JP2011085398A - 表面性状測定機および表面性状測定方法 - Google Patents

表面性状測定機および表面性状測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測定者への負担を軽減できるとともに、スタイラスと被測定物との干渉を防止可能な表面性状測定機を提供。
【解決手段】被測定物を載置するステージ10と、スタイラス24を有する接触式検出器20と、被測定物の表面画像を撮像する画像プローブ30と、接触式検出器および画像プローブとステージとを相対移動させる相対移動機構40と、制御装置50とを備える。制御装置は、画像プローブによって取り込まれた被測定物の画像を基に測定開始位置が指定されると、接触式検出器のスタイラスが被測定物の測定開始位置に接するように、相対移動機構の移動軌跡を算出して記憶する移動軌跡算出手段と、この移動軌跡に従って相対移動機構を動作させるスタイラスセット手段とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、被測定物の表面形状や表面粗さ等を測定する表面性状測定機および表面性状測定方法に関する。詳しくは、スタイラスを有する接触式検出器と画像プローブとを備えた表面性状測定機およびこれを用いた表面性状測定方法に関する。
被測定物の表面にスタイラスを接触させた状態において、スタイラスを被測定物の表面に沿って移動させ、このとき、被測定物の表面形状や表面粗さによって生じるスタイラスの変位を検出し、このスタイラスの変位から被測定物の表面形状や表面粗さ等の表面性状を測定する表面性状測定機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来、表面性状測定機において、被測定物の表面形状や表面粗さ等を測定する場合、測定者は、目視で、スタイラスの先端と被測定物の測定箇所の相対位置を調整しながら、スタイラスの先端を被測定物の測定開始位置にセットし、この後、スタイラスを被測定物の表面に沿って相対移動させる。すると、被測定物の表面形状や表面粗さ等によってスタイラスが上下に変位するから、そのスタイラスの上下変位から被測定物の表面形状や表面粗さ等の表面性状が測定される。
特開平5−87562号公報
近年、被測定物の微細化、細線化の流れのなかで、被測定物や測定箇所が微細化している今日、上述したスタイラスのセッティング作業は、非常に困難で、かつ、時間が掛かることから、測定者への負担も大きい。
また、被測定物によっては、スタイラスと被測定物とが干渉(衝突)し、スタイラスや被測定物の破損を招く場合も想定される。
本発明の目的は、測定者への負担を軽減できるとともに、スタイラスと被測定物との干渉を防止可能な表面性状測定機および表面性状測定方法を提供することにある。
本発明の表面性状測定機は、被測定物の表面性状を測定する表面性状測定機において、前記被測定物を載置するステージと、前記被測定物の表面に接触されるスタイラスを有する接触式検出器と、前記被測定物の表面画像を撮像する画像プローブと、前記接触式検出器および前記画像プローブと前記ステージとを相対移動させる相対移動機構と、制御装置とを備え、前記制御装置は、前記画像プローブによって取り込まれた前記被測定物の画像を基に測定開始位置が指定されると、前記接触式検出器のスタイラスが前記被測定物の測定開始位置に接するように、前記相対移動機構の移動軌跡を算出して記憶する移動軌跡算出手段と、この移動軌跡算出手段で求められた移動軌跡に従って前記相対移動機構を動作させるスタイラスセット手段とを含んで構成されている、ことを特徴とする。
このような構成によれば、まず、画像プローブによって被測定物の画像を取り込んだ後、この取り込まれた被測定物の画像を基に測定開始位置を指定すると、移動軌跡算出手段によって、接触式検出器のスタイラスが被測定物の測定開始位置に接するように、相対移動機構の移動軌跡が算出されて記憶される。こののち、測定を実行すると、移動軌跡算出手段で求められた移動軌跡に従って相対移動機構が動作される。つまり、相対移動機構が記憶された移動軌跡に従って動作され、接触式検出器のスタイラスが被測定物の測定開始位置に接触される。
従って、接触式検出器のスタイラスを被測定物の測定開始位置に自動的にセッティングできるから、つまり、従来のように、測定者が、目視でスタイラスの先端と被測定物の測定開始位置の相対位置を調整しながら、スタイラスの先端を被測定物の測定開始位置にセッティングしなくてもよいから、測定者への負担を軽減できるとともに、スタイラスと被測定物との干渉を防止できる。
