JP2004086148A - ミロー型顕微干渉計用照明光学系およびこれを備えたミロー型顕微干渉計装置 - Google Patents

ミロー型顕微干渉計用照明光学系およびこれを備えたミロー型顕微干渉計装置 Download PDF

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Fumio Kobayashi
小林 富美男
Kunihiko Tanaka
田中 公二彦
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Abstract

【目的】ミロー型顕微干渉計用照明光学系において、対物レンズ系に入射させる照明光をリング状とすることにより、参照ミラー裏面での照明光の反射等を防止し、鮮明度の高い干渉縞を得られるようにする。
【解決手段】照明光学系60の光源部130からリング状照明光が出力される。このリング状照明光は、照明光入射光学系140およびビームスプリッタ150を介して、対物レンズ系111の光源側焦点位置において線リング状の照明光像Iを形成した後、対物レンズ系111に入射される。入射されたリング状照明光は、参照ミラー112に遮られることなく、被検体400に対して光軸Lの全周囲方向から光軸Lに近づくように斜めに入射する。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信に用いられるフェルール等の微小な被検体の表面形状や内部屈折率分布などの位相情報を測定解析するために用いられるミロー型の顕微干渉計装置(「干渉顕微鏡装置」とも称される)およびその照明光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、光通信に用いられる光ファイバの研究開発が盛んに進められている。この種の光ファイバは、例えば外径10μm程度のコアと、その外周に設けた例えば外径125μm程度のクラッド層からなり、光ファイバ同士を接続するためにその接続端部にフェルールを備えたものが知られている。
【0003】
フェルールとは、光ファイバを接続するために光ファイバの端部を保持固定する、光コネクタを構成する円筒状の部品である。フェルールは、その外径の中心部に光ファイバが挿入され接着剤等で固定された後、その先端を鏡面状に研磨されており、2つのフェルールの先端面を突き合わせることによって、それぞれに保持された2つの光ファイバを接続できるように構成されている。
【0004】
このフェルールの先端面は、光軸に対して直交する平面に研磨されたものや、光軸に対して斜交する平面に研磨されたものが知られているが、最近、フェルールの先端面を突き合わせる際の押圧力により先端面が弾性変形して、フェルール先端面同士の密着性を高め得るように、先端面を球面形状にするPC(physical contact)研磨が施されたものも注目されている。
【0005】
ところで、光ファイバ接続に伴う光損失を低減するため、フェルールには高精度な種々の規格がJISにより定められており、上記PC研磨が施されたフェルールに対しては、先端面の曲率半径の寸法誤差、フェルールの球状先端面の頂点と光ファイバのコアの中心(ファイバの外形中心)との位置ずれ誤差など、6項目に及ぶμmオーダの規格が定められている。
【0006】
作製されたフェルールが、規格に適合しているかどうかを検査するために、ミロー型顕微干渉計装置が用いられることがある。このミロー型顕微干渉計装置は、ミロー型干渉対物レンズを備えている点に特徴がある。ミロー型干渉対物レンズは、対物レンズ系と、この対物レンズ系と被検体との間に配された参照ミラーと、この参照ミラーと被検体との中間位置に配されたハーフミラー等のビームスプリッタとを有しており、光源部から対物レンズ系に入射した照明光を、ビームスプリッタを介して分離し、その一方を被検体へ照射して物体光とすると共に、他方を参照ミラーへ照射して参照光とし、これら物体光と参照光とを互いに干渉させて干渉縞を得るようになっている。ミロー型顕微干渉計装置では、この得られた干渉縞を撮像し、その形状や変化を測定解析することにより、被検体の位相情報を得るように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ミロー型顕微干渉計装置は、参照光と物体光との光路長が等しいため、白色光のような低コヒーレント光を照明光として用いることが可能である。また、一般的な顕微鏡装置(特に、金属顕微鏡装置)と比較した場合、対物レンズがミロー型干渉対物レンズになっている点を除くと、両者の光学系の構成が似ているため、このような顕微鏡装置に用いられる照明光学系と同様のものを、ミロー型顕微干渉計用照明光学系として用いることが可能である。
