JP2002350110A - ワークの中心位置検出方法及び装置 - Google Patents

ワークの中心位置検出方法及び装置

Info

Publication number
JP2002350110A
JP2002350110A JP2001158814A JP2001158814A JP2002350110A JP 2002350110 A JP2002350110 A JP 2002350110A JP 2001158814 A JP2001158814 A JP 2001158814A JP 2001158814 A JP2001158814 A JP 2001158814A JP 2002350110 A JP2002350110 A JP 2002350110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
center
receiving hole
face
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001158814A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Sawafuji
進 沢藤
Shiyouzou Katamachi
省三 片町
Kazuo Nakajima
和雄 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP2001158814A priority Critical patent/JP2002350110A/ja
Priority to KR1020020029312A priority patent/KR20020090897A/ko
Priority to TW091111347A priority patent/TW584710B/zh
Priority to US10/154,905 priority patent/US20020174707A1/en
Priority to SG200203169A priority patent/SG105548A1/en
Priority to CN02121725A priority patent/CN1388355A/zh
Publication of JP2002350110A publication Critical patent/JP2002350110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q5/00Driving or feeding mechanisms; Control arrangements therefor
    • B23Q5/22Feeding members carrying tools or work
    • B23Q5/32Feeding working-spindles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/08Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring diameters
    • G01B11/10Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring diameters of objects while moving
    • G01B11/105Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring diameters of objects while moving using photoelectric detection means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q5/00Driving or feeding mechanisms; Control arrangements therefor
    • B23Q5/22Feeding members carrying tools or work
    • B23Q5/34Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission
    • B23Q5/38Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission feeding continuously
    • B23Q5/46Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission feeding continuously with variable speed ratio
    • B23Q5/48Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission feeding continuously with variable speed ratio by use of toothed gears
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B11/2408Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures for measuring roundness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q2705/00Driving working spindles or feeding members carrying tools or work
    • B23Q2705/10Feeding members carrying tools or work
    • B23Q2705/16Feeding working spindles
    • B23Q2705/165General aspects of feeding a boring spindle

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークの外径中心位置を簡単かつ正確に検出す
ることができるワークの外径中心検出方法及び装置を提
供する。 【解決手段】円筒状に形成されたマスターワークMをワ
ーク受け穴26に挿入し、そのワーク受け穴26の内周
面からワーク受け穴26の中央に向けて圧縮エアを噴射
することにより、マスターワークMをワーク受け穴26
の中央に保持する。この状態でマスターワークMを回転
させ、異なる回転角度の位置でマスターワークMの先端
面をCCDカメラ76で3回撮像する。得られた3つの
画像データから各内径中心の位置を求め、その3つの内
径中心を通る円の中心を求めることにより、CCD上に
投影されたマスターワークMの外径中心Oを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワークの中心位置検
出方法及び装置に係り、特に微小ワークの中心位置を検
出するワークの中心位置検出方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバコネクタ部品として用いられ
るフェルール等の微小円筒状ワークの偏芯量( 外径中心
と内径中心とのズレ量)を測定する方法の一つにワーク
の端面をCCDカメラで撮像し、その画像データから画
像処理によって測定する方法がある。この方法は、たと
えば次のように測定を行っている。
【0003】まず、ワークをワークホルダに形成された
ワーク受け穴に挿入する。そして、そのワーク受け穴の
内周面から中央に向けてエアを噴射し、ワークをワーク
受け穴の中心に保持する。次に、そのワークの端面をC
CDカメラで撮像する。そして、得られた画像データか
ら内径中心の位置を求める。
【0004】ここで、ワーク受けに挿入されたワーク
は、エアの求心作用で常にその外径中心が一定位置に位
置するので、この位置をあらかじめ求めておくことがで
き、このあらかじめ求められた外径中心の位置と画像処
理により求めた内径中心の位置とのズレ量を算出するこ
とにより、ワークの偏芯量を求めることができる。
【0005】ところで、CCD上に投影されるワークの
外径中心の位置は、内径中心の位置及び内径中心に対す
る外径中心の位置が既知のマスターワークを用いて行う
が、この場合、内径中心に対する外径中心の位置は、偏
