JP2002346091A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2002346091A
JP2002346091A JP2001152295A JP2001152295A JP2002346091A JP 2002346091 A JP2002346091 A JP 2002346091A JP 2001152295 A JP2001152295 A JP 2001152295A JP 2001152295 A JP2001152295 A JP 2001152295A JP 2002346091 A JP2002346091 A JP 2002346091A
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Masayuki Shigeta
正幸 繁田
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】図柄変動態様が変化に富み、かつ、当りを期待
させる状況を多様化すると共に、遊技に持続感がある構
成を提供する。 【解決手段】特別図柄表示装置6で変動表示される図柄
列に、複数の図柄を並列表示したものと同じ価値を持つ
等価並列図柄31を設けたことにより、このような等価
並列図柄31が表出すると、所定の当り図柄態様が表出
され易い状況となるから、遊技者は当りへの期待感が刺
激されることとなる。さらに、図柄表示装置の図柄表示
に新たな演出態様が生じるから、遊技が一層多様化し、
趣向性が向上することとなる。また、このような等価並
列図柄31が表出する可能性を有することにより、全て
の特別図柄が停止するまで、当りを期待できる状況が広
がるから、遊技に対する持続感が生じ、その興趣を一層
向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示装置に確
定表示された各図柄の組合せが所定の当り図柄態様であ
る場合に、遊技者に所定の利得を供与することとなる特
別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の図柄を有する図柄列を変動表示す
る図柄表示装置と、図柄始動条件の成立に起因して変動
開始から図柄確定に至る一連の図柄生成行程を実行する
図柄制御手段とを備え、図柄表示装置に図柄生成行程に
より確定表示された図柄の組合せが所定の当り図柄態様
である場合に、遊技者に所定の利得を供与することとな
る特別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機は
良く知られている。これらには、いわゆる第1種パチン
コ遊技機及び第3種パチンコ遊技機がある。
【0003】ここで、第1種パチンコ遊技機は、図柄を
変動表示する複数の図柄表示部を具備する図柄表示装置
と、開閉片により開閉制御される大入賞口を具備する可
変入賞装置とを備え、遊技盤面に設けられた特別図柄始
動領域への遊技球通過に起因して表示図柄を変動開始
し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、図柄
表示装置に所定の当り図柄態様が確定表示された場合
に、可変入賞装置の大入賞口の開放と、大入賞口の所定
制限時間の経過又は該所定制限時間内での規定個数の入
賞満了による大入賞口の閉鎖とを順次生じてなる開閉ラ
ウンドを、大入賞口内に設けられた特定領域を遊技球が
通過することを継続条件として、所定制限回数まで繰り
返してなる特別遊技作動を実行するものである。
【0004】また、第3種パチンコ遊技機は、図柄を変
動表示する図柄表示装置と、球通過を検知する図柄始動
領域と、開口を開閉制御してその内部の特別作動領域へ
球通過可能な状態と不可能な状態とに変換する普通電動
役物と、開閉制御される大入賞口とを備え、球通過に伴
って該大入賞口を開放する特定領域への流入制御を行う
役物とを備え、図柄始動領域への遊技球通過に起因し
て、図柄表示装置の図柄を変動させた後に確定表示する
ようにし、その確定図柄態様が所定の当り図柄態様であ
る場合に、普通電動役物を開放制御し、その特別作動領
域への球通過に伴って特別遊技作動が実行され、かつ該
特別遊技作動は、役物が駆動して特定領域への球通過が
可能となり、かつ該球通過ごとに、大入賞口の開放と、
閉鎖とを生じてなる開閉ラウンドを複数回繰り返してな
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで通常のパチン
コ遊技機にあっては、上述の図柄生成行程として、三個
の図柄が変動した後に順次停止して、二個の図柄が同じ
図柄であると、所定のリーチ作動が実行され、その後、
残り一個の図柄が停止し、三個全ての図柄が同じ図柄で
図柄確定すると、所定の当り図柄態様が実行されるもの
が一般的である。このため、当りを得るためには、リー
チ作動が実行されるように図柄が停止することが必要と
なる。而るに、リーチ作動の発生がなければ、全ての図
柄停止する前にハズレが確定してしまうので、遊技者の
期待感がそこで途切れてしまい、遊技に持続感がなく、
面白みに欠けるという問題があった。
【0006】本発明は、図柄確定過程が変化に富み、し
かも、多様なリーチ状態を演出すると共に、遊技に持続
感がある構成を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の図柄を
有する図柄列を変動表示する図柄表示装置と、図柄始動
条件の成立に起因して変動開始から図柄確定に至る一連
の図柄生成行程を実行する図柄制御手段とを備え、図柄
表示装置に図柄生成行程により確定表示された図柄の組
合せが所定の当り図柄態様である場合に、遊技者に所定
の利得を供与することとなる特別遊技作動を実行するよ
うにしたパチンコ遊技機において、前記図柄表示装置で
変動表示される図柄列が、複数の図柄を並列表示したも
のと同じ価値を持つ等価並列図柄を有するものであるこ
とを特徴とするものである。
【0008】かかる構成にあっては、複数の図柄が並列
して表示された場合と同じ価値を持つ等価並列図柄を設
けたことにより、図柄生成行程で等価並列図柄が表示さ
れると、その図柄組み合わせ列(通常は横列)にあっ
て、図柄数分だけ多くの図柄が表示されたと同じ状態と
なる。例えば、一般的な三つの図柄が変動表示する遊技
機にあって、左側の図柄列に「AB」という等価並列図
柄が含まれ、これが表出され、三つの図柄による図柄組
み合わせ列が「AB,C,B」と表示された場合には、
三つの図柄「A,B,C」と「B,C,B」とが表示さ
れたのと等価となる。そこで、等価並列図柄が所定の当
り図柄態様を成す図柄組み合わせ列の一部の図柄であれ
ば、この等価並列図柄の表出により、当り図柄態様を表
出し易い状況となるから、遊技者に当りを期待する感情
を新たに付与することができる。また、この等価並列図
柄により、図柄表示装置で変動表示する図柄の演出態様
に多様性が生じるから、遊技の趣向性を向上させること
ができる。
【0009】このような等価並列図柄としては、同じ図
柄を並列表示したものであることも提案される。さら
に、当り図柄態様が、等価並列図柄を構成する図柄を含
む同じ図柄が特定数連続して並んだ場合もあるとする
と、この等価並列図柄の表出による当りへの期待感は一