【0008】
しかし、ミロー型顕微干渉計装置では、対物レンズ系と被検体との間に参照ミラーが配されるため、一般的な顕微鏡装置に用いられる照明光学系をそのまま適用した場合、次のような問題が生じる。
【0009】
すなわち、一般的な顕微鏡装置の照明光学系では、対物レンズ系の光軸を中心とした光束径を有する一様な照明光を、この光軸に沿って対物レンズ系に入射させるようにしているが、ミロー型顕微干渉計用照明光学系において、このような照明光を用いると、対物レンズ系を通過した照明光の中心部分が参照ミラーの裏面によって遮られてしまう。この、参照ミラーによって遮られた照明光は、干渉縞のノイズとなって、干渉縞のビジリティを低下させるため、干渉縞の測定解析に悪影響を及ぼす虞がある。
【0010】
このような問題が生じないようにするために、対物レンズ系の光軸から離れた位置に照明光を入射させて、対物レンズ系を通過した照明光が参照ミラーによって遮られることなく、被検体に対して所定の斜め方向から入射するように構成することが考えられる。
【0011】
しかし、照明光を被検体に対して所定の一方向から斜めに入射させる場合、被検体の形状によっては、被検体表面に影が生じてしまう。被検体表面の形状を測定する場合、この影が干渉縞のノイズとなり、干渉縞の鮮明度を低下させるため、干渉縞の測定解析に悪影響を及ぼす虞がある。
【0012】
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、鮮明度の高い干渉縞を得ることが可能なミロー型顕微干渉計用照明光学系およびミロー型顕微干渉計装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明のミロー型顕微干渉計用照明光学系は、対物レンズ系、該対物レンズ系と被検体との間に配置された参照ミラー、および該参照ミラーと前記被検体との中間に配置されたビームスプリッタを有してなるミロー型干渉対物レンズユニットと、光源部と、該光源部からの照明光を前記対物レンズ系に入射させる照明光入射光学系とを備え、前記対物レンズ系を通過後、前記ビームスプリッタを介して前記被検体へ照射された前記照明光が該被検体から反射されてなる物体光と、前記ビームスプリッタを介して前記参照ミラーへ照射された前記照明光が該参照ミラーで反射してなる参照光とを互いに干渉させるミロー型顕微干渉計用照明光学系において、前記対物レンズ系に入射する前記照明光が、該対物レンズ系の光軸を中心としたリング状となるようにし、このリング状照明光が、前記ミロー型干渉対物レンズユニットを介して、前記光軸の全周囲方向から該光軸に近づくように斜めに前記被検体に入射して該被検体の観察領域内に集光するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
前記被検体を前記対物レンズ系の物体側焦点位置に配すると共に、前記照明光入射光学系によって前記対物レンズ系の前記光源側焦点位置に前記光源部の像を形成するようにすることが好ましい。
【0015】
前記光源部は、点光源と、該点光源から出力された光を前記リング状照明光に変換して出力する変換用光学素子とを備えてなるものとすることができる。
【0016】
また、本発明のミロー型顕微干渉計装置は、上記特徴を備えた本発明のミロー型顕微干渉計用照明光学系と、該ミロー型顕微干渉計用照明光学系において得られた干渉縞を撮像するための撮像光学系とを備えてなることを特徴とする特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
【0018】
<ミロー型顕微干渉計装置の全体構成>
まず、図4を参照しながら、本発明の一実施形態に係るミロー型顕微干渉計装置の全体的な構成について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るミロー型顕微干渉計装置の一部を破断して示す斜視図である。
【0019】
図4に示すミロー型顕微干渉計装置1(以下「顕微干渉計装置1」と略称することがある)は、底板2、前板3(一部破断して図示)、後板4、隔壁板5およびカバーケース6(一部破断して図示)からなる本体筐体内に、電源部7、コントロールボックス8および干渉計本体部10を備えている。
【0020】
この干渉計本体部10は、ミロー型干渉対物レンズユニット11(以下「対物レンズユニット11」と略称することがある)、ピエゾユニット12、ハーフミラー・光源ユニット13、結像レンズユニット14、ミラーボックス15およびCCDカメラユニット16を備えている。これらのうち、結像レンズユニット14、ミラーボックス15およびCCDカメラユニット16は、隔壁板5に固定された固定台17に取り付けられており、対物レンズユニット11、ピエゾユニット12およびハーフミラー・光源ユニット13は、フォーカス台18(一部破断して図示)に取り付けられている。
