JP2002344080A - 多角形半導体リングレーザの作製方法 - Google Patents

多角形半導体リングレーザの作製方法

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JP2002344080A JP2001145107A JP2001145107A JP2002344080A JP 2002344080 A JP2002344080 A JP 2002344080A JP 2001145107 A JP2001145107 A JP 2001145107A JP 2001145107 A JP2001145107 A JP 2001145107A JP 2002344080 A JP2002344080 A JP 2002344080A
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Takahiro Sato
崇広 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便に低電流しきい値で高信頼性の半導体リ
ングレーザを作製する。 【解決手段】 (a)において、n型GaAs基板上
に、n型AlGaAsクラッド層11、活性層領域1
2、AlAs電流狭窄層13と、p型AlGaAsクラ
ッド層14を成長させ、その上に第一のレジスト1を光
導波路の形状にパターニングする。(b)において、p
型AlGaAsクラッド層14を全てドライエッチング
する。この際AlAs電流狭窄層13をエッチングスト
ップ層として利用している。(c)において、多角形半
導体リングレーザのコーナーミラーとなる部分が露出す
るように、第二のレジスト2をパターニングする。
(d)において、第一のレジスト1と第二のレジスト2
とをマスクにして、コーナーミラー部でのみ活性層領域
12とn型AlGaAsクラッド層11が露出させる。
(e)において、AlAs電流狭窄層13を水蒸気中に
て選択的に酸化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、簡便な方法で、低
電流しきい値かつ高信頼性の多角形半導体リングレーザ
を作製する方法、及びその方法で作製した多角形半導体
リングレーザ、及びその多角形半導体リングレーザを利
用したリングレーザジャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】図6には、U.S.P4851368に
記載されている従来の半導体リングレーザの例を示す。
この半導体リングレーザは、光導波路部32、34、3
6及びコーナーミラー部40、42、44とにおいて活
性層下のクラッド層までが露出するように、エッチング
が行われている。これにより電流パスが制限され、半導
体リングレーザ光導波路部の活性層にのみ効率良く電流
注入できる。さらにコーナーミラー部では反射面が大き
くなり、パワー反射率を最大限に取ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では光導波路部の全ての領域で活性層が露出している
ために、レーザを駆動するとDLD(Dark Lin
e Defect)が成長するために、素子の寿命が短
い。
【0004】また、リッジ導波路により電流狭窄構造が
設けられているが、充分に低いしきい値電流が得られな
い。
【0005】そこで本発明は、簡便に、低電流しきい値
かつ高信頼性の多角形半導体リングレーザを作製する方
法、及びその方法で作製した多角形半導体リングレー
ザ、及びその多角形半導体リングレーザを利用したリン
グレーザジャイロを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の多角形半導体リングレーザの作製方法は、
半導体基板上に少なくとも順にn型クラッド、活性層領
域、選択的に酸化できる層、p型クラッドからなる半導
体レーザの機能層が成長されているものに、第一のレジ
ストを多角形光導波路の形にパターニングする工程と、
前記第一のレジストをマスクにし、選択的に酸化できる
層をエッチングストップ層にしてp型クラッドをドライ
エッチングする工程と、前記多角形光導波路のうち反射
ミラーとなる面のみが露出するような形状に第二のレジ
ストをパターニングする工程と、前記第二のレジストを
マスクにして、半導体基板にドライエッチングを追加し
反射ミラーを形成する工程と、前記選択的に酸化できる
層を酸化して電流狭窄層を形成する工程とからなる。