芯量とその方向として特定される。そして、その偏芯方
向は、マスターワークの端面に偏芯方向を規定する印を
付すことにより行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フェル
ール等の極微小なワークを測定対象とする場合には、そ
の端面に偏芯方向を刻印することは極めて困難であり
(フェルールは外径が1.25mm)、この結果、正確
な外径中心位置の検出ができないという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、ワークの外径中心位置を簡単かつ正確に検出
することができるワークの外径中心検出方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ワークの端面を撮像手段により撮像し、
その撮像手段に投影されたワーク端面の外径中心の位置
を検出するワークの中心位置検出方法において、端面に
画像認識可能な部位を有するワークを周方向に回転さ
せ、ワークの端面を撮像手段で撮像し、取得された画像
から撮像手段に投影されたワーク端面の外径中心の位置
を求めることを特徴とするワークの中心位置検出方法を
提供する。
【0009】本発明によれば、端面に画像認識可能な部
位を有するワークを周方向に回転させ、ワークの端面を
撮像手段で撮像する。そして、取得された画像から撮像
手段に投影されたワーク端面の外径中心の位置を求め
る。この方法によれば、ワークの端面に備えるべき部位
は、画像認識が可能であればよいので、正確に形成され
てある必要はなく、これにより、簡単かつ正確にワーク
の外径中心の位置を求めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係るワークの外径中心位置検出方法及び装置の好ましい
実施の形態について詳説する。
【0011】図1は、本発明に係るワークの外径中心位
置検出装置が組み込まれた寸法測定装置の側面図であ
る。同図に示すように、寸法測定装置10は、測定対象
のワークWを保持するワーク保持部12と、そのワーク
保持部12に保持されたワークWを軸回りに回転させる
回転駆動部14と、ワーク保持部12に保持されたワー
クWの先端面を撮像する撮像部16と、撮像部16で撮
像された画像に基づきワークWの寸法を求める演算処理
部18と、各部を制御する制御部20とで構成されてい
る。
【0012】ワーク保持部12は、測定対象のワークW
を所定の測定位置に位置決めして保持する。図1に示す
ように、ワークWはワークホルダ22に保持される。ワ
ークホルダ22は、柱状に形成されており、ベース23
に垂直に立設された支柱24に支持されている。このワ
ークホルダ22の中央部には軸線に沿ってワーク受け穴
26が形成されており、測定対象のワークWは、このワ
ーク受け穴26に挿入されて保持される。
【0013】ワーク受け穴26の内壁面は多孔質体(焼
結金属)28で構成されている。多孔質体28は円筒状
に形成されており、ワークホルダ22に形成された穴3
0に嵌入されている。穴30の内周面には周方向に沿っ
て溝31が形成されており、溝31はエア流路32を介
してエア供給口33に連通されている。このエア供給口
33には、エア供給配管34を介してエア供給装置35
が接続され、このエア供給装置35から圧縮エアが供給
される。エア供給口33に供給された圧縮エアは、エア
流路32を通って溝31内に供給され、円筒状に形成さ
れた多孔質体28の内周面からワーク受け穴26の内側
に向けて均一に噴き出される。
【0014】また、ワーク受け穴26の先端には、スト
ッパープレート36が取り付けられている。ストッパー
プレート36は板状に形成されており、ワーク受け穴2
6と同軸上にワーク受け穴26の径よりも小径の観測窓
38が形成されている。ワーク受け穴26に挿入された
ワークWは、このストッパープレート36によって落下
が防止されるとともに、このストッパープレート36に
形成された観測窓38を介して後述するCCDに先端面
が撮像される。
【0015】回転駆動部14は、ワークホルダ22に保
持されたワークWの後端面にロッド42を当接させ、こ
のロッド42を回転させることにより、接触面の摩擦力
でワークWを軸回りに回転させる。
【0016】図1に示すように、ロッド42は、ワーク
受け穴26の同軸上に配置されており、測定対象とする
ワークWの径よりも小径に形成されている。このロッド
42は、鉛直に配設された回転軸44先端同軸上に取り
付けられている。回転軸44は昇降ブロック46に設け
られた軸受48、48に軸支されており、その後端部は
カップリング50を介して回転駆動用モータ52の出力
軸に連結されている。回転駆動用モータ52は、昇降ブ
ロック46の上部にモータブラケット54を介して設置
されており、この回転駆動用モータ52を駆動すること
により、ロッド42が軸回りに回転する。
【0017】昇降ブロック46の背面には、図2に示す
ように一対の摺動子55、55が配設されている。この
摺動子55、55は支柱24の前面に敷設された一対の
レール56、56上を摺動自在に支持されている。
【0018】また、昇降ブロック46の背面には、図1
に示すようにナット部材58が配設されている。このナ
ット部材58は、一対のレール56、56間に配設され
たネジ棒60に螺合されている。ネジ棒60は、鉛直に
配設されており、その上端部がカップリング62を介し
て昇降駆動用モータ64の出力軸に連結されている。昇
降駆動用モータ64は、モータブラケット66を介して
支柱24に支持されており、この昇降駆動用モータ64
を駆動することにより、ネジ棒60が回転する。そし
て、このネジ棒60が回転することにより、その回転量
に応じて昇降ブロック46が昇降する。この結果、ロッ
ド42が軸線に沿って鉛直方向に上下動する。
【0019】なお、回転駆動用モータ52と昇降駆動用
モータ64には、それぞれエンコーダ68、70が取り
付けられており、それぞれ出力軸の回転数が検出できる
ようにされている。
【0020】撮像部16は、ワークホルダ22に保持さ
れたワークWの先端面の画像をCCDカメラで撮像す
る。この撮像部16はAFレンズユニット72、AF駆
動ユニット74、CCDカメラ76及び照明ユニット7
8で構成されている。
【0021】AFレンズユニット72は、CCDカメラ
76に取り付けられており、ワークホルダ22に保持さ
れたワークWの先端面の画像をCCDカメラ76に内蔵
されたCCD上に拡大投影する。このAFレンズユニッ
ト72は、ワークホルダ22の下方に配置されており、
ワークホルダ22に保持されたワークWの先端面に対向
するように配置されている。
【0022】AF駆動ユニット74は、AFレンズユニ
ット72をAF駆動する。このAF駆動ユニット74
は、図示しない測距センサを備えており、この測距セン
サによるワーク端面までの測距情報に基づいてAFレン
ズユニット72をAF駆動する。すなわち、AFレンズ
ユニット72をワークホルダ22に保持されたワークW
の端面に合焦させる。
【0023】CCDカメラ76は、ベース23上に設置
されており、AFレンズユニット72で拡大されたワー
クWの先端面の画像を内蔵するCCDで撮像する。この
際、CCDカメラ76は、観測窓38を介してワークW
の先端面を撮像し、そのワークの内径部mを含む所定領
域Aを拡大して撮像する( 図4参照)。
【0024】照明ユニット78は、ワークホルダ22に
保持されたワークWの端面に向けて照明光を照射する。
【0025】演算処理部18は、CCDカメラ76で撮
像されたワークWの先端面の画像に基づいてワークWの
寸法を画像処理により求める。この演算処理部18はパ
ーソナルコンピュータ80によって構成されている。C
CDカメラ76で撮像された画像データは、図示しない
画像処理ボードを介してパーソナルコンピュータ80に
取り込まれ、あらかじめ記憶された画像処理プログラム
に従って画像処理が施されて各種検出が行われる。
【0026】このパーソナルコンピュータ80は、表示
手段としてのディスプレイ(図示せず)と、入力手段と
してのキーボード(図示せず)とを備えており、各種設
定情報がキーボードから入力されるとともに、検出結果
がディスプレイ上に表示される。
【0027】制御部20は、パーソナルコンピュータ8
0からの制御信号に基づき寸法測定装置10を構成する
個々の装置を制御する。
【0028】前記のごとく構成された寸法測定装置10
によるワークの中心位置検出方法及び寸法測定方法は次
のとおりである。
