JP2006292458A - 斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法および装置 - Google Patents

斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】斜め球面研磨フェルールの先端面の球面偏心に対する合否判定を、適正かつ短時間で行なうことができるようにする。
【解決手段】光コネクタプラグ内に保持されたフェルール420を、中心軸Wが光軸Zに対し斜め研磨基準角度θだけ傾いた状態で保持して先端面422の測定を行ない、角度ずれεおよび距離dの各測定値ε,dと、先端面422の曲率半径Rを求める。得られた測定結果と、角度ずれεと距離dとの対応関係とに基づき、角度ずれεが0のときの基準距離dを求め、さらに許容境界値εまで角度ずれしたときの距離dの見込み値を求める。求められた見込み値が球面偏心量が許容閾値以下であるか否かに基づき、フェルール420の球面偏心に対する合否判定をする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顕微干渉計(「干渉顕微鏡」とも称される)を用いてフェルール先端面の形状等を測定解析する方法および装置に関し、特に、斜め球面研磨フェルールの球面偏心量を検査するのに好適な斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法および装置に関する。
斜め球面研磨フェルールの球面偏心量は、角度基準面に対するフェルール先端面の球面頂上(「球面頂点」や「曲率頂点」等とも称される)と、該先端面の中心点(フェルールの中心軸と先端面との交点)との距離を表し、その測定はフェルールが光コネクタプラグに保持された状態で行なわれる。
従来、このような斜め球面研磨フェルールの球面偏心量が、JIS(日本工業規格)による規格値や、個別に設定された許容閾値以下であるか否かに基づく合否判定をするために、顕微干渉計による測定が行なわれることが知られている。顕微干渉計による測定によれば、フェルール先端面の形状情報を担持した物体光と、基準面(参照面)から反射された参照光とを干渉させて得られる干渉縞を解析することにより、フェルール先端面の中心点および球面頂上の位置を測定し、これにより球面偏心量を求めることができる。
ところで、光コネクタプラグ内に保持されたフェルールは、製造公差により、光コネクタプラグに対して中心軸周りに所定の角度範囲内での角度ずれが生じることが許容されている。このため、顕微干渉計を用いて得られた球面偏心量には、測定時におけるフェルールの光コネクタプラグに対する角度ずれの誤差が含まれることになる。
このような角度ずれの誤差が合否判定に影響することを防止するため、本願出願人は、フェルールと光コネクタプラグとの間に生じる角度ずれの範囲内で、光コネクタプラグに対してフェルールをその中心軸回りに回動させ、複数回の測定を行なう測定方法を提案し、既に特許庁に対し開示している(下記特許文献1参照)。この測定方法を、斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査に適用すれば、角度ずれの誤差の影響を排除した適正な合否判定を行なうことが可能となる。
特願2003−208610号明細書
しかし、上記特許文献1に記載された測定方法では、1つの斜め球面研磨フェルールの球面偏心量を求めるために複数回の測定を実施する必要があるので、合否判定するまでに時間がかかるという問題がある。
一方、1回の測定で得られた球面偏心量に、角度ずれの誤差の影響を考慮して予め設定しておいた安全率を乗じ、それにより得られた球面偏心量の補正値が許容閾値以下であるか否かに基づき合否判定をすることも行なわれている。しかし、このような方法では、安全率の設定を経験に頼らざるを得えないこともあって、本来合格とされるべきものが不合格とされるなど、適正な合否判定を行なうことが難しいという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、斜め球面研磨フェルールにおける球面偏心量の合否判定を、適正かつ短時間で行なうことが可能な斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法および装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明では、光コネクタプラグに対する斜め球面研磨フェルールの中心軸周りの角度ずれの変化と、顕微干渉計の観察平面におけるフェルール先端面の中心点から球面頂上までの距離の変化との間に一定の対応関係があることに着目し、この対応関係を利用して、斜め球面研磨フェルールの球面偏心量の合否判定を行なうようにしている。
