JP2004012335A - 被検体の傾き誤差調整支援方法 - Google Patents

被検体の傾き誤差調整支援方法 Download PDF

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▲葛▼ 宗濤
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Abstract

【目的】クランプ装置に保持されたフェルールを自転して得られた、各回転位置における干渉縞の中心位置の移動軌跡に基づき、フェルールの軸の傾き誤差を簡易かつ低コストで認識し、その調整に役立てる。
【解決手段】フェルール501が傾いており、しかもその先端面503の形状が頂偏芯を有している場合には、先端面503の干渉縞の中心は、投影面座標上において先端面503の頂点位置に対応した位置Pとなり、フェルール501を、その中心軸(S−S´)を中心にして回転させると、各回転位置における干渉縞の中心の軌跡Tは、点C(0,0)から距離dだけ離れた点Oを中心にした所定半径の円となる。この円の中心の座標X、Yを所定の演算により求め、この中心位置と、フェルール501の球状先端部の回転中心位置に対応する位置との相対距離情報およびその相対方向情報に基づきフェルール501の傾き調整を行なう。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば顕微干渉計装置(「干渉顕微鏡装置」とも称される)を用いて、フェルールの先端部の形状等を解析する際に、クランプ装置に保持されてなる該フェルールの軸の傾き誤差調整を支援する被検体の傾き誤差調整支援方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、光通信に用いられる光ファイバの研究開発が盛んに進められている。
この種の光ファイバは、例えば外径10μm程度のコアと、その外周に設けた例えば外径125μm程度のクラッド層からなり、光ファイバ同士を接続するためにその接続端部にフェルールを備えたものが知られている。
【0003】
フェルールとは、光ファイバを接続するための光コネクタを構成する一組のプラグの各々において、光ファイバの一端を保持固定する円筒状の部品である。フェルールは、その外径の中心部に光ファイバが挿入され接着剤等で固定された後、その先端を鏡面状に研磨されており、2つのフェルールの先端面を突き合わせることによって、それぞれに保持された2つの光ファイバを接続できるように構成されている。
【0004】
このフェルールの先端面は、光軸に対して直交する平面に研磨されたものや、光軸に対して斜交する平面に研磨されたものが知られているが、最近、フェルールの先端面を突き合わせる際の押圧力により先端面が弾性変形して、フェルール先端面同士の密着性を高め得るように、先端面を球面凸形状にするPC(phisical contact)研磨が施されたものが注目されている。
【0005】
ところで、光ファイバ接続に伴う光損失を低減するため、フェルールには高精度な種々の規格がJISにより定められており、上記PC研磨が施されたフェルールに対しては、先端面の曲率半径の寸法誤差、フェルールの球状先端面の頂点と光ファイバのコアの中心(ファイバの外形中心)との位置ずれ誤差など、6項目に及ぶμmオーダの規格が定められている。
【0006】
また、作製されたフェルールが、上述した規格に適合しているかどうかを検査するために、顕微干渉計装置が用いられることがある。顕微干渉計装置は、微小な被検体の表面形状や屈折率分布などの位相情報を担持した物体光と、所定の基準板から反射された参照光とを干渉させて得られる干渉縞を観察し、この干渉縞の形状や変化を測定解析することにより、被検体の位相情報を得るように構成されている。
【0007】
このような顕微干渉計装置を用いて、作製されたフェルールの検査を行なう場合、顕微干渉計装置の基準板の前方の所定位置にクランプ装置を配し、このクランプ装置により、検査するフェルールを保持するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したようにフェルール先端面の形状規格はμmオーダとされているため、その測定は極めて高精度であることが要求され、前述したクランプ装置により保持されたフェルールが若干傾いていても、この検査に適合した測定精度を得ることは困難である。特に、前述したフェルールの球状先端面の頂点と光ファイバのコアの中心(ファイバの外形中心)との位置ずれ誤差を検査する際には、顕微干渉計装置の基準面の法線とフェルールの軸との傾き誤差を10秒以下の角度としなければ検査に適合した測定精度を得ることは困難である。