層刺激されることとなる。例えば、一般的な三つの図柄
が変動表示する遊技機にあって、同じ図柄が三個連続し
て並んだ場合に当りとなるとした場合に、三つの図柄が
変動し、中央の図柄列に「AA」という等価図柄列が表
出すると、右側又は左側のどちらかに「A」が表示すれ
ば、通常の三つの図柄が生成する図柄組み合わせ列
「A,A,A」と等価な図柄表示状態となる。而して、
右側の図柄又は左側の図柄の両方の図柄に対して当りを
期待できる状況となる。このように等価並列図柄が同じ
図柄を並列表示したものとすることによって、この等価
並列図柄が表示されるだけでリーチ状態となることか
ら、同じ図柄が連続して特定数並ぶ状態が生じやすくな
るので、当りへの期待感が一層高まることとなる。そし
て、遊技者はこの等価並列図柄の表出を切望するように
なるから、図柄が停止する度に、昂揚感と落胆とが生じ
て遊技に対して一層熱中するようになる。尚、わずかに
微動を続け、視覚的にはそこに留まっているような微動
変動状態も停止に含まれる。
【0010】また、図柄生成行程にあって、各図柄列を
順次停止していき、最後に図柄停止する図柄列が、等価
並列図柄を有する図柄列であるように制御することも提
案される。これにより、最後に停止する図柄列に含まれ
る等価並列図柄と所定の当り図柄態様を成す図柄が、既
に停止している図柄列で表出されていれば、いわゆるリ
ーチ状態となる。而して、従来の遊技にはない新しいリ
ーチ状態が生じることとなり、当りへの期待感が生じる
状況が拡大する。例えば、一般的な三つの図柄が変動表
示する遊技機にあって、右側が「7」、左側が「6」で
停止し、中央が変動中とする。従来はこの時点で既にハ
ズレが決定するから、中央の図柄が変動中であっても、
遊技者の当りに対する期待感が途切れるため、遊技への
興味も持続せず、面白みに欠けることとなっていた。と
ころが本発明にあっては、中央の図柄列が等価並列図柄
「77」を有していれば、この状況でもリーチ状態であ
るから、当りへの期待感が収縮することはなく、全ての
図柄が停止するまで、遊技に対する興趣を持続させるこ
とができ得る。
【0011】このような等価並列図柄は、図柄表示装置
で変動表示する全ての図柄列が有するようにしてもよ
い。また、一部の図柄列のみが有するようにすることも
できる。このように等価並列図柄を有する図柄列を設け
たことにより、図柄生成行程における図柄の演出態様が
多様化し、変化に富んだ面白い遊技となるため、遊技の
趣向性を向上させることができる。さらに、全ての図柄
列が停止するまで、遊技者の当りを期待する感情が持続
する。而して、遊技者はこの当りを望む感情が高揚し、
例えハズレが表出しても、次回は当りそうだという感情
が生じ、当りへの挑戦意欲を刺激されて、遊技に熱中す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】いわゆる第1種パチンコ遊技機に
本発明を適用した一実施例を説明する。図1はパチンコ
遊技機の遊技盤1の正面図である。また図2は、遊技盤
1の内側レール内の中央に配設されたセンターケース4
の正面図である。ここでセンターケース4内には液晶表
示器、CRT表示器、ドットマトリックスまたは7セグ
メント指示器等からなる特別図柄表示装置6が設けられ
る。この特別図柄表示装置6の図柄表示領域Fには三つ
の特別図柄A,B,Cが表示される。この特別図柄A,
B,Cは、「0」〜「9」からなる10の数字からなる
図柄が表示されると共に、後述する本発明にかかる等価
並列図柄31として「33」、「77」を含んでいるも
のもある。
【0013】センターケース4の特別図柄表示装置6の
上部には四個のパイロットランプからなる特別図柄始動
記憶数表示装置8が設けられる。この特別図柄始動記憶
数表示装置8は、後述する主制御基板60(図3参照)
の記憶装置RAMの一部領域に記憶された始動記憶数を
表示する。
【0014】また、遊技盤1の左下部には、三個のLE
Dを内部に備えた普通図柄表示装置10が配設される。
この三個の発光ダイオードLEDは順次点滅して、種々
の組合せの点灯態様を表示する。そして、この点灯態様
が所定の当り態様の場合には、普通電動役物15を開放
する。この普通図柄表示装置10としては、液晶表示器
や一乃至複数個の7セグメント指示器等により構成され
て、その表示内容により、当り,ハズレを決定するもの
であっても良い。
【0015】さらに、遊技盤1の右下部には、四個のパ
イロットランプからなる普通図柄始動記憶数表示装置1
2が設けられ、後述の普通図柄始動スイッチS2(図3
参照)からの遊技球検出信号が、所定数を上限として主
制御基板60(図3参照)の記憶装置RAMの一部領域
に記憶された場合に、その記憶数を表示する。
【0016】一方、センターケース4の両側には、普通
図柄作動ゲート(普通図柄始動領域)13,13が設け
られ、遊技球の通過により該普通図柄作動ゲート13,
13に内蔵された普通始動スイッチS2から遊技球検出
信号が発生すると、普通図柄表示装置10が図柄変動す
る。
【0017】また、特別図柄表示装置6の直下位置に
は、内部を特別図柄始動領域14として、開閉翼片によ
り始動領域(入賞口兼用)の開口度を変化させるように
した普通電動役物15が配設されている。そして普通図
柄表示装置10の表示結果が、上述したような所定の当
り状態の場合には、開閉翼片が約0.2秒拡開して、特
別図柄始動領域14の開口度を拡開させ、遊技球が入り
易い状態となる。普通電動役物15内には、光電スイッ
チ、リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチS1
(図3参照)が備えられ、該特別図柄始動スイッチS1
による遊技球通過検知に伴って、特別図柄表示装置6の
特別図柄A,B,Cが変動表示し、所定の図柄を停止表
示することとなる。
【0018】普通電動役物15のさらに下方には、内部
に特定領域と通常領域とを有する大入賞口23が配設さ
れ、開閉片24を大入賞口開放ソレノイド(図3参照)
により開閉制御することにより大入賞口23を開放状態
と閉鎖状態のいずれかに変換する可変入賞装置22が配
設されている。そして、特別図柄表示装置6の特別図柄
A,B,Cが所定の組み合わせで表示され、当りとなる
と、開閉片24が開いて、その開放状態で開閉片24の
上面が案内作用を生じ、大入賞口23へ遊技球を案内す
ると共に、特定領域に遊技球が入ると、次の開閉ラウン
ドへ移行可能となり、連続開放作動を生じて、遊技者に
所定の利得が供される。この可変入賞装置22は、後述
する特別遊技作動を実行するものであって、その内部に
は、図3で示すように、特定領域に入った遊技球を検知
する特定領域スイッチS3と、当り中の入賞個数を計数
するカウントスイッチS4とが設けられている。ここで
特定領域スイッチS3にも、特定領域に入った遊技球を
計数するカウントスイッチとしての機能が備えられてい
る。
【0019】図3は、本発明にかかるパチンコ遊技機の
遊技作動を制御する制御回路を示すものである。主制御
基板60には、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御する
ための基板回路が設けられており、この基板回路上には
主制御用中央制御装置CPUが配設されている。この主
