JP2003262562A - 光通信用のフェルール偏芯量測定装置におけるmtコネクタの保持固定装置 - Google Patents

光通信用のフェルール偏芯量測定装置におけるmtコネクタの保持固定装置

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JP2003262562A
JP2003262562A JP2002064978A JP2002064978A JP2003262562A JP 2003262562 A JP2003262562 A JP 2003262562A JP 2002064978 A JP2002064978 A JP 2002064978A JP 2002064978 A JP2002064978 A JP 2002064978A JP 2003262562 A JP2003262562 A JP 2003262562A
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holding
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lever
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Naonari Sasano
直成 笹野
Tsutomu Suzuki
務 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光通信用のMTコネクタを測定する偏芯量測定
装置において、MTコネクタを簡単に、再現良く固定す
る治具を提供する。 【解決手段】測定試料取付けステージ上の台座に、MT
コネクタホルダーと押さえブロックとを設け、押さえブ
ロックは、その内部に、MTコネクタの対角線位置方向
に摺動できる押さえ棒を設け、押さえ棒には押さえつけ
る方向のスプリングを設け、また、上方に伸びる押さえ
連結ピンを設け、押さえブロックの上面には、レバーを
設け、レバーはレバー軸およびレバーハンドルとによ
り、押さえ棒と平行の位置に回動できる様にし、レバー
の底面にはカム溝を設け、押さえ棒の連結ピンをカム溝
に挿入し、レバーハンドルを回動させることにより、押
さえ棒を直線方向の抜き差しができるようにし、MTコ
ネクタホルダーのL字状切り欠きに載置されたMTコネ
クタを、押さえブロックのレバーハンドルの回動によ
り、保持固定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、MTコネクタにつ
いて、MTコネクタの外径に対するファイバ素線のコア
中心位置のずれ、すなわちフェルールのコアの偏芯量を
測定する偏芯量測定装置において、MTコネクタの保持
固定治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェルールの偏芯量の測定は、フェルー
ル単体でのフェルール外径と穴径の偏芯を測定し、フェ
ルールの偏芯ランク選別を行うことがよく行われてい
る。また、光ファイバ付き単心フェルールも同様に行わ
れていた。一方、現在では、光ファイバ通信網の拡充で
光ファイバ付きコネクタの使用量は増大している。ま
た、光ファイバも単心のシングルモードファイバや、多
芯のマルチモードファイバと用途により使い分けられて
いる。一般的な多芯の光ファイバコネクタとしては、図
6に示されるような8芯MTコネクタが用いられてい
る。
【0003】前記した多芯光ファイバコネクタは、相手
側の多芯光ファイバコネクタと接続するために、その接
続に伴う接続損失を極力低減する必要がある。多芯光フ
ァイバコネクタの接続損失に影響するのは、もちろん部
品としてのフェルールの精度も必要であるが、光ファイ
バを組み込んだ時の光ファイバの伝送路(コア、モード
フィールド)の位置がコネクタ同士合っていなければな
らない。低損失の多芯光ファイバコネクタを実現するた
めには、多芯光ファイバコネクタの位置を高精度に測定
する必要がある。
【0004】従来の多芯光ファイバコネクタの偏芯量測
定装置としては、光ファイバの両端にフェルールを取り
付けた多芯光ファイバコネクタについて、位置決め治具
に設けられた位置決め穴の中心位置を演算した後、位置
決め治具に一方の光コネクタを位置決め穴と光コネクタ
のガイドピン穴とに位置させ、上方からガイドピンを挿
入させて取り付ける。他方の光コネクタを光源に接続
し、光源から照明光を入射させ、その状況を位置決め治
具上方のCCDカメラで撮像して行う。光源からの照明
光は、光ファイバのコア部からCCDカメラにより受光
される。演算ユニットでは、CCDカメラにて受光した