本発明の表面性状測定機において、前記接触式検出器のスタイラスと前記画像プローブとは、これらいずれか一方の測定時に他方が邪魔にならない位置にオフセットされて配置され、前記接触式検出器のスタイラス先端と前記画像プローブとのオフセット量を記憶したオフセット量記憶手段を備え、前記移動軌跡算出手段は、前記オフセット量記憶手段に記憶されたオフセット量を考慮して前記接触式検出器のスタイラスが前記被測定物の測定開始位置に接するように、前記相対移動機構の移動軌跡を算出する、ことが好ましい。
このような構成によれば、接触式検出器のスタイラスと画像プローブとは、これらいずれか一方の測定時に他方が邪魔にならない位置にオフセットされて配置されているから、それぞれの測定時に他を退避させる機構を付けなくても、測定に支障を与えることがない。
しかも、接触式検出器のスタイラス先端と画像プローブとのオフセット量はオフセット量記憶手段に記憶され、このオフセット量記憶手段に記憶されたオフセット量を考慮して、接触式検出器のスタイラスが被測定物の測定開始位置に接触されるから、画像プローブで取得した画像を基に、接触式検出器のスタイラスを被測定物の測定開始位置に正確に接触させることができる。
本発明の表面性状測定機において、前記相対移動機構は、前記ステージを水平面内の一方向へ移動させる第1移動機構と、コラムと、このコラムに上下方向へ移動可能に設けられた昇降部材と、この昇降部材を上下方向へ移動させる第2移動機構と、前記昇降部材に前記ステージの移動方向および前記昇降部材の昇降方向に対して直交する方向へ移動可能に設けられたスライド部材と、このスライド部材を移動させる第3移動機構とを備え、前記スライド部材には、前記接触式検出器および前記画像プローブが取り付けられている、ことが好ましい。
このような構成によれば、第1〜第3移動機構を動作させると、接触式検出器および画像プローブとステージとを三次元方向へ相対移動させることができる。しかも、接触式検出器および画像プローブは、共に、スライド部材にオフセットして取り付けられているから、接触式検出器および画像プローブを別々に移動させる機構を設ける場合に比べ、構造を簡素化でき、安価に構成できる。
本発明の表面性状測定機において、前記画像プローブは、対物レンズと、この対物レンズの外周に配置された光源と、前記対物レンズを透過した被測定物からの反射光を受光し被測定物の画像を撮像するCCDセンサとを含んで構成されている、ことが好ましい。
このような構成によれば、被測定物の表面画像を対物レンズを通じてCCDセンサで高精度に取得できる。しかも、対物レンズの周囲に光源が配置されているから、照明装置を別途設ける場合に比べ、コンパクト化できる。
本発明の表面性状測定方法は、被測定物を載置するステージと、前記被測定物の表面に接触されるスタイラスを有する接触式検出器と、前記被測定物の表面画像を撮像する画像プローブと、前記接触式検出器および前記画像プローブと前記ステージとを相対移動させる相対移動機構とを備えた表面性状測定機を用いて、前記被測定物の表面性状を測定する表面性状測定方法において、前記相対移動機構を動作させて前記画像プローブによって被測定物の画像を取り込む画像取込工程と、前記画像取込工程で取り込まれた画像を基に測定開始位置を指定する測定開始位置指定工程と、前記測定開始位置が指定された際、前記接触式検出器のスタイラスが被測定物の測定開始位置に接するように、前記相対移動機構の移動軌跡を算出して記憶する移動軌跡算出工程と、前記移動軌跡に従って前記相対移動機構を動作させて、前記接触式検出器のスタイラスが前記被測定物の測定開始位置に接触させるスタイラスセット工程と、前記接触式検出器のスタイラスが前記被測定物に接触された状態において、前記相対移動機構を動作させて前記接触式検出器のスタイラスと前記被測定物とを相対移動させながら前記被測定物の表面性状を測定する測定工程と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、まず、画像取込工程において、相対移動機構の動作により画像プローブから被測定物の画像が取り込まれる。ここで、測定開始位置指定工程において、画像取込工程で取り込まれた画像を基に測定開始位置を指定すると、接触式検出器のスタイラスが被測定物の測定開始位置に接するように、相対移動機構の移動軌跡が算出されて記憶される。