制御用中央制御装置CPUは、遊技に関する統括的な制
御を処理実行するものであって、該主制御用中央制御装
置CPUには、演算処理に用いる動作プログラムを格納
する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書き可
能な記憶装置RAMとが、データを読み書きするアドレ
スを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示
せず)と、データのやり取りを行なうデータバス(図示
せず)を介して接続され、該主制御基板60の基板回路
を構成している。この記憶装置ROMには、制御プログ
ラム、乱数テーブル等の固定データが記憶されている。
乱数テーブルには当り特別乱数K、当り図柄乱数L、ハ
ズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc 、リーチ乱数N、リーチ
図柄乱数P、リーチ態様乱数Q、普通当り乱数U、当り
普通図柄乱数V等が格納され、所定の要件が充足される
と主制御用中央制御装置CPUにて各乱数の抽選が行わ
れる。また、記憶装置RAMには、特別図柄始動スイッ
チS1 、普通図柄始動スイッチS2 のON作動による記
憶数等が一時的に記憶される記憶エリア、ソフトタイマ
を構成するレジスタ領域及びワークエリア等が設けられ
ている。
【0020】この主制御基板60の基板回路には、所定
のクロックパルスを出力するクロック装置(図示せず)
が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されて
いる。そして主制御用中央制御装置CPUは一定間隔の
クロックパルスによって、時系列的に演算処理を行い、
一連の処理作動を順次実行する。
【0021】また、この主制御基板60の基板回路に
は、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通
信を行う入力ポート(図示せず)及び出力ポート(図示
せず)が設けられており、該出力ポートを介して主制御
基板60からの制御指令が、図柄表示制御基板62、音
源制御基板63、光源制御基板64、及び払出制御基板
65の各入力ポートに向け、一方向に発信されるように
接続されている。また、主制御基板60の入力ポートに
は盤面中継基板61を介して上述した特別図柄始動スイ
ッチS1、普通図柄始動スイッチS2 、特定領域スイッ
チS3、カウントスイッチS4が接続され、主制御基板6
0が2ms毎に各スイッチS1〜4の遊技球検出状態を調
べ、遊技球検出があるとその信号が波形整形回路により
波形整形されて主制御用中央制御装置CPUに入力さ
れ、その情報を記憶装置RAMに記憶する。また、主制
御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介し
て普通電動役物15のソレノイドや、大入賞口23のソ
レノイド等が接続され、主制御用中央制御装置CPUが
所定の条件を選出した場合に作動される。
【0022】ここで主制御用中央制御装置CPU及び後
述する各制御基板に設置されている各中央制御装置CP
Uは、所定のデータの処理を行う演算ユニット(AL
U)を連成した演算装置と、この演算装置に入出力する
データや読み込んだ命令を保管しておくレジスタと、命
令を解読するデコーダ等によって構成されている。な
お、該演算ユニットの連成数によって、中央制御装置C
PUの演算処理能力が決まる。そして、この主制御用中
央制御装置CPUは、所定の形式で生成した制御指令信
号を各制御基板に夫々送信し、各制御基板の中央制御装
置CPUが該制御指令信号に従って所定の制御を処理実
行することとなる。
【0023】上記の図柄表示制御基板62には、図柄表
示装置6の図柄表示領域F上で表出される図柄表示態様
を制御するための基板回路が設けられている。この基板
回路は、図柄表示態様を制御処理する図柄制御用中央制
御装置CPUに、演出プログラムが格納されている記憶
装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置
RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構
成されている。この記憶装置ROMには、動作プログラ
ム、特別図柄表示領域Fの可変パターン及びその表示パ
ターン、当り遊技パターン、リーチ態様パターン等の図
柄変動態様を行う固定データも記憶されている。
【0024】また、図柄表示制御基板62は、主制御基
板60から入力ポートを介して受信した制御指令信号を
図柄制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、所
定の図柄表示態様を演出する図柄データを、出力ポート
を介して表示用ドライバに送信する。そして、該表示用
ドライバは該図柄データに従って、図柄表示装置6の図
柄表示領域Fに所定の図柄を表出させる。この図柄表示
装置6としては、CRT表示器やLCD(液晶)表示器
等が好ましく用い得る。
【0025】上記の音源制御基板63には、スピーカか
ら発生する効果音等を制御するための基板回路が設けら
れている。この基板回路は、音響を制御する音源制御用
中央制御装置CPUに、動作プログラムや音響発生パタ
ーン等の固定データが記憶されている記憶装置ROM
と、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入
力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されてい
る。この音源制御基板63は、上記の主制御基板60よ
り入力ポートを介して受信した制御指令信号を音源制御
用中央制御装置CPUで演算処理し、所定の音データを
出力ポートを介してサウンドジェネレータに発信して、
該音データを受けてスピーカに出力させる。
【0026】上記の光源制御基板64には、パチンコ遊
技機に備えられた発光ダイオードLEDや装飾ランプと
いった電飾装置を制御するための基板回路が設けられて
いる。この基板回路は、電飾装置の点灯、点滅等を制御
する光源制御用中央制御基板CPUに、動作プログラム
や、発光ダイオードLED,装飾ランプ等を電飾するた
めの電飾パターン等の固定データが記憶されている記憶
装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置R
AMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成
されている。この光源制御基板64は、光源制御用中央
制御装置CPUで、上記の主制御基板60から入力ポー
トを介して受信した制御指令信号を演算処理し、所定の
光データを出力ポートを介して、発光ダイオードLED
や装飾ランプ等を発光作動するドライバを配した光源作
動基板に送信し、所定の発光ダイオードLEDや装飾ラ
ンプ等を点灯、点滅させる。
【0027】上記の払出制御基板65には、遊技球の貸
球や賞球等を制御するための基板回路が設けられてい
る。この基板回路は、貸球ユニットや賞球ユニット等の
各種ソレノイドを作動して、所定の貸球や賞球の供給を
制御する払出制御用中央制御装置CPUに、動作プログ
ラム、賞球や貸球の球数パターン等の固定データが記憶
