JP2002051827A - まつげ成形器 - Google Patents

まつげ成形器

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JP2002051827A
JP2002051827A JP2000275672A JP2000275672A JP2002051827A JP 2002051827 A JP2002051827 A JP 2002051827A JP 2000275672 A JP2000275672 A JP 2000275672A JP 2000275672 A JP2000275672 A JP 2000275672A JP 2002051827 A JP2002051827 A JP 2002051827A
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eyelash
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JP2000275672A
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Atsushi Ota
厚 太田
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LOZENSTAR CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間でカールができ、使い勝手や効率がよ
く、構造簡単で安価なまつげ成形器を提供する。 【解決手段】 まつげ成形に適した形状の成形型を先端
に備え移動可能に配置されるパッド部材7と、先端にパ
ッド部材7に対向する成形型を備え固定的に配置される
パッド受け部材6と、パッド部材7の側面に沿い上下方
向に摺動操作可能な補助パッド部材8と、ハウジング1
の正面側に配置されパッド部材7と補助パッド部材8と
を操作する操作つまみ5とから構成されている。操作つ
まみ5により補助パッド部材8とパッド部材7とを共に
上昇させてパッド部材7とパッド受け部材6間でまつげ
を挟持して第1段階の成形を行った後に操作つまみ5を
更に操作して補助パッド部材8を単独に上昇させ、パッ
ド部材7からはみ出た毛先を補助パッド部材8により上
方向へ押し上げる第2段階の成形が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は美容器具に関し、特
に女性の美容器具として用いられるまつげ成形器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】女性の化粧テクニックは近年非常に向上
しているが、その理由の一つに美容器具の普及がある。
実にさまざまな美容器具が市販されているが、その中
で、まつげのカール用のビューラーに関しては、従来か
らの、単にまつげを1ヵ所挟み込んで折り目をつけてカ
ールさせるだけの単純な構造の器具が主流であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の単純な構造の従
来のビューラーでは、長めのまつげの場合、1回のカー
ル作業では1ヵ所だけ、折り目をつけてカールさせるこ
としかできず、まつげの根元を挟み込んだ場合には、ま
つげの先端寄りの部分が挟み込めずに器具からはみ出し
てしまい、2度、3度と繰り返して成形しなくてはなら
ない。
【0004】本発明は、このような従来のまつげ成形器
を、構造簡単で、しかも成形効率のよいものとすること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、まつげ成形に適した形状の成形型を先端に備え移動
可能に配置されるパッド部材と、先端に前記パッド部材
に対向する成形型を備え固定的に配置されるパッド受け
部材と、前記パッド部材を保持する部材面に沿い上下方
向に摺動操作可能な補助パッド部材と、まつげ成形器本
体外形を形成するハウジングと、前記ハウジング正面側
に配置され前記パッド部材と前記補助パッド部材とを操
作する操作手段とよりなり、前記操作手段により前記補
助パッド部材と前記パッド部材とを共に上昇させて前記
パッド部材と前記パッド受け部材間にてまつげを挟持し
て第1段階の成形を行った後に、更に前記操作手段を操
作して前記補助パッド部材を単独に上昇させて、パッド
部材からはみ出た毛先を補助パッド部材により上方向へ
