JP2002354358A - テレビジョンチューナ - Google Patents
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Abstract
共に、FM放送信号に対する隣接妨害を防ぐことのでき
るFM放送信号受信可能テレビジョンチューナを小型で
安価に提供する。 【解決手段】 第一のトラップ部18と第二のトラップ
部24とを有するトラップ回路17を設ける。第一のト
ラップ部18では、第一のスイッチダイオード20に並
列に第一のコンデンサ21を設け、第一のスイッチダイ
オード20のカソードに制御電圧を印加して、トラップ
周波数を変化させ、第二のトラップ部24では、バラク
タダイオード25のカソードに制御電圧を印加してトラ
ップ周波数を変化させる。トラップ回路17は、テレビ
ジョン信号受信時には、下側隣接チャネルの映像中間周
波数の信号と下側隣接チャネルの音声中間周波数の信号
とを減衰させ、FM放送信号受信時には、映像中間周波
数の信号と色副搬送波周波数の信号とを減衰させる。
Description
のみならずFM放送信号を受信可能としたテレビジョン
チューナに関する。
帯域幅が異なっており、テレビジョン信号の帯域幅は6
MHzであり、FM放送信号の帯域は200kHzであ
る。
って説明する。図4においてテレビジョン用アンテナ4
1で受信したテレビジョン信号、及び、FM用アンテナ
42で受信したFM放送信号がアンテナ切替器43に入
力される。
ジョン信号またはFM放送信号のいずれかを選択して高
周波同調回路45に入力する。その選択は切替回路44
によって制御される。
4bを有し、そのベースが入力端子44aに接続され、
エミッタが抵抗44cによって接地されコレクタがアン
テナ切換器43の制御端子43aに接続される。またコ
レクタには抵抗を介して、電源電圧MBが印加される。
ョン信号またはFM放送信号は、高周波同調回路45で
同調されてから、混合器46に入力される。混合器46
は、高周波同調回路45に接続されると共に、局部発振
器47に接続されており、テレビジョン信号を中心周波
数が44MHzの中間周波数帯に周波数変換すると共
に、FM放送信号を音声中間周波数に相当する41.2
5MHzに周波数変換する。
FM放送信号は、中間周波同調回路48に入力される。
中間周波同調回路48は、平衡型の回路であって、第一
の並列同調回路49と、第二の並列同調回路50と、第
二の並列同調回路50に直列に接続された第二のスイッ
チダイオード51を有している。第一の並列同調回路4
9は、第六のコンデンサ52と互いに直列に接続された
第三のインダクタ53a、53bとを有しており、中間
周波数帯の中央の周波数である44MHzで同調し、帯
域は6MHzである。また、第二の並列同調回路50
は、第七のコンデンサ54と、第四のインダクタ55と
を有しており、38MHzに同調し、帯域は、ほぼ1.