されている記憶装置ROMと、球数カウントデータ等の
必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポ
ート及び出力ポートとが接続されて構成されている。こ
の払出制御基板65は、主制御基板60から受信した制
御指令信号に従い、払出制御用中央制御装置CPUで演
算処理し、所定のデータを出力ポートを介して払出中継
基板に送信し、該データにより貸球ユニットや賞球ユニ
ット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球の
払い出しを実行する。また、払出制御基板65は、遊技
球の貸球を記憶したプリペイドカードの読み込み書き込
みを行うプリペイドカードユニットと、該プリペイドカ
ードのデータ処理を中継するCR接続基板を介して接続
され、遊技球の残球等のデータをやりとりする。
【0028】次に本発明の制御態様をパチンコ遊技機の
作動に従って説明する。遊技球が発射装置より遊技盤1
に発射され、該遊技球が特別図柄始動領域14を通過
し、特別図柄始動スイッチS1がON作動すると、該信
号を盤面中継基板61を介して主制御基板60が認識す
る。かかる信号により、主制御基板60の主制御用中央
制御装置CPUは、記憶装置ROMに記憶されている当
り特別乱数K、当り図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma ,
Mb ,Mc 、リーチ乱数N、リーチ図柄乱数P、リーチ
態様乱数Q等の各図柄乱数を選出し、各選出値を一旦、
記憶装置RAMに格納する。さらには、特別図柄始動ス
イッチS1のON信号に基づき、主制御用中央制御装置
CPUで演算処理して賞球指令信号を払出制御基板65
に発信すると共に、賞球作動に連動する賞球音の発生指
令信号を音源制御基板63に、賞球ランプ等の発生指令
信号を光源制御基板64に夫々発信する。
【0029】主制御基板60から賞球指令信号を受信し
た払出制御基板65は、記憶装置ROMや記憶装置RA
Mの記憶データを用いて払出制御用中央制御装置CPU
にて演算処理を行い、その結果に従って賞球ユニットの
ソレノイドを作動させて所定数量の賞球を払い出す。こ
れと同期して、賞球音の発生指令信号を受けた音源制御
基板63は、記憶装置ROMや記憶装置RAMの記憶デ
ータを用いて音源制御用中央制御装置CPUにて演算処
理を行い、その結果に従ってスピーカより所定の賞球音
を上記賞球の払出時に合わせて出力する。同時に光源制
御基板64でも、受信した賞球ランプの発生指令信号に
従って光源制御用中央制御装置CPUが記憶装置ROM
や記憶装置RAMの記憶データを用いて演算処理を行
い、その結果に従って所定の発光ダイオードLEDや装
飾ランプ等を点灯、点滅させる。
【0030】さらには、特別図柄始動スイッチS1のO
N作動もしくは、主制御基板60の記憶装置RAMに記
憶されている始動記憶数の消化により図柄変動が開始さ
れると、主制御用中央制御装置CPUは、選出された当
り特別乱数Kを判定し、当り図柄乱数L、ハズレ図柄乱
数Ma ,Mb ,Mc のいずれかを有効とすると共に、リ
ーチ乱数Nの選定内容に従ってリーチとするかどうかを
判定し、リーチの場合にはリーチ図柄乱数P、リーチ態
様乱数Qを有効とする。そして、その結果に基づき、特
別図柄表示装置6で実行される図柄表示態様を制御する
ための図柄制御指令信号を図柄表示制御基板62に送信
する。
【0031】上記図柄制御指令信号を受けた図柄表示制
御基板62の図柄制御用中央制御装置CPUは、図柄制
御指令信号に従って、記憶装置ROMに記憶されている
所定の表示プログラムを用いて、特別図柄表示装置6で
演出する特別図柄A,B,Cの図柄表示態様を決定す
る。そして、該図柄表示態様に従って特別図柄A,B,
Cを順次停止し、該特別図柄A,B,Cを確定表示す
る。
【0032】その他、主制御基板60の主制御用中央制
御装置CPUは、音響作動と発光作動を該図柄表示態様
に連動させるため、音響制御指令信号を音源制御基板6
3に発信すると共に、電飾制御指令信号を光源制御基板
64に発信する。音響制御指令を受けた音源制御基板6
3は、記憶装置ROMに記憶されている動作プログラム
等を用いて音源制御用中央制御装置CPUで演算処理を
行い、得られた音データをサウンドジェネレータを介し
てスピーカより出力する。また上記光源制御基板64で
は、電飾制御指令信号に従って、記憶装置ROMに記憶
されている動作プログラム等を用いて光源制御用中央制
御装置CPUで演算処理を行い、得られた光データを、
光源作動基板を介して、所定の発光ダイオードLEDも
しくは装飾ランプを点灯、点滅させる。
【0033】また、遊技球が特別図柄始動領域14に連
続的に通過した場合には、特別図柄始動スイッチS1に
よる遊技球検出が主制御基板60の記憶装置RAMに記
憶され、その記憶に基づいて上述したように特別図柄始
動記憶数表示装置8の発光ダイオードLEDが順次点灯
し、最高四回まで保留される。この発光ダイオードLE
Dは図柄が変動する都度、消灯されて、記憶数が減少す
る。なお、始動記憶数が満杯(四個)となっている場合
には、特別図柄始動領域14を遊技球が通過しても無効
となる。
【0034】ここで、上述の当り特別乱数Kが当りを選
出した場合、当り図柄乱数Lと、リーチ態様乱数Qを有
効とし、主制御基板60は、図柄表示制御基板62に所
定の制御指令信号を伝達する。そして、図柄表示制御基
板62は、当り図柄乱数Lに従い特別図柄をA=Bで停
止し、リーチ態様乱数Qに従いリーチ作動を実行した
後、所定の当り図柄態様の特別図柄A,B,Cで確定表
示する。同時に光源制御基板64及び音源制御基板63
が所定の照光装置と効果音を発生させる。
【0035】そして、主制御基板60は、盤面中継基板
61を介して大入賞口ソレノイドを駆動して、大入賞口
23を開放する。そして、大入賞口23に遊技球が流入
され、該大入賞口23内の特定領域スイッチS3やカウ
ントスイッチS4がON作動されると、その信号を盤面
中継基板61を介して主制御基板60が確認し、必要に
応じて、図柄表示制御基板62や払出制御基板65に制
御指令を発信し、而して、一連の特別遊技作動が実行さ
れる。
【0036】すなわち、サウンドジェネレータがファン
ファーレを発すると共に、大入賞口ソレノイドが駆動
し、開閉片24が前方に傾動して可変入賞口23が開放
され、開閉ラウンドが実行される。この開閉ラウンド
は、所定制限時間(30秒)が経過するか、該所定制限
時間内で、カウントスイッチS4により10個の遊技球
の入賞検知がなされるまで継続される。また上述したよ
うに、大入賞口23の特定領域に遊技球が流入し、特定
領域スイッチS3がON作動した時は、次の開閉ラウン
ドへの移行条件が充足され、一旦開閉片24が閉鎖駆動
して、一ラウンドが終了する。そして、その動作終了後
に再び大入賞口23が開放して、次の開閉ラウンドへ移
行する。このように開閉ラウンドが最大16回繰り返さ
れて、大入賞口23の連続開放作動を生じ、遊技者に所
定の利得が供される。
【0037】一方、当り特別乱数Kが当りを選出しない
場合には、上述のハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mcから
