JP3945997B2 - ワイヤハーネス余長吸収装置 - Google Patents

ワイヤハーネス余長吸収装置 Download PDF

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Description

【0001 】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体と移動体との間にワイヤハーネスを少なくとも移動体を移動させる際に必要な余長を有して配索するためのワイヤハーネス余長吸収装置に関する。
【0002 】
【従来の技術】
例えばステアリングコラムに配索されるワイヤハーネスは、そのステアリングコラムのチルト機構、テレスコピック機構に対応するため、各機構の動作に伴うワイヤハーネスの伸縮を吸収し得るようにする必要がある。そして、このような背景から、従来、ワイヤハーネスの伸縮を吸収する(余長を吸収する)機能を備えた装置として、実開昭63−32527号公報や特開平3−7639号公報に開示されたものが知られている。
【0003 】
本願出願人も上記実開昭63−32527号公報や上記特開平3−7639号公報に開示された装置の問題点を解消する装置を提案(特開平5−315423号、特開平8−256423号公報参照)しており、伸縮動作によるワイヤハーネスの応力発生を最小限に抑える、装置を小型化する、異音発生を防止する等の効果をあげている。
【0004 】
【発明が解決しようとする課題】
ところで本願出願人は、自ら提案した上記公報の装置を見直し、より簡素化されたものを提供する必要があると判断した。すなわち、有するべき機能を維持した状態で部品点数を削減し、重量低減とコスト低減とを図ったものを提供する必要があると判断した。
【0005 】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、簡素化されたワイヤハーネス余長吸収装置を提供することを課題とする。
【0006 】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、本体と該本体に対して移動自在に取り付けられる移動体との間にワイヤハーネスを少なくとも前記移動体を移動させる際に必要な余長を有して配索するためのワイヤハーネス余長吸収装置であって、線材を巻くことにより形成されるコイル部と、該コイル部の両端部からのびる一対のアーム部と、該各アーム部の先端を曲げて形成される曲げ部分とを有するねじりコイルばねを備え、前記コイル部を前記余長の中間部分に対応させるとともに、前記曲げ部分を前記余長の一端側及び他端側にそれぞれ対応させることを特徴としている。
【0007 】
請求項2記載の本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、請求項1に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、前記コイル部の外径を、前記ワイヤハーネスの最小屈曲半径を規制する大きさに形成することを特徴としている。
【0008 】
請求項3記載の本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、請求項1に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、前記コイル部を鼓形に形成することを特徴としている。
【0009 】
請求項4記載の本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、請求項1ないし請求項3いずれか記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、前記曲げ部分をコイル状に形成することを特徴としている。
【0010 】
請求項5記載の本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、請求項4に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、コイル状の前記曲げ部分を鼓形に形成することを特徴としている。
【0011 】
請求項6記載の本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、請求項4又は請求項5に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、コイル状の前記曲げ部分の内径を、前記本体又は前記移動体に対しての固定部材が挿通可能となる大きさに形成することを特徴としている。
【0012 】
請求項7記載の本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、請求項1ないし請求項5いずれか記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、前記コイル部の内径を、前記本体又は前記移動体に対しての固定部材が挿通可能となる大きさに形成することを特徴としている。
【0013 】
請求項8記載の本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、請求項1ないし請求項3いずれか記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、前記曲げ部分に、前記余長に接触する接触部材を設けることを特徴としている。
【0014 】