【0009】
上記傾き誤差は、プラグを保持する部材、プラグの位置調整手段さらにはプラグの傾き調整手段などの誤差の累積によるところも大きく、結局、セットした当初の状態において上記傾き誤差を10秒以内の角度に収めることは事実上極めて困難である。
【0010】
また、上記フェルールの傾きを直接測定しながら、クランプ装置の傾きを調整する手法も考えられるが、その測定および調整が極めて複雑で精度を要するため容易に傾き誤差を調整することができない。
【0011】
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、クランプ装置に保持されたフェルールの軸の傾き誤差を、簡易かつ低コストで調整することを可能とする被検体の傾き誤差調整支援方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の被検体の傾き誤差調整支援方法は、フェルールをクランプ装置により保持し、被検体である該フェルールの球状先端部を顕微干渉計装置により観察する際に、該フェルールの軸の傾き誤差調整を支援する方法において、
前記フェルールが前記クランプ装置に保持された状態で、前記フェルールを該クランプ装置に対して所定角度だけ自転させ、少なくとも3つの回転位置において前記顕微干渉計装置により該フェルールの球状先端部の干渉縞画像を得、
得られた少なくとも3つの前記干渉縞画像において干渉縞中心位置を各々求め、
求められた干渉縞中心位置に基づき、演算により、各々の該干渉縞中心位置の近傍を通過する円の中心位置を求めて測定中心位置とし、
該測定中心位置と前記フェルールの球状先端部の回転中心位置に対応する位置との相対距離情報、または該相対距離情報およびその相対方向情報を前記フェルールの軸の傾き誤差調整値として出力することを特徴とするものである。
【0013】
この場合において、前記フェルールが前記クランプ装置に保持された状態で、前記フェルールを該クランプ装置に対して所定角度だけ自転させ、3つの回転位置において前記顕微干渉計装置により該フェルールの球状先端部の干渉縞画像を得、
得られた3つの前記干渉縞画像において干渉縞中心位置を各々求め、
求められた3つの干渉縞中心位置を各々頂点とする三角形の外接円の中心位置を求めて前記測定中心位置とすることが可能である。
【0014】
また、前記フェルールが前記クランプ装置に保持された状態で、前記フェルールを該クランプ装置に対して所定角度だけ自転させ、4つ以上の回転位置において前記顕微干渉計装置により該フェルールの球状先端部の干渉縞画像を得、
得られた4つ以上の前記干渉縞画像において干渉縞中心位置を各々求め、
求められた4つ以上の前記干渉縞中心位置の中から任意の3つの干渉縞中心位置を少なくとも2組選択し、この選択された3つの干渉縞中心位置を各々頂点とする三角形の外接円毎にその中心位置を求め、
求められた複数の該中心位置の平均値を求めて前記測定中心位置とすることを特徴とするものである。
【0015】
また、前記フェルールの軸の傾き誤差調整値に基づき、前記測定中心位置と前記フェルールの球状先端部の回転中心位置に対応する位置との相対距離情報、または該相対距離情報およびその相対方向情報をモニタ上に表示して前記フェルールの軸の傾き誤差調整の便宜を図るようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明するが、本発明の実施形態に係る被検体の傾き誤差調整支援方法を説明する前に、被検体であるフェルールを保持するクランプ装置を搭載するとともに、所定の干渉光学系により該フェルールの球状先端部を観察する顕微干渉計装置について図11を参照しながら説明する。
【0017】
<顕微干渉計装置>
図11は、顕微干渉計装置の一部を破断して示す斜視図である。
図11に示す顕微干渉計装置1は、底板2、前板3(一部破断して図示)、後板4、隔壁板5およびカバーケース6(一部破断して図示)からなる本体筐体内に、電源部7、コントロールボックス8および干渉計本体部10を備えている。
【0018】
この干渉計本体部10は、対物レンズユニット11、ピエゾユニット12、ハーフミラー・光源ユニット13、結像レンズユニット14、ミラーボックス15およびCCDカメラユニット16を備えている。これらのうち、結像レンズユニット14、ミラーボックス15およびCCDカメラユニット16は、隔壁板5に固定された固定台17に取り付けられており、対物レンズユニット11、ピエゾユニット12およびハーフミラー・光源ユニット13は、フォーカス台18(一部破断して図示)に取り付けられている。
