JP2002345540A - 睫毛カーラー - Google Patents

睫毛カーラー

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JP2002345540A
JP2002345540A JP2001155423A JP2001155423A JP2002345540A JP 2002345540 A JP2002345540 A JP 2002345540A JP 2001155423 A JP2001155423 A JP 2001155423A JP 2001155423 A JP2001155423 A JP 2001155423A JP 2002345540 A JP2002345540 A JP 2002345540A
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JP
Japan
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movable
plate
fixed
movable plate
eyelash
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001155423A
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English (en)
Inventor
Yumiko Iemura
裕美子 家村
Yuka Matsumoto
由夏 松本
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 睫毛カーラーの器具としての幅は、睫毛の全
幅を受け入れるに充分な寸法を有しつつ睫毛の任意の一
部分を型付け可能とすることを課題とする。 【解決手段】 睫毛の全体の幅と略等しいか若しくは若
干大きい長さを有する湾曲した固定側型付け部と可動側
型付け部を鋏状の機構で指により開閉、接離自在とな
し、固定側型付け部にその幅方向に移動自在に移動板を
取付、該移動板の下部に可動側型付け部と協働して睫毛
の一部分を狭持してカールを付与する型付け凸部を設け
ると共に、移動板を所望の位置で停止状態に保持可能と
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、睫毛にカールを付け
るための睫毛カーラーに関し、特に睫毛の所望の一部分
のみを部分的にカールを付けることが出来るようにした
睫毛カーラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋏状の機構により開閉する部分に
睫毛を挟んで締め付け、睫毛をカールさせるようにした
睫毛カーラーは従来公知である。図6は従来公知の睫毛
カーラーの一例を示し、睫毛カーラーは回動自在に軸支
して鋏状に開閉する一対の指掛けレバー(1)(2)を備
え、一方の指掛けレバー(1)には軸支部(3)から上方に
二股状に延び出した二股状支持杆(4)が連接され、他方
の指掛けレバー(2)には軸支部(3)から若干の長さ延び
出した延設部(5)の先端にリンク杆(6)が回動自在に連
結される。二股状支持杆(4)の間には円弧状に湾曲した
固定側型付け部(7)が架け渡されると共に、二股状支持
杆(4)に沿って上下動自在に可動側型付け部(8)が取り
付けられる。可動側型付け部(8)は固定側型付け部(7)
と同様に円弧状に湾曲されており、ゴムのような弾性先
端(9)を有している。固定側型付け部(7)は薄い切り刃
状の金属板からなっており、一対の指掛けレバー(1)
(2)を操作して、相対的に接離する可動側型付け部(8)
の弾性先端(9)との間に睫毛を挟み圧力を加えて睫毛に
型付けをしてカールさせる。
【0003】従来公知の睫毛カーラーは固定側型付け部
と可動側の型付け部とはその幅方向のいずれの部分にお
いても同一の圧力で睫毛を挟んで型付けするようになっ
ており、睫毛はその幅全体において同一大きさのカール
度でカールされる。ところが、目の表情は睫毛のカール
の状態によって変化するため、カール度合いを変化させ
ることによって目の表情をいろいろに変化させることが
出来るが、従来の睫毛カーラーでは睫毛の幅全体に亘っ
て同一のカールしか得られず、目の表情を大きく変化さ
せることが出来ない不便さがあった。出願人は先に睫毛
の一部のみをカールさせるようにした睫毛カーラーを提
案した。これは、特開平9−173130号公報に開示
されている。しかしながら、この提案による睫毛カーラ
ーは固定側と可動側の型付け部の幅を瞼の幅よりも狭く
形成して、睫毛の一部分にのみカールを付けようとする
ものであるため、睫毛の一部のみがカーラーにより挟ま
れる状態となりカーラーの両側部において睫毛に異常な
