JP4156601B2 - 睫毛カール器 - Google Patents

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Description

この発明は、睫毛にカールを付ける睫毛カール器に関する。
従来、鋏状の機構により開閉する部分に睫毛を挟んで締め付け、睫毛にカールを付ける睫毛カール器201はすでに良く知られている。例えば図18に示されているように、睫毛カール器201は回動自在に軸支して鋏状に開閉する一対の指掛けレバー203、205を備えている。この一方の指掛けレバー203には軸支部207から上方に二股状に延び出した二股状アーム209、211が連接され、他方の指掛けレバー205には軸支部207から若干の長さ延び出した延設部213が設けられ、この延設部213の先端にはリンク215、217が回動自在に連結されている。前記二股状アーム209と二股状アーム211との間における先端部分には円弧状に湾曲した固定側型付け部219が掛け渡されていると共に、二股状アーム209、211に沿って上下動自在に可動側型付け部221が前記リンク215、217の先端に取り付けられている。
そして、前記可動側型付け部221は固定側型付け部219と同様に円弧状に湾曲されており、ゴムのような弾性先端223を有している。前記固定側型付け部219は薄い切り刃状の金属板からなっており、一対の指掛けレバー203、205を操作して、相対的に接近・離反する可動側型付け部221の弾性先端223と前記固定側型付け部219との間に睫毛を挟み圧力を加えて睫毛に型付けをしてカールさせるようになっている。
上記の睫毛カール器201を改良して、前記固定側型付け部219の長手方向(図18において左右方向)にスリットを形成せしめ、このスリットに型付け凸部を設けてこの凸部を長手方向へ移動せしめて睫毛の一部にカールさせるようにしたものも知られている(特許文献1参照)。
特開2003−345540号公報
ところで、上述した従来の睫毛カール器201、特許文献1の睫毛カール器としては、固定側型付け部219、可動側型付け部221が予め決められた円弧形状に固定して設けられている。そのため、人の目の幅と曲線は人さまざまであるので、従来の睫毛カール器ではすべての人に合ったものとはいえず、睫毛カール器を購入するときは、各社で市販している数種類のものから自分に合ったものを選択している。それでも、人によって不充分のものであった。
また、従来の睫毛カール器201は、回動自在に軸支して鋏状に開閉する一対の指掛けレバー203、205を備えたグリップ機構部と、固定側型付け部219、可動側型付け部221とからなる開閉、接離自在な睫毛カール機構部とが、上下方向(垂直方向)へ一体的に設けけられているため、睫毛にカールを付ける際に、目をふさぐようになるから、瞳がかくれてしまい、睫毛をカールを付ける作業が非常に大変であると共に厄介なものであり、さらに、長時間かけて行う必要があった。さらに、睫毛カール器201で瞼をはさんでしまう難点があった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
上記発明が解決しようとする課題を達成するためにこの発明の睫毛カール器は、回動自在に第1軸支部の軸支部で軸支された一対のレバーからなるグリップ機構部と、このグリップ機構部における一対のレバーの一方の長手方向の途中における側部に一対の支持部材が隙間を開けて一体的に設けられ、この隙間に上方に二股状に延び出した二股状アームの下端が前記一対の支持部材の両端に第2軸支部の軸支部で軸支されており、前記二股状アームの上端に円弧状に湾曲された固定側型付け部と可動側型付け部とを前記一対のレバーの操作により開閉、接離自在に備えた睫毛カール機構部構成され、
前記一方のレバーの先端側には長手方向へ溝が形成され、この溝の上端部に他方のレバーの上端部分が挿入された前記第1軸支部の軸支部で軸支され、かつ、他方のレバーの上端が一対のアームの下端に取り付けられ、この一対のアームの上端が前記可動側型付け部の中央から左右側へ離れて取り付けられており、
前記他方のレバーの上端が挿入された前記溝の下側内に、調整用調整ダイアルが設けられ、この調整用調整ダイアルの軸心部にねじが左右方向に延伸され、このねじの中心部から左右に左ねじ、右ねじが形成され、この左ねじ、右ねじが前記二股状アームに設けられたナット部材に螺合されていると共に前記左ねじ、右ねじの先端部に止め部材が取り付けられており、
前記調整用調整ダイアルの回動で、前記二股状アームが前記第2軸支部の軸支部を支点として接近、離反する方向へ移動し、前記固定側型付け部、可動側型付け部の湾曲度を調整すべく設けられていることを特徴とするものである。
この発明の睫毛カール器は、一対のレバーを有し、一方のレバーが二股状のアームで構成されており、
この二股状のアームの一方の二股状のアームの下部に取っ手部が形成されていると共に他方の二股状のアームの下部に軸支部が形成され、前記取っ手部の下端部分と前記軸支部とが第2軸支部の軸支管により左右方向へ回動可能に軸支されており、
前記二股状のアームの上下方向のほぼ中央部に互いに軸支する方向に折曲げられた折曲部が形成され、この折曲部に調整用調整ダイアルの軸心部に一体化された左ねじ、右ねじを挿通可能な上下方向へ長い長穴部が設けられ、前記二股状のアームの上部側に固定型付け部、可動型付け部が取り付けられ、
前記他方のレバーは1本の長尺の部材を二股に折曲げて二股アームが形成され、折曲げた部分に指掛け用の取っ手が設けられ、前記二股アームの先端側に穴部が設けられ、前記二股アームの先端に一対のアームの下端が取り付けられていると共にこの一対のアームの上端が前記可動型付け部に取り付けられており、
前記各穴部が前記調整用調整ダイアルの軸心部の左ねじ、右ねじに嵌挿されると共に前記左ねじ、右ねじが前記二股状のアームの長穴部の長手方向に沿って移動自在に設けられたナット部材に螺合されており、前記左ねじ、右ねじのそれぞれの先端部に止め部材が取り付けられており、
前記前記調整用調整ダイアルの回動で、前記二股状のアームが前記第2軸支部の軸支管を支点として、接近、離反する方向へ移動し、前記固定型付け部、可動型付け部の湾曲度を調整すべく設けられていることを特徴とするものである。
この発明の睫毛カール器は、前記睫毛カール器において、前記固定側型付け部と可動側型付け部とがそれぞれ弾性部材からなっていることが好ましい。
この発明の睫毛カール器は、前記睫毛カール器において、前記各二股状アームが、前記睫毛カール機構部を装着する部分で互いに平行な方向に長い断面扁平形状に形成していることが好ましい。
この発明の睫毛カール器は、前記睫毛カール器において、前記可動側型付け部が、バネ性を有する線材でトラス形式にて前記弾性部材を嵌入可能な上向きコ字状の箱型形状に構成されていることが好ましい。
この発明の睫毛カール器は、前記睫毛カール器において、前記可動側型付け部が、円弧形状の幅において前方側壁片、底壁片、後方側壁片で上向き断面コ字状となる箱型形状に形成された多数の可動側型付けブロックを前記後方側壁片で一体的に連結して構成されていることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段の説明から理解されるように、この発明によれば、前記固定側型付け部と可動側型付け部とがそれぞれ平面視に見て同方向へほぼ同じ円弧形状に湾曲されていると共に、二股アームの一端側に固定側型付け部と可動側型付け部とを開閉、接離自在に備えた睫毛カール機構部が調整用調整ダイアルの回動で二股アームが第2軸支部の軸支部を支点として軸支しているので、前記各円弧形状の状態を簡単な力で固定側型付け部、可動側型付け部の湾曲度を容易に調整自在に設けられているから、人それぞれの目の曲線と幅に応じて固定側型付け部と可動側型付け部とをそれぞれ平面視に見て同方向へほぼ同じ円弧形状の湾曲を調整することができる。したがって、睫毛カール器を購入するときは、各社で市販している数種類のものから自分に合ったものを選択する必要がない。
以下、この発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2を参照するに、第1の実施の形態の睫毛カール器1はグリップ機構部3と、睫毛カール機構部5とで構成されている。前記グリップ機構部3は回動自在に軸支して鋏状に開閉する一対の指掛けレバー7、9を備えている。この一方の指掛けレバー7の長手方向の途中における側部には支持部材11、13が隙間15を開けて一体的に設けられている。この隙間15には上方に二股状に延び出した二股状アーム17、19の下端が前記支持部材11、13に第2軸支部としての例えば軸支部21、23で軸支されていると共に二股状アーム17、19の上端には例えば金属板からなり、かつ円弧形状に湾曲された固定側型付け部25の左右端部27、29が装着されて固定されている。
前記一方の指掛けレバー7には溝31が形成されており、この溝31の上端部には他方の指掛けレバー9の上端部分が挿入されていると共に第1軸支部としての例えば軸支部33により軸支されている。そして、他方の指掛けレバー9の上端には一対のアーム35、37の下端が取り付けられていると共に一対のアーム35、37の上端が円弧形状に湾曲された可動側型付け部39の中央から左右側に離れて左右方向へ可動に取り付けられている。また、前記一対のアーム35、37の下端は前記指掛けレバー9の上端に可動可能に接合されている。
しかも、この可動側型付け部39の左右の端部41、43が前記二股状アーム17、19に添って摺動自在に装着されている。前記可動側型付け部39の上側すなわち、固定側型付け部25側にゴムのごとき弾性部材45が取り付けられている。固定側型付け部25と可動側型付け部39の円弧形状の湾曲された形状はほぼ同じものになっている。
上記構成により、一対の指掛けレバー7、9を人が指掛けレバー7、9に形成された指掛け穴7A、9Aに指を入れて操作することで、指掛けレバー7に対して指掛けレバー9を図1に矢印で示したごとく軸支部33を支点として回動させると、一対のアーム35、37を介して固定側型付け部25に対して可動側型付け部39が接近したり、離反されることになる。固定側型付け部25に対して可動側型付け部39が接近されることで、固定側型付け部25と可動側型付け部39に設けられた弾性部材45とで睫毛の根本を挟んでしっかりとカールさせることができる。
前記溝31内には調整用調整ダイアル47が設けられている。この調整用調整ダイアル47の軸心部にはねじ49が図2において左右方向へ延伸されており、このねじ49は中心部から左に左ねじ49Sが、中心部から右に右ねじ49Zが形成されている。前記左ねじ49Sは二股状アーム17に設けられたナット部材51に螺合されていると共に前記右ねじ49Zは二股状アーム19に設けられたナット部材53に螺合されている。しかも、左ねじ49S、右ねじ49Zのそれぞれ先端部には止め部材55、57が取り付けられている。
上記構成により、例えば調整用調整ダイアル47を図1に示した矢印Aの方向へ回すと、二股状アーム17、19がそれぞれ前記第2軸支部の軸支部21、23を支点として離反する方向へ移動し、可動側型付け部39とアーム35、37の接合部と、前記指掛けレバー9とアーム35、37の接合部もそれぞれ離反する方向へ移動し、固定側型付け部25、可動側型付け部39が広がり、固定側型付け部25、可動側型付け部39の円弧形状の湾曲が甘くなる。また、例えば調整用調整ダイアル47を図1に示した矢印Bの方向へ回すと、二股状アーム17、19がそれぞれ前記第2軸支部の軸支部21、23を支点として接近する方向へ移動し、可動側型付け部39とアーム35、37の接合部と、前記指掛けレバー9とアーム35、37の接合部もそれぞれ接近する方向へ移動し、固定側型付け部25、可動側型付け部39が狭くなり、固定側型付け部25、可動側型付け部39の円弧形状の湾曲がきつくなる。
その結果、例えば図3に示されているように、目EのカーブCがゆるやかな場合には、固定側型付け部25、可動側型付け部39のカーブC1をカーブCに合わせることで、睫毛Mの根本からしっかりとカールさせることができる。また、例えば図4に示されているように、目EのカーブCがきつい場合には、固定側型付け部25、可動側型付け部39のカーブC2をカーブCに合わせることで、睫毛Mの根本からしっかりとカールさせることができる。
したがって、前記固定側型付け部25と可動側型付け部39とがそれぞれほぼ同じ円弧形状に湾曲されていると共にこの各円弧形状の状態が調整自在に設けられているから、人それぞれの目の曲線に応じて固定側型付け部25と可動側型付け部39とをそれぞれほぼ同じ円弧形状の状態を調整することができる。したがって、睫毛カール器1を購入するときは、各社で市販している数種類のものから自分に合ったものを選択する必要がなく、睫毛Mを根本からしっかりときれいにカールすることができる。カールした後はマスカラーを容易に塗布することができる。
なお、二股状アーム17、19はそれぞれ第2軸支部の軸支部21、23で軸支されているので、調整用調整ダイアル47を回したときに二股状アーム17、19がそれぞれ軸支部21、23を支点として簡単な力で容易に離反したり、接近したりする方向に移動させることができる。
次に、この発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図5および図6には図1および図2に代わる第2の実施の形態の睫毛カール器59が示されている。図5および図6において、図1および図2における部品と同じ部品には同一の符号を付して重複する説明を省略し、異なる点について説明する。
図5および図6において、指掛けレバー7と指掛けレバー9との軸支部33を調整用調整ダイアル47の下方に設け、指掛けレバー7に支持ブロック61を一体化させる。この支持ブロック61に、一対のアーム35、37を下方へ延出して、一対のアーム35、37の下端が取り付けられている。また、前記支持部材11を前記指掛けレバー7の先端に一体化させ、前記支持部材11の上方へ延伸されたブロック63、65を立設せしめ、このブロック63とブロック65との間に隙間31を形成させている。そして、この隙間31に調整用調整ダイアル47が設けられている。
前記固定側型付け部25と可動側型付け部39がそれぞれゴムなどの弾性部材で構成されている。その結果、前記固定側型付け部25は左右端部27、29に対して、手で押すことで図6に2点鎖線で示されているように、逆方向へ反転される。同様に可動側型付け部39も左右の端部41、43に対して、手で押すことで図6に2点鎖線で示されているように、逆方向へ反転される。すなわち、固定側型付け部25、可動側型付け部39が平面視に見て円弧形状のカーブの向きを前側または後側に変更可能に設けられている。
上記構成により、一対の指掛けレバー7、9を人が指掛けレバー7、9に形成された指掛け穴7A、9Aに指を入れて操作することで、指掛けレバー7に対して指掛けレバー9を図5に矢印で示したごとく軸支部33を支点として回動させると、一対のアーム35、37を介して固定側型付け部25に対して可動側型付け部39が接近したり、離反されることになる。固定側型付け部25に対して可動側型付け部39が接近されることで、固定側型付け部25と可動側型付け部39に設けられた弾性部材45とで睫毛の根本をしっかりと挟んでカールさせることができる。
また、例えば調整用調整ダイアル47を図6に示した矢印Cの方向へ回すと、二股状アーム17、19がそれぞれ離反する方向へ移動し、可動側型付け部39とアーム35、37の接合部と、前記指掛けレバー9とアーム35、37の接合部もそれぞれ離反する方向へ移動し、固定側型付け部25、可動側型付け部39が広がり、固定側型付け部25、可動側型付け部39の円弧形状の湾曲が甘くなる。また、例えば調整用調整ダイアル47を図6に示した矢印Dの方向へ回すと、二股状アーム17、19がそれぞれ接近する方向へ移動し、可動側型付け部39とアーム35、37の接合部と、前記指掛けレバー9とアーム35、37の接合部もそれぞれ接近する方向へ移動し、固定側型付け部25、可動側型付け部39が狭くなり、固定側型付け部25、可動側型付け部39の円弧形状の湾曲がきつくなる。
その結果、例えば図3に示されているように、目EのカーブCがゆるやかな場合には、固定側型付け部25、可動側型付け部39のカーブC1をカーブCに合わせることで、睫毛Mの根本からしっかりとカールさせることができる。また、例えば図4に示されているように、目EのカーブCがきつい場合には、固定側型付け部25、可動側型付け部39のカーブC2をカーブCに合わせることで、睫毛Mの根本からしっかりとカールさせることができる。
したがって、前記固定側型付け部25と可動側型付け部39とがそれぞれほぼ同じ円弧形状に湾曲されていると共にこの各円弧形状の状態が調整自在に設けられているから、人それぞれの目の曲線に応じて固定側型付け部25と可動側型付け部39とをそれぞれほぼ同じ円弧形状の状態を調整することができる。したがって、睫毛カール器1を購入するときは、各社で市販している数種類のものから自分に合ったものを選択する必要がなく、睫毛Mを根本からしっかりときれいにカールすることができる。
図7に示されているように、一対の指掛けレバー7、9を人が指掛けレバー7、9に形成された指掛け穴7A、9Aに指を入れて操作することで、右目Eの睫毛Mにカールを簡単かつ容易に短時間で行うことができる。左目Eの睫毛Mにカールを行う際には、図8に示されているように、前記固定側型付け部25を左右端部27、29に対して、手で押すことで図6に2点鎖線で示されているように、逆方向へ向きを変更させると共に、同様に可動側型付け部39も左右の端部41、43に対して、手で押すことで図6に2点鎖線で示されているように、逆方向へ向きを変更させる。この状態で睫毛カール器59を図8に示したように裏返しにする。そして、一対の指掛けレバー7、9を人が指掛けレバー7、9に形成された指掛け穴7A、9Aに指を入れて操作することで、左目Eの睫毛Mにカールを簡単かつ容易に短時間で行うことができる。
次に、この発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図9乃至は図11には図1および図2に代わる第3の実施の形態の睫毛カール器67が示されている。図9乃至は図11において、図1および図2における部品と同じ部品には同一の符号を付して重複する説明を省略し、異なる点について説明する。
図9,図10及び図11において、指掛けレバー69は、二股状アーム71、73とから構成されており、一方の二股状アーム71は図9において下部に取っ手部としての指掛け穴71Aが形成されており、他方の二股状アーム73は図9において下端に軸支部73Aが形成されており、二股状アーム71、73は前記指掛け穴71Aの下端部分と軸支部73Aとが第2軸支部としての例えば軸支管75により図9及び図11において左右方向に回動可能に軸支されている。
また、二股状アーム71、73の図9及び図11において上下方向のほぼ中央部は互いに離反する方向に折曲げられた折曲げ部77、79が形成されており、この折曲げ部77、79には調整用調整ダイアル47の軸心部の左ねじ49S、右ねじ49Zを挿通可能で且つ図9及び図11において上下方向に長い長穴部81、83が設けられている。
さらに、二股状アーム71、73の図9及び図11において上部側は互いに離反する方向に折曲げられて二股状アーム71、73の間隔を広げてから、睫毛カール機構部5の固定側型付け部85と可動側型付け部39を装着するための睫毛カール機構装着部87が図9及び図11において上方向に向けて互いに平行に延伸されている。なお、前記睫毛カール機構装着部87における図11において2点鎖線で示した外側、内側部分が互いに平行な方向に長い断面扁平形状に潰されている。このように二股状アーム71、73の各睫毛カール機構装着部87が断面扁平形状とされているので、可動側型付け部39の左右の端部41、43が各睫毛カール機構装着部87に嵌挿されて上下動する際にスムーズに動くことになる。しかも、各睫毛カール機構装着部87にその軸線方向に力がかかったときに、前記睫毛カール機構装着部87の部分で互いに近づいたり離れたりする方向に“しなり”が生じやすくなる。
一方、指掛けレバー89は1本の長尺の部材を二股に折曲げて二股アーム部89L,89Rが形成され、前記折曲げた部分に指掛け用の取っ手部としての指掛け穴89Aが設けられ、二股アーム部89L,89Rの先端側に穴部91が設けられている。
また、上記の指掛けレバー69と指掛けレバー89との第1軸支部(図1の軸支部33に該当)としては調整用調整ダイアル47の軸心部と同一軸に設けられている。すなわち、指掛けレバー89の二股アーム部89L,89Rの穴部91が調整用調整ダイアル47の軸心部の左ねじ49S、右ねじ49Zに嵌挿されている。
さらに、前記左ねじ49Sには二股アーム部89Lの外側に位置して指掛けレバー69の二股状アーム71の長穴部81が嵌挿されており、前記長穴部81の長手方向に沿って移動自在に設けられたナット部材93が前記左ねじ49Sに螺合されている。一方、前記右ねじ49Zには二股アーム部89Rの外側に位置して二股状アーム73に設けた長穴部83が嵌挿されており、前記長穴部83の長手方向に沿って移動自在に設けられたナット部材95が右ねじ49Zに螺合されている。しかも、左ねじ49S、右ねじ49Zのそれぞれ先端部には止め部材55、57が取り付けられている。
また、前記二股状アーム71、73の睫毛カール機構装着部87の上端には、例えば金属板からなり、かつ円弧形状に湾曲された固定側型付け部85の左右端部85L、85Rが装着されて固定されている。なお、この固定側型付け部85は前述した第1の実施の形態の固定側型付け部25の場合より幅狭に形成されている。つまり、前記可動側型付け部39の押圧力に応じて押圧方向側に弾性変形可能な幅寸法S(例えば、2.5〜3mm)で形成されている。ちなみに、固定側型付け部25の幅寸法Sは13〜14mmである。
また、指掛けレバー89の二股アーム部89L,89Rの先端には、前述した第1の実施の形態と同様の一対のアーム35、37が外側から円を描くように曲げられ、一対の二股アーム部89L,89Rの先端にあけられた穴に差し込まれ、可動自在に取り付けられている。また、一対のアーム35、37の上端には円弧形状に湾曲された可動側型付け部39の中央から左右側に離れて左右方向へ可動可能に取り付けられている。しかも、この可動側型付け部39の左右の端部41、43が前記二股状アーム71、73に添って摺動自在に装着されている。前記可動側型付け部39の上側すなわち、固定側型付け部85側にゴムのごとき弾性部材45が取り付けられている。固定側型付け部85と可動側型付け部39の形状は円弧形状に湾曲されてほぼ同じものになっている。
上記構成により、一対の指掛けレバー69、89を人が指掛けレバー69、89に形成された指掛け穴71A、89Aに指を入れて操作することで、指掛けレバー89が指掛けレバー69に対して図10に矢印で示したごとく調整用調整ダイアル47の軸心部を支点として回動させると、一対のアーム35、37を介して固定側型付け部85に対して可動側型付け部39が接近したり、離反されることになる。可動側型付け部39が固定側型付け部85に対して接近されることで、可動側型付け部39に設けた弾性部材45と固定側型付け部85とで睫毛の根本を挟んでしっかりとカールさせることができる。
この場合、二股状アーム71、73のほぼ中央部には互いに離反する方向に折曲げられた折曲げ部77、79が形成されているので、可動側型付け部39が固定側型付け部85に対して押圧されたときに前記折曲げ部77、79で“しなり”が生じて、可動側型付け部39と固定側型付け部85との押圧力がその長手方向に亘って均等になるように作用し、すべての睫毛Mをほぼ均等にカールさせるように機能することになる。
さらに、二股状アーム71、73の睫毛カール機構装着部87が互いに平行な方向に長い断面扁平形状に形成されていることにより、睫毛カール機構装着部87における“しなり”が生じると共に、可動側型付け部39が固定側型付け部85に対してスムーズに移動することにより、可動側型付け部39と固定側型付け部85との押圧力がより一層均等になるように作用し、すべての睫毛Mをほぼ均等にカールさせるように機能することになる。
さらに加えて、固定側型付け部85が可動側型付け部39の押圧力に応じて押圧方向側に弾性変形可能な幅寸法Sで形成されているので、可動側型付け部39と固定側型付け部85との押圧力がより一層均等になるように作用し、すべての睫毛Mをほぼ均等にカールさせるように機能することになる。
一般的に睫毛カール器の基本的使い方は、本体をまぶたに密着させ、固定側型付け部85と、可動側型付け部39の間に睫毛Mを挟み込み、押圧力によって、睫毛Mをカールするもので、その機能実施のほか、固定側型付け部85と可動側型付け部39の間に睫毛Mを挟み込んだままそれを軸にし、固定側型付け部85をまぶたに強く押し当て、指かけアーム69を顔面上方へ半円を描くように移動させ、より強い睫毛Mのカールを得るものである。
このことから、固定側型付け部85の寸法‘S’は、従来型の睫毛カール器にみられるまぶたへの負担という問題点を解消すると共に、上記に述べた顔面上方へ円を描く動きを安全に且つ、容易にするものである。
以上のことから、総合的により一層相乗効果的にすべての睫毛Mをほぼ均等にカールさせることができる。
また、指掛けレバー69と指掛けレバー89との第1軸支部には調整用調整ダイアル47が設けられているので、例えば調整用調整ダイアル47を図10に示した矢印Aの方向へ回すと、指掛けレバー69の二股状アーム71、73がそれぞれ第2軸支部の軸支管75を支点として離反する方向へ移動し、可動側型付け部39とアーム35、37の接合部と、前記指掛けレバー89とアーム35、37の接合部もそれぞれ離反する方向へ移動し、固定側型付け部85、可動側型付け部39が広がり、固定側型付け部85、可動側型付け部39の円弧形状の湾曲が甘くなる。
また、例えば調整用調整ダイアル47を図10に示した矢印Bの方向へ回すと、二股状アーム71、73がそれぞれ第2軸支部の軸支管75を支点として接近する方向へ移動し、可動側型付け部39とアーム35、37の接合部と、前記指掛けレバー89とアーム35、37の接合部もそれぞれ接近する方向へ移動し、固定側型付け部85、可動側型付け部39が狭くなり、固定側型付け部85、可動側型付け部39の円弧形状の湾曲がきつくなる。
その結果、前述した第1の実施の形態で説明したように、固定側型付け部85、可動側型付け部39のカーブC1を人それぞれの目の曲線に応じて目EのカーブCに容易に合わせることができ、睫毛Mの根本からしっかりとカールさせることができる。
なお、指掛けレバー69を構成する二股状アーム71、73は下端部分で第2軸支部としての軸支管75により軸支されているので、調整用調整ダイアル47を回したときに二股状アーム71、73が軸支管75の部分を支点として簡単な力で容易に離反したり、接近したりする方向に移動させることができる。
次に、上述した可動側型付け部39について図面を参照してより詳しく説明する。
図12乃至は図14を参照するに、可動側型付け部39はバネ性を有する線材97でトラス形式にて前記弾性部材45を嵌入可能な上向きコ字状の箱型形状に構成されている。すなわち、可動側型付け部39の左右の端部41、43は例えば二股状アーム71、73(又は17、19)が挿通可能な管状の部材で構成されており、図12に示されているように、バネ性を有する線材97が前記端部41、43の間で湾曲された円弧形状の幅で例えば端部41の後方側縁39R(図12において上方側縁)から前方側縁39F(図12において下方側縁)に向けて斜めに延びており、この前方側縁39Fで図13に示されているように山形状に折曲げられて所定の高さまで立ち上がり、次いで前方側縁39Fから後方側縁39Rに向けて折曲げられて斜めに延びており、この後方側縁39Rで山形状に折曲げられて所定の高さまで立ち上がり、次いで後方側縁39Rから前方側縁39Fに向けて折曲げられて斜めに延びている。なお、後方側縁39Rの山形状は前方側縁39Fの山形状より僅かに高く形成されている。
以上のようなトラス形状を繰り返して前記端部43へ向けて湾曲された円弧形状に形成され、且つ図13の矢視XIV−XIV線の断面が図14に示されているように上向き断面コ字状となる箱型形状に形成されている。
また、前記弾性部材45は、図12乃至は図14の二点鎖線で示されているように、前記可動側型付け部39の箱型の中に嵌入されることになる。
なお、後方側縁39Rの部分はバネ性の線材97が伸びないようにするために、例えばプラスチック材などの材質からなる連結材99で連結されている。例えば、前記連結材99は、後方側縁39Rの山形状の部分の間に嵌め込まれる段付部が設けられて後方側縁39Rに沿って一体的に連結されている。
さらに、可動側型付け部39の底面部には芯材101が円弧形状の幅のほぼ中央位置に可動側型付け部39の全長に亘って溶接等で接合し、下方向からの力に対して補強されている。なお、一対のアーム35、37の上端が芯材101に取り付けられる場合は、図14に示されているように下方からの力が芯材101を介してかかることになる。このとき、固定側型付け部85(又は25)による上からの力が弾性部材45にかかることになるが、この上からの力と下からの力とのかかる位置が僅かにずれていることが望ましい。すなわち、上からの力の位置が下からの力の位置より寸法Cだけ前方側(図14において右側)に位置している。この寸法Cは例えば0.3mm程度である。これにより、睫毛をより一層効果的にカールすることができる。
上記構成により、可動側型付け部39は、左右の端部41、43を結ぶ線から円弧形状の最奥までの距離Lが常時、図12に示されている状態であるが、調整用調整ダイアル47を回して二股状アーム17、19が互いに離反する方向へ移動すると、可動側型付け部39はバネ性の線材97及び弾性部材45の付勢力に抗して前記距離Lが小さくなるように湾曲形状が緩やかに変形されることになる。一方、調整用調整ダイアル47を逆に回すと、可動側型付け部39のバネ性の線材97及び弾性部材45の原位置に復帰する付勢力により二股状アーム17、19が互いに近づく方向へ移動し、可動側型付け部39は前記距離Lが大きくなるように湾曲形状がきつく変形されることになる。
次に、他の実施の形態の可動側型付け部103について図面を参照してより詳しく説明する。
図15乃至は図18を参照するに、可動側型付け部103は、例えば樹脂材により、前記端部41、43の間で湾曲された円弧形状の幅において上向き断面コ字状となる箱型形状に形成された多数の可動側型付けブロック105が連結されて構成されている。各可動側型付けブロック105は、前方側壁片105F(図15において下方側縁)、底壁片105B、後方側壁片105R(図15において上方側縁)で上向き断面コ字状に形成されている。
すなわち、可動側型付け部103は、多数の可動側型付けブロック105が各後方側壁片105Rで一体的に連結され、且つ互いに隣接する前方側壁片105Fで接離可能であり、互いに隣接する底壁片105Bの間に三角形の切欠き部107が形成される状態で、全体として湾曲された円弧形状に形成されている。なお、後方側壁片105Rは前方側壁片105Fより僅かに高く形成されている。
また、三角形の切欠き部107のコーナの部分(後方側壁片105R)には穴部109が設けられている。この穴部109は、可動側型付け部103の湾曲形状が緩くなったり、きつくなったり、種々変形されるときに、三角形の切欠き部107から後方側壁片105Rに亀裂が入らないようにするためである。
また、前記弾性部材45は、図15乃至は図17の二点鎖線で示されているように、前記可動側型付け部103の箱型の中に嵌入されることになる。
上記構成により、可動側型付け部103は、左右の端部41、43を結ぶ線から円弧形状の最奥までの距離Lが常時、図15に示されている状態であるが、調整用調整ダイアル47を回して二股状アーム17、19が互いに離反する方向へ移動すると、可動側型付け部103は弾性部材45の付勢力に抗して三角形の切欠き部107が狭くなるように移動し、前記距離Lが小さくなるように湾曲形状が緩やかに変形されることになる。一方、調整用調整ダイアル47を逆に回すと、弾性部材45の原位置に復帰する付勢力により二股状アーム17、19が互いに近づく方向へ移動し、可動側型付け部103は三角形の切欠き部107が広くなるように移動し、前記距離Lが大きくなるように湾曲形状がきつく変形されることになる。
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。前記発明の実施の形態において、固定側型付け部25、85、可動側型付け部103の円弧形状の湾曲の状態を数段階に調整でき、その位置を固定する機構を設けると、その人に合った睫毛のカール付けを固定することができる。
この発明の第1の実施の形態の睫毛カール器の左側面図である。 図1における正面図である。 目のカーブがゆるやかな場合の固定側型付け部、可動側型付け部のカーブを目のカーブに合わせる例の説明図である。 目のカーブがきつい場合の固定側型付け部、可動側型付け部のカーブを目のカーブに合わせる例の説明図である。 この発明の第2の実施の形態の睫毛カール器の正面図である。 図5における右側面図である。 この別の発明の睫毛カール器を用いて右目の睫毛にカールを行うための説明図である。 この別の発明の睫毛カール器を用いて左目の睫毛にカールを行うための説明図である。 この発明の第3の実施の形態の睫毛カール器の斜視図である。 図9における睫毛カール器の左側面図である。 図9における正面図である。 可動側型付け部39の平面図である。 図12における正面図である。 図13における矢視XIV−XIV線の断面図である。 他の実施の形態の可動側型付け部39の平面図である。 図15における正面図である。 図16における矢視XVII−XVII線の断面図である。 従来の睫毛カール器の斜視図である。
符号の説明
1 睫毛カール器
3 グリップ機構部
5 睫毛カール機構部
7、9 指掛けレバー
11、13 支持部材
15 隙間
17、19 二股状アーム
21、23 軸支部(第2軸支部)
25 固定側型付け部
27、29 端部
31 溝
33 軸支部(第1軸支部)
35、37 アーム
39 可動側型付け部
39F 前方側縁
39R 後方側縁
41、43 端部
45 弾性部材
47 調整用調整ダイアル
49 ねじ
49S 左ねじ
49Z 右ねじ
51、53 ナット部材
55、57 止め部材
59 睫毛カール器(第2の実施の形態の)
61 支持ブロック
63、65 ブロック
67 睫毛カール器(第3の実施の形態の)
69 指掛けレバー
71、73 二股状アーム
71A、73A 指掛け穴
75 軸支管(第2軸支部)
77、79 折曲げ部
81、83 長穴部
85 固定側型付け部
87 睫毛カール機構装着部
89 指掛けレバー
89A 指掛け穴
89L、89R 二股アーム部
91 穴部
93、95 ナット部材
97 バネ性の線材
99 連結材
101 芯材
103 可動側型付け部(他の実施の形態の)
105 可動側型付けブロック
105F 前方側壁片
105B 底壁片
105R 後方側壁片
107 切欠き部
109 穴部

Claims (6)

  1. 回動自在に第1軸支部の軸支部(33)で軸支された一対のレバー(7、9)からなるグリップ機構部(3)と、このグリップ機構部(3)における一対のレバー(7、9)の一方(7)の長手方向の途中における側部に一対の支持部材(11、13)が隙間(15)を開けて一体的に設けられ、この隙間(15)に上方に二股状に延び出した二股状アーム(17、19)の下端が前記一対の支持部材(11、13)の両端に第2軸支部の軸支部(21、23)で軸支されており、前記二股状アーム(17、19)の上端に円弧状に湾曲された固定側型付け部(25)と可動側型付け部(39)とを前記一対のレバー(7、9)の操作により開閉、接離自在に備えた睫毛カール機構部とで構成され、
    前記一方のレバー(7)の先端側には長手方向へ溝(31)が形成され、この溝(31)の上端部に他方のレバー(9)の上端部分が挿入された前記第1軸支部の軸支部(33)で軸支され、かつ、他方のレバー(9)の上端が一対のアーム(35、37)の下端に取り付けられ、この一対のアーム(35、37)の上端が前記可動側型付け部(39)の中央から左右側へ離れて取り付けられており、
    前記他方のレバー(9)の上端が挿入された前記溝(31)の下側内に、調整用調整ダイアル(47)が設けられ、この調整用調整ダイアル(47)の軸心部にねじ(49)が左右方向に延伸され、このねじ(49)の中心部から左右に左ねじ(49S)、右ねじ(49Z)が形成され、この左ねじ(49S)、右ねじ(49Z)が前記二股状アーム(17、19)に設けられたナット部材(51、53)に螺合されていると共に前記左ねじ(49S)、右ねじ(49Z)の先端部に止め部材(55、57)が取り付けられており、
    前記調整用調整ダイアル(47)の回動で、前記二股状アーム(17、19)が前記第2軸支部の軸支部(21、23)を支点として接近、離反する方向へ移動し、前記固定側型付け部(25)、可動側型付け部(39)の湾曲度を調整すべく設けられていることを特徴とする睫毛カール器。
  2. 一対のレバー(69、89)を有し、一方のレバー(69)が二股状のアーム(71、73)で構成されており、
    この二股状のアーム(71、73)の一方の二股状のアーム(71)の下部に取っ手部(71A)が形成されていると共に他方の二股状のアーム(73)の下部に軸支部(73A)が形成され、前記取っ手部(71A)の下端部分と前記軸支部(73A)とが第2軸支部の軸支管(75)により左右方向へ回動可能に軸支されており、
    前記二股状のアーム(71、73)の上下方向のほぼ中央部に互いに軸支する方向に折曲げられた折曲部(77、79)が形成され、この折曲部(77、79)に調整用調整ダイアル(47)の軸心部に一体化された左ねじ(49S)、右ねじ(49Z)を挿通可能な上下方向へ長い長穴部(81、83)が設けられ、前記二股状のアーム(71、73)の上部側に固定型付け部(85)、可動型付け部(39)が取り付けられ、
    前記他方のレバー(89)は1本の長尺の部材を二股に折曲げて二股アーム(89L、89R)が形成され、折曲げた部分に指掛け用の取っ手(89A)が設けられ、前記二股アーム(89L、89R)の先端側に穴部(91)が設けられ、前記二股アーム(89L、89R)の先端に一対のアーム(35、37)の下端が取り付けられていると共にこの一対のアーム(35、37)の上端が前記可動型付け部(39)に取り付けられており、
    前記各穴部(91)が前記調整用調整ダイアル(47)の軸心部の左ねじ(49S)、右ねじ(49Z)に嵌挿されると共に前記左ねじ(49S)、右ねじ(49Z)が前記二股状のアーム(71、73)の長穴部(81、83)の長手方向に沿って移動自在に設けられたナット部材(93、93)に螺合されており、前記左ねじ(49S)、右ねじ(49Z)のそれぞれの先端部に止め部材(55、57)が取り付けられており、
    前記前記調整用調整ダイアル(47)の回動で、前記二股状のアーム(71、73)が前記第2軸支部の軸支管(75)を支点として、接近、離反する方向へ移動し、前記固定型付け部(85)、可動型付け部(39)の湾曲度を調整すべく設けられていることを特徴とする睫毛カール器。
  3. 前記固定側型付け部(25、85)と可動側型付け部(39)とがそれぞれ弾性部材からなっていることを特徴とする請求項1または2記載の睫毛カール器。
  4. 前記各二股状アーム(71、73)が、睫毛カール機構部を装着する部分(87)で互いに平行な方向に長い断面扁平形状に形成されていることを特徴とする請求項1、2または記載の睫毛カール器。
  5. 前記可動側型付け部(39)が、バネ性を有する線材(87)でトラス形式にて前記弾性部材(45)を嵌入可能な上向きコ字状の箱型形状に構成されていることを特徴とする請求項1〜のうちの一つに記載の睫毛カール器。
  6. 前記可動側型付け部(103)が、円弧形状の幅において前方側壁片(105F)、底壁片(105B)、後方側壁片(105R)で上向き断面コ字状となる箱型形状に形成された多数の可動側型付けブロック(105)を前記後方側壁片(105R)で一体的に連結して構成されていることを特徴とする請求項1〜のうちの一つに記載の睫毛カール器。
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