請求項9記載の本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、請求項8に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、前記接触部材の一方を前記本体に一体にするとともに、前記接触部材の他方を前記移動体に一体にすることを特徴としている。
【0015 】
請求項1に記載された本発明によれば、次のように作用する。すなわち、移動体が移動してワイヤハーネスが引っ張られると、ねじりコイルばねの各アーム部が元の位置に対して変位角を有するように変位するとともに、コイル部が各アーム部の変位によりそのコイル部の中心軸に対してねじられる。これにより、余長の長さの範囲内でワイヤハーネスが引き出される。一方、移動した移動体が元の位置に戻り、ワイヤハーネスに対する上記引っ張りが解除されると、これに伴いコイル部のねじりも解除される。そして、コイル部が元の状態に復帰するとともに、各アーム部が元の位置に復帰する。これにより、引き出されていたワイヤハーネスがスムーズに引き込まれる。
本発明のワイヤハーネス余長吸収装置は、ねじりコイルばねを備え、そのコイル部を余長の中間部分に対応させるとともに、各アーム部の先端の曲げ部分を余長の一端側及び他端側にそれぞれ対応させていることから、有するべき機能を維持し簡素化されたワイヤハーネス余長吸収装置になっている。
【0016 】
請求項2に記載された本発明によれば、余長の中間部分の屈曲半径がワイヤハーネスの引き出し及び引き込み、すなわちワイヤハーネスの伸縮時において最小屈曲半径以下で屈曲しないように規制される。これにより、屈曲疲労が軽減され信頼性が向上する。
【0017 】
請求項3に記載された本発明によれば、コイル部中央の直径が外側の直径よりも小さくなり、中央が全周において窪んだ形状になることから、余長の中間部分の横ズレが防止される。
【0018 】
請求項4に記載された本発明によれば、余長の一端側及び他端側との接触面積が大きくなる。これにより余長の一端側及び他端側への応力集中が防止若しくは緩和される。
【0019 】
請求項5に記載された本発明によれば、コイル状の曲げ部分中央の直径が外側の直径よりも小さくなり、中央が全周において窪んだ形状になることから、余長の一端側及び他端側の横ズレが防止される。
【0020 】
請求項6に記載された本発明によれば、コイル状の曲げ部分を介してワイヤハーネス余長吸収装置が固定される。すなわち、コイル状の曲げ部分の一方が本体又は移動体に固定される。又は、コイル状の曲げ部分の他方が本体又は移動体に固定される。或いは、コイル状の曲げ部分の一方が本体(又は移動体)に、他方が移動体(又は本体)に固定される。これによりワイヤハーネス余長吸収装置の固定に係る構造が簡素化される。
【0021 】
請求項7に記載された本発明によれば、コイル部を介してワイヤハーネス余長吸収装置が固定される。これによりワイヤハーネス余長吸収装置の固定に係る構造が簡素化される。
【0022 】
請求項8に記載された本発明によれば、余長の一端側及び他端側との接触面積が接触部材によって大きくなる。これにより余長の一端側及び他端側への応力集中が防止若しくは緩和される。
【0023 】
請求項9に記載された本発明によれば、接触部材の一方が本体に一体になり、接触部材の他方が移動体に一体になる。これにより、ねじりコイルばねの各アーム部の変位に係るワイヤハーネスの負担が軽減される。更に、接触部材を別部品で構成する必要が無くなるため、部品点数を削減出来、組付作業の軽減及び簡素化が図れる。
【0024 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のワイヤハーネス余長吸収装置の一実施の形態を示すステアリングコラムに取り付けられた状態の正面図である。また、図2はワイヤハーネス余長吸収装置の斜視図、図3はねじりコイルばねの斜視図、図4はねじりコイルばねの平面図である。
【0025 】
図1において、引用符号1はワイヤハーネス2の中間に設けられるワイヤハーネス余長吸収装置を示している。そのワイヤハーネス余長吸収装置1は、図中に示される如く、例えば自動車のステアリングコラム3に取り付けられおり、チルト機構(矢線P方向の動作に対する機構)、テレスコピック機構(矢線Q方向の動作に対する機構)の動作に伴うワイヤハーネス2の伸縮を可能にするようになっている。すなわち、ワイヤハーネス2の伸縮に必要な余長4を吸収することができる構造を有している。
【0026 】
尚、ステアリングコラム3における引用符号5はステアリング、6はワイヤハーネス2の端末がコネクタ接続されるコンビネーションスイッチユニット、7はステアリングシャフトを示している。
【0027 】
図1及び図2において、上記ワイヤハーネス余長吸収装置1は、線材(素線:金属製)を巻くことにより形成されるねじりコイルばね8と、ステアリングコラム3に対する取り付け用の固定部材9とを有して構成されている。そのねじりコイルばね8は、第一コイル部10と、その第一コイル部10の両端部からのびる一対のアーム部11、11と、アーム部11、11の先端に設けられる第二コイル部12及び第三コイル部13とを有しており、正面視における形状が略へ字状になるように形成されている。一方、固定部材9は、ピン状の挿通部14とその挿通部14に連成される円板状の抜け止め部15とを有しており、ステアリングコラム3の固定部16に固定されるようになっている。
【0028 】
図2ないし図4において、第一コイル部10は、特許請求の範囲に記載したコイル部に相当するものであって、中央の直径D1が外側の直径D2よりも小さく(D1<D2)なるように形成されている。すなわち、第一コイル部10は、上記中央が全周において窪んだ形状となる鼓形の円筒状に形成されている(接触する余長4の中間部分の横ズレを防止することができるという効果を奏する。鼓形でなく単なるストレートであってもよいものとする)。また、第一コイル部10は、上記中央の直径D1がワイヤハーネス2の屈曲半径を規制するような大きさに形成されている(接触する余長4の中間部分が最小屈曲半径以下で屈曲しないように規制する。これにより、屈曲疲労を軽減させることができるという効果を奏する。また、信頼性を向上させることができるという効果も奏する)。