【0021】
このフォーカス台18は、前板3と固定台17との間において前後方向(図中の矢印FおよびB方向)に互いに平行な状態で延設された上下2本のガイド軸19A,19B(一部破断して図示)に、前後方向にスライド移動可能に支持されている。また、上記固定台17と上記フォーカス台18との間には、コイルバネ9が配されており、上記フォーカス台18は、このコイルバネ9の弾性により前方(図中の矢印F方向)に向けて付勢されている。
【0022】
また、上記前板3には、上記フォーカス台18を移動させて干渉計本体部10のフォーカス調整を行なうためのフォーカス調整ネジ20が設けられている。このフォーカス調整ネジ20は、前板3に形成された不図示のネジ孔に、自身の軸周りの回転により前後方向に移動可能に螺合するネジ軸部21と、このネジ軸部21を回転させるためのツマミ部22とを備えてなる。このネジ軸部21の先端面はフォーカス台18の前面部に設けられた半球状の凸部18aに当接している。このためフォーカス調整ネジ20は、ツマミ部22を回転させてネジ軸部21の前板3からの突出長を変えることにより、フォーカス台18をガイド軸19A,19Bに沿って前後方向に移動させることが可能となっており、これによりフォーカス調整を行なえるようになっている。
【0023】
上述したような構成を有する干渉計本体部10は、対物レンズユニット11の前方の所定位置に保持された微小な被検体(図4では不図示)に、不図示の光源からのレーザ光を参照光と分割して照射し、被検体から反射してきた物体光を参照光と干渉させ、その干渉光を結像レンズユニット14内の結像レンズ系(図4では不図示)を通した後、不図示のCCD上に干渉縞を結像させる。そして、得られた干渉縞の形状や変化を測定解析することにより、被検体の表面形状の三次元計測や物性の測定を行なえるようになっている。
【0024】
また、上記前板3には、傾斜調整装置50が配されている。この傾斜調整装置50は、前板3に固定されたL字状の第1の基部材51と、この第1の基部材51と同様のL字状をなし、第1の基部材51に対向配置された第2の基部材52とを備えている。第2の基部材52は、支点部53を支点に第1の基部材51に対して傾動可能に支持されており、第1および第2の調整部54,55により、第1の基部材51に対する傾きを調整できるようになっている。
【0025】
この傾斜調整装置50の第2の基部材52には、クランプ装置保持具200が取り付けられている。クランプ装置保持具200は、前段部210と後段部220とそれらを繋ぐ連結部230とを有してなり、その前段部210を3個の取付ネジ240により上記第2の基部材52に固定されている。クランプ装置保持具200の後段部220は、対物レンズユニット11の前面側に位置し、その中央部には、保持用凹部221が形成されており、この保持用凹部221内に、クランプ装置300を保持している。このクランプ装置300は、不図示の光コネクタ用プラグ内に収容されたフェルールを、図4に示す顕微干渉計装置1の対物レンズユニット11前の所定位置に保持するためのものである。なお、この他に前板3には、顕微干渉計装置1の電源をオンオフする電源スイッチ30が設けられている。
【0026】
<ミロー型顕微干渉計用照明光学系>
次に、図1〜図3を用いて、本発明の一実施形態に係るミロー型顕微干渉計用照明光学系について詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係るミロー型顕微干渉計用照明光学系の構成を示す概略図、図2はその光源部の一例を示す図、図3はそのレンズ配置の一例を示す図である。
【0027】
図1に示すミロー型顕微干渉計用照明光学系60(以下「照明光学系60」と略称することがある)は、上記対物レンズユニット11と上記ハーフミラー・光源ユニット13とからなり、上記干渉計本体部10内に撮像光学系70と共に配されている。上記対物レンズユニット11は、1枚あるいは複数枚の光学レンズで構成される対物レンズ系111と、この対物レンズ系111の物体側焦点位置に配置されたフェルール等の被検体400と対物レンズ系111との間において、その反射面を被検体400に向けて配置される参照ミラー112と、この参照ミラー112と被検体400との中間位置に配置されるビームスプリッタ113とを備えてなる。なお、参照ミラー112は、反射防止コート処理を施された透明板114によって保持され、その反射面が対物レンズ系111の光軸Lと直交するように配置されている。また、ビームスプリッタ113は、ハーフミラーで構成されており、その反射面が対物レンズ系111の光軸Lと直交するように配置されている。
