JP2002342240A - 電子メールシステム、リレーメール送信方法及びプログラム - Google Patents

電子メールシステム、リレーメール送信方法及びプログラム

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JP2002342240A
JP2002342240A JP2001148059A JP2001148059A JP2002342240A JP 2002342240 A JP2002342240 A JP 2002342240A JP 2001148059 A JP2001148059 A JP 2001148059A JP 2001148059 A JP2001148059 A JP 2001148059A JP 2002342240 A JP2002342240 A JP 2002342240A
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mail
relay
terminal
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transmission
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JP2001148059A
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English (en)
Inventor
Yuji Ishii
勇次 石井
Motomu Watanabe
求 渡辺
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リレーメールで、メッセージを発信する側だけ
でなく、メッセージを受信して伝達する側の意思も反映
できるシステムを構築する。 【解決手段】メール本文に対し、中継総数を指定するリ
レー人数情報、自端末機の識別情報を一部とした送信履
歴情報、及び直接の送信先を付加したリレーメールの受
信に際して(ステップA01)、そのうちの上記送信履歴
情報に含まれる端末機の識別情報の総数が上記リレー人
数情報で指定された中継総数より低いことを確認した上
で(ステップA05)、自端末機の識別情報を上記送信履
歴情報に追加設定し(ステップA10)、次の送信先を指
定して(ステップA08)、上記リレーメールを送信する
(ステップA11)、各工程を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末機間で
メッセージを共有する電子メールシステム、そのシステ
ムで実行されるリレーメール送信方法及びプログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、パーソナルコンピュータのみなら
ず、PDA(Personal Digital As
sistants:個人向け携帯情報機器)や携帯電話
機を用いた電子メールシステムが広く一般に普及してい
る。
【0003】この種の電子メールシステムで、複数の送
信先に同一のメッセージを送信する一方法として、リレ
ーメールと称されるものがある。このリレーメールは、
最初にメッセージを発信する者(以下「発信者」と称す
る)が、人数を設定した後に、その人数分の送信先をす
べて指定してから発信することで、メッセージを指定さ
れた送信先に順次自動的にリレーして送信させていく、
というもので、電子的な「回覧板」を実現するものとな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たリレーメールは、発信者が「回覧先」及び「回覧順
序」を一律に設定してしまうこととなるので、発信者の
意思のみが尊重され、そのメッセージを受ける側はただ
単に決められた内容に従ってメッセージを伝達するのみ
となってしまい、メッセージの伝達するシステムとして
は非常に柔軟性に乏しいという不具合があった。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、メッセージを受信
して伝達する側の意思を反映することが可能な電子メー
ルシステム、そのシステムで実行されるリレーメール送
信方法及びプログラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の端末機間で電子メールを共有する電子メールシス
テムであって、メール本文に対し、中継総数を指定する
リレー人数情報、自端末機の識別情報を一部とした送信
履歴情報、及び直接の送信先を付加したリレーメールを
発信する発信端末機と、上記リレーメールの受信に際し
て、そのうちの上記送信履歴情報に含まれる端末機の識
別情報の総数が上記リレー人数情報で指定された中継総
数より少ないことを確認した上で、自端末機の識別情報
を上記送信履歴情報に追加設定し、次の送信先を指定し