すなわち、本発明に係る斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法は、
先端面を斜め球面研磨されたフェルールの球面偏心量を、顕微干渉計を用いて検査する斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法であって、
光コネクタプラグ内に保持された前記フェルールを、該フェルールの中心軸が前記顕微干渉計の光軸に対して前記先端面の斜め研磨基準角度θだけ傾いた状態で保持する保持手順と、
前記顕微干渉計の観察平面において、前記先端面の測定を行なう測定手順と、
この測定手順により得られた測定結果と、前記光コネクタプラグに対する前記フェルールの前記中心軸周りの角度ずれεの変化と前記観察平面における前記中心点から前記球面頂上までの距離dの変化との対応関係とに基づき、前記光コネクタプラグに対して前記フェルールが前記中心軸周りに前記角度ずれεの許容境界値εまで角度ずれしたときの前記距離dの見込み値Dを前記球面偏心量の算出値として求める解析手順と、
求められた前記見込み値Dが前記球面偏心量の許容閾値d以下であるか否かに基づき、前記フェルールの球面偏心に対する合否判定をする判定手順と、をこの順で行なうことを特徴とする。
また、前記解析手順においては、
前記測定結果に基づき、前記角度ずれεおよび前記距離dの各測定値ε,dと、前記先端面の曲率半径Rを求めるステップと、
求められた前記各測定値ε,dと、前記曲率半径Rと、前記斜め研磨基準角度θとに基づき、前記角度ずれεが0のときの前記中心点と前記球面頂上との前記観察平面における基準距離dを求めるステップと、
求められた前記基準距離dと、前記曲率半径Rおよび前記斜め研磨基準角度θと、前記許容境界値εとに基づき、前記見込み値Dを求めるステップと、をこの順で行なうようにすることができる。
また、本発明に係る斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査装置は、
先端面を斜め球面研磨されたフェルールの球面偏心量を検査する斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査装置であって、
顕微干渉計と、
光コネクタプラグ内に保持された前記フェルールを、該フェルールの中心軸が前記顕微干渉計の光軸に対して前記先端面の斜め研磨基準角度θだけ傾いた状態で保持するフェルール保持手段と、
前記顕微干渉計の観察平面において、前記先端面の測定を行なう測定手段と、
この測定手段により得られた測定結果に基づき、本発明に係る斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法における前記解析手順に従い、前記見込み値Dを前記球面偏心量の算出値として求める解析手段と、
この解析手段により得られた前記見込み値Dが前記球面偏心量の許容閾値d以下であるか否かに基づき、前記フェルールの球面偏心に対する合否判定をする判定手段と、を備えてなることを特徴とする。
なお、上記「斜め研磨基準角度θ」とは、フェルール先端面の斜め研磨角度に対するJIS等による規格値や個別に設定された基準値を意味する。
本発明による斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法および装置によれば、光コネクタプラグに対する斜め球面研磨フェルールの中心軸周りの角度ずれの変化と、顕微干渉計の観察平面におけるフェルール先端面の中心点から球面頂上までの距離の変化との対応関係を利用することにより、1回の測定を行なうだけで、フェルールと光コネクタプラグとの間に生じる角度ずれ誤差の影響が適正に考慮された球面偏心量の算出値としての見込み値Dを得ることが可能となる。そして、この見込み値Dが球面偏心量の許容閾値d以下であるか否かに基づきフェルールの球面偏心に対する合否判定をするので、合否判定を適正かつ短時間で行なうことが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。まず、測定対象とされる斜め球面研磨フェルールを備えた光コネクタプラグの一般的な構成について、図4を参照しながら説明する。図4は光コネクタプラグの構成を概略的に示す分解斜視図である。
<光コネクタプラグの構成>
図4に示す光コネクタプラグ400(以下「プラグ400」と略称することがある)は、筒状のプラグ部材410と該プラグ部材410内に収容される斜め球面研磨フェルール420(以下「フェルール420」と略称することがある)を備えてなる。上記プラグ部材410は、外筒402と該外筒402内に収容される内筒404(一部を破断して示す)とからなり、不図示の相手側プラグと不図示のスリーブを介して係合されるように構成されている。