【0029 】
第二コイル部12及び第三コイル部13は、アーム部11、11の上記先端を一段曲げした後にコイル状に形成した部分であって(特許請求の範囲に記載した曲げ部分に相当)、中央の直径D3が外側の直径D4よりも小さく(D3<D4)なるように形成されている。すなわち、第二コイル部12及び第三コイル部13は、それぞれ上記中央が全周において窪んだ形状となる鼓形の円筒状に形成されている(接触する余長4の一端側及び他端側の横ズレを防止することができるという効果を奏する。鼓形でなく単なるストレートであってもよいものとする。また、コイル状に形成することで、一段曲げよりも接触面積が大きくなり余長4の一端側及び他端側への応力集中を防止若しくは緩和することができるという効果も奏する)。
【0030 】
アーム部11、11は、ワイヤハーネス2の伸縮に必要となる余長4の長さに応じてその長さが設定されている。
【0031 】
上記構成において、ワイヤハーネス余長吸収装置1は、図2に示される如く、第二コイル部12の内径に固定部材9の挿通部14を挿通してこれを固定することによりステアリングコラム3に取り付けられる。また、ステアリングコラム3に取り付けられた後には、余長4の一端側が第二コイル部12に、また、余長4の中間部分が第一コイル部10に、さらに、余長4の他端側が第三コイル部13にそれぞれ対応するようにワイヤハーネス2が配索される。尚、本形態ではワイヤハーネス2が第二コイル部12において下向きに湾曲する。また、第一コイル部10において上向き、第三コイル部13において下向きに湾曲する。さらに、ワイヤハーネス2が弛まないように配索される。
【0032 】
そして、ワイヤハーネス2における矢線Aの側を固定端側、矢線Bの側を可動端側とすると、上記チルト機構、上記テレスコピック機構の動作に伴いワイヤハーネス2が余長4の長さの範囲内で矢線R方向に引き出される。すなわち、上記動作に伴いワイヤハーネス2の可動端側が引っ張られると、ねじりコイルばね8の各アーム部11、11が元の位置に対して変位角を有するように変位するとともに、第一コイル部10が各アーム部11、11の変位によりその第一コイル部10の中心軸に対してねじられ、その結果、余長4の長さの範囲内でワイヤハーネス2が矢線R方向に引き出される。
【0033 】
一方、ワイヤハーネス2に対する上記引っ張りが解除されると、これに伴い第一コイル部10のねじりも解除される。そして、第一コイル部10が元の状態に復帰するとともに、各アーム部11、11が元の位置に復帰する。これにより、引き出されていたワイヤハーネス2が矢線S方向にスムーズに引き込まれる。
【0034 】
以上、本発明のワイヤハーネス余長吸収装置1は、従来同様の機能を有し少ない部材で構成されている。従って、簡素化されたワイヤハーネス余長吸収装置を提供し、重量低減とコスト低減とを図ることができる。
【0035 】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわち、図5に示される如く、第一コイル部10の内径に固定部材9の挿通部14を挿通し、これを固定部16′に固定することも可能であるものとする(この場合、ワイヤハーネス2の上記固定端側も可動する)。また、特に図示しないが、第三コイル部13の内径に固定部材9の挿通部14を挿通し、これを固定することも可能であるものとする。
【0036 】
さらに、第二コイル部12及び第三コイル部13を形成するのでなく、図6及び図7に示されるようなワイヤハーネス余長吸収装置17のワイヤハーネス保護部材18、18(特許請求の範囲に記載した接触部材に相当)を設けてもよいものとする(ワイヤハーネス余長吸収装置17は、第一コイル部10、アーム部11、11、及びその先端に形成される曲げ部分としてのフック19、19を有するねじりコイルばね20と、曲面21、21を有しフック19、19に取り付けられるワイヤハーネス保護部材18、18と、固定部材9(図5参照)とを有して構成される。尚、ワイヤハーネス保護部材18、18は、本体と移動体とにそれぞれ一体であってもよいものとする。曲面21を有することで接触面積が大きくなり余長4の一端側及び他端側への応力集中を防止若しくは緩和することができるという効果を奏する)。
【0037 】
さらにまた、特許請求の範囲に記載した本体及び移動体に対応するものは上述に限らず、自動車の車体本体及びドア(開閉体)や、自動車の車体本体及び座席(スライドする座席に限る)、或いは自動車のインパネ及びオーディオユニット(又はエアコンユニット、メータユニットなど)等であってもよいものとする。
【0038 】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、ねじりコイルばねを備え、そのコイル部を余長の中間部分に対応させるとともに、各アーム部の先端の曲げ部分を余長の一端側及び他端側にそれぞれ対応させていることから、装置自体を、有するべき機能を維持した状態で簡素化することができる。従って、これにより重量低減とコスト低減とを図ることができる。
また、引き出されたワイヤハーネスには、そのワイヤハーネスを引き込もうとする力が作用することから、弛みを防止することができる。尚、引き出されたワイヤハーネスがスムーズに引き込まれるのは言うまでもない。
【0039 】