【0007】すなわち、本発明においては、電流狭窄層
となる選択的に酸化できる層をエッチングストップ層と
して利用し、エッチングを活性層に達しない位置で停止
することができるので、活性層にダメージが導入される
心配もない。さらに電流狭窄層があるために活性層の狭
い領域に効率よく電流注入でき、低しきい値の半導体リ
ングレーザを得ることができる。この方法により作製さ
れた半導体リングレーザでは光導波路部では活性層が露
出しておらず、コーナーミラー部でのみ活性層が露出す
る構造になっている。半導体リングレーザの作製におい
ては、光導波路の側壁部では素子寿命を延ばすために活
性層まで達しない深さにエッチングし、コーナーミラー
部ではパワー反射率を稼ぐために深いエッチングをする
ことが望まれており、上述した半導体リングレーザはこ
の要求を満たすことができる。さらに電流狭窄層がエッ
チングストップ層として機能するために、簡単に正確な
深さのエッチングを行える。さらに電流狭窄層により活
性層の狭い領域に効率よく電流注入でき、低しきい値の
半導体リングレーザを得ることができる。
【0008】又、本発明の多角形半導体リングレーザの
作製方法は、半導体基板上に少なくとも順にn型クラッ
ド、活性層領域、選択的に酸化できる層、p型クラッド
からなる半導体レーザの機能層が成長されているものに
金属薄膜を成膜する工程と、前記金属薄膜上に第一のレ
ジストを多角形光導波路の形にパターニングする工程
と、前記第一のレジストをマスクにして前記金属薄膜を
ドライエッチングをする工程と、前記第一のレジストを
マスクにし、選択的に酸化できる層をエッチングストッ
プ層にしてp型クラッドをドライエッチングする工程
と、前記多角形光導波路のうち反射ミラーとなる面のみ
が露出するような形状に第二のレジストをパターニング
する工程と、前記第二のレジストをマスクにして、半導
体基板にドライエッチングを追加し反射ミラーを形成す
る工程と、前記選択的に酸化できる層を酸化して電流狭
窄層を形成する工程とからなる。
【0009】これによって半導体基板と金属薄膜との接
触面積を最大限に大きく取れ、金属薄膜を電極として利
用する際にはコンタクト抵抗を低減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】[実施形態1]図1は、本発明の多
角形半導体リングレーザの作製方法について最も良く表
現している第一の実施形態である。流れに沿って本発明
の多角形半導体リングレーザの作製方法について説明す
る。
【0011】図1(a)において、n型GaAs基板上
に、n型AlGaAsクラッド層11を1.5μmと、
活性層領域12にはGaAs/AlGaAs多重量子井
戸と、AlAs電流狭窄層13と、p型AlGaAsク
ラッド層14を1.5μmとを、順次MOCVD装置で
エピタキシャル成長させたものを用意する。その上に第
一のレジスト1を四角形半導体リングレーザの光導波路
の形状にパターニングする。
【0012】次に図1(b)において、第一のレジスト
1をマスクにして、p型AlGaAsクラッド層14を
全てドライエッチングする。ここで p型AlGaAs
クラッド層14のドライエッチングはリアクティブ・イ
オン・ビーム・エッチング装置で行う。エッチング条件
は、マイクロ波パワー:120W、圧力:20mTor
r、ガス流量:12sccm、イオン引き出し電圧:3
00V、基板温度:室温、であり、エッチングガスには
塩素を使用した。圧力を高くすることでAlAsのエッ
チングレートをGaAsに対して小さくすることができ
る。この際AlAs電流狭窄層13をエッチングストッ
プ層として利用しているので、全ての領域で均一にエッ
チングできる。さらに正確なエッチング量制御も必要な
い。
【0013】次に図1(c)において、多角形半導体リ
ングレーザのコーナーミラーとなる部分が露出するよう
に、第二のレジスト2をパターニングする。
【0014】次に図1(d)において、第一のレジスト
1と第二のレジスト2とをマスクにしてドライエッチン
グを追加して、コーナーミラー部でのみ活性層領域12
とn型AlGaAsクラッド層11が露出するようにす
る。ドライエッチングの条件は、マイクロ波パワー:1
20W、圧力:20mTorr、ガス流量:12scc
m、イオン引き出し電圧:300V、基板温度:室温で
あり、エッチングガスには塩素を使用した。この条件に
よればAlAsとGaAsとのエッチングレートをほぼ
同等のものにできる。この際n型AlGaAsクラッド
層11を全てエッチングしなくても良い。この工程によ