この後、測定を実行すると、記憶された移動軌跡に従って相対移動機構が動作され、接触式検出器のスタイラスが被測定物の測定開始位置に接触される。この状態において測定工程が実行される。つまり、相対移動機構の動作により、接触式検出器のスタイラスと被測定物とを相対移動されながら被測定物の表面性状が測定される。
従って、接触式検出器のスタイラスを被測定物の測定箇所に自動的にセッティングできるから、つまり、従来のように、測定者が、目視でスタイラスの先端と被測定物の測定箇所の相対位置を調整しながら、スタイラスの先端を被測定物の測定開始位置にセッティングしなくてもよいから、測定者への負担を軽減できるとともに、スタイラスと被測定物との干渉を防止できる。
本発明の一実施形態に係る表面性状測定機を示す斜視図。 同上実施形態の接触式検出器および画像プローブ部分を示す拡大斜視図。 同上実施形態の接触式検出器および画像プローブ部分を示す正面図。 同上実施形態の画像プローブを示す図。 同上実施形態の制御システムを示すブロック図。 被測定物の例を示す斜視図。 同上表面性状測定機を用いて、垂直壁の孔を測定する様子を示す図。 同上表面性状測定機を用いて、傾斜壁の孔を測定する様子を示す図。 同上表面性状測定機を用いて、水平壁の孔を測定する様子を示す図。
<表面性状測定機の説明(図1〜図5参照)>
本実施形態に係る表面性状測定機は、図1および図2に示すように、設置台1と、この設置台1の上面に固定されたベース2と、このベース2上に載置され上面に被測定物を載置するステージ10と、被測定物の表面に接触されるスタイラス24を有する接触式検出器20と、被測定物の表面画像を撮像する画像プローブ30と、接触式検出器20および画像プローブ30とステージ10とを相対移動させる相対移動機構40と、制御装置50とを備える。
相対移動機構40は、ベース2とステージ10との間に設けられステージ10を水平方向の一方向(Y軸方向)へ移動させる第1移動機構としてのY軸駆動機構41と、ベース2の上面に立設されたコラム42と、このコラム42に上下方向(Z軸方向)へ移動可能に設けられた昇降部材としてのZスライダ43と、このZスライダ43を上下方向へ昇降させる第2移動機構としてのZ軸駆動機構44と、Zスライダ43に旋回機構45(図5参照)を介してY軸を中心として旋回可能に設けられた旋回プレート46と、この旋回プレート46に設けられステージ10の移動方向(Y軸方向)およびZスライダ43の昇降方向(Z軸方向)に対して直交する方向(X軸方向)へ移動可能に設けられたスライド部材としてのXスライダ47と、このXスライダ47をX軸方向へ移動させる第3移動機構としてのX軸駆動機構48とを備える。
本実施形態では、接触式検出器20および画像プローブ30が、Xスライダ47に取り付けられている。従って、相対移動機構40は、ステージ10をY軸方向へ移動させるY軸駆動機構41と、接触式検出器20および画像プローブ30をZ軸方向へ移動させるZ軸駆動機構44と、接触式検出器20および画像プローブ30をX軸方向へ移動させるX軸駆動機構48とを含む三次元移動機構によって構成されている。
Y軸駆動機構41およびZ軸駆動機構44は、図示省略されているが、例えば、ボールねじ軸と、このボールねじ軸に螺合されたナット部材とを有する送りねじ機構によって構成されている。
X軸駆動機構48は、駆動機構本体48AにX軸方向と平行に設けられXスライダ47を移動可能に支持したガイドレール48Bと、このガイドレール48Bに沿ってXスライダ47を往復移動させる駆動源(図示省略)等を含んで構成されている。
接触式検出器20は、図3に示すように、Xスライダ47に吊り下げ支持された検出器本体21と、この検出器本体21にX軸方向と平行に支持された接触式プローブ22とを備える。接触式プローブ22は、プローブ本体23と、このプローブ本体23に揺動可能に支持され先端にスタイラス24を有するアーム25と、このアーム25の揺動量を検出する検出部26とから構成されている。
画像プローブ30は、連結部材31を介して、Xスライダ47に接触式検出器20とともに一体的に連結された筒状のプローブ本体32と、このプローブ本体32の先端にY軸と平行な軸を中心として旋回可能に支持されたプローブヘッド33と、このプローブヘッド33を旋回動作させるモータなどのヘッド首振機構34とを備える。