て上記リレーメールを送信する中継端末機とを有したこ
とを特徴とする。
【0007】このようなシステム構成とすれば、メッセ
ージを受信した側で次の送信先を設定することができる
ため、メッセージを受信して伝達する側の意思を充分反
映することが可能で、且つメッセージを発信する側にと
っても、中継総数を指定することでむやみに送信先が拡
大してしまうのを規制しながら、予想できない相手にメ
ッセージが送信される可能性があるために意外性が高
く、メッセージの発信しがいがあるものとすることがで
きる。
【0008】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記中継端末機は、受信したリレーメ
ール中の送信履歴情報に記載されている端末機の識別情
報と次の送信先の識別情報とを比較して重複をチェック
し、次の送信先の指定と重複するのを防止することを特
徴とする。
【0009】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、同一のメッセージが
重複して送信されてしまうのを防止し、メッセージを発
信した側の指定通り、所定の中継総数の送信先に確実に
メッセージを伝達することができる。
【0010】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記中継端末機は、受信したリレーメ
ール中の送信履歴情報に含まれる端末機の識別情報の総
数が上記リレー人数情報で指定された中継総数に達した
と判断した場合に、上記送信履歴情報中の発信端末機の
識別情報を次の送信先として指定してリレーメールを送
信することを特徴とする。
【0011】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、最終的にメッセージ
を発信した側にリレーメールが回収されるように自動設
定できるため、メッセージを発信した側でリレー送信さ
れた結果を確実に認識することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記発信端末機は、過去に発信したリ
レーメールの送信履歴情報を回収して記憶する記憶手段
を備え、新たに発信するリレーメールの直接の送信先が
含まれている送信履歴情報があるか否かを上記記憶手段
を検索して調べ、ある場合にはその送信履歴情報に従っ
て新たに発信するリレーメールの中継経路を自動設定す
ることを特徴とする。
【0013】このようなシステム構成とすれば、上記請
求項1記載の発明の作用に加えて、過去の送信履歴情報
を用いて新たなメッセージの送信に活かすことができ
る。
【0014】請求項5記載の発明は、メール本文に対
し、中継総数を指定するリレー人数情報、自端末機の識
別情報を一部とした送信履歴情報、及び直接の送信先が
付加されたリレーメールの受信に際して、そのうちの上
記送信履歴情報に含まれる端末機の識別情報の総数が上
記リレー人数情報で指定された中継総数より少ないこと
を確認する確認ステップと、この確認ステップで確認を
得た上で、自端末機の識別情報を上記送信履歴情報に追
加設定し、次の送信先を指定して上記リレーメールを送
信する送信ステップとを有したことを特徴とする。
【0015】このような方法とすれば、メッセージを受
信した側で次の送信先を設定することができるため、メ
ッセージを受信して伝達する側の意思を充分反映するこ
とが可能で、且つメッセージを発信する側にとっても、
中継総数を指定することでむやみに送信先が拡大してし
まうのを規制しながら、予想できない相手にメッセージ
が送信される可能性があるために意外性が高く、メッセ
ージの発信しがいがあるものとすることができる。
【0016】請求項6記載の発明は、メール本文に対
し、中継総数を指定するリレー人数情報、自端末機の識
別情報を一部とした送信履歴情報、及び直接の送信先を
付加したリレーメールの受信に際して、そのうちの上記
送信履歴情報に含まれる端末機の識別情報の総数が上記
リレー人数情報で指定された中継総数より少ないことを
確認する確認工程と、この確認工程で確認を得た上で、
自端末機の識別情報を上記送信履歴情報に追加設定し、
次の送信先を指定して上記リレーメールを送信する送信
工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】このようなプログラム内容とすれば、メッ
セージを受信した側で次の送信先を設定することができ
るため、メッセージを受信して伝達する側の意思を充分
反映することが可能で、且つメッセージを発信する側に
とっても、中継総数を指定することでむやみに送信先が
拡大してしまうのを規制しながら、予想できない相手に
メッセージが送信される可能性があるために意外性が高
く、メッセージの発信しがいがあるものとすることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明を電子メールシステム