なる制御指令信号を主制御基板60から図柄表示制御基
板62に発信し、該図柄表示制御基板62は該制御指令
に従って、特別図柄A,B,Cをハズレ表示する。この
場合、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mcの選出による制
御指令によっては、特別図柄A=Bを一旦表示し、リー
チ態様乱数Qにより選定された、所定のリーチ変動態様
によるリーチ作動を発生させるようにした後、ハズレ図
柄態様とすることもでき得る。
【0038】次に特別図柄表示装置6の図柄制御につき
再度、詳細に説明する。上述の主制御基板60の記憶装
置ROMには、0〜599の600コマからなる当り特
別乱数Kが格納されている。ここで、当り図柄の内容に
より、次回に当り図柄となる確率が向上する高確率状態
と、当り図柄となる確率が変化しない通常確率状態が発
生する。通常確率時では、当り特別乱数KがK=7,2
47,427が当りとなる。すなわち当り確率は3/6
00=1/200である。また、高確率時ではK=7,
37,67,97,127,157,187,217,
247,277,307,337,367,397,4
27,457,487,517,547,577の場合
に当りとなる。すなわち当り確率は20/600=1/
30である。そしてそれ以外はハズレとなる。また、記
憶装置ROMには、上述したように当り図柄乱数Lが格
納されている。そして、この当り図柄乱数Lが特定図柄
となった場合には、当該当り終了後、次の当りが発生す
るまで、当り図柄となる確率が向上する前記の高確率状
態となる。なお、当り図柄乱数Lの備える当り図柄につ
いては、後述する本発明の要部にて説明する。
【0039】また、記憶装置ROMには、上述したよう
に、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc と、リーチ乱数N
と、リーチ図柄乱数Pと、リーチ態様乱数Qとが格納さ
れている。このハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mcはハズ
レの場合に、各特別図柄A,B,Cの図柄を決定する。
尚、この各特別図柄A,B,Cを決定した時に、当り図
柄となっている場合は、再度ハズレ図柄を決定する。さ
らにまた、リーチ乱数Nはハズレの場合にリーチ作動の
実行の有無を選定する。また、リーチ図柄乱数Pは、リ
ーチ作動が実行される場合のリーチ図柄を決定する。さ
らに、リーチ態様乱数Qにより、リーチ作動で実行され
る、非リーチ状態のときと異なるリーチ変動態様の種類
を選出する。このリーチ変動態様としては、例えば、ロ
ングリーチ、低速スクロール、逆走行、低速走行からの
加速的停止、図柄の反転等の、種々の変動形態がある。
【0040】そして、特別図柄表示装置6が駆動する
と、特別図柄A,B,Cは所定の図柄順列に従って変動
開始し、通常では約6.5秒以上経過すると、特別図柄
A,B,Cの順番に図柄変動が停止する。この特別図柄
A,B,Cは、上述の各乱数値に従って所定の図柄で確
定表示される。
【0041】一方、主制御基板60の記憶装置RAMに
記憶されている特別図柄始動記憶数の記憶消化に伴っ
て、特別図柄表示装置6を変動表示させる場合にあっ
て、記憶装置RAMの始動記憶数には上述のように限度
(通常四個)があり、この個数を越えると、特別図柄始
動スイッチS1からの遊技球検知信号があっても、無効
となってしまう。このため、このような記憶満杯に伴う
無効球の発生を少なくするためには、始動記憶数が迅速
に消化されることが望まれる。そこで、当りによる特別
遊技作動が終了した直後には、通常の図柄変動時間より
も、短い図柄変動時間を選択して、特別図柄A,B,C
につき変動短縮作動(時短)を実行するようにしてい
る。すなわち特別図柄A,B,Cの図柄生成行程に要す
る平均変動時間(図柄変動の開始から停止するまでに要
する時間)が通常10秒であるものが5秒に短縮され
る。また、このような特別図柄表示装置6の変動短縮作
動は、上述したように、当り図柄乱数Lにより特別図柄
A,B,Cが特定図柄で当りを表示した場合に、当り図
柄となる確率が向上する当り特別乱数Kの高確率状態と
同時に実行されるようにしている。
【0042】次に普通図柄作動につき説明する。遊技球
が普通図柄始動ゲート13を通過すると、該遊技球は普
通図柄始動スイッチS2で検出される。この普通図柄始
動スイッチS2で遊技球検出されると、普通図柄表示装
置10の普通図柄が変動する。この普通図柄は、左赤
色,中緑色,右赤色の三個の発光ダイオードLEDで構
成される。この普通図柄表示装置10が変動中、又は普
通電動役物15が開放中のときに、普通図柄始動スイッ
チS2で遊技球検出されると、主制御基板60の記憶装
置RAMにその遊技球検出が記憶され、記憶数の消化に
伴って普通図柄始動記憶数表示装置12の発光ダイオー
ドLEDが点灯し、普通図柄が変動開始になる都度消灯
されて、記憶個数が表示される。尚、普通図柄始動記憶
数表示装置12の最大記憶数は四個であり、それ以上は
無効とされる。
【0043】この普通図柄表示装置10の変動停止後、
又は普通電動役物15の開放動作終了後に、普通図柄始
動記憶数表示装置12に表示された始動記憶に基づいて
普通図柄表示装置10は再び変動開始する。普通図柄表
示装置10が変動開始後、約30秒以上経過すると変動
が停止し、左右いずれかの発光ダイオードLEDが一個
でも点灯した状態であれば当りとなり、普通電動役物1
5が約0.2秒間開放される。
【0044】一方、前述の特別図柄表示装置6の変動短
縮作動中においては、普通図柄表示装置10の変動時間
も、常態の約30秒から短縮され、約5秒経過すると変
動が停止する。すなわち所定有利状態となる。さらにこ
れとともに、普通電動役物15の開放時間が約0.2秒
間から約3秒間に延長される。
【0045】ここで、普通図柄表示装置10が変動を停
止したときに表示する図柄態様は、主制御基板60の記
憶装置ROMに格納されている、0〜54までの55コ
マからなる普通当り乱数Uにより決定される。遊技球通
過により、普通図柄始動スイッチS2がON作動する
と、主制御基板60は記憶装置ROMから普通当り乱数
U、及び当り普通図柄乱数Vの乱数値を選出し、その内
容を一旦記憶装置RAMに記憶し、普通図柄表示装置1
0が変動開始すると同時に、記憶した内容を調べ、その
普通当り乱数Uの選出値に対応する当りハズレを決定す
る。そして当りの場合は、当り普通図柄乱数Vにより停
止態様を決定し、左赤色,右赤色のいずれか少なくとも
一つが点灯した状態となる。ハズレの場合は、中緑色の
発光ダイオードLEDのみが点灯した状態となる。
【0046】次に本発明の要部につき説明する。通常、
上述の図柄始動条件の成立により、特別図柄表示装置6
の特別図柄A,B,Cが変動を開始すると、当り特別乱
数Kを判定し、これが上記の当り値であると、当り図柄
乱数Lと、リーチ態様乱数Qとに従って図柄生成行程が
行われる。最初に特別図柄A,Bを順次停止させて、同
一図柄になるようにしてリーチ状態とし、リーチ態様乱
数Qに従って所定のリーチ図柄変動態様を実行する。そ
の後に、特別図柄Cを停止させ、当り図柄乱数Lに従っ
て特別図柄A,B,Cが全て同じ図柄となる図柄組み合
わせ列で確定表示する。そして「大当り」となって、上