プローブヘッド33は、図4に示すように、対物レンズ35と、この対物レンズ35の外周に配置された光源としてのLED36と、対物レンズ35を透過した被測定物からの反射光を受光し被測定物の画像を撮像するCCDセンサ37と、LED36の周囲を覆うカバー38とを含んで構成されている、
画像プローブ30は、接触式検出器20に対してオフセットされた位置に配置されている。具体的には、図2に示すように、画像プローブ30の対物レンズ35の焦点位置が、Z軸方向において、接触式検出器20のスタイラス24の先端よりもオフセット量OFzだけ下方位置に、また、Y軸方向において、スタイラス24の軸線よりもオフセット量OFyだけ後方へずれた位置に配置されている。なお、X軸方向においては、スタイラス24の軸線と同じ位置、つまり、オフセット量OFx=0の位置に配置されている。
制御装置50には、図5に示すように、相対移動機構40、接触式検出器20、画像プローブ30のほかに、入力装置51、表示装置52、記憶装置53が接続されている。
入力装置51は、例えば、携帯型のキーボードやジョイスティックなどによって構成され、各種動作指令やデータの入力のほか、画像プローブ30で取得した画像から、スタイラス24をセットする位置(測定開始位置)を指定できるようになっている。
表示装置52には、画像プローブ30で取得した画像が表示されるとともに、接触式検出器20によって得られた形状や粗さデータが表示される。
記憶装置53には、測定プログラム等を記憶したプログラム記憶部54、接触式検出器20のスタイラス24と画像プローブ30のオフセット量OFz、OFyを記憶したオフセット記憶手段としてのオフセット量記憶部55、および、測定時に取り込んだ画像データや測定データなどを記憶するデータ記憶部56などが設けられている。
制御装置50は、プログラム記憶部54に記憶された測定プログラムに従って、画像プローブ30によって取り込まれた被測定物の画像を基に測定開始位置が指定されると、接触式検出器20のスタイラス24が被測定物の測定開始位置に接するように、相対移動機構40の移動軌跡を算出して記憶する移動軌跡算出手段と、この移動軌跡算出手段で求められた移動軌跡に従って相対移動機構40を動作させるスタイラスセット手段と、接触式検出器20のスタイラス24と被測定物とが接触された状態において、相対移動機構40を動作させて接触式検出器20と被測定物とを相対移動させながら被測定物の表面性状を測定する測定実行手段とを備える。
更に、制御装置50は、画像プローブ30によって取り込まれた被測定物の画像から被測定物のエッジを検出するエッジ検出機能や、被測定物の高さ方向(Z軸方向)の面に対物レンズの焦点位置が一致するように、対物レンズ35を高さ方向へ変位させて、この変位量から被測定物の高さ方向の位置を検出するオートフォーカス機能を備える。エッジ検出機能としては、公知の検出原理を用いることができるが、例えば、画像プローブ30の検出方向に対して直交する方向の平均濃度(明るさの濃度)を求め、この平均濃度が予め設定された閾値以下の位置をエッジとして検出する方法でもよい。
<測定方法の説明(図6〜図9参照)>
例えば、図6に示す被測定物60を測定する例について説明する。
被測定物60は、水平壁61と、この水平壁61の一端に直角に立設された垂直壁62と、これらの水平壁61と垂直壁62との間に傾斜状に形成された傾斜壁63とを有する形状である。傾斜壁63を挟んだ垂直壁62の両側には4つの孔62A〜62Dが形成され、水平壁61の両側には2つの孔61A,61Bが形成されている。傾斜壁63の中央位置には、1つの孔63Aが傾斜壁63に対して直角に形成されている。
(垂直壁62の孔62A〜62Dを形状測定する例)
まず、図7(A)に示すように、入力装置51からの指令で、画像プローブ30のプローブヘッド33を水平な姿勢に保持し、この状態において、画像プローブ30によって被測定物60の垂直壁62の画像を取得する。すると、被測定物60の垂直壁62の画像データがデータ記憶部56に格納されたのち、表示装置52に表示される。
ここで、表示装置52に表示された垂直壁62の画像を基に、入力装置51から測定開始位置(接触式検出器20のスタイラス24を最初に接触させる位置)を指定すると、例えば、孔62Aの下側内周面を指定すると、制御装置50は、オフセット量記憶部55に記憶されたオフセット量OFz、OFyを考慮して、接触式検出器20のスタイラス24が被測定物60の孔62Aの下側内周面に接するように、相対移動機構40の移動軌跡を算出してプログラム記憶部54に記憶する。