に適用した場合の実施の一形態について図面を参照して
説明する。
【0019】図1はそのシステム全体の概略構成を例示
するもので、11は公衆回線網(PSTN、ISDN、
各種無線通信網等)及びインターネットを含むネットワ
ークである。
【0020】このネットワーク11に対し、電子メール
サーバを備えたプロバイダ(図示せず)を介してパーソ
ナルコンピュータ(PC)や携帯電話機等のメール端末
機12,12,…が接続される。
【0021】これらメール端末機12,12,…のう
ち、携帯されての使用が前提となる携帯電話機等にあっ
ては、その無線通信網を構成する基地局(BS)11
a,11a,…で最寄のものと無線接続されることとな
る。
【0022】しかして、これらメール端末機12,1
2,…はいずれも、後述する電子メールソフトを事前に
インストールしておくことにより、リレーメールの発
信、受信を行なうことが可能であるものとする。
【0023】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0024】図2は、メール端末機12,12,…間で
送受されるリレーメールの基本データ構造を示すもので
ある。
【0025】同図に示すようにリレーメールにおいて
は、電子メールのメッセージを構成するメール本文M1
に加えて、リレー人数情報M2と、送信履歴情報M3と
からなるメールデータMDを使用し、このメールデータ
MDを通常の送信先(宛先):「To」、件名:「Su
bject」、及び送信元:「From」等の各情報に
付加して送信する。
【0026】上記リレー人数情報M2は、発信者を含ん
でそのリレーメールを回覧する総人数を表すもので、発
信者自身により指定される。
【0027】上記送信履歴情報M3は、同じく発信者を
含んでそのリレーメールを送信した端末機の識別情報の
履歴からなるもので、上記メール端末機12,12,…
を経て伝達される毎にその内容が追加設定される。
【0028】次いで、上記のようなリレーメールを受信
し、次の送信先を指定して送信する中継者としてのメー
ル端末機12における動作の処理内容について図3によ
り説明する。
【0029】図3においては、電子メールの受信がある
のを電源投入中、常時待機しており(ステップA0
1)、電子メールを受信したと判断した時点で、次にメ
ール本文以下の内容を解析した上で、メール本文のメッ
セージを表示させる(ステップA02)。
【0030】こうしてメッセージを表示した状態におい
て、受信した電子メールがリレーメールであるか否か
を、具体的にはメール本文以下に上記図2で示したリレ
ー人数情報M2、送信履歴情報M3が付加されたメール
データMDの構造をとっているか否かにより判断する
(ステップA03)。
【0031】ここで、受信した電子メールが上記図2で
説明したようなメールデータMDのデータ構造をとって
おらず、結果としてリレーメールではなく通常の電子メ
ールであると判断した場合には、通常の電子メールの受
信に際しての処理を実行した上で(ステップA04)、
再び次の電子メールの受信に備えて上記ステップA01
からの処理に戻る。
【0032】また、上記ステップA03で受信した電子
メールが上記図2で説明したメールデータMDのデータ
構造をとっており、リレーメールであると判断した場合
には、次にそのリレー人数情報M2で指定されている人
数と送信履歴情報M3を構成している各端末機の識別情
報の履歴の数とを比較し、リレー人数情報M2で指定さ
れている人数に対して各端末機の識別情報の履歴の数が
1だけ少ないか否か、すなわち、この電子メールを受信
したメール端末機12が指定されたリレー人数の最後に
あたるものであるか否かにより、リレー人数に達したか
否かを判断する(ステップA05)。
【0033】ここで、リレー人数に達したと判断した場
合には、このリレーメールを発信者に送信して回収させ
るべく、送信履歴情報M3の先頭に位置しているこのリ
レーメールの発信者の識別情報、具体的にはメールアド
レスを次の送信先として自動設定した上で(ステップA
06)、自機のメールアドレスを送信履歴情報M3の末
尾に追加して設定する(ステップA07)。
【0034】そして、上記ステップA06で自動設定し
た送信先を用いてこのリレーメールを発信者に回収させ
るべく同メールの送信処理を実行し(ステップA1
1)、以上で一連の処理を終了して、再び上記ステップ
A01に戻り、次の電子メールの受信に備える。
【0035】また、上記ステップA05でまだリレー人
数に達していないと判断した場合には、あらためてこの
リレーメールの次の送信先を指定するメールアドレスの
入力を促して、このメール端末機12のユーザが指定す
る任意の送信先を受付ける(ステップA08)。
【0036】送信先の指定がなされると、次にその送信
先が送信履歴情報M3内にあるか否かによりこれから送