光ファイバのコア部からの透過照明光の画像情報と、レ
ーザー測長装置にて検出したステージの位置情報とに基
づいてコア部の中心位置を演算する。その後、位置決め
穴の中心位置とコア部の中心位置とに基づいて、コア部
の偏芯量を演算するものである(特開2000−131
187号公報)。前記した従来例では、ステージを水平
平面内で移動させるパルスモータとその水平平面の位置
を検出するレーザー測長装置とが必要である。
【0005】一方、多芯光ファイバコネクタの偏芯量測
定装置としては、図8に全体図で示されるようなWDM
(Wavelength Division Multiplex)デバイス偏芯測定
装置が実用に供されている。検出部は、除振台の下部に
投光器を置き、その上部に置かれた石定盤(いしじょう
ばん。)の上に固定された光学顕微鏡・カメラと、その
前面に設けられた測定試料取り付けステージとからな
る。多芯光コネクタを試料取り付けステージにセット
し、透過照明光は、光学顕微鏡・カメラの反対側から照
射する。なお、除振台の除振装置は、サーボ式エアーバ
ネ除振方式によるものである。操作部は、パソコンディ
スクに、パーソナルコンピュータ、コントローラ、CR
Tモニタ、キーボード、マウス、ジョイスティック、プ
リンタ等を設置したものである。画像処理系は、パーソ
ナルコンピュータの拡張スロットに組み込み、コントロ
ーラを介して、検出部の顕微鏡・カメラ等と接続する。
【0006】具体的には、図9に示すように、石定盤上
(図示せず。)に対物レンズ1および鏡筒2からなる光
学顕微鏡とCCDカメラ3とを固定する(固定手段は図
示せず。)。光学顕微鏡には反射照明用光源4が取付け
られている。5は、フェルール単体のための透過光照明
用光源である。対物レンズ1の前面に、X軸ステージ
6、Y軸ステージ7、Z軸ステージ8からなる微動台、
およびX軸モータ9、Y軸モータ10、Z軸モータ11
からなるパルスモータ駆動方式によるXYZ軸調整台を
固定する。その上に、X軸ミラー12、およびY軸ミラ
ー13を固定した台座を設ける。X軸ミラー12および
Y軸ミラー13に対応して、レーザー光を発射してミラ
ーにより反射されたレーザー光を受けるX軸センサ1
4、およびY軸センサ15を設ける。ミラー台座上に水
平方向(θz)調整ステージ(ゴニオステージ)16、
および傾斜2方向(θx、θy)調整ステージ(傾斜ス
テージ)17を設け、傾斜ステージ17に測定試料取付
ステージ18を固定し、測定試料取り付けステージ18
に測定試料を取付ける試料ホルダー19を設ける。試料
ホルダー19は、上方向からMTフェルールを押さえつ
けて固定する。測定試料取付ステージ18に取付けられ
た測定試料であるMTコネクタ20等のフェルールの端
面は、対物レンズ1の前面に位置する。XYZ軸調整台
はパルスモータ駆動方式によるものであり、X軸ステー
ジストローク ±15mm、Y軸ステージストローク
±5mm、Z軸ステージストローク ±5mmのもので
ある。光学系は、20倍、100倍対物レンズ付き顕微
鏡である。検出カメラは1/3インチCCDカメラ3で
ある。
【0007】多芯光ファイバコネクタ用であるMTコネ
クタ20の偏芯量を測定するに際しては、MTコネクタ
20を測定試料取り付けステージ18上に載置し、試料
ホルダー19により上方から固定する。WDMデバイス
偏芯量測定装置のシステム全体機構を図7に示す。
【0008】実際の測定方法の概略は、 1.図8左側の操作部のメイン電源スイッチをONにす
る。 2.次いで、パソコンの電源をONにする。 3.Windows(登録商標)が起動したら、ディス
クトップのWDMデバイス偏芯量測定システムのアイコ
ンを選択し、システムを起動させる。 4.ステージ初期化メッセージボックスが表示される。
このシステムでは、ステージの初期化は、特に必要ない
ので、通常は「いいえ」を選択する。「はい」を選択す
ると、初期化が始まり、ステージが移動するので、対物
レンズ等に接触しないように注意する。 5.次いで、メッセージボックスが表示され、レーザー
干渉測長機の測定準備待ちになる。レーザーが安定した
ことを確認し、メッセージに従って操作する。 6.WDMデバイス偏芯量測定システムが起動し、メイ
ンウインドウが開く。 7.プログラムデータがファイルに保存されてある場合
は、プログラムデータの読み込み、ない場合は、プログ
ラムデータの作成を行う。 8.メニューのパラメーターユーザー設定画面で、ユー
ザー設定ダイアログボックスを開き、各設定やデータ出
力設定を確認する。 9.ワークをセットし、アライメント調整を行う。 10.左ガイド穴の底を画面の中央に来るようにセット