【0028】
一方、上記ハーフミラー・光源ユニット13は、リング状の照明光を出力する光源部130と、1枚あるいは複数枚の光学レンズで構成される照明光入射光学系140と、ハーフミラー等で構成されるビームスプリッタ150とを備えてなる。
【0029】
上記光源部130は、図2に示すような構成とすることができる。すなわち、図2に示す光源部130は、レーザ光を出力する点光源131と、この点光源131から出力されたレーザ光を発散させる発散レンズ132と、この発散レンズ132を介して入射されたレーザ光をリング状の照明光に変換して出力する変換用光学素子133とを備えてなる。この変換用光学素子133は、ドーナッツ状凸レンズをフレネル化してなるものであり、発散レンズ132によって発散されたレーザ光の周縁部のみをリング状に透過すると共に、透過したリング状の照明光による線リング状の照明光像Iを、その被検体側焦点位置において形成した後、このリング状の照明光を照明光入射光学系140に入射させるようになっている。
【0030】
また、上記照明光入射光学系140は、図3に示すような構成とすることができる。すなわち、図3に示す照明光入射光学系140は、その光軸L上に図中左側より順次配置された、第1照明レンズ141、第2照明レンズ142、視野絞り144、第3照明レンズ143を備えてなる。上記第1照明レンズ141は、その光源側焦点位置に上記線リング状の照明光像Iが形成されるように配置されており、上記第2照明レンズ142は、上記第1照明レンズ141から、この第1照明レンズ141の焦点距離fに距離aを加えた距離だけ図中右方に離れた位置に配置されている。また、上記視野絞り144は、上記第2照明レンズ142から距離bだけ図中右方に離れた、上記第3照明レンズ143の光源側焦点位置に配置されており、上記第3照明レンズ143は、上記第2照明レンズ142の被検体側焦点位置から距離aだけ図中右方に離れた位置に配置されている。
【0031】
このように構成された照明光入射光学系140は、上記光源部130から出力されたリング状の照明光により、上記第2照明レンズ142の被検体側焦点位置において、線リング状の照明光像Iを形成し、さらに上記第3照明レンズ143から距離bだけ図中右方に離れた、上記対物レンズ系111の光源側焦点位置において、線リング状の照明光像Iを形成した後、このリング状の照明光を対物レンズ系111に入射させるようになっている。なお、上記各照明レンズ141〜143および視野絞り144の配置位置は、下式(1),(2)の関係を満たしている。
【0032】
【数1】
Figure 2004086148
【0033】
<干渉計本体部の作用>
以下、上述の如く構成された干渉計本体部10の作用について、図1を用いて説明する。上記光源部130から出力されたリング状の照明光は、照明光入射光学系140を通過後、ビームスプリッタ150において図中下方に反射され、上記対物レンズ系111の光源側焦点位置において、線リング状の照明光像Iを形成した後、対物レンズ系111に入射する。
【0034】
対物レンズ系111に入射したリング状照明光は、この対物レンズ系111を通過後、上記参照ミラー112に遮られることなく、上記透明板114を通過して上記ビームスプリッタ113に入射して、このビームスプリッタ113において2つに分割される。分割されたリング状照明光の一方は、ビームスプリッタ113を透過した後、被検体400に光軸Lの全周囲方向からこの光軸Lに近づくように斜めに入射し、この被検体400の観察領域内に集光する。さらに、被検体400に入射した照明光は、この被検体400の表面形状等の位相情報を担持した物体光として反射される。
【0035】
一方、ビームスプリッタ113において分離されたリング状照明光の他方は、このビームスプリッタ113で反射された後、参照ミラー112に入射して参照光として反射される。この参照光は、ビームスプリッタ113において上記物体光と再合波されて、上記位相情報を担持したリング状干渉光として、対物レンズ系111に戻る。そして、対物レンズ系111に戻ったリング状干渉光は、この対物レンズ系111の光源側焦点位置において、線リング状の干渉光像Iを形成した後、上記ビームスプリッタ150を介して上記撮像光学系70内の結像レンズ系71に入射し、さらに、この結像レンズ系71によって、この結像レンズ系71の撮像面側焦点位置に配置されたCCD撮像面72に入射する。これにより、CCD撮像面72に形成された干渉縞像が撮像され、その形状や変化を測定解析することにより、被検体400の位相情報が得られるようになっている。