8MHzである。そして、第二の並列同調回路50と第
二のスイッチダイオード51との直列回路が第一の並列
同調回路49に並列に接続される。そして、電源電圧M
Bを分圧した電圧が、第三のインダクタ53a、53a
の接続点に印加されると共に、第三のインダクタ53b
を介して、第二のスイッチダイオード51のアノードに
印加される。また、第二のスイッチダイオード51のカ
ソードは、スイッチトランジスタ44bのコレクタに接
続される。
器56が接続される。中間周波増幅器56は平衡入力不
平衡出力タイプであり、その出力には出力回路57が接
続される。
第一のスイッチダイオード58と第一のコンデンサ59
とからなる並列回路と、並列回路に直列に接続された第
一のインダクタ60及び直流カットコンデンサ63と、
第一のインダクタ60と直流カットコンデンサ63との
間をグランドにシャントする第五のコンデンサ61と抵
抗62とからなる。並列回路と、第一のインダクタ60
と、第五のコンデンサ61とによって、ピーキング回路
が構成される。尚、第一のスイッチダイオード58のア
ノードには、中間周波増幅器56から所定のバイアス電
圧が印加されている。また、第一のスイッチダイオード
58のカソードは、第一のインダクタ60を介して、ス
イッチトランジスタ44bのコレクタに接続される。
受信するときには、切替回路44の入力端子44aにロ
ーレベルの電圧が印加される。すると、スイッチトラン
ジスタ44bがオフとなり、スイッチトランジスタ44
bのコレクタの電圧がハイレベルとなる。これによっ
て、アンテナ切替器43が、テレビジョン用アンテナ4
1を高周波同調回路45に接続する。
フとなり、中間周波同調回路48は、第一の並列同調回
路49のみが有効となる。この結果、同調周波数は、4
4MHzとなり、帯域は6MHzとなる。
フとなり、第一のコンデンサ59と第一のインダクタ6
0と第五のコンデンサ61とによって、映像中間周波数
がピーキングされ、中間周波数帯に周波数変換されたテ
レビジョン信号がテレビジョンチューナから出力され
る。
切替回路44の入力端子44aにハイレベルの電圧が印
加される。すると、スイッチトランジスタ44bがオン
となり、スイッチトランジスタ44bのコレクタの電圧
がローレベルとなる。これによって、アンテナ切換器4
3が、FM用アンテナ42を高周波同調回路45に接続
する。
ンとなり、中間周波同調回路48は、第一の並列同調回
路49と第二の並列同調回路50とが有効となる。この
結果、第一の並列同調回路49と第二の並列同調回路5
0とを合わせた同調周波数は、41.25MHzとな
り、帯域は1.5MHzとなる。
ンとなり、第一のインダクタ60と第五のコンデンサ6
1とによって、音声中間周波数がピーキングされ、音声
中間周波数に周波数変換されたFM放送信号がテレビジ
ョンチューナから出力される。尚、この時には、中間周
波増幅器56からのバイアス電流が第一のスイッチダイ
オード58を通って、抵抗62を介してグランドへ流れ
る。
ビジョンチューナは、テレビジョン信号を受信するとき
と、FM放送信号を受信するときとで、同調する周波数
及び帯域幅を変えている。しかし、選択度特性が不十分
で、隣接妨害を十分に防ぐことができなかった。
に防ぐことが可能なテレビジョンチューナを小型化可能
な回路で提供するものである。
め、本発明のテレビジョンチューナは、テレビジョン信
号又はFM放送信号が入力され、前記テレビジョン信号
をテレビジョンの中間周波数帯に周波数変換すると共
に、前記FM放送信号を前記中間周波数帯における音声
中間周波数に周波数変換する混合器と、前記混合器より
も後段に設けられた中間周波増幅器と、トラップ周波数
が切り替えられるように構成され前記中間周波増幅器よ
りも後段に設けられたトラップ回路とを備え、前記テレ
ビジョン信号を受信するときには、前記トラップ周波数
を下側隣接チャネルの映像中間周波数及び音声中間周波
数に位置させ、前記FM放送信号を受信するときには、
前記トラップ周波数を映像中間周波数及び色副搬送波周
波数に位置させる。
ラップ回路は、互いに並列に接続された第一のスイッチ