上記フェルール420は、例えばジルコニアセラミックからなるフェルール本体421の外径中心に光ファイバ430の一端部を保持してなる。フェルール420の先端面422は、不図示の相手側フェルールの先端面と密着し易いように凸球面状に、かつフェルール420の中心軸Wに対して所定の斜め研磨角度(以下、斜め研磨角度の基準値を「斜め研磨基準角度θ」、実際の斜め研磨角度を「斜め研磨実角度θ」と称す)で交わるように構成されている。以下、この斜め研磨実角度θを、JISに応じて、フェルール420の中心軸W上で先端面422と接する平面と、この中心軸Wと直交する平面とのなす角度として規定する(図1参照)。なお、以下の説明では、上記外筒402および上記内筒404の各中心軸は、上記中心軸Wに一致しているものとする。
また、フェルール本体421の後端部には、鍔部423と円筒部424とからなるフェルール保持具425が取り付けられている。フェルール420は、上記円筒部424にバネ部材(コイルバネ)426が取り付けられた状態で上記内筒404内に収容され、プラグ部材410の内面周方向に沿って環状に形成されたストッパ部414と、内筒404の後端部に取り付けられたバネ押え環(図示略)とにより前後方向への抜脱がそれぞれ規制されている。また、上記バネ部材426の弾性によって、フェルール420は前方に向けて定圧付勢されており、その先端面422が不図示の相手側フェルールの先端面に対し押圧されるように構成されている。
外筒402の先端上部および先端下部には、第1のキー溝部412および第2のキー溝部413がそれぞれ設けられている。また、外筒402の先端側面部には、凸状のキー部416が設けられている。これら第1、第2のキー溝部412,413およびキー部416は、プラグ400が相手側プラグと係合される際の挿入ガイドと抜脱防止に利用されるものである。フェルール420の中心軸W上で先端面422に接する面に垂直な平面と、上記キー部416の中心軸Eとフェルール420の中心軸Wとを通る平面とのなす角度を、以下、キー角度と称する。なお、プラグ400では、このキー角度の基準値が90度である場合を例にとっている。
また、フェルール保持具425の鍔部423には、中心軸Wを挟んで互いに対向する位置に、中心軸W方向に延びる各一対のキー溝部427,428が形成されており、内筒404の内面には、このうちの一対のキー溝部427と係合する一対のキー部415(一方のみ示す)が形成されている。これら鍔部423側のキー溝部427と、内筒404側のキー部415とが係合することにより、フェルール420のプラグ部材410に対する中心軸W周りの回転が規制されるように構成されている。
さらに、上記外筒402および上記内筒404は、外筒402内に内筒404を収容する際の内筒404の向きを規制し得るとともに、外筒402内に収容された内筒404の中心軸W周りの回転を規制し得るような形状、大きさに形成されている。
このように、プラグ400に対してフェルール420は、中心軸W周りの回転が規制されているが、上述した各部材間には、それぞれの製造公差により若干のガタが生じることが許容されており、このためプラグ400に対してフェルール420は、中心軸W周りに所定の角度範囲での角度ずれ(上記キー角度の角度ずれ)εが生じることが許容されている。
<球面偏心検査方法の原理>
以下、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法(以下「一実施形態方法」と称することがある)の原理を説明する。
図1は一実施形態方法の原理を説明するための模式図で、同図(a)は顕微干渉計(図示略)の光軸Zに対して、上記中心軸Wが上記斜め研磨基準角度θだけ傾いて交わるように、かつ上記角度ずれεが0となる状態で設置されたフェルール420を示している。また、同図(b)は(a)に示すように上記光軸Zに対して垂直に設けられた顕微干渉計の観察平面50を(a)中の矢線K方向から見た状態を示し、同図(c)は(a)に示すように上記中心軸Wに対して垂直な仮想面51を(a)中の矢線L方向から見た状態を示している。
なお、図1(b)に示す直交座標軸X,Yは、その原点において上記光軸Zと直交するように設定されており、図1(c)に示す直交座標軸U,Vは、その原点において上記中心軸Wと直交するように設定されている。また、図1(b)に示す座標軸Yおよび図1(c)に示す座標軸Vは、図1(a)においてはその紙面内に位置することになる。さらに、図1(a),(b),(c)において、距離や角度の大きさは、互いに適宜変更して示している。