押し上げる第2段階の成形が行われるようにしたことで
解決される。
【0006】また、上記課題は本発明によれば、前項に
おいて、パッド受け部材を保持する左右一対の支柱状の
パッド受け保持部は、ハウジングの正面側寄りから上方
へ立ち上がらせたものとし、その上端間にパッド受けを
設けるようにするか、あるいは、パッド受け部材を保持
する左右一対の支柱状のパッド受け保持部は、ハウジン
グの裏面側寄りから上方へ立ち上がらせるとともに根元
には補強部を形成し、その上端においてハウジング正面
側へ向け屈曲させ、その先端間にパッド受けを設けるよ
うにすることで解決される。
【0007】また、上記課題は本発明によれば、前項、
前々項において、パッド部材、パッド受け部材、補助パ
ッド部材のそれぞれの横方向の寸法は、人体のまつげの
横方向寸法全体を一度に成形するのに充分なものとする
か、あるいは、パッド部材、パッド受け部材、補助パッ
ド部材のそれぞれの横方向の寸法は、人体のまつげの横
方向寸法より小さいものとし、部分的な成形、あるい
は、分割して成形するようにしたものとすることで解決
される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、まつげをその間に挟ん
で成形するパッドとパッド受けとの他に、両者の間から
はみ出したまつげの毛先をさらに押し上げる補助パッド
を設けるようにし、2段階に成形するようにしたもので
ある。
【0009】そして、成形の操作は、操作つまみや操作
レバーなどの操作部材を、手で把持するハウジングに設
け、これを2段階に操作するか、あるいは操作を第1段
階の操作の延長上でワンタッチで第2段階も操作、いわ
ば一挙動で操作することもできるようにする。また、用
途によっては第1段階のみで操作を終わらせることもで
きるものとする。従って、さまざまな用途に耐え、操作
しやすいまつげ成形器とすることができる。
【0010】パッド受け部材は固定して、下から操作に
よって上昇させることができるゴム状の材料で形成した
パッド部材を待ち受けるようにする。そして両者の間に
まつげを挟み込んで成形する。パッド部材とパッド受け
部材にはそれぞれまつげ成形に適した形状の成形型を備
える。このパッド受け部材を保持する左右一対の支柱状
のパッド受け保持部は、ハウジングの正面側寄りから上
方へ立ち上がらせ、上端の先端間にパッド受けを跨らせ
て設けるようにする。この構造はまつげの横方向寸法全
体を一度に成形することができるように、パッドやパッ
ド受け、さらには補助パッドの横方向の幅寸法を設定し
た場合に適している。なぜなら、左右一対の支柱状のパ
ッド受け保持部が眼の左右両端部間の範囲外にあるよう
になり、視界を妨げたり、眼球に触れたりすることがな
いからである。
【0011】あるいは、パッド受け部材を保持する左右
一対の支柱状のパッド受け保持部は、ハウジングの裏面
側寄りから上方へ立ち上がらせ、その上端においてハウ
ジング正面側へ向け屈曲させ、その先端間にパッド受け
を跨らせて設けるようにする。この構造は、まつげの成
形を部分的な成形か、2度、3度に分割して成形するた
めに、パッド部材、パッド受け部材、補助パッド部材の
それぞれの横方向の寸法をまつげの横方向寸法より小さ
いものとした場合に適している。なぜなら、左右一対の
支柱状のパッド受け保持部のいずれかが眼の左右両端間
にあっても、眼球のすぐ前ではないので、視界を妨げた
り、眼球に触れたりすることがないからである。
【0012】
【実施例1】図はすべて本発明のまつげ成形器の実施例
を説明するためのものである。図1に全体の外観の正面
図、図2に同側面図、図3に同下面図を示す。前記各図
において、1は本体の外形を形成するハウジングで、下
部寄りを把持に適した形状とし、上端寄りにまつげのカ
ール機構を備える。2はハウジング1の先端に構成され
るまつげのカール機構を覆うように透明材で形成した着
脱可能なキャップ、5はハウジング1の正面に配置され
摺動操作可能な操作つまみである。
【0013】図4は、まつげをカールする機構の要部概
略を分解斜視図として示すものである。6はパッド受け
であって、ハウジング1から延設されて上方へ伸びる左
右一対2本の柱状のパッド受け保持部材6aの頂点部左
右間に跨って形成され、人体のまつげの根元、生え際が
前方かつ上方へカーブを描いている曲線に合わせた立体
的な曲線を形成するようにしてあり、その断面は後述の
図5などに見られるように、二等辺三角形を90度回転
させたような形状である。