【0019】
このフォーカス台18は、前板3と固定台17との間において前後方向(図中の矢印FおよびB方向)に互いに平行な状態で延設された上下2本のガイド軸19A,19B(一部破断して図示)に、前後方向にスライド移動可能に支持されている。また、上記固定台17と上記フォーカス台18との間には、コイルバネ9が配されており、上記フォーカス台18は、このコイルバネ9の弾性により前方(図中の矢印F方向)に向けて付勢されている。
【0020】
また、上記前板3には、上記フォーカス台18を移動させて干渉計本体部10のフォーカス調整を行なうためのフォーカス調整ネジ20が設けられている。このフォーカス調整ネジ20は、前板3に形成された不図示のネジ孔に、自身の軸周りの回転により前後方向に移動可能に螺合するネジ軸部21と、このネジ軸部21を回転させるためのツマミ部22とを備えてなる。このネジ軸部21の先端面はフォーカス台18の前面部に設けられた半球状の凸部18aに当接している。このためフォーカス調整ネジ20は、ツマミ部22を回転させてネジ軸部21の前板3からの突出長を変えることにより、フォーカス台18をガイド軸19A,19Bに沿って前後方向に移動させることが可能となっており、これによりフォーカス調整を行なえるようになっている。
【0021】
上述したような構成を有する干渉計本体部10は、対物レンズユニット11の前方の所定位置に保持された微小な被検体(不図示)に、不図示の光源からの照明光を参照光と分割して照射し、被検体から反射してきた物体光を参照光と干渉させ、その干渉光を結像レンズユニット14内の結像レンズ系(不図示)を通した後、不図示のCCD上に干渉縞を結像させる。そして、得られた干渉縞の形状や変化を測定解析することにより、被検体の表面形状の三次元計測や物性の測定を行なえるようになっている。なお、干渉計本体部10としては、ミロー型やマイケルソン型、リニーク型など種々のタイプのものを用いることが可能である。
【0022】
また、上記前板3には、傾斜調整装置100が配されている。この傾斜調整装置100は、前板3に固定されたL字状の第1の基部材110と、この第1の基部材110と同様のL字状をなし、第1の基部材110に対向配置された第2の基部材120を備えている。第2の基部材120は、支点部130を中心に第1の基部材110に対して傾動可能に支持されており、第1の傾斜調整ネジ140および第2の傾斜調整ネジ150により、支点部130から略鉛直方向に延びる軸線周りと、支点部130から略水平方向に延びる軸線周りとにそれぞれ傾動して、第1の基部材110に対する傾きを調整できるようになっている。
【0023】
この傾斜調整装置100の第2の基部材120には、クランプ装置保持具200が取り付けられている。クランプ装置保持具200は、上段部210と下段部220とそれらを繋ぐ連結部230とを有してなり、その下段部220を3個の取付ネジ240により固定されている。クランプ装置保持具200の上段部210は、対物レンズユニット11の前面側に位置し、その中央部には、保持用凹部211が形成されており、この保持用凹部211内に、クランプ装置300を保持している。なお、この他に前板3には、顕微干渉計装置1の電源をオンオフする電源スイッチ30が設けられている。
【0024】
<クランプ装置の構成>
以下、上記クランプ装置300について、図7〜図10を用いて詳細に説明する。図7は本発明の一実施形態に係るフェルールのクランプ装置の断面図、図8はその斜視図、図9はその部分正面図、図10はその一部を取り出して示す斜視図である。なお、図7においては、フェルールを保持した状態を示している。
【0025】
図示したクランプ装置300は、図7に示す筒状部材410の内部に収容されたフェルール420を、図11に示す顕微干渉計装置1の対物レンズユニット11前方の所定位置に保持するためのものである。
【0026】
上記筒状部材410は、不図示の相手側プラグと不図示のスリーブを介して接合される光コネクタ用プラグ400(以下、「プラグ400」と略称することがある)を構成するものであり、内筒412とこの内筒412に対し前後方向にスライド可能に配された外筒411とを備えてなり、その内部にフェルール420を収容している。
【0027】
