネス余長吸収装置の他
の一実施の形態を示す斜視図である。
【図6】本発明によるワイヤハーネス余長吸収装置の更
に他の一実施の形態を示す斜視図である。
【図7】図6の正面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス余長吸収装置 2 ワイヤハーネス 3 ステアリングコラム 4 余長 8 ねじりコイルばね 9 固定部材 10 第一コイル部(コイル部) 11 アーム部 12 第二コイル部(曲げ部分) 13 第三コイル部(曲げ部分) 14 挿通部 15 抜け止め部 16 固定部 17 ワイヤハーネス余長吸収装置 18 ワイヤハーネス保護部材(接触部材) 19 フック(曲げ部分) 20 ねじりコイルばね 21 曲面
フロントページの続き Fターム(参考) 3J059 AE04 AE05 BA02 BA05 BB02 CB11 GA50 5G363 AA07 BA02 BB01 DA13 DA20 DC02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と該本体に対して移動自在に取り付
    けられる移動体との間にワイヤハーネスを少なくとも前
    記移動体を移動させる際に必要な余長を有して配索する
    ためのワイヤハーネス余長吸収装置であって、 線材を巻くことにより形成されるコイル部と、該コイル
    部の両端部からのびる一対のアーム部と、該各アーム部
    の先端を曲げて形成される曲げ部分とを有するねじりコ
    イルばねを備え、 前記コイル部を前記余長の中間部分に対応させるととも
    に、前記曲げ部分を前記余長の一端側及び他端側にそれ
    ぞれ対応させることを特徴とするワイヤハーネス余長吸
    収装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤハーネス余長吸
    収装置において、 前記コイル部の外径を、前記ワイヤハーネスの最小屈曲
    半径を規制する大きさに形成することを特徴とするワイ
    ヤハーネス余長吸収装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のワイヤハーネス余長吸
    収装置において、 前記コイル部を鼓形に形成することを特徴とするワイヤ
    ハーネス余長吸収装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    ワイヤハーネス余長吸収装置において、 前記曲げ部分をコイル状に形成することを特徴とするワ
    イヤハーネス余長吸収装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のワイヤハーネス余長吸
    収装置において、 コイル状の前記曲げ部分を鼓形に形成することを特徴と
    するワイヤハーネス余長吸収装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5に記載のワイヤハ
    ーネス余長吸収装置において、 コイル状の前記曲げ部分の内径を、前記本体又は前記移
    動体に対しての固定部材が挿通可能となる大きさに形成
    することを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項5いずれか記載の
    ワイヤハーネス余長吸収装置において、 前記コイル部の内径を、前記本体又は前記移動体に対し
    ての固定部材が挿通可能となる大きさに形成することを
    特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    ワイヤハーネス余長吸収装置において、 前記曲げ部分に、前記余長に接触する接触部材を設ける
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のワイヤハーネス余長吸
    収装置において、 前記接触部材の一方を前記本体に一体にするとともに、
    前記接触部材の他方を前記移動体に一体にすることを特
    徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014200037A1 (ja) * 2013-06-14 2014-12-18 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス保持具
JP2016007103A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 住友電装株式会社 コネクタカバーおよびワイヤハーネス

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