【0036】
上述のように本実施形態では、光源部130においてレーザ光をリング状照明光に変換して出力し、このリング状照明光を対物レンズ系111に入射させることにより、リング状照明光が参照ミラー112に遮られることなく、上記光軸Lの全周囲方向からこの光軸Lに近づくように被検体400に斜めに入射して、被検体400の観察領域内に集光するようにしている。このため、参照ミラー112の裏面で反射された照明光が干渉縞のノイズとなったり、被検体400に所定の一方向からのみ照明光を斜めに入射させたことにより被検体400表面に影が生じてしまって、干渉縞のノイズとなったりすることを抑制することができるので、鮮明度の高い干渉縞を得ることが可能となっている。
【0037】
しかも、本実施形態では、リング状の照明光が、対物レンズ系111の光源側焦点位置において、線リング状の照明光像Iを形成した後、対物レンズ系111に入射するようにしているので、対物レンズ系111の被検体側焦点位置に配された被検体400を一様に照明することが可能となっている。このため、明るく解像度の高い縞画像を得ることが可能である。
【0038】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限られず、種々の態様の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、点光源131から出力された照明光をリング状照明光に変換するための変換用光学素子133として、ドーナッツ状のフレネルレンズを用いているが、一般的なドーナッツ型レンズや、ホログラム素子を用いることも可能である。
【0039】
また、図5に示すように、頂点に開口部を設けた円錐ミラー素子81(内面82が鏡面とされている)の底面側から、光源90の光を入射させ、その周辺光を円錐ミラー素子81の内面82(光軸Lを含む平面による断面形状を示す)で反射させ、その反射光を上記開口部を通して所定の角度範囲に拡がるようになしてリング状照明光に変換してもよい。なお、図5においては、円錐ミラー素子81から出力された光が、光軸L上に配置された照明レンズ(コンデンサレンズ)83に入射した後、リング状の照明光像I(便宜的に楕円で表す)を構成する様子を概念的に示している。また、光源90としては、後述するような、リング状の照明光を発光する配光特性を有する発光ダイオードで、特に光の発散角度が5度〜10度程度のものを用いるのが好ましい。これらのことは、以下の図6においても同様である。
【0040】
上記円錐ミラー素子81に代えて、図6に示すような円錐台状の中実な光学素子84(ガラスやプラスチックからなるプリズム)を用い、光源90からの光のうちの周辺光を該光学素子84の側面部分で内面反射させることによってリング状照明光に変換するようにしてもよい。なお、光学素子84においては、光の入射端面および出射端面において、実際には光が屈折することになるが、図6では便宜的に、上記両端面において光が屈折していないように図示している。また、円錐レンズ(コニカルレンズ)と称される円錐状の中実な光学素子を用いてリング状照明光に変換するようにしてもよい。また、上述した円錐ミラー素子81や光学素子84,85と光源90とを一体的に形成するようにしてもよい。
【0041】
なお、上述した円錐ミラー素子81や光学素子84の内面は、断面直線状のものに限られない。図7に円錐ミラー素子81の変形例を示す。同図(a)に示す円錐ミラー素子81Aは、内面82Aの断面形状が内方に向かって凹状に、同図(b)に示す円錐ミラー素子81Bは、内面82Bの断面形状が内方に向かって凸状に、それぞれ形成されている。光学素子84の内面の断面形状についても、このような凹状または凸状とすることが可能である。
【0042】
次に、上述した円錐ミラー素子81および光源90の実施例について、図8を用いて説明する。図8は円錐ミラー素子81および光源90の一実施例を示す図である。なお、図8においては、光源90がその発光部(例えばフィラメント)において光軸Lを中心とする線リング91(便宜的に楕円で表す)状の光を発生し、その線リング91上の各点が点光源Pとみなせることを想定している。
【0043】
この実施例では、上記線リング91上の点光源Pから光軸Lに平行に出力された光線Bが、円錐ミラー素子81の内面82上の反射点Pで反射した後、照明レンズ83の光源側焦点Fを通過して照明レンズ83に入射するように、また、点光源Pからの有効な拡散光束のうち最も光軸Lから離れる位置を通過する光線Bと、最も光軸Lに近づく位置を通過する光線Bとが、上記内面82上の反射点P、Pでそれぞれ反射した後、照明レンズ83に入射し、さらに照明レンズ83を通過した各光線B〜Bにより、照明レンズ83から距離bだけ対物レンズ系(不図示)側に離れた位置に、上記線リング91のリング状の照明光像Iが形成されるように設定されている。
