JP2007322314A - 被検光学素子回転保持装置 - Google Patents

被検光学素子回転保持装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被検光学素子の厚みが変わる際の軸方向の位置調整を、偏芯量の測定に悪影響を及ぼすことなく容易に行うことが可能な、被検体挟持型の回転保持機構を備えた被検光学素子回転保持装置を得る。
【解決手段】円盤状回転体51を有する回転保持部5は、Z軸移動ステージ7Aを介して傾き調整ステージ8に設置されており、V字状当接体61を有する位置決め保持部6は、XY軸移動ステージ9およびZ軸移動ステージ7Bを介して傾き調整ステージ8に設置されている。吸引保持台4に保持された被検レンズ2と、円盤状回転体51およびV字状当接体との相対的な高さ調整は、回転保持部5側のZ軸移動ステージ7Aと、位置決め保持部6側のZ軸移動ステージ7Bとを用いて行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ等の光学素子の偏芯量を測定する偏芯量測定装置の光学系に対し、被検光学素子を所定の軸周りに回転可能に保持する被検光学素子回転保持装置に関する。
従来、オートコリメーション法と称される手法を用いて、被検光学素子の偏芯量を測定する偏芯量測定装置が知られている(下記特許文献1参照)。
このような偏芯量測定装置においては、測定用光学系に対して被検光学素子を所定の軸周りに回転可能に保持するための回転保持機構が必要とされる。下記特許文献1には、被検光学素子を吸引保持した状態で回転可能な吸引保持台を備えた回転保持機構が記載されている。
一方、この種の回転保持機構として、吸引保持台自体は回転しないタイプのものも知られている。例えば、下記特許文献2には、吸引保持台に吸引保持された被検光学素子の周面に、一方の側からV字状の位置決め部材を当接させるとともに、他方の側から自転する回転円板を当接させ、この回転円板により被検光学素子を回転させる構成の回転保持機構(以下、「被検体挟持型の回転保持機構」と称す)が記載されている。
特開2005−55202号公報 特願2005−167504号明細書
ところで、上述の被検体挟持型の回転保持機構を用いて、互いに厚みが異なる複数種類の被検光学素子を測定する場合には、被検光学素子の厚みが変わる際に、吸引保持台とV字状の位置決め部材と回転円板との間の軸方向の相対的な位置調整を行う必要が生じる。従来の被検体挟持型の回転保持機構では、この相対的な位置調整の際に、吸引保持台を軸方向に移動させるように構成されている。
しかしながら、吸引保持台を軸方向に移動させるZ軸移動ステージ等の機構には機械加工上の誤差が存在することがあり、その場合には位置調整の際に、吸引保持台の中心軸と測定用光学系の光軸との間に微小なずれが発生し、このずれの存在により偏芯量の測定精度が低下する虞がある。また、このずれの存在により、被検面からの反射光が撮像面上に戻らない場合も生じる。
このため、従来の被検体挟持型の回転保持機構では、吸引保持台を光軸方向に移動させる度に、吸引保持台と測定用光学系との間の軸合わせの再調整を行う必要があり、このような調整に多大な労力と時間を要している。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであり、被検光学素子の厚みが変わる際の軸方向の位置調整を、偏芯量の測定に悪影響を及ぼすことなく容易に行うことが可能な、被検体挟持型の回転保持機構を備えた被検光学素子回転保持装置を提供することを目的とする。
本発明に係る被検光学素子回転保持装置は、偏芯量測定装置の光学系に対し被検光学素子を所定の軸周りに回転可能に保持する被検光学素子回転保持装置であって、
前記被検光学素子を前記光学系の光軸上において吸引保持する吸引保持台と、
前記吸引保持台に吸引保持された前記被検光学素子の周面に一方の側より当接し、該被検光学素子を前記軸周りに回転せしめる円盤状回転体と、
前記吸引保持台に保持された前記被検光学素子の周面に、前記軸を挟んで前記円盤状回転体の反対側より当接し、前記被検光学素子の回転時における位置ずれを防止するV字状当接体と、