【0014】7はパッドであり、前記の曲線に合わせて
カーブした板状のパッド保持部材7aの先端縁に取り付
けられ、前記パッド受け6の下方に通常は配置され、後
述する操作によってパッド保持部材7aによって上昇
し、上昇させた場合,前記パッド受け6の下方の縁部
に、パッド7が当接してまつげをカールさせる。パッド
7の断面は図4のように丸みのある凹部7cを備え、こ
こに前記のパッド受け6の下端を受け入れて両者でまつ
げを押して成形するのに適した形状としてある。
【0015】8は補助パッドであって、前記パッド保持
部材7aの面に沿って摺動可能に設けられる。補助パッ
ド8は前記の曲線に合わせてカーブした板状で、前記パ
ッド7同様、通常は前記パッド受け6の下方に通常は配
置される。そして後述する操作によって上昇し、上昇さ
せた場合,前記パッド受け6の所定部分に当接してまつ
げをカールさせる。動作の詳細は後述する。
【0016】図5から図7においてまつげカール機構
を、各状態の断面図として図示した。なお、各図におい
て複雑化を避けるため、要部のみを記載するようにして
ある。
【0017】図5はこれから使用しようとする通常状態
を示す。使用にはハウジング1を手で把持し操作つまみ
5側が顔面に対面するようにしてパッド受け6の下端6
cをまつげ(図示せず)の上側に当てる。この状態で
は、操作つまみ5はハウジング1の正面の所定摺動範囲
の最下位置にあり、操作つまみ5の最下方の先端部5a
はハウジング1の段差部の最下端1aに当接している。
パッド受け6は前記のようにハウジング1の内部に固定
して配置された左右2本の柱状のパッド受け保持部材6
aの頂点部左右間に跨って形成されているが、図5では
中央付近の断面として示され、前記のように90度回転
させた二等辺三角形状として示されている。
【0018】パッド7は弾性を適度に有するゴム等の材
料で形成され、パッド保持部材7aの先端に配置され
る。該パッド保持部材7aは、図示しない案内機構によ
って案内されてハウジング1内を上下方向に摺動可能に
配置される。9は第1のスプリングであり、引っ張りバ
ネ型のコイルスプリングである。第1のスプリング9は
ハウジング1内の突起1bとパッド保持部材7aの下端
との間に架装され、パッド保持部材7aを常時下方に付
勢する。
【0019】補助パッド8は前記パッド保持部材7a面
に沿って上下方向に摺動する。
【0020】11は連結部材であり、鉤状をなし、一方
の端部11aを前記操作つまみ5の突起5cに固定、他
方の端部11bを補助パッド8の下端に固定する。10
は第2のスプリングであり、引っ張りバネ型のコイルス
プリングである。第2のスプリング10は、パッド保持
部材7aの下方寄りに設けた突起7bと、連結部材11
の突起11cとの間に架装し、両者を常時引き寄せる方
向に付勢する。
【0021】このような図5の状態から、まつげ成形を
行おうとする際、図6のように操作つまみ5を所定範囲
上昇させる。操作つまみ5の上方への操作に伴い、連結
部材11が上昇移動し、その端部11bに固定されてい
る補助パッド8を上昇移動させる。また、第1のスプリ
ング9と、第2のスプリング10とは、ばね常数に差を
設け、第2のスプリング10の方を大きく設定してある
ので、第1のスプリング9は伸張し、第2のスプリング
10は伸張せず、従って伸張しない第2のスプリング1
0を介してパッド保持部材7aを第1のスプリング9の
付勢力に抗して上昇させる。パッド保持部材7aの先端
のパッド7がパッド受け6に当接する。ここまでが第1
の段階である。パッド7の凹部7cとパッド受け6の底
角である下端6cの間に,図示しないまつげを挟み込
み、これを成形する。両者の当接面はまつげの成形に適
するような凹凸状であるので、まつげの成形は手早く確
実に行うことができる。
【0022】パッド7とパッド受け6との間に挟持され
ずにはみ出したまつげの先端は、さらに図7に示す操作
で処理される。すなわち、操作つまみ5を図6の状態か
らさらに上方へスライドさせて図7のように、その上方
の先端部5bがハウジング1の段差部の最上端1bに当
接するまで押し上げる。この状態が第2段階である。パ
ッド保持部材7aはその先端のパッド7がすでにパッド
受け6に当接しているので、これ以上の上昇移動は不能
であり、第2のスプリング10の荷重設定により、この
段階で第2のスプリング10が引き伸ばされて第2のス
プリング10の付勢力に抗して補助パッド8が上昇移動
する。そして、補助パッド8先端の側面がパッド受け6