【0044】
通常、上記距離bおよび照明光像Iの直径Dは、対物レンズ系の光学特性および照明レンズ83の光学特性に応じて決定される。そこで、円錐ミラー素子81および光源90を用いて、上記距離bの位置に直径Dの照明光像Iを得るためには、上記線リング91の直径dや円錐ミラー素子81の内面82の傾斜角度θ、さらには円錐ミラー素子81および光源90の配置位置をどのように設定すればよいかが問題となる。以下、本実施例における設定方法について説明する。
【0045】
本実施例では、図8に示すように、円錐ミラー素子81の内面82の傾斜角度θを、上記光線Bと光軸Lとのなす角度2θの2分の1に設定している。また、上記光線Bの上記内面82上での反射点Pから照明レンズ83までの光軸L方向の距離が、照明レンズ83の光源側焦点距離fと一致するように設定している。このとき、上記焦点距離f、上記直径D、および上記角度2θの間には下式(3)の関係が成立し、また、上記反射点P1から上記反射点P3までの光軸L方向の距離t、上記直径d、および上記角度2θの間には下式(4)の関係が成立する。これにより、下式(5)の関係が得られるので、上記距離tおよび上記直径dのどちらか一方の値を決定すれば、他方の値を求めることができる。
【0046】
【数2】
Figure 2004086148
【0047】
また、図8において、線リング91上の点光源Pの、上記内面83による鏡像点P´から上記焦点Fまでの光軸L方向の距離s、上記焦点距離f、および上記距離bとの間には、下式(6)の関係が成立する。これにより、上記距離sは、上記焦点距離fおよび上記距離bを用いて下式(7)で表すことができる。
【0048】
【数3】
Figure 2004086148
【0049】
さらに、上記鏡像点P´から上記点光源Pまでの光軸Lに垂直な方向の距離hは、上記距離s、上記距離t、および上記角度2θを用いて、下式(8)で表すことができ、上記鏡像点P´から上記点光源Pまでの光軸L方向の距離Δは、上記鏡像点P´と上記点光源Pとを結ぶ、上記内面82に対する垂線85と上記光線Bとの間の角度θ´、および上記距離hを用いて、下式(9)で表すことができる。
【0050】
【数4】
Figure 2004086148
【0051】
また、図8に示される三角形P´は、辺P´を底辺とする二等辺三角形であり、その頂角P´の大きさは、上記角度2θと等しくなるので、上記角度θ´(二等辺三角形P´の底角と等しい)と上記角度θとの間には下式(10)の関係が成立する。したがって、上式(8),(9)および下式(10)により、上記距離Δは、上記距離s、上記距離t、および上記角度θを用いて下式(11)で表すことができる。
【0052】
【数5】
Figure 2004086148
【0053】
以上説明した各式の関係を満たすように、円錐ミラー素子81および光源90を設定することによって、上記照明光像Iを得ることが可能となる。なお、上記実施例では、円錐ミラー素子81の内面82の傾斜角度θを、上記光線Bと光軸Lとのなす角度2θの2分の1に設定しているが、他の大きさに設定することも可能である。また、図8において、上記反射点Pから照明レンズ83までの光軸L方向の距離を、照明レンズ83の光源側焦点距離fとは異なる距離に設定することも可能である。
【0054】
また、光源部においてリング状照明光を出力するための構成は、上記実施形態のものに限られない。例えば、1つのレーザ光を多数の光ファイバで分割し、各光ファイバの一端をリング状に配置することにより、リング状照明光を得るようにしてもよい。あるいは、多数のレーザ光源をリング状に配置することも可能である。さらには、光源に発光ダイオード(以下「LED」と略称する)を用いるようにしてもよい。LEDには、リング状の照明光を発光する配光特性を有するものが知られている。本発明者が市販のLED数種を対象にその配光特性を調べたところ、LEDのフランジ位置から前方に20cm離れた位置においては、内径55mm、外径74mmのリング状照明光が得られ、同10cmの位置においては、内径25mm、外径30mmのリング状照明光が得られるLEDや、同様に20cmの位置においては、内径36mm、外径55mmのリング状照明光が得られ、同10cmの位置においては、内径16mm、外径26mmのリング状照明光が得られるLEDがあることが確かめられた。このようなLEDの配光特性を利用して、上記実施形態におけるのと同様なリング状照明光を得ることも可能である。なお、光源として、ハロゲンランプ等の低コヒーレント光源を用いることも可能である。