前記円盤状回転体の前記軸方向の位置調整を行う第1の軸方向位置調整手段と、
前記V字状当接体の前記軸方向の位置調整を行う第2の軸方向位置調整手段と、を備えてなることを特徴とする。
本発明に係る被検光学素子回転保持装置においては、前記円盤状回転体を前記被検光学素子の周面に向けて付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記円盤状回転体を前記被検光学素子の周面から離れた位置に保持するストッパと、を備えることが好ましい。
本発明に係る被検光学素子回転保持装置によれば、円盤状回転体の軸方向の位置調整を行う第1の軸方向位置調整手段と、V字状当接体の軸方向の位置調整を行う第2の軸方向位置調整手段とを備えていることにより、以下のような効果を奏する。
すなわち、被検光学素子の厚みが変わる際の吸引保持台、円盤状回転体およびV字状当接体の間の軸方向の相対的な位置調整は、吸引保持台の軸方向位置は固定したまま、円盤状回転体およびV字状当接体を軸方向に移動させることにより行うことが可能となる。
したがって、上記相対的な位置調整の際に、吸引保持台の中心軸と測定用光学系の光軸との間にずれが生じる虞がなく、偏芯量の測定に悪影響を及ぼすことを防止し得る。また、従来技術とは異なり、上記相対的な位置調整を行う度に吸引保持台と測定用光学系との間の軸合わせの再調整を行う必要がないので、被検光学素子の厚みが変わる場合でも、上記相対的な位置調整を短時間で容易に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る被検光学素子回転保持装置の全体構成を示す平面図であり、図2はその正面図である。また、図3は図1に示す回転保持部の構成を一部破断して示す平面図であり、図4は図3のA−A線に沿った断面図である。また、図5は反射タイプの偏芯量測定装置の全体構成を模式的に示す図である。
まず図5に基づいて、反射タイプの偏芯量測定装置の構成について概略的に説明する。この偏芯量測定装置1は、被検光学素子としての被検レンズ2の偏芯量を測定するものであり、被検面となる上面2Aおよび下面2Bに光を照射する光源11と、光源11からの光束を通過させるレチクル板12と、測定用光学系10とを有し、この測定用光学系10は、レチクル板12からの光を略直角に反射するビームスプリッタ13と、入射された光を平行光束とするコリメータレンズ14と、平行光束を所定位置(光収束点)Pに収束せしめる対物レンズ15とを備えている。なお、測定に際しては、上記所定位置(光収束点)Pが、上記上面10Aの球面中心C、および上記下面10Bの球面中心Cと順次一致するように調整される。
また、この偏芯量測定装置1は、上面2Aおよび下面2Bから反射され、対物レンズ15、コリメータレンズ14およびビームスプリッタ13を介して入射された反射光を捉えて、レチクル板12のレチクルの像を撮像するCCDカメラ16と、このCCDカメラ16で得られた像情報を解析し、演算する解析演算部17とを有している。さらに、上記測定用光学系10および上記CCDカメラ16を一体的に保持しつつ、該測定用光学系10の光軸Zの方向に移動せしめるZ軸移動ステージ18と、このZ軸移動ステージ18が載設固定される固定台19とを有している。
次に図1〜図4に基づいて、本実施形態の被検光学素子回転保持装置について説明する。図1および図2に示す被検光学素子回転保持装置3は、上記偏芯量測定装置1の測定用光学系10に対し、上記被検レンズ2を所定の軸周りに回転可能に保持するために用いられるものであって、吸引保持台4、回転保持部5、および位置決め保持部6を備えてなる。
上記吸引保持台4は、被検レンズ2を図5に示す測定用光学系10の光軸Z上において吸引保持するものであって、基部41およびレンズ載置部42からなる。また、この吸引保持台4は、図2に示すように、該吸引保持台4の中心軸Zに沿ってレンズ載置部42の先端部から基部41の内部まで延びる吸引孔43と、該吸引孔43と連結された吸引室44と、該吸引室44と連結されたエア排出口45とを備えており、該エア排出口45に接続される真空ポンプ(図示略)を用いて吸引孔43および吸引室44内の空気を外部に引くことによって、レンズ載置部42の先端部に載置された被検レンズ2を、所定の姿勢を維持するように吸引保持するように構成されている。