ダイオードと第一のコンデンサとからなる並列回路と、
前記並列回路に直列に接続された第一のインダクタと、
前記並列回路と前記第一のインダクタとからなる直列回
路に並列に接続された第二のコンデンサとからなる第一
のトラップ部を有し、前記テレビジョン信号を受信する
ときには、前記スイッチダイオードを非導通状態にし
て、前記第一のトラップ部を前記下側隣接チャネルの音
声中間周波数または映像中間周波数の一方で並列共振さ
せ、前記FM放送信号を受信するときには、前記スイッ
チダイオードを導通状態にして、前記第一のトラップ部
を前記映像中間周波数または前記色副搬送波周波数の一
方で並列共振させる。
ラップ回路は、バラクタダイオードと第二のインダクタ
とを直列に接続した第二のトラップ部を有し、前記第一
のトラップ部の入力端、または出力端、または前記並列
回路と前記第一のインダクタとの接続点に第二のトラッ
プ部の一端を接続し、他端をグランドに接続し、前記テ
レビジョン信号を受信するときには、前記バラクタダイ
オードのカソードにハイレベルの電圧を印加して、前記
第二のトラップ部を前記下側隣接チャネルの映像中間周
波数または音声中間周波数の他方で直列共振させ、前記
FM放送信号を受信するときには、前記バラクタダイオ
ードのカソードにローレベルの電圧を印加して、前記第
二のトラップ部を前記色副搬送波周波数または映像中間
周波数の他方で直列共振させる。
前記第一のトラップ部の前記並列回路と前記第一のイン
ダクタとの接続点の一端に前記第二のトラップ部の一端
を接続すると共に前記スイッチダイオードと前記バラク
タダイオードとの各カソードを接続し、前記スイッチダ
イオードのカソードと前記バラクタダイオードのカソー
ドとに前記ハイレベルの電圧または前記ローレベルの電
圧を印加する。
前記バラクタダイオードと並列に第三のコンデンサを設
ける。
図1乃至図3に従って説明する。図1は、本発明のテレ
ビジョンチューナの一実施例の回路図を示し、図2は、
図1に示すテレビジョンチューナのテレビジョン信号受
信時におけるトラップ回路の等価回路を示し、図3は、
図1に示すテレビジョンチューナのテレビジョン信号受
信時におけるトラップ回路の等価回路を示す。
受信したテレビジョン信号、及び、FM用アンテナ2で
受信したFM放送信号がアンテナ切替器3に入力され
る。
れており、入力されたテレビジョン信号またはFM放送
信号のいずれかを選択して高周波同調回路5に入力す
る。その選択は切替回路4によって制御される。
を有し、そのベースが入力端子4aに接続され、エミッ
タが抵抗4cによって接地されコレクタがアンテナ切換
器3の制御端子3aに接続される。またコレクタには抵
抗を介して、電源電圧MBが印加される。
ン信号またはFM放送信号は、高周波同調回路5で同調
されてから、混合器6に入力される。混合器6は、高周
波同調回路5に接続されると共に、局部発振器7に接続
されており、テレビジョン信号を中心周波数が44MH
zの中間周波数帯に周波数変換すると共に、FM放送信
号を音声中間周波数に相当する41.25MHzに周波
数変換する。尚、中間周波数帯に周波数変換されたテレ
ビジョン信号またはFM放送信号は、局部発振信号の周
波数と、アンテナで受信した信号の差の周波数の信号と
なるので、下側隣接チャネルの信号が、中間周波数帯で
は高い周波数となり、上側隣接チャネルの信号が、中間
周波数帯では低い周波数となる。
FM放送信号は、中間周波同調回路8に入力される。中
間周波同調回路8は、平衡型の回路であって、第一の並
列同調回路9と、第二の並列同調回路10と、第二の並
列同調回路10に直列に接続された第二のスイッチダイ
オード11を有している。第一の並列同調回路9は、第
六のコンデンサ12と互いに直列に接続された第三のイ
ンダクタ13a、13bとを有しており、中間周波数帯
の中央の周波数である44MHzで同調し、帯域は6M
Hzである。また、第二の並列同調回路10は、第七の
コンデンサ14と、第四のインダクタ15とを有してお
り、38MHzに同調し、帯域は、ほぼ1.8MHzで
ある。そして、第二の並列同調回路10と第二のスイッ
