JP2010223915A - 回転中心線の位置変動測定方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被検体の回転に伴う回転中心線の位置変動を高精度に測定することが可能な回転中心線の位置変動測定方法および装置を得る。
【解決手段】位置指標32を有する測定用治具3を被検体5と一体的に回転し得るように設置し、被検体5が回転する過程の複数の時点において、顕微鏡1により形成される位置指標32の拡大像を撮像カメラ17によりそれぞれ撮像する。撮像された各々の拡大像の移動軌跡を求め、求められた移動軌跡に基づき、被検体5の回転中心線Aの位置変動量を算定する。
【選択図】図1
【解決手段】位置指標32を有する測定用治具3を被検体5と一体的に回転し得るように設置し、被検体5が回転する過程の複数の時点において、顕微鏡1により形成される位置指標32の拡大像を撮像カメラ17によりそれぞれ撮像する。撮像された各々の拡大像の移動軌跡を求め、求められた移動軌跡に基づき、被検体5の回転中心線Aの位置変動量を算定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、工作機械や電子機器等に用いられる種々の回転体の回転中心線の位置変動(振れ)を測定する方法および装置に関し、特に、精密工作機械の主軸等の高い回転精度が要求される回転体の回転中心線の位置変動を測定するのに好適な回転中心線の位置変動測定方法および装置に関する。
研削機等の精密工作機械においては、主軸の回転中心線の位置(主軸の径方向の位置)が大きく変動すると加工精度が著しく低下するので、出荷時やメンテナンス時において、回転中心線の位置変動量をチェックする必要がある。
このような主軸等の回転体の回転中心線の位置変動量を測定する手法として、2点法または3点法というものが知られている。これは、回転体の外周面に沿って複数個の変位計を配置し(変位計を2個配置するものが2点法、3個配置するものが3点法と称される)、回転体の回転に伴う主軸外周面の位置変動量を各変位計において測定するものであり、各変位計による測定データに基づき、回転体の回転中心線の位置変動量を算出するように構成されている(下記特許文献1〜3参照)。
上述の従来手法によれば、回転体の回転中心線の位置変動量を2次元的に測定することが可能となるが、複数の変位計を用いる必要があるため、各変位計の間で特性(例えば、温度特性)の相違がある場合には各変位計の測定データ間で特性の相違に起因した誤差が生じてしまい、高精度な測定結果を得ることが困難となるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、被検体の回転に伴う回転中心線の位置変動を高精度に測定することが可能な回転中心線の位置変動測定方法および装置を提供することを目的とする。
本発明に係る回転中心線の位置変動測定方法は、被検体の回転に伴う該被検体の回転中心線の位置変動を測定する回転中心線の位置変動測定方法であって、
顕微鏡を、該顕微鏡の対物レンズの光軸が前記回転中心線と平行となるように、かつ該回転中心線が該顕微鏡の被観察領域内に位置するように配置し、
前記顕微鏡により拡大して観察される位置指標を、該位置指標が前記被観察領域内において前記被検体と一体的に回転し得るように該被検体に設置し、
前記被検体が回転する過程の複数の時点において、前記対物レンズを介して形成された、前記位置指標の拡大像をそれぞれ撮像し、
撮像された各々の前記拡大像の撮像座標系内における移動軌跡を求め、求められた該移動軌跡に基づき、前記回転中心線の位置変動量を算定する、ことを特徴とするものである。
顕微鏡を、該顕微鏡の対物レンズの光軸が前記回転中心線と平行となるように、かつ該回転中心線が該顕微鏡の被観察領域内に位置するように配置し、
前記顕微鏡により拡大して観察される位置指標を、該位置指標が前記被観察領域内において前記被検体と一体的に回転し得るように該被検体に設置し、
前記被検体が回転する過程の複数の時点において、前記対物レンズを介して形成された、前記位置指標の拡大像をそれぞれ撮像し、
撮像された各々の前記拡大像の撮像座標系内における移動軌跡を求め、求められた該移動軌跡に基づき、前記回転中心線の位置変動量を算定する、ことを特徴とするものである。
また、本発明に係る回転中心線の位置変動測定装置は、被検体の回転に伴う該被検体の回転中心線の位置変動を測定する回転中心線の位置変動測定装置であって、