一方、上記回転保持部5は、図2に示すように、吸引保持台4に吸引保持された被検レンズ2の周面に一方の側(図中右側)より当接し、該被検レンズ2を上記中心軸Z周りに回転せしめる円盤状回転体51と、該円盤状回転体51を保持するスライド板52と、該スライド板52を図中左右方向に移動可能に保持するベース板53および天板54と、該ベース板53を保持する基部55とを備えてなる。
より詳細には、図4に示すように上記円盤状回転体51は、円盤状の基部51aと、該基部51aの外周面に装着されたゴム等からなるOリング51bと、基部51aおよびOリング51bと共に回転する軸部51cと、該軸部51cを回転可能に支持する軸受部51dとからなり、Oリング51bの外周面を上記被検レンズ2(図2参照)の周面に当接するように構成されている。また、この円盤状回転体51は、操作者が上記軸部51cを摘んで回転させることにより、またはOリング51bに指を当てて回転させることにより、該軸部51cの中心軸Zを中心に自転するように構成されている。
また、上記ベース板53には、上記スライド板52の移動スペースを構成する凹部53aと、該ベース板53を上記基部55(図2参照)に固定する際の図中左右方向の位置調整を行うための溝部53bとが形成されている。さらに、図3に示すように上記凹部53aには、図中左右方向へ延びるガイドピン56が設置されており、このガイドピン56には、付勢部材としてのコイルバネ57が装着されている。
また、図4に示すように上記天板54は、上記スライド板52の図中右端部上面に突設された操作ピン52aと係合するガイド溝54aと、上記ベース板53に形成された上記溝部53bと略同形に形成された溝部54bとを備えており、上記ベース板53の上面にボルト止め等により固定されている。
また、図3に示すように上記スライド板52は、その図中右下端部に上記ガイドピン56が挿通される挿通孔(図示略)を備えており、該ガイドピン56に沿って図中左右方向に移動可能に構成されている。また、このスライド板52は、上記コイルバネ57の弾性による付勢力によって図中左方に向けて付勢されており、この付勢力により上記円盤状回転体51のOリング51bを、上記被検レンズ2(図2参照)の周面に押圧するように構成されている。さらに、このスライド板52は、操作者が上記操作ピン52aを摘んで上記ガイド溝54aに沿って操作することにより、図中左右方向に移動されるように構成されている。
また、図1および図2に示すように上記回転保持部5は、上記コイルバネ57の付勢力に抗して上記円盤状回転体51を上記被検レンズ2の周面から離れた位置に保持するストッパ58と、上記ベース板53および天板54を上記基部55に固定するための固定ネジ59とを備えている。
より詳細には、図3に示すように上記ストッパ58は、棒状の掛止部58aと、該掛止部58aを前後方向(図中上下方向)に移動可能に保持する保持部58bとからなり、上記ガイド溝54aの図中右端部まで移動せしめられた上記操作ピン52aに対し、掛止部58aを突き出して掛止することにより、上記スライド板52に保持された上記円盤状回転体51を、上記コイルバネ57の付勢力に抗して上記被検レンズ2の周面から離れた位置に保持するように構成されている。
また、図4に示すように上記固定ネジ59は、上記ベース板53および上記天板54の各溝部53b,54b内に挿通されるネジ部59aと、該ネジ部59aの上端部に固定された押圧部59bと、該押圧部59bの上端部に固定された操作部59cとからなる。この固定ネジ59は、上記基部55(図2参照)に対する図中左右方向の位置調整がなされた上記ベース板53および上記天板54を、上記基部55に固定するためのものであり、その先端部は基部55に形成されたネジ穴(図示略)に螺着されている。
また、図2に示すように上記回転保持部5は、第1の軸方向位置調整手段としてのZ軸移動ステージ7Aを介して傾き調整ステージ8に設置されており、上記Z軸移動ステージ7Aにより上記円盤状回転体51の上下方向(吸引保持台4の中心軸Z方向)への位置の微調整を行うことが可能となっている。また、上記傾き調整ステージ8は、2つの傾き調整架台81,82とステージ台83とからなり、図1に示す3個の傾き調整ネジ84〜86を操作することによってステージ台83の傾きを調整するように構成されており、このステージ台83の傾き調整により、上記測定用光学系10の光軸Z(図5参照)に対する上記吸引保持台4の中心軸Zの傾きの調整を行うことが可能となっている。