述した大入賞口23の作動が始まり、特別遊技作動が実
行される。このような通常の当り表示態様を実行する図
柄生成行程に加え、本発明では、特別図柄A,B,Cの
少なくとも一カ所に等価並列図柄31を有する図柄列を
備えることにより、例えばA≠Bの場合にも、等価並列
図柄31「77」をBに表出させ、リーチを発生させた
後、特別図柄CをBの等価並列図柄31「77」が有す
る図柄と同じ図柄「7」で停止させて、当りとすること
もできる。ここで、当り図柄態様としては、同じ図柄が
3個以上連続して並んでいる図柄組み合わせ列である場
合とする。
【0047】また、通常、当り特別乱数Kが上記の当り
値でない場合には、特別図柄A,B,Cの図柄をハズレ
表示させる。ここで、リーチ乱数Nがリーチ作動を実行
しないとした場合にはハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc
に従い各特別図柄A,B,Cの図柄を確定表示する。一
方、リーチ作動が実行される場合には、リーチ図柄乱数
Pにより特別図柄A=Bである図柄態様を決定し、その
リーチ図柄を一旦表出し、リーチ態様乱数Qに従い所定
のリーチ図柄変動態様を実行した後、特別図柄Cをハズ
レ図柄となるように停止し、確定表示する。このような
通常の図柄態様に加え、本発明では、リーチ作動が行わ
れる場合には、A,Bのいずれかに等価並列図柄31を
表示させてリーチ作動を実行するようにしても良い。
尚、リーチ作動を実行しない場合には、A,Bのいずれ
にも等価並列図柄31を表示しないようにする。かかる
実施態様例を以下説明する。
【0048】(実施例1)この実施例1にあっては、特
別図柄A,Cに、等価並列図柄31を有する図柄列を使
用し、かつ、特別図柄A,B,Cの停止順序をA→C→
Bとしている。ここで、特別図柄A,Cは「0」〜
「9」、及び等価並列図柄31「33」、「77」の数
字からなる図柄列により生成される。一方、特別図柄B
は「0」〜「9」の数字からなる図柄列により生成され
る(図4参照)。この場合の当り図柄を選定する当り図
柄乱数Lには、図5に示すように「0」〜「9」と、
「X1」、「X2」、「Y1」、「Y2」の14コマの当り
図柄が格納されており、当り特別乱数Kが当り判定であ
る場合に当り図柄態様を決定する。ここで「X1」、
「X2」、「Y1」、「Y2」は、等価並列図柄31によ
る当り図柄態様を表す乱数値である。この図柄生成行程
としては、図7に示すように、当り特別乱数Kにより当
りが決定すると、当り図柄乱数Lを判定し、「0」〜
「9」のいずれかを示していた場合には、その選出図柄
に従って、特別図柄A、Cを順に停止してリーチ作動し
た後、特別図柄Bを停止して、通常の当り図柄態様であ
る「000」、「111」等の図柄組み合わせ列を表出
する。一方、当り図柄乱数Lが「X1」、「X2」のいず
れかであると、特別図柄Aに等価並列図柄31が表示さ
れる。「X1」の場合には特別図柄Aが「33」で停止
し、リーチ作動した後、特別図柄Cをハズレ図柄乱数M
cに従って停止する。そして、特別図柄Bが「3」で停
止して当り図柄態様とする。ここで、特別図柄Cはいず
れの図柄であっても良いので、ハズレ図柄乱数Mcを有
効として使用する。同様に「X2」の場合には、特別図
柄Aが「77」、特別図柄Cがハズレ図柄乱数Mc、特
別図柄Bが「7」を表出して当り図柄態様とする。ま
た、当り図柄乱数Lが「Y1」、「Y2」のいずれかであ
ると、特別図柄Cが等価並列図柄31を表出する。「Y
1」の場合には、特別図柄Aがハズレ図柄乱数Maに従
って停止し、特別図柄Cが「33」で停止してリーチ作
動した後、特別図柄Bが「3」で停止して当り図柄態様
とする。同様に「Y2」の場合には、特別図柄Aがハズ
レ図柄乱数Ma、特別図柄Cが「77」、特別図柄Bが
「7」を表出して当り図柄態様とする。
【0049】さらに、リーチ図柄乱数Pにあっても、
「0」〜「9」及び「Z1」、「Z2」、「W1」、「W
2」の14の乱数値より選出される(図6参照)。そし
て、当り特別乱数Kがハズレを決定し、リーチ乱数Nが
リーチ作動を実行するとした場合に、いずれのリーチ図
柄によりリーチ作動を実行するかを決定する(図7参
照)。リーチ図柄乱数Pが「Z1」である場合には、ハ
ズレ図柄Mb,Mcを有効とし、特別図柄Aに「33」
を表出してリーチ作動した後、特別図柄B,Cをハズレ
図柄Mb,Mcに従って表示し、ハズレを確定する。同
様に「Z2」である場合には、特別図柄Aに「77」を
表出してリーチとした後、ハズレを確定させる。また、
「W1」の場合には特別図柄Aをハズレ図柄Maに従っ
て表示した後、特別図柄Cに「33」を表示してリーチ
作動を実行する。そして、特別図柄Bをハズレ図柄乱数
Mbに従って表示してハズレを確定する。「W2」の場
合には特別図柄Cに「77」を表出してリーチ状態とし
た後、ハズレを確定させるようにする。
【0050】次に、特別図柄表示装置6の特別図柄態様
として、等価並列図柄31が表出する場合の図柄態様つ
き、図8に従って説明する。特別図柄A,B,Cが変動
開始し、当り特別乱数Kにより当りが決定すると、当り
図柄乱数L、リーチ態様乱数Qに従って特別図柄A,
B,Cを生成する。例えば、当り図柄乱数Lが「X2」
であると、特別図柄Aが(2)「77」で停止し、リー
チ態様乱数Qに従ってリーチ作動を実行した後、ハズレ
図柄乱数Mcに従って特別図柄Cを(3)「6」で停止
し、最後に特別図柄Bを停止して(4)「77 7 6」と
なる当り図柄態様とし、上述した特別遊技作動を実行す
る。尚、図8(及び図9、図11)中の「↓」は特別図
柄の変動中を表すものである。また、この(2)の状況
で、ハズレ図柄乱数Mcに従って特別図柄Cが(5)
「33」で停止した場合には、当りを表出する確率の高
い、いわゆるダブルリーチ状態となり、遊技者の当りを
期待する感情を一層刺激することとなる。
【0051】また、当り図柄乱数Lが「Y2」を選出し
ていた場合には、特別図柄の変動状態(1)から特別図
柄Aがハズレ図柄乱数Maに従って、(9)「6」で停
止した後、特別図柄Cが(10)「77」で停止し、リ
ーチ態様乱数Qに従ってリーチ作動を実行する。その
後、特別図柄Bが(11)「7」で停止して当り図柄態
様となり特別遊技作動を実行する。
【0052】一方、当り特別乱数Kがハズレと判定さ
れ、リーチ乱数Nによりリーチ作動を実行するとした場
合として、リーチ図柄乱数Pが「Z2」であると、図8
のように、特別図柄Aが(2)「77」で停止し、リー
チ態様乱数Qに従ってリーチ作動を実行した後、ハズレ
図柄乱数Mb,Mcに従って特別図柄Cを(3)「6」
とし、次に特別図柄Bを(7)「6」としてハズレを確
定する。ここで、ハズレ図柄乱数Mcが「33」又は
「77」の場合には、(5)のダブルリーチ状態となっ
た後、ハズレ図柄乱数Mbに従って特別図柄Bが(8)
「6」で停止してハズレを確定する。さらにまた、リー
チ図柄乱数Pが「W2」である場合には、特別図柄Aを
ハズレ図柄乱数Maに従って(9)「6」で停止し、次
に特別図柄Cを(10)「77」で停止して、リーチ作
動を実行した後、特別図柄Bをハズレ図柄乱数Mbに従
って(12)「6」で停止してハズレを確定する。
【0053】このように、通常の特別図柄A=Cでリー
チとなる場合に加えて、等価並列図柄31が特別図柄A
