JP5110551B1 - 爪切り - Google Patents

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Abstract

人間の爪の形状を考慮して、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えることがなく、優しく、穏やかに爪の切断を行うことに適した爪切り。
対向している一方の切断刃の先端部に形成されている一方の刃先と、他方の切断刃の先端部に形成されている他方の刃先とが互いに接近し、両者の間に切断対象の爪を挟んで両者を当接させることにより前記爪を切断する爪切り。前記一方の刃先と、前記他方の刃先は、両者が互いに接近するべく移動する方向に対してそれぞれ直交する方向に、互いに対向して平行に伸びる直線状部分と、当該直線状部分に連続し、互いに対応している曲率で湾曲して伸びる湾曲部分とを備えている。
【選択図】図3

Description

この発明は爪切りに関する。特に、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えることがなく、優しく、穏やかに爪の切断を行うことに適した爪切りに関する。
対向している一方の切断刃の先端部に形成されている一方の刃先と、他方の切断刃の先端部に形成されている他方の刃先とが互いに接近し、両者の間に切断対象の爪を挟んで前記爪を切断する爪切りについては従来から種々の提案が行われている。
人間の爪の形状を考慮して、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えることがなく、優しく、穏やかに爪の切断を行うことを目指した爪切りについての提案も以下のように行われている(例えば、特許文献1、2)。
図1(a)、(b)、図2は、従来の爪切りの一例を表すものである。図1(a)、(b)はクリップ型の爪切り、図2はニッパー型の爪切りである。
クリップ型の爪切りでは、一般的に、基端側(図1(a)における背後側)で互いに一体化されている上板50と、下板51の先端(図1(a)における正面側)に、切断刃52と、切断刃53とが互いに対向して形成されている。上板50、下板51の先端側には上下方向に支持ピン54が挿通されている。支持ピン54の上板50側の上端部に、押圧操作板55の基端側(図1(a)における下側)が回動可能に支持されている。
押圧操作板55の基端側には、てこ部56が形成されている。てこ部56が、図1(a)図示のように、下側に向いて上板50の上面に当接している状態で、押圧操作板55の先端側(図1(a)における上側)55aを、支持ピン54に回動可能に支持されている基端側を中心にして押し下げる。これによって、てこ部56が上板50の上面を押圧し、上側の切断刃52の先端部に形成されている刃先57と、下側の切断刃53の先端部に形成されている刃先58とが、矢印60、61で示すように、互いに接近する。こうして、上側の刃先57と、対向する下側の刃先58との間に切断対象の爪(不図示)が挟まれ、切断されるようになっている。
ニッパー型の爪切りでは、一般的に、一方のレバー71のヒンジ部71aに固定されている軸72に、他方のレバー70のヒンジ部70aが回動可能に取り付けられている。そして、レバー70、71の先端側に形成されている切断刃73と、切断刃74とが互いに対向している。切断刃73、切断刃74の互いに対向する先端部にはそれぞれ刃先(不図示)が形成されている。図示の従来例では、この刃先は、互いに対応している曲率で湾曲している構造になっている。切断刃73の先端部に形成されている刃先が凸湾しているコンベックス刃先であり、切断刃74の先端部に形成されている刃先が凹湾しているコンケーブ刃先である。
軸72を中心にしてレバー70、71を矢印75、76で示すように握ると、切断刃73の先端部に形成されている一方の刃先と、切断刃74の先端部に形成されている他方の刃先とが、矢印77、78で示すように、互いに接近する。これによって、両者の間に切断対象の爪(不図示)が挟まれ、切断される。