また、図1および図2に示すように上記位置決め保持部6は、上記吸引保持台4に保持された被検レンズ2の周面に、上記中心軸Zを挟んで上記円盤状回転体51の反対側より当接し、上記被検レンズ2の回転時における位置ずれを防止するV字状当接体61と、該V字状当接体61を保持するベース板62と、該ベース板62を保持する基部63とを備えてなる。
図1に示すように上記ベース板62には、該ベース板62を上記基部63に固定する際の図中左右方向の位置調整を行うための溝部62aが形成されており、該溝部62aには、上記基部63に対する位置調整がなされた上記ベース板62を、上記基部63に固定するための固定ネジ64が設けられている。この固定ネジ64は、上記固定ネジ59と同様に構成されており、その先端部は上記基部63に形成されたネジ穴(図示略)に螺着されている。
また、図2に示すように上記位置決め保持部6は、XY軸移動ステージ9および第2の軸方向位置調整手段としてのZ軸移動ステージ7Bを介して、上記傾き調整ステージ8に設置されている。上記XY軸移動ステージ9により上記V字状当接体61の前後および左右方向(吸引保持台4の中心軸Zと直交する2方向)への位置の微調整を行うことが可能となっており、上記Z軸移動ステージ7Bにより上記V字状当接体61の上下方向(吸引保持台4の中心軸Z方向)への位置の微調整を行うことが可能となっている。
以下、被検光学素子回転保持装置3の作用および調整方法について説明する。まず、初期設定として、上記測定用光学系10の光軸Z(図5参照)と上記吸引保持台4の中心軸Z(図2参照)との軸合わせ調整を行う。この軸合わせ調整は、上記傾き調整ステージ8を用いて、上記測定用光学系10の光軸Zの傾きと上記吸引保持台4の中心軸Zとの傾きが互いに一致するように行われる。
次に、上記被検レンズ2を、上記吸引保持台4のレンズ載置部42の先端部に載置し、これを吸引保持する。
次いで、吸引保持台4に吸引保持された被検レンズ2を、上記回転保持部5の円盤状回転体51および上記位置決め保持部6のV字状当接体61により挟持する。この際、被検レンズ2の周面に円盤状回転体51およびV字状当接体61が適正に当接するように、回転保持部5および位置決め保持部6においてそれぞれの位置調整が行われる。
この位置調整を図2に基づき説明すれば、上記回転保持部5における円盤状回転体51の図中上下方向の位置調整はZ軸移動ステージ7Aを用いて行われ、図中左右方向の位置調整は回転保持部5の基部55に対してベース板53を移動させることにより行われる。この左右方向の位置調整に際しては、上記コイルバネ57(図3参照)の付勢力により円盤状回転体51が被検レンズ2の周面に適度に押圧されるように配慮される。位置調整後のベース板53は、固定ネジ59により基部55に固定される。
一方、位置決め保持部6におけるV字状当接体61の図中上下方向の位置調整はZ軸移動ステージ7Bを用いて行われ、図中左右および前後方向の位置調整はXY軸移動ステージ9を用いて行われる。なお、V字状当接体61の図中左右方向の大まかな位置調整は、位置決め保持部6の基部63に対してベース板62を移動させることにより行われ、位置調整後のベース板62は、固定ネジ64により基部63に固定される。
次に、上記円盤状回転体51および上記V字状当接体61により挟持された被検レンズ2を、上記円盤状回転体51を回転させることによって、上記中心軸Zを中心に回転させながら偏芯量の測定を行う。なお、円盤状回転体51は、操作者が上記軸部51c(図4参照)を摘んで回転させるように構成されているが、電動モータ等の駆動力により円盤状回転体51を回転させるように構成してもよい。また、操作者が回転角度を視認し得るように、円盤状回転体51に回転角度の目盛りを設けるようにしてもよい。