し、その後プログラミングメニューで、ワーク位置の確
定を行う。 11.メニューの測定タブにおいて、「測定開始」ボタ
ンをクリックすることで測定を開始する。 12.測定終了後、必要に応じて測定結果、グラフをフ
ァイルに保存する。 13.10〜12を繰り返す。
【0009】前記公開公報記載の従来例と前記従来例と
を比較すると、精度に関して、公報記載の測定装置は、
精密微動台とリニアセンサとの組み合わせで寸法精度を
出している。これに対して、前記従来例の測定装置は、
X軸、Y軸ミラー(平面鏡)とレーザセンサー測長機と
の組み合わせで、移動の面精度を出している。このため
に、前記従来例の測定装置は、公報記載の測定装置に比
較して、精度が高い。
【0010】部品の価格と製造の難易さに関して、公報
記載の測定装置は、微動台の精度で測定精度の限界が出
る。また、さらに高精度の微動台を求めて組み合わせる
と高価となる上に、0.1μmの精度を保証するには製
作が困難である。これに対して、前記従来例の測定装置
は、ミラーにより平面精度が簡単に得られ、レーザー測
長により微動台の動き補正を行うことができるので、安
価な微動台でも高精度の測定が可能である。
【0011】二次元平面の測定に関して、公報記載の測
定装置は、Y軸のみの直線的な測定しか記載されていな
い。これに対して、前記従来例の測定装置は、ミラーを
直角に組み合わせ、平面移動の測長をレーザ測長機によ
るために、平面の位置測定がレーザー測長機の精度で行
える。さらに、単に一列になったコネクタのみならず、
平面に層をなしている多層型コネクタの測定も行える。
【0012】しかし、前記従来例においては、図9に示
すように、MTコネクタ20を測定試料取り付けステー
ジ18上に載置し、試料ホルダー19により上方からの
一方向の押さえ力で固定するために、基準治具面に押し
当てても密着できず、ずれを生じることが多く、再現性
に劣っていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、MTコネクタを測定する偏芯
量測定装置において、MTコネクタを簡単に、再現良く
固定する治具を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】先ず、MTコネクタを固
定するとき、MTホルダーの底面と側面が基準面とな
る。前後方向はMTコネクタの鍔面とホルダの面であ
る。そこで、上記目的を達成するために、本発明のMT
コネクタの保持固定装置は、MTコネクタを押し棒によ
り基準面に押し付ける際に、MTコネクタの対角線位置
方向に押し付ける。このことにより、MTコネクタは底
面方向と側面方向とに分力が働き、一方向の力で、底面
と側面の両基準面に密着させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】具体的には、本発明に係る第1の
発明は、MTコネクタのフェルール偏芯量測定装置にお
いて、測定試料取り付けステージ上に固定するMTコネ
クタの保持固定装置であって、台座上にMTコネクタホ
ルダーと押さえブロックとを設け、MTコネクタホルダ
ーと押さえブロックとにより、MTコネクタを保持固定
するものであり、押さえブロックは、その内部に、MT
コネクタの対角線位置方向に摺動できる押さえ棒を設
け、押さえ棒にはMTコネクタを押さえつける方向のス
プリングを設け、上方に伸びる押さえ連結ピンを設け、
押さえブロックの上面には、レバーを設け、レバーはレ
バー軸およびレバーハンドルとにより、押さえ棒と平行
の位置に回動できる様にし、レバーの底面にはカム溝を
設け、押さえ棒の連結ピンをカム溝にはわせ、レバーハ
ンドルを回動させることにより、押さえ棒を直線方向の
抜き差しができるようにし、一方、MTコネクタホルダ
ーは、ホルダー底面とホルダー側面とを有するL字状の
切り欠きを有するものであり、測定試料であるMTコネ
クタは、MTコネクタホルダーのL字状切り欠きに載置
し、押さえブロックのレバーハンドルの回動により、M
Tコネクタを保持固定すること、および保持を解除する
ことができることを特徴とする光通信用のフェルール偏
芯量測定装置におけるMTコネクタの保持固定装置であ
る。
【0016】第2の発明は、MTコネクタホルダーに
は、ホルダー側面に水平に走るホルダー側面溝を設けた
ことを特徴とする第1の発明の光通信用のフェルール偏
芯量測定装置におけるMTコネクタの保持固定装置であ
る。
【0017】第3の発明は、押さえブロックの上面に孔
を穿鑿しスプリングホルダとし、スプリングの上に球を
載せ、一方レバーの下面には、押さえブロックのレバー
ハンドルの回動により、MTコネクタを保持固定する位