型付けが成されてしまうおそれがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、睫毛カー
ラーの器具としての幅は、睫毛の全幅を受け入れるに充
分な寸法を有しつつ睫毛の任意の一部分を型付け可能と
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、睫毛の全体の幅と略等しい
か若しくは若干大きい長さを有する湾曲した固定側型付
け部と可動側型付け部を鋏状の機構で指により開閉、接
離自在となし、固定側型付け部にその幅方向に移動自在
に移動板を取付、該移動板の下部に可動側型付け部と協
働して睫毛の一部分を狭持してカールを付与する型付け
凸部を設けると共に、移動板を所望の位置で停止状態に
保持可能としたことを特徴とする。
【0006】固定側型付け部を間隔を置いて平行に配置
した2枚の板材で形成し、該板材の間に移動板を移動自
在に配置し、板材の一方に形成した幅方向に伸びるスリ
ットに係入するネジ部材を移動板に螺入しその先端を他
方の板材に接離自在として、移動板の移動若しくは停止
を行い得るようにしたことを特徴とする。
【0007】移動板に植設したピンを固定側型付け部の
スリットに挿入し、該ピンと固定側型付け部との間にス
プリングを張設してスプリングの弾発力により移動板を
固定側型付け部に接離させて、移動板の移動若しくは停
止を行い得るようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態
を、以下に詳細に説明する。この発明の睫毛カーラー
は、瞼すなわち睫毛の全体の幅と略等しいか若しくは若
干長い寸法を有する湾曲した固定側型付け部と可動側型
付け部を有し、両型付け部を指により開閉操作される鋏
状の機構で相対的に接離自在としつつ連結し、可動側型
付け部に向って突出し可動側型付け部の先端に接離して
睫毛を狭持することが出来る型付け凸部を固定側型付け
部に設け、該型付け凸部を固定側型付け部の幅方向に移
動自在とさせ、該型付け凸部の幅方向への移動によっ
て、睫毛の任意の一部分を型付け凸部と可動側型付け部
との間で狭持して型付けを行い睫毛のカールを可能とし
たことを特徴とする。
【0009】固定側型付け部に設けられた型付け凸部
は、固定側型付け部の幅方向に移動可能にされると共
に、任意の位置で移動を停止し、停止した位置に保持す
ることが出来るようになっている。これにより、型付け
凸部を固定側型付け部の端部に位置させた場合、睫毛の
端部(目尻又は目頭)にポイントを置いて睫毛を上方に
カールすることが出来、また、中央部に位置させた場合
には、睫毛の中央部にポイントをおいて上方にカールす
ることが出来る。型付け凸部と可動側型付け部は、いず
れか一方を金属等の剛性体で形成し、他方をゴム等の弾
性体で形成し、剛性体と弾性体との当接によってもたら
される柔らかい圧力で睫毛の型付けを行うようにするの
が好ましいが、両方を剛性体若しくは弾性体としてもよ
いことは勿論である。
【0010】
【実施例】固定側型付け部と可動側型付け部を鋏状に相
対的に開閉、接離する機構は、回動自在に軸支して鋏状
に開閉する一対の指掛けレバー(10)(11)を備え、一方の
指掛けレバー(10)には軸支部(12)から上方に二股状に延
び出した二股状支持杆(13)が連接され、他方の指掛けレ
バー(11)には軸支部(12)から若干の長さ延び出した延設
部(14)の先端にリンク杆(15)が回動自在に連結される。
二股状支持杆(13)の間には円弧状に湾曲した固定側型付
け部(16)が架け渡されると共に、二股状支持杆(13)に沿
って上下動自在に可動側型付け部(17)が取り付けられ
る。可動側型付け部(17)には前記リンク杆(15)の上端が
固着される。可動側型付け部(17)にはゴム製の弾性先端
部(18)が取り付けられ、固定側型付け部(16)に設けられ
た型付け凸部(19)に当接自在であり、指掛けレバー(10)
(11)を操作して可動側型付け部の先端部(18)と型付け凸
部(19)との間に睫毛を挟んで加圧することにより睫毛に
カールを付与することが出来る。
【0011】型付け凸部(19)は、固定側型付け部(16)の
幅方向に移動自在であり、任意の位置に停止させ、停止
した位置を保持することが出来るようになっている。す
なわち、固定側型付け部(16)は、図2に示すように間隔
を置いて平行に配置された2枚の板部材(16a)(16b)から
なり、該2枚の板部材(16a)(16b)の間に幅方向に移動自
在に配置された移動板(20)の下部に型付け凸部(19)が一
体に形成される。前面側の板部材(16a)には幅方向に伸
びるスリット(21)が形成され、該スリット(21)沿って案
内されるネジ部材(22)を移動板(20)に螺挿し、ネジ部材
(22)の先端を後面側の板部材(16b)に圧接して移動を停
止し、その位置に保持する。ネジ部材(22)を緩めると