その後、測定開始指令が出されると、プログラム記憶部54に記憶された移動軌跡に従って相対移動機構40を動作させる。つまり、図7(B)に示すように、指定した位置(孔62Aの下側内周面)に接触式検出器20のスタイラス24が接触するように、相対移動機構40を動作させる。
接触式検出器20のスタイラス24が孔62Aの下側内周面位置にセットされると、制御装置50は、X軸駆動機構48を動作させる。すると、接触式検出器20のスタイラス24が指定された位置からX軸方向へ移動される。これにより、スタイラス24が接触している被測定物60の表面粗さに応じてスタイラス24が上下に変位され、その変位量が検出部26で検出される結果、この変位量とX軸方向への移動量とから、被測定物60の孔62Aの表面粗さが測定される。
(傾斜壁63の孔63Aを形状測定する例)
まず、図8(A)に示すように、入力装置51からの指令で、画像プローブ30のプローブヘッド33を回転させ、プローブヘッド33が傾斜壁63に対して対向する姿勢に保持した状態において、画像プローブ30によって被測定物60の傾斜壁63の画像を取得する。すると、被測定物60の傾斜壁63の画像データがデータ記憶部56に格納されたのち、表示装置52に表示される。
ここで、表示装置52に表示された傾斜壁63の画像を基に、入力装置51から測定開始位置を指定すると、例えば、孔63Aの下側内周面位置を指定すると、制御装置50は、オフセット量記憶部55に記憶されたオフセット量OFz、OFyを考慮して、接触式検出器20のスタイラス24が被測定物60の孔63Aの下側内周面に接するように、相対移動機構40の移動軌跡を算出してプログラム記憶部54に記憶する。
その後、測定開始指令が出されると、プログラム記憶部54に記憶された移動軌跡に従って相対移動機構40を動作させる。つまり、図8(B)に示すように、旋回機構45を回転させてX軸駆動機構48を傾斜させるとともに、相対移動機構40を動作させ、指定した孔63Aの下側内周面に接触式検出器20のスタイラス24を接触させる。
接触式検出器20のスタイラス24が指定された位置にセットされると、制御装置50は、X軸駆動機構48を動作させる。すると、接触式検出器20のスタイラス24が指定された位置から孔63Aの軸方向へ移動される。これにより、スタイラス24が接触している被測定物60の表面粗さに応じてスタイラス24が上下に変位され、その変位量が検出部26で検出される結果、この変位量と軸方向への移動量とから、被測定物60の孔63Aの表面粗さが測定される。
(水平壁61の孔61A,61Bを画像測定する例)
まず、図9に示すように、入力装置51からの指令で、画像プローブ30のプローブヘッド33を回転させ、プローブヘッド33が下向きの姿勢に保持した状態において、画像プローブ30によって被測定物60の水平壁61の画像を取得すると、被測定物60の水平壁61の画像データがデータ記憶部56に格納されたのち、表示装置52に表示される。
ここで、制御装置50は、データ記憶部56に格納された被測定物60の水平壁61の画像を、画像処理して、孔61A,61Bの形状や大きさなどを測定する。
<実施形態の効果>
本実施形態によれば、被測定物の表面に接触されるスタイラス24を有する接触式検出器20と、被測定物の表面画像を撮像する画像プローブ30とを備えたので、画像プローブ30によって被測定物の画像を取り込んだのち、この取り込んだ画像を基に、接触式検出器20のスタイラス24を被測定物の測定箇所に自動的に接触させるようにしたので、従来のように、測定者が、目視でスタイラスの先端と被測定物の測定箇所の相対位置を調整しながら、スタイラスの先端を被測定物の測定開始位置にセッティングしなくてもよいから、測定者への負担を軽減できるとともに、スタイラス24と被測定物との干渉を防止できる。
また、接触式検出器20のスタイラス24と画像プローブ30とは、Z軸方向およびY軸方向にオフセット量OFz、OFyだけずれて配置されているから、それぞれの測定時に他を退避させる機構を付けなくても、測定に支障を与えることがない。