このフェルール420は、フェルール本体421の外径中心にシングルモードタイプの光ファイバ430の一端部を保持しており、このフェルール本体421の後端部には、円筒部422と鍔部423とからなる保持具が取り付けられている。フェルール本体421は、ジルコニアセラミックからなり、その先端面424は凸球面状にPC研磨されている。
【0028】
フェルール420は、上記円筒部422にコイルバネ425が取り付けられた状態で筒状部材410内に収容され、バネ押え環413により後方への脱抜が規制されている。また、フェルール420は、コイルバネ425の弾性によって、前方(図7の右方)に向けて定圧付勢されており、これによって、その先端面424が不図示の相手側フェルールの先端面と密着し易いように構成されている。
【0029】
一方、上記クランプ装置300は、図7および図8に示すように、略円環状に形成された基部310と、この基部310よりも肉厚の円板状に形成された支持部320と、この支持部320に対して上下移動可能に配された変位部330と、この変位部330を上方から押圧する押圧部材340とを備えてなる。
【0030】
図8に示すように上記基部310は、3個のネジ孔311と位置決め用の切欠部312とを備えている。ネジ孔311は、クランプ装置300を上記クランプ装置保持具200(図11参照)に取り付けるためのネジ用のものであり、切欠部312は、クランプ装置保持具200に設けられた位置決め用のピン(不図示)が、この切欠部312に入るようにクランプ装置300をセットすれば、クランプ装置300のクランプ装置保持具200に対する位置決めが行なえるように設けられている。また、基部310の頂部には、凹陥部313が設けられている。
【0031】
上記支持部320は、上記基部310と一体に形成されており、その中央部やや上方寄りには矩形状の窓部321が設けられている。また、支持部320の前面には、上記窓部321の下辺に隣接した半円状の凹部322が設けられ、この凹部322内には、上記クランプ装置300の軸線Lに沿って前方に延びる第1の支持片323が設けられている。図8に示すように、この第1の支持片323の外周面は半円筒面状に、内周面は断面V字型の溝状にそれぞれ形成されている。なお、図7において図示された第1の支持片323の断面は、第1の支持片323とフェルール420とが当接する位置に沿って示されたものである。
【0032】
上記変位部330は、上記基部310とは別体に形成され、上記支持部320の窓部321内に配されている。また、変位部330の前面には、上記支持部320の凹部322と対称的に形成された半円状の凹部332が設けられ、この凹部332内には、上記クランプ装置300の軸線Lを挟んで、上記第1の支持片323と対向した状態で前方に延びる第2の支持片333が設けられている。図8に示すように、この第2の支持片333の外周面は半円筒面状に、内周面は断面台形型の溝状にそれぞれ形成されている。
【0033】
この変位部330は、詳しくは図9に示すように、上記支持部320の窓部321内の左側端部および右側端部において上下方向に延びるガイド軸334A,334Bに沿って、上下方向に移動できるようになっている。図10に示すように、2本のガイド軸334A,334Bには、変位部330を上方に付勢するコイルバネ335(ガイド軸334B側のみ図示)が取り付けられており、変位部330には、このコイルバネ335の上端部を保持するバネ座用凹部336が設けられている。このコイルバネ335の弾性により変位部330の第2の支持片333は、変位部330が押圧部材340により押圧を受けていない場合、支持部320の第1の支持片323に一側面側を支持された状態のフェルール420の他側面から離れるクランプ解除位置に位置している。なお、コイルバネ335は、ガイド軸334A,334Bとは別の位置に設けるようにしてもよい。また、変位部330を上方に付勢する手段として、ゴム等の他の弾性部材を用いることも可能である。
【0034】
上記押圧部材340は、図7に示すように、上記基部310の頂部に形成された上記凹陥部313の底面から上記支持部320に形成された上記窓部321まで貫通したネジ孔324と螺合するネジ軸部341と、このネジ軸部341よりも一回り大きい径を有するネジ基部342と、このネジ基部342に形成されたネジ孔343と螺合するネジ軸部344を先端部に有するレバー部材345とを備えてなる。このレバー部材345を、ネジ軸部341の軸線C´を中心に回動させることにより、押圧部材340は、そのネジ軸部341の球状先端面を変位部330に当接させた状態で、変位部330を下方に向けて押圧し、第2の支持片333を上記コイルバネ335に抗して、上記クランプ解除位置からフェルール420の上記他側面に当接するクランプ位置に変位させることができるようになっている。