偏芯量測定後、円盤状回転体51およびV字状当接体61による被検レンズ2の挟持が解除され、さらに吸引保持台4による吸引が解除されて被検レンズ2が吸引保持台4より取り除かれる。なお、円盤状回転体51を被検レンズ2から引き離す際には、操作者が上記スライド板52を図中右方に移動させ、これを上記ストッパ58により掛止するようにすればよい。
このように被検光学素子回転保持装置3においては、吸引保持台4は上下方向の位置調整機構を有しておらず、吸引保持台4に保持された被検レンズ2と、円盤状回転体51およびV字状当接体61との相対的な高さ調整は、回転保持部5側のZ軸移動ステージ7Aと、位置決め保持部6側のZ軸移動ステージ7Bとを用いて行われるように構成されている。このため、厚みが異なる他の被検レンズ(図示略)を保持する際に、上記相対的な高さ調整を行った場合でも、吸引保持台4の中心軸Zの傾きや位置が変化することはない。
したがって、上記相対的な位置調整の際に、吸引保持台の中心軸Zと測定用光学系10の光軸Zとの間にずれが生じる虞がなく、偏芯量の測定に悪影響を及ぼすことを防止し得る。また、上記相対的な位置調整を行う度に吸引保持台4と測定用光学系10との間の軸合わせの再調整を行う必要がないので、被検レンズ2の厚みが変わる場合でも、上記相対的な位置調整を短時間で容易に行うことが可能となる。
一実施形態に係る被検光学素子回転保持装置の平面図 一実施形態に係る被検光学素子回転保持装置の正面図 図1に示す回転保持部の構成を一部破断して示す平面図 図3のA−A線に沿った断面図 反射タイプの偏芯量測定装置の概略構成図
符号の説明
1 偏芯量測定装置
2 被検レンズ
2A 上面
2B 下面
3 被検光学素子回転保持装置
4 吸引保持台
5 回転保持部
6 位置決め保持部
7A,7B,18 Z軸移動ステージ
8 傾き調整ステージ
9 XY軸移動ステージ
10 測定用光学系
11 光源
12 レチクル板
13 ビームスプリッタ
14 コリメータレンズ
15 対物レンズ
16 CCDカメラ
17 解析演算部
19 固定台
41 (吸引保持台の)基部
42 レンズ載置部
43 吸引孔
44 吸引室
45 エア排出口
51 円盤状回転体
51a (円盤状回転体の)基部
51b Oリング
51c 軸部
51d 軸受部
52 スライド板
52a 操作ピン
53 (回転保持部の)ベース板
53a 凹部
53b,54b,62a 溝部
54 天板
54a ガイド溝
55 (回転保持部の)基部
56 ガイドピン
57 コイルバネ
58 ストッパ
58a 掛止部
58b 保持部
59,64 固定ネジ
59a ネジ部
59b 押圧部
59c 操作部
61 V字状当接体
62 (位置決め保持部の)ベース板
63 (位置決め保持部の)基部
81,82 傾き調整架台
83 ステージ台
84〜86 傾き調整ネジ
,C 球面中心
P 所定位置(光収束点)
(測定用光学系の)光軸
(吸引保持台の)中心軸
(円盤状回転体軸部の)中心軸

Claims (2)

  1. 偏芯量測定装置の光学系に対し被検光学素子を所定の軸周りに回転可能に保持する被検光学素子回転保持装置であって、
    前記被検光学素子を前記光学系の光軸上において吸引保持する吸引保持台と、
    前記吸引保持台に吸引保持された前記被検光学素子の周面に一方の側より当接し、該被検光学素子を前記軸周りに回転せしめる円盤状回転体と、
    前記吸引保持台に保持された前記被検光学素子の周面に、前記軸を挟んで前記円盤状回転体の反対側より当接し、前記被検光学素子の回転時における位置ずれを防止するV字状当接体と、
    前記円盤状回転体の前記軸方向の位置調整を行う第1の軸方向位置調整手段と、
    前記V字状当接体の前記軸方向の位置調整を行う第2の軸方向位置調整手段と、
    を備えてなることを特徴とする被検光学素子回転保持装置。
  2. 前記円盤状回転体を前記被検光学素子の周面に向けて付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材の付勢力に抗して前記円盤状回転体を前記被検光学素子の周面から離れた位置に保持するストッパと、
    を備えてなることを特徴とする請求項1記載の被検光学素子回転保持装置。
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