しかも、接触式検出器20のスタイラス24の先端と画像プローブ30とのオフセット量OFz、OFyはオフセット量記憶部55に記憶され、このオフセット量記憶部55に記憶されたオフセット量を考慮して、接触式検出器20のスタイラス24が被測定物の測定開始位置に接触するように、相対移動機構40の移動軌跡が算出され、この移動軌跡に従って相対移動機構40が動作されるから、接触式検出器20のスタイラス24を被測定物の測定開始位置に正確に接触させることができる。
また、画像プローブ30を備えたので、画像プローブ30の単独使用による測定も可能である。
例えば、画像プローブ30によって取得した画像から、線幅や孔径などを測定することができるほか、画像プローブ30のオートフォーカス機能を用いて、対物レンズ35の光軸方向の寸法(段差寸法)なども測定できる。
また、画像プローブ30は、Xスライダ47に接触式検出器20とともに一体に連結された筒状のプローブ本体32と、このプローブ本体32の先端にY軸と平行な軸を中心として旋回可能に支持されたプローブヘッド33と、このプローブヘッド33を旋回動作させるモータなどのヘッド首振機構34とを有する構成であるから、ヘッド首振機構34によってプローブヘッド33の向きを下向きから水平向きへ変更できる。
そのため、被測定物の水平面に限らず、垂直面や任意の傾斜面の画像を取得することができ、これらの面に設けられた孔や突起などの形状を接触式検出器20によって測定することができる。
また、相対移動機構40は、被測定物を載置するステージ10をY軸方向へ移動させるY軸駆動機構41と、接触式検出器20および画像プローブ30をX軸方向およびZ軸方向へ移動させるX軸駆動機構48およびZ軸駆動機構44とを含んで構成されているから、被測定物と接触式検出器20および画像プローブ30とを三次元方向、つまり、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向へ移動させることができる。従って、被測定物の測定部位がどのような向きや姿勢であっても形状や表面粗さを測定できる。
しかも、接触式検出器20および画像プローブ30は、共に、Xスライダ47にオフセットして取り付けられているから、接触式検出器20および画像プローブ30を別々に移動させる機構を設ける場合に比べ、構造を簡素化でき、安価に構成できる。
また、画像プローブ30は、対物レンズ35と、この対物レンズ35の外周に配置された光源としてのLED36と、対物レンズ35を透過した被測定物からの反射光を受光し被測定物の画像を撮像するCCDセンサ37とを含んで構成されているから、被測定物の表面画像を対物レンズ35を通じてCCDセンサ37で高精度に取得できる。しかも、対物レンズ35の周囲にLED36が配置されているから、照明装置を別途設ける場合に比べ、コンパクト化できる。
<変形例>
本発明は、前述の実施形態に限定されるものでなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれる。
接触式検出器20は、先端にスタイラス24を有するアーム25と、このアーム25の揺動量を検出する検出部26とを有する接触式プローブ22を含んで構成されていたが、スタイラス24が被測定物に表面に接触しながら、被測定物の表面形状や粗さなどを測定できる機構であれば、他の構造であってもよい。
画像プローブ30は、対物レンズ35と、この対物レンズ35の外周に配置された光源としてのLED36と、対物レンズ35を透過した被測定物からの反射光を受光し被測定物の画像を撮像するCCDセンサ37とを有するプローブヘッド33を含んで構成されていたが、これに限られない。
例えば、光源としてのLED36は、画像プローブとは別に設けてもよい。また、対物レンズ35を交換可能にして、倍率の異なる対物レンズ35に交換できるようにすれば、被測定物の測定箇所の大きさに応じて最適な作業が実施できる。
相対移動機構40は、ステージ10をY軸方向へ、接触式検出器20および画像プローブ30をX軸方向およびZ軸方向へ移動可能に構成したが、これに限られない。要するに、ステージ10と接触式検出器20および画像プローブ30とが三次元方向へ移動可能であれば、どちらが移動する構造であっても構わない。
また、接触式検出器20と画像プローブ30とを別々の相対移動機構によって独立的に移動させるようにしてもよい。
本発明は、例えば、機械加工された複雑形状の被測定物の形状や表面粗さを自動測定する場合などに利用できる。
10…ステージ、
20…接触式検出器、
24…スタイラス、
30…画像プローブ、
35…対物レンズ、
36…LED(光源)
37…CCDセンサ