ところで、切断対象の人間の爪は、爪の先端側から見たときに、様々な形状になっているのが一般的である。例えば、爪の先端側から見たときに、中央部から左右両側に向かうにつれて下向きに湾曲していたり、中央部が平らで左右が湾曲している形状になっていることがある。また、爪の先端側から見たときに、左側から右側まで全部が平らな形状である場合もある。
図1(a)、(b)、図2図示の従来の爪切りは、このような人間の爪の形状、構造を考慮して提案されたものである。図1(a)、(b)図示の従来の爪切りでは、対向している上側の刃先57と、下側の刃先58とが、それぞれ、中央部57a、58aから左右両側に離れるにしたがって、下側に向かって、互いに、対応している曲率で湾曲する構造になっていた。図2図示の従来の爪切りでは、対向している切断刃73、74の先端部に形成されている刃先を、それぞれ、互いに対応している曲率で湾曲しているコンベックス刃先、コンケーブ刃先にする構造が採用されていた。これによって、人間の爪の形状を考慮して、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えることがなく、優しく、穏やかに爪の切断を行うことが目指されていた。
特開2001−46142号公報 米国特許第4637137号公報
人間の爪の形状を考慮して、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えることがなく、優しく、穏やかに爪の切断を行うことを目指した爪切りについては従来から種々提案されていたが、いまだに改善すべき余地が残っていた。
そこで、この発明は、人間の爪の形状を考慮して、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えることがなく、優しく、穏やかに爪の切断を行うことにより適した爪切りを提案することを目的にしている。
請求項1記載の発明は、
対向している一方の切断刃の先端部に形成されている一方の刃先と、他方の切断刃の先端部に形成されている他方の刃先とが互いに接近し、両者の間に切断対象の爪を挟んで前記爪を切断する爪切りにおいて、
前記一方の刃先と、前記他方の刃先は、両者が互いに接近するべく移動する方向に対してそれぞれ直交する方向に、互いに対向して平行に伸びる直線状部分と、当該直線状部分に連続し、互いに対応している曲率で湾曲して伸びる湾曲部分とを備えている
ことを特徴とする爪切り
である。
請求項2記載の発明は、
前記湾曲部分が、前記直線状部分が伸びる方向における前記直線状部分の両側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の爪切り
である。
請求項3記載の発明は、
前記湾曲部分が、前記直線状部分が伸びる方向における前記直線状部分の一方の側にのみ形成されていることを特徴とする請求項1記載の爪切り
である。
請求項4記載の発明は、
前記対向している一方の切断刃と他方の切断刃とは、一枚の板体を中央部で切断して一方の刃部と他方の刃部とに分離し、前記一方の刃部の前記他方の刃部に対向する先端縁を前記一方の刃先とし、前記他方の刃部の前記一方の刃部に対向する先端縁を前記他方の刃先としたものである
ことを特徴とする請求項1又は2記載の爪切り
である。
請求項5記載の発明は、
前記一方の切断刃と前記他方の切断刃とが互いに接近及び離反する一対の刃先支持体の先端に、それぞれ、取り付け、取り外し可能に装着されていることを特徴とする請求項4記載の爪切り
である。
この発明によれば、人間の爪の形状を考慮して、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えることがなく、優しく、穏やかに爪の切断を行うことにより適した爪切りを提供することができる。