【0055】
また、リング状照明光を得る方法としては、光源部においてリング状照明光を形成するものに限られない。例えば、光源部においてはリング状でない一般的な照明光を出力して、この照明光をリング状のスリットを有するアパーチャを通過させることにより、リング状照明光を得るようにしてもよい。このようなアパーチャを入れる位置としては、例えば図3において、第2照明レンズ142の被検体側焦点位置や、対物レンズ系111の光源側焦点位置が考えられる。
【0056】
さらに、上記実施形態では、照明光学系の構成の一例として、照明光入射光学系140において3枚の照明レンズと視野絞りを用いたものを説明しているが、視野絞りを用いない構成とすることも可能であり、照明レンズの枚数も適宜変更することが可能である。また、上記実施形態では、図3に示すように、第1照明レンズ141と第2照明レンズ142とを、第1照明レンズ141の焦点距離fに上記距離aを加えた距離分互いに離して配置する照明光学系60(本来のケラー照明型)を用いているが、第1照明レンズ141を焦点距離fに相当する距離だけ図中右方にずらして配置して、レンズ系の全長を短くするようにした照明光学系(一般に使用されているケラー照明型)を用いることも可能である。ただし、このような一般的に使用される照明光学系は、第1照明レンズの像が被検体上に形成されるため、レンズに傷や塵埃が付着した場合に、これらの傷や塵埃が被検体上に結像されてしまうという欠点がある。上記実施形態の照明光学系60では、このような問題は生じない。
【0057】
また、上記実施形態においては、ミロー型顕微干渉計装置は光コネクタ用プラグ内のフェルールの測定解析を行なうものとして説明しているが、本発明はフェルール以外の被検体の測定解析を行なうミロー型顕微干渉計装置に適用することが可能である。なお、本発明の、リング状照明光を対物レンズ系に入射させるという構成は、ミロー型の顕微干渉計装置に限らず、マイケルソン型やリニーク型など種々のタイプの干渉計装置に適用することが可能であり、それらにおいて縞画像の解像度を高めることが可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のミロー型顕微干渉計用照明光学系によれば、対物レンズ系に入射する照明光を、対物レンズ系の光軸を中心としたリング状となるようにし、このリング状照明光がミロー型干渉対物レンズユニットを介して、被検体に対して光軸の全周囲方向から光軸に近づくように斜めに入射して、被検体の観察領域内に集光するようにしたことにより、以下のような効果を奏する。
【0059】
すなわち、従来のミロー型顕微干渉計用照明光学系において発生する問題、すなわち、参照ミラーの裏面で反射された照明光が干渉縞のノイズとなったり、被検体に所定の一方向からのみ照明光を斜めに入射させたことにより被検体表面に影が生じてしまって、干渉縞のノイズとなったりするという問題が発生することを抑制することができるので、鮮明度の高い干渉縞を得ることが可能である。
【0060】
また、本発明によるミロー型顕微干渉計装置によれば、上記特徴を備えた本発明のミロー型顕微干渉計用照明光学系を備えているので、鮮明度の高い干渉縞を撮像することが可能であり、これにより、フェルール等の微小な被検体の測定解析を高精度に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るミロー型顕微干渉計用照明光学系の概略構成図
【図2】図1に示す光源部の一例を示す図
【図3】図1に示す照明レンズ系のレンズ配置の一例を示す図
【図4】発明の一実施形態に係るミロー型顕微干渉計装置の斜視図
【図5】光源部の一実施形態を示す図
【図6】光源部の他の実施形態を示す図
【図7】図5に示す光源部の変形例を示す図
【図8】図5に示す光源部の実施例を示す図
【符号の説明】
1         ミロー型顕微干渉計装置
2         底板
3         前板
4         後板
5         隔壁板
6         カバーケース
7         電源部
8         コントロールボックス
9         コイルバネ
10        干渉計本体部
11        ミロー型干渉対物レンズユニット
12        ピエゾユニット
13        ハーフミラー・光源ユニット
14        結像レンズユニット
15        ミラーボックス
16        CCDカメラユニット
17        固定台
18        フォーカス台
