JP3041317U - ビューラー - Google Patents

ビューラー

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JP3041317U
JP3041317U JP1997001555U JP155597U JP3041317U JP 3041317 U JP3041317 U JP 3041317U JP 1997001555 U JP1997001555 U JP 1997001555U JP 155597 U JP155597 U JP 155597U JP 3041317 U JP3041317 U JP 3041317U
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直士 志々田
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株式会社志々田清心堂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 まつ毛を挟み込む上下挟圧体を支持する支持
体が妨げとなることなく好適にまつ毛をカールできるよ
うにしたビューラーを提供する。 【解決手段】 上下一対の挟圧体3,4と、一方の挟圧
体3を固定し且つ他方の挟圧体4を上下動自在に案内支
持する支持体5と、他方の挟圧体4を一方の挟圧体3に
対して上下方向に遠近移動させる操作手段6とを備え、
一対の挟圧体3,4は、近接動作によってまつ毛mを挟
み込む挟圧部材15,18を有し、該挟圧部材15,1
8の少なくとも左右端部が、前記支持体5よりも前方に
配設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、まつ毛をカールするためのビューラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のビューラとしては、図7に示すものが一般的である。 このビューラ31は、縦向きに配置された板状の上挟圧体33と、この上挟圧 体33の下方に配置され、弾性材34bを備えた下挟圧体34とを有し、上挟圧 体33は、左右両端部が二股状の支持杆35の上端に固定され、下挟圧体34の 左右両端部が支持杆35に上下動自在に案内されていて上挟圧体33に対して遠 近移動自在に支持されている。
【0003】 また、支持杆35は第1レバー38の上部に形成されており、該第1レバー3 8の下端部には指環42が形成され、中途部には第2レバー39の中途部が回動 自在に枢支されており、第2レバー39の上端部は連動部材40を介して下挟圧 体34に連結され、下端部には第1レバーと同様に指環43が形成されている。 そして、上挟圧体33の前面を上まぶたMに当てがって位置決めし、第1,第 2レバー33,34を鋏の如く閉鎖する方向へ回動して下挟圧体34を上方へ押 し上げ、上下挟圧体33,34間にまつ毛mを挟み込んで押圧することでカール するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術において、上下挟圧体33,34は、まぶたMの形に沿って左右 中央部が後方へ弯曲した形状を呈し、左右両端部が前方に突出したかたちとなっ ている。従って、上下挟圧体33,34の左右端部を支持する支持杆35は、当 然に上下挟圧体33,34の最前位置に配置される。
【0005】 しかし、このように支持杆35が最前位置にあると、上挟圧体33をまぶたM に当てがった際に支持杆35も目の周辺部に当たることとなり(図7(b)(c )参照)、この支持杆35が妨げとなって、思うようにまつ毛mを挟み込むこと ができず、特に目じりや目頭に近い位置のまつ毛をカールするのが困難なものと なっていた。
【0006】 また、まぶたの脂肪の薄い人や目の彫りの深い人であると、目じり、目頭近傍 だけでなく中央部分のまつ毛のカールも困難であり、目の周辺部に支持杆35を 強く押し付ける等しなければカールが行えず、操作しづらいものとなっていた。 また、上記のようなビューラーには、挟圧体33,34の左右幅を目じりから 目頭の間の半分又は1/3程度にして、目じり、目頭近傍のまつ毛をカールしや すくした部分用のものがあるが、これを使用した場合であっても支持杆35が妨 げとなる点では同様であり、また、支持杆35がまつ毛mのカールする部分とし ない部分とを左右に分離してしまい、所望にまつ毛を形作ることが難しかった。