りコーナーミラー部での反射率が向上する。
【0015】最後に図1(e)において、電流狭窄構造
を形成するためにAlAs電流狭窄層13を水蒸気中に
て選択的に酸化する。AlAs電流狭窄層13のうち斜
線部分は酸化された部分である。こうして形成された部
分的に酸化されたAlAs電流狭窄層13の選択酸化領
域の面内方向のサイズは酸化を行う時間によって制御で
きる。続いて第一のレジスト1と第二のレジスト2とを
リムーバで剥離して全ての工程が終了する。
【0016】以上の工程により作製された四角形半導体
リングレーザを図2に示す。図2(a)は四角形半導体
リングレーザの上面を示す図であり、同図(b)、
(c)はそれぞれA−A’、B−B’の断面図になって
いる。本発明によれば図2の様なミラー部は深くエッチ
ングされていて、かつ導波路側壁部は活性層領域12ま
でエッチングが到達していない四角形半導体リングレー
ザを、ごく簡単なプロセスで、作製することができる。
ここでコーナーミラー部を深くエッチングすることによ
り、コーナーミラーのパワー反射率を最大限に大きく取
ることができる。また導波路側壁部で活性層領域12ま
でエッチングが到達しないようにすることで、エッチン
グによる結晶欠陥の導入が低減される。それに伴ってC
OD(Catastrophic Optical Da
mage)を低減することができ、素子の信頼性向上に
繋がる。そして電流狭窄層があることで、活性層の狭い
領域に効率よく電流注入でき、低しきい値の半導体リン
グレーザを得ることができる。
【0017】なお第一のレジスト1及び第二のレジスト
2は、ポジ型レジストでもネガ型レジストでも良い。ま
たドライエッチングする深さは、この実施形態に挙げた
ものに限らない。またエッチング装置、エッチング条
件、エッチングガス等に異なるものを使用しても良い。
また第一のレジスト1と第二のレジスト2を剥離するた
めに今回はリムーバを使用したが、酸素プラズマによる
アッシングなどにより剥離しても良い。また今回はGa
As系の多角形半導体リングレーザを取り上げたが、他
材料系の多角形半導体リングレーザの作製にも、この方
法が適用できることは明白である。
【0018】[実施形態2]図3は本発明の多角形半導体
リングレーザの作製方法について良く表現している第二
の実施形態である。流れに沿って本発明の多角形半導体
リングレーザの作製方法について説明する。
【0019】図3(a)においてn型GaAs基板上
に、n型AlGaAsクラッド層11を1.5μmと、
活性層領域12にはGaAs/AlGaAs多重量子井
戸と、AlAs電流狭窄層13と、p型AlGaAsク
ラッド層14を1.5μmとを、順次MBE装置でエピ
タキシャル成長させたものを用意し、その上にTi50
nm、Au50nmとからなる金属薄膜15をスパッタ成膜
する。さらにその上に第一のレジスト1を四角形半導体
リングレーザの光導波路の形状にパターニングする。
【0020】次に図3(b)において、第一のレジスト
1をマスクにして、金属薄膜15と、p型AlGaAs
クラッド層14とを全てドライエッチングする。金属薄
膜15のドライエッチングはリアクティブ・イオン・エ
ッチング装置で行い、AuのエッチングにはArガス、
20sccm、0.5Pa、300Wの条件を、Tiの
エッチングにはCF4ガス、50sccm,2Pa、3
00Wの条件を使用した。ここで p型AlGaAsク
ラッド層14のドライエッチングはリアクティブ・イオ
ン・ビーム・エッチング装置で行う。エッチング条件
は、マイクロ波パワー:120W、圧力:20mTor
r、ガス流量:12sccm、イオン引き出し電圧:3
00V、基板温度:室温であり、エッチングガスには塩
素を使用した。圧力を高くすることでAlAsのエッチ
ングレートをGaAsに対して小さくすることができ
る。この際AlAs電流狭窄層13をエッチングストッ
プ層として利用しているので、全ての領域で均一にエッ
チングできる。さらに正確なエッチング量制御も必要な
い。
【0021】次に図3(c)において、多角形半導体リ
ングレーザのコーナーミラーとなる部分が露出するよう
に、第二のレジスト2をパターニングする。
【0022】次に図3(d)において、第一のレジスト
1と第二のレジスト2とをマスクにしてドライエッチン
グを追加して、コーナーミラー部でのみ活性層領域12
とn型AlGaAsクラッド層11が露出するようにす
る。ドライエッチングの条件は、マイクロ波パワー:1
20W、圧力:20mTorr、ガス流量:12scc