対物レンズの光軸が前記回転中心線と互いに平行となるように、かつ該回転中心線が被観察領域内に位置するように配置される顕微鏡と、
前記被観察領域内において前記被検体と一体的に回転し得るように該被検体に設置され、前記顕微鏡により拡大して観察される位置指標と、
前記被検体が回転する過程の複数の時点において、前記対物レンズを介して形成された、前記位置指標の拡大像をそれぞれ撮像する撮像手段と、
撮像された各々の前記拡大像の撮像座標系内における移動軌跡を求め、求められた該移動軌跡に基づき、前記回転中心線の位置変動量を算定する解析手段と、を備えてなることを特徴とするものである。
対物レンズの光軸が前記回転中心線と互いに平行となるように、かつ該回転中心線が被観察領域内に位置するように配置される顕微鏡と、
前記被観察領域内において前記被検体と一体的に回転し得るように該被検体に設置され、前記顕微鏡により拡大して観察される位置指標と、
前記被検体が回転する過程の複数の時点において、前記対物レンズを介して形成された、前記位置指標の拡大像をそれぞれ撮像する撮像手段と、
撮像された各々の前記拡大像の撮像座標系内における移動軌跡を求め、求められた該移動軌跡に基づき、前記回転中心線の位置変動量を算定する解析手段と、を備えてなることを特徴とするものである。
本発明に係る回転中心線の位置変動測定装置において、前記位置指標は前記被観察領域内において複数配置される、とすることができる。
本発明において回転中心線とは、空間に固定されるものではなく、被検体に固定されるものとして定義する。
本発明に係る回転中心線の位置変動測定方法および装置によれば、上述の構成を備えたことにより、以下のような効果を奏する。
すなわち、被検体に設置された位置指標の移動軌跡は、回転中心線の位置変動が無い場合には円形となり、位置変動が有る場合にはその変動量に応じて円形から外れた形状となる。本発明では、顕微鏡を用いて位置指標の拡大像を撮像し、この拡大像により位置指標の移動軌跡を求めるので、移動軌跡の微小な変動をも捉えることができる。したがって、回転中心線の位置変動量を高精度に求めることが可能となる。
また、複数の変位計を各測定系として用いる必要のある従来手法とは異なり、本発明では顕微鏡を唯一の測定系として用いればよいので、各測定系間の特性の相違に起因する誤差が生じる虞はない。
以下、本発明に係る実施形態について、上記図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態の説明に使用する各々の図は、詳細な形状や構造を示すものではなく、各部材の大きさや部材間の距離等は適宜変更してある。
図1に示す回転中心線位置変動測定装置(以下「本実施形態装置」と称することがある)は、被検体5(例えば、旋盤機の主軸)の回転に伴うその回転中心線Aの位置変動量を測定解析するものであり、顕微鏡1と、解析手段としての解析装置2と、被検体5の先端面5aに載置固定される測定用治具3とを備えてなる。なお、被検体5の回転中心線Aは、被検体5に固定されたものとして扱い、被検体5の先端面5aは、回転中心線Aに対し垂直に形成されているものとする。
上記顕微鏡1は、図1に示すように、落射照明光学系10Aと観察光学系10Bとからなる。このうち落射照明光学系10Aは、光源部11、コレクタレンズ12、開口絞りAS、視野絞りFS、視野レンズ13、ハーフミラー14および対物レンズ15からなり、光源部11から出力された光束を照明光として上記測定用治具3に照射するように構成されている。一方、観察光学系10Bは、落射照明光学系10Aに兼用される対物レンズ15と、結像レンズ16と、撮像手段としての撮像カメラ17とからなり、顕微鏡1の被観察領域内の観察対象物(本実施形態装置では、後述する位置指標32)の拡大像を、対物レンズ15および結像レンズ16によって撮像カメラ17の2次元イメージセンサ18(CCDやCMOS等からなる)上に形成し、この拡大像を撮像カメラ17により撮像するように構成されている。
上記解析装置2は、画像処理や各種演算処理を行うコンピュータ等により構成され、各種プログラムを格納したハードディスク等の記憶装置や、各種演算処理を行うCPUを備えるとともに、これらCPUおよびメモリ内のプログラム等により構成される移動軌跡算出部21および位置変動量算定部22を備えてなる(図2参照)。