【0035】
なお、変位部330には、図7に示すように、クランプ装置300に保持された状態の筒状部材410の一側壁部を挟んで、上記第2の支持片333と対向するように延びた被押圧片337が設けられている。上記押圧部材340は、その押圧点P′(ネジ軸部341の球状先端面と被押圧片337との接点)を通る力の作用線(上記軸線C´に一致する)が、上記筒状部材410の内部を通って上記被押圧片337と交わり、さらに上記第1の支持片323によるフェルール420の支持範囲(図7の点Sと点Tとの間の範囲)内を通るように配置されている。また、押圧部材340のレバー部材345は、図8に示すように、クランプ装置300の基部310の頂部に設けられた凹陥部313の左右の壁部により構成されるストッパ部314により、その回動範囲が規制されるようになっている。
【0036】
<クランプ装置の作用>
上述したように構成されたクランプ装置300は、以下のようにして光コネクタ用プラグ400を保持する。まず、フェルール420の先端部を、クランプ装置300の支持部320の第1の支持片323と、変位部330の第2の支持片333との間に挿入するようにして、プラグ400をクランプ装置300の前面に押し当てる。次に、押圧部材340のレバー部材345を回動して、押圧部材340のネジ軸部341の先端面により変位部330の被押圧片337を押圧し、変位部330の第2の支持片333を上記クランプ解除位置から上記クランプ位置に変位させ、この第2の支持片333と上記第1の支持片323とによりフェルール420の先端部を把持する。これにより、プラグ400は、フェルール420の軸線(不図示)がクランプ装置300の軸線Lと一致した状態で、クランプ装置300により保持される。
【0037】
この保持状態において、クランプ装置300の第1の支持片323および第2の支持片333は、互いに対向した状態で筒状部材410の先端外方側から内方側に向かって延びている。このため、第1および第2の支持片323,333によるフェルール420のチャック代を長くとることが可能となっている。また、押圧部材340のネジ軸部341の球状先端面が、第2の支持片333の上に張り出して(オーバーハングして)延びる、変位部330の被押圧片337を押圧している。これにより、押圧部材340の上記力の作用線は、上記筒状部材410の内部を通って上記被押圧片337と交わり、さらに上記第1の支持片323によるフェルール420の支持範囲内を通る。このため、押圧部材340により変位部330を押圧しても、変位部330に捩れ(上記力の作用線が、第1の支持片323によるフェルール420の支持範囲外を通る場合に生ずる、図7において、変位部330を時計方向に回転させる方向の捩れ)を生じさせることがなく、フェルール420を確実に把持することが可能となっている。
【0038】
プラグ400をクランプ装置300から取り外す場合には、押圧部材340のレバー部材345を逆方向に回動させ、ネジ軸部341の先端面による変位部330の押圧を解除し、これにより変位部330の第2の支持片333をクランプ解除位置に移動させて、第2の支持片333と第1の支持片323によるフェルール420の把持を解除することによって、フェルール420を解放すればよい。
【0039】
<被検体の傾き誤差調整支援方法>
上述した如くして、フェルール420をクランプ装置300に確実に保持させるようにしているが、前述したようにフェルール先端面の形状規格はμmオーダとされており、その測定は極めて高精度であることが要求されるため、前述したクランプ装置により保持されたフェルールが微小角度傾いていても、この検査に適合した測定精度を得ることは困難である。
【0040】
しかしながら、このような装置においては、上述したように各種の機構部品(傾斜調整装置100、クランプ装置保持具200等)を有しており、その機械公差がどうしても累積してしまい、それに応じてフェルールが微小角度傾いてしまう。特に、前述したフェルールの球状先端面の頂点と光ファイバのコアの中心(ファイバの外形中心に略一致)との位置ずれ誤差を検査する際には、顕微干渉計装置1の基準面の法線とフェルールの軸との傾き誤差を10秒以下の角度としなければ検査に適合した測定精度を得ることは困難である。
【0041】
そこで、この傾き誤差を調整することになるが、その精度を極めて高くする必要があることから、本実施形態方法においては、以下の如き手法により、その調整の支援を行なうようになっている。