【0029】まず、初期設定を行う。すなわち、マスタ
ーワークMを用いてCCD上に投影される画像の撮像倍
率X及びCCD上に投影されるワークの外径中心位置O
を求める。マスターワークMは、図3に示すように、測
定対象のワークWと同じ円筒状のものを使用し、その内
径寸法Lが既知のものを使用する。
【0030】まず、マスターワークMをワークホルダ2
2に形成されたワーク受け穴26に挿入する。ワーク受
け穴26に挿入されたマスターワークMは、その先端が
ストッパープレート36に係止され、ワーク受け穴26
内に収容される。
【0031】次に、エア供給装置35が駆動され、所定
圧の圧縮エアがエア供給口33に供給される。このエア
供給口33に供給された圧縮エアは、多孔質体28の内
周面からワーク受け穴26の内側に向けて均一に噴き出
され、これにより、ワーク受け穴26に挿入されたマス
タワークMは水平方向ではワーク受け穴26の中央に保
持され、垂直方法ではストッパープレート36に係止さ
れる。この結果、マスターワークMは、所定の計測位置
に位置決めされる。
【0032】マスターワークMが所定の計測位置に位置
決めされると、次に、照明ユニット78が駆動され、マ
スタワークMの端面に照明光が照射される。
【0033】次に、AF駆動ユニット74が駆動され、
AFレンズユニット72がAF駆動される。すなわち、
AFレンズユニット72がワークホルダ22に保持され
たマスタワークMの端面に合焦するように焦点合わせが
なされる。そして、合焦後、そのマスターワークMの端
面が、CCDカメラ76によって撮像される(第1の撮
像)。
【0034】次に、昇降駆動用モータ64が駆動され、
所定の待機位置に位置していたロッド42が所定の回転
駆動位置まで下降する(図1に示した状態)。
【0035】次に、ワーク回転駆動用モータ52が駆動
され、ロッド42が所定の回転速度で回転駆動される。
ここで、このロッド42の先端部には、マスターワーク
Mの後端面が当接されているため、ロッド42が回転す
ると、その当接面同士の摩擦により、マスターワークM
が軸周りに回転する。
【0036】次に、ワーク昇降駆動用モータ64が駆動
され、ロッド42が所定の待機位置まで上昇する。これ
により、ロッド42がマスターワークMから離れ、マス
ターワークMの回転が停止する。そして、この回転が停
止したマスターワークMに対して、前記第1の撮像時と
は異なる回転角度の位置でマスターワークMの先端面が
CCDカメラ76によって撮像される(第2の撮像)。
【0037】次に、再び昇降駆動用モータ64が駆動さ
れ、所定の待機位置に位置していたロッド42が所定の
回転駆動位置まで下降する。そして、ワーク回転駆動用
モータ52が駆動され、ロッド42が所定の回転速度で
回転駆動されて、マスターワークMが軸周りに回転す
る。
【0038】次に、ワーク昇降駆動用モータ64が駆動
され、ロッド42が所定の待機位置まで上昇する。これ
により、ロッド42がマスターワークMから離れ、マス
ターワークMの回転が停止する。そして、この回転が停
止したマスターワークMに対して、前記第1及び第2の
撮像時とは異なる回転角度の位置でマスターワークMの
先端面がCCDカメラ76によって撮像される(第3の
撮像)。
【0039】CCDカメラ76で撮像された3つの画像
データは、パーソナルコンピュータ80に出力され、パ
ーソナルコンピュータ80は、あらかじめ記憶された画
像処理プログラムに従って次のようにCCD上に投影さ
れたマスターワークMの外径中心位置Oを求める。
【0040】図4に示すように、まず、撮像した各画像
データに基づき内径中心位置P1 、P2 、P3 を求め
る。そして、求めた3つの内径中心位置P1 、P2 、P
3 を通る円Cの中心位置を求める。この円Cの中心が求
めるマスターワークMの外径中心の位置Oである。
【0041】すなわち、ワークホルダ22に保持された
マスターワークMは、エアの求心作用によって常にその
外径中心が一定位置に位置した状態で回転する。したが
って、マスターワークMの内径部mは、マスターワーク
Mの外径中心を中心として回転するので、この内径部m
の中心位置が少なくとも3箇所求まれば、その求めた3
つの内径中心の位置から等距離にある点を求めることに
より、外径中心の位置を求めることができる。
【0042】このように、パーソナルコンピュータ80
は、異なる回転角度で撮像した3つの画像データから各
内径中心の位置P1 、P2 、P3 を求め、その3つの内
径中心位置P1 、P2 、P3 を通る円Cの中心位置を求
めることにより、マスターワークMの外径中心の位置O
を求める。そして、求めた外径中心の位置を測定系の原
点に設定する。
【0043】また、パーソナルコンピュータ80は、撮
像した3つの画像データのうち一つの画像データを利用
し、既知の内径寸法Lに基づいて撮像倍率Xを求める。
そして、求めた撮像倍率Xをメモリに記憶する。なお、
この既知の内径寸法Lは、あらかじめオペレータが、キ
ーボード(図示せず)からパーソナルコンピュータ80
に入力しておくものとする。
【0044】以上一連の工程で初期設定作業が終了す
る。初期設定作業が終了すると、エア供給装置35の駆
動が停止され、ワーク受け穴26内への圧縮エアの供給
が停止される。この後、ワーク受け穴26からマスター
ワークMが回収される。
【0045】以上の初期設定が完了すると、測定対象と
するワークWの内径寸法dと偏芯量ω(外径中心と内径
中心とのズレ量)の測定が行われる。この測定は、次の
ように行われる。
【0046】まず、測定対象とするワークWをワーク受
け穴26に挿入する。ワーク受け穴26に挿入されたワ
ークWは、その先端がストッパープレート36に係止さ
れてワーク受け穴26内に収容される。
【0047】ワークWがワーク受け穴26に挿入される
と、エア供給装置35が駆動され、所定圧の圧縮エアが
エア供給口33に供給される。これにより、ワーク受け
穴26に挿入されたワークWは、水平方向ではワーク受
け穴26の中央に保持され、垂直方向ではストッパープ
レート36に係止されて、所定の計測位置に位置決めさ
れる。
【0048】ワークWが所定の計測位置に位置決めされ
ると、次に、照明ユニット78が駆動され、ワークWの
先端面に照明光が照射される。
【0049】次に、AFレンズユニット72がワークホ
ルダ22に保持されたワークWの先端面に合焦するよう
に焦点合わせがなされ、そのワークWの先端面の画像
が、CCDカメラ76によって撮像される。
【0050】CCDカメラ76で撮像された画像データ
は、パーソナルコンピュータ80に出力され、パーソナ
ルコンピュータ80は、あらかじめ記憶された画像処理
プログラムに従って次のように内径寸法d及び偏芯量ω
を求める。
【0051】図5に示すように、まず、パーソナルコン
ピュータ80は、撮像した画像データから既知の撮像倍
率Xに基づいて内径寸法dを求める。
【0052】次に、パーソナルコンピュータ80は、撮
像した画像データからワークWの内径部wの中心(内径
中心)Pを求める。そして、求めた内径中心Pと予め設
定された原点Oとの距離を求める。この距離が求める偏
芯量ωとなる。
【0053】すなわち、ワークWは、エアの求心作用に
よってワーク受け穴26の中央に保持され、その外径中
心の位置は、マスターワークMを保持した時のマスター
ワークMの外径中心の位置Oと一致する。したがって、
マスターワークMの外径中心の位置、すなわち設定した
原点Oの位置からワークWの内径中心の位置Pまでの距
離を求めれば、偏芯量ωを求めることができる。
【0054】パーソナルコンピュータ80は、求めた内
径寸法d及び偏芯量ωをメモリに記憶するとともに、デ
ィスプレイ(図示せず)上に表示する。
【0055】以上一連の工程で計測は終了し、計測が終
了すると、エア供給装置35の駆動が停止され、ワーク
受け穴26内への圧縮エアの供給が停止される。そし
て、昇降駆動用モータ64が駆動され、ロッド42が所
定の待機位置まで上昇する。この後、ワーク受け穴26
からワークWを回収し、次に測定するワークWをワーク
受け穴26に供給する。以下、同様の手順で順次ワーク
Wの内径寸法d及び偏芯量ωの測定を行う。
【0056】以上説明したように、本実施の形態の寸法
測定装置10によれば、測定系の原点Oを簡単かつ正確
に設定することができる。また、測定系の原点Oを設定
する際に使用するマスターワークMには、従来のように
偏芯量及び偏芯方向が予め既知である必要がなく、簡易
に作成することができる。このことは、測定対象のワー