従来のクリップ型の爪切りの一例を表す図であって、(a)は使用する状態における正面図、(b)は図1(a)における刃先部の拡大正面図。 従来のニッパー型の爪切りの一例を表す側面図。 この発明のクリップ型の爪切りの一例を表す図であって、(a)は使用する状態における正面図、(b)は図3(a)における刃先部の拡大正面図。 図3図示のこの発明のクリップ型の爪切りの使用していない状態における一部を省略した斜視図。 この発明のニッパー型の爪切りの一例を表す図であって、(a)は対向する刃先を開いている状態の側面図、(b)は対向する刃先を閉じている状態の側面図。 (a)一枚の板体を中央部で切断して本発明の爪切りに採用される切断刃を形成する状態を説明する平面図、(b)図6(a)図示の切断刃が取り付けられる一対の刃先支持体の先端部を表す平面図、(c)図6(a)図示の切断刃が図6(b)図示の一対の刃先支持体の先端部に取り付けられた状態を説明する平面図。 図6(a)図示の切断刃が採用されている本発明の爪切りの一例を表す側面図。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
図3(a)、(b)図示の本発明の爪切り1はクリップ型の爪切りであって、その基本的な構造は、図1(a)、(b)を用いて説明した従来のクリップ型の爪切りと同一である。
上板2と、下板3とは、基端側(図3(a)における背後側、図4における左側)で互いに一体化されている。この上板2と下板3の先端(図3(a)における正面側、図4における右側)に、切断刃4と、切断刃5とが互いに対向して形成されている。上板2、下板3の先端側には上下方向に支持ピン6が挿通されている。支持ピン6の上板2側の上端部に、押圧操作板7の基端側(図3(a)における下側、図4における右側)が回動可能に支持されている。
押圧操作板7の基端側には、てこ部8が形成されている。てこ部8が、図3(a)図示のように、下側に向いて上板2の上面に当接している状態で、押圧操作板7の先端側7aを、支持ピン6に回動可能に支持されている基端側を中心にして押し下げる。これによって、てこ部8が上板2の上面を押圧し、切断刃4の先端部に形成されている刃先9と、切断刃5の先端部に形成されている刃先10とが、矢印11、12で示すように、互いに接近する。こうして、上側の刃先9と、対向する下側の刃先10との間に切断対象の爪(不図示)が挟まれ、切断される。
本発明の爪切り1においては、図3(b)に要部を拡大して表したように、対向している刃先9と、刃先10とは、両者が互いに接近するべく移動する矢印11、12で示す方向に対してそれぞれ直交する方向に、互いに対向して平行に伸びる直線状部分9a、10aを備えている。更に、刃先9、刃先10は、前記の直線状部分9a、10aに連続し、互いに対応している曲率で湾曲して伸びる湾曲部分9b、9c、10b、10cを備えている。
図3(a)、(b)図示のクリップ型の爪切り1の場合、湾曲部分9b、9c、10b、10cは、直線状部分9a、10aが伸びる方向における直線状部分9a、10aの両側に形成されている。
すなわち、図3(a)、(b)図示の本発明の爪切り1では、対向している刃先9、刃先10の中央側に、両者が互いに接近するべく矢印11、12で示す方向に移動するときに、この移動する方向に対して、直交する方向に、互いに対向して平行に伸びる直線状部分9a、10aが配備されている。そして、刃先9、刃先10の中央部における直線状部分9a、10aに連続して、直線状部分9a、10aが伸びる方向における直線状部分9a、10aの両側に、それぞれ、互いに対応している曲率で、図において下側方向に向かって、湾曲して伸びる湾曲部分9b、9c、10b、10cが配備されている。
そこで、この発明の爪切り1によって爪を切断する場合、人間の様々な爪の形状に適切に対応させて、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えず、優しく、穏やかに爪の切断を行うことができる
例えば、爪の先端側から見たときに、中央部から左右両側に向かうにつれて下向きに湾曲している爪は、図3(b)中、刃先9、10の符号9bと符号10bとで示されている湾曲している部分、あるいは、符号9cと符号10cとで示されている湾曲している部分によって切断を行う。
また、中央部が平らで左右が湾曲している爪については、中央の平らな個所を、図3(b)中、刃先9、10の符号9aと符号10aとで示されている互いに対向して平行に伸びる直線状部分で切断する。そして、左右の湾曲している箇所は、図3(b)中、刃先9、10の符号9bと符号10bとで示されている湾曲している部分、あるいは、符号9cと符号10cとで示されている湾曲している部分によって切断する。