又はCで停止することによりリーチ状態が生じるため、
遊技者に全ての図柄が停止するまで当りを期待できる状
況を多様に提供できるため、遊技に対する興趣を持続さ
せる優れた効果が生じることとなる。
【0054】(実施例2)この実施例2にあっては、上
述の実施例1と同様に特別図柄A,Cに、等価並列図柄
31を有する図柄列を使用する。但し、特別図柄A,
B,Cの停止順序をA→B→Cとしている。ここで、特
別図柄A,B,Cの各図柄列、及び当り図柄乱数Lは上
述の実施例1と同様である(図4、図5参照)。リーチ
図柄乱数Pにあっても、実施例1と同様に「0」〜
「9」及び「Z1」、「Z2」、「W1」、「W2」の選出
により、いずれのリーチ図柄でリーチ作動を実行するか
を決める(図6参照)。但しここで、「Z1」、「Z2」
はそれぞれ特別図柄Aが「33」、「77」を表示し
て、特別図柄Bに対するリーチ状態を生成するものであ
るから、特別図柄Bが停止するとハズレが確定すること
となる。また、「W1」、「W2」は、特別図柄Bの表示
図柄を示すものであり、リーチ図柄乱数Pが「W1」を
選出した場合には、特別図柄Bが「3」を表示してリー
チとする「Ma 3 ↓」である。また、「W2」を選出
した場合には、特別図柄Bが「7」を表示してリーチと
する「Ma 7↓」である。
【0055】次に特別図柄表示装置6の特別図柄態様と
して、等価並列図柄31が表出する場合の図柄態様つ
き、図9に従って説明する。特別図柄A,B,Cが変動
開始し、当り特別図柄Kが当りと判定されると、当り図
柄乱数L、リーチ態様乱数Qに従って特別図柄A,B,
Cを生成する。例えば、当り図柄乱数Lが「X2」であ
ると、特別図柄Aが(2)「77」で停止し、リーチと
なる。そして、リーチ態様乱数Qに従ってリーチ作動を
実行した後、特別図柄Bが(3)「7」となり、特別図柄
Cの停止する前に当たりとなる。そして、特別図柄Cが
ハズレ図柄乱数Mcに従って停止後、上述の特別遊技作
動が実行される。また、当り図柄乱数Lが「Y1」であ
る場合には、ハズレ図柄乱数Maにより特別図柄Aが
(10)「7」で停止した後、特別図柄Bが(11)
「3」で停止してリーチとなり、リーチ態様乱数Qに従
ってリーチ作動を実行する。その後、特別図柄Cが(1
2)「33」で停止し、当り図柄態様となり特別遊技作
動が実行されることとなる。また、当り図柄乱数Lが
「Y1」である場合に、ハズレ図柄乱数Maにより特別
図柄Aが(2)「77」で停止すると、一旦リーチ作動
を実行した後、特別図柄Bが(5)「3」で停止し、再
びリーチ作動を実行する。その後、特別図柄Cが(6)
「33」を表出し、当り図柄態様となり特別遊技作動が
実行されることとなる。
【0056】一方、当り特別乱数Kがハズレと判定さ
れ、かつ、リーチ乱数Nがリーチ作動を実行するとした
場合にあっては、リーチ図柄乱数Pが「Z2」である
と、例えば、図9に示すように、特別図柄Aが(2)
「77」で停止し、リーチ態様乱数Qに従ってリーチ作
動を実行した後、ハズレ図柄乱数Mb,Mcに従って特
別図柄Bを(8)「6」とし、次に特別図柄Cを(9)
「6」としてハズレを確定する。ここで、ハズレ図柄乱
数Mbが「3」の場合には、(5)で再びリーチ状態と
した後、ハズレ図柄乱数Mcに従って特別図柄Cが
(7)「6」を表出してハズレを確定させる。また、リ
ーチ図柄乱数Pが「W2」である場合には、例えば、特
別図柄Aをハズレ図柄乱数Maに従って(10)「7」
で停止した後、特別図柄Bを(11)「3」で停止させ
て、リーチとし、リーチ態様乱数Qに従ってリーチ作動
を実行する。その後、特別図柄Cをハズレ図柄乱数Mc
に従って(13)「77」で停止してハズレを確定す
る。
【0057】(実施例3)この実施例3にあっては、特
別図柄Bに、等価並列図柄31を有する図柄列を使用
し、かつ、特別図柄A,B,Cの停止順序をA→C→B
としている。特別図柄Bは「0」〜「9」、及び等価並
列図柄31「33」、「77」の数字からなる図柄列に
より生成される。一方、特別図柄A,Cは「0」〜
「9」の数字からなる図柄列により生成される(図10
参照)。この場合の当り図柄を選定する当り図柄乱数L
には、実施例1と同様に「0」〜「9」と、「X1」、
「X2」、「Y1」、「Y2」の14コマの当り図柄が格
納されており、当り特別乱数Kが当り判定である場合に
当り図柄態様を決定する(図5参照)。ここで、当り特
別乱数Kが当りである場合に、当り図柄乱数Lが「X
1」であると、特別図柄Aが「3」、特別図柄Bが「3
3」となる当り図柄態様とする。ここで、特別図柄Cは
いずれの図柄であっても良いので、ハズレ図柄乱数Mc
を用いる。同様に当り図柄乱数Lが「X2」であると、
特別図柄Aが「7」、特別図柄Bが「77」、特別図柄
Cはハズレ図柄乱数Mcを表出して当り図柄態様とす
る。また、当り図柄乱数Lが「Y1」であると、特別図
柄Aをハズレ図柄乱数Maに従って停止させ、特別図柄
Bが「33」、特別図柄Cが「3」となる当り図柄態様
として当り図柄態様とする。同様に「Y2」であると、
特別図柄Aをハズレ図柄乱数Maに従って停止させ、特
別図柄Bが「77」、特別図柄Cが「7」で停止させて
当り図柄態様とする。
【0058】また、リーチ図柄乱数Pにあっても、実施
例1と同様に「0」〜「9」及び「Z1」、「Z2」、
「W1」、「W2」が格納され、いずれのリーチ図柄によ
りリーチ作動を実行するかを決める(図6参照)。リー
チ図柄乱数Pが「Z1」である場合には、特別図柄Aを
「3」で停止してリーチとし、リーチ態様乱数Qに従っ
てリーチ作動した後、特別図柄B,Cをハズレ図柄M
b,Mcに従って停止し、ハズレを確定する。同様に
「Z2」である場合には、特別図柄Aを「7」で停止し
てリーチとした後、ハズレを確定させる。また、「W
1」の場合には特別図柄Cを「3」で、「W2」の場合に
は特別図柄Cを「7」でそれぞれ停止してリーチ状態と
した後、特別図柄Bをハズレ図柄乱数Mbに従って停止
して、ハズレを確定する。
【0059】次に、特別図柄表示装置6の特別図柄態様
として、等価並列図柄31による当りとなる表示態様に
つき、図11に従って説明する。特別図柄A,B,Cが
変動開始し、当り特別乱数Kが当りと判定された場合に
は、当り図柄乱数L、リーチ態様乱数Qに従って特別図
柄A,B,Cを生成させる。例えば、当り図柄乱数Lが
「X2」であると、特別図柄Aは(2)「7」で停止
し、リーチ状態となる。そして、リーチ態様乱数Qに従
ってリーチ作動を実行した後、特別図柄Cがハズレ図柄
乱数Mcに従って(3)「6」で停止する。この状態で
も、引き続きリーチ中である。そして、最後に特別図柄
Bが(4)「77」で停止して、当り図柄態様となり上
述の特別遊技作動を実行する。ここで、(2)の状態
で、特別図柄Cがハズレ図柄乱数Mcに従って(5)
「3」で停止すると、ダブルリーチ状態となる。そし
て、最後に特別図柄Bが(7)「33」で停止して当り
図柄態様となり、特別遊技作動が実行される。このダブ
ルリーチ状態は、例えば、当り図柄乱数Lが「Y1」で
ある場合にあって、特別図柄Aがハズレ図柄乱数Maに
従って(2)「7」で停止し、特別図柄Cが(5)
「3」で停止することでも成立する。このように、特別
図柄表示装置6で、特別図柄A又はCが、特別図柄Bの