図1(a)に示すようにフェルール420が設置された場合、上記観察平面50は、フェルール420の球面偏心量を測定する際の角度基準面に相当することになる。したがって、先端面422の中心点Cと、球面頂上T(先端面422の曲率中心Oを通る光軸Zに平行な線と先端面422との交点)との、観察平面50上における距離d(この場合dとなる)が球面偏心量に該当することになる。
なお、先端面422の上記斜め研磨実角度θが上記斜め研磨基準角度θと一致する場合、上記球面頂上Tと上記中心点Cとは互いに一致し、このとき球面偏心量は0となる。また、観察平面50における上記中心点Cと上記球面頂上Tの各位置、および先端面422の曲率半径Rは、観察平面50上で観察される干渉縞(図示略)に基づき算定される。
ところで、上述したようにプラグ400(図1では省略)に対してフェルール420は、中心軸W周りに所定の角度ずれεが生じることが許容されており、顕微干渉計に対して設置されたときプラグ400内に保持されたフェルール420が、図1(a)に示す状態になるとは限らない。すなわち、一般には、上記角度ずれεの大きさの変化に応じて上記曲率中心Oは、図1(c)に示すように上記仮想面51上において半径r(図1(a)において曲率中心Oから中心軸Wまでの距離に等しい)の円状軌跡52に沿って移動し、この移動に伴って、観察平面50上における上記球面頂上Tの位置も変化することになる。
ただし、上記角度ずれεの大きさが変化した場合でも、上記光軸Zと上記中心軸Wとの相対的な位置関係は変化しないと仮定した場合、観察平面50上における上記球面頂上Tは、図1(b)に示すように所定の楕円状軌跡53に沿って移動することになる。また、このとき、投影面51上における曲率中心Oの位置と、観察平面50上における球面頂上Tの位置とを、幾何学的な関係により互いに対応づけることが可能となる。
例えば、上記角度ずれεの大きさがεであるときに(図1(c)に示すように投影面51上の曲率中心Oが、円状軌跡52に沿って時計回りに座標軸Vから角度εだけ回転したときに)、図1(b)に示すように観察平面50上の球面頂上Tが、楕円状軌跡53に沿って時計回りに座標軸Yから角度αだけ回転するとする。また、このとき、観察平面50上における球面頂上TのX座標およびY座標の各絶対値をX,Y(観察平面50上において中心点Cは原点に位置するものとする)、仮想面51上における曲率中心OのU座標およびV座標の各絶対値をU,V、観察平面50上における球面頂上Tと中心点Cとの距離dをdとすると、これら相互間、およびこれらと上記斜め研磨基準角度θ、上記曲率半径R、上記半径r、上記角度ずれεが0のときの上記距離dの間には、下式(1)〜(6)の対応関係が成立する。
(d=(X+(Y・・・(1)
r=dcosθ+Rsinθ ・・・(2)
=rsinε ・・・(3)
=rcosε ・・・(4)
=U ・・・(5)
(d−Y)cosθ=r−V ・・・(6)
したがって、顕微干渉計による1回の測定において、観察平面50上での中心点Cと球面頂上Tの位置に基づき上記距離dの値を求めるとともに、上記曲率半径R、上記半径r、および上記角度ずれεの各値を求め、さらに、これらと上記斜め研磨基準角度θとに基づき、上記関係を用いて、上記角度ずれεが0のときの上記距離dの値を算定することができる。
そして、距離dの値が求まれば、プラグ400(図4参照)に対してフェルール420が中心軸W周りに上記角度ずれεの許容境界値εまで角度ずれしたときの、観察平面50上での中心点Cと球面頂上Tとの距離dの見込み値Dを求めることが可能となる。
すなわち、上記許容境界値εおよび上記見込み値Dには、上式(1)〜(6)において、εをεに、dをDに置き換えた場合に相当する関係が成立するので、下記の球面偏心計算式(7)により、見込み値Dを算定することができる。
D=((X+(Y1/2 ・・・(7)
ここで、X,Yは、それぞれ下式(8),(9)を満たす値である。
=(dcosθ+Rsinθ)sinε ・・・(8)
=d−(dcosθ+Rsinθ)・(1−cosε)cosθ ・・・(9)
<球面偏心検査方法の手順>
以下、一実施形態方法の具体的な手順について説明する。図2は一実施形態方法の手順を示すフローチャートである。
〈1〉プラグ400(図4参照)内に保持されたフェルール420を、図1に示すように、中心軸Wが顕微干渉計の光軸Zに対して斜め研磨基準角度θだけ傾いた状態で保持する(図2のステップS1)。
〈2〉顕微干渉計の観察平面50に形成される干渉縞に基づき、フェルール420の先端面422の測定を行なう(図2のステップS2)。
〈3〉得られた測定結果に基づき、プラグ400に対するフェルール420のキー角度の角度ずれε、および先端面422の観察平面50上における中心点Cと球面頂上Tとの距離dの各測定値ε,dと、先端面422の曲率半径Rとを求める(図2のステップS3)。