チダイオード11との直列回路が第一の並列同調回路9
に並列に接続される。そして、電源電圧MBを分圧した
電圧が、第三のインダクタ13a、13bの接続点に印
加されると共に、第三のインダクタ13bを介して、第
二のスイッチダイオード11のアノードに印加される。
また、第二のスイッチダイオード11のカソードは、ス
イッチトランジスタ4bのコレクタに接続される。
16が接続される。中間周波増幅器16は、平衡入力不
平衡出力タイプであり、その出力には、トラップ回路1
7が接続される。
8と第二のトラップ部24とを有している。第一のトラ
ップ部18は、互いに並列に接続された第一のスイッチ
ダイオード20と第一のコンデンサ21とからなる並列
回路19と、並列回路19に直列に接続された第一のイ
ンダクタ22及び直流カットコンデンサ30と、並列回
路19と第一のインダクタ22と直流カットコンデンサ
30とからなる直列回路に並列に接続された第二のコン
デンサ23とからなる。また、並列回路19と第一のイ
ンダクタ22との接続点に、第二のトラップ部24の一
端が接続されている。第二のトラップ部24は、直列に
接続されたバラクタダイオード25と、第二のインダク
タ26とを有しており、バラクタダイオード25のアノ
ードは第二のインダクタ22を介してグランドに接続さ
れる。バラクタダイオード25には、並列に第三のコン
デンサ27が設けられており、バラクタダイオード25
と第三のコンデンサ27とによって、第二のトラップ部
24の容量が構成される。また、第二のインダクタ26
と並列に第四のコンデンサ28が設けられ、第二のイン
ダクタ26と第四のコンデンサ28とによって第二のト
ラップ部24のインダクタンスが構成される。第一のイ
ンダクタ22と直流カットコンデンサ30との間は、第
五のコンデンサ29を介してグランドに接続されてお
り、並列回路19と、第一のインダクタ22と、第五の
コンデンサ29とによって直列共振して、ピーキング回
路として動作する。尚、第一のスイッチダイオード20
のアノードには、中間周波増幅器16から所定のバイア
ス電圧が印加されている。また、第一のスイッチダイオ
ード20のカソードとバラクタダイオード25のカソー
ドとには、第一のインダクタ22を介して、スイッチト
ランジスタ4bのコレクタに接続される。また、第一の
インダクタ22と直流カットコンデンサ30との間は、
抵抗31を介して接地されている。
受信するときには、切替回路4の入力端子4aにローレ
ベルの電圧が印加される。すると、スイッチトランジス
タ4bがオフになり、スイッチトランジスタ4bのコレ
クタの電圧がハイレベルとなる。これによって、アンテ
ナ切替器3は、テレビジョン用アンテナ1を高周波同調
回路5に接続する。
ソードがハイレベルになるので、第二のスイッチダイオ
ード11がオフになり、中間周波同調回路8は、第一の
並列同調回路9のみが有効となる。この結果、同調周波
数は、44MHzとなり、帯域は6MHzとなる。
ラクタダイオード25とのカソードの電圧がハイレベル
になるので、第一のスイッチダイオード20がオフにな
るとともに、バラクタダイオード25の容量が小さくな
る。この時のトラップ回路17の等価回路は、図2のよ
うに表せる。
一のインダクタ22と、直流カットコンデンサ30との
合成インピーダンスは、中間周波数帯では誘導性となる
ので、第一のトラップ部18は、並列共振する。この状
態では、第一のトラップ部18は、下側隣接チャネルの
音声中間周波数(47.25MHz)で並列共振する。
コンデンサ27との等価的な容量25’と、第二のイン
ダクタ26と第四のコンデンサ28との等価的なインダ
クタンス26’とによって、第二のトラップ部24が構
成される。この状態では、第二のトラップ部24は、下
側隣接チャネルの映像中間周波数(51.75MHz)
で直列共振する。
には、第一のトラップ部18と第二のトラップ部24と
によって、下側隣接チャネルの音声中間周波数と下側隣
接チャネルの映像中間周波数との信号が減衰され、下側
隣接チャネルからの妨害を軽減できる。
ンダクタ22と、第五のコンデンサ29とによって、映