図柄列に含まれる等価並列図柄31と同じ図柄で停止す
るとリーチが発生するから、通常のA=Bのリーチ状態
に加えて、新たなリーチ状態が生じることとなるため、
最後の特別図柄Bの停止まで遊技者に当りへの期待感を
抱かせることができる。
【0060】一方、当り特別乱数Kがハズレを決定した
場合に、リーチ乱数Nがリーチ作動を実行することとな
った場合には、リーチ図柄乱数Pに従って、例えば、図
11における(2)、(3)、(5)のリーチ状態を発
生させた後に、特別図柄Bをハズレ図柄乱数Mbに従っ
て停止させれば良い。
【0061】このような本発明にあっては、図柄列に等
価並列図柄31を有するようにしたことにより、通常の
当り及びリーチの表示態様に加えて、等価並列図柄31
によって、例えば、上述の実施例のように、特別図柄の
表示が三つの場合にあっても、図8の(5)のようなダ
ブルリーチ状態の表示や、図9の(2)から(5)に至
るリーチ対象図柄の変化する表示等、多彩な演出が可能
となる。このように当りを期待させる多様なリーチ状態
を演出できることにより、特別図柄が全て停止するま
で、当りに対する期待感を持続させ得る状況を新たに生
じさせることができるため、遊技の興趣が一層向上する
こととなる。
【0062】本発明としては、等価並列図柄31に同じ
図柄が二個並んだ図柄を用いた、上述の実施例に限定さ
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、様々な形態で実施しうるのものである。例え
ば、等価並列図柄31に、同じ図柄が三個並んだ図柄を
用いて、この図柄が一個表示されるだけで、当りとなる
ようにすることも、本発明の主旨に属する。
【0063】
【発明の効果】本発明は、上述したように、複数の図柄
が並列して表示された場合と同じ価値を持つ等価並列図
柄31を有する図柄列を設けるようにしたものであるか
ら、この図柄列を変動させて、等価並列図柄31が表示
されると、その図柄数分だけ多くの図柄が表示されたと
同じ状態となる。そのため、等価並列図柄31が表示さ
れた場合には、所定の当り図柄態様が表出され易い状況
となるから、遊技者に当りを期待する感情を新たに付与
することができ得る。また、このような等価並列図柄3
1が表示される遊技では、図柄表示装置での図柄変動に
新たな演出態様が加わることとなるから、遊技が変化に
富んだ面白いものとなり、その趣向性が一層向上する。
【0064】また、等価並列図柄31を同じ図柄を並列
表示したものとし、当り図柄態様を同じ図柄が特定数連
続して並ぶ図柄態様とすることによって、等価並列図柄
31が表出することにより、同じ図柄が連続して特定数
並ぶ状態が生じやすくなるので、当りへの期待感が刺激
されて、遊技者を遊技に一層熱中させることができる。
また、遊技者は等価並列図柄31の表出を切望する感情
が生じるようになるから、図柄が停止する度にその感情
が刺激されて、遊技に対する昂揚感が一層向上すること
となる。
【0065】また、図柄生成行程にあって、各図柄列を
順次停止していき、最後に図柄停止する図柄列が、等価
並列図柄31を有する図柄列となるように制御したこと
より、最後に停止する図柄列に含まれる等価並列図柄と
所定の当り図柄態様を成す図柄が、既に表出していれ
ば、いわゆるリーチ状態となる。このリーチ状態は、通
常のリーチ状態とは異なる新たなリーチ状態となるか
ら、当りを期待できるリーチ状態が多様化すると共に、
最後の図柄が停止するまで、遊技者の当りに対する期待
感が持続するため、遊技への集中度が向上し、パチンコ
遊技の興趣が向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤1の正面図である。
【図2】センターケース4の拡大正面図である。
【図3】遊技を制御する制御回路を示すブロック回路図
である。
【図4】実施例1及び実施例2の特別図柄A,B,Cが
備える図柄列である。
【図5】当り図柄乱数Lの乱数表である。
【図6】リーチ図柄乱数Pの乱数表である。
【図7】図柄生成行程の制御を表すフロー図である。
【図8】実施例1の特別図柄の表示態様を表すブロック
図である。
【図9】実施例2の特別図柄の表示態様を表すブロック
図である。
【図10】実施例3の特別図柄A,B,Cが備える図柄
列である。
【図11】実施例3の特別図柄の表示態様を表すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 6 特別図柄表示装置 31 等価並列図柄 A,B,C 特別図柄

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の図柄を有する図柄列を変動表示する
    図柄表示装置と、図柄始動条件の成立に起因して変動開
    始から図柄確定に至る一連の図柄生成行程を実行する図
    柄制御手段とを備え、図柄表示装置に図柄生成行程によ
    り確定表示された図柄の組合せが所定の当り図柄態様で
    ある場合に、遊技者に所定の利得を供与することとなる
    特別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機にお
    いて、 前記図柄表示装置で変動表示される図柄列が、複数の図
    柄を並列表示したものと同じ価値を持つ等価並列図柄を
    有するものであることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】等価並列図柄が、同じ図柄を並列表示した
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ
    遊技機。
  3. 【請求項3】図柄生成行程により確定表示された図柄の
    組合せが、等価並列図柄を構成する図柄を含む同じ図柄
    が特定数連続して並んだ場合に、当り図柄態様となる場
    合があることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊
    技機。
  4. 【請求項4】図柄変動開始後、各図柄列を順次停止して
    いく図柄生成行程にあって、最後に図柄停止する図柄列
    が、等価並列図柄を有する図柄列であるように制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載のパチンコ遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004081526A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Heiwa Corp 遊技機
JP2013244247A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Daikoku Denki Co Ltd 遊技機

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JP2004081526A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Heiwa Corp 遊技機
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