の三角形の頂点6dに当接し、この部分ではみだしたま
つげを成形する。なお、パッド受け6の頂点6dには適
度のアールを設けてある。
【0023】このように、本発明のまつげ整形器によれ
ば、2段階にまつげを成形するので、第1段階ではみ出
した分のまつげも格好よく成形することができる。ま
た、パッド保持部材7a、補助パッド8には図のように
僅かに曲率を持たせてあるのでカール作業がやりやす
く、さらに、2段階にわたる各部材の移動動作は、ほぼ
直線的であるので、器具の動作機構が複雑化することが
ない。
【0024】成形終了後は、操作つまみ5を最下端まで
引き戻す。第1のスプリング9及び第2のスプリング1
0の付勢力によって容易に引き戻すことができる。
【0025】次に、本発明のまつげ成形器の、別の実施
例を説明する。図8から図10にその動作を前記実施例
同様、3段階に分けた断面図で示した。本実施例は、前
述の実施例における操作ツマミを操作レバーに変え、こ
の操作レバーによって成形器を操作するようにしたもの
である。従って、前記実施例と同様の部分は同様の符号
を付して説明する。
【0026】図8はこれから使用しようとする通常状態
を示す。51は操作レバーであり、ハウジング1内にお
いて支点51cを軸支されるとともに、操作部51bを
ハウジング外へ露出させ、該部分を回動操作することで
まつげ成形を行うようになっている。操作レバー51の
他端はリンク部51aとして連結部材11の一端11a
に係合し、操作レバー51の回動動作に伴い、連結部材
11がリンクして上下動動作する構造である。
【0027】パッド受け6、パッド受け保持部材6a、
パッド7、パッド保持部材7a、補助パッド8、第1の
スプリング9、第2のスプリング10の構造、配置につ
いては前記実施例同様である。そして連結部材11につ
いても、その一端11bに操作レバー51のリンク部5
1aが係合していること以外の構造、配置について前記
実施例と同様である。
【0028】図8のこれから使用しようとする待機状態
では、操作レバー51は矢印A方向へ回動しきった位置
にある。このような状態から、図9のように操作レバー
51を操作し矢印B方向へ回動させる。操作レバー51
の回動に伴い、連結部材11が上昇移動し、その端部1
1bに固定されている補助パッド8を上昇移動させ、第
1のスプリング9が伸張し、第2のスプリング10は伸
張せず、従って伸張しない第2のスプリング10を介し
てパッド保持部材7aを第1のスプリング9の付勢力に
抗して上昇させる。パッド7がパッド受け6に当接し、
第1の段階の成形が行われる。
【0029】パッド7とパッド受け6との間に挟持され
ずにはみ出したまつげの先端は、さらに図10に示す操
作で処理される。すなわち、操作レバー51を図9の状
態からさらに矢印B方向へ回動させて図10の位置まで
移動させる。この状態が第2段階である。第2のスプリ
ング10の荷重設定により、この段階で第2のスプリン
グ10が引き伸ばされて第2のスプリング10の付勢力
に抗して補助パッド8が上昇移動する。そして、補助パ
ッド8先端の側面がパッド受け6の三角形の頂点6dに
当接し、この部分ではみだしたまつげを成形する。
【0030】このように、本発明のまつげ整形器によれ
ば、操作レバー51の2段階の操作によってまつげを成
形するので、格好よく、第1段階ではみ出した分のまつ
げも成形することができる。
【0031】なお、前記の実施例では、パッド7やパッ
ド受け6、あるいは補助パッド8の幅方向の寸法につい
ては説明を省略したが、通常は概ねまつげの横方向の長
さと合わせておき、一回の操作で成形が行えるようにす
るのが望ましいが、場合によっては幅方向の寸法は短く
形成し、2度に分ける等して、まつげを成形するように
してもよい。この場合は外形を、よりコンパクトな器具
とすることができる。
【0032】幅方向の寸法を短くすると、パッド受け6
を支持している左右一対2本のパッド受け保持部材6a
の間隔が必然的に狭くなり、前記した二つの実施例にお
いては、ハウジング1の、操作つまみ5、あるいは操作
レバー51が配置されている側を人体の顔面側、つま
り、まつげ側として用いることは言うまでもないが、図
5などで明らかなように、パッド受け6を支える保持部
材6aは、ハウジング1の前記した顔面側から立ち上が
らせている。従って、まつげ成形時にはパッド受け保持
部材6aのどちらか1本が眼球のすぐ前に立つことにな
って、視界を妨げ作業がやりにくい。場合によっては眼