【0042】
ここで、顕微干渉計装置1によりフェルールの先端面の形状を観察する場合を考える。図2に示すように、フェルール501の外形中心軸(一点鎖線)と一致してファイバ502が配されていた場合に、その先端面503の投影面座標上において、xy座標の点C(0,0)と重なるようにコア502Aが位置するように設定しておく。なお、この投影面座標上において、コア502Aの周りにクラッド502Bが位置することになるが、クラッド502Bについては以下省略する。また、この先端面503に頂偏芯(頂点が中心からずれていること)がなく、また、フェルール501の中心軸が顕微干渉計装置1の基準面に垂直に配されている場合には、先端面503の干渉縞は、投影面座標上の点C(0,0)を中心として現れる。
【0043】
しかしながら、このようなフェルール501の先端面503には、一般に頂偏芯が存在しており、その先端面503の形状は、例えば図3に示すように偏芯した形状とされている。先端面503がこのような形状とされた場合、この先端面503の干渉縞の中心位置は、投影面座標上において先端面503の頂点位置に対応した位置Pとなり、フェルール501の中心軸が顕微干渉計装置1の基準面に垂直に配されている場合には、フェルール501を、その中心軸(S−S´)を中心にして回転させると、干渉縞の中心の軌跡Tは点C(0,0)を中心にした半径dの円となる。
【0044】
次に、このようにフェルール501の中心軸が顕微干渉計装置1の基準面に垂直な軸に対して傾いている場合を考えてみる。まず、その先端面503の形状が図4に示すように、頂偏芯を有していないと仮定する。このとき先端面503の干渉縞の中心は、投影面座標上において先端面503の頂点位置に対応した位置Pとなり、フェルール501を、その中心軸(S−S´)を中心にして回転させると、干渉縞の中心の軌跡Tは、図3の場合と同様に点C(0,0)を中心にした半径dの円となる。
【0045】
しかしながら、図5に示すように、フェルール501が傾いており、しかもその先端面503の形状が頂偏芯を有している場合には、先端面503の干渉縞の中心は、投影面座標上において先端面503の頂点位置に対応した位置Pとなり、フェルール501を、その中心軸(S−S´)を中心にして回転させても、干渉縞の中心は動かず、その軌跡Tは点となる。
【0046】
図1は、このことを詳しく示すものであり、フェルール501を、その中心軸(S−S´)を中心にして互いに180°回転させた場合の先端面503A、503Bが示されている。この場合において、干渉縞の中心の軌跡Tの中心(円心)であるO(x,y)と上記点C(0,0)との距離dは、d=(R―δ ×sinθと表される。ここで、Rは先端面の曲率半径、δは先端面の曲率中心とフェルール501の中心軸との距離、θはフェルールの傾き、φは上記O(x,y)と上記点C(0,0)とを結ぶ直線のY軸に対する傾きである。
【0047】
また、一般に、この干渉縞の中心の軌跡Tの中心(円心)であるO(x,y)を求めるためには、フェルール501を、その中心軸(S−S´)を中心にして所定角度だけ回転させる毎(例えば120°毎)に干渉縞を測定することで3つの回転位置における干渉縞を得、図6に示すように投影面座標上において各々の干渉縞の回転中心P、P、Pを求め、これら3つの点P、P、Pを頂点とする三角形の外接円を干渉縞の中心の軌跡Tとする。なお、厳密には、フェルール501が僅かに傾いているので、実際の干渉縞の中心の軌跡Tは完全な円ではないが、傾きが1°以内(通常はこの範囲に収まる)であれば、cos1°=0.99985となることから、近似的に円とみなしてよい。
【0048】
このように、上記三角形の外接円を干渉縞の中心の軌跡Tとみなすことにより、その中心(円心)の座標X、Yは以下の計算により求めることができる。
【0049】
【数1】
Figure 2004012335
【0050】
【数2】
Figure 2004012335
【0051】
【数3】
Figure 2004012335
【0052】
【数4】
Figure 2004012335
【0053】
【数5】
Figure 2004012335
【0054】
【数6】
Figure 2004012335
【0055】
このようにして、求められた干渉縞の中心の軌跡Tの中心(円心)の座標X、Yに基づき、干渉縞の中心の軌跡Tの中心位置Oから点C(0,0)までの距離dおよびその方向を知ることができるので、フェルール501の傾き誤差を調整することが可能となる。