そして、爪の先端側から見たときに、左側から右側まで全部が平らな形状である爪については、図3(b)中、刃先9、10の符号9aと符号10aとで示されている互いに対向して平行に伸びる直線状部分で切断する。
図1(a)、(b)、図2に図示して説明した従来の爪切りの場合、上述したような3種類の異なる形状の爪、全てに適切に対応して、優しく爪を切ることは難しかった。
本発明の爪切り1によれば、上述したような3種類の異なる形状の爪、全てに適切に対応して、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えず、優しく、穏やかに爪の切断を行うことができる。
図5(a)、(b)図示の本発明の爪切り31はニッパー型の爪切りであって、その基本的な構造は、図2を用いて説明した従来のニッパー型の爪切りと同一である。
一方のレバー21のヒンジ部21aに固定されている軸22に、他方のレバー20のヒンジ部20aが回動可能に取り付けられている。そして、レバー20、21の先端側に形成されている切断刃23と、切断刃24とが互いに対向している。切断刃23、切断刃24の互いに対向する先端部にはそれぞれ刃先25、26が形成されている。
軸22を中心にしてレバー20、21を矢印27、28で示すように握ると、切断刃23の先端部に形成されている刃先25と、切断刃24の先端部に形成されている刃先26とが、矢印29、30で示すように、互いに接近する。これによって、両者の間に切断対象の爪(不図示)が挟まれ、切断される。
本発明の爪切り31においては、互いに対向している刃先25と、刃先26とは、両者が互いに接近するべく移動する矢印29、30で示す方向に対してそれぞれ直交する方向に、互いに対向して平行に伸びる直線状部分25a、26aを備えている。更に、刃先25と、刃先26とは、前記の直線状部分25a、26aに連続し、互いに対応している曲率で湾曲して伸びる湾曲部分25b、26bを備えている。
図5(a)、(b)図示のニッパー型の爪切り31の場合、湾曲部分25b、26bは、直線状部分25a、26aが伸びる方向における直線状部分25a、25aの一方の側に形成されている。
すなわち、図5(a)、(b)図示の本発明の爪切り31では、対向している刃先25、刃先26に、両者が互いに接近するべく矢印29、30で示す方向に移動するときに、この移動する方向に対して、直交する方向に、互いに対向して平行に伸びる直線状部分25a、26aが配備されている。そして、刃先25、刃先26における直線状部分25a、26aに連続して、互いに対応している曲率で湾曲して伸びる湾曲部分25b、26bがそれぞれ備えられている。
そこで、本発明のニッパー型の爪切り31の場合、対向している刃先25、26がこのような特徴的な構造を備えているので、爪を切るときに、人間の爪の形状に適切に対応して、爪に不自然な変形を与えず、優しく、穏やかに爪の切断を行うことができる。
例えば、爪の先端側から見たときに、中央部から左右両側に向かうにつれて下向きに湾曲している爪は、図5(a)中、刃先25、26の符号25bと符号26bとで示されている湾曲している部分によって切断を行う。
また、中央部が平らで左右が湾曲している爪については、中央の平らな個所を、図5(a)中、刃先25、26の符号25aと符号26aとで示されている互いに対向して平行に伸びる直線状部分で切断する。そして、左右の湾曲している箇所は、図5(a)中、刃先25、26の符号25bと符号26bとで示されている湾曲している部分によって切断する。
そして、爪の先端側から見たときに、左側から右側まで全部が平らな形状である爪については、図5(a)中、刃先25、26の符号25aと符号26aとで示されている互いに対向して平行に伸びる直線状部分で切断する。
図1(a)、(b)、図2に図示して説明した従来の爪切りの場合、上述したような3種類の異なる形状の爪、全てに適切に対応して、優しく爪を切ることは難しかった。
本発明の爪切り31によれば、上述述したような3種類の異なる形状の爪、全てに適切に対応して、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えず、優しく、穏やかに爪の切断を行うことができる。