き、移動板(20)はスリット(21)に沿って任意の位置に移
動させることが出来、移動板(20)と共に型付け突起(19)
が移動する。ネジ部材(22)は、その頭部を目と反対の外
側に位置させるのが好ましいが、目と対向する内側に位
置させてもよいことは勿論である。この場合には、目に
ネジの頭部が当たらないように突出長さを短くする必要
がある。
【0012】図3は、型付け凸部(19)を移動するための
一変形の構造を示し、固定側型付け部(16)の背面に移動
板(20)を幅方向に移動自在に配置し、該移動板(20)にピ
ン(23)を植立し、該ピン(23)を固定側型付け部(16)に形
成した幅方向に伸びるスリット(21)から前方に突出さ
せ、且つスプリング(24)を張設して常時ピン(23)を前方
に突出するように付勢する。ピン(23)の前方への付勢に
より移動板(20)は固定側型付け部(16)に当接して移動が
停止されている。ピン(23)をスプリング(24)に抗して押
し込むとき、移動板(20)が固定側型付け部(16)から離れ
て幅方向の移動が許容され、移動板(20)の下部に一体に
設けた型付け凸部(19)を任意の位置に移動することが出
来る。型付け凸部(19)を備える移動板及びスプリングを
張設したピン(23)は、目と反対の外側に位置させるのが
好ましいが、目と対向する内側に位置させてもよいこと
は勿論である。この場合には、目にピンの頭部が当たら
ないように突出長さを短くする必要がある。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、可動側型付け部と協
働して睫毛にカールを付与することが出来る型付け凸部
を固定側型付け部の幅方向に沿って移動自在としてある
ので、睫毛の任意の一部分に所望のカールを施すことが
可能となる。しかも、この型付け時に可動側と固定側の
型付け部は、睫毛の幅全体を包含し得る幅方向の長さを
有しており、睫毛を部分的に狭持するようなことがない
ため、睫毛に異常な変形をもたらすおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるカーラーの斜視図
【図2】型付け突起の移動機構を示す断面図
【図3】型付け突起の移動機構の一変形を示す断面図
【図4】一使用状態を示す正面図
【図5】他の使用状態を示す正面図
【図6】従来のカーラーの斜視図
【符号の説明】
(10)指掛けレバー (11)指掛けレバー (12)軸支部 (13)二股状支持杆 (14)延設部 (15)リンク杆 (16)固定側型付け部 (17)可動側型付け部 (18)先端部 (19)型付け凸部 (20)移動板 (21)スリット (22)ネジ部材 (23)ピン (24)スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】睫毛の全体の幅と略等しいか若しくは若干
    大きい長さを有する湾曲した固定側型付け部と可動側型
    付け部を鋏状の機構で指により開閉、接離自在となし、
    固定側型付け部にその幅方向に移動自在に移動板を取
    付、該移動板の下部に可動側型付け部と協働して睫毛の
    一部分を狭持してカールを付与する型付け凸部を設ける
    と共に、移動板を所望の位置で停止状態に保持可能とし
    たことを特徴とする睫毛カーラー。
  2. 【請求項2】固定側型付け部を間隔を置いて平行に配置
    した2枚の板材で形成し、該板材の間に移動板を移動自
    在に配置し、板材の一方に形成した幅方向に伸びるスリ
    ットに係入するネジ部材を移動板に螺入しその先端を他
    方の板材に接離自在として、移動板の移動若しくは停止
    を行い得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    睫毛カーラー。
  3. 【請求項3】移動板に植設したピンを固定側型付け部の
    スリットから外方へ突出させ、該ピンと固定側型付け部
    との間にスプリングを張設してスプリングの弾発力によ
    り移動板を固定側型付け部に接離させて、移動板の移動
    若しくは停止を行い得るようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の睫毛カーラー。
JP2001155423A 2001-05-24 2001-05-24 睫毛カーラー Withdrawn JP2002345540A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111000352A (zh) * 2020-02-21 2020-04-14 沙洲职业工学院 一种可调睫毛夹

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