〈4〉求められた各測定値ε,dと、曲率半径Rと、斜め研磨基準角度θとに基づき、上式(1)〜(6)の対応関係より、角度ずれεが0のときの観察平面50上における中心点Cと球面頂上Tとの基準距離dを求める(図2のステップS4)。
〈5〉求められた基準距離dと、曲率半径Rおよび斜め研磨基準角度θと、キー角度の角度ずれεの許容境界値εとに基づき、上記球面偏心計算式(7)により、プラグ400に対してフェルール420が中心軸W周りに上記許容境界値εまで角度ずれしたときの、観察平面50上における中心点Cと球面頂上Tとの距離dの見込み値Dを求める(図2のステップS5)。
〈6〉求められた見込み値Dを、フェルール420とプラグ400との間に最大の角度ずれεが生じたときの球面偏心量として、これが球面偏心量の許容閾値d(図3参照)以下であるか否かに基づき、球面偏心量の合否判定(D≦dであれば合格、D>dであれば不合格)をする(図2のステップS6)。
なお、上記手順〈1〉は本発明における保持手順をなし、上記手順〈2〉は本発明における測定手順をなしている。また、上記手順〈3〉〜〈5〉は本発明における解析手順をなし、上記手順〈6〉は本発明における判定手順をなしている。
このように、この一実施形態方法によれば、プラグ400に対するフェルール420の中心軸W周りの角度ずれεの変化と、顕微干渉計の観察平面50における先端面422の中心点Cから球面頂上Tまでの距離dの変化との対応関係を利用することにより、1回の測定を行なうだけで、フェルール420とプラグ400との間に生じる角度ずれεの影響が適正に考慮された球面偏心量の算出値としての見込み値Dを得ることが可能となる。そして、この見込み値Dが球面偏心量の許容閾値d以下であるか否かに基づきフェルールの球面偏心に対する合否判定をするので、合否判定を適正かつ短時間で行なうことが可能となる。
なお、図3は上記角度ずれεと上記距離dとの対応関係の一例を示している。すなわち、図3に示す曲線のグラフは、上記球面偏心計算式(7)におけるDをdに、上式(8),(9)におけるεをεに、それぞれ置き換えることにより得られるものである。このようなグラフは、角度ずれεの変化による球面偏心量の変化や、球面偏心量の合否判定の状況を視覚化することができるので、これをオペレータ等に対し表示することは有用である。なお、図3に示すグラフは縦軸を挟んで左右対称となっており、正の向きの許容境界値εと、負の向きの許容境界値−εとの各絶対値は互いに等しくなっている。また、この図3に示す例ではD≦dとなっており、球面偏心量の合否判定では合格とされる。
<球面偏心検査装置>
以下、本発明による球面偏心検査装置の実施形態について説明する。図5は本発明の一実施形態に係る球面偏心検査装置の概略構成図であり、図6は図5に示す顕微干渉計装置1の一部を破断して示す斜視図である。また、図7は図6に示すクランプ装置300の正面図である。
図5に示す球面偏心検査装置は、プラグ400内に保持されたフェルール420の斜め球面研磨された先端面422における球面偏心量を測定するものであり、顕微干渉計装置1と、コンピュータ装置からなる解析装置30と、顕微干渉計装置1により得られた干渉縞の画像や解析装置30により得られた解析結果等を表示する表示装置40とを備えてなる。
図6に示すように上記顕微干渉計装置1は、底板2、前板3(一部破断して図示)、後板4、隔壁板5およびカバーケース6(一部破断して図示)からなる本体筐体内に、電源部7、コントロールボックス8および干渉計本体部10(本発明における顕微干渉計に相当する)を備えている。
この干渉計本体部10は、対物レンズユニット11、ピエゾユニット12、ハーフミラー・光源ユニット13、結像レンズユニット14、ミラーボックス15およびCCDカメラユニット16を備えている。これらのうち、結像レンズユニット14、ミラーボックス15およびCCDカメラユニット16は、隔壁板5に固定された固定台17に取り付けられており、対物レンズユニット11、ピエゾユニット12およびハーフミラー・光源ユニット13は、フォーカス台18(一部破断して図示)に取り付けられている。
このフォーカス台18は、前板3と固定台17との間において前後方向(図中の矢印FおよびB方向)に互いに平行な状態で延設された上下2本のガイド軸19A,19B(一部破断して図示)に、前後方向にスライド移動可能に支持されている。また、上記固定台17と上記フォーカス台18との間には、コイルバネ9が配されており、上記フォーカス台18は、このコイルバネ9の弾性により前方(図中の矢印F方向)に向けて付勢されている。