像中間周波数がピーキングされる。
切替回路4の入力端子4aにハイレベルの電圧が印加さ
れる。すると、スイッチトランジスタ4bをオンとな
り、スイッチトランジスタ4bのコレクタの電圧がロー
レベルとなる。これによって、アンテナ切換器3は、F
M用アンテナ2を高周波同調回路5に接続する。
ソードの電圧がローレベルになり、第二のスイッチダイ
オード11がオンとなり、中間周波同調回路8は、第一
の並列同調回路9と第二の並列同調回路10とが有効と
なる。この結果、第一の並列同調回路9と第二の並列同
調回路10とを合わせた同調周波数は、41.25MH
zとなり、帯域は1.5MHzとなる。
ラクタダイオード25とのカソードの電圧が低くなるの
で、第一のスイッチダイオード20がオンとなると共
に、バラクタダイオード25の容量が大きくなる。この
時には、中間周波増幅器16からのバイアス電流が第一
のスイッチダイオード20を通って、抵抗31を介して
グランドへ流れる。この時のトラップ回路17の等価回
路は、図3のように表せる。
20が導通状態となっている。第一のインダクタ22
と、直流カットコンデンサ30との合成インピーダンス
は、中間周波数帯では、誘導性となるので、第一のトラ
ップ部18は、映像中間周波数(45.75MHz)で
並列共振する。
コンデンサ27との等価的な容量25’と、第二のイン
ダクタ26と第四のコンデンサ28との等価的なインダ
クタンス26’とによって、第二のトラップ部24が構
成される。この状態では、第二のトラップ部24は、色
副搬送波周波数の近傍(約43.42MHz)で直列共
振する。
は、第一のトラップ部18と第二のトラップ部24とに
よって、映像中間周波数と色副搬送波周波数との信号が
減衰され、FM放送信号を受信するために十分な選択度
特性が得られ、隣接妨害を防げる。
ンデンサ29とによって、音声中間周波数がピーキング
される。
テレビジョン信号受信時に、第一のトラップ部18が下
側隣接チャネルの音声中間周波数を減衰し、第二のトラ
ップ部24が下側隣接チャネルの映像中間周波数を減衰
する例を挙げて説明したが、テレビジョン信号受信時
に、第一のトラップ部18で下側隣接チャネルの映像中
間周波数を減衰し、第二のトラップ部24で下側隣接チ
ャネルの音声中間周波数を減衰しても良い。また、FM
信号受信時に、第一のトラップ部18が映像中間周波数
の信号を減衰し、第二のトラップ部24が色副搬送波周
波数の信号を減衰する例を挙げて説明したが、FM放送
信号受信時に、第一のトラップ部18で色副搬送波周波
数の信号を減衰し、第二のトラップ部24で映像中間周
波数の信号を減衰しても良い。また、並列回路19と、
第一のインダクタ22との接続点に第二のトラップ部2
4の一端が接続された例を挙げて説明したが、第二のト
ラップ部24の一端は、第一のトラップ部の入力端18
aまたは出力端18bに接続しても良い。
能なテレビジョンチューナによれば、トラップ回路17
によって、テレビジョン信号受信時には、下側隣接チャ
ネルの映像中間周波信号と、下側隣接チャネルの音声中
間周波信号とを減衰させ、FM放送信号受信時には、映
像中間周波数の信号と色複搬送波周波数の信号とを減衰
させるので、1つのトラップ回路17で、テレビジョン
信号の隣接チャネルも、FM放送信号の隣接チャネルも
減衰でき、小型の回路で妨害波を減衰できる。
ジョンチューナの第一のトラップ部18を、互いに並列
に接続された第一のスイッチダイオード20と第一のコ
ンデンサ21とからなる並列回路19と、並列回路19
に直列に接続された第一のインダクタ22と、並列回路
19と第一のインダクタ22とからなる直列回路に並列
に接続された第二のコンデンサ23とから構成し、第一
のスイッチダイオード20のオン・オフでトラップする
周波数を切替えるので、小型の回路でトラップする周波
数の切替が可能となる。
ジョンチューナの第二のトラップ部24は、バラクタダ
イオード25と第二のインダクタ26とを直列に接続し
て構成し、バラクタダイオード25に印加するバイアス
電圧を変えることによってトラップする周波数を切り替
るので、小型の回路でトラップする周波数の切替が可能