置、および保持を解除する位置に球を受けてその位置に
固定できる様に凹溝部を設けたことを特徴とする第1お
よび第2の発明における光通信用のフェルール偏芯量測
定装置におけるMTコネクタの保持固定装置である。
【0018】
【実施例1】以下に、本発明に係るMTコネクタの保持
固定装置を図面に基づき詳細に説明する。本発明に係る
フェルール偏芯量測定装置は、図8および図9に示すも
のであり、1〜18、および20は同じである。本発明
のMTコネクタの保持固定装置は、図9における測定試
料取り付けステージ18上に固定するものである。本発
明の実施例1に係るMTコネクタの保持固定装置の斜視
図を図1に、断面図を図2に示す。図3は、MTコネク
タの保持固定装置の要部を示す。すなわち、実施例1の
MTコネクタの保持固定装置は、台座21上に、MTコ
ネクタホルダー22と押さえブロック23とを設け、M
Tコネクタホルダー22と押さえブロック23とによ
り、MTコネクタを保持固定するものである。押さえブ
ロック23は、その内部に、MTコネクタの対角線位置
方向に摺動できる押さえ棒24を設け、押さえ棒24に
はMTコネクタ20を押さえつける方向のスプリング2
5をスプリング押さえ26により設ける。このスプリン
グ押さえ26を調節することにより、スプリングの押し
付ける力を調節することができる。また、押さえ棒24
には、上方に伸びる押さえ連結ピン27を設ける。押さ
えブロック23の上面には、押さえ棒24と平行にレバ
ー28を設けたことにより、レバー28はレバー軸29
およびレバーハンドル30とにより、押さえ棒24と平
行の位置に回動できる様にする。また、レバーの底面に
はカム溝31を設け、押さえ棒24の連結ピン27をカ
ム溝31に挿入し、レバーハンドル30を回動させるこ
とにより、押さえ棒24を直線方向の抜き差しができる
ようにする。一方、MTコネクタホルダー22は、ホル
ダー底面32とホルダー側面33とを有するL字状の切
り欠きを有するものである。測定試料であるMTコネク
タ20は、MTコネクタホルダー22のL字状切り欠き
に載置し、押さえブロック23のレバーハンドル30の
回動により、MTコネクタ20を保持固定すること、お
よび保持を解除することができる。本発明の実施例1に
係るMTコネクタの保持固定装置は、レバーハンドル3
0を動かすことにより、MTコネクタ20を簡単に、し
かも押し付ける力を一定に固定することができる。
【0019】
【実施例2】実施例2は、実施例1のMTコネクタホル
ダー22に、ホルダー側面33に水平に走るホルダー側
面溝34を設けたことを特徴とする光通信用のフェルー
ル偏芯量測定装置におけるMTコネクタの保持固定装置
である。通常、MTコネクタ20は、成形加工して作ら
れている。そのため、MTコネクタ20には、成形加工
の際に、金型のつなぎ目により、バリや変形が側面部の
中央に集中して出てくる。このようなMTコネクタ20
を測定する際に、MTコネクタホルダー22のホルダー
側面32を平面に加工して製作すると位置ずれが生じて
しまう。実施例2のMTコネクタホルダー22は、ホル
ダー側面33に水平に走るホルダー側面溝34を設ける
ことにより、バリや変形を吸収し、MTコネクタ20を
MTコネクタホルダー22に密着させて固定できる。
【0020】
【実施例3】実施例3は、実施例1の押さえブロック2
3の上面に、孔を穿鑿してスプリングホルダ35とし、
スプリング36の上に球37を載せ、一方レバーの下面
には、押さえブロックのレバーハンドルの回動により、
MTコネクタを保持固定する位置、および保持を解除す
る位置に球を受けてその位置に固定できる様に凹溝部を
設けたものである。実施例3の押さえブロック23は、
レバー28の回転操作時に、MTコネクタを保持固定す
る位置、および保持を解除する位置で、レバー28が動
かないように、プレスフィットプランジャを取り付けた
ものである。このために、作業者が測定試料であるMT
コネクタ20の装着、脱着が容易になる。
【0021】以上の実施例1、実施例2、および実施例
3のMTコネクタの保持固定装置を使用して、光通信用
のフェルール偏芯量測定装置においてMTコネクタ20
を測定する手順は、従来例において説明した測定方法と
同じである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係るMT
コネクタの保持固定装置によれば、MTコネクタ測定時
に、被測定物であるMTコネクタ20を定位置に、簡単
に再現性良く固定することができ、測定時間の短縮、そ
してデータ値の再現性が高まる等の効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るMTコネクタの保持固定装置を示