また、上記前板3には、上記フォーカス台18を移動させて干渉計本体部10のフォーカス調整を行なうためのフォーカス調整ネジ20が設けられている。このフォーカス調整ネジ20は、前板3に形成された不図示のネジ孔に、自身の軸回りの回転により前後方向に移動可能に螺合するネジ軸部21と、このネジ軸部21を回転させるためのツマミ部22とを備えてなる。このネジ軸部21の先端面はフォーカス台18の前面部に設けられた半球状の凸部18aに当接している。このためフォーカス調整ネジ20は、ツマミ部22を回転させてネジ軸部21の前板3からの突出長を変えることにより、フォーカス台18をガイド軸19A,19Bに沿って前後方向に移動させることが可能となっており、これによりフォーカス調整を行なえるようになっている。
上述したような構成を有する干渉計本体部10は、対物レンズユニット11の前方の所定位置に保持された微小な被検体(不図示)に、不図示の光源からの光を参照光と分割して照射し、被検体から反射してきた物体光を参照光と干渉させ、その干渉光を、結像レンズユニット14を通した後、不図示のCCD上に干渉縞を結像させる。そして、得られた干渉縞の形状や変化を測定解析することにより、被検体の表面形状の三次元計測や物性の測定を行なえるようになっている。なお、干渉計本体部10としては、ミロー型やマイケルソン型、リニーク型など種々のタイプのものを用いることが可能である。
また、上記前板3には、傾斜調整装置100が配されている。この傾斜調整装置100は、前板3に固定されたL字状の第1の基部材110と、この第1の基部材110と同様のL字状をなし、第1の基部材110に対向配置された第2の基部材120とを備えている。第2の基部材120は、支点部130を中心に第1の基部材110に対して傾動可能に支持されており、第1の傾斜調整ネジ140および第2の傾斜調整ネジ150により、支点部130から略鉛直方向に延びる軸線周りと、支点部130から略水平方向に延びる軸線周りとにそれぞれ傾動して、第1の基部材110に対する傾きを2軸調整できるようになっている。
この傾斜調整装置100の第2の基部材120には、クランプ保持具200が取り付けられている。クランプ保持具200は、前段部210と後段部220とそれらを繋ぐ連結部230とを有してなり、その前段部210を3個の取付ネジ240により上記第2の基部材120に固定されている。クランプ保持具200の後段部220は、対物レンズユニット11の前面側に位置し、その中央部には、保持用凹部221が形成されており、この保持用凹部221内に、クランプ装置300を保持している。なお、この他に前板3には、顕微干渉計装置1の電源をオンオフする電源スイッチ30が設けられている。
図7に示すように上記クランプ装置300は、基部の正面側周縁部に形成された略円環状の縁部320および変位調整部340からなるクランプ体305と、基部の正面にネジ331を介して取り付けられた円板状の回転規制体330とを備えてなる。
上記縁部320には、3個のネジ孔321と溝部322とが設けられている。ネジ孔321は、クランプ装置300を上記クランプ保持具200(図6参照)に取り付けるためのネジ用のものであり、溝部322は、クランプ保持具200に設けられたピン(不図示)と係合して、クランプ装置300のクランプ保持具200に対する位置合わせを高精度に行なえるように設けられている。
また、クランプ体305の正面中央部には、クランプ装置300の軸A方向(紙面と直交する方向)に突出する円筒状のクランプ口361と、このクランプ口361の内面を構成するフェルール挿通孔362とが設けられている。このフェルール挿通孔362は、上記フェルール420の外径と略同寸法の内径を有しており、上記クランプ口361から挿通されたフェルール420を、その中心軸W(図1参照)とクランプ装置300の軸Aとが互いに重なるように支持し得るように構成されている。
上記変位調整部340は、フェルール420を保持/解放する際に操作されるものであり、変位部(図示略)の変位量を調整するための調整ネジ343と、該調整ネジ343を操作するためのレバー部材344とを備えてなる。上記縁部320には、上記レバー部材344の回動範囲を規制するためのストッパ部材380A,380Bが設けられており、レバー部材344は、これら2つのストッパ部材380A,380Bの間を回動することにより、フェルール420を保持したり、フェルール420の保持を解除したりするようになっている。
また、クランプ体305の正面には、円柱状の2つの係合ピン390,391が設けられている。一方、上記回転規制体330には、2つの係合孔334,335が設けられており、上記係合ピン390,391に対して、上記係合孔334,335がそれぞれ位置合せされて係合されることにより、クランプ体305に対して高精度に位置決めされるように構成されている。