m、イオン引き出し電圧:300V、基板温度:室温で
あり、エッチングガスには塩素を使用した。この条件に
よればAlAsとGaAsとのエッチングレートをほぼ
同等のものにできる。この際n型AlGaAsクラッド
層11を全てエッチングしなくても良い。この工程によ
りコーナーミラー部での反射率が向上する。
【0023】最後に図3(e)において、電流狭窄構造
を形成するためにAlAs電流狭窄層13を水蒸気中に
て選択的に酸化する。斜線部分がが酸化された部分であ
る。こうして形成された部分的にに酸化されたAlAs
電流狭窄層13の選択酸化領域の面内方向のサイズは酸
化を行う時間によって制御できる。続いて第一のレジス
ト1と第二のレジスト2とをリムーバで剥離して全ての
工程が終了する。
【0024】以上の工程により作製された四角形半導体
リングレーザを図4に示す。図4(a)は四角形半導体
リングレーザの上面を示す図であり、同図(b)、
(c)はそれぞれA−A’、B−B’の断面図になって
いる。本発明によれば図2の様なミラー部は深くエッチ
ングされていて、かつ導波路側壁部は活性層領域12ま
でエッチングが到達していない四角形半導体リングレー
ザを、ごく簡単なプロセスで、作製することができる。
ここでコーナーミラー部を深くエッチングすることによ
り、コーナーミラーのパワー反射率を最大限に大きく取
ることができる。また導波路側壁部で活性層領域12ま
でエッチングが到達しないようにすることで、エッチン
グによる結晶欠陥の導入が低減される。それに伴ってC
OD(Catastrophic Optical Da
mage)を低減することができ、素子の信頼性向上に
繋がる。そして電流狭窄層があることで、活性層の狭い
領域に効率よく電流注入でき、低しきい値の半導体リン
グレーザを得ることができる。また四角形半導体リング
レーザの光導波路の上面の全面に金属薄膜15が着くこ
とになり、金属薄膜15を電流注入のための電極として
利用する際にはコンタクト抵抗を低減することができ
る。
【0025】なお第一のレジスト1及び第二のレジスト
2は、ポジ型レジストでもネガ型レジストでも良い。ま
たドライエッチングする深さは、この実施形態に挙げた
ものに限らない。またエッチング装置、エッチング条
件、エッチングガス等に異なるものを使用しても良い。
また第一のレジスト1と第二のレジスト2を剥離するた
めに今回はリムーバを使用したが、酸素プラズマによる
アッシングなどにより剥離しても良い。また今回はGa
As系の多角形半導体リングレーザを取り上げたが、他
材料系の多角形半導体リングレーザの作製にも、この方
法が適用できることは明白である。
【0026】[実施形態3]図5は本発明の多角形半導体
リングレーザジャイロについて良く表現している第三の
実施形態である。本実施形態では三角形半導体リングレ
ーザジャイロについて取り上げているので、これについ
て説明する。
【0027】図5(a)は四角形半導体リングレーザジ
ャイロを上部から見た図であり、同図(b)は同図
(a)におけるA−A’の断面図である。この三角形半
導体リングレーザジャイロは本発明の多角形半導体リン
グレーザの作製方法によって作製したものであって、レ
ーザ機能層となるn型AlGaAsクラッド層11と、
GaAs/AlGaAsの多重量子井戸からなる活性層
領域12と、電流狭窄層13と、p型AlGaAsクラ
ッド層14とがGaAs基板上に積層した形になってお
り、光導波路上部にアノードとなる金属薄膜15及びG
aAs基板の裏面にはカソード電極が成膜されている。
なおGaAs基板、カソード電極については図示してい
ない。
【0028】図示した三角形半導体リングレーザジャイ
ロを定電流駆動した時、リング共振器内では、時計回り
のレーザ光と反時計回りのレーザ光とが共存している。
この三角形半導体リングレーザジャイロに回転運動を加
えると、時計回りのレーザ光と反時計回りのレーザ光と
の発振周波数に差が発生し、時計回りのレーザ光と反時
計回りのレーザ光とが干渉してビートが生じる。このビ
ートは素子駆動電圧の周波数変化として検知でき、回転
運動の角周波数を知ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、光導波路
の側壁部では素子寿命を延ばすために活性層まで達しな
い深さにエッチングし、コーナーミラー部ではパワー反
射率を稼ぐために深いエッチングをすることができる。
さらに、電流狭窄層がエッチングストップ層として機能
するために、簡単に正確な深さのエッチングを行える。