信しようとしている先のメール端末機12がすでに同一
のリレーメールを受け取っているか否かを判断する(ス
テップA09)。
【0037】ここで、送信履歴情報M3内に同一のメー
ルアドレスがあると判断した場合には、同一のリレーメ
ールが重複して送信されてしまい、結果としてこのリレ
ーメールを発信者の指定したリレー人数に伝達すること
ができなくなるのを防止するべく、再び上記ステップA
08に戻って新たな送信先の指定を受付ける。
【0038】また、ステップA09で送信履歴情報M3
内に同一のメールアドレスがないと判断すると、あらた
めて自機のメールアドレスを送信履歴情報M3の末尾に
追加して設定する(ステップA10)。
【0039】そして、上記ステップA08でこのメール
端末機12のユーザが任意に指定した送信先を用いてこ
のリレーメールを続行させるべくステップA11に進
み、同メールの送信処理を実行して、以上で一連の処理
を終了して、再び上記ステップA01に戻り、次の電子
メールの受信に備える。
【0040】図4は、いずれもメール端末機12として
携帯電話機を用いた人数3人の間でリレーメールを実行
した場合のメールデータMDの遷移状態を例示するもの
である。
【0041】同図で、発信者となるユーザの使用するメ
ール端末機(図では「端末機A」と称する)12から送
信されるリレーメールでは、少なくとも送信先としての
メール端末機(図では「端末機B」と称する)12のメ
ールアドレスと件名の他に、メールデータMDにおい
て、図示する如くメール本文M1に加えて、リレー人数
情報M2でそのメール本文のメッセージを共有する人数
が「3人」であることが指定され、併せて送信履歴情報
M3の先頭位置に発信者である端末機Aのメールアドレ
スが付加される。
【0042】これを中継する2機目のメール端末機
(B)12で、任意に送信先としてメール端末機(図で
は「端末機C」と称する)12のメールアドレスを指定
し、中継のための送信を行なった場合、そのメールデー
タMDの送信履歴情報M3においては、発信者である端
末機Aのメールアドレスに加えてこの端末機Bのメール
アドレスが自動的に追加設定されることとなる。
【0043】その後、3機目のメール端末機(C)12
では、発信者が指定したリレー人数が「3人」であるた
めにこれが上記ステップA05で判断され、上記ステッ
プA06で送信先に発信者であるメール端末機(A)1
2のメールアドレスが自動的に設定される。
【0044】これと共に、送信するメールデータMDの
送信履歴情報M3においては、発信者である端末機A、
中継者である端末機Bの各メールアドレスに加えて、端
末機Cのメールアドレスが自動的に追加設定されること
となる。
【0045】したがって、このリレーメールを回収した
発信者のメール端末機(A)12では、メールデータM
Dの送信履歴情報M3の内容を確認することで、自機の
端末機Aのメールアドレスの他に端末機B,Cの各メー
ルアドレスにより、このリレーメールが中継された経路
を正確に把握することができることとなる。
【0046】以上のように、電子メールのメッセージを
受信した側で次の送信先を任意に設定してリレーメール
を継続させることができるため、該メッセージを受信し
て伝達する側の意思をも充分反映することが可能とな
る。
【0047】また、これに対してリレーメールの発信者
にとっても、自らリレー人数情報M2でリレーするメー
ル端末機の総数を指定することにより、むやみに送信先
が拡大してしまうのを規制しながら、予想できない相手
にメッセージが送信される可能性があるために、意外性
が高く、メッセージの発信しがいがあるものとすること
ができる。
【0048】なお、上記実施の形態では、リレーメール
を受信した中継側となるメール端末機12において、受
信したメールデータMD中の送信履歴情報M3に記載さ
れている各メール端末機12の識別情報、具体的にはメ
ールアドレスに基づき、図3のステップA08,A09
で示した如く、次の送信先の指定と重複するのを防止す
るようにした。
【0049】これにより、同一のメッセージが重複して
送信されてしまうのを防止し、メッセージを発信した側
の指定通り、所定の中継総数の送信先に確実にメッセー
ジを伝達することができるようになる。
【0050】また、リレーメールで指定した人数に対
し、メールデータMDの送信履歴情報M3に含まれてい
る端末機の識別情報、具体的にはメールアドレスの総数
が1低いと判断した場合、すなわち、そのリレーメール
を受取った端末機を合わせると指定した人数に達したと
判断した時点で、送信履歴情報M3の先頭に位置してい
るこのメールの発信者のメールアドレスを自動的に次の
送信先として指定してリレーメールを送信することによ
り、リレーメールを受けた側の端末機に負担をかけるこ
となく、発信者の側でそのリレーメールを回収できるた
め、メッセージを発信した側でリレー送信された相手や
全体に要した時間等、リレーメールの結果を確実に認識