球に触れることも考えられる。そこで、図11を用い、
このような幅方向の寸法を短く構成した場合に最適な実
施例を説明する。
【0033】12はハウジング、22はキャップで、と
もに前記実施例とほぼ同様なものであるが、図示しない
幅方向の寸法がまぶた全体の幅よりも小さく形成してあ
る点が大きく異なる。つまり、1度の成形ではなく、2
度、3度に分けてまつげを成形したり、あるいはまつげ
の部分的な処理に適したものとしている。52は操作つ
まみで本体52の正面に配置されていて、ハウジング1
内で、図示説明を省略する前記同様な連結部材にリンク
している。62も前記同様のパッド受けであるが、これ
を保持するパッド受け保持部材62aは前記した二つの
実施例と異なり、ハウジング12の裏面側、言い換えれ
ば顔面やまつげと対面する面とは逆の面寄りに配置し立
ち上がらせる。そして最上部で顔面側へ水平に折り曲
げ、その先端間にパッド受け62を跨らせて配置する。
このように形成することによって、使用時に目の前に邪
魔なパッド受け保持部材62aの柱状の物体が視野を妨
げることがなくなる。
【0034】なお、全体を比較的コンパクトにまとめる
関係から、パッド受け保持部材62aはかなり細い柱状
のものとなるので、強度確保のためハウジング12から
立ち上がらせる根元部分62bは図11のようにアール
部を設けておくことが望ましい。このようにすることで
パッド受け62を強くまぶたに押し当ててもパッド受け
保持部材62aが折れたりすることがなくなる。72は
パッド、82は補助パッドであって、これらの構造、動
作は前記二つの実施例と同様である。なお、図11にお
いては、操作部材は操作つまみ52としたが、前記二つ
目の実施例のように操作レバーとしても支障はない。
【0035】また、手で把持する部分であるハウジング
は、本実施例ではすべて長手の筒状のものとしたが、こ
の形状に限定されるものではなく、シェーバーの本体の
ような形状でも、スティック状でも、あるいは鋏のよう
な形にでも、いかようにでも設定することができる。
【0036】また、前記の実施例ではパッド受け部材6
の断面を図5などで示されているような二等辺三角形を
90度回転させたようなものとしたが、この形状はまつ
げを挟む部分が鋭角または板状であればよいので、例え
ば、図5における90度回転させた二等辺三角形の底角
である下端6cは、鋭角状であっても、アールを付した
形状であっても、さらに鋭角状から角をカットした、板
状体の先端のような形状であっても支障はない。そして
パッド7についても、図6に示したような凹部7cを上
端に形成した形状のみでなく、上面が平坦であっても材
質をゴム状のもので形成すればパッド受け6の前記の部
分、下端6cに押圧されて適正にまつげを成形すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明のまつげ成形器によ
れば、パッドとパッド受けとの間に挟み込んだまつげを
両者で成形する第1段階の通常の成形に続いて、はみ出
た毛先を第2段階として操作手段をさらに操作して補助
パッドを押し上げるようにし、補助パッドの面ではみ出
た毛先を直接なで上げる構造としたので、仕上がりも効
率も良好なまつげ成形を行うことができる。なお、前記
の操作は第1段階の操作の延長上でワンタッチで第2段
階も行うこともでき、いわば一挙動で操作することもで
きるものである。また、用途によっては第1段階のみで
操作を終わらせることもできる。
【0038】また、パッドや補助パッドの上下動作は、
単純な,ほぼ直線的な往復運動であるので、その機構も
単純であり、低コストに構成することができる。
【0039】左右一対の支柱状のパッド受け保持部を、
ハウジングの正面側寄りから上方へ立ち上がらせ、上端
の先端間にパッド受けを跨らせて設けるようにすれば、
左右一対の支柱状のパッド受け保持部が眼の左右両端部
間の範囲外にあるようになり、視界を妨げたり、眼球に
触れたりすることがなく、まつげの横方向寸法全体を一
度に成形するように、パッドやパッド受け、さらには補
助パッドの横方向の幅寸法を設定した場合に適したもの
となる効果がある。
【0040】あるいは、左右一対の支柱状のパッド受け
保持部を、ハウジングの裏面側寄りから上方へ立ち上が
らせ、その上端においてハウジング正面側へ向け屈曲さ
せ、その先端間にパッド受けを跨らせて設けるようにす
れば、パッド受け保持部のいずれかが眼の左右両端間に
あっても、眼球のすぐ前ではないので、視界を妨げた