上記測定用治具3は、図3に示すように、基板31と、該基板31の中心点Cの近傍に形成された位置指標32とからなる。この位置指標32は、例えば、基板31上に蒸着等により形成された、金,アルミニューム,クロム等の金属膜から構成される。また、この位置指標32の大きさは、顕微鏡1の観察倍率や照明光の波長等に応じて適宜設定することが可能であるが、本実施形態装置では、例えば、顕微鏡1の観察倍率を2000倍、照明光の中心波長を405nmとし、位置指標32の径を略300nmに設定する。また、基板31の表面の、位置指標32が形成された領域を除く他の領域には反射防止膜が形成されており、照明光の反射が抑制されるようになっている。
なお、測定用治具3に替えて、図4に示す測定用治具3Aを用いることもできる。この測定用治具3Aは、基板31Aの中心点C´の近傍に3個の位置指標32A〜32Cが形成されている点が、上記測定用治具3と異なっている。また、3個の位置指標32A〜32Cは、中心点C´までの各距離が互いに異なる位置に形成されている。
次に、本発明の一実施形態に係る回転中心線の位置変動測定方法(以下「本実施形態方法」と称する)について説明する。なお、本実施形態方法は、上述の回転中心線位置変動測定装置を用いて行われる。
〈1〉図1に示す顕微鏡1を、対物レンズ15の光軸Lが被検体5の回転中心線Aと平行となるように、かつ該回転中心線Aが顕微鏡1の被観察領域内に位置するように配置する。なお、本実施形態方法では、上記光軸Lと上記回転中心線Aとが互いに重なるように顕微鏡1の位置調整が行われる(本発明の必須要件ではない)。
〈2〉図3に示す測定用治具3を、位置指標32が上記被観察領域内において被検体5と一体的に回転し得るように該被検体5の先端面5aに載置固定する(図1参照)。なお、本実施形態方法では、測定用治具3の基板31の中心点Cが上記光軸L上に位置するように測定用治具3の位置調整が行われる(本発明の必須要件ではない)。
〈3〉被検体5を回転させるとともに、該被検体5が回転する過程の複数の時点において、上記対物レンズ15および上記結像レンズ16により2次元イメージセンサ18上に形成された、上記位置指標32の拡大像を上記撮像カメラ17によりそれぞれ撮像する。撮像回数は、被検体5の回転速度に応じて適宜設定することが可能であるが、本実施形態方法では、例えば、毎分10000回の割合で撮像を行う。
〈4〉上記複数の時点毎に撮像された各々の拡大像の移動軌跡P(図6参照)を、上記2次元イメージセンサ18に応じて適宜設定された撮像座標系内において求める。この移動軌跡Pの求め方の概要は、以下の通りである。
(a)まず、撮像された各画像データを2値化して、拡大像の中心位置を特定し易くする。2値化する際の閾値としては、拡大像の大きさと2次元イメージセンサ18の画素密度との関係に応じて適宜設定することができるが、高めに設定した方が拡大像の中心位置の特定が容易となる。例えば、拡大像を円形のスポット像とし、その光強度分布が図5に示すようなガウス分布(2次元的に示す)になるとした場合、閾値を、最大強度IMの1/e2(eはネイピア数)となるI1に設定したときよりも、最大強度IMの1/eとなるI2に設定したときの方が、さらには、最大強度IMの8/9となるI3に設定したときの方が、2値化後の拡大像の径がより小さくなる(d3>d2>d1)ので、その中心位置の特定が容易となる。
(b)次に、撮像座標系内において、2値化後の拡大像の中心位置(重心位置としてもよい)の座標値を上記画像データ毎に求め、それらの座標値を撮像順に結ぶことにより、上記移動軌跡Pを求める。なお、この移動軌跡Pの算出は、上述の移動軌跡算出手段21において実行される。
〈5〉上記手順〈4〉において求められた移動軌跡Pに基づき、被検体5の回転中心線Aの位置変動量δ(図7参照)を算定する。この位置変動量δの求め方の概要は、以下の通りである。
[a]まず、上記移動軌跡Pにフィッティングする最小自乗円S0を求めるとともに、その中心点T0を特定する。
[b]次に、上記最小自乗円S0と同心(中心点T0)の、上記移動軌跡Pと外接する大円SMおよび内接する小円Smを求める。
[c]次いで、上述の大円SMおよび小円Smの半径の差を、上記位置変動量δとして算定する。なお、この位置変動量δの算定は、上述の位置変動量算定手段22において実行される。
[b]次に、上記最小自乗円S0と同心(中心点T0)の、上記移動軌跡Pと外接する大円SMおよび内接する小円Smを求める。