クがフェルール等の極微小径部品の時に特に有効であ
る。
【0057】なお、本実施の形態では、マスターワーク
Mとして、測定対象と同じ円筒形状のものを使用してい
るが、端面に画像認識可能な部位を有しているものであ
ればよく、円筒形のものに限定されるものではない。た
とえば、円柱の端面に円形の印を付したワークを用いて
もよい。
【0058】また、本実施の形態では、マスターワーク
Mとして、内径中心が外径中心に対して偏心したものを
使用しているが、偏芯していないものを用いてもよい。
この場合、異なる回転角度の位置で撮像した3つの画像
データから求められる各内径中心の位置P1 、P2 、P
3 は全て同じ位置となり、その内径中心の位置が求める
外径中心の位置となる。
【0059】また、本実施の形態では、ワーク受け穴2
6の先端部に配設したストッパープレート36に観測窓
38を形成し、この観測窓38を介してワーク受け穴2
6内に噴射したエアの一部を排出するようにしている
が、ワーク受け穴26の先端部は透明なストッパープレ
ートで閉封してもよい。この場合、ワーク受け穴26の
内周部に供給される圧縮エアは、ワーク受け穴26の上
方から噴き出され、ワーク受け穴26に挿入されたマス
ターワークMは、この上方に向かって流れるエアの作用
で上方に持ち上げられるが、この持ち上げられたマスタ
ーワークMの後端部をロッド42の先端面に当接させて
位置決めするようにしてもよい。そして、このように位
置決めしたマスターワークMの先端面を透明なストッパ
ープレートからCCDカメラ76で撮像するようにして
もよい。
【0060】また、ワーク受け穴26の内周部に供給し
た圧縮エアは、ワーク受け穴26の上方から噴き出すの
ではなく、エアの逃がし穴を形成し、その逃がし穴から
排出するようにしてもよい。
【0061】また、本実施の形態では、異なる回転角度
の位置で撮像した3つの画像データから各画像における
内径中心の位置P1 、P2 、P3 を求め、その3つの内
径中心P1 、P2 、P3 を通る円の中心を求めることに
より外径中心の位置を求めるようにしているが、異なる
回転角度の位置で撮像した2つの画像データに基づいて
外径中心の位置を求めることもできる。
【0062】この場合、まず、異なる回転角度の位置で
マスターワークMの端面を2回撮像し、その時のマスタ
ーワークMの回転角度θを測定する。次に、撮像した2
つの画像データから各画像における内径中心の位置
1 、P2 を求める。次に、その2つの内径中心P1
2 を通る円を特定し、その円の中心を求める。求めた
円の中心がマスターワークMの中心であるが、この円は
2つ特定される。そこで、この2つの円の中心を原点と
する極座標を設定し、各極座標上における内径中心
1 、P2 の位置を求める。内径中心の位置は、回転に
よりP1 からP2 に移動したのであるから、回転角度θ
が正の極性となる方の極座標を選択し、その極座標の原
点の位置をマスターワークMの中心とする。
【0063】また、上記のように回転角度θの測定を行
わずに、2つの画像データからマスターワークの外径中
心の位置を求めることもできる。この場合、たとえば端
面に画像認識可能な2つの点P、Qを有するマスターワ
ークを異なる回転角度の位置で2回撮像し、その2つの
画像データに基づいてマスターワークの外形中心の位置
を求める。具体的には、まず、1回目の撮像による画像
データに基づいて端面に形成された2点P、Qの位置P
1 、Q1 を求める。同様に2回目の撮像による画像デー
タに基づいてP、Qの位置P2 、Q2 を求める。そし
て、点P1 、Q1を通る直線と、点P2 、Q2 を通る直
線を求め、その2直線の成す角θを求める。求めた角度
θは、マスターワークの回転角度に等しいので、この角
度θ(=回転角度)を利用することにより、上記の方法
と同じ方法でマスターワークの外径中心の位置を求める
ことができる。
【0064】なお、形状認識可能な印であれば、上記の
ようにマスターワークの端面に2つの点P、Qを形成す
る必要はなく、1つの印からマスターワークMの回転角
度θを求めることができる。
【0065】また、本実施の形態の寸法測定装置10を
用いることにより、ワークの長さ測定も行うことができ
る。この長さ測定は、次のように行われる。
【0066】まず、長さが既知のマスターワークを用意
する。そして、そのマスターワークをワーク受け穴26
に挿入する。ワーク受け穴26に挿入されたマスターワ
ークは、その先端がストッパープレート36に係止され
て、ワーク受け穴26内に収容される。
【0067】次に、昇降駆動用モータ64を駆動し、ロ
ッド42を所定の待機位置から下降させる。そして、ロ
ッド42の先端がワーク受け穴26に収容されたマスタ
ーワークの後端面に当接したところで、ロッド42の下
降を停止する。
【0068】ここで、昇降駆動用モータ64には、エン
コーダ70が取り付けられており、その出力軸の回転数
が検出できるようにされているので、パーソナルコンピ
ュータ80は、ロッド42がマスターワークの後端面に
当接するまでに要した昇降駆動用モータ64の出力軸の
回転数をエンコーダ70から取得する。そして、その回
転数を基準回転数として、メモリに記憶する。この後、
上述した外径中心位置の検出を行う。
【0069】ワークの長さ測定は、まず、ワークをワー
ク受け穴26に挿入する。ワーク受け穴26に挿入され
たワークは、その先端がストッパープレート36に係止
されて、ワーク受け穴26内に収容される。
【0070】次に、昇降駆動用モータ64を駆動し、ロ
ッド42を所定の待機位置から下降させる。そして、ロ
ッド42の先端がワーク受け穴26に収容されたワーク
の後端面に当接したところで、ロッド42の下降を停止
する。
【0071】なお、ロッド42の先端がワークの後端面
に当接したことは、たとえば圧力スイッチを用いて検出
する。
【0072】パーソナルコンピュータ80は、ロッド4
2がワークの後端面に当接するまでに要した昇降駆動用
モータ64の出力軸の回転数をエンコーダ70から取得
する。そして、その取得した回転数と基準回転数との差
を求め、その差からワークの長さを算出する。
【0073】すなわち、ロッド42は昇降駆動用モータ
64の回転数に比例して上下動するので、その回転数を
求めれば、ロッド42の移動量を求めることができる。
そして、基準回転数との差を求めれば、マスターワーク
との長さの差を求めることができる。そして、マスター
ワークは、長さが既知なので、そのマスターワークとの
長さの差が求まれば、測定対象とするワークの長さを求
めることができる。
【0074】上記のようにしてワークの長さを測定した
のち、ロッド42を所定の回転駆動位置まで上昇させ、
上述した内径寸法dと偏芯量ωの測定が行われる。
【0075】このように、本実施の形態の寸法測定装置
10によれば、ワークの長さ測定も行うことができる。
【0076】なお、上記の例では、ロッド42の移動量
は、昇降駆動用モータ64の回転数から算出している
が、他の計測手段を用いて計測してもよい。
【0077】図6(a)は、ワークホルダの他の実施の
形態を示す縦断面図であり、同図(b)は、同図(a)
のb−b断面図である。なお、上記の実施の形態のワー
クホルダ22と同一部材には同一符号が付されている。
【0078】同図に示すように、このワークホルダ90
は、放射状に形成されたエア吹出口92、92、…から
ワーク受け穴94の中央部に向けて圧縮エアを吹き出す
ことにより、ワーク受け穴94に挿入されたワークをワ
ーク受け穴94の中央に保持する。エア吹出口92、9
2、…は、上下2ヵ所に形成されており、それぞれ環状
に形成されたエア供給路96に連通されている。このエ
ア供給路96は、ワークホルダ90の外周面に形成され
たエア供給口98にエア流路100を介して連通されて
いる。エア供給口98には、図示しないエア供給配管を
介してエア供給装置108が接続されており、このエア
供給装置108からエア供給口98に圧縮エアが供給さ
れる。
【0079】前記のごとく構成されたワークホルダ90
によれば、エア供給装置からエア供給口98に圧縮エア
を供給すると、その圧縮エアはエア流路100を通って
エア供給路96に供給され、各エア吹出口92、92、
…からワーク受け穴94の中央部に向かって噴き出され
る。これにより、ワーク受け穴94に挿入されたワーク
がワーク受け穴94の中央に保持される。
【0080】図7(a)は、ワークを回転させる機能を
備えたワークホルダの縦断面図であり、同図(b)及び