り、眼球に触れたりせず、まつげの成形を部分的な成形
か、2度、3度に分割して成形するために、パッド部
材、パッド受け部材、補助パッド部材のそれぞれの横方
向の寸法をまつげの横方向寸法より小さいものとした場
合に適するものとなる効果がある。
【0041】また、パッド付近を保護するキャップを本
体に着脱可能に設けるようにすれば、黒い化粧液である
マスカラによる使用後の汚れなどの影響を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観の正面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく下面図である。
【図4】本発明の要部の分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を示す通常状態の側面
断面図である。
【図6】同じく操作つまみを第1段階とした状態の側面
断面図である。
【図7】同じく操作つまみを第2段階とした状態の側面
断面図である。
【図8】本発明の別の実施例の動作を示す通常状態の側
面断面図である。
【図9】同じく操作レバーを第1段階とした状態の側面
断面図である。
【図10】同じく操作レバーを第2段階とした状態の側
面断面図である。
【図11】本発明のさらに別の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1、12 ハウジング 2、22 キャップ 5、52 操作つまみ 6 パッド受け 6a、62a パッド受け保持部材 7 パッド 7a パッド保持部材 8 補助パッド 9 第1のスプリング 10 第2のスプリング 11 連結部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 まつげ成形に適した形状の成形型を先端
    に備え移動可能に配置されるパッド部材と、先端に前記
    パッド部材に対向する成形型を備え固定的に配置される
    パッド受け部材と、前記パッド部材を保持する部材面に
    沿い上下方向に摺動操作可能な補助パッド部材と、まつ
    げ成形器本体外形を形成するハウジングと、前記ハウジ
    ング面に配置され前記パッド部材と前記補助パッド部材
    とを操作する操作手段と、よりなり、 前記操作手段により前記補助パッド部材と前記パッド部
    材とを共に上昇させて、前記パッド部材と前記パッド受
    け部材間にてまつげを挟持して第1段階の成形を行った
    後に、更に前記操作手段を操作して前記補助パッド部材
    を単独に上昇させて、パッド部材からはみ出た毛先を補
    助パッド部材により上方向へ押し上げる第2段階の成形
    が行われるようにしたことを特徴とするまつげ成形器。
  2. 【請求項2】 パッド受け部材を保持する左右一対の支
    柱状のパッド受け保持部は、ハウジングの正面側寄りか
    ら上方へ立ち上がらせ、パッド受け部材をその上端部間
    に配置したことを特徴とする請求項1に記載のまつげ成
    形器。
  3. 【請求項3】 パッド受け部材を保持する左右一対の支
    柱状のパッド受け保持部は、ハウジングの裏面側寄りか
    ら上方へ立ち上がらせるとともに立ち上がり部の根元に
    は補強部を形成し、その上端においてハウジング正面側
    へ向け屈曲させ、パッド受け部材はその先端間に配置し
    たことを特徴とする請求項1に記載のまつげ成形器。
  4. 【請求項4】 パッド部材、パッド受け部材、補助パッ
    ド部材のそれぞれの横方向の寸法は、人体のまつげの横
    方向寸法全体を一度に成形するのに充分なものとしたこ
    とを特徴とする請求項1、2、3に記載のまつげ成形
    器。
  5. 【請求項5】 パッド部材、パッド受け部材、補助パッ
    ド部材のそれぞれの横方向の寸法は、人体のまつげの横
    方向寸法より小さいものとし、部分的に成形、あるい
    は、分割して成形するようなものとしたことを特徴とす
    る請求項1、2、3、4に記載のまつげ成形器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101831233B1 (ko) 2017-03-23 2018-02-22 심주엽 속눈썹 연장기

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