することができる。
【0051】なお、このように過去にリレーメールで得
た結果を利用して、新たなリレーメールの発信に役立て
るようにしてもよい。この場合、端末機のメモリには、
過去にリレーメールを発信し、回収した後に得られるメ
ールデータMDの少なくとも送信履歴情報M3をすべ
て、あるいは所定数分だけ記憶されているものとする。
【0052】図5はこのようなリレーメールを発信する
側の端末メール端末機12で実施する他の処理内容を示
すものである。
【0053】その当初、リレーメールの発信に際して
は、まずそのメールのメッセージを共有する総人数を指
定し(ステップB01)、次いで件名と合わせてメール
本文を構成するメッセージを入力する(ステップB0
2)。
【0054】メッセージの入力を終え、最初に送信すべ
き相手を指定すると(ステップB03)、その指定した
送信先に基づいて過去に回収したすべてのメールデータ
MDの送信履歴情報M3を参照し、同じ送信先を指定し
てのリレーメールを発信したことがあるか否かを判断す
る(ステップB04)。
【0055】ここで、あると判断した場合には、あえて
上記図3で説明したような、各送信先に次の送信先を指
定してもらうようなリレーメールの形式ではなく、はじ
めからメッセージを共有するすべての送信先を予め設定
してしまうものとして、その送信先が一致する過去の送
信履歴情報M3を読出し、その送信履歴情報M3に従っ
てリレーメールが順次中継されていくようなリレーメー
ルの設定を自動的に行なった上で(ステップB05)、
そのリレーメールを最初の送信先に送信し(ステップB
07)、以上で発信者としての発信処理を終了する。
【0056】また、上記ステップB04で、同じ送信先
を指定してのリレーメールを発信したことはないと判断
した場合には、上記図3で説明したような、各送信先に
次の送信先を指定してもらうようなリレーメールの形式
でメッセージを共有するべく、自機のメールアドレスを
メールデータMDの送信履歴情報M3の先頭に位置する
ように格納した上で(ステップB06)、そのリレーメ
ールを指定した送信先に送信し(ステップB07)、以
上で発信者としての発信処理を終了する。
【0057】このように、過去の送信履歴情報を用いて
新たなメッセージのリレーメールの送信に活かすことも
可能となる。
【0058】なお、上記実施の形態では、各メール端末
機12,12,…の識別情報としてメールアドレスを用
いるものとして説明したが、識別情報はこれに限るもの
ではない。
【0059】その他、本発明は上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
【0060】さらに、上記実施の形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、メッセー
ジを受信した側で次の送信先を設定することができるた
め、メッセージを受信して伝達する側の意思を充分反映
することが可能で、且つメッセージを発信する側にとっ
ても、中継総数を指定することでむやみに送信先が拡大
してしまうのを規制しながら、予想できない相手にメッ
セージが送信される可能性があるために意外性が高く、
メッセージの発信しがいがあるものとすることができ
る。
【0062】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、同一のメッセージが重複
して送信されてしまうのを防止し、メッセージを発信し
た側の指定通り、所定の中継総数の送信先に確実にメッ
セージを伝達することができる。
【0063】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、最終的にメッセージを発
信した側にリレーメールが回収されるように自動設定で
きるため、メッセージを発信した側でリレー送信された
結果を確実に認識することができる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、過去の送信履歴情報を用
いて新たなメッセージの送信に活かすことができる。
【0065】請求項5記載の発明によれば、メッセージ
を受信した側で次の送信先を設定することができるた
め、メッセージを受信して伝達する側の意思を充分反映
することが可能で、且つメッセージを発信する側にとっ
ても、中継総数を指定することでむやみに送信先が拡大
してしまうのを規制しながら、予想できない相手にメッ
セージが送信される可能性があるために意外性が高く、
メッセージの発信しがいがあるものとすることができ
る。
【0066】請求項6記載の発明によれば、メッセージ
を受信した側で次の送信先を設定することができるた
め、メッセージを受信して伝達する側の意思を充分反映
することが可能で、且つメッセージを発信する側にとっ
ても、中継総数を指定することでむやみに送信先が拡大
してしまうのを規制しながら、予想できない相手にメッ