[c]次いで、上述の大円SMおよび小円Smの半径の差を、上記位置変動量δとして算定する。なお、この位置変動量δの算定は、上述の位置変動量算定手段22において実行される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、種々に態様を変更することが可能である。
例えば、上記実施形態においては、図3に示す測定用治具3を用いているが、これに替えて図4に示す測定用治具3Aを用いることも可能である。測定手順は、測定用治具3を用いた場合と同様であるが、測定用治具3Aが3個の位置指標32A〜32Cを有しているため、各位置指標32A〜32Cに対応した3個の移動軌跡が求められることとなる。そこで、3個の移動軌跡毎に、上述の手順によって各位置変動量(δ1,δ2,δ3とする)を求め、これらを平均することにより位置変動量(=(δ1+δ2+δ3)/3)を算定することができる。
また、測定用治具3,3Aにおける位置指標32,32A〜32Cは照明光を反射する反射タイプのものであるが、照明光を透過する透過タイプのものを位置指標として用いることも可能である。このような透過タイプの位置指標は、中空の被検体の回転中心線の位置変動を測定する場合などに適用することが可能である。なお、透過タイプの位置指標を用いる場合には、上述の落射照明光学系10Aに替えて、顕微鏡用の照明系としては一般的な透過照明光学系(図示略)が用いられる。
また、被検体外周面の形状を測定する変位計(1個でも可。図示略)を組み合わせて用いることにより、被検体外周面の真円度の測定を行うことも可能となる。
1 顕微鏡
2 解析装置
3,3A 測定用治具
5 被検体
5a (被検体の)先端面
10A 落射照明光学系
10B 観察光学系
11 光源部
12 コレクタレンズ
13 視野レンズ
14 ハーフミラー
15 対物レンズ
16 結像レンズ
17 撮像カメラ
18 2次元イメージセンサ
21 移動軌跡算出部
22 位置変動量算定部
31,31A 基板
32,32A〜32C 位置指標
A 回転中心線
L 光軸
C,C´ (基板の)中心点
AS 開口絞り
FS 視野絞り
IM 最大強度
I1〜I3 閾値
d1〜d3 (拡大像の)径
P 移動軌跡
S0 最小自乗円
SM 大円
Sm 小円
T0 (円の)中心点
δ 位置変動量
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I1〜I3 閾値
d1〜d3 (拡大像の)径
P 移動軌跡
S0 最小自乗円
SM 大円
Sm 小円
T0 (円の)中心点
δ 位置変動量
Claims (3)
- 被検体の回転に伴う該被検体の回転中心線の位置変動を測定する回転中心線の位置変動測定方法であって、
顕微鏡を、該顕微鏡の対物レンズの光軸が前記回転中心線と平行となるように、かつ該回転中心線が該顕微鏡の被観察領域内に位置するように配置し、
前記顕微鏡により拡大して観察される位置指標を、該位置指標が前記被観察領域内において前記被検体と一体的に回転し得るように該被検体に設置し、
前記被検体が回転する過程の複数の時点において、前記対物レンズを介して形成された、前記位置指標の拡大像をそれぞれ撮像し、
撮像された各々の前記拡大像の撮像座標系内における移動軌跡を求め、求められた該移動軌跡に基づき、前記回転中心線の位置変動量を算定する、ことを特徴とする回転中心線の位置変動測定方法。 - 被検体の回転に伴う該被検体の回転中心線の位置変動を測定する回転中心線の位置変動測定装置であって、
対物レンズの光軸が前記回転中心線と互いに平行となるように、かつ該回転中心線が被観察領域内に位置するように配置される顕微鏡と、
前記被観察領域内において前記被検体と一体的に回転し得るように該被検体に設置され、前記顕微鏡により拡大して観察される位置指標と、
前記被検体が回転する過程の複数の時点において、前記対物レンズを介して形成された、前記位置指標の拡大像をそれぞれ撮像する撮像手段と、
撮像された各々の前記拡大像の撮像座標系内における移動軌跡を求め、求められた該移動軌跡に基づき、前記回転中心線の位置変動量を算定する解析手段と、を備えてなることを特徴とする回転中心線の位置変動測定装置。 - 前記位置指標は前記被観察領域内において複数配置される、ことを特徴とする請求項2記載の回転中心線の位置変動測定装置。
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