となる。
ジョンチューナの第一のスイッチダイオード20とバラ
クタダイオード25とにハイレベルの電圧またはローレ
ベルの電圧を印加して、第一のトラップ部18と第二の
トラップ部24のトラップする周波数をそれぞれ切り替
えるので、1つの切替回路4で2つのトラップ部18、
24を制御でき、回路の小型化が可能となる。
ジョンチューナの第二のトラップ部24のバラクタダイ
オード25と並列に第三のコンデンサ27を設けたの
で、第一のトラップ部18の第一のスイッチダイオード
20をオンオフするのに十分な大きさの制御電圧を第二
のトラップ部24のバラクタダイオード25に印加して
も、バラクタダイオード25と第三のコンデンサ27と
を合わせた等価的な容量の変化の割合を適切な大きさに
調整できる。
一つを示す回路構成図である。
における等価回路である。
ける等価回路である。
構成図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 テレビジョン信号又はFM放送信号が入
力され、前記テレビジョン信号をテレビジョンの中間周
波数帯に周波数変換すると共に、前記FM放送信号を前
記中間周波数帯における音声中間周波数に周波数変換す
る混合器と、前記混合器よりも後段に設けられた中間周
波増幅器と、トラップ周波数が切り替えられるように構
成され前記中間周波増幅器よりも後段に設けられたトラ
ップ回路とを備え、前記テレビジョン信号を受信すると
きには、前記トラップ周波数を下側隣接チャネルの映像
中間周波数及び音声中間周波数に位置させ、前記FM放
送信号を受信するときには、前記トラップ周波数を映像
中間周波数及び色副搬送波周波数に位置させたことを特
徴とするテレビジョンチューナ。 - 【請求項2】 前記トラップ回路は、互いに並列に接続
された第一のスイッチダイオードと第一のコンデンサと
からなる並列回路と、前記並列回路に直列に接続された
第一のインダクタと、前記並列回路と前記第一のインダ
クタとからなる直列回路に並列に接続された第二のコン
デンサとからなる第一のトラップ部を有し、前記テレビ
ジョン信号を受信するときには、前記スイッチダイオー
ドを非導通状態にして、前記第一のトラップ部を前記下
側隣接チャネルの音声中間周波数または映像中間周波数
の一方で並列共振させ、前記FM放送信号を受信すると
きには、前記スイッチダイオードを導通状態にして、前
記第一のトラップ部を前記映像中間周波数または前記色
副搬送波周波数の一方で並列共振させたことを特徴とす
る請求項1記載のテレビジョンチューナ。 - 【請求項3】 前記トラップ回路は、バラクタダイオー
ドと第二のインダクタとを直列に接続した第二のトラッ
プ部を有し、前記第一のトラップ部の入力端、または出
力端、または前記並列回路と前記第一のインダクタとの
接続点に第二のトラップ部の一端を接続し、他端をグラ
ンドに接続し、前記テレビジョン信号を受信するときに
は、前記バラクタダイオードのカソードにハイレベルの
電圧を印加して、前記第二のトラップ部を前記下側隣接
チャネルの映像中間周波数または音声中間周波数の他方
で直列共振させ、前記FM放送信号を受信するときに
は、前記バラクタダイオードのカソードにローレベルの
電圧を印加して、前記第二のトラップ部を前記色副搬送
波周波数または映像中間周波数の他方で直列共振させた
ことを特徴とする請求項2記載のテレビジョンチュー
ナ。 - 【請求項4】 前記第一のトラップ部の前記並列回路と
前記第一のインダクタとの接続点の一端に前記第二のト
ラップ部の一端を接続すると共に前記スイッチダイオー
ドと前記バラクタダイオードとの各カソードを接続し、
前記スイッチダイオードのカソードと前記バラクタダイ
オードのカソードとに前記ハイレベルの電圧または前記
ローレベルの電圧を印加したことを特徴とする請求項3
記載のテレビジョンチューナ。 - 【請求項5】 前記バラクタダイオードと並列に第三の
コンデンサを設けたことを特徴とする請求項4記載のテ
レビジョンチューナ。
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