さらに、回転規制体330の中央部には、クランプ装置300に保持されたプラグ400の回転を規制するための回転規制部333が形成されている。この回転規制部333は、フェルール420がフェルール挿通孔362内に挿通される際に、プラグ400をクランプ装置300に対して位置決めするための押圧部337および係合凸部336を備えている。なお、クランプ装置300の構成については、上記特許文献1において、より詳細に記載されている。
以上の如く構成された球面偏心検査装置は、上述した一実施形態方法を行なうように構成されている。ただし、上記一実施形態方法を行なう際には、図6に示すクランプ保持具200を、図8に示す傾斜配置用のクランプ保持具200Bに交換して、上記保持手順を行なうので、次に、この傾斜配置用のクランプ保持具200Bについて説明する。
図8に示す傾斜配置用のクランプ保持具200Bは、上述したクランプ保持具200と同様にクランプ装置300を保持するものであり、上記クランプ保持具200と同様の構成を有する部分については同じ番号を付し、その詳細な説明は省略する。なお、このクランプ保持具200Bは、上記クランプ保持具200と同様に、上述した傾斜調整装置100に対して上記取付ネジ240を介して取り付けられるが、この取付ネジ240と螺合するネジ孔等の図示は省略してある。
クランプ保持具200Bは、保持用凹部221内にクランプ装置300の取付面222Bを有しており、この取付面222Bの中央部には円形の開口部223Bが形成されている。クランプ装置300は、取付面222Bに対してネジ止めされるようになっており、取付面222Bの開口部223B周辺にはそのためのネジ孔や、クランプ装置300の位置決め用のピンが設けられているが、これらの図示は省略している。
上記取付面222Bは、クランプ装置300側に角度β(フェルール420の先端面422の斜め研磨基準角度θと等しい角度としてもよい)だけ前傾するように形成されている。また、クランプ保持具200Bは、クランプ装置300が取付面222Bに対して取り付けられた際、その開口部223Bの中心軸Hがクランプ装置300の軸Aと高精度に重なるように構成されている。
このクランプ保持具200Bを上記傾斜調整装置100に取り付け、そこに上記クランプ装置300を設置する。そして、クランプ装置300にフェルール420を保持せしめた状態において、傾斜調整装置100を用いてクランプ装置300の傾き姿勢を調整することにより、図1に示すようにフェルール420の中心軸Wが顕微干渉計の光軸Zに対して斜め研磨基準角度θだけ傾いた状態で保持されるようにする。このように、本実施形態による球面偏心検査装置では、傾斜調整装置100、クランプ保持具200B、およびクランプ装置300により、フェルール420の保持手段が構成されている。
フェルール420の傾き姿勢が調整された後、干渉計本体部10および解析装置30により、上記一実施形態方法による測定手順、解析手順、および判定手順が行なわれる。すなわち、図5に示す解析装置は、縞解析用のプログラムと共に上記解析手順および上記判定手順を実行するための演算プログラムを記憶したメモリや、これらのプログラムを実行する演算装置等により構成される測定手段、解析手段、および判定手段を備えており、これらにより上述した測定手順、解析手順および判定手順を行なうように構成されている。
なお、上記実施形態における顕微干渉計装置1は、斜め球面研磨型のフェルール420の測定以外にも、斜め平面研磨型のフェルールや、垂直研磨型(先端面は平面でも球面でもよい)のフェルールの測定にも用いることが可能である。
本発明の一実施形態に係る球面偏心検査方法の原理を説明する図 本発明の一実施形態に係る球面偏心検査方法のフローチャート 角度ずれεと距離dとの対応関係の一例を示すグラフ 光コネクタプラグの分解斜視図 本発明の一実施形態に係る球面偏心検査装置の概略構成図 図5に示す顕微干渉計装置の斜視図 図6に示すクランプ装置の正面図 傾斜配置用のクランプ保持具の斜視図
符号の説明
1 顕微干渉計装置
2 底板
3 前板
4 後板
5 隔壁板
6 カバーケース
7 電源部
8 コントロールボックス
9 コイルバネ
10 干渉計本体部
11 対物レンズユニット
12 ピエゾユニット
13 ハーフミラー・光源ユニット
14 結像レンズユニット
15 ミラーボックス
16 CCDカメラユニット
17 固定台
18 フォーカス台
18a 凸部
19A,19B ガイド軸
20 フォーカス調整ネジ
21 ネジ軸部
22 ツマミ部
30 電源スイッチ
50 観察平面
51 仮想面
52 円状軌跡
53 楕円状軌跡
100 傾斜調整装置
110 第1の基部材
120 第2の基部材
130 支点部
140 第1の傾斜調整ネジ