この場合において、上記距離dおよびその方向はモニタ上に表示させるようにすれば、傾き誤差の調整が容易となり、好ましい。
【0056】
なお、この傾き誤差の調整は、手動調整により行なっても良いし、上記距離dおよびその方向に応じた出力値に基づき自動調整を行なうように構成してもよい。
さらに、この距離およびその方法に応じた値を補正値として測定データを補正することにより、傾き誤差の調整を行なうことも可能である。
【0057】
なお、本発明に係る被検体の傾き誤差調整支援方法としては上記実施形態のものに限られるものではなく、その他の種々の態様の変更が可能である。例えば、上述した実施形態においては、3つの回転位置においてフェルールの球状先端部の干渉縞画像を得るようにしているが、4つ以上の回転位置においてフェルールの球状先端部の干渉縞画像を得、得られた4つ以上の干渉縞画像において干渉縞中心位置を各々求め、求められた4つ以上の干渉縞中心位置の中から任意の3つの干渉縞中心位置を少なくとも2組選択し、この選択された3つの干渉縞中心位置を各々頂点とする三角形の外接円毎にその中心位置を求め、求められた複数の中心位置の平均値を求めて干渉縞の中心の軌跡Tの中心位置とするようにしてもよい。
【0058】
また、求められた3つ以上の干渉縞中心位置に基づき、最小二乗法を用いて干渉縞の中心の軌跡T、およびその中心位置を求めるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の被検体の傾き誤差調整支援方法によれば、フェルールをそのクランプ装置に対して所定角度だけ自転させ、少なくとも3つの回転位置において前記顕微干渉計装置により該フェルールの球状先端部の干渉縞画像を得、得られた少なくとも3つの前記干渉縞画像において干渉縞中心位置を各々求め、求められた干渉縞中心位置に基づき、演算により、各々の該干渉縞中心位置の近傍を通過する円の中心位置を求めて測定中心位置とし、該測定中心位置と前記フェルールの球状先端部の回転中心位置に対応する位置との相対距離情報、または該相対距離情報およびその相対方向情報を前記フェルールの軸の傾き誤差調整値として出力するようにしている。
【0060】
したがって、測定を行なうための装置を用いて、高精度にフェルールの軸の傾き誤差を認識することができる。
これにより、クランプ装置に保持されたフェルールの軸の傾き誤差を、簡易かつ低コストで調整することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る被検体の傾き誤差調整支援方法を説明するための概念図
【図2】本発明の一実施形態に係る被検体の傾き誤差調整支援方法を説明するための図
【図3】本発明の一実施形態に係る被検体の傾き誤差調整支援方法を説明するための図(傾きなし、頂偏芯ありの場合)
【図4】本発明の一実施形態に係る被検体の傾き誤差調整支援方法を説明するための図(傾きあり、頂偏芯なしの場合)
【図5】本発明の一実施形態に係る被検体の傾き誤差調整支援方法を説明するための図(傾きあり、頂偏芯ありの場合)
【図6】本発明の一実施形態に係る被検体の傾き誤差調整支援方法を説明するための図(干渉縞の中心の軌跡の中心位置を求める手法)
【図7】本発明の一実施形態に係るフェルールのクランプ装置の断面図
【図8】図7に示すクランプ装置の外観斜視図
【図9】図7に示すクランプ装置の部分正面図
【図10】図7に示すクランプ装置の一部を取り出して示す斜視図
【図11】図7に示すクランプ装置を具備した顕微干渉計装置の斜視図
【符号の説明】
1         顕微干渉計装置
2         底板
3         前板
4         後板
5         隔壁板
6         カバーケース
7         電源部
8         コントロールボックス
9         コイルバネ
10        干渉計本体部
11        対物レンズユニット
12        ピエゾユニット
13        ハーフミラー・光源ユニット
14        結像レンズユニット
15        ミラーボックス
16        CCDカメラユニット
17        固定台
18        フォーカス台
18a       凸部
19A,19B   ガイド軸
20        フォーカス調整ネジ
21        ネジ軸部
22        ツマミ部
30        電源スイッチ
100       傾斜調整装置
110       第1の基部材
120       第2の基部材
130       支点部