図6(a)は本発明の爪切りに採用される切断刃の一例を説明するものである。
上記で説明した本発明の爪切りにおける対向している一方の切断刃と他方の切断刃とは、一枚の板体を中央部で切断して形成することができる。
例えば、図6(a)図示のように、一枚の金属製の薄い板体を中央部で切断し、図6(a)において左側に表されている一方の刃部と、図6(a)において右側に表されている他方の刃部とに分離する。そして、一方の刃部の他方の刃部に対向する先端縁を一方の刃先とし、また、他方の刃部の一方の刃部に対向する先端縁を他方の刃先とするものである。
この際、一方の刃部の他方の刃部に対向する先端縁により形成される一方の刃先のみを研削しておくことができる。あるいは、他方の刃部の一方の刃部に対向する先端縁により形成される他方の刃先のみを研削しておくことができる。また、一方の刃部の他方の刃部に対向する先端縁に形成される一方の刃先と、他方の刃部の一方の刃部に対向する先端縁に形成される他方の刃先との双方を研削しておくこともできる。
図6(a)図示の実施形態では、左側に表されている一方の刃部が、刃先90を備えた切断刃85に形成され、右側に表されている他方の刃部が、刃先89を備えた切断刃84に形成されている。
刃先89と、刃先90とが、両者が互いに接近するべく移動する矢印11、12で示す方向に対してそれぞれ直交する方向に、互いに対向して平行に伸びる直線状部分89a、90aを備えると共に、直線状部分89a、90aに連続し、互いに対応している曲率で湾曲して伸びる湾曲部分89b、89c、90b、90cを備えているものであることは前述した図3(a)、(b)図示の実施形態と同様である。
なお、爪切りの切断刃に適した一枚の薄い板体をプレス切断などによって中央部で切断する際に、前記のように形成した切断刃84、85を支持体に取り付ける際に使用する取付孔91、92も設けておく。
このように爪切りの切断刃に適した一枚の薄い板体をプレス切断などによって中央部で切断して形成した切断刃84、85は、一方の刃先89と他方の刃先90とが矢印11、12で示す方向で互いに接近し、両者の間に切断対象の爪を挟んで両者を当接させることにより前記爪を切断するように、互いに接近及び離反する一対の刃先支持体の先端に、それぞれ、取り付け、取り外し可能に装着されて、本発明の爪切りとすることができる。
図6(b)、(c)、図7は、前述した切断刃84、85が取り付けられているニッパー型の爪切り80の一例を説明するものである。
図6(b)、(c)、図7図示の爪切り80において、一方のレバー21のヒンジ部21aに固定されている軸22に、他方のレバー20のヒンジ部20aが回動可能に取り付けられている点は、図5(a)、(b)図示の爪切り31と同様である。
この爪切り80では、レバー20、21の先端側にそれぞれ形成されている切断刃取付部81、82に、切断刃84、85を取り付ける構造となっている。切断刃取付部81、82はレバー20、21のヒンジ部20a、21aにそれぞれ形成されており、一方の刃先89と他方の刃先90とが矢印11、12で示す方向で互いに接近し、両者の間に切断対象の爪を挟んで両者を当接させることにより爪を切断するように、互いに接近及び離反する一対の刃先支持体の先端を構成するようになっている。
切断刃84、85の刃先89、90は図3(a)、(b)で説明した本発明の爪切り1の刃先9、10と同様の構造になっているので、図3(a)、(b)図示の実施例で説明したように、異なる形状の爪、全てに適切に対応して、爪を切るときに爪に不自然な変形を与えず、優しく、穏やかに爪の切断を行うことができる。
いずれにしても、図6(a)図示の実施例では、一枚の板体を中央部で切断して一方の刃部と他方の刃部とに分離し、前記一方の刃部の前記他方の刃部に対向する先端縁を前記一方の刃先とし、前記他方の刃部の前記一方の刃部に対向する先端縁を前記他方の刃先にすることによって、前述した対向している一方の切断刃と他方の切断刃とを形成している。そこで、爪を切るときに刃先89と刃先90との間を隙間のない完璧な閉状態にすることができる。すなわち、図6(a)図示の実施例で説明したようにして前述した対向している一方の切断刃と他方の切断刃とを形成することにより、爪を切るときに対向している刃先同士の間を隙間のない完璧な閉状態にすることができ、いかなる形の刃についてもこれを可能にすることができる。