18a       凸部
19A,19B   ガイド軸
20        フォーカス調整ネジ
21        ネジ軸部
22        ツマミ部
30        電源スイッチ
50        傾斜調整装置
51        第1の基部材
52        第2の基部材
53        支点部
54        第1の調整部
55        第2の調整部
60        照明光学系
70        撮像光学系
71        結像レンズ系
72        CCD撮像面
81,81A,81B  円錐ミラー素子
82,82A,82B  内面
83        照明レンズ(コンデンサレンズ)
84        光学素子
85        垂線
90        光源
91        線リング
111       対物レンズ系
112       参照ミラー
113       ビームスプリッタ
114       透明板
130       光源部
131       点光源
132       発散レンズ
133       変換用光学素子
140       照明光入射光学系
141       第1照明レンズ
142       第2照明レンズ
143       第3照明レンズ
144       視野絞り
150       ビームスプリッタ
200       クランプ装置保持具
210       前段部
220       後段部
221       保持用凹部
230       連結部
240       取付ネジ
300       クランプ装置
400       被検体
F,B       方向を示す矢印
L,L,L    光軸
I,I〜I    照明光像
        干渉光像
        焦点位置
,B,B   光線
        点光源
,P     反射点

Claims (4)

  1. 対物レンズ系、該対物レンズ系と被検体との間に配置された参照ミラー、および該参照ミラーと前記被検体との中間に配置されたビームスプリッタを有してなるミロー型干渉対物レンズユニットと、光源部と、該光源部からの照明光を前記対物レンズ系に入射させる照明光入射光学系とを備え、前記対物レンズ系を通過後、前記ビームスプリッタを介して前記被検体へ照射された前記照明光が該被検体から反射されてなる物体光と、前記ビームスプリッタを介して前記参照ミラーへ照射された前記照明光が該参照ミラーで反射してなる参照光とを互いに干渉させるミロー型顕微干渉計用照明光学系において、
    前記対物レンズ系に入射する前記照明光が、該対物レンズ系の光軸を中心としたリング状となるようにし、このリング状照明光が、前記ミロー型干渉対物レンズユニットを介して、前記光軸の全周囲方向から該光軸に近づくように斜めに前記被検体に入射して該被検体の観察領域内に集光するようにしたことを特徴とするミロー型顕微干渉計用照明光学系。
  2. 前記被検体を前記対物レンズ系の物体側焦点位置に配すると共に、前記照明光入射光学系によって前記対物レンズ系の前記光源側焦点位置に前記光源部の像を形成するようにしたことを特徴とする請求項1記載のミロー型顕微干渉計用照明光学系。
  3. 前記光源部が、点光源と、該点光源から出力された光を前記リング状照明光に変換して出力する変換用光学素子とを備えてなることを特徴とする請求項1または2記載のミロー型顕微干渉計用照明光学系。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項記載のミロー型顕微干渉計用照明光学系と、該ミロー型顕微干渉計用照明光学系において得られた干渉縞を撮像するための撮像光学系とを備えてなることを特徴とするミロー型顕微干渉計装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011164382A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Mitsutoyo Corp ミロー型干渉対物レンズ、及び光学機器
CN102385151A (zh) * 2010-08-30 2012-03-21 徕卡显微系统复合显微镜有限公司 包括显微物镜和微距物镜的显微镜
JP2012530901A (ja) * 2009-06-19 2012-12-06 ザイゴ コーポレーション 等光路干渉計
KR101442770B1 (ko) * 2012-09-07 2014-09-23 주식회사 힘스 기판 검사 장치

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