40…相対移動機構、
41…Y軸駆動機構(第1移動機構)、
42…コラム、
43…Zスライダ、
44…Z軸駆動機構(第2移動機構)、
47…Xスライダ(スライド部材)、
48…X軸駆動機構(第3移動機構)
55…オフセット量記憶部(オフセット量記憶手段)
60…被測定物。

Claims (5)

  1. 被測定物の表面性状を測定する表面性状測定機において、
    前記被測定物を載置するステージと、
    前記被測定物の表面に接触されるスタイラスを有する接触式検出器と、
    前記被測定物の表面画像を撮像する画像プローブと、
    前記接触式検出器および前記画像プローブと前記ステージとを相対移動させる相対移動機構と、
    制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記画像プローブによって取り込まれた被測定物の画像を基に測定開始位置が指定されると、前記接触式検出器のスタイラスが前記被測定物の測定開始位置に接するように、前記相対移動機構の移動軌跡を算出して記憶する移動軌跡算出手段と、この移動軌跡算出手段で求められた移動軌跡に従って前記相対移動機構を動作させるスタイラスセット手段とを含んで構成されている、
    ことを特徴とする表面性状測定機。
  2. 請求項1に記載の表面性状測定機において、
    前記接触式検出器のスタイラスと前記画像プローブとは、これらいずれか一方の測定時に他方が邪魔にならない位置にオフセットされて配置され、
    前記接触式検出器のスタイラス先端と前記画像プローブとのオフセット量を記憶したオフセット量記憶手段を備え、
    前記移動軌跡算出手段は、前記オフセット量記憶手段に記憶されたオフセット量を考慮して前記接触式検出器のスタイラスが前記被測定物の測定開始位置に接するように、前記相対移動機構の移動軌跡を求める、ことを特徴とする表面性状測定機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表面性状測定機において、
    前記相対移動機構は、前記ステージを水平面内の一方向へ移動させる第1移動機構と、コラムと、このコラムに上下方向へ移動可能に設けられた昇降部材と、この昇降部材を上下方向へ移動させる第2移動機構と、前記昇降部材に前記ステージの移動方向および前記昇降部材の昇降方向に対して直交する方向へ移動可能に設けられたスライド部材と、このスライド部材を移動させる第3移動機構とを備え、
    前記スライド部材には、前記接触式検出器および前記画像プローブが取り付けられている、ことを特徴とする表面性状測定機。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の表面性状測定機において、
    前記画像プローブは、対物レンズと、この対物レンズの外周に配置された光源と、前記対物レンズを透過した被測定物からの反射光を受光し被測定物の画像を撮像するCCDセンサとを含んで構成されている、ことを特徴とする表面性状測定機。
  5. 被測定物を載置するステージと、前記被測定物の表面に接触されるスタイラスを有する接触式検出器と、前記被測定物の表面画像を撮像する画像プローブと、前記接触式検出器および前記画像プローブと前記ステージとを相対移動させる相対移動機構とを備えた表面性状測定機を用いて、前記被測定物の表面性状を測定する表面性状測定方法において、
    前記相対移動機構を動作させて前記画像プローブによって被測定物の画像を取り込む画像取込工程と、
    前記画像取込工程で取り込まれた画像を基に測定開始位置を指定する測定開始位置指定工程と、
    前記測定開始位置が指定された際、前記接触式検出器のスタイラスが被測定物の測定開始位置に接するように、前記相対移動機構の移動軌跡を算出して記憶する移動軌跡算出工程と、
    前記移動軌跡に従って前記相対移動機構を動作させて、前記接触式検出器のスタイラスが被測定物の測定開始位置に接触させるスタイラスセット工程と、
    前記接触式検出器のスタイラスが被測定物に接触された状態において、前記相対移動機構を動作させて前記接触式検出器のスタイラスと被測定物とを相対移動させながら前記被測定物の表面性状を測定する測定工程と、
    を備えることを特徴とする表面性状測定方法。
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