(c)は、それぞれ同図(a)のb−b断面図とc−c
断面図である。なお、上記のワークホルダ90と同一部
材には、同一符号が付されている。
【0081】同図に示すように、ワークホルダ102に
は、ワーク求心用のエア吹出口92、92、…の他に一
対のワーク回転用のエア吹出口104、104が形成さ
れている。この一対のエア吹出口104、104は、ワ
ーク受け穴94に挿入されたワークに対して回転力が発
生する位置にエアを噴射する。すなわち、この一対のエ
ア吹出口104、104は、それぞれワーク受け穴94
の中心から互いに等距離の位置に形成されており、互い
に平行に形成されている。このエア吹出口104、10
4からは、互いに向きが逆で同量の圧縮エアが平行に吹
き出され、この吹き出された圧縮エアがワークの周面に
当たることにより、ワークに対して回転力が働き、ワー
クが軸回りに回転する。
【0082】前記のごとく形成されたワークホルダ10
2によれば、エア供給装置からエア供給口98に圧縮エ
アを供給すると、その圧縮エアはエア流路100を通っ
てエア供給路96に供給され、各エア吹出口92、9
2、…からワーク受け穴94の中央部に向かって噴き出
される。これにより、ワーク受け穴94に挿入されたワ
ークがワーク受け穴94の中央に保持される。
【0083】また、エア供給路96に供給された圧縮エ
アは、同時にエア吹出口104、104から吹き出さ
れ、これにより、ワークWが軸回りに回転する。すなわ
ち、エア吹出口104、104から噴き出される圧縮エ
アは、互いに向きが逆で同量のエアが平行に吹き出され
るので、この圧縮エアがワークWの周面に当たることに
より、偶力となってワークWが軸回りに回転する。
【0084】このワークホルダ102を用いることによ
り、ロッド42は回転機構が不要になり、よりコンパク
トな構成とすることができる。
【0085】なお、本実施の形態のワークホルダ102
を用いた場合であっても上述した方法でワークの長さ測
定を行うことができる。すなわち、ワークホルダ102
のワーク受け穴94に挿入されたワークの端面にロッド
(接触子)42を当接させ、そのロッドの移動量に基づ
いてワークの長さを測定することができる。
【0086】図8(a)は、ワークを回転させる機能を
備えたワークホルダの他の実施の形態を示す縦断面図で
あり、同図(b)及び(c)は、それぞれ同図(a)の
b−b断面図とc−c断面図である。なお、上記のワー
クホルダ90及び102と同一部材には、同一符号が付
されている。
【0087】同図に示すように、本実施の形態のワーク
ホルダ106は、ワーク求心用のエア吹出口92に圧縮
エアを供給する回路と、ワーク回転用のエア吹出口10
4に圧縮エアを供給する回路とが別個に設けられてい
る。
【0088】すなわち、図8(a)及び図8(b)に示
すように、求心用のエア吹出口92、92、…は、環状
に形成された求心用エア供給路96A、96Aに連通さ
れ、ワーク回転用のエア吹出口104は、環状に形成さ
れた回転用エア供給路96Bに連通されている。
【0089】求心用エア供給路96A、96Aは、ワー
クホルダ106の外周面に形成された求心用エア供給口
98A、98Aに求心用エア流路100A、100Aを
介して連通されており、この求心用エア供給口98Aに
は、図示しない求心用エア供給配管を介して求心用エア
供給装置108Aが接続されている。そして、この求心
用エア供給装置108Aから圧縮エアが供給される。
【0090】一方、回転用エア供給路96BAは、ワー
クホルダ106の外周面に形成された回転用エア供給口
98Bに回転用エア流路100Bを介して連通されてお
り、この回転用エア供給口98Bには、図示しない回転
用エア供給配管を介して回転用エア供給装置108Bが
接続されている。そして、この回転用エア供給装置10
8Bから圧縮エアが供給される。
【0091】前記のごとく形成されたワークホルダ10
6によれば、求心用エア供給装置108Aから求心用エ
ア供給口98A、98Aに圧縮エアを供給すると、その
圧縮エアは求心用エア流路100A、100Aを通って
求心用エア供給路96A、96Aに供給され、各求心用
エア吹出口92、92、…からワーク受け穴94の中央
部に向かって噴き出される。これにより、ワーク受け穴
94に挿入されたワークがワーク受け穴94の中央に保
持される。
【0092】また、回転用エア供給装置108Bから回
転用エア供給口98Bに圧縮エアを供給すると、その圧
縮エアは回転用エア流路100Bを通って回転用エア供
給路96Bに供給され、回転用エア吹出口104、10
4から吹き出される。これにより、ワークWが軸回りに
回転する。すなわち、エア吹出口104、104から噴
き出される圧縮エアは、互いに向きが逆で同量のエアが
平行に吹き出されるので、この圧縮エアがワークWの周
面に当たることにより、偶力となってワークWが軸回り
に回転する。
【0093】このワークホルダ106を用いることによ
り、上述したワークホルダ102と同様にロッド42の
回転機構が不要になり、よりコンパクトな構成にするこ
とができる。
【0094】また、本実施の形態のワークホルダ106
によれば、回転用エア供給装置108Bを駆動した時に
のみワークを回転させることができるので、回転状態と
静止状態とを選択することができる。
【0095】なお、本実施の形態のワークホルダ106
を用いた場合であっても上述した方法でワークの長さ測
定を行うことができる。すなわち、ワークホルダ106
のワーク受け穴94に挿入されたワークの端面にロッド
(接触子)42を当接させ、そのロッドの移動量に基づ
いてワークの長さを測定することができる。
【0096】図9は、回転駆動部の他の実施の形態の要
部の構成を示す縦断面図である。
【0097】上述した実施の形態では、ワーク受け穴9
4の内周面から噴き出した圧縮エアの作用によってワー
クを持ち上げ、ロッド42の先端面に当接させて支持し
ている。しかしながら、このようにロッド42の先端面
をワークの後端面に当接させる方法の場合、ロッド42
とワークとの間の摩擦が大き過ぎると、ワークを圧縮エ
アによって求心できなくなるというおそれがある。
【0098】そこで、図9に示すように、ロッド42の
先端部に球110を固着し、この球110を介してワー
クの後端面に当接させる。これにより、当接部は点接触
になるので、過大な摩擦力がかかってワークが求心でき
なくなるというのを防止できる。
【0099】なお、球110は、ロッド42の先端部に
固着するのではなく、ロッド42とワークとの間に介在
させるようにしてもよい。
【0100】また、別の方法として、図10に示すよう
に、ロッド42の先端部にワイヤ112を固着し、この
ワイヤ112の先端部で支持するようにしてもよい。こ
れにより、ワイヤ112の撓み(弾性変形)によってワ
ークWを求心させることができる。
【0101】さらに、図11に示すように、回転軸44
に糸114を介して錘116(ワークWの浮力よりも重
い錘)を取り付け、その錘116にロッド42を取り付
けるようにしてもよい。これにより、ロッド42とワー
クWの間の摩擦が大きくても、糸114の撓みでワーク
Wを求心することができる。
【0102】図12は、マスターワークの外径中心位置
検出方法の他の実施の形態の説明図である。
【0103】マスターワークMを高速回転させると、C
CDカメラ76に撮像されるマスターワークMの端面
は、図12に示すように、内径部mが通過した部分が円
Yとなって撮像される。パーソナルコンピュータ80
は、この円Yの中心を求めることによりマスターワーク
Mの外径中心Oの位置を求める。
【0104】この方法によっても、有効にマスターワー
クMの外径中心Oの位置を求めることができる。
【0105】なお、CCDによって撮像した画像から円
の中心位置を画像処理にて求める方法については公知の
画像処理技術を用いることができ、たとえば輪郭から求
める方法や、面積重心から求める方法、X,Yの寸法の
中点から求める方法などの種々の画像処理技術を用いる
ことができる。
【0106】また、本実施の形態では、ワークの端面の
一部(内径部を含む矩形の領域A)を撮像し、その画像
データに基づいて偏芯量や内径寸法等を求めているが、
ワークの端面全部を撮像して、その画像データに基づい
て求めるようにしてもよい。なお、本実施の形態のよう
にワークの端面の一部を撮像することにより、撮像倍率
を上げることができ、少ない画素数のCCDを用いた場
合でも精度よく測定を行うことができる。