セージが送信される可能性があるために意外性が高く、
メッセージの発信しがいがあるものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るシステム全体の概
略構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係るリレーメールの基本データ
構造を示す図。
【図3】同実施の形態に係るリレーメール受信時の処理
内容を示すフローチャート。
【図4】同実施の形態に係るリレーメールの送信段階に
応じたメールデータの更新状態を例示する図。
【図5】同実施の形態に係るリレーメール発信時の他の
処理内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…ネットワーク 11a…基地局(BS) 12…メール端末機 MD…メールデータ M1…メール本文 M2…リレー人数情報 M3…送信履歴情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA16 HA06 JT03 LD09 5K101 KK02 LL12 NN18 PP03 PP10 RR16 RR19 TT06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末機間で電子メールを共有する電
    子メールシステムであって、 メール本文に対し、中継総数を指定するリレー人数情
    報、自端末機の識別情報を一部とした送信履歴情報、及
    び直接の送信先を付加したリレーメールを発信する発信
    端末機と、 上記リレーメールの受信に際して、そのうちの上記送信
    履歴情報に含まれる端末機の識別情報の総数が上記リレ
    ー人数情報で指定された中継総数より少ないことを確認
    した上で、自端末機の識別情報を上記送信履歴情報に追
    加設定し、次の送信先を指定して上記リレーメールを送
    信する中継端末機とを有したことを特徴とする電子メー
    ルシステム。
  2. 【請求項2】上記中継端末機は、受信したリレーメール
    中の送信履歴情報に記載されている端末機の識別情報と
    次の送信先の識別情報とを比較して重複をチェックし、
    次の送信先の指定と重複するのを防止することを特徴と
    する請求項1記載の電子メールシステム。
  3. 【請求項3】上記中継端末機は、受信したリレーメール
    中の送信履歴情報に含まれる端末機の識別情報の総数が
    上記リレー人数情報で指定された中継総数に達したと判
    断した場合に、上記送信履歴情報中の発信端末機の識別
    情報を次の送信先として指定してリレーメールを送信す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子メールシステ
    ム。
  4. 【請求項4】上記発信端末機は、過去に発信したリレー
    メールの送信履歴情報を回収して記憶する記憶手段を備
    え、新たに発信するリレーメールの直接の送信先が含ま
    れている送信履歴情報があるか否かを上記記憶手段を検
    索して調べ、ある場合にはその送信履歴情報に従って新
    たに発信するリレーメールの中継経路を自動設定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子メールシステム。
  5. 【請求項5】メール本文に対し、中継総数を指定するリ
    レー人数情報、自端末機の識別情報を一部とした送信履
    歴情報、及び直接の送信先が付加されたリレーメールの
    受信に際して、そのうちの上記送信履歴情報に含まれる
    端末機の識別情報の総数が上記リレー人数情報で指定さ
    れた中継総数より少ないことを確認する確認ステップ
    と、 この確認ステップで確認を得た上で、自端末機の識別情
    報を上記送信履歴情報に追加設定し、次の送信先を指定
    して上記リレーメールを送信する送信ステップとを有し
    たことを特徴とするリレーメール送信方法。
  6. 【請求項6】メール本文に対し、中継総数を指定するリ
    レー人数情報、自端末機の識別情報を一部とした送信履
    歴情報、及び直接の送信先を付加したリレーメールの受
    信に際して、そのうちの上記送信履歴情報に含まれる端
    末機の識別情報の総数が上記リレー人数情報で指定され
    た中継総数より少ないことを確認する確認工程と、 この確認工程で確認を得た上で、自端末機の識別情報を
    上記送信履歴情報に追加設定し、次の送信先を指定して
    上記リレーメールを送信する送信工程とをコンピュータ
    に実行させることを特徴とするプログラム。
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