さらに、電流狭窄層により活性層の狭い領域に効率よく
電流注入でき、低しきい値の半導体リングレーザを得る
ことができる。
【0030】又、半導体基板上に少なくとも順にn型ク
ラッド、活性層領域、選択的に酸化できる層、p型クラ
ッドからなる半導体レーザの機能層が成長されているも
のに金属薄膜を成膜するため、半導体基板と金属薄膜と
の接触面積を最大限に大きく取れ、金属薄膜を電極とし
て利用する際にはコンタクト抵抗を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の多角形半導体リング
レーザの作製方法を示す図
【図2】本発明の第一の実施形態で作製された多角形半
導体リングレーザを示す図
【図3】本発明の第二の実施形態の多角形半導体リング
レーザの作製方法を示す図
【図4】本発明の第二の実施形態で作製された多角形半
導体リングレーザを示す図
【図5】本発明の第三の実施形態の多角形半導体リング
レーザジャイロを示す図
【図6】従来の半導体リングレーザの例を示す図
【符号の説明】
1 n型GaAs半導体基板 2 n型GaAsバッファ層 3 n型AlGaAsクラッド層 4 アンドープAlGaAs活性層 5 p型AlGaAsクラッド層 6 p型GaAsキャップ層 7 SiO2絶縁膜 8 p側電極 30 レーザ 32,34,36 導波路 38 基板 40,42,44 ミラー部 104 p−GaAs

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に少なくとも順にn型クラ
    ッド、活性層領域、選択的に酸化できる層、p型クラッ
    ドからなる半導体レーザの機能層が成長されているもの
    に第一のレジストを多角形光導波路の形にパターニング
    する工程と、 前記第一のレジストをマスクにし、選択的に酸化できる
    層をエッチングストップ層にしてp型クラッドをドライ
    エッチングする工程と、 前記多角形光導波路のうち反射ミラーとなる面のみが露
    出するような形状に第二のレジストをパターニングする
    工程と、 前記第二のレジストをマスクにして、半導体基板にドラ
    イエッチングを追加し反射ミラーを形成する工程と、 前記選択的に酸化できる層を酸化して電流狭窄層を形成
    する工程とからなることを特徴とする多角形半導体リン
    グレーザの作製方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に少なくとも順にn型クラ
    ッド、活性層領域、選択的に酸化できる層、p型クラッ
    ドからなる半導体レーザの機能層が成長されているもの
    に金属薄膜を成膜する工程と、 前記金属薄膜上に第一のレジストを多角形光導波路の形
    にパターニングする工程と、 前記第一のレジストをマスクにして前記金属薄膜をドラ
    イエッチングする工程と、 前記第一のレジストをマスクにし、選択的に酸化できる
    層をエッチングストップ層にしてp型クラッドをドライ
    エッチングする工程と、 前記多角形光導波路のうち反射ミラーとなる面のみが露
    出するような形状に第二のレジストをパターニングする
    工程と、 前記第二のレジストをマスクにして、半導体基板にドラ
    イエッチングを追加し反射ミラーを形成する工程と、 前記選択的に酸化できる層を酸化して電流狭窄層を形成
    する工程とからなることを特徴とする多角形半導体リン
    グレーザの作製方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれか一つに記載さ
    れた選択的に酸化できる層がアルミニウムを含有した化
    合物半導体であることを特徴とする多角形半導体リング
    レーザの作製方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一つに記載さ
    れた多角形半導体リングレーザの作製方法により作製し
    たことを特徴とする多角形半導体リングレーザ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の多角形半導体リングレー
    ザを使用することを特徴とする多角形半導体リングレー
    ザジャイロ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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