【0007】 本考案は上記問題点に鑑み、まつ毛を挟み込む上下挟圧体を支持する支持体が 障害となることなくまつ毛を好適にカールできるようにしたビューラーを提供す ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を講じている。 即ち、本考案のビューラーは、上下一対の挟圧体3,4と、一方の挟圧体3を 固定し且つ他方の挟圧体4を上下動自在に案内支持する支持体5と、他方の挟圧 体4を一方の挟圧体3に対して上下方向に遠近移動させる操作手段6とを備え、 一対の挟圧体3,4は、近接動作によってまつ毛mを挟み込む挟圧部材15,1 8を有しているビューラーにおいて、前記挟圧部材15,18の少なくとも左右 端部が、前記支持体5よりも前方に配設されていることを特徴とするものである 。
【0009】 これによると、上側の挟圧体3を上まぶたに当てがい、操作手段6によって上 下の挟圧体3,4を近接させ、該挟圧体3,4の挟圧部材15,18によってま つ毛mを挟み込んで押圧し上向きにカールさせる。このとき、挟圧部材15,1 8の左右端部が支持体5よりも前方に配設されている(支持体5が後退している )ので、該支持体5が目の周辺部に当たることが殆どなく、支持体5が挟圧部材 15,18によるカールの妨げとなるのを防止でき、特に、目じりや目頭近傍の まつ毛であっても好適にカールをすることが可能であり、目の脂肪の薄い人や目 の彫りの深い人であっても良好に操作できる。
【0010】 このように、上下の挟圧部材15,18を支持体5の前方に配設する構成とし て、前記挟圧体3,4を、まつ毛mを挟み込む前記挟圧部材15,18と、該挟 圧部材15,18の左右端から後方へ突設されて前記支持体5に支持される被支 持部材16,19とで構成することで極めて簡単な構造とすることが可能となる 。
【0011】 更に、前記挟圧体3,4を、前記挟圧部材15,18と前記被支持部材16, 19とを屈曲成形によって一体に成形すると、その簡単な加工で挟圧体3,4を 製作できるようになる。 この場合、上側の挟圧体3の被支持部材16の下縁に、上方へ切り欠いた切欠 部16aを形成すると、カールして上向きとなるまつ毛が、被支持部材16に接 触するようなことが殆どなく、所望の形状にまつ毛を形作るうえで好適である。
【0012】 また、支持体5に固定の挟圧体3を支持体5の前方に配置する他の構成として 、当該挟圧体3は、まつ毛mを挟み込む挟圧部材15よりなり、前記支持体5は 、前方に突設されて前記挟圧部材15を支持する突設部材20を有したものとし て構成することができ、この場合も簡単な構造とすることが可能である。 更に、上記突設部材20を、支持体5の上端部を屈曲して形成することで、簡 単な加工で突設部材20を形成することが可能である。
【0013】 操作手段6としては従来公知の種々のものが採用できるが、前記支持体5を有 する第1レバー8と、該第1レバー8に対して回動自在に枢支された第2レバー 9と、前記支持体5に上下動自在に案内支持された挟圧体4と前記第2レバー9 とを連動する連動部材10とで構成するのが好ましい。 更に具体的な手段として、本考案に係るビューラーは、下端に操作部12を形 成した第1レバー8と、下端に操作部13を形成し上下中途部が第1レバー8の 上下中途部に回動自在に枢支された第2レバー9と、第1レバー8の上部に固定 されていてまぶたMに当接して位置決めする上挟圧体3と、該上挟圧体3の下方 に位置して前記第1レバー8に上下動自在に案内支持され上挟圧体3に対して上 下方向に遠近移動可能な下挟圧体4と、この下挟圧体4と第2レバー9とを連結 して第1レバー8に対する第2レバー9の回動によって下挟圧体4を上下動させ る連動部材10とを有し、前記上下挟圧体3,4は、近接動作によってまつ毛m を挟み込む挟圧部材15,18と、この挟圧部材15,18の少なくとも左右端 部を第1レバー8における上下挟圧体3,4の支持部分5よりも前方に配設する べく、挟圧部材15,18の左右端部から後方に突設して第1レバー8に支持さ れる被支持部材16,19とを有することを特徴とするものである。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を説明する。 図1〜図4は、本考案に係るビューラー1の第1の実施形態を示しており、こ のビューラー1は、上下一対の挟圧体3,4を有し、この挟圧体3,4は、上側 に配置されていて上まぶたに当接させて位置決めする第1挟圧体(上挟圧体)3 と、この第1挟圧体3の下方に位置して該第1挟圧体3に対して上下方向に遠近 移動可能であり、第1挟圧体3と協同してまつ毛を挟み込んで押圧する第2挟圧 体(下挟圧体)4とからなる。また、ビューラー1は、上端に前記第1挟圧体3 を固定支持し且つ前記第2挟圧体4を上下方向移動自在に案内支持した支持杆( 支持体)5と、第2挟圧体4を支持杆5に沿って上下方向に移動させて、第1挟 圧体3に対して遠近移動させる操作手段6とを有する。
【0015】 尚、以下の説明において、第1,第2挟圧体3,4がまぶたMに対向する側を 前方とし、反対側を後方とする。 操作手段6は、第1レバー8と、第2レバー9と、該第2レバー9と第2挟圧 体4とを連動連結する連動部材10とを有し、第1,第2レバー8,9は、長手 方向中途部(上下中途部)が互いにピン11を介して枢結されていて左右方向の 軸心回りに回動自在であり、それぞれ下端部に指を挿通できる指環(操作部)1 2を形成している。
【0016】 第1レバー8の上部には前記支持杆5が形成されていて、該支持杆5は互いに 平行な2股状とされている。第1レバー8は、スチール等の金属製線材を屈曲す ることで上記指環12及び支持杆5を形成している。なお、上記支持杆5の2股 間隔は、目じりと目頭との間隔に略一致している。 第2レバー9は、第1レバー8と同様に金属製線材を屈曲形成することで下端 部に指環(操作部)13を形成し、その上下中途の上端位置近傍が第1レバー8 の長手方向中途部に対し前記ピン11によって枢支されている。
【0017】 前記連動部材10は、その下端が第2レバー9の上端部に左右方向の軸心回り に揺動自在に連結されており、上端が第2挟圧体4の下面に固着されている。 第1挟圧体3は、縦向き状態に配置したスチール等の金属製板よりなり、左右 中央部に位置して、上まぶたに当接し且つまつ毛を挟み込む第1挟圧部材15と 、該第1挟圧部材15の左右両端から後方へ突設した第1被支持部材16とを有 しており、これら第1挟圧部材15と第1被支持部材16とは金属製板を屈曲形 成することにより一体とされている。
【0018】 第1挟圧部材15は、上まぶたの形状に沿ってその左右中央部が後方(まぶた に対向する側の反対側)へ弯曲した形状とされており、第1被支持部材16は、 その後端が更に左右方向外側へ向けて屈曲されていて、前記支持杆5の上端に形 成した嵌合孔5aに嵌合し、固定支持されている。また、第1被支持部材16は 、その下縁に上方へ切り欠いた切欠部16aを形成している。
【0019】 なお、第1挟圧体3の取付けは、支持杆5に溶接、カシメ止め、又は接着材等 によるものでもよい。 第2挟圧体4は、左右中央部に位置して、上記第1挟圧部材15と協同してま つ毛を挟み込み押圧する第2挟圧部材18と、該第2挟圧部材18の左右両端か ら後方へ突設した第2被支持部材19とを有し、第2挟圧部材18は、スチール 等の金属製材料で上向き凹状に形成された枠材18aにゴム等の弾性材18bを 嵌合してなる。第2挟圧部材18の枠材18a及び第2被支持部材19は、金属 製部材を屈曲成形することにより一体とされている。
【0020】 第2挟圧部材18は、上まぶたの形状に沿ってその中央部が後方に弯曲した形 状とされており、第2被支持部材19の後端には挿通孔19aが形成されていて 、該挿通孔19aに支持杆5を挿通することにより、第2挟圧体4が支持杆5に 上下方向摺動自在に支持される。 上記のように、第1,第2被支持部材16,19を備えることで、支持杆5よ りも第1,第2挟圧部材15,18の左右端部が前方位置に配設されるようにな っている。
【0021】 上記第1挟圧体3の第1被支持部材16の前後長さtは3mm〜8mm程度(好ま しくは約5mm) とされ、第2挟圧体4の第2被支持部材19は、第1被支持部材 16に合わせて形成されている。また、第1,第2挟圧部材15,18の左右幅 は、目じりと目頭との間隔に略一致している。なお、第1被支持部材16の前後 長さtについては、上記寸法に限定されず適宜変更可能であり、第2被支持部材 19についてもこれに合わせて変更できる。
【0022】 第1,第2挟圧部材15,18の左右中央部は、その曲率半径によっても異な るが、支持杆5よりも前方位置であってもよいし、支持杆5よりも後退位置にあ ってもよい。 また、上記ビューラー1は、挟圧部材15,18の曲率半径を異ならしめたも のが種々用意され、まぶたの厚さや目の彫りの深さ等に応じて利用者が自分に合 ったビューラー1を選択できるようになっている。
【0023】 上記構成において、まつ毛をカールするには、第1、第2レバー8,9の指環 12,13に指を挿通して持ち、第1挟圧体3の第1挟圧部材15の前面15a を上まぶたに当接して位置決めし、ピン11を支点として第2レバー9を揺動す る。このとき、第2挟圧体4が連動部材10を介して支持杆5に沿って上昇し、 第1挟圧部材15の下縁と第2挟圧体4の第2挟圧部材18の上縁(弾性材18 b)との間にまつ毛が挟み込まれて押圧され、上向きにカールされる。
【0024】 このとき、第1挟圧部材15及び第2挟圧部材18の少なくとも左右端部は、 第1,第2被支持部材16,19を介して支持杆5よりも前方に突出配置されて おり、第1挟圧部材15の前面15aを上まぶたに当接した状態で、支持杆5は 後退位置にあって目の周辺部に当たることがなくなり、これによって支持杆5が 妨げとなるようなことも殆どなく、カールしづらかった目じり、目頭近傍のまつ 毛であっても好適にカールできるようになる。
【0025】 また、上記のビューラー1を部分用として形成した場合、すなわち、第1,第 2挟圧体3,4の左右幅及び支持杆5の左右間隔を、目の幅の半分又は1/3程 度として形成した場合であっても、支持杆5が第1,第2挟圧部材15,18の 左右端部よりも後退位置にあるため、支持杆5がまつ毛のカールする部分としな い部分を分離するようなこともなく、所望の形状にまつ毛を形作ることが可能と なる。
【0026】 また、第1挟圧体3の第1被支持部材16に形成した切欠16aによって、上 向きにカールされるまつ毛を回避して第1被支持部材16に当たるの阻止し、良 好なカールを行えるようになる。 なお、上記のような部分用ビューラーの場合、図4(c)に示すように、第1 ,第2挟圧部材15,18の左右幅を小さく形成し、第1,第2被支持部材16 ,19を後方広がり状に屈曲形成することで、上記の一般的なレバー8,9(支 持杆5の幅を目の幅に合わせてあるものを用い、部品を共通化した部分用ビュー ラーを製作することも可能である。
【0027】 図5は、本考案の第2の実施形態を示しており、本実施形態では、第1挟圧体 3の第1被支持部材16を設けずに、支持杆5を前方に突設させて突設部材20 を形成したものであり、その他の構成は第1実施形態と同様であるので、同一符 号を付している。 第1挟圧体3は、その左右中央部が後方弯曲形成された第1挟圧部材15のみ からなり、支持杆5は、その上端を前側に180°屈曲させて下向きに形成し、 この屈曲形成した部分を突設部材20とし、この突設部材20の前端に第1挟圧 部材15の後面を溶接、接着材等で固着している。
【0028】 図6は、本考案の第3の実施形態を示しており、本実施形態は、第2実施形態 で示した突設部材20を、支持杆5の上端を前方に90°屈曲し、この屈曲部分 の前端を更に上方に90°屈曲して形成したものであり、該突設部材20の前端 部に第1挟圧体3の第1挟圧部材15の後面を溶接、接着材等で固着しているも のである。
【0029】 上記第2,第3実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果を奏し、 支持杆5が妨げとなることなく、好適にまつ毛をカールすることが可能である。 なお、上記突設部材20は、単に支持体5の上端を前方に90°屈曲させるこ とで形成し、この前端に第1挟圧部材15を固着してやってもよい。 本考案は、上記実施形態に限定されることなく適宜設計変更可能であり、例え ば上記第1,第2挟圧体3,4(弾性材18aを除く)を合成樹脂材料にて形成 することができ、レバー8,9を同じく合成樹脂材料にて形成してもよい。
【0030】 また、挟圧体3,4の挟圧部材15,18と、被支持部材16.19とを別部 材にて形成し、両者を溶接等で連結した構成としてもよく、第2,第3実施形態 における突設部材20を、支持杆5と別体に形成して該支持杆5に溶接等で連結 したものとしてもよい。 操作手段6としては、上記のような第1,第2レバーからなる鋏形式によるも のに限らず、第2挟圧体3を支持体5に沿って上下に移動させるように構成した ものであれば、従来公知の種々のものを用いることができる。
【0031】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、上下挟圧体を支持する支持体よりも、 挟圧体の挟圧部材の少なくとも左右端部を前方に配設したので、支持体が挟圧部 材の左右端部よりも後退して目の周辺部に当たることが殆どなく、カールの妨げ となるのを防止でき、特に、目じりや目頭近傍のまつ毛であっても挟圧部材によ って確実にまつ毛を挟み込んで好適にカールをすることが可能であり、目の脂肪 の薄い人や目の彫りの深い人であっても良好に操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態に係るビューラーの全
体斜視図である。
【図2】同ビューラーの側面図である。
【図3】図1のA−A矢示断面図である。
【図4】(a)は図1のB−B矢示図、(b)は図1の
C−C矢示図、(c)は(a)(b)の変形例を示す図
である。
【図5】本考案の第2の実施形態に係るビューラーの側
面図である。
【図6】本考案の第3の実施形態に係るビューラーの側
面図である。
【図7】従来のビューラーを示し、(a)は全体斜視
図、(b)は(a)のD−D矢示図、(c)は(a)の
E−E矢示図である。
【符号の説明】
1 ビューラー 3 第1挟圧体(上挟圧体) 4 第2挟圧体(下挟圧体) 5 支持杆(支持体) 6 操作手段 8 第1レバー 9 第2レバー 10 連動部材 12 指環(操作部) 13 指環(操作部) 15 第1挟圧部材 16 第1被支持部材 18 第2挟圧部材 19 第2被支持部材 20 突設部材

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の挟圧体(3,4)と、一方の
    挟圧体(3)を固定し且つ他方の挟圧体(4)を上下動
    自在に案内支持する支持体(5)と、他方の挟圧体
    (4)を一方の挟圧体(3)に対して上下方向に遠近移
    動させる操作手段(6)とを備え、一対の挟圧体(3,
    4)は、近接動作によってまつ毛(m)を挟み込む挟圧
    部材(15,18)を有しているビューラーにおいて、
    前記挟圧部材(15,18)の少なくとも左右端部が、
    前記支持体(5)よりも前方に配設されていることを特
    徴とするビューラー。
  2. 【請求項2】 前記挟圧体(3,4)は、まつ毛(m)
    を挟み込む前記挟圧部材(15,18)と、該挟圧部材
    (15,18)の左右端から後方へ突設されて前記支持
    体(5)に支持される被支持部材(16,19)とを有
    することを特徴とする請求項1に記載のビューラー。
  3. 【請求項3】 前記挟圧体(3,4)は、前記挟圧部材
    (15,18)と前記被支持部材(16,19)とを屈
    曲成形によって一体に成形していることを特徴とする請
    求項2に記載のビューラー。
  4. 【請求項4】 上側の挟圧体(3)の被支持部材(1
    6)の下縁に、上方へ切り欠いた切欠部(16a)を形
    成したことを特徴とする請求項2又は3に記載のビュー
    ラー。
  5. 【請求項5】 前記支持体(5)に固定の挟圧体(3)
    は、まつ毛(m)を挟み込む挟圧部材(15)よりな
    り、前記支持体(5)は、前方に突設されて前記挟圧部
    材(15)を支持する突設部材(20)を有することを
    特徴とする請求項1に記載のビューラー。
  6. 【請求項6】 前記突設部材(20)は、前記支持体
    (5)の上端を屈曲して形成されていることを特徴とす
    る請求項5に記載のビューラー。
  7. 【請求項7】 前記操作手段(6)は、前記支持体
    (5)を有する第1レバー(8)と、該第1レバー
    (8)に対して回動自在に枢支された第2レバー(9)
    と、前記支持体(5)に上下動自在に案内支持された前
    記挟圧体(4)と前記第2レバー(9)とを連動する連
    動部材(10)とで構成されることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかに記載のビューラー。
  8. 【請求項8】 下端に操作部(12)を形成した第1レ
    バー(8)と、下端に操作部(13)を形成し上下中途
    部が第1レバー(8)の上下中途部に回動自在に枢支さ
    れた第2レバー(9)と、第1レバー(8)の上部に固
    定されていてまぶた(M)に当接して位置決めする上挟
    圧体(3)と、該上挟圧体(3)の下方に位置して前記
    第1レバー(8)に上下動自在に案内支持され上挟圧体
    (3)に対して上下方向に遠近移動可能な下挟圧体
    (4)と、この下挟圧体(4)と第2レバー(9)とを
    連結して第1レバー(8)に対する第2レバー(9)の
    回動によって下挟圧体(4)を上下動させる連動部材
    (10)とを有し、 前記上下挟圧体(3,4)は、近接動作によってまつ毛
    (m)を挟み込む挟圧部材(15,18)と、この挟圧
    部材(15,18)の少なくとも左右端部を第1レバー
    (8)における上下挟圧体(3,4)の支持部分(5)
    よりも前方に配設するべく、挟圧部材(15,18)の
    左右端部から後方に突設して第1レバー(8)に支持さ
    れる被支持部材(16,19)とを有することを特徴と
    するビューラー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014217429A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 ロレアル 睫毛をカーリングするためのアイラッシュカーラー

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