150 第2の傾斜調整ネジ
200 クランプ保持具
200B (傾斜配置用の)クランプ保持具
210 前段部
220 後段部
221 保持用凹部
222B 取付面
223B 開口部
230 連結部
240 取付ネジ
300 クランプ装置
305 クランプ体
320 縁部
321 ネジ孔
322 溝部
330 回転規制体
331 ネジ
333 回転規制部
334,335 係合孔
336 係合凸部
337 押圧部
340 変位調整部
343 調整ネジ
344 レバー部材
361 クランプ口
362 フェルール挿通孔
380A,380B ストッパ部材
390,391 係合ピン
400 光コネクタプラグ(プラグ)
402 外筒
404 内筒
410 プラグ部材
412 第1のキー溝部
413 第2のキー溝部
414 ストッパ部
415 キー部(内筒)
416 キー部(外筒)
420 斜め球面研磨フェルール(フェルール)
421 フェルール本体
422 先端面
423 鍔部
424 円筒部
425 フェルール保持具
426 バネ部材
427,428 キー溝部
430 光ファイバ
A (クランプ装置の)軸
C 中心点
D,E,H,W 中心軸
T 球面頂上
Z 光軸
F,B,K,L 方向を示す矢線
θ 研磨基準角度
θ 研磨実角度
r 半径
O 曲率中心
X,Y 観察平面の座標軸
,Y (球面頂上の座標の)絶対値
U,V 仮想面の座標軸
,V (曲率中心の座標の)絶対値
d (中心点と球面頂上との)距離
(距離の)測定値
(球面偏心量の)許容閾値
ε 角度ずれ
ε (角度ずれの)測定値
ε (角度ずれの)許容閾値
D 見込み値
α (球面頂上の回転の)角度
β (クランプ保持具の前傾の)角度

Claims (3)

  1. 先端面を斜め球面研磨されたフェルールの球面偏心量を、顕微干渉計を用いて検査する斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査方法であって、
    光コネクタプラグ内に保持された前記フェルールを、該フェルールの中心軸が前記顕微干渉計の光軸に対して前記先端面の斜め研磨基準角度θだけ傾いた状態で保持する保持手順と、
    前記顕微干渉計の観察平面において、前記先端面の測定を行なう測定手順と、
    この測定手順により得られた測定結果と、前記光コネクタプラグに対する前記フェルールの前記中心軸周りの角度ずれεの変化と前記観察平面における前記中心点から前記球面頂上までの距離dの変化との対応関係とに基づき、前記光コネクタプラグに対して前記フェルールが前記中心軸周りに前記角度ずれεの許容境界値εまで角度ずれしたときの前記距離dの見込み値Dを前記球面偏心量の算出値として求める解析手順と、
    求められた前記見込み値Dが前記球面偏心量の許容閾値d以下であるか否かに基づき、前記フェルールの球面偏心に対する合否判定をする判定手順と、
    をこの順で行なうことを特徴とする球面研磨フェルールの球面偏心検査方法。
  2. 前記解析手順においては、
    前記測定結果に基づき、前記角度ずれεおよび前記距離dの各測定値ε,dと、前記先端面の曲率半径Rを求めるステップと、
    求められた前記各測定値ε,dと、前記曲率半径Rと、前記斜め研磨基準角度θとに基づき、前記角度ずれεが0のときの前記中心点と前記球面頂上との前記観察平面における基準距離dを求めるステップと、
    求められた前記基準距離dと、前記曲率半径Rおよび前記斜め研磨基準角度θと、前記許容境界値εとに基づき、前記見込み値Dを求めるステップと、
    をこの順で行なうことを特徴とする請求項1記載の球面研磨フェルールの球面偏心検査方法。
  3. 先端面を斜め球面研磨されたフェルールの球面偏心量を検査する斜め球面研磨フェルールの球面偏心検査装置であって、
    顕微干渉計と、
    光コネクタプラグ内に保持された前記フェルールを、該フェルールの中心軸が前記顕微干渉計の光軸に対して前記先端面の斜め研磨基準角度θだけ傾いた状態で保持するフェルール保持手段と、
    前記顕微干渉計の観察平面において、前記先端面の測定を行なう測定手段と、
    この測定手段により得られた測定結果に基づき、請求項1または2に記載された解析手順に従い、前記見込み値Dを前記球面偏心量の算出値として求める解析手段と、
    この解析手段により得られた前記見込み値Dが前記球面偏心量の許容閾値d以下であるか否かに基づき、前記フェルールの球面偏心に対する合否判定をする判定手段と、
    を備えてなることを特徴とする球面研磨フェルールの球面偏心検査装置。
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