請求項2に記載された本発明によれば、余長の中間部分への屈曲疲労を軽減させることができる。また、これにより信頼性も向上させることができる。
【0040 】
請求項3に記載された本発明によれば、余長の中間部分の横ズレを防止することができる。
【0041 】
請求項4に記載された本発明によれば、余長の一端側及び他端側への応力集中を防止若しくは緩和することができる。また、これにより信頼性も向上させることができる。
【0042 】
請求項5に記載された本発明によれば、余長の一端側及び他端側の横ズレを防止することができる。
【0043 】
請求項6に記載された本発明によれば、ワイヤハーネス余長吸収装置の固定に係る構造を簡素化することができる。
【0044 】
請求項7に記載された本発明によれば、ワイヤハーネス余長吸収装置の固定に係る構造を簡素化することができる。
【0045 】
請求項8に記載された本発明によれば、余長の一端側及び他端側への応力集中を防止若しくは緩和することができる。また、これにより信頼性も向上させることができる。
【0046 】
請求項9に記載された本発明によれば、各アーム部を変位させる際のワイヤハーネスの負担を軽減させることができる。更に、接触部材を別部品で構成する必要が無くなるため、部品点数を削減出来、組付作業の軽減及び簡素化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤハーネス余長吸収装置の一実施の形態を示すステアリングコラムに取り付けられた状態の正面図である。
【図2】ワイヤハーネス余長吸収装置の斜視図である。
【図3】ねじりコイルばねの斜視図である。
【図4】ねじりコイルばねの平面図である。
【図5】本発明によるワイヤハーネス余長吸収装置の他の一実施の形態を示す斜視図である。
【図6】本発明によるワイヤハーネス余長吸収装置の更に他の一実施の形態を示す斜視図である。
【図7】図6の正面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス余長吸収装置
2 ワイヤハーネス
3 ステアリングコラム
4 余長
8 ねじりコイルばね
9 固定部材
10 第一コイル部(コイル部)
11 アーム部
12 第二コイル部(曲げ部分)
13 第三コイル部(曲げ部分)
14 挿通部
15 抜け止め部
16 固定部
17 ワイヤハーネス余長吸収装置
18 ワイヤハーネス保護部材(接触部材)
19 フック(曲げ部分)
20 ねじりコイルばね
21 曲面

Claims (9)

  1. 本体と該本体に対して移動自在に取り付けられる移動体との間にワイヤハーネスを少なくとも前記移動体を移動させる際に必要な余長を有して配索するためのワイヤハーネス余長吸収装置であって、
    線材を巻くことにより形成されるコイル部と、該コイル部の両端部からのびる一対のアーム部と、該各アーム部の先端を曲げて形成される曲げ部分とを有するねじりコイルばねを備え、
    前記コイル部を前記余長の中間部分に対応させるとともに、前記曲げ部分を前記余長の一端側及び他端側にそれぞれ対応させる
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、
    前記コイル部の外径を、前記ワイヤハーネスの最小屈曲半径を規制する大きさに形成する
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  3. 請求項1に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、
    前記コイル部を鼓形に形成する
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれか記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、
    前記曲げ部分をコイル状に形成する
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  5. 請求項4に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、
    コイル状の前記曲げ部分を鼓形に形成する
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、
    コイル状の前記曲げ部分の内径を、前記本体又は前記移動体に対しての固定部材が挿通可能となる大きさに形成する
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  7. 請求項1ないし請求項5いずれか記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、
    前記コイル部の内径を、前記本体又は前記移動体に対しての固定部材が挿通可能となる大きさに形成する
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  8. 請求項1ないし請求項3いずれか記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、
    前記曲げ部分に、前記余長に接触する接触部材を設ける
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
  9. 請求項8に記載のワイヤハーネス余長吸収装置において、
    前記接触部材の一方を前記本体に一体にするとともに、前記接触部材の他方を前記移動体に一体にする
    ことを特徴とするワイヤハーネス余長吸収装置。
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