【0107】また、本実施の形態では、円筒状のワーク
を測定対象としているが、測定対象は、これに限定され
るものではなく、端面に画像認識可能な部位を有するワ
ークであれば全て測定することができる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端面に画像認識可能な部位を有するワークを用いるだけ
で簡易かつ正確にワークの外径中心位置を検出すること
ができる。したがって、微小ワークの外径中心位置を求
める場合であっても、簡単かつ正確に求めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】寸法測定装置の側面図
【図2】寸法測定装置の上面図
【図3】マスタワークの説明図
【図4】外径中心位置検出方法の説明図
【図5】ワークの寸法測定方法の説明図
【図6】ワークホルダの他の実施の形態の説明図
【図7】ワークホルダの他の実施の形態の説明図
【図8】ワークホルダの他の実施の形態の説明図
【図9】回転駆動機構の他の実施の形態の要部の構成を
示す縦断面図
【図10】回転駆動機構の他の実施の形態の要部の構成
を示す縦断面図
【図11】回転駆動機構の他の実施の形態の要部の構成
を示す縦断面図
【図12】外径中心位置検出方法の他の実施の形態の説
明図
【符号の説明】
10…寸法測定装置、12…ワーク保持部、14…回転
駆動部、16…撮像部、18…演算処理部、20…制御
部、22…ワークホルダ、23…ベース、24…支柱、
26…ワーク受け穴、28…多孔質体、30…穴、31
…溝、32…エア流路、34…エア供給配管、35…エ
ア供給装置、36…ストッパープレート、38…観測
窓、42…ロッド、44…回転軸、46…昇降ブロッ
ク、48…軸受、50…カップリング、52…回転駆動
用モータ、54…モータブラケット、55…摺動子、5
6…レール、58…ナット部材、60…ネジ棒、62…
カップリング、64…昇降駆動用モータ、66…モータ
ブラケット、68、70…エンコーダ、72…AFレン
ズユニット、74…AF駆動ユニット、76…CCDカ
メラ、78…照明ユニット、80…パーソナルコンピュ
ータ、90…ワークホルダ、92…エア吹出口、94…
ワーク受け穴、96…エア供給路、96A…求心用エア
供給路、96B…回転用エア供給路、98…エア供給
口、98A…求心用エア供給口、98B…回転用エア供
給口、100…エア流路、100A…求心用エア流路、
100B…回転用エア流路、102…ワークホルダ、1
04…エア吹出口、106…ワークホルダ、108…エ
ア供給装置、110…球、112…ワイヤ、114…
糸、116…錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 和雄 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株式 会社東京精密内 Fターム(参考) 2F065 AA17 BB08 DD03 FF04 FF61 GG01 HH02 JJ03 JJ26 MM04 PP13 QQ24 QQ31

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの端面を撮像手段により撮像し、
    その撮像手段に投影されたワーク端面の外径中心の位置
    を検出するワークの中心位置検出方法において、 端面に画像認識可能な部位を有するワークを周方向に回
    転させ、ワークの端面を撮像手段で撮像し、取得された
    画像から撮像手段に投影されたワーク端面の外径中心の
    位置を求めることを特徴とするワークの中心位置検出方
    法。
  2. 【請求項2】 異なる回転角度の位置でワークの端面を
    撮像手段で複数回撮像し、取得された複数の画像から画
    像認識した各部位を通る円の中心の位置を求めることに
    より、撮像手段に投影されたワーク端面の外径中心の位
    置を求めることを特徴とする請求項1に記載のワークの
    中心位置検出方法。
  3. 【請求項3】 前記ワークはワーク受け穴に挿入され、
    そのワーク受け穴の内周面からワーク受け穴の内側に向
    けてエアを噴射することによりワーク受け穴の中央に保
    持され、その被撮像面とは反対側の端面に回転体が接触
    されることにより回転することを特徴とする請求項1又
    は2に記載のワークの中心位置検出方法。
  4. 【請求項4】 前記ワークはワーク受け穴に挿入され、
    そのワーク受け穴の内周面からワーク受け穴の内側に向
    けてエアを噴射することによりワーク受け穴の中央に保
    持され、そのワーク受け穴の内周面からワークに対して
    回転力が発生する位置にエアを噴射することにより回転
    することを特徴とする請求項1又は2に記載のワークの
    中心位置検出方法。
  5. 【請求項5】 ワークの端面を撮像手段により撮像し、
    その撮像手段に投影されたワーク端面の外径中心の位置
    を検出するワークの中心位置検出装置において、 端面に画像認識可能な部位を有するワークを保持するワ
    ーク保持手段と、 前記ワーク保持手段に保持されたワークを周方向に回転
    させる回転手段と、 前記ワーク保持手段に保持されたワークの先端面を撮像
    する撮像手段と、 前記撮像手段で撮像された画像から該撮像手段に投影さ
    れたワーク端面の外径中心の位置を求める外径中心位置
    演算手段と、からなることを特徴とするワークの中心位
    置検出装置。
  6. 【請求項6】 前記外径中心位置演算手段は、異なる回
    転角度の位置で複数回ワークの端面を撮像手段で撮像し
    て取得された複数の画像から画像認識した各部位を通る
    円の中心の位置を求めることにより、撮像手段に投影さ
    れたワーク端面の外径中心の位置を算出することを特徴
    とする請求項5に記載のワークの中心位置検出装置。
  7. 【請求項7】 前記ワーク保持手段は、 ワークが挿入されるワーク受け穴と、 前記ワーク受け穴の内周面からワーク受け穴の内側に向
    けてエアを噴射することにより、ワーク受け穴に挿入さ
    れたワークをワーク受け穴の中央に保持するエア噴射手
    段と、からなることを特徴とする請求項5又は6に記載
    のワークの中心位置検出装置。
  8. 【請求項8】 前記回転手段は、回転体をワークの端面
    に当接させ、その摩擦力でワークを周方向に回転させる
    ことを特徴とする請求項5、6又は7に記載のワークの
    中心位置検出装置。
  9. 【請求項9】 前記回転体は、周方向に回転するロッド
    であることを特徴とする請求項8に記載のワークの中心
    位置検出装置。
  10. 【請求項10】 前記ロッドが弾性変形可能であること
    を特徴とする請求項9に記載のワークの中心位置検出装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ロッドは球体を介して前記ワーク
    の端面に当接されることを特徴とする請求項9に記載の
    ワークの中心位置検出装置。
  12. 【請求項12】 前記ロッドの先端に球体固着されてい
    ることを特徴とする請求項9又は10に記載のワークの
    中心位置検出装置。
  13. 【請求項13】 前記回転手段を前記ワーク受け穴の軸
    線に沿って進退移動させる移動手段と、 前記回転手段の移動量を計測する移動量計測手段と、 前記移動量計測手段で計測された前記回転手段の移動量
    に基づいて前記ワークの長さを演算する演算手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項8、9、10、11又は
    12に記載のワークの中心位置検出装置。
  14. 【請求項14】 ワークの端面を撮像手段に対向配置
    し、その撮像手段に投影されたワーク端面の外径中心の
    位置を検出するワークの中心位置検出装置において、 先端面に画像認識可能な部位を有するワークが挿入され
    るワーク受け穴と、 前記ワーク受け穴の内周面からワーク受け穴の内側に向
    けてエアを噴射することにより、ワーク受け穴に挿入さ
    れたワークをワーク受け穴の中央に保持する求心用エア
    噴射手段と、 前記ワーク受け穴の内周面からワークに対して回転力が
    発生する位置にエアを噴射することにより、そのエアを