す斜視図である。
【図2】本発明に係るMTコネクタの保持固定装置の断
面図である。
【図3】本発明のレバー28、カム溝31、および連結
ピン27との関係を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例2に係るMTコネクタホルダー
22の断面図である。
【図5】本発明の実施例3に係るプレスフィットプラン
ジャを取り付けた押さえブロック23の断面図である。
【図6】被測定物である8芯MTコネクタ20を示す斜
視図である。
【図7】WDMデバイス偏芯量測定装置のシステム全体
機構を示す説明図である。
【図8】WDMデバイス偏芯量測定装置の全体を示す正
面図である。
【図9】従来のWDMデバイス偏芯量測定装置の要部示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 鏡筒 3 CCDカメラ 4 反射照明用光源 5 透過光照明用光源 6 X軸ステージ(微動台) 7 Y軸ステージ(微動台) 8 Z軸ステージ(微動台) 9 X軸モータ 10 Y軸モータ 11 Z軸モータ 12 X軸ミラー 13 Y軸ミラー 14 X軸センサ 15 Y軸センサ 16 水平方向(θz)調整ステージ(ゴニオステー
ジ) 17 傾斜2方向(θx、θy)調整ステージ(傾斜
ステージ) 18 測定試料取付ステージ 19 試料ホルダー 20 測定試料、MTコネクタ 21 測定試料取り付け台座 22 MTコネクタホルダー 23 押さえブロック 24 押さえ棒 25 スプリング 26 スプリング押さえ 27 連結ピン 28 レバー 29 レバー軸 30 レバーハンドル 31 カム溝 32 ホルダー底面 33 ホルダー側面 34 ホルダー側面溝 35 スプリングホルダ 36 スプリング 37 球

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MTコネクタのフェルール偏芯量測定装
    置において、測定試料取り付けステージ上に固定するM
    Tコネクタの保持固定装置であって、台座上にMTコネ
    クタホルダーと押さえブロックとを設け、MTコネクタ
    ホルダーと押さえブロックとにより、MTコネクタを保
    持固定するものであり、押さえブロックは、その内部
    に、MTコネクタの対角線位置方向に摺動できる押さえ
    棒を設け、押さえ棒にはMTコネクタを押さえつける方
    向のスプリングを設け、上方に伸びる押さえ連結ピンを
    設け、押さえブロックの上面には、レバーを設け、レバ
    ーはレバー軸およびレバーハンドルとにより、押さえ棒
    と平行の位置に回動できる様にし、レバーの底面にはカ
    ム溝を設け、押さえ棒の連結ピンをカム溝に挿入し、レ
    バーハンドルを回動させることにより、押さえ棒を直線
    方向の抜き差しができるようにし、一方、MTコネクタ
    ホルダーは、ホルダー底面とホルダー側面とを有するL
    字状の切り欠きを有するものであり、測定試料であるM
    Tコネクタは、MTコネクタホルダーのL字状切り欠き
    に載置し、押さえブロックのレバーハンドルの回動によ
    り、MTコネクタを保持固定すること、および保持を解
    除することができることを特徴とする光通信用のフェル
    ール偏芯量測定装置におけるMTコネクタの保持固定装
    置。
  2. 【請求項2】 MTコネクタホルダーには、ホルダー側
    面に水平に走るホルダー側面溝を設けたことを特徴とす
    る請求項1項記載の光通信用のフェルール偏芯量測定装
    置におけるMTコネクタの保持固定装置。
  3. 【請求項3】 押さえブロックの上面に孔を穿鑿しスプ
    リングホルダとし、スプリングの上に球を載せ、一方レ
    バーの下面には、押さえブロックのレバーハンドルの回
    動により、MTコネクタを保持固定する位置、および保
    持を解除する位置に球を受けてその位置に固定できる様
    に凹溝部を設けたことを特徴とする請求項1および請求
    項2記載の光通信用のフェルール偏芯量測定装置におけ
    るMTコネクタの保持固定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102507159A (zh) * 2011-11-28 2012-06-20 成都优博创技术有限公司 一种光发射端焦距测量定位装置及其测量方法

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