140       第1の傾斜調整ネジ
150       第2の傾斜調整ネジ
200       クランプ装置保持具
210       上段部
220       下段部
221       保持用凹部
230       連結部
240       取付ネジ
300       クランプ装置
310       基部
311       ネジ孔
312       切欠部
313       凹陥部
314       ストッパ部
320       支持部
321       窓部
322       凹部
323       第1の支持片
324       ネジ孔
325       ネジ部
330       変位部
332       凹部
333       第2の支持片
334A,334B ガイド軸
335       コイルバネ
336       バネ座用凹部
337       被押圧片
340       押圧部材
341       ネジ軸部
342       ネジ基部
343       ネジ孔
344       ネジ軸部
345       レバー部材
400       光コネクタ用プラグ
410       プラグ本体
411       外筒
412       内筒
413       バネ押え環
420、501   フェルール
421       フェルール本体
422       円筒部
423       鍔部
424、503、503A、503B   先端面
425       コイルバネ
430、502   光ファイバ
502A      コア
502B      クラッド(クラッド層)
F、B       方向を示す矢印
C´、L      軸線
S、T       第1の支持片の支持範囲
P′        押圧点

Claims (4)

  1. フェルールをクランプ装置により保持し、被検体である該フェルールの球状先端部を顕微干渉計装置により観察する際に、該フェルールの軸の傾き誤差調整を支援する方法において、
    前記フェルールが前記クランプ装置に保持された状態で、前記フェルールを該クランプ装置に対して所定角度だけ自転させ、少なくとも3つの回転位置において前記顕微干渉計装置により該フェルールの球状先端部の干渉縞画像を得、
    得られた少なくとも3つの前記干渉縞画像において干渉縞中心位置を各々求め、
    求められた干渉縞中心位置に基づき、演算により、各々の該干渉縞中心位置の近傍を通過する円の中心位置を求めて測定中心位置とし、
    該測定中心位置と前記フェルールの球状先端部の回転中心位置に対応する位置との相対距離情報、または該相対距離情報およびその相対方向情報を前記フェルールの軸の傾き誤差調整値として出力することを特徴とする被検体の傾き誤差調整支援方法。
  2. 前記フェルールが前記クランプ装置に保持された状態で、前記フェルールを該クランプ装置に対して所定角度だけ自転させ、3つの回転位置において前記顕微干渉計装置により該フェルールの球状先端部の干渉縞画像を得、
    得られた3つの前記干渉縞画像において干渉縞中心位置を各々求め、
    求められた3つの干渉縞中心位置を各々頂点とする三角形の外接円の中心位置を求めて前記測定中心位置とすることを特徴とする請求項1記載の被検体の傾き誤差調整支援方法。
  3. 前記フェルールが前記クランプ装置に保持された状態で、前記フェルールを該クランプ装置に対して所定角度だけ自転させ、4つ以上の回転位置において前記顕微干渉計装置により該フェルールの球状先端部の干渉縞画像を得、
    得られた4つ以上の前記干渉縞画像において干渉縞中心位置を各々求め、
    求められた4つ以上の前記干渉縞中心位置の中から任意の3つの干渉縞中心位置を少なくとも2組選択し、この選択された3つの干渉縞中心位置を各々頂点とする三角形の外接円毎にその中心位置を求め、
    求められた複数の該中心位置の平均値を求めて前記測定中心位置とすることを特徴とする請求項1記載の被検体の傾き誤差調整支援方法。
  4. 前記フェルールの軸の傾き誤差調整値に基づき、前記測定中心位置と前記フェルールの球状先端部の回転中心位置に対応する位置との相対距離情報、または該相対距離情報およびその相対方向情報をモニタ上に表示することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の被検体の傾き誤差調整支援方法。
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