    ワークの外周面に当ててワークを回転させる回転用エア
    噴射手段と、 前記ワーク受け穴に挿入されたワークの先端面を撮像す
    る撮像手段と、 異なる回転角度の位置でワークの端面を撮像手段で複数
    回撮像して取得された複数の画像から画像認識した各部
    位を通る円の中心の位置を求めることにより、撮像手段
    に投影されたワーク端面の外径中心の位置を算出する演
    算手段と、からなることを特徴とするワークの中心位置
    検出装置。
  15. 【請求項15】 前記求心用エア噴射手段と前記回転用
    エア噴射手段は、同じエア供給源からエアが供給される
    ことを特徴とする請求項14に記載のワークの中心位置
    検出装置。
  16. 【請求項16】 前記求心用エア噴射手段と前記回転用
    エア噴射手段は、それぞれ異なるエア供給源から個別に
    エアが供給されることを特徴とする請求項14に記載の
    ワークの中心位置検出装置。
  17. 【請求項17】 前記ワーク受け穴に挿入されたワーク
    の端面に当接される接触子と、 前記接触子を前記ワーク受け穴の軸線に沿って進退移動
    させる移動手段と、 前記接触子の移動量を計測する移動量計測手段と、 前記移動量計測手段で計測された前記回転手段の移動量
    に基づいて前記ワークの長さを演算する演算手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項14、15又は16に記
    載のワークの中心位置検出装置。
JP2001158814A 2001-05-28 2001-05-28 ワークの中心位置検出方法及び装置 Pending JP2002350110A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001158814A JP2002350110A (ja) 2001-05-28 2001-05-28 ワークの中心位置検出方法及び装置
KR1020020029312A KR20020090897A (ko) 2001-05-28 2002-05-27 작업편의 중심위치 검출방법 및 장치
TW091111347A TW584710B (en) 2001-05-28 2002-05-28 Work center position determining method and apparatus
US10/154,905 US20020174707A1 (en) 2001-05-28 2002-05-28 Work center position determining method and apparatus
SG200203169A SG105548A1 (en) 2001-05-28 2002-05-28 Work center position determining method and apparatus
CN02121725A CN1388355A (zh) 2001-05-28 2002-05-28 工件的中心位置检测方法及装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001158814A JP2002350110A (ja) 2001-05-28 2001-05-28 ワークの中心位置検出方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002350110A true JP2002350110A (ja) 2002-12-04

Family

ID=19002480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001158814A Pending JP2002350110A (ja) 2001-05-28 2001-05-28 ワークの中心位置検出方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20020174707A1 (ja)
JP (1) JP2002350110A (ja)
KR (1) KR20020090897A (ja)
CN (1) CN1388355A (ja)
SG (1) SG105548A1 (ja)
TW (1) TW584710B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103557794A (zh) * 2013-11-13 2014-02-05 上海昭程整流子科技有限公司 一种内孔影像检测器
CN105758309A (zh) * 2016-03-31 2016-07-13 浙江工业大学 一种利用旋转单个光纤检测货架横梁安装孔位置的装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187454B2 (en) * 2002-07-24 2007-03-06 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Measuring device
JP4049063B2 (ja) * 2003-09-10 2008-02-20 株式会社デンソー 同軸度の測定方法および同軸度の測定装置
CN101110101A (zh) * 2006-07-17 2008-01-23 松下电器产业株式会社 识别图像的方法及设备
JP2010223915A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fujifilm Corp 回転中心線の位置変動測定方法および装置
CN103307991A (zh) * 2013-06-09 2013-09-18 上海湃通机电设备有限公司 非接触旋转式圆柱形制品直径测量装置的光学测量机构
CN103344189B (zh) * 2013-07-16 2014-09-24 湖南润普科技发展有限公司 一种激光圆周检测仪及其检测方法
CN103940374B (zh) * 2014-04-09 2017-01-04 华南理工大学 一种基于视觉测量的群孔垂直度检测方法及采用该方法的基于视觉测量的群孔垂直度检测系统
US9905026B1 (en) * 2016-09-14 2018-02-27 The Boeing Company Photogrammetric identification of locations for performing work
CN106289083B (zh) * 2016-09-21 2019-03-12 博腾电子产品(成都)有限公司 一种换向器视觉检测设备的内孔数值检测结构
JP6671310B2 (ja) * 2017-03-13 2020-03-25 株式会社Screenホールディングス ワーク保持装置、検査装置およびワーク位置補正方法
DE102017126277B3 (de) * 2017-11-09 2018-12-06 Ma Micro Automation Gmbh Prüfverfahren und Prüfvorrichtung
JP6440881B1 (ja) * 2018-03-27 2018-12-19 株式会社精工技研 中空円筒体の性能評価装置
CN109916319A (zh) * 2019-02-27 2019-06-21 河南中烟工业有限责任公司 一种正压喷吹式标准棒孔径测量方法
CN109916320A (zh) * 2019-02-27 2019-06-21 河南中烟工业有限责任公司 一种正压喷吹式标准棒孔径测量装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4131916A (en) * 1975-12-31 1978-12-26 Logetronics, Inc. Pneumatically actuated image scanning reader/writer
JPH032806Y2 (ja) * 1980-10-30 1991-01-25
US4511205A (en) * 1982-06-02 1985-04-16 Crossfield Data Systems, Inc. Scanning system wherein the scanning beam rotates and translates
FR2595476B1 (fr) * 1986-03-07 1990-03-02 Mehadji Kada Procede et systeme de positionnement relatif de deux fibres optiques en vue d'etablir entre elles une liaison optique
DE3836954A1 (de) * 1988-10-29 1990-05-03 Philips Patentverwaltung Verfahren und anordnung zur ermittlung der lage der optischen achse eines lwl
IT1250341B (it) * 1991-11-15 1995-04-07 Procedimento e apparecchiatura per la misura delle caratteristiche geometriche di strutture guidanti nominalmente cilindriche.
US5408309A (en) * 1992-08-27 1995-04-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Apparatus and method for inspecting elliplicity and eccentricity of optical fiber preforms
US5572313A (en) * 1993-11-29 1996-11-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Determination of angular offset between optical fibers having optical, axial asymmetry and alignment and splicing of such fibers
US5649036A (en) * 1994-04-05 1997-07-15 Tektronix, Inc. Remote fiber test system using mechanical optical switches
US5768409A (en) * 1995-08-02 1998-06-16 Lucent Technologies Inc. Automatic inspection method for contactlessly measuring an offset of a central feature of an object
US5657131A (en) * 1995-08-02 1997-08-12 Lucent Technologies Inc. Alignment and lighting system and method for aligning and lighting an object for an inspection system that contactlessly measures an offset of a central feature of the object
US5854852A (en) * 1995-08-02 1998-12-29 Lucent Technologies Inc. Eccentricity determination system and method for accurately computing an offset of a central feature of an object
US5729622A (en) * 1995-08-02 1998-03-17 Lucent Technologies Inc. Automatic inspection system for contactlessly measuring an offset of a central feature of an object
JP3457862B2 (ja) * 1997-10-31 2003-10-20 京セラ株式会社 光ファイバフェルールの芯ずれ方向測定装置とこれを用いた光ファイバフェルールの芯ずれ方向測定方法
US6011616A (en) * 1998-10-02 2000-01-04 Lucent Technologies, Inc. Systems and methods for measuring the concentricity of a core to a ferrule
US6421118B1 (en) * 2000-08-21 2002-07-16 Gn Nettest (Oregon), Inc. Method of measuring concentricity of an optical fiber

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103557794A (zh) * 2013-11-13 2014-02-05 上海昭程整流子科技有限公司 一种内孔影像检测器
CN105758309A (zh) * 2016-03-31 2016-07-13 浙江工业大学 一种利用旋转单个光纤检测货架横梁安装孔位置的装置
CN105758309B (zh) * 2016-03-31 2018-06-26 浙江工业大学 一种利用旋转单个光纤检测货架横梁安装孔位置的装置

Also Published As

Publication number Publication date
SG105548A1 (en) 2004-08-27
US20020174707A1 (en) 2002-11-28
CN1388355A (zh) 2003-01-01
KR20020090897A (ko) 2002-12-05
TW584710B (en) 2004-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002350110A (ja) ワークの中心位置検出方法及び装置
US10837756B2 (en) Multi-dimensional measuring system with measuring instrument having 360° angular working range
US20210176456A1 (en) System and method for calibrating a vision system with respect to a touch probe
WO2018113565A1 (zh) 一种基于机器视觉的激光加工系统及方法
US6583883B2 (en) Method and measuring device for measuring a rotary tool
US5615489A (en) Method of making coordinate measurements on workpieces
CN105793695B (zh) 用相机探头探查物体的方法
CN107520088B (zh) 机器人、控制装置及机器人系统
CN114754677B (zh) 一种触摸屏和触控笔测试设备中自动精确定位的装置和方法
JP6623304B2 (ja) ノズル位置計測方法及び回収システム
US7008293B2 (en) Positioning jig, spray polishing device using positioning jig and spray polishing method
SE510203C2 (sv) Sätt och anordning för inmätning av en tredimensionell form
WO2018061973A1 (ja) 微粒子の回収方法及び回収システム
JP2002243411A (ja) 寸法測定方法及び装置
JP2000326082A (ja) レーザ加工機
JP5350170B2 (ja) 表面性状測定機
JPH0712526A (ja) キ−溝形状測定装置
JP2011085398A (ja) 表面性状測定機および表面性状測定方法
JP2018080959A (ja) 外観検査装置および外観検査方法
JP4505154B2 (ja) 3次元炭酸ガスレーザ加工機のレーザ加工ヘッド
JP2006220425A (ja) プリント基板外観検査装置及びプリント基板外観検査方法
JPH10260033A (ja) 三次元測定システム
KR100288592B1 (ko) 부품실장시스템
JP2003083719A (ja) 内径偏心測定方法及び装置
JP5233046B2 (ja) 形状測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050111