切断刃84、85が一枚の板体を切断して形成したものである点、こうして準備した切断刃が、互いに接近及び離反する一対の刃先支持体の先端に、それぞれ、取り付け、取り外し可能に装着されている点以外は、前述した実施形態と同様であるので、図3(a)、(b)、図5(a)、(b)で説明した部分には同一の符号をつけてその説明を省略する。
切断刃84、85を切断刃81、82に取り付ける場合、切断刃84、85の取付孔91、92を介して、切断刃取付部81、82に穿設されているネジ孔86、87にボルトなどの固定金具92、93を螺合する(図6(c))。
このように、レバー20、21の先端側にそれぞれ形成されている切断刃取付部81、82に、切断刃84、85を取り付ける構造とすることで、刃先89、90が摩耗した場合には切断刃84、85を研磨済の新しい切断刃に簡単に交換することができる。
なお、切断刃取付部81、82に、切断刃84、85を取り付ける手段として、切断刃81、82の取付孔91、92を介して、切断刃取付部81、82に穿設されているネジ孔86、87にボルトなどの固定金具92、93を螺合する方法を一例として説明したが、この手段に限定されることなく、他の取り付け手段も採用することができる。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々に変更可能である。
符号の簡単な説明
1 爪切り
4 切断刃
5 切断刃
9 刃先
9a 直線状部分
9b、9c 湾曲部分
10 刃先
10a 直線状部分
10b、10c 湾曲部分
31 爪切り
23 切断刃
24 切断刃
25 刃先
25a 直線状部分
25b 湾曲部分
26 刃先
26a 直線状部分
26b 湾曲部分
11、12 対向する刃先が互いに接近するべく移動する方向
29、30 対向する刃先が互いに接近するべく移動する方向
81、82 切断刃取付部
84、85 切断刃
86、87 ネジ孔
89 刃先
89a 直線状部分
89b、89c 湾曲部分
90 刃先
90a 直線状部分
90b、90c 湾曲部分
91、92、取付孔
93 固定金具

Claims (5)

  1. 対向している一方の切断刃の先端部に形成されている一方の刃先と、他方の切断刃の先端部に形成されている他方の刃先とが互いに接近し、両者の間に切断対象の爪を挟んで両者を当接させることにより前記爪を切断する爪切りにおいて、
    前記一方の刃先と、前記他方の刃先は、両者が互いに接近するべく移動する方向に対してそれぞれ直交する方向に、互いに対向して平行に伸びる直線状部分と、当該直線状部分に連続し、互いに対応している曲率で湾曲して伸びる湾曲部分とを備えている
    ことを特徴とする爪切り。
  2. 前記湾曲部分が、前記直線状部分が伸びる方向における前記直線状部分の両側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の爪切り。
  3. 前記湾曲部分が、前記直線状部分が伸びる方向における前記直線状部分の一方の側にのみ形成されていることを特徴とする請求項1記載の爪切り。
  4. 前記対向している一方の切断刃と他方の切断刃とは、一枚の板体を中央部で切断して一方の刃部と他方の刃部とに分離し、前記一方の刃部の前記他方の刃部に対向する先端縁を前記一方の刃先とし、前記他方の刃部の前記一方の刃部に対向する先端縁を前記他方の刃先としたものである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の爪切り。
  5. 前記一方の切断刃と前記他方の切断刃とが互いに接近及び離反する一対の刃先支持体の先端に、それぞれ、取り付け、取り外し可能に装着されていることを特